JP2004182359A - ダイカット装置及びラベル作成装置 - Google Patents

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Shinichi Saijo
信一 西條
Naohisa Obata
尚久 小畑
Moriyoshi Inaba
守巧 稲葉
Mitsuhiro Mukasa
充浩 武笠
Atsushi Takada
篤 高田
Masaru Watanabe
勝 渡邊
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Abstract

【課題】ダイカットローラにダイカット刃を取り付ける作業を容易とし、さらにダイカット精度の向上が可能なラベル作成装置を提供すること。
【解決手段】ダイカットローラ602に着脱可能に装着されダイカット刃601aが配置されるダイカット刃シート601上にダイカット刃位置決めマーク606を形成し、前記ダイカット刃位置決めマーク606をダイカット刃位置検知センサ607で検知し、この検知結果によりダイカット刃601aがニップ部Nに到達するタイミングを制御する。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、ダイカット装置及びこれを用いたラベル作成装置に関し、詳しくは、ダイカットローラ等を用いてラベルを連続的に型抜き・作成し、多種のラベルを自動的に作成するダイカット装置及びラベル作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ラベル作成装置は、例えば、台紙とラベルシートの2層からなる記録媒体に、ラベル画像形成装置部で画像を形成し、その画像をダイカット装置であるダイカッタ部で型抜きをする。
【0003】
前記ダイカッタ部では、交換可能なダイカット刃が装着され回転駆動するダイカットローラと、そのダイカットローラに対向して設置されるアンビルローラとの間に、記録媒体が通紙されラベルシートの型抜きが行われる。
【0004】
従来、前記ダイカッタ部は、ダイカットローラ上に罫書き線を設け、この罫書き線に合わせて、ダイカット刃を取り付けていた。また、罫書き線に対応したフラグを、ダイカットローラの回転駆動軸上に設け、このフラグを検知することによってダイカット刃の位置検出(頭出し)制御を行なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した構成の場合、ダイカット刃の交換取り付けは、作業者がダイカットローラ上の罫書き線に合わせて取り付けるため、取り付け誤差が生じることがあった。また、取り付け誤差が生じると、ダイカット精度の低下につながる。このため、交換作業を行なう作業者の負担・責任が大きい等の問題があった。
【0006】
本発明は、上記従来例の問題点に鑑みてなされるもので、ダイカット刃の交換作業を作業者にとって容易なものとするとともに、ダイカット精度の向上を可能とするラベル作成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の構成は、帯状の記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録媒体をダイカットする形状にダイカット刃が配置されるダイカット刃シートと、前記ダイカット刃シートが脱着自在に外周面に装着される回転体であるダイカットローラと、前記ダイカット刃シートに形成される位置決めマークと、前記位置決めマークを検知するマーク検知手段と、前記マーク検知手段による検知結果に基づき前記搬送手段を制御する搬送制御手段とを有するダイカット装置である。
【0008】
本発明に係る第2の構成は、上記第1の構成において、前記ダイカット刃シートに形成され、少なくとも前記ダイカット刃の配置形状に関する情報を含む所定の情報が記録される情報記録部と、前記情報記録部の情報を読み取る情報読取手段とを有し、前記情報読取手段で読み取った配置形状の情報と、前記記録媒体をダイカットする形状とが一致するときに、ダイカットを行なうように制御するダイカット装置である。
【0009】
本発明に係る第3の構成は、上記第1又は第2の構成において、前記ダイカット刃シートに形成され、少なくとも前記ダイカット刃シートの管理番号に関する情報を含む所定の情報が記録される情報記録部と、前記情報記録部の情報を読み取る情報読取手段とを有し、前記情報読取手段で読み取った管理番号の情報を使用者に通知するための通知手段を設けたダイカット装置である。
【0010】
本発明に係る第4の構成は、上記第2又は第3の構成において、前記情報記録部がバーコードからなり、前記情報読取手段がバーコード読取手段であるダイカット装置である。
【0011】
本発明に係る第5の構成は、上記第2又は第3の構成において、前記情報記録部が2次元コードからなり、前記情報読取手段が2次元コード読取手段であるダイカット装置である。
【0012】
本発明に係る第6の構成は、上記第2から第5のいずれかの構成において、前記情報記録部が前記位置決めマークを兼ねるダイカット装置である。
【0013】
本発明に係る第7の構成は、帯状の記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録媒体をダイカットする形状にダイカット刃が配置されるダイカット刃シートと、前記ダイカット刃シートが脱着自在に外周面に装着される回転体であるダイカットローラと、前記ダイカット刃シートに形成され前記ダイカット刃シートに関する所定の情報が記録される情報記録部と、前記情報記録部に記録された情報を読み取る情報読取手段と、前記情報読取手段で読み取られた情報に基づき前記搬送手段を制御する搬送制御手段とを有するダイカット装置である。
【0014】
本発明に係る第8の構成は、上記第7の構成において、前記ダイカット刃シートに更に位置決めマークが形成されるダイカット装置である。
【0015】
本発明に係る第9の構成は、上記第8の構成において、前記位置決めマークを検知するマーク検知手段を更に有し、前記情報読取手段で読み取られた情報、及び前記マーク検知手段で検知した検知結果に基づき、前記搬送制御手段により前記搬送手段を制御するダイカット装置である。
【0016】
本発明に係る第10の構成は、上記第7から第9のいずれかの構成において、前記搬送制御手段はダイカットの切り出し先頭位置を制御するダイカット装置である。
【0017】
本発明に係る第11の構成は、上記第7から第10のいずれかの構成において、前記情報記録部がバーコードからなり、前記情報読取手段がバーコード読取手段であるダイカット装置である。
【0018】
本発明に係る第12の構成は、上記第7から第10のいずれかの構成において、前記情報記録部が2次元コードからなり、前記情報読取手段が2次元コード読取手段であるダイカット装置である。
【0019】
本発明に係る第13の構成は、上記第8から第12のいずれかの構成において、前記情報記録部が前記位置決めマークを兼ねるダイカット装置である。
【0020】
本発明に係る第14の構成は、上記第1から第13のいずれかの構成のダイカット装置と、記録媒体にラベル画像を形成し該記録媒体を前記ダイカット装置に供給するラベル画像形成装置とを有するラベル作成装置である。
【0021】
本発明に係る第15の構成は、上記第14の構成において、前記ラベル画像形成装置と前記ダイカット装置との間で信号伝送する伝送手段と、前記伝送手段によって前記ダイカット装置に伝送される前記ラベル画像形成装置の情報と、前記情報読取手段によって読み取られる情報とを比較する比較手段とを有し、前記比較手段の比較結果に応じて前記搬送制御手段により前記搬送手段を制御するラベル作成装置である。
【0022】
本発明に係る第16の構成は、上記第14又は第15の構成において、ラベル画像の情報が入力される入力手段と、前記ラベル情報に基づいて印字データを処理する処理手段と、前記ラベル情報に基づいてラベルイメージを表示する表示手段とを備えるラベル画像処理装置を有するラベル作成装置である。
【0023】
本発明に係る第17の構成は、記録媒体にラベル画像を形成し該記録媒体をダイカットするするラベル作成装置において、ラベル画像の情報が入力される入力手段と、前記ラベル情報に基づいて印字データを処理する処理手段と、前記処理手段により処理された印字データが記録される前記記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段で搬送される前記記録媒体をダイカットするダイカット手段と、前記搬送手段を制御する搬送制御手段と、前記ダイカットに関する所定の情報が記録される情報記録部と、前記情報記録部に記録された情報を読み取る情報読取手段と、前記ダイカット手段に伝送される前記ラベル画像の情報と前記情報読取手段によって読み取られる情報とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に応じて前記搬送制御手段により前記搬送手段を制御するラベル作成装置である。
【0024】
上記した発明によれば、ダイカット刃の交換作業者の負担が軽減するとともに、ダイカット精度の向上が可能となる。
【0025】
また、ダイカット刃の配置形状情報とラベル画像形成装置で印字されたラベル画像とを比較することで、誤ってダイカットすることを防ぐことが可能となる。
【0026】
また、ダイカット刃の管理番号(シリアル番号)情報によって、使用中でないダイカット刃の管理を容易に行なうことができる。
【0027】
さらに、ダイカット刃シート上の情報記録部に情報を記録させ、それを情報読取手段で読み取り、その読み取った情報に基づき搬送手段を制御することで、ダイカット精度を向上させることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において本実施の形態における例示が本発明を限定することはない。
【0029】
(第1の実施の形態)
図1から図9を用いて本発明に係る第1の実施の形態について説明する。
【0030】
図1は、本第1の実施の形態に係るラベル作成装置の全体構成を説明するための模式図である。
【0031】
図1において、ラベル作成装置は、ラベル画像処理装置としてのホストコンピュータ101、ラベル画像形成装置としてのラベルプリンタ102、及びダイカット装置としてのダイカッタ103を備える。
【0032】
前記ホストコンピュータ101と前記ラベルプリンタ102はケーブル104により接続されデータの送受信が行なわれ、前記ラベルプリンタ102と前記ダイカッタ103はケーブル105により接続されシリアル通信によるデータの送受信が行なわれる。それぞれのデータの送受信について図9に説明図を示す。
【0033】
記録媒体106は、台紙にラベルシートを貼着させた2層構造であり、ラベルプリンタ102にロール状にセットされ連続的に給紙される。
【0034】
前記ラベルプリンタ102では、ホストコンピュータ101により作成されたラベルイメージに基づいて、記録媒体106のラベルシートにラベル画像が印字されて、該記録媒体106をダイカッタ103へ搬送する。
【0035】
前記ダイカッタ103では、ラベル画像にあわせてラベルシートがダイカットされ、型抜きされたラベル部が台紙とともにローラ状に収納される。
【0036】
図2は、上記したホストコンピュータ101における機能を説明する模式図である。
【0037】
図2において、ホストコンピュータ101では、キーボード(入力手段)201とポインティングデバイスであるマウス(入力手段)202で各種入力が行なわれ、不図示の処理手段で前記入力に対する処理が行なわれて印字データが作成され、CRT(表示手段)204でラベルイメージ203が表示され、ケーブル104でこれら印字データと各種設定項目がラベルプリンタ102に送信され、又はラベルプリンタ102からのデータが受信される。
【0038】
前記ホストコンピュータ101では、ラベルサイズをラベルサイズ入力部205に入力することにより、入力されたサイズのラベルイメージ203の一例がCRT204に表示され、このラベルイメージ203において矩形206、線207、文字208、バーコード209、及びイメージデータ210等を設定することにより、ラベルイメージ203のレイアウトを作成する。ラベルイメージ203中の図形等206〜210はそれぞれ大きさや角度を設定することができる。
また、印刷枚数指定部211で印刷枚数の指定や、部分的なデータの可変情報(不図示)等も付加でき、これらの情報はラベルプリンタ102に印字データとして送信される。
【0039】
また、ラベルイメージ203はフルカラーで表現され、処理部は、フルカラーのイメージをブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色毎の印字データに分割し、この印字データをラベルプリンタ102に転送する。
【0040】
図3は、ラベルプリンタ102における機能を説明するための模式図である。
【0041】
図3において、ラベルプリンタ102は、給紙部301と、搬送部302と、印字部303と、前記ホストコンピュータ101と印字データ等を送受信する不図示の送受信部と、ダイカッタ103と動作情報等を送受信する不図示の送受信部と、印字データを一時記憶しておく不図示のメモリとを有する。
【0042】
無地の連続紙である記録媒体106は、前記給紙部301でローラ状に収納されており、台紙とラベルシートの2層からなり、ラベルシートは台紙全体に剥離可能に貼着されている。
【0043】
記録媒体106は、ラベル面を表にして、給紙部301によりラベルプリンタ102本体内に送り込まれ、搬送部302により搬送され、印字部303でラベルイメージ203に基づいてラベル画像がラベルシートに連続的に印字される。
印字後の記録媒体106は、ラベルプリンタ102とダイカッタ103との間でたるみを持たせながらダイカッタ103本体内まで搬送され、それ以降はダイカッタ103内で処理される。
【0044】
前記印字部303は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色のインクを吐出する不図示のインクジェットヘッドからなり、不図示の各色毎のインクタンクよりインクが供給される。
【0045】
各インクジェットヘッドは、インク滴を吐出するためのノズルを用紙幅全域に記録可能な分持ち、搬送される記録媒体106に対し、各色の印字データに基づき吐出を行なうことにより、フルカラーのラベル画像を印字する。
【0046】
ここで、印字データはホストコンピュータ101より送信された各色の印字データであり、記録が終わるまでの間、一時的にメモリに記憶される。
【0047】
また、本第1の実施の形態においては、ラベルイメージ203を印字する際に、図8(b)に示すように、ダイカットタイミングの判断に使用するラベル画像位置決めマーク605が、一枚分のラベル画像ごとに、記録媒体106の搬送方向Aに対してラベル画像の上流側に印字される。
【0048】
また、ラベルプリンタ102のダイカッタ103との送受信部では、ラベルプリンタ動作中などのステータス情報、及び記録しているラベルサイズやラベル枚数などの情報が、ラベルプリンタ102よりダイカッタ103へ送信され、また、ダイカッタ103のステータス情報などがダイカッタ103よりラベルプリンタ102に送信される。
【0049】
そして、ダイカッタ103が動作中又は動作可能状態ならば、ラベルプリンタ102は記録可能と判断され、ホストコンピュータ101より記録データが送信されているなどラベルプリンタ102側においても記録可能な条件が揃っていれば、ラベルプリンタ102で記録媒体106にラベル画像が印字される。
【0050】
一方、ラベルプリンタ102の記録中に、ダイカッタ103が動作中でない、又は動作可能でなくなった場合、ラベルプリンタ102は印字を中断し、ダイカッタ103の動作可能状態を待ち、その後、動作可能状態となったならばラベルプリンタ102は自動的に印字を再開する。
【0051】
図4は、上記したダイカッタ103における機能を説明する模式図である。
【0052】
図4において、ダイカッタ103は、記録媒体106とラミネートフィルム401との接着部402と、ダイカット部403と、ラベル部と不用部となるカス部との剥離部404と、ラベル部巻取り部405と、カス部巻取り部406と、ユーザインターフェースであるオペレーションパネル407と、ラベルプリンタ102と動作情報等を送受信する不図示の送受信部(伝送手段)とからなる。
【0053】
ラベルプリンタ102との送受信部において、ダイカッタ103のステータス情報などがラベルプリンタ102へ送信され、また、ラベルプリンタ102よりラベルプリンタ102のステータス情報、及び記録しているラベルサイズやラベル枚数などの情報が受信され、ダイカッタ103はそれらの情報に応じて動作を行なう。
【0054】
オペレーションパネル407によりダイカッタ103の動作開始が指示されると、ダイカッタ103はラベルプリンタ102に動作可能のステータス情報を送信する。ラベルプリンタ102はホストコンピュータ101から送られてきた印字データに基づいて記録媒体106上にラベル画像を印字し、ダイカッタ103に記録中のステータス情報を送信する。そして、記録中のステータス情報を受信したダイカッタ103はダイカット動作を開始する。
【0055】
オペレーションパネル407でダイカッタ103の動作停止が指示されること、又はダイカッタ103内部で異常が発生することによって、ダイカッタ103が非常停止すると、ダイカッタ103は、ラベルプリンタ102に動作停止のステータス情報を送信する。動作停止を受信したラベルプリンタ102は記録を中断し、搬送停止のステータス情報を送信し、ダイカッタ103、ラベルプリンタ102ともに動作が停止する。
【0056】
図5は、ダイカッタ103の接着部402における機能を説明する模式図である。
【0057】
接着部402では、ラベルプリンタ102でラベル画像が印字され接着部402に搬送された記録媒体106と、ダイカッタ103にローラ状で収納され接着部402に案内されたラミネートフィルム401とが、前記記録媒体106のラベル面側に前記ラミネートフィルム401の接着面をあわすようにして、圧着ローラ対501に通されて圧着される。
【0058】
図6(a)は、ダイカッタ103のダイカット部403における機能を説明する模式図である。
【0059】
図6(a)において、ダイカット部403には、ダイカットローラ602と、アンビルローラ603と、ダイカット刃601aが配置されたダイカット刃シート601と、記録媒体106上のラベル画像位置決めマーク605を検知するラベル画像位置検知センサ604と、ダイカットローラ602上でのダイカット刃601aの取り付け位置を検知するダイカット刃位置検知センサ(検知手段)607と、記録媒体106を搬送させる不図示の搬送手段とが設けられている。
【0060】
前記ダイカット刃シート601は前記ダイカットローラ602に着脱可能に取り付けられており、複数種類のダイカット刃シートを用意し、ラベルのレイアウトやサイズ等によりダイカット刃シートを交換することにより、ダイカッタ103を複数種類のラベルの作成に対応させることができる。
【0061】
前記ダイカット刃シート601の表面には、図6(b)に示すように、ラベルのレイアウトやサイズ等に対応させて配置され裁断を行なうダイカット刃601aと、ダイカット刃601aのダイカットローラ602上での取り付け位置を検出するためのダイカット刃位置決めマーク(位置検知マーク)606とが設けられている。前記ダイカット刃601aの形状はラベル画像一枚分をダイカットするものである。なお、ダイカット刃シート601上のダイカット刃位置決めマーク606の位置は、ダイカット刃シート601の移動方向に対し上流側としているが、本第1の実施の形態はこの構成に限定されない。
【0062】
前記ダイカットローラ602は図中時計回り方向に回転駆動し、前記アンビルローラ603は図中反時計回り方向に回転駆動し、両ローラは対向するニップ部Nで記録媒体106の搬送方向Aと同方向に移動することになる。
【0063】
前記ニップ部Nに記録媒体106が搬送され、記録媒体106と同速度でダイカットローラ602が回転され、ダイカット刃601aが記録媒体106に押圧されることで、記録媒体106のラベルシート及びラミネートフィルム401がダイカット刃601aの形状にダイカットされる。このとき記録媒体106の台紙はダイカットされない。また、ダイカットローラ602が一回転することでラベル画像一枚分がダイカットされる。
【0064】
ダイカッタ103が動作を開始するときや、記録媒体106が新たに搬送されるときに、ダイカットローラ602を空回転させて、前記ダイカット刃位置決めマーク606を前記ダイカット刃位置検知センサ607で検知させることで、ダイカットローラ602上のダイカット刃601aの位置情報が確認される。これに基づいて、ダイカット刃位置制御手段609により、ダイカット刃601aがニップ部Nに到達するタイミングが制御される。
【0065】
また、前記ラベル画像位置検知センサ604は、記録媒体106の搬送方向Aに対して前記ダイカットローラ602の上流側で、記録媒体106のラベル面に近接させて設置されており、記録媒体106が搬送されると、記録媒体106上に一枚分のラベル画像ごとに印字されたラベル画像位置決めマーク605を検知する。これに基づいて、ラベル画像位置制御手段610により、記録媒体106上のラベル画像がニップ部Nに到達するタイミングが制御される。
【0066】
これらのタイミングの制御から、一枚分のラベル画像ごとに、記録媒体106上のラベル画像と、ダイカット刃シート601上のダイカット刃601aとが、それぞれ形状を合わせてニップ部Nに到達するように不図示の搬送制御手段により制御される。
【0067】
そして、ニップ部Nで記録媒体106はダイカットローラ602と同速度で搬送され、記録媒体106がラベル画像にあわせてダイカット刃601aによりダイカットされる。
【0068】
なお、ダイカットローラ602の一回転ごとに、ダイカット刃位置決めマーク606をダイカット刃位置検知センサ607で検知し、ダイカット刃601aがニップ部Nに到達するタイミングを制御してもよい。
【0069】
また、ダイカッタ103は、ラベルプリンタ102からラベルサイズのステータス情報を受信しているため、このラベルサイズ情報と、ラベル画像位置決めマーク605がラベル画像位置検知センサ604で検知されるタイミングとを比較して、記録媒体106の搬送異常を検知することができる。
【0070】
また、ダイカッタ103は、ラベルプリンタ102からラベル画像の印刷枚数のステータス情報を受信しているため、この印刷枚数と、ダイカットが行なわれる回数とを比較して、印刷枚数分のダイカットが行われた時点でダイカットローラ602の回転を停止することにより、ダイカットの誤動作を防ぐことができる。
【0071】
図7は、ダイカッタ103の剥離部404の機能を説明する模式図である。
【0072】
ダイカット部403でダイカットされた記録媒体106は、剥離部404に搬送され、ダイカットされたラベル部以外のラベルシートとラミネートフィルム401が剥離され、剥離された部分はカス部としてカス部巻取り部406に巻き取られ、ラベル部は台紙とともにラベル部巻取り部405に巻き取られる。
【0073】
図8(a)〜(d)は、ラベル作成時の記録媒体106の形態を説明する模式図である。
【0074】
図8(a)は、装置本体にセットされる前の記録媒体106であり、無地の連続紙である。記録媒体106は、図中左から右へと搬送方向Aで搬送される。
【0075】
図8(b)は、ラベルプリンタ102により連続的にラベル画像が印字された記録媒体106であり、ダイカットタイミングの判断に使用されるラベル画像位置決めマーク605が、一枚分のラベル画像ごとに、ラベル画像の搬送方向A上流側に印字されている。
【0076】
図8(c)は、ダイカッタ103のダイカット部403でダイカットが行われた記録媒体106であり、図中破線はダイカットされた部分を示す。
【0077】
図8(d)は、ダイカッタ103の剥離部404でカス部が剥離された記録媒体106である。
【0078】
このような順序で台紙上に連続的にラベルが作成される。
【0079】
このように、本第1の実施の形態によれば、ダイカット刃シート601をダイカットローラ602の適当位置に取り付けるだけで、他に作業を行なわなくても位置決めが行なわれるので、ダイカット刃601aの交換作業の労力が軽減され、さらには取り付けの際の誤差を低減することができる。また、ダイカット刃601aとラベル画像とがニップ部Nに到達するタイミングを、一枚分のラベル画像ごとに調整することができ、ダイカットの精度を向上することができる。
【0080】
(第2の実施の形態)
図10を用いて本発明に係る第2の実施の形態について説明する。なお、前出の各図に共通する部材には同一の符号を付し説明を省略する。
【0081】
本第2の実施の形態においては、図10(b)に示すように、上記した第1の実施の形態で説明したダイカット刃位置決めマーク606の他に、ダイカット刃シート601の移動方向Bに対してダイカット刃601aの上流側に情報記録部としてのバーコード1001を形成し、ダイカット部403に設けられたバーコード読取手段としてのバーコードリーダー410(図4参照)で前記バーコード1001の情報を読み取らせるようにしている。なお、前記ダイカット刃シート601上のバーコード1001の位置はこの構成に限定されない。
【0082】
前記バーコード1001にはダイカット刃シート601に関する情報を持たせている。ダイカット刃シート601に関する情報の一例としては、図13に示すように、管理番号、基準位置からの切り出し開始位置、ダイカット幅、及びダイカット長等である。
【0083】
前記バーコード1001の情報に、例えば、ダイカット刃601aの配置形状に関するダイカット幅やダイカット長が含まれる場合、バーコードリーダー410で読み取った配置情報と記録媒体106をダイカットする形状が一致するときにダイカットを行ない、一致しないときにはダイカッタ103装置本体を停止する等してダイカットを行なわないようにすることで、ダイカッタ103の誤動作を防ぐことができる。なお、記録媒体106をダイカットする形状を認識する手段としては、予め使用者がその形状情報をダイカッタ130に入力したり、記録媒体106上の画像情報を読み取ってその情報から判断したりするとよい。また、ラベルプリンタ102からケーブル105を介して伝送されるラベルプリンタ102で印字されたラベル画像情報と、ダイカット刃601aの配置情報とを比較する不図示の比較手段を設け、この比較結果に応じてダイカット動作を制御することもできる。
【0084】
また、前記バーコード1001の情報の中に、例えば、ダイカット刃シート601の管理番号(シリアル番号)を持たせ、バーコードリーダー410で読み取った管理番号情報をオペレーションパネル407に設けた不図示の表示部に表示させる等して使用者に通知する通知手段を備えることで、未使用のダイカット刃シート601の在庫数等、ダイカット刃シート601の管理が容易になる。
【0085】
また、図10(c)に示すように、上記したバーコード1001に代えて、2次元コード1002を形成し、かつ、上記したバーコードリーダー410に代えて、2次元コード読取手段を用いて、前記2次元コード1002の情報を読み取らせるようにしてもよい。
【0086】
また、図10(a)に示すように、上記した第1の実施の形態で説明したダイカット刃位置決めマーク606を、上記したバーコード1001と同様の情報を持ったバーコード1000に置き換え、前記バーコードリーダー410でバーコード1000の情報を読み取らせるとともに、前記ダイカット刃位置検知センサ607でバーコード1000を検知させダイカット刃601aの位置検知を行なうようにしてもよい。なお、前記バーコード読取手段と前記ダイカット刃位置検知センサ607は同一部材で構成してもよい。
【0087】
また、図10(a)では、ダイカット刃位置決めマーク606による位置決めが必要でない場合に、バーコード1001のみの構成とすることもできる。
【0088】
このように、本第2の実施の形態によれば、上記した第1の実施の形態と同様の効果を得ることができるとともに、ダイカット刃シート601の管理を容易にし、ダイカッタ103の誤動作を防止することができる。
【0089】
以下、上記した第1及び第2の実施の形態におけるダイカット動作について詳細に説明する。
【0090】
まず、ダイカッタ103の動作について前述の図4及び図11を参照して説明する。
【0091】
図11は、上記したダイカッタ103の電気的なブロック図である。
【0092】
ホストコンピュータ101から記録動作開始のコマンドがラベルプリンタ102に転送され、ダイカット動作を含むコマンドであれば記録開始と同時にラベルプリンタ102からダイカッタ103に動作開始のコマンドが転送される。インタフェースは例えばRS232C(シリアル)等が用いられる。
【0093】
ダイカッタ103が動作開始のコマンドを受けると、ダイカッタ103の制御CPU(中央演算処理装置:Central Processing Unit)1101はラベルプリンタ102から排紙される記録媒体106のたるみが充分あることを不図示のセンサで検知しダイカット動作に移行する。なお、CPU1101は、図12に示すようなフローに対応するプログラムをメモリに記憶しており、CPU1101がそのプログラムを実行し制御する。
【0094】
ラベルプリンタ102とダイカッタ103の間で記録媒体106のたるみが必要な理由は次のとおりである。
【0095】
ラベルプリンタ102の下流側に配置されるダイカッタ103の動作速度の実効値が、ラベルプリンタ102の最大記録速度を上回っていないと、複数のラベル作成を連続動作した場合にラベルプリンタ102とダイカッタ103の間で記録媒体106のたるみが増加することがあるという問題が生じるためである。また、ラベルプリンタ102の持つ性能(記録速度)を充分に引き出すためである。
【0096】
ダイカッタ103を構成する主な駆動源は、図11に示すように、ラミネートフィルム401を引き出すために接着部402のローラを駆動するラミネートモータ1117と、記録媒体106を搬送方向前後方向に搬送可能に下流側搬送ローラ408を駆動する搬送モータ1113と、記録媒体106をダイカットするダイカットローラ602及びアンビルローラ603を記録媒体106の搬送速度に同期した線速度で回転させるためのダイカットモータ1109と、ラベル巻き取り部405及びカス巻き取り部406を駆動するリワインドモータ1119とから構成される。
【0097】
なお、ダイカットローラ602とアンビルローラ603は回転方向が逆で線速度が同一になるよう設計される。
【0098】
また、記録媒体106の搬送速度及びダイカットローラ602の線速度は同期させる必要があるため、前記ダイカットモータ1109で駆動される不図示のダイカットローラ軸、及び前記搬送モータ1113で駆動される不図示のモータ軸には、回転位置と回転速度(線速度)を常時測定するためのダイカットモータ用エンコーダディスク1110及び搬送モータ用エンコーダディスク1114がそれぞれ備えられている。また、前記エンコーダディスク1110及び1114は、それぞれサーボロジック1111及び1115に接続される。
【0099】
また、記録媒体106上には、ラベル画像、及びダイカット位置決めするためのラベル画像位置決めマーク605がラベルプリンタ102によって記録(印字)されている。前記記録媒体106上のラベル画像位置決めマーク605を検知するラベル画像位置検知センサ604は、ダイカット部403の記録媒体搬送方向手前側に設置される。そして、CPU1101は、前記ラベル画像位置検知センサ604の検知結果を、入出力ポート(I/O)1107を介してほぼリアルタイムに読み出し可能である。
【0100】
また、ダイカットローラ602の外周面に対向してダイカット刃位置検知センサ607が設置されている。前記ダイカット刃位置検知センサ607によって、ダイカット刃シート601上のダイカット刃位置決めマーク606がダイカットローラ602上のどの位置になっているかが正確に検知されるため、記録媒体106上のラベル画像に対するダイカットの切り出し位置を微調整することができる。
【0101】
ダイカット部403の上部には、バーコードリーダー410が設置される。前記バーコードリーダー410は、ダイカットローラ602の外周面に貼り付けられているダイカット刃シート601上のバーコード1001からダイカット刃シート601の配置、寸法、その他のバーコード情報を読み取る。そして、これらの情報をCPU1101で認識、ラベルプリンタ102側にインタフェース1107を介して送信する。
【0102】
次に、ダイカットローラ602の回転と記録媒体106の搬送との相関的な動作について説明する。
【0103】
ダイカットローラ602の円周を例えば12インチとすれば、このダイカットローラ602に使用できるダイカット刃シート601の記録媒体搬送方向の最大寸法は例えば8インチと設定される。
【0104】
ダイカット刃シート601の厚み方向の寸法は例えば1.5mmが選択される。このときのダイカットローラ602とアンビルローラ603の間の隙間は例えば2mmに設定される。なお、この値は調整可能である。
【0105】
ダイカット刃シート601がダイカットローラ602とアンビルローラ603のニップ部N近傍を通過中、すなわちダイカット中は、ダイカットローラ603の線速度と記録媒体106の搬送速度とは一致する必要がある。
【0106】
一方、ダイカット刃シート601がダイカットローラ602のニップ部Nにない間では、記録媒体106はニップ部Nを前後に搬送可能である。
【0107】
また、一枚のラベルのダイカットが完了してダイカット刃シート601の後端がニップ部Nを通過すると、間もなく搬送モータ1113を逆転し記録媒体106を逆方向に搬送、再度正方向に戻し、次のラベルのダイカットに備えるようにする。こうすることにより、ラベル間隔を狭められるので、記録媒体106の無駄なスペースを減らすことができる。
【0108】
なお、上流側搬送ローラ409には図示しない搬送サブモータが結合されており、下流側搬送ローラ408と上流側搬送ローラ409間では常にテンションがかかるように駆動されるが位置制御、速度制御の主導権は常に下流側搬送ローラ408(搬送モータ1113側)にある。
【0109】
次に、ダイカッタ103のCPU1101の処理動作について、図12に示す動作フローを用いて説明する。図12では各ステップに番号を付して説明する。
【0110】
まず、ダイカッタ103の不図示のメイン電源が投入されると、ダイカット刃シート601に付与されたバーコード情報をバーコードリーダー410で読み取り、該バーコードリーダ410から読み取ったデータを受信し、RAM1103に保存する(1201)。
【0111】
ラベルプリンタ102からダイカッタ103のステイタス要求を受信すると(1202)、RAM1103に保存したデータを含んだダイカッタの状態をラベルプリンタ102に返信する(1203)。
【0112】
ここで、RAM1103に保存されるダイカット刃シート601の情報内容の一例を図13に示す。図13に示すように、ダイカット刃の情報は、管理番号、基準位置からの切り出し開始位置、ダイカット幅、ダイカット長に関する情報が含まれる。
【0113】
そして、ラベルプリンタ102から動作開始コマンドを受信すると(1204)、ダイカッタ103の入り口部分や他の個所の記録媒体106のタルミ量を不図示のセンサで検知して(1205)、記録媒体106の搬送を開始し(1206)、続いてダイカットローラ602の回転を開始する(1207)。
【0114】
そして、記録媒体106のラベル画像位置決めマーク605、及びダイカット刃シート601のダイカット刃位置決めマーク606を検出したら(1208、1209)、ダイカットの切り出し開始位置が一致するように記録媒体106の搬送速度を増減して微調整する(1210)。
【0115】
ダイカットローラ602の円周を12インチ、ローラ軸に取り付けられたダイカットモータ用ロータリエンコーダ1110の分割数を2400パルス/回転とすれば、ダイカットローラ602単独に起因する理論的な切り出し位置精度は±1/200インチである。
【0116】
一方、搬送モータ1113の軸に結合した搬送モータ用ロータリエンコーダ1114も同じく分割数を2400パルス/回転、搬送モータ1回転当りの用紙移動量を12インチとすると搬送モータに起因する理論的な切り出し位置精度はやはり±1/200インチである。
【0117】
これらに、ダイカット刃シート601のダイカット刃位置決めマーク606を検知するダイカット刃位置検知センサ607の検出誤差を±1/100インチ、記録媒体106のラベル画像位置決めマーク605を検知するラベル画像位置検知センサ604の検出誤差も±1/100インチとすれば、本第1及び第2の実施の形態に係るダイカッタ103のダイカット切り出し位置精度の理論値は±3/100インチといえる。
【0118】
こうしてダイカットの切り出しの位置精度を比較的小さくする要因は、バーコードデータとして、基準位置からの切り出し開始位置、すなわちダイカット刃位置決めマーク606からダイカット刃601aの切り出し開始までの距離が認識(図13参照)されるからに他ならない。
【0119】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ダイカット装置において、ダイカットローラにダイカット刃を取り付けるときの誤差の問題が解消される。これより、ダイカット刃の交換作業者の負担を軽減するとともに、ダイカット精度の向上が可能となる。
【0120】
また、ダイカット刃シートに、ダイカット刃の管理番号や形状等の情報を持ったバーコードや2次元コードを持たせることによって、より詳細な制御が可能となる。また、これらのバーコードや2次元コードによって交換用のダイカット刃の管理を行なうことができるようになる。さらには、バーコードデータとしてダイカットの切り出し先頭位置に関する情報を持たせることで、ダイカットの位置精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るラベル作成装置の全体構成を説明する模式図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るホストコンピュータにおける機能を説明する模式図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るラベルプリンタにおける機能を説明する模式図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るダイカッタにおける機能を説明する模式図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るダイカッタの接着部における機能を説明する模式図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るダイカッタのダイカット部における機能を説明する模式図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るダイカッタの剥離部における機能を説明する模式図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る記録媒体を説明する模式図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係るホストコンピュータとラベルプリンタとダイカッタの送受信データを説明する模式図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るダイカット刃シートを説明する模式図である。
【図11】本発明の第1及び第2の実施の形態に係るダイカッタの電気的なブロック図である。
【図12】本発明の第1及び第2の実施の形態に係るダイカッタの動作フローを説明する図である。
【図13】本発明の第1及び第2の実施の形態に係るダイカット刃シートに記録される情報内容の一例を説明する図である。
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ
102 ラベルプリンタ
103 ダイカッタ
104 ケーブル
105 ケーブル
106 記録媒体
201 キーボード
202 マウス
203 ラベルイメージ
204 CRT
205 ラベルサイズ入力部
206 矩形
207 線
208 文字
209 バーコード
210 イメージデータ
211 印刷枚数指定部
301 給紙部
302 搬送部
303 印字部
401 ラミネートフィルム
402 接着部
403 ダイカット部
404 剥離部
405 ラベル部巻取り部
406 カス部巻取り部
407 オペレーションパネル
408 上流側搬送ローラ
409 下流側搬送ローラ
410 バーコードリーダー
501 圧着ローラ対
601 ダイカット刃シート
601a ダイカット刃
602 ダイカットローラ
603 アンビルローラ
604 ラベル画像位置検知センサ
605 ラベル画像位置決めマーク
606 ダイカット刃位置決めマーク
607 ダイカット刃位置検知センサ
609 ダイカット刃位置制御手段
610 ラベル画像位置制御手段
1000 バーコード
1001 バーコード
1002 2次元コード
1101 CPU
1102 プログラムROM
1103 RAM
1108 モータドライバ
1109 ダイカットモータ
1110 ダイカットモータ用エンコーダ
1111 サーボロジック1
1112 モータドライバ
1113 搬送モータ
1114 搬送モータ用エンコーダ
1115 サーボロジック2
1116 モータドライバ
1117 ラミネートモータ
1118 モータドライバ
1119 リワインドモータ

Claims (17)

  1. 帯状の記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録媒体をダイカットする形状にダイカット刃が配置されるダイカット刃シートと、前記ダイカット刃シートが脱着自在に外周面に装着される回転体であるダイカットローラと、前記ダイカット刃シートに形成される位置決めマークと、前記位置決めマークを検知するマーク検知手段と、前記マーク検知手段による検知結果に基づき前記搬送手段を制御する搬送制御手段とを有することを特徴とするダイカット装置。
  2. 前記ダイカット刃シートに形成され、少なくとも前記ダイカット刃の配置形状に関する情報を含む所定の情報が記録される情報記録部と、前記情報記録部の情報を読み取る情報読取手段とを有し、前記情報読取手段で読み取った配置形状の情報と、前記記録媒体をダイカットする形状とが一致するときに、ダイカットを行なうように制御することを特徴とする請求項1に記載のダイカット装置。
  3. 前記ダイカット刃シートに形成され、少なくとも前記ダイカット刃シートの管理番号に関する情報を含む所定の情報が記録される情報記録部と、前記情報記録部の情報を読み取る情報読取手段とを有し、前記情報読取手段で読み取った管理番号の情報を使用者に通知するための通知手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のダイカット装置。
  4. 前記情報記録部がバーコードからなり、前記情報読取手段がバーコード読取手段であることを特徴とする請求項2又は3に記載のダイカット装置。
  5. 前記情報記録部が2次元コードからなり、前記情報読取手段が2次元コード読取手段であることを特徴とする請求項2又は3に記載のダイカット装置。
  6. 前記情報記録部が前記位置決めマークを兼ねることを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載のダイカット装置。
  7. 帯状の記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録媒体をダイカットする形状にダイカット刃が配置されるダイカット刃シートと、前記ダイカット刃シートが脱着自在に外周面に装着される回転体であるダイカットローラと、前記ダイカット刃シートに形成され前記ダイカット刃シートに関する所定の情報が記録される情報記録部と、前記情報記録部に記録された情報を読み取る情報読取手段と、前記情報読取手段で読み取られた情報に基づき前記搬送手段を制御する搬送制御手段とを有することを特徴とするダイカット装置。
  8. 前記ダイカット刃シートに更に位置決めマークが形成されることを特徴とする請求項7に記載のダイカット装置。
  9. 前記位置決めマークを検知するマーク検知手段を更に有し、前記情報読取手段で読み取られた情報、及び前記マーク検知手段で検知した検知結果に基づき、前記搬送制御手段により前記搬送手段を制御することを特徴とする請求項8に記載のダイカット装置。
  10. 前記搬送制御手段はダイカットの切り出し先頭位置を制御することを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載のダイカット装置。
  11. 前記情報記録部がバーコードからなり、前記情報読取手段がバーコード読取手段であることを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載のダイカット装置。
  12. 前記情報記録部が2次元コードからなり、前記情報読取手段が2次元コード読取手段であることを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載のダイカット装置。
  13. 前記情報記録部が前記位置決めマークを兼ねることを特徴とする請求項8から12のいずれかに記載のダイカット装置。
  14. 請求項1から13のいずれかに記載のダイカット装置と、記録媒体にラベル画像を形成し該記録媒体を前記ダイカット装置に供給するラベル画像形成装置とを有することを特徴とするラベル作成装置。
  15. 前記ラベル画像形成装置と前記ダイカット装置との間で信号伝送する伝送手段と、前記伝送手段によって前記ダイカット装置に伝送される前記ラベル画像形成装置の情報と、前記情報読取手段によって読み取られる情報とを比較する比較手段とを有し、前記比較手段の比較結果に応じて前記搬送制御手段により前記搬送手段を制御することを特徴とする請求項14に記載のラベル作成装置。
  16. ラベル画像の情報が入力される入力手段と、前記ラベル情報に基づいて印字データを処理する処理手段と、前記ラベル情報に基づいてラベルイメージを表示する表示手段とを備えるラベル画像処理装置を有することを特徴とする請求項14又は15に記載のラベル作成装置。
  17. 記録媒体にラベル画像を形成し該記録媒体をダイカットするラベル作成装置において、ラベル画像の情報が入力される入力手段と、前記ラベル情報に基づいて印字データを処理する処理手段と、前記処理手段により処理された印字データが記録される前記記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段で搬送される前記記録媒体をダイカットするダイカット手段と、前記搬送手段を制御する搬送制御手段と、前記ダイカットに関する所定の情報が記録される情報記録部と、前記情報記録部に記録された情報を読み取る情報読取手段と、前記ダイカット手段に伝送される前記ラベル画像の情報と前記情報読取手段によって読み取られる情報とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に応じて前記搬送制御手段により前記搬送手段を制御することを特徴とするラベル作成装置。
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