JP2002226127A - ダイカット装置及びラベル製造装置 - Google Patents

ダイカット装置及びラベル製造装置

Info

Publication number
JP2002226127A
JP2002226127A JP2001023352A JP2001023352A JP2002226127A JP 2002226127 A JP2002226127 A JP 2002226127A JP 2001023352 A JP2001023352 A JP 2001023352A JP 2001023352 A JP2001023352 A JP 2001023352A JP 2002226127 A JP2002226127 A JP 2002226127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
die
recording medium
cutting
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001023352A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Moritoki
憲一 守時
Naohisa Obata
尚久 小畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Aptex Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Aptex Inc filed Critical Canon Aptex Inc
Priority to JP2001023352A priority Critical patent/JP2002226127A/ja
Publication of JP2002226127A publication Critical patent/JP2002226127A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベルが印刷された記録媒体について、所定
枚数のラベル毎の自動カットを実現する。 【解決手段】 台紙上にラベル印刷用紙が貼り合わされ
ラベル印刷用紙上にラベルの画像が形成された長尺状の
記録媒体106を搬送する記録媒体搬送手段402c,
402d,403e,403fと、記録媒体搬送手段に
より搬送される記録媒体106について、ラベルの画像
の形状に応じたダイカットを行うカッター刃を備えたダ
イカット手段と、ダイカット手段によりダイカットされ
た記録媒体について、台紙及び少なくともラベル画像を
含むラベル印刷用紙の必要部分と、ラベル印刷用紙の不
要部分とに分離する分離手段404と、分離手段で分離
された記録媒体について、台紙とラベル印刷用紙の必要
部分とを識別する識別手段と、識別手段の識別結果に基
づいて、記録媒体の台紙をカットするカット手段408
と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に印刷さ
れたラベルについてのダイカットを行うダイカット装
置、及び、長尺状の記録媒体に連続してラベルを印刷し
て自動的に製造するためのラベル製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ラベル製造装置は、多種のラ
ベルを自動的に製造するために、製造するラベルの形状
等についての各種データを生成するホストコンピュータ
と、ホストコンピュータで生成されたラベルについての
各種データに基づいて、長尺状の連続紙である記録媒体
にラベルを印刷するためのプリンタ(以下、ラベルプリ
ンタという。)と、ラベルの画像が印刷された記録媒体
について、ラミネート加工やラベル毎の型抜き(ダイカ
ット)等の加工を行うためのラミネート・ダイカット装
置(以下、ダイカッターという。)等を備えて構成され
ていた。
【0003】このような構成のラベル製造装置では、同
じ形状のラベルを多数枚製造する場合には、ラベルプリ
ンタによって長尺状の連続紙である記録媒体にラベル印
刷を行い、その後、ダイカッター等でラベル1枚ごとに
型抜きを行った後に、記録媒体をロール状に巻き取って
いた。この後、ロール状に巻かれたラベル付きの記録媒
体は、自動貼付け装置に装着され、様々な製品や外装箱
等に貼付けられることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ラベル
の製造について、多品種、少量生産へと移行しつつある
現在では、1ロール分の記憶媒体に対して多種類のラベ
ルが印刷される場合が多いため、ラベルの貼付に関し
て、自動貼付け装置を用いて貼付ける場合の他にも、例
えばユーザが記憶媒体からラベルを1枚ずつ又は数枚ず
つ手作業でカットして各種ラベル毎に仕分けを行い、様
々な製品や外装箱等に作業者自身の手で貼っていく、と
いった方法でラベル貼付けを行う必要が生じ、このラベ
ルのカットについての作業労力及び作業時間が増大する
問題があった。
【0005】また、ラベルのカットの作業労力等の軽減
のために、ラベル製造装置で製造されたラベルをラベル
毎に自動的にカットする自動カッターの開発もなされて
いたが、ダイカッターによって記録媒体がラベルのある
必要部分(台紙を含む)と不要部分(ラベル印刷用紙の
カス)とに分離されてしまった後では、自動カッターで
カットするための位置を検知することができなくなるた
め、ラベルとカスとを分離しないようにダイカッターの
動作設定を行い、ラベルプリンタで印刷されたラベルに
ついては、カスとなる不要部分が残った状態のまま自動
カッターで切断していた。そのため、様々な製品や外装
箱等に作業者自身の手で貼っていく場合に、記録媒体の
必要部分(ラベル)を剥がす際にカス部分も一緒に剥が
れる等により、台紙からラベルを剥がすことに時間をと
られる場合がしばしば生じた。
【0006】また、従来は、自動カッターについて、ラ
ベル製造装置専用のものがなく、記録媒体に対するカッ
ト間隔等については、自動カッターに備えられた操作入
力部をユーザがその都度オペレーション操作で設定して
いたために、オペレーション操作ミスによりラベルを誤
カットしてしまうケースもしばしば生じた。
【0007】本発明の目的は、ラベルが印刷された記録
媒体について、所定枚数のラベル毎に自動カットを行う
ことが可能なダイカット装置及びラベル製造装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るダイカット
装置の主たる構成は、台紙上にラベル印刷用紙が貼り合
わされラベル印刷用紙上にラベル画像が形成された長尺
状の記録媒体をダイカットするダイカット装置であっ
て、記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、記録媒体
搬送手段により搬送される記録媒体について、ラベル毎
にダイカットするカッター刃を備えたダイカット手段
と、ダイカット手段によりダイカットされた記録媒体に
ついて、台紙及び少なくともラベル画像を含むラベル印
刷用紙の必要部分と、ラベル印刷用紙の不要部分とに分
離する分離手段と、分離手段で分離された記録媒体につ
いて、台紙とラベル印刷用紙の必要部分とを識別する識
別手段と、識別手段の識別結果に基づいて、記録媒体の
台紙をカットするカット手段とを備える。
【0009】また、本発明に係るラベル製造装置の主た
る構成は、ラベルについての印刷データを生成する印刷
データ生成装置と、印刷データ生成装置により生成され
た印刷データに基づいて長尺状の記録媒体にラベルを印
刷するラベルプリンタと、ラベルプリンタによりラベル
が印刷された記録媒体について、ラベル毎にダイカット
を行うダイカット装置と、ダイカット装置によりダイカ
ットされた記録媒体について、所定枚数のラベル毎にカ
ットするラベルカット装置とを備え、ダイカット装置
は、ラベルが印刷された長尺状の記録媒体について、ラ
ベルの形状に応じてダイカットするカッター刃と、ダイ
カットされた記録媒体について、少なくとも前記ラベル
を含む必要部分及び台紙と、ラベルの無い不要部分とに
分離する分離手段と、を備え、ラベルカット装置は、ダ
イカット装置の分離手段の後段に配置される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照しながら詳細に説明する。
【0011】(第1の実施の形態)図1乃至図11を参
照して、本発明を適用したラベル製造装置の第1の実施
の形態について説明する。まず、主に図1を参照して、
本発明を適用したラベル製造装置の概略構成について説
明する。
【0012】実施の形態のラベル製造装置は、ラベルに
ついての印刷データを生成する印刷データ生成装置とし
てのホストコンピュータ101と、ホストコンピュータ
101で作成されたラベルイメージに基づいたラベル印
刷を行うラベルプリンタ102と、ダイカット手段とし
てのダイカッター103を備え、ホストコンピュータ1
01及びラベルプリンタ102間は、ケーブル104に
より接続されており、相互にデータの送受信が可能とな
っている。ラベルプリンタ102及びダイカッター10
3間は、ケーブル105により接続されており、シリア
ル通信によるデータの送受信が可能となっている。
【0013】このラベル製造装置では、ラベルが印刷さ
れる記録媒体106として、長尺で無地の連続紙が用い
られている。具体的には、記録媒体106は、図7に示
すように、台紙107と、台紙107全体に剥離可能に
接着された無地のラベル印刷用紙108を有している。
この記録媒体106は、ロール状に巻かれてラベルプリ
ンタ102内に格納され、ホストコンピュータ101で
生成された印刷データに基づくラベルの画像がラベルプ
リンタ102によってラベル印刷用紙108上に記録
(印刷)され、引き続きダイカッター103によりラベ
ル毎のダイカットが行われることで、台紙107上に型
抜きされたラベルが出来る。
【0014】(ホストコンピュータの構成)以下に、図
2を参照して、ホストコンピュータ101の構成につい
て説明する。
【0015】ホストコンピュータ101は、ユーザが操
作する設定入力手段としてのキーボード201及びマウ
ス202と、製造するラベルの形状、色等のイメージ
(以下、ラベルイメージという)についてのレイアウト
や前記設定入力手段で設定する事項を表示する表示手段
としてのCRT204と、図1のケーブル104を介し
てラベルプリンタ102と各種データの送受信を行う図
示しない送受信部と、設定入力手段からの入力情報に基
づいて各種の情報処理及び各部の制御を行う不図示の制
御部を有している。
【0016】ホストコンピュータ101では、図2に示
すように、CRT204の画面上にラベルイメージにつ
いての後述する種々の設定画面が表示され、各設定画面
に対してユーザがキー入力デバイスであるキーボード2
01やポインティングデバイスであるマウス202を操
作して各種設定を行うことにより、ラベルイメージにつ
いての種々の項目についての設定入力が行われる。
【0017】ホストコンピュータ101の制御部は、キ
ーボード201やマウス202による設定入力手段から
の入力信号に基づいて、ラベルイメージを表示するよう
にCRT204を制御するとともに、ラベルプリンタ1
02が印刷するラベルについての印刷データを作成する
ように情報処理し、作成した印刷データと設定入力手段
で設定された各種の設定情報をラベルプリンタ102に
送信するように送受信部を制御する。また、ホストコン
ピュータ101の制御部は、ラベルプリンタ102から
送信されるデータを送受信部で受信すると、受信データ
に基づいた処理及び各部の制御を行う。
【0018】ホストコンピュータ101の制御部は、印
刷データの生成に先立って、CRT204の画面上に、
図2に示すラベルイメージ表示部203、ラベルサイズ
入力部205、印刷枚数指定部211などの設定画面を
表示するようにCRT204を制御する。
【0019】ここで、キーボード201又はマウス20
2でCRT204に表示されたラベルサイズ入力部20
5にラベルサイズのデータを入力すると、入力されたサ
イズのラベルイメージがCRT204のラベルイメージ
表示部203にフルカラーで表示され、さらに、このラ
ベルイメージ表示部203内に、矩形206、線20
7、文字208、バーコード209、イメージデータ2
10などを指定することにより、ラベルレイアウトを作
成することが出来、それぞれマウス202の操作で、大
きさ、角度、色などを指定できる。また、CRT204
に表示された印刷枚数指定部211に印刷枚数を入力す
ることにより、作成したレイアウトについてのラベルの
印刷枚数が設定される。
【0020】さらに、CRT204には図示しない可変
情報指定部が表示され、作成したラベルレイアウトにつ
いての部分的なデータの変更についての情報をこの可変
情報指定部に入力することで、その変更についての情報
が、印刷データの一部としてホストコンピュータ101
からラベルプリンタ102に送信される。
【0021】さらにまた、CRT204には図示しない
ラベルカット指定部が表示され、ラベルカット指定部で
は、後述するラベルカット装置408を使用してラベル
カットを行うか否か、ラベルカットを行う場合にはラベ
ルの何枚毎にカットするかについてのカット間隔、につ
いての設定を、マウス202の操作で行うようになって
いる。
【0022】ホストコンピュータ101の制御部は、C
RT204のラベルイメージ表示部203に表現される
フルカラーのラベルイメージを、ブラック、シアン、マ
ゼンタ、イエローの各色毎の印刷データに分割し、ラベ
ルプリンタ102に転送する。
【0023】図11には、ラベルの製造にあたって、ホ
ストコンピュータ101、ラベルプリンタ102、ダイ
カッター103間で送受信される各種情報について示し
ている。ホストコンピュータ101でラベルイメージが
作成されると、図11に示すように、CRT204の画
面上で設定したラベルサイズ、ラベルの印刷枚数、ラベ
ルカット装置408の使用の如何、使用する場合のカッ
ト間隔、各印刷データ、等の各種情報が、ホストコンピ
ュータ101からラベルプリンタ102に送信される。
【0024】(ラベルプリンタの構成)次に、主に図3
を参照して、ラベルプリンタ102の構成について説明
する。
【0025】このラベルプリンタ102は、記録媒体1
06を給紙する給紙部301、給紙部301の下流側に
配置され、記録媒体106を搬送する搬送部302、記
録媒体106にラベルを印刷する記録部303を備え
る。また、図示しないが、ラベルプリンタ102は、ホ
ストコンピュータ101やダイカッター103との間で
各種情報の送受信を行うための送受信部、ホストコンピ
ュータ101から受信した印刷データを一時記憶してお
くメモリ、上述した各部を制御する制御手段としてのC
PUを備えている。
【0026】ラベルプリンタ102の記録部303は、
ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色のインク
を吐出する4つのインクジェットヘッドを備えており、
各インクジェットヘッドはインク滴を吐出するためのノ
ズルを記録媒体106の幅全域に記録できるようになっ
ている。そして、記録部303は、搬送されてきた記録
媒体106のラベル印刷用紙108に対して、ホストコ
ンピュータ101より送信された各色毎の印刷データに
基づいてインクを吐出することにより、ラベルをフルカ
ラーで印刷する。ホストコンピュータ101より供給さ
れた印刷データは、記録媒体106に対するラベル印刷
が終わるまでの間、一時的にラベルプリンタ102のメ
モリに記憶される。
【0027】ラベルプリンタ102は、図11に示すよ
うに、ラベルプリンタ102の動作に関する各種のステ
ータス情報や、印刷しているラベルサイズ、ラベル枚数
などの情報を、送受信部を介してダイカッター103に
送信する。
【0028】一方、ダイカッター103から送信された
ダイカッター103のステータス情報を前記送受信部を
介して受信すると、ラベルプリンタ102のCPUは、
ダイカッター103の状態についての判定を行い、判定
結果に基づいて以下のように各部を制御する。すなわ
ち、ダイカッター103が動作中の状態又は動作可能な
状態の場合には、ラベルプリンタ102のCPUは、ラ
ベル印刷が可能であるとして、ホストコンピュータ10
1からの印刷データが前記メモリに記憶されており、か
つ、ラベル印刷可能な他の条件が揃っていることを条件
に、記録媒体106にラベルの印刷を行うように、給紙
部301、搬送部302、記録部303、その他各部を
制御する。
【0029】さらに、ラベルプリンタ102のラベル印
刷中にダイカッター103の動作が停止した場合や動作
可能でなくなった場合には、ラベルプリンタ102のC
PUは、ラベル印刷を一次中断するとともに、ダイカッ
ター103が動作可能状態となることを待ってラベル印
刷を再開するように、上述の各部を制御する。
【0030】上述した記録媒体106は、ロール状に巻
かれてラベルプリンタ102の給紙部301に格納され
る。記録媒体106は、給紙部301によりラベルプリ
ンタ102の本体内に送り込まれ、搬送部302により
搬送されながら、記録部303によって、図9(a)及
び(b)に示すように、ラベル印刷用紙108上にラベ
ル及びマーク605が連続的に記録(印刷)された後、
ラベルプリンタ102の装置外に排出される。
【0031】なお、図9(a)にはラベル印刷前の記録
媒体106の状態を示し、図9(b)にはラベルプリン
タ102により連続的にラベルが印刷された記録媒体1
06の状態を示している。図9(b)から分かるよう
に、この実施の形態では、ラベルプリンタ102によっ
て、マーク605が各ラベル毎に印刷される。このマー
ク605は、後述するダイカッター103におけるダイ
カットのタイミングをとるための検出マークとして使用
される。ものであり、なお、マーク605の形状や位置
等については、この実施の形態ではホストコンピュータ
101より受信した印刷データに基づき、ラベルプリン
タ102側で自動設定されるようになっているが、ホス
トコンピュータ101のCRT204の表示画面及びキ
ーボード201等で設定して、印刷データの一部として
ラベルプリンタ102に送信するようにしても良い。
【0032】そして、ラベル及びマーク605が印刷さ
れた記録媒体106は、図3に示すように、ラベルプリ
ンタ102の排出口側とダイカッター103の搬入口側
との間でたるみが形成されながらダイカッター103の
内部に送られ、それ以降はダイカッター103内で処理
される。
【0033】(ダイカッターの構成)次に、図1及び図
4乃至図7、及び図11を参照して、ダイカッター10
3の構成について説明する。
【0034】ダイカッター103は、ラベルプリンタ1
02によってラベルが印刷された記録媒体106につい
て、ラミネートフィルムを貼り付けるラミネート加工を
施し、ラベル毎にラミネートフィルム及びラベル印刷用
紙108についての型抜き(ダイカット)を行い、さら
に、ダイカット済みの記録媒体106について、必要部
分であるラベル本体側と、不要部分であるラベル印刷用
紙108のカス部分とに分離する装置となっている。
【0035】このダイカッター103は、図4に示すよ
うに、搬送路の上流側にラミネート加工手段としての接
着部402が配置され、接着部402の後段にダイカッ
ト手段としてのダイカット部403が配置され、ダイカ
ット部403の後段に分離手段としての剥離部404が
配置され、剥離部404の後段にラベル巻き取り部40
5及びカス巻き取り部406が配置され、さらに、ラベ
ル巻き取り部405の後段に、詳細を後述するラベルカ
ット装置408が取り付けられた構成となっている。こ
れら各部は、ユーザにより操作されるオペレーションパ
ネル407の設定操作に基づいて、ダイカッター103
内の不図示の制御部の制御により動作するようになって
いる。また、ダイカッター103は、図1のケーブル1
05を介してラベルプリンタ102との間でデータの送
受信を行うための不図示の送受信部を備えている。な
お、ダイカッター103の送受信部は、ホストコンピュ
ータ101からラベルプリンタ102に送信された各種
設定情報についても、ラベルプリンタ102を介して受
信するようになっている。
【0036】ダイカッター103の接着部402は、図
4及び図5に示すように、一対の圧着ローラ402a,
402bを有しており、また、圧着ローラ402aの上
方には、ロール状に巻かれたラミネートフィルム401
が回転可能に取り付けられる。ラミネートフィルム40
1は、記録媒体106と略同一の幅を有している。ダイ
カッター103の接着部402は、ラベルプリンタ10
2でラベル印刷が行われた記録媒体106とラミネート
フィルム401とを圧着ローラ対402a,402bに
通すことで、これら両部材を搬送しながら圧着する。ラ
ミネート加工が施された記録媒体106は、図4に示す
ように、圧着ローラ対402a,402bの後段に配置
された搬送ローラ対402c,402dとの間でたるみ
を形成しながら、ダイカット部403に送られる。
【0037】ダイカッター103のダイカット部403
は、図4及び図6に示すように、カッター刃403dが
取り付けられたダイカットロール403aと、ダイカッ
トロール403aに圧接するアンビルロール403b
と、ラベルプリンタ102で記録媒体106に印刷され
たマーク605を検出してダイカットタイミングを検知
するためのセンサ403cと、記録媒体106を下流側
の剥離部404に搬送する搬送ローラ対403e,40
3f等を備えている。
【0038】ダイカット部403は、カッター刃403
dがダイカットロール403aに対して着脱可能とされ
ており、他の種類のカッター刃に交換することにより、
複数種類のラベルに対応してダイカットできるようにな
っている。また、ダイカット部403では、センサ40
3cの検知信号がダイカッター103の制御部に入力さ
れ、制御部によってダイカットロール403aとアンビ
ルロール403bの回転が以下のように制御される。
【0039】すなわち、ダイカット部403では、記録
媒体106のラベル印刷用紙108上にラベル毎に付加
されたマーク605をセンサ403cで検知すると、制
御部は、センサ403cの検知信号に基づいて、ダイカ
ットロール403aの回転位置を調整しながら、ダイカ
ットロール403a及びアンビルロール403bを回転
駆動する。
【0040】これにより、ダイカット部403では、記
録媒体106がダイカットロール403aとアンビルロ
ール403bとにより挟持搬送されながら、記録媒体1
06上のラミネートフィルム401と、記録媒体106
の台紙107以外のラベル部分がダイカット部403の
カッター刃403dの形状に切断され、図9(b)及び
(c)に示すように、ラベルの型抜き(ダイカット処
理)が行われる。なお、図9(b)にはダイカット前の
記録媒体106の状態を、図9(c)にはダイカット後
の記録媒体106の状態を、それぞれ示している。
【0041】ダイカット部403は、各ラベル毎に印刷
されているマーク605の検知時をダイカットタイミン
グとしており、このマーク605をラベル毎に毎回検知
することにより、ラベルプリンタ102によって印刷さ
れたラベルの位置とダイカット位置とを一定に保ってい
る。
【0042】また、ダイカット部403は、ラベルプリ
ンタ102より送信されたラベルサイズの情報と、各ラ
ベル毎に印刷されているマーク605の検知タイミング
とを比較することにより、記録媒体106の搬送異常を
検知している。
【0043】そして、ダイカット部403の制御部は、
ラベルプリンタ102より送信されたラベルの印刷枚数
の情報と、ダイカットを行う回数とを比較し、ラベルの
印刷枚数分のダイカットを行った時点でダイカットロー
ル403aの回転を止めるように制御することにより、
誤ってダイカットすることを防ぐ。
【0044】ダイカット部403でダイカット処理が行
われた記録媒体106は、搬送ローラ403e,403
fを介して、剥離部404に搬送される。ここでも、図
4に示すように、記録媒体106は、搬送ローラ403
e,403fと剥離部404との間で一定のたるみをも
って搬送される。
【0045】ダイカッター103の剥離部404は、図
4及び図7に示すように、ダイカットされた記録媒体1
06を必要部分(ラベル側)と不要部分(カス側)とに
剥離する剥離ローラ対404a,404bと、剥離ロー
ラ対404a,404bの下流上方側に配置されたカス
巻き取り部406と、剥離ローラ対404a,404b
の下流下方側に配置されたラベル巻き取り部405とを
備えている。
【0046】ダイカット部403でダイカットされたラ
ミネートフィルム401付きの記録媒体106は、剥離
部404の剥離ローラ対404a,404bによって、
必要部分としてのラミネートフィルム401及びラベル
印刷用紙108のラベル部分及び台紙107(以下、台
紙付きラベルという)と、ラミネートフィルム401及
びラベル印刷用紙108のカス部分とに剥離される。こ
こで、ラベル毎に印刷されたマーク605は、第1の実
施の形態では、カス部分として、図7及び図9(d)に
示すように、コロ404cを介してカス巻き取り部40
6に巻き取られる。なお、図9(d)には、記録媒体1
06について、剥離部404によりカス部分が除去され
て、成果物である台紙付きラベルが残った状態を示して
いる。これら台紙付きラベルとカス部分は、それぞれ、
ラベル巻き取り部405とカス巻き取り部406とによ
って巻き取られる。
【0047】ここで、従来のラベル製造装置の場合に
は、ラベル巻き取り部405に巻き取られたラベルが成
果物となるが、上述のように自動貼付け装置を使用しな
いユーザにとっては、ラベルを数枚ずつ仕分けする仕分
け作業や、それに要する作業時間が発生してしまう。
【0048】これに対して、本実施の形態では、後述す
るラベルカット装置408を使用して、台紙付きラベル
をラベルの所定枚数毎に自動的にカットできるようにな
っており、このカットを行う場合には、台紙付きラベル
については、図7に示すように、ラベル巻き取り部40
5に装着せずにラベルカット装置408に供給する。
【0049】ダイカッター103は、前記送受信部によ
り、図11に示すように、ダイカッター103のステー
タス情報等のデータをラベルプリンタ102へ送信し、
また、ラベルプリンタ102より、ラベルプリンタ10
2のステータス情報や、印刷しているラベルサイズ、ラ
ベル枚数などの情報を受信し、それらの情報に応じた動
作を行う。
【0050】具体的には、ダイカッター103は、オペ
レーションパネル407の操作により動作開始が指示さ
れると、動作可能である旨のステータス情報をラベルプ
リンタ102に送信する。このステータス情報を受信し
たラベルプリンタ102は、ホストコンピュータ101
から送られてきた印刷データに基づいて、記録媒体10
6に対するラベル印刷を開始し、印刷中である旨のステ
ータス情報をダイカッター103に送信する。そして、
ラベルプリンタ102から印刷中のステータス情報を受
信したダイカッター103は、記録媒体106に対して
上述したダイカット動作を開始する。
【0051】一方、オペレーションパネル407の操作
によりダイカッター103の動作停止が指示された場
合、又はダイカッター103の内部で異常が発生して非
常停止した場合には、ダイカッター103は、ラベルプ
リンタ102に動作停止のステータス情報を送信する。
動作停止のステータス情報を受信したラベルプリンタ1
02は、記録媒体106に対するラベル印刷を中断する
とともに、搬送停止のステータス情報をダイカッター1
03に送信する。これにより、ダイカッター103とラ
ベルプリンタ102の双方の動作が停止することにな
る。
【0052】(ラベルカット装置の構成)次に、ラベル
巻き取り部405の後段に取り付けられたラベルカット
装置408の構成について、ラベルカット装置408の
要部を抽出して示した図8を主に参照して説明する。
【0053】ラベルカット装置408は、図8に示すよ
うに、ラベルが形成された記録媒体106を搬送する搬
送ローラ803と、搬送ローラ803の下流側に配置さ
れ、図8の矢印方向に回転しながら記録媒体106をカ
ットするカット手段としてのロータリーカッター刃80
1と、搬送ローラ803及びロータリーカッター刃80
1を回転駆動する不図示の駆動モータと、搬送ローラ8
03とロータリーカッター刃801との間に配置され、
記録媒体106の台紙108とラベル印刷用紙107の
必要部分とを識別する識別手段を備え、ロータリーカッ
ター刃801によるラベルのカット位置のタイミングを
検出するためのカット位置検知センサ802とを備えて
いる。
【0054】ラベルカット装置408では、図7に示す
ケーブル701がダイカッター103の制御部に接続さ
れており、カット位置検知センサ802の検知信号がケ
ーブル701を介してダイカッター103の制御部に入
力され、また、ケーブル701を介してラベルカット装
置408内に入力されるダイカッター103の制御部か
らの制御信号に基づいて、搬送ローラ803やロータリ
ーカッター刃801の回転や、カット位置等についての
制御が行われる。
【0055】なお、ラベルカット装置408内に不図示
のCPUを搭載し、ケーブル701をダイカッター10
3との間で通信可能な制御線にすることで、ラベルカッ
ト装置408の使用又は未使用の設定や、ラベルカット
装置408を使用する場合のカット間隔や、ラベルサイ
ズ等の情報をダイカッター103から受信し、搬送ロー
ラ803やロータリーカッター刃801の回転等につい
ての制御をラベルカット装置408自身で行うようにす
ることも可能である。
【0056】ラベルカット装置408のカット位置検知
センサ802は、記録媒体106のカス部分が剥離され
た台紙107の部分の光の透過量と、成果物であるラベ
ルが形成されたラベル印刷用紙108の部分の光の透過
量とを、電位の差として検知することが可能な光学的セ
ンサが用いられている。なお、カット位置検知センサ8
02については、記録媒体106のカス部分が剥離され
た台紙107の部分の光の反射量と、成果物であるラベ
ルが形成されたラベル印刷用紙108の部分の光の反射
量とを、電位の差として検知することが可能な光学的セ
ンサを用いても良い。
【0057】カット位置検知センサ802は、図8に矢
印で示すように、記録媒体106の幅方向に沿って往復
移動可能となっており、不図示のソレノイド又は駆動モ
ータ等により駆動されることで、台紙付きラベルにおけ
るラベル部分の先端部の位置が通過する位置に移動でき
るようになっている。このような構成のカット位置検知
センサ802を備えたラベルカット装置408では、記
録媒体106に形成された様々な形状のラベルについ
て、その先端部を検知することが可能となる。
【0058】そして、カット位置検知センサ802によ
ってラベルの先端部が検知されると、この検知信号がケ
ーブル701を介してダイカッター103に送信され、
ダイカッター103の制御部によって、記録媒体106
をカットするタイミングが決定される。ここで、記録媒
体106をカットするタイミングについては、ホストコ
ンピュータ101からラベルプリンタ102を介してダ
イカッター103に送信された各種設定情報の内の、上
述したラベルカット装置408の使用又は未使用の設定
情報や、ラベルカット装置408を使用する場合のカッ
ト間隔の情報や、ラベルサイズ等の情報に基づいて決定
される。
【0059】この実施の形態では、ラベルカット装置4
08で記録媒体106をカットする場合には、搬送ロー
ラ803の回転のステップ数をダイカッター103の制
御部内の不図示のカウンタでカウントし、ラベルの先端
部を検知してからの所定ステップ数が経過した後をロー
タリーカッター刃801によるカットタイミングとして
いる。そして、ラベルカット装置408では、カットタ
イミングが来ると、ダイカッター103の制御部によっ
て前記駆動モータが駆動制御され、ロータリーカッター
刃801の回転が開始することにより、記録媒体106
のカットが行われる。なお、カット位置検知センサ80
2によるラベルの先端部を検知してからのカットタイミ
ングまでの時間を、搬送ローラ803による記録媒体1
06の搬送速度に基づいて前記制御部で算出し、算出時
間に基づいて駆動モータの駆動制御を行っても良い。
【0060】このように、ラベルカット装置408で
は、記録媒体106がカット位置検知センサ802を通
過する際に、成果物であるラベルの画像の先端部がカッ
ト位置検知センサ802によって検知され、この検知タ
イミングに基づいてロータリーカッター刃801が回転
駆動されることにより台紙107がカットされ、図8及
び図10(a)に示すように、記録媒体106( 台紙付
きラベル) をラベル毎にカットすることが可能となる。
ラベルカット装置408でラベル毎にカットされた記録
媒体106は、図4に示すように、ダイカッター103
の下流側に落下して順次積載されて行く。
【0061】上述のホストコンピュータ101で設定し
たカット間隔について、ラベル1枚毎に設定した場合の
カット後の記録媒体106の状態を図10(a)に、ラ
ベル2枚毎に設定した場合のカット後の状態を図10
(b)に、それぞれ示す。
【0062】この実施の形態では、カット位置検知セン
サ802によるラベルの先端部の検知回数を、ダイカッ
ター103の制御部のカウンタ等でカウントして、ホス
トコンピュータ101で設定したカット間隔に基づく所
定カウント値毎にロータリーカッター刃801を回転駆
動することとしている。このような構成とすることによ
り、記録媒体106( 台紙付きラベル) を図10(b)
に示すようにラベル2枚毎にカットしたり、ホストコン
ピュータ101で設定したカット間隔にカウント値の設
定に基づく任意の枚数毎にカットすることが可能とな
る。
【0063】(第2の実施の形態)次に、図12乃至図
16を参照して、ラベル製造装置の第2の実施の形態に
ついて説明する。なお、上述した第1の実施の形態と同
一の部分についての説明は省略する。
【0064】第1の実施の形態ではラベルカット装置4
08のカット位置検知センサ802でラベルの先端部を
検知することによって、ロータリーカッター刃801に
よるラベルカット位置を決定していたが、第2の実施の
形態においては、各ラベル毎に印刷されたマーク605
をラベルカット装置408のカット位置検知センサ80
2で検知することによって、ロータリーカッター刃80
1によるラベルカット位置を決定する構成となってい
る。
【0065】すなわち、ラベルプリンタ102でラベル
を印刷する際には、各ラベル毎にダイカットタイミング
として使用するマーク605が記録媒体106に印刷さ
れるので、第2の実施の形態ではこのマーク605をラ
ベルカット位置検知用のマークとして利用(兼用)す
る。図9(b),(c)に示すように、記録媒体106
の幅方向に対してマーク605が常に一定位置になるよ
うにラベルプリンタ102により印刷されることから、
第2の実施の形態では、カット位置検知センサ802で
マーク605を検出する際に、カット位置検知センサ8
02を記録媒体106の幅方向に移動させる必要がなく
なり、カット位置検知センサ802の構成及び制御が容
易になるというメリットがある。但し、図7に示すよう
に、第1の実施の形態ではマーク605がカス巻き取り
部406に巻き取られてしまうため、ラベルカット装置
408に搬送される記録媒体106にマーク605が残
っている状態とする必要がある。
【0066】このため、第2の実施の形態では、ダイカ
ッター103のダイカットロール403aに装着するカ
ッター刃の構成が第1の実施の形態と異なっている。具
体的には、第2の実施の形態では、図12に示すよう
に、ラベルをダイカットするためのラベルダイカット刃
1101の近傍に、マーク605をダイカットするため
のマーク用ダイカット刃1102を備えたカッター刃4
03eが使用される。このカッター刃403eのマーク
用ダイカット刃1102は、ラベルプリンタ102によ
り形成されるマーク605に対応した位置及び形状とな
っている。
【0067】第2の実施の形態では、このようなマーク
用ダイカット刃1102が設けられたカッター刃403
eをダイカッター103のダイカットロール403aに
装着して、第1の実施の形態と同様の操作によりダイカ
ット動作を開始すると、ダイカット部403においてカ
ッター刃403eのマーク用ダイカット刃1102によ
ってマーク605がダイカットされる。そして、図13
に示すように、ダイカッター103の剥離部404で
は、カス巻き取り部406によって記録媒体106から
不要部分(カス)が巻き取られる際に、ダイカットタイ
ミングとして使用したマーク605が必要部分として残
り、このマーク605がラベルカット装置408内に進
入する。
【0068】そして、ラベルカット装置408内では、
図14に示すように、固定式とされたカット位置検知セ
ンサ802Aによってマーク605が検知され、この検
知結果に基づいて第1の実施の形態と同様に、ロータリ
ーカッター刃801が駆動され、所定枚数のラベル毎に
カット処理が行われる。
【0069】第2の実施の形態における記録媒体106
の各状態を、図15及び図16に示す。ここで、図15
(a)乃至(d)及び図16(a),(b)は、第1の
実施の形態についての図9(a)乃至(d)及び図10
(a),(b)にそれぞれ対応して示している。ここ
で、各図を比較して分かるように、第2の実施の形態で
は、ダイカッター103によりカスが剥離された段階
(図15(d))でもマーク605が残っている点が第
1の実施の形態と異なる。
【0070】このように、各実施の形態のラベル製造装
置によれば、ダイカッター103の下流側にラベルカッ
ト装置408が接続され、ダイカッター103で分離さ
れた記録媒体106のラベルの形成された必要部分をラ
ベルカット装置408で所定枚数のラベル毎にカットす
る構成としたので、従来のラベル製造装置のように、ユ
ーザがラベルを1枚ずつ又は数枚ずつ手作業でカットし
て仕分けを行う作業を行う必要がなくなり、この作業に
要する時間や、記録媒体からラベルを剥しにくくしてい
る要因や、ユーザによる操作ミス等を無くすことが可能
となる。また、記録媒体106から必要部分(ラベル)
を剥がしにくくしている要因や、ユーザによる操作ミス
を無くすことによって、ラベル作成工程全般の作業効率
の向上、及びコストパフォーマンスの向上が実現され
る。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録媒体に形成されたラベルについて、ユーザのオペレ
ーション操作を必要とせずに、所定枚数のラベル毎に自
動カットが可能なダイカット装置及びラベル製造装置を
提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したラベル製造装置の概略構成を
説明するための全体構成図である。
【図2】第1の実施の形態のラベル製造装置におけるホ
ストコンピュータの構成を説明するための図である。
【図3】第1の実施の形態のラベル製造装置におけるラ
ベルプリンタの構成を説明するための図である。
【図4】第1の実施の形態のラベル製造装置におけるダ
イカッターの構成を説明するための図である。
【図5】第1の実施の形態のダイカッターにおける接着
部を抽出して示す斜視図である。
【図6】第1の実施の形態のダイカッターにおけるダイ
カット部を抽出して示す斜視図である。
【図7】第1の実施の形態のダイカッターの剥離部及び
ラベルカット装置を抽出して示す斜視図である。
【図8】第1の実施の形態のラベルカット装置の構成を
説明するための要部抽出図である。
【図9】第1の実施の形態における記録媒体の各状態を
説明するための平面図であり、加工前の状態を(a)
に、ラベルプリンタにより連続的にラベルを印刷された
状態を(b)に、ダイカッターによるダイカット後の状
態を(c)に、ダイカッターによりカスが剥離された後
の状態を(d)に、それぞれ示す。
【図10】第1の実施の形態においてラベルカット装置
によりカットされた記録媒体の各状態を説明するための
平面図であり、ホストコンピュータからの指示により、
カット間隔を1枚で指定した場合の状態を(a)に、カ
ット間隔を2枚で指定した場合の状態を(b)に、それ
ぞれ示す。
【図11】第1の実施の形態におけるホストコンピュー
タとラベルプリンタとダイカッターの送受信データを説
明するための図である。
【図12】第2の実施の形態のラベル製造装置における
カッター刃を説明するための図である。
【図13】第2の実施の形態のラベル製造装置における
剥離部を説明するための図である。
【図14】第2の実施の形態のラベルカット装置を説明
するための図である。
【図15】第2の実施の形態における記録媒体の各状態
を説明するための平面図であり、加工前の状態を(a)
に、ラベルプリンタにより連続的にラベルを印刷された
状態を(b)に、ダイカッターによるダイカット後の状
態を(c)に、ダイカッターによりカスが剥離された後
の状態を(d)に、それぞれ示す。
【図16】第2の実施の形態においてラベルカット装置
によりカットされた記録媒体の各状態を説明するための
平面図であり、ホストコンピュータからの指示により、
カット間隔を1枚で指定した場合の状態を(a)に、カ
ット間隔を2枚で指定した場合の状態を(b)に、それ
ぞれ示す。
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ(印刷データ生成装置) 102 ラベルプリンタ(ラベル印刷装置) 103 ダイカッター(ダイカット装置) 104 ケーブル 105 ケーブル 106 記録媒体 107 台紙 108 ラベル印刷用紙 201 キーボード(設定入力手段) 202 マウス(設定入力手段) 203 ラベルイメージ表示部 204 CRT(表示手段) 205 ラベルサイズ入力部 206 矩形 207 線 208 文字 209 バーコード 210 イメージデータ 211 印刷枚数指定部 301 給紙部 302 搬送部 303 記録部 401 ラミネートフィルム 402 接着部(ラミネート加工手段) 402a,402b 圧着ローラ 402c,402d 搬送ローラ(記録媒体搬送手段) 403 ダイカット部(ダイカット手段) 403a ダイカットロール 403b アンビルロール 403c センサ 403d,403e カッター刃 403e,403f 搬送ローラ(記録媒体搬送手段) 404 剥離部(分離手段) 404a,404b 剥離ローラ対 404c コロ 405 ラベル巻き取り部(必要部分巻取手段) 406 カス巻き取り部(不要部分巻取手段) 407 オペレーションパネル 408 ラベルカット装置 501 圧着ローラ 605 マーク(検出マーク) 701 ラベルカッターケーブル 801 ロータリーカッター刃(カット手段) 802,802A カット位置検知センサ(識別手段、
識別センサ) 803 搬送ローラ 1101 ラベルダイカット刃 1102 マーク用ダイカット刃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 11/66 B41J 11/66 11/70 11/70 15/04 15/04 B65H 37/04 B65H 37/04 B 41/00 41/00 A Fターム(参考) 2C058 AB08 AB10 AC07 AC17 AD06 AE04 AE14 AF06 GB03 GB14 GB39 GB49 LA03 LA23 LA28 LB07 LB17 LB19 LB36 LC05 LC11 2C060 BA01 BC04 BC84 BC86 BC99 3C021 FA01 3C024 FF02 FF04 3F108 GA04 GA09 HA04 HA14 JA04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙上にラベル印刷用紙が貼り合わされ
    前記ラベル印刷用紙上にラベル画像が形成された長尺状
    の記録媒体をダイカットするダイカット装置であって、 前記記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、 前記記録媒体搬送手段により搬送される記録媒体につい
    て、ラベル毎にダイカットするカッター刃を備えたダイ
    カット手段と、 前記ダイカット手段によりダイカットされた記録媒体に
    ついて、前記台紙及び少なくとも前記ラベル画像を含む
    前記ラベル印刷用紙の必要部分と、前記ラベル印刷用紙
    の不要部分とに分離する分離手段と、 前記分離手段で分離された前記記録媒体について、前記
    台紙と前記ラベル印刷用紙の必要部分とを識別する識別
    手段と、 前記識別手段の識別結果に基づいて、前記記録媒体の台
    紙をカットするカット手段と、 を備えたことを特徴とするダイカット装置。
  2. 【請求項2】 前記識別手段は、前記分離手段で分離さ
    れた前記記録媒体について、前記台紙と前記ラベル印刷
    用紙の前記必要部分としての画像部とを識別する識別セ
    ンサを備えたことを特徴とする請求項1記載のダイカッ
    ト装置。
  3. 【請求項3】 前記識別手段の前記識別センサは、前記
    台紙と前記ラベル印刷用紙の画像部との境目を光学的に
    識別することを特徴とする請求項2記載のダイカット装
    置。
  4. 【請求項4】 前記識別手段の前記識別センサは、前記
    台紙と前記ラベル印刷用紙の前記画像部としてのラベル
    画像の先端とを識別することを特徴とする請求項2又は
    3記載のダイカット装置。
  5. 【請求項5】 前記ダイカット手段の前記カッター刃
    は、前記記録媒体に印刷された前記ラベル画像の先端部
    の近傍に形成された前記画像部としての検出マークをダ
    イカットし、 前記識別手段の前記識別センサは、前記台紙と前記検出
    マークとを識別することを特徴とする請求項2又は3記
    載のダイカット装置。
  6. 【請求項6】 前記ダイカット手段は、前記記録媒体に
    印刷された前記ラベル画像の先端部の近傍に形成された
    前記画像部としての検出マークを検知するマーク検知セ
    ンサを有し、前記マーク検知センサの検知結果に基づく
    タイミングで前記カッター刃によるダイカットを行うこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1記載のダイ
    カット装置。
  7. 【請求項7】 前記識別手段は、前記記録媒体搬送手段
    によって搬送される記録媒体の搬送方向と直交する幅方
    向に沿って移動可能であることを特徴とする請求項1乃
    至6のいずれか1記載のダイカット装置。
  8. 【請求項8】 ラベルの画像が形成された前記ラベル印
    刷用紙に対してラミネートフィルムを貼り付けるラミネ
    ート加工手段を有し、 前記ダイカット手段は、前記ラミネート加工手段により
    ラミネートフィルムが貼り付けられた記録媒体をダイカ
    ットすることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1
    記載のダイカット装置。
  9. 【請求項9】 前記分離手段の後段に、前記台紙及び前
    記ラベル印刷用紙の必要部分を巻き取る必要部分巻取手
    段と前記不要部分を巻き取る不要部分巻取手段とが配置
    され、 前記必要部分巻取手段と前記カット手段とのいずれかが
    選択的に使用されることを特徴とする請求項1乃至8の
    いずれか1記載のダイカット装置。
  10. 【請求項10】 前記ダイカット手段の前記カッター刃
    は、前記記録媒体に印刷されたラベル画像の形状の変更
    に伴って交換可能であることを特徴とする請求項1乃至
    9記載のラベル製造装置。
  11. 【請求項11】 ラベルについての印刷データを生成す
    る印刷データ生成装置と、 前記印刷データ生成装置により生成された印刷データに
    基づいて長尺状の記録媒体にラベルを印刷するラベルプ
    リンタと、 前記ラベルプリンタによりラベルが印刷された記録媒体
    について、ラベル毎にダイカットを行うダイカット装置
    と、 前記ダイカット装置によりダイカットされた記録媒体に
    ついて、所定枚数のラベル毎にカットするラベルカット
    装置とを備え、 前記ダイカット装置は、ラベルが印刷された長尺状の記
    録媒体について、ラベルの形状に応じてダイカットする
    カッター刃と、ダイカットされた記録媒体について、少
    なくとも前記ラベルを含む必要部分及び台紙と、ラベル
    の無い不要部分とに分離する分離手段と、を備え、 前記ラベルカット装置は、前記ダイカット装置の前記分
    離手段の後段に配置されたことを特徴とするラベル製造
    装置。
  12. 【請求項12】 前記ラベルプリンタは、前記ダイカッ
    ト装置における記録媒体のダイカットタイミングを検出
    するための検出マークを、各ラベル毎に前記記録媒体上
    に印刷することを特徴とする請求項11記載のラベル製
    造装置。
  13. 【請求項13】 前記印刷データ生成装置は、ラベルに
    ついての各種情報を設定入力するための設定入力手段を
    有し、かつ前記設定入力手段の設定に基づいて前記印刷
    データを生成し、 前記ラベルカット装置は、前記ラベルイメージ作成装置
    の前記設定入力手段の設定に基づいて、所定枚数のラベ
    ル毎にカットすることを特徴とする請求項11又は12
    記載のラベル製造装置。
  14. 【請求項14】 前記印刷データ生成装置は、前記設定
    入力手段で設定する事項を表示する表示手段と、前記印
    刷データ生成手段で生成された印刷データを前記ラベル
    プリンタに送信するための送信手段とを有することを特
    徴とする請求項11乃至13のいずれか1記載のラベル
    製造装置。
JP2001023352A 2001-01-31 2001-01-31 ダイカット装置及びラベル製造装置 Withdrawn JP2002226127A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001023352A JP2002226127A (ja) 2001-01-31 2001-01-31 ダイカット装置及びラベル製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001023352A JP2002226127A (ja) 2001-01-31 2001-01-31 ダイカット装置及びラベル製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002226127A true JP2002226127A (ja) 2002-08-14

Family

ID=18888650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001023352A Withdrawn JP2002226127A (ja) 2001-01-31 2001-01-31 ダイカット装置及びラベル製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002226127A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005081505A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Yaskawa Electric Corp シール搬送装置および方法
JP2005349485A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Daisan Shigyo Kk 断裁装置及び包装体の製造方法
JP2006142527A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Noritsu Koki Co Ltd 記録媒体の被覆装置
CN1307051C (zh) * 2004-11-17 2007-03-28 杜建刚 用于印刷系统中的平压圆模切装置
JP2007527801A (ja) * 2003-06-27 2007-10-04 ダイモ テープ印刷装置およびテープカセット
JP2008238745A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Sato Corp 印字装置
JP2010260360A (ja) * 2010-07-22 2010-11-18 Fujifilm Corp デジタルラベル印刷装置
JP2011171545A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Furukawa Electric Co Ltd:The ウエハ加工用テープ及びその製造方法
JP2013504446A (ja) * 2009-09-14 2013-02-07 プリメーラ テクノロジー インコーポレイテッド 複数のx−yカッターを使用して印刷されたラベルを仕上げるためのシステム
JP5197620B2 (ja) * 2007-10-10 2013-05-15 株式会社 ベアック フレキシブル配線基板の製造装置
JP2013159103A (ja) * 2012-02-08 2013-08-19 Canon Finetech Inc 記録システム、情報処理装置、及び記録制御方法
JP2015006702A (ja) * 2013-06-24 2015-01-15 株式会社ユウコス ロータリーダイカッターシステム
US9120330B1 (en) 2014-03-10 2015-09-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Recording medium, print data processing method, and label producing apparatus
US9358817B2 (en) 2012-09-18 2016-06-07 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus including reading unit to read back surface of print medium opposing belt member

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007527801A (ja) * 2003-06-27 2007-10-04 ダイモ テープ印刷装置およびテープカセット
JP4525030B2 (ja) * 2003-09-09 2010-08-18 株式会社安川電機 シール搬送装置
JP2005081505A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Yaskawa Electric Corp シール搬送装置および方法
JP4620384B2 (ja) * 2004-06-08 2011-01-26 大三紙業株式会社 断裁装置及び包装体の製造方法
JP2005349485A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Daisan Shigyo Kk 断裁装置及び包装体の製造方法
JP2006142527A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Noritsu Koki Co Ltd 記録媒体の被覆装置
CN1307051C (zh) * 2004-11-17 2007-03-28 杜建刚 用于印刷系统中的平压圆模切装置
JP4530814B2 (ja) * 2004-11-17 2010-08-25 ノーリツ鋼機株式会社 記録媒体の被覆装置
JP2008238745A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Sato Corp 印字装置
JP5197620B2 (ja) * 2007-10-10 2013-05-15 株式会社 ベアック フレキシブル配線基板の製造装置
JP2013504446A (ja) * 2009-09-14 2013-02-07 プリメーラ テクノロジー インコーポレイテッド 複数のx−yカッターを使用して印刷されたラベルを仕上げるためのシステム
JP2011171545A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Furukawa Electric Co Ltd:The ウエハ加工用テープ及びその製造方法
JP2010260360A (ja) * 2010-07-22 2010-11-18 Fujifilm Corp デジタルラベル印刷装置
JP2013159103A (ja) * 2012-02-08 2013-08-19 Canon Finetech Inc 記録システム、情報処理装置、及び記録制御方法
US9358817B2 (en) 2012-09-18 2016-06-07 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus including reading unit to read back surface of print medium opposing belt member
JP2015006702A (ja) * 2013-06-24 2015-01-15 株式会社ユウコス ロータリーダイカッターシステム
US9120330B1 (en) 2014-03-10 2015-09-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Recording medium, print data processing method, and label producing apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100400306C (zh) 打印带、带盒以及带打印装置
JP2002226127A (ja) ダイカット装置及びラベル製造装置
US5827389A (en) Printed label, method and apparatus for manufacturing printed labels, and method and apparatus for attaching printed labels
US7738122B2 (en) Tape printing apparatus, data processing method for tape printing apparatus, printing system, data processing method for printing system, computer program and storage medium
KR20080031855A (ko) 라벨 키트, 라벨 키트를 제조하는 방법 및 시스템
JP2014024283A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2001239715A (ja) ラベルプリンタ及びラベル製造装置
JP3134871B1 (ja) 昇華型カラープリンタ装置
JP2004182359A (ja) ダイカット装置及びラベル作成装置
JP2002240812A (ja) ラベル製造装置
JP2001001424A (ja) ラベル製造装置およびラベル製造方法
JP4894821B2 (ja) テープカセット及び印字装置、および、印字装置
JP2001009934A (ja) ラベル製造装置およびラベル製造方法
JPH07246738A (ja) プリンタ
JP4848247B2 (ja) 印字装置及び印字方法
JP2001001425A (ja) ラベル製造装置およびラベル製造方法
JP2001001426A (ja) ラベル製造装置およびラベル製造方法
JP2003072171A (ja) 印刷装置
JP2002087412A (ja) ダイカット装置及びラベル製造装置
JPH06262785A (ja) 熱発色式両面印字装置
JP2004262058A (ja) ラベル発行装置
JP2002036397A (ja) ラベル作成装置
JP2001180060A (ja) 印字装置及び記録紙
JP2016169085A (ja) ラベル媒体搬送装置、印刷装置、及びラベル媒体搬送方法
JP2004042542A (ja) 印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080401