JP2005081505A - シール搬送装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】カッター金型を1軸で駆動することを可能にし、機械の簡易化を実現するシール搬送装置および方法を提供する。
【解決手段】第1のモータ19によって搬送される長尺のシールテープ1の搬送経路上に、所定のシール形状に切込を入れるカッター2金型を配置したシール搬送装置において、カッター金型2を、第2のモータ18によって回転駆動されるカットロール3の円周上に設けた。カッター金型2をカットロール3の円周上に設け、カットロール3を回転駆動することで、長尺のシールテープ1に連続的にシール切込を入れることができ、カッター金型の1軸駆動が可能になる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シールテープに切込を入れるためのシール搬送装置および方法に関する。
シールは、剥離紙の上に絵や文字等の模様が印刷された紙が貼り付けられているものである。その製造に際しては、長尺のシールテープに所望の模様を連続的に印刷したものを搬送しながら、シールの大きさに切込を入れる。
図5は、従来のシール搬送装置によるシールの切込工程を示す図である。同図において、シール搬送装置は、一定速度で搬送されるシールテープ61の上部にカッター金型62が配置され、そのカッター金型62をシール搬送方向に沿って横方向に駆動する横直動機63と上下方向に駆動する縦直動機64が設けられ、またシールテープ61を駆動するフィードロール65と、シールテープ61に印刷されたマークの位置を検出するマークセンサ66が設けられている。
次に、シールの切込工程について説明する。
まず、図5(a)に示すようにカッター金型62がシールテープ61の上方に待機している状態でマークセンサ66がシールテープ61上のマークMを検知すると、図5(b)に示すように縦直動機64が下降してシールテープ61の所定の領域をカットする。この間、シールテープ61は一定速度で移動しているため、図5(c)に示すように横直動機63もそれに同期してカッター金型62を移動させる。切込が終了すると図5(d)に示すようにカッター金型62が上昇し、次のカットのために横直動機63を駆動して、図5(e)に示すように元の位置に戻す。これを繰り返して、連続的にシール切込を行う。この間、シールテープ61は、フィードロール65により一定速度で搬送される。
このような、カッター金型を縦移動および横移動させながら連続的にシールテープに切込を入れる装置としては、例えば特開平9−309096号公報に開示されたものがある。
特開平9−309096号公報(段落0012〜0022、図1〜図4)
しかしながら従来のシールの搬送方法で切込を入れるには、図5のようにカッター金型62を駆動するための横直動機63と縦直動機64の2軸と、シール駆動のためのフィードロール軸65とが必要である。またカッター金型62を2軸で駆動するため構造が複雑となり、コストがかさむという問題がある。
そこで本発明は、カッター金型を1軸で駆動することを可能にし、機械の簡易化を実現するシール搬送装置および方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に係るシール搬送装置は、第1のモータによって搬送される長尺のシールテープの搬送経路上に、所定のシール形状に切込を入れるカッター金型を配置したシール搬送装置において、前記カッター金型を、第2のモータによって回転駆動されるカットロールの円周上に設けたことを特徴とする。
この請求項1に係る発明においては、カッター金型をカットロールの円周上に設け、カットロールを回転駆動することで、長尺のシールテープに連続的にシール切込を入れることができ、カッター金型の1軸駆動が可能になる。
また請求項2に係るシール搬送装置は、前記長尺のシールテープの巻出側と前記カットロール設置部との間のシールテープの搬送経路上にダンサロールを設け、前記巻出側における前記シールテープの回転位置を検出する第1の検出器と、前記第1のモータの回転位置を検出する第2の検出器と、前記第2のモータの回転位置を検出する第3の検出器と、前記長尺のシールテープ上に形成されたシール位置を示すマークを検出するマークセンサとを設け、前記第1の検出器によって検出される巻出側におけるシールテープの移動速度に基づいて、前記第2の検出器によって検出されるシールテープの移動速度を補正するように前記第1のモータを制御するとともに、前記マークセンサによって検出される前記マークの位置と前記第3の検出器によって検出される前記カットロールにおけるカッター金型の位置とが同期するように前記第2のモータを制御する制御装置を設けたことを特徴とする。
この請求項2に係る発明においては、シールテープに形成されたシールに切込を入れる際に、位置ずれを生じることがないように制御が行われる。
また、請求項3に係るシール搬送方法は、長尺のシールテープを搬送する経路上に、所定のシール形状に切込を入れるカッター金型を、モータによって回転駆動されるカットロールの円周上に部分的に設けたシール搬送装置を用いたロール搬送方法であって、前記カットロールを一定速度で回転させながらシールテープを前進させ、カットロール上のカッター金型が2つのシールテープに切込を入れた直後からシールテープを減速後、搬送方向と反対方向に移動させ、シール切込部の基端部が前記カットロール上のカッター金型の先端部に近接した時点でシールテープを減速後、再び搬送方向に移動させるものである。
この請求項3に係る発明においては、シール切込形成後にシールテープを一定長逆方向に送ることで、シール切込部間の余白を少なくし、無駄なくカットすることができる。
本発明のシール搬送装置によれば、カッター金型をカットロールの円周上に設け、カットロールを回転駆動することで、長尺のシールテープに連続的にシールテープ切込を入れることができ、カッター金型の1軸駆動が可能になる。また、機械の簡素化が可能となる。
また、本発明のシール搬送方法によれば、カットロールを一定速度で回転させながらシールテープを前進させ、カットロール上のカッター金型が2つのシールテープに切込を入れた直後からシールテープを減速後、搬送方向と反対方向に移動させ、シール切込部の基端部がカットロール上のカッター金型の先端部に近接した時点でシールテープを減速後、再び搬送方向に移動させることで、シールテープを無駄なくカットすることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、図1と図2に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るシール搬送装置の構成図、図2は同実施の形態における制御装置の構成を示すブロック図である。
図1において、本実施の形態のシール搬送装置は、モータB19によって駆動されシールテープ1を搬送するフィードロール4と、ロール13との間でシールテープ1を挟み付けるピンチロール5と、シールテープ1の巻出側と巻取側におけるテンションを調整するダンサロールA6およびダンサロールB7と、検出ロール8と、複数のロール9〜12を備えており、ロール11と12の間には、モータA18によって駆動されるロール式のカッター金型2を円周上に形成したカットロール3が配置されている。
前記の検出ロール8には、ダンサロールA6の上流側のシールテープ1の巻出速度を検出する検出器14が設けられている。また、カットロール3を駆動するモータA18およびフィードロール4を駆動するモータB19の回転速度をそれぞれ検出する検出器A15および検出器B16が設けられている。さらに、シールテープ1に印刷されたマークMを検出するマークセンサ17がシールテープ1の搬送経路上に設けられており、その出力は制御装置22に入力される。検出器A15によって検出されたモータA18の回転速度は速度制御器A20に入力され、また検出器B16によって検出されたモータB19の回転速度は速度検出器B21に入力され、それぞれの出力は制御装置22に入力される。
制御装置22の構成を図2に示す。この制御装置22における各構成の機能について説明する。
制御装置22は、検出器14から出力される、前工程から流れてくるシールテープ1の移動量を読み込み、カットロール3、フィードロール4の位置をコントロールする制御信号を、速度制御器20、速度制御器21に出力する。
具体的には、差分器A23は、検出器14から出力される、前工程から流れてくるシールテープ1の、制御装置22が演算処理する時間中の動作量(移動量)を求め、平均化手段A24と三角波発生手段A28に出力する。
平均化手段A24は、差分器A23の出力をある所定のスキャン回数だけサンプリングして平均化処理を行い、その結果を速度換算手段A25に出力する。
速度換算手段A25は、平均化手段A24の出力から移動速度を求めてフィードフォワード手段A26と進化器A27に出力する。
フィードフォワード手段A26は、速度換算手段A25の出力に所定の係数を乗算してその結果を乗算器A31に出力する。
進角器A27は、速度換算手段A25の結果から制御装置22の演算遅れにより発生する移動量を演算して三角波発生手段A28に出力する。
三角波発生手段A28は、差分器A23の出力を積算(積分)後、進角器A27が出力した演算遅れを考慮した移動量を加算して電子カムパターンを生成し、予測手段A29と位置関数生成手段A32に出力する。
予測手段A29は、三角波発生手段A28が演算した結果に所定の値を加算して進み位相の三角波を生成後、速度関数生成手段A30に出力する。
速度関数生成手段A30は、予測手段A29の出力に見合った速度割合をもつ速度関数を生成し、乗算器A31に出力する。この速度関数は、検出器14で検出したダンサロールA6の上流側のシールテープ1の巻出速度に比例追従する関数で、検出速度が一定であれば一定の速度指令となる。
乗算器A31は、フィードフォワード手段A26の出力と速度関数生成手段A30の出力を乗算して速度指令を生成し、加算器A35に出力する。
位置関数生成手段A32は、入力した三角波発生手段A28の出力に見合った位置を比較器A33に出力する。この位置関数は、検出器14で検出したダンサロールA6の上流側のシールテープ1の巻出速度から求めた移動量に比例追従した位置指令を生成するものである。
比較器A33は、位置関数生成手段A32の出力と検出器A15が出力するカットロール3の位置との差をPI制御器A34に出力する。
PI制御器A34は、比較器A33が出力した差から速度補正値を求め、加算器A35に出力する。
加算器A35は、乗算器A31が出力した速度とPI制御器A34が出力した速度補正値を加算して速度制御器A20に出力する。
速度制御器A20は、モータA18の駆動を制御する。
検出器A15は、カットロール3の移動量を差分器B36に出力する。
差分器B36は、制御装置22が演算処理する時間中の検出器A15から出力されるシールテープ1の動作量(移動量)を求め、平均化手段B37と三角波発生手段B41に出力する。
平均化手段B37は、差分器B36の出力をある所定のスキャン回数だけサンプリングして平均化処理結果を速度換算手段B38に出力する。
速度換算手段B38は、平均化手段B37の出力から移動速度を求めてフィードフォワード手段B39と進化器B40に出力する。
フィードフォワード手段B39は、速度換算手段B38の出力に所定の係数を乗算して、その結果を乗算器B44に出力する。
進角器B40は、速度換算手段B38の結果から制御装置22の演算遅れに発生する移動量を演算して三角波発生手段B41に出力する。
三角波発生手段B41は、差分器B36の出力を積算後、進角器B40が出力した結果を加算して予測手段B42と位置関数生成手段B45に出力する。
予測手段B42は、三角波演算B41が演算した結果に所定の値を加算後、速度関数生成手段B43に出力する。
受付器49は検出器B16からの出力を計測し、設定器54に保持されているシール長とシールの移動量とを比較し、マークがセンサの近傍に到達したことを検出し、スイッチ50に出力する。
スイッチ50は、受付器49のマーク近傍信号を受けてONし、任意に設定した距離を移動するまでONしてマークセンサ17の検出信号を保持装置51に伝達する。
保持装置51は、マークセンサ17の検出信号を受けて検出器B16の値を記憶し、補正量換算手段52に出力する。
補正量換算手段52は、保持装置51の値からシール長を換算して順番管理器53に出力する。
順番管理器53は、補正量換算手段52が出力したシール長を、マークセンサ17とカットロール3との距離から求めた回数だけ記憶して、三角波発生手段B41の折り返しタイミングで古い順にシール長を速度関数生成手段B43と位置関数生成手段B45に出力する。
速度関数生成手段B43は、順番管理器53が出力したシール長から適切な速度テーブルを作成し、予測手段B42の出力に見合った速度割合を乗算器B44に出力する。
乗算器B44は、フィードフォワード手段B39の出力と速度関数生成手段B43の出力を乗算して、加算器B48に出力する。
位置関数生成手段B45は、順番管理器53が出力したシール長から最適な位置テーブルを作成し、入力した三角波発生手段B41の出力に見合った位置を比較器B46に出力する。
比較器B46は、位置関数生成手段B45の出力と検出器B16が出力するカットロール3の位置との差をPI制御器B47に出力する。
PI制御器B47は、比較器B46が出力した差から速度補正値を求め、加算器B48に出力する。
加算器B48は、乗算器B44が出力した速度とPI制御器B47が出力した速度補正値を加算して速度制御B21に出力する。
速度制御B21はモータB19の駆動を制御する。
次に、以上の構成の制御装置22の動作について説明する。
前工程から流れてくる巻出側からのシールテープ1の移動量は、検出ロール8に設けられている検出器14により測定され、差分器A23,平均化手段A24,速度換算手段A25により移動速度が演算される。一方、移動速度に基づいて、進角器A27,三角波発生手段A28,予測手段A29,速度関数生成手段A30により速度指令の割合が生成される。この速度関数生成手段A30の出力と、フィードフォワード手段A26の出力である移動速度に比例する出力とが乗算器A31により乗算される。また、位置関数生成手段A32の出力と検出器A15によって測定されたカットロール3の回転位置とが比較器A33で比較され、その偏差がPI制御器A34に入力され、比例積分要素が加算器A35により乗算器A31の出力と加算されて速度制御器A20に入力され、モータA18が駆動される。
以上の制御により、検出器14により検出された巻出側のシールテープ1の位置に応じて、カットロール3の速度が制御される。
また、検出器A15により検出されたカットロール3の回転位置、速度と、シールテープ1上に形成されたマークMの位置とが同期するように、フィードロール4の駆動用モータB19が駆動される。
このようなシール搬送装置の構成とすることで、カッター金型2の1軸駆動が可能となり、機械の簡易化を実現することができる。
本実施における他の実施の形態について以下に述べる。
シールテープ1がカットロール3の位置に合わせて任意に設定した所定の位置に移動するように、フィードロール4を制御装置22により制御する。
マークセンサ17によりシールテープ1の移動誤差を検出して、シールテープ1の切込位置が一定になるように制御する。
移動誤差の計測は、シールテープ1が移動しているときに検出することで、作業効率が高まる。
シールテープ1の移動量の補正は、補正量換算手段52が検出した値をもとに基準となるカッター金型2の位置に対してシールテープ1の移動量を変化させることで行う。
前記移動量の補正は、補正量換算手段52で求めたシール長を順序管理器53に一時記憶し、記憶の古い順番にシールテープの移動量を変化させることで行う。
速度関数と位置関数を任意に置き換えることで、カッター金型2とフィードロール4の位置関係を設定できるため、あらゆる動作が実現できる。
また、前記速度および位置関数を任意に置き換え可能とすることで、ロータリカッターなど、その他のアプリケーションに適用できる。
前記シールテープの検出は、シールテープ1枚についている1つのマークを1回だけ抽出するようにすることで、シール一枚分の寸法を検出する。
また、シールテープの検出は、シール1枚につき1つのマークを1回だけ抽出し、次のシールが流れてくるまで他の模様を検出しないようにすることで、シール一枚分の寸法の信頼性が高まる。
前記シールテープの検出は、マークセンサONと同時にONした瞬間の検出器の出力を保持装置に記憶することで、シール一枚分の測長が可能となる。
前記補正装置は、補正量換算器52が求めたシール長をあるタイミングで一時記憶し、タイミングで順番にシールテープの移動量を変化させることで、テープの模様に対してずれなく切込を入れることができる。
前記記憶は、数個のデータを保持可能とすることで、マークセンサと切込位置の距離がシール一枚分の距離より長い機械に対応できる。
前記数個のデータは、マークセンサからカットロールまでの距離をシール一枚分の長さで除算することで求まる。
前記タイミングは、計測終了後に行うことで、計測データを記憶することができる。
前記タイミングは、三角波発生手段の折り返しに行うことで、次のシール切込補正データを考慮した電子カムパターンが生成できる。
前記順番は、記憶の古い順に移動量変更に使うことで、計測したシールに合った補正データで切込が可能となる。
シールテープ1を無駄なくカットするため、フィードロール9を制御装置22により制御することで、シールテープ1をある一定時間逆方向に送る。
カット長を設定器54により任意に設定することで、シールテープ1の逆転時間を決定する。
次に、以上の構成のシール搬送装置によるシール搬送方法について、図3および図4を用いて説明する。
ステップ1(図4(a))
シールテープ1を一定速度で搬送しながら、カットロール3を搬送方向に一定速度で回転させる。カットロール3の周面には、およそ半周の領域にカッター金型2が形成されている。
ステップ2(図4(b)〜(e))
カットロール3が回転することで、その周面のカッター金型2がシールテープ1に押し当てられる。カットロール3が回転するに伴って、シールテープ1への切込が進行し、図4(e)でシールテープ1の切込が完了する。
ステップ3(図4(f))
シールテープ1の切込が完了し、カッター金型2がシールテープ1の切込位置から外れた時点で、シールテープ1の搬送を減速し、逆転に向かう。この間、カットロール3は以前と同様の方向で一定回転を継続しており、シールテープ1との同期が外れて空転することになる。
ステップ4(図4(g))
シールテープ1を搬送方向とは逆方向に移動させる。この間、カットロール3は回転を進めているので、カッター金型2の先端の位置が相対的にシールテープ1の切込の基端部に接近する。
ステップ5(図4(h))
さらにシールテープ1が後退すると、シールテープ1の切込の基端部がカットロール3のカッター金型2の先端に接近するが、一定以上接近したところで、シールテープ1の逆送を減速する。
ステップ6(図4(i))
シールテープ1の切込の基端部がカットロール3のカッター金型2の先端に到達したところで、シールテープ1を正方向に切り替える。
シールテープ1の動きを減速したり逆送したり、正方向に戻すタイミングは、任意に設定したシール長によって決定し、さらにマークセンサ17で現物のシール長を計測し図3(a)のようなシールテープ1のマークMからシール長を補正し、精度のよいシール送りを実現する。これによって図3(b)のような切目(切込)を入れる作業が切込カッター1軸で可能となり、機械の簡易化を実現することができる。
このようなシール搬送方法とすることにより、シールテープ1を無駄なくカットすることが可能となる。
本発明は、シールテープに切込を入れる際に、カッター金型を1軸で駆動することができ、機械の簡易化を実現したシール搬送装置および方法として、利用することができる。
本発明の実施の形態に係るシールカット装置の構成図である。 同実施の形態における制御装置の構成を示すブロック図である。 シールのカット前・カット後の図である。 本発明の方法の動作順序を示す概略図である。 従来の方法を適用した機械構成と動作順序を示す図である。
符号の説明
1 シールテープ
2 カッター金型
3 カットロール
4 フィードロール
5 ピンチロール
6 ダンサロールA
7 ダンサロールB
8 検出ロール
9〜13 ロール
14 検出器
15 検出器A
16 検出器B
17 マークセンサ
18 モータA
19 モータB
20 速度制御器A
21 速度制御器B
22 制御装置
23 差分器A
24 平均化手段A
25 速度換算A
26 フィードフォワード手段A
27 進角器A
28 三角波発生手段A
29 予測手段A
30 速度関数生成手段A
31 乗算器A
32 位置関数生成手段A
33 比較器A
34 PI制御器A
35 加算器A
36 差分器B
37 平均化手段B
38 速度換算B
39 フィードフォワード手段B
40 進角器B
41 三角波発生手段B
42 予測手段B
43 速度関数生成手段B
44 乗算器B
45 位置関数生成手段B
46 比較器B
47 PI制御器B
48 加算器B
49 受付器
50 スイッチ
51 保持装置
52 補正量換算手段
53 順番管理器
54 設定器
M マーク

Claims (3)

  1. 第1のモータによって搬送される長尺のシールテープの搬送経路上に、所定のシール形状に切込を入れるカッター金型を配置したシール搬送装置において、
    前記カッター金型を、第2のモータによって回転駆動されるカットロールの円周上に設けたことを特徴とするシール搬送装置。
  2. 前記長尺のシールテープの巻出側と前記カットロール設置部との間のシールテープの搬送経路上にダンサロールを設け、前記巻出側における前記シールテープの回転位置を検出する第1の検出器と、前記第1のモータの回転位置を検出する第2の検出器と、前記第2のモータの回転位置を検出する第3の検出器と、前記長尺のシールテープ上に形成されたシール位置を示すマークを検出するマークセンサとを設け、
    前記第1の検出器によって検出される巻出側におけるシールテープの移動速度に基づいて、前記第2の検出器によって検出されるシールテープの移動速度を補正するように前記第1のモータを制御するとともに、前記マークセンサによって検出される前記マークの位置と前記第3の検出器によって検出される前記カットロールにおけるカッター金型の位置とが同期するように前記第2のモータを制御する制御装置を設けたことを特徴とする請求項1記載のシール搬送装置。
  3. 長尺のシールテープを搬送する経路上に、所定のシール形状に切込を入れるカッター金型を、モータによって回転駆動されるカットロールの円周上に部分的に設けたシール搬送装置を用いたロール搬送方法であって、
    前記カットロールを一定速度で回転させながらシールテープを前進させ、カットロール上のカッター金型がシールテープに切込を入れた直後からシールテープを減速後、搬送方向と反対方向に移動させ、シールテープ切込部の基端部が前記カットロール上のカッター金型の先端部に近接した時点でシールテープを減速後、再び搬送方向に移動させることで、シール切込部間の余白を少なくすることを特徴とするシール搬送方法。
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