JP2002225899A - 分別キャップ付き容器 - Google Patents
分別キャップ付き容器Info
- Publication number
- JP2002225899A JP2002225899A JP2001024628A JP2001024628A JP2002225899A JP 2002225899 A JP2002225899 A JP 2002225899A JP 2001024628 A JP2001024628 A JP 2001024628A JP 2001024628 A JP2001024628 A JP 2001024628A JP 2002225899 A JP2002225899 A JP 2002225899A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- container
- peripheral surface
- inner plug
- mouthpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
回転時における中栓体の共回りを防止することにより、
常に、確実にそして安定して外キャップを螺脱開放でき
るようにする。 【解決手段】 注出口を有し、頂壁13および組付き
筒11に分別取外し機構を設けた中栓体10の組付き筒
11を、壜体1の口筒2外周にアンダーカット結合によ
り組付けると共に、中栓体10に外キャップ30を螺合
組付けして構成される容器において、口筒2外周面上端
部と、組付き筒11の内周面上端部との間に、中栓体1
0の共回り防止用の係止部5を設けた。
Description
た分別取外し可能な中栓体に、外キャップを螺合組付け
して構成した分別キャップ付き容器に関するものであ
る。
る中栓体を壜体口筒にアンダーカット結合により組付
け、この中栓体に外キャップを螺合組付けして構成した
ものが広く使用されている。
ら、中栓体に、破断可能な肉薄溝状の弱化線や肉薄部を
予め形成し、廃棄時に、この弱化線や肉薄部を破断し
て、中栓体を壜体から容易に取外しできるようにしたも
のも使用されている。
た従来の分別キャップ付き容器にあっては、中栓体に弱
化線や肉薄部を設けたことにより、壜体口筒に対する中
栓体の組付きが緩み易い傾向にあるため、外キャップを
回転させた際に中栓体が共回りしてしまい、外キャップ
を螺脱開放することができなくなる恐れがある、と云う
問題があった。
ける問題点を解消すべく創案されたもので、分別キャッ
プ付き容器において、外キャップ回転時における中栓体
の共回りを防止することを技術的課題とし、もって常に
確実に外キャップを螺脱開放できるようにすることを目
的とする。
る本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、注出口を
有し、頂壁およびこの頂壁の周端に垂下連設された組付
き筒に、分別取外し機構を設けた中栓体の前記した組付
き筒を、壜体の口筒外周にアンダーカット結合により組
付けると共に、この中栓体に外キャップを螺合組付けし
て構成される容器であること、壜体の口筒の外周面上端
部と、中栓体の組付き筒の内周面上端部との間に、中栓
体の共回り防止用の係止部を設けること、にある。
けると、口筒の外周面上端部と組付き筒の内周面上端部
との間に設けた係止部が周方向に係止可能となるので、
外キャップ回転時における中栓体の共回りが防止され、
これにより中栓体に対する外キャップの相対的回動動作
を常に確実に達成される。
外し機構により、組付き筒が展開状に引き延ばされるの
で、係止部はその係止状態が解除され、このため係止部
が、中栓体の壜体からの分別回収操作に邪魔となること
はない。
明の共回り防止用の係止部を、口筒の外周面上端部に突
設された係止突片と、組付き筒の内周面上端部に形成さ
れ、口筒の係止突片が周方向に係止可能な係止溝と、か
ら構成したものである。
の口筒の係止突片と、中栓体の組付き筒の係止溝とを、
一対一で対向させるので、係止溝と係止突片との係止
が、安定して強固に達成維持される。
明の共回り防止用の係止部を、口筒の外周面上端部に突
設された係止突片と、組付き筒の内周面上端部に突設さ
れ、口筒の係止突片と周方向に係止可能な係止片と、か
ら構成したものである。
体の壜体に対する打栓時に、壜体の口筒に対する中栓体
の組付き筒の周方向に沿った位置合わせが不要であり、
その分、壜体に対する中栓体の組付け時における取扱い
が容易となる。
明の共回り防止用の係止部を、組付き筒の内周面に食込
むべく、口筒の外周面上端部に突設された複数の先鋭状
の食込み突片により構成したものである。
の口筒側だけで係止部を構成するので、係止部の構造が
最も簡単となる。
参照しながら説明する。図1〜図3は、本発明の第一実
施例を示したもので、壜体1の上端に立設された口筒2
の外周面には、アンダーカット結合用の係合周条3が突
周設されていると共に、その下方にネックリング4が突
周設されており、また係合周条3の上面から外周面上端
部にかけて、共回り防止用の係止部5を構成する複数の
縦長状の係止突片6が突設されている。
栓体10は、係合周条3にアンダーカット結合する係合
突条12を内周面に周設した組付き筒11の上端内方
に、頂壁13を介して、外周面に螺条15を刻設した螺
筒14を連設し、さらにこの螺筒14の上面内縁に、注
出口を形成する注出筒16が立設されている。
は、破断溝18の内側部分を除去壁部19とした口壁1
7で閉塞されており、この除去壁部19は、その上面に
一体設されたプルリング20を使用時に引き上げること
により、破断溝18部分で破断されて除去され開口部を
形成する。
筒2の係止突片6が周方向に係止可能な複数の係止溝2
1が形成されており、この係止溝21と係止突片6との
組合せにより係止部5を構成している(図2、図3参
照)。
き筒11の一部に、外面が波状となって、その肉薄部分
で曲がり易くなっている把手部24を設け、この把手部
24の片側に縦孔25を開設すると共に、その下端部を
肉薄部26で連結し、把手部24の上端の頂壁13部分
に、縦孔25に連続したスリット27を開設すると共
に、その先端から頂壁13部分の略半周に亘って、肉薄
溝状の弱化線28を設けて構成されている。
で摘んで外方に引っ張って、まず肉薄部26を破断した
後、そのまま把手部24を後方へ引張って弱化線28を
後部まで破断して組付き筒11を展開すれば、中栓体1
0を口筒2から容易に取外すことができる(図5参
照)。
に、中栓体10の螺条15に螺合する螺条が刻設されて
いる(図2参照)。
体10の組付き筒11の内周面に設けた各係止溝21間
に、肉抜き部22を設け、一つの中栓体10を成形する
に要する合成樹脂材料の量をできる限り少なくなるよう
にしている。
の係止突片6と係止溝21とを、それぞれ口筒2と組付
き筒11の軸対称位置に数個ずつ設けたもので、係止突
片6と係止溝21とから構成される係止部5の構造を簡
単化したものである。
突片6を、係合周条3の外周面にローレット状に設けた
もので、組付き筒11の内周面上端には、この係止突片
6と組み合わさって係止部5を構成する係止片29(図
7参照)が突設されており、この係止片29は、ローレ
ット状であっても、数本の突片であっても良い。
防止用の係止部5を、壜体口筒2の外周面上端部に設け
た複数の係止突片6と、中栓体10の組付き筒11の内
周面上端部に突設され、係止突片6と周方向に係止可能
な複数の係止片29と、から構成したもので、係止部5
の構造を簡単であると共に、中栓体10を成形するのに
要する樹脂材料の量が少ない。
回り防止用の係止部5を、組付き筒11の内周面に食込
むように、口筒2の外周面上端部に先鋭状に突設された
複数の食込み突片7により構成したもので、中栓体10
に比べて壜体口筒2の方がはるかに硬質であるので、食
込み突片7の組付き筒11内周面上端部への食い込み
は、中栓体10の打栓操作により容易にかつ確実に達成
される。
で、以下に示す効果を奏する。請求項1記載の発明にあ
っては、壜体の口筒外周に中栓体の組付き筒を組付ける
と、口筒の外周面上端部と組付き筒の内周面上端部との
間に設けた係止部が周方向に係止可能となるので、外キ
ャップ回転時における中栓体の共回りが防止され、もっ
て、弱化線等の分別取外し手段を設けた中栓体に対し
て、常に確実に外キャップを螺脱開放することができ
る。
の展開により、係止部の係止が解除される状態となるの
で、係止部が中栓体の壜体からの分別回収操作に邪魔と
なることはない。
係止を、安定して強固に達成することができる。
壜体の周方向に沿った位置合わせを要することなく、壜
体に対する中栓体の打栓組付けが可能であり、その分、
壜体に対する中栓体の組付け時における取扱いが容易と
なる。
筒側だけで係止部を構成するので、係止部の構造がきわ
めて簡単となると共に、打栓取扱いも容易である。
の外観斜視図。
断面図。
図。
ける中栓体の断面矢視図。
の外観斜視図。
視図。
大縦断面図。
図。
断面矢視図。
図。
要部拡大縦断面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 注出口を有し、頂壁(13)および該頂壁(1
3)の周端に垂下連設された組付き筒(11)に、分別取外し
機構を設けた中栓体(10)の前記組付き筒(11)を、壜体
(1)の口筒(2)外周にアンダーカット結合により組付ける
と共に、前記中栓体(10)に外キャップ(30)を螺合組付け
して構成される容器であって、前記壜体(1)の口筒(2)の
外周面上端部と、前記中栓体(10)の組付き筒(11)の内周
面上端部との間に、中栓体(10)の共回り防止用の係止部
(5)を設けて成る分別キャップ付き容器。 - 【請求項2】 共回り防止用の係止部(5)を、口筒(2)の
外周面上端部に突設された係止突片(6)と、組付き筒(1
1)の内周面上端部に形成され、前記係止突片(6)が周方
向に係止可能な係止溝(21)と、から構成した請求項1記
載の分別キャップ付き容器。 - 【請求項3】 共回り防止用の係止部(5)を、口筒(2)の
外周面上端部に突設された係止突片(6)と、組付き筒(1
1)の内周面上端部に突設され、前記係止突片(6)と周方
向に係止可能な係止片(29)と、から構成した請求項1記
載の分別キャップ付き容器。 - 【請求項4】 共回り防止用の係止部(5)を、組付き筒
(11)の内周面に食込むべく、口筒(2)の外周面上端部に
突設された複数の先鋭状の食込み突片(7)により構成し
た請求項1記載の分別キャップ付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001024628A JP2002225899A (ja) | 2001-01-31 | 2001-01-31 | 分別キャップ付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001024628A JP2002225899A (ja) | 2001-01-31 | 2001-01-31 | 分別キャップ付き容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002225899A true JP2002225899A (ja) | 2002-08-14 |
Family
ID=18889741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001024628A Pending JP2002225899A (ja) | 2001-01-31 | 2001-01-31 | 分別キャップ付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002225899A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008127052A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Q P Corp | キャップ付容器 |
JP2009269616A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-19 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 注出具 |
JP2010137878A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Mikasa Sangyo Kk | 合成樹脂製キャップ |
JP2013063786A (ja) * | 2011-09-15 | 2013-04-11 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 複合キャップ |
JP2014055029A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-27 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | キャップ付容器 |
KR20180083551A (ko) * | 2017-01-13 | 2018-07-23 | (주)노루페인트 | 서로 다른 2가지의 뚜껑 결합방식을 갖는 용기 및 이를 위한 뚜껑 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62150308A (ja) * | 1985-12-25 | 1987-07-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光フアイバ付き発光素子 |
JPH07315403A (ja) * | 1994-05-30 | 1995-12-05 | Japan Crown Cork Co Ltd | 分別廃棄性に優れたキャップ |
JPH09290845A (ja) * | 1996-04-22 | 1997-11-11 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | キャップ構成体 |
JPH11198952A (ja) * | 1998-01-13 | 1999-07-27 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 容器キャップ |
JP2000153863A (ja) * | 1998-09-18 | 2000-06-06 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 液注出容器の中栓およびキャップ |
JP2000219259A (ja) * | 1999-01-29 | 2000-08-08 | Toppan Printing Co Ltd | 分別回収用プラスチック製閉蓋用注出口 |
-
2001
- 2001-01-31 JP JP2001024628A patent/JP2002225899A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62150308A (ja) * | 1985-12-25 | 1987-07-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光フアイバ付き発光素子 |
JPH07315403A (ja) * | 1994-05-30 | 1995-12-05 | Japan Crown Cork Co Ltd | 分別廃棄性に優れたキャップ |
JPH09290845A (ja) * | 1996-04-22 | 1997-11-11 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | キャップ構成体 |
JPH11198952A (ja) * | 1998-01-13 | 1999-07-27 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 容器キャップ |
JP2000153863A (ja) * | 1998-09-18 | 2000-06-06 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 液注出容器の中栓およびキャップ |
JP2000219259A (ja) * | 1999-01-29 | 2000-08-08 | Toppan Printing Co Ltd | 分別回収用プラスチック製閉蓋用注出口 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008127052A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Q P Corp | キャップ付容器 |
JP2009269616A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-19 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 注出具 |
JP2010137878A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Mikasa Sangyo Kk | 合成樹脂製キャップ |
JP2013063786A (ja) * | 2011-09-15 | 2013-04-11 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 複合キャップ |
JP2014055029A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-27 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | キャップ付容器 |
WO2014054401A1 (ja) * | 2012-09-14 | 2014-04-10 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | キャップ付容器 |
KR20180083551A (ko) * | 2017-01-13 | 2018-07-23 | (주)노루페인트 | 서로 다른 2가지의 뚜껑 결합방식을 갖는 용기 및 이를 위한 뚜껑 |
KR101970052B1 (ko) * | 2017-01-13 | 2019-04-17 | (주)노루페인트 | 서로 다른 2가지의 뚜껑 결합방식을 갖는 페인트 용기 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4805792A (en) | Litterless tamper indicating closure | |
WO1993001098A2 (en) | Improvements relating to a container, to a container neck, to a closure therefor, and to the manufacture thereof | |
WO2002085731A1 (fr) | Bouchon a vis en resine synthetique | |
JP2002225899A (ja) | 分別キャップ付き容器 | |
JP4846526B2 (ja) | 合成樹脂製容器 | |
JP4122847B2 (ja) | 不正開封防止キャップ | |
JP2003191993A (ja) | 注出キャップ | |
JP3896521B2 (ja) | 分別キャップ付き容器 | |
JP7278872B2 (ja) | 抜栓キャップ | |
JP2002370765A (ja) | 合成樹脂製注出キャップ | |
JPH11189253A (ja) | 合成樹脂製注出キャップ | |
JP6998737B2 (ja) | 合成樹脂製容器蓋 | |
JP3928359B2 (ja) | 分別キャップ付き容器 | |
JP5190733B2 (ja) | 合成樹脂製注出キャップ | |
GB2200898A (en) | Container closure arrangement | |
JP3894357B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JP3907901B2 (ja) | 液注出容器 | |
JP2002362604A (ja) | 注出キャップ | |
JP7396775B2 (ja) | 分別キャップ | |
JP2001335055A (ja) | 打栓キャップ離脱方法、打栓キャップ離脱装置と打栓キャップ | |
JP2004161374A (ja) | 瓶状ないしはボトル状をなす容器のキャップ | |
KR200416612Y1 (ko) | 안전용기 캡 | |
JP4519291B2 (ja) | 打栓式合成樹脂製容器蓋 | |
JP5154293B2 (ja) | 注出栓 | |
JP2007297097A (ja) | キャップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070803 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100303 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100316 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100517 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100817 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101015 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110412 |