JP2002225762A - バルク型レンズを用いた自転車用ライト - Google Patents

バルク型レンズを用いた自転車用ライト

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JP2002225762A
JP2002225762A JP2001022460A JP2001022460A JP2002225762A JP 2002225762 A JP2002225762 A JP 2002225762A JP 2001022460 A JP2001022460 A JP 2001022460A JP 2001022460 A JP2001022460 A JP 2001022460A JP 2002225762 A JP2002225762 A JP 2002225762A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車輪に摩擦を与えることなく発電し、その電
力をLEDや半導体レーザーなどの光源に供給し、その
光を集光して外部へ出射することができる、バルク型レ
ンズを用いた自転車用ライトを提供する。 【解決手段】 バルク型レンズ20と、このバルク型レ
ンズ20に収納される光源1と、磁石の磁束の変化によ
って生じる起電力を基に光源1に電流を供給する発電部
30とをそなえた自転車用ライトであって、バルク型レ
ンズ20が、頂部と、底部と、外周部と、底部から頂部
に向かって形成された天井部と内周部とからなる凹部と
を有している光学媒体からなり、凹部が光源の収納部で
あり、天井部が第1のレンズ面として、内周部が光入射
面として、外周部が全反射面として、底部が反射面とし
て、頂部が第2のレンズ面として機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な構造の光学
レンズの提案に基づき、特に発光ダイオード(LED)
などの半導体発光素子用の光学レンズとして好適なレン
ズを用いた自転車用ライトに関する。さらに、ライト点
灯用の光源として、半導体素子の発光を新規な構造のレ
ンズで集光して外部へ出射する光源を用いた自転車用ラ
イトに関する。
【0002】
【従来の技術】発光ダイオード(LED)等の半導体発
光素子は電気エネルギーを直接光エネルギーに変換する
ため、ハロゲンランプ等の白熱球や蛍光灯に比し、高効
率で、しかも発光に際し発熱を伴わないという特徴を有
する。白熱球においては、電気エネルギーを熱エネルギ
ーに変換し、その発熱に伴う光の輻射を利用しているの
であり、電気エネルギーの光への変換効率は低く1%を
超えることはない。蛍光灯においては、電気エネルギー
は放電エネルギーに変換されており、その光への変換効
率はまだ低い。一方、LEDにおいては、電気エネルギ
ーの光への変換効率は20%を超える程度が可能で、白
熱球や蛍光灯に比し100倍を超える変換効率が容易に
達成できる。さらに、LED等の半導体発光素子は、半
永久的とも言える長寿命であり、かつ蛍光灯のようなち
らつきの問題もないので、目や人体に悪影響を及ぼさな
い、人にやさしい光源ということが言える。
【0003】LEDはこのように優れた特徴を有するも
のの、光の出射面積が、1mm2 程度の小さな面積であ
るため、照明光やライト光源として利用する場合は1個
のLEDでは光束が不足し、多数のLEDを配列する必
要がある。また、LEDの発散角が、チップ状態では9
0度、パッケージタイプのものでも40度前後と大きい
ため、光を収束するためのレンズを必要とする。このた
め、多数のLEDをマトリックス状に配列し、個々のL
EDに光収束用レンズを装着しなければならない。しか
しながら、凸形状の球面レンズなどを使用する従来の光
学系を使用したのではLEDの発散角が大きいために、
低光損失で収束しようとすればレンズ系が巨大化してL
EDを密に配列できない、あるいは、レンズ系を小さく
してLEDを密に配列すると極端に光損失が大きくなる
といった問題が生ずる。また、従来のレンズ系を利用す
る場合は、LEDとレンズを光軸を合わせて保持する保
持具が必要であり、このような保持具は精密加工を必要
とするからコストが高くなる。また、LEDとレンズを
保持具に固定するときには、光軸合わせの調整工程を必
要とするのでコストが高くなる。上記問題点は、LED
が照明光やライト光源として利用されていない主要な原
因である。
【0004】ところで、従来の自転車のライトとして
は、発電機の回転部(特にローラー)をタイヤに当接さ
せて、そのローラーの回転によりライトの電力を発電す
るものが一般に知られており、このライトの発光源とし
ては電球が用いられている。回転部としてのローラー
は、その表面が摩擦係数が大きくなるように、複数の溝
等を設ける粗面処理が施されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような自転車用ラ
イトにおいては、電球を用いているため、消費電力が大
きくなり、発電量も大きくなければならないので、発電
機自体大型になる。また、発電に際し、発電量の大きな
発電機を用いているので、車輪を回転させるのにペダル
を踏む力を大きくしなければならない。また、電球の代
わりにLEDなどの光源を用いた場合、上記したように
LEDから出射される光の照度はライト点灯用には充分
ではない。
【0006】そこで、本発明は上記課題を解決するため
に創作されたものであり、車輪に摩擦を与えることなく
発電し、その電力をLEDや半導体レーザーなどの光源
に供給し、その光を集光して外部へ出射することができ
る、バルク型レンズを用いた自転車用ライトを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のバルク型レンズを用いた自転車用ライトは、バ
ルク型レンズと、このバルク型レンズに収納される光源
と、磁石の磁束の変化によって生じる起電力を基に上記
光源に電流を供給する発電部と、をそなえ、上記バルク
型レンズが、頂部と、底部と、外周部と、前記底部から
前記頂部に向かって形成された天井部と内周部とからな
る凹部とを有している光学媒体からなり、上記凹部が上
記光源の収納部であり、上記天井部が第1のレンズ面と
して、上記内周部が光入射面として、上記外周部が全反
射面として、上記底部が反射面として、上記頂部が第2
のレンズ面として機能することを特徴としている。凹部
の内部に光源を収納した場合は、天井部がレンズの入射
面として、頂部がレンズの出射面として機能する。内周
部から光学媒体に入射した光は、全反射して、又は底部
で反射されて頂部に伝送される。「バルク型」とは、砲
弾型、卵型、繭型、蒲鉾型等、ある程度の厚み又は膨ら
みを有する固形体を意味する。光軸方向に垂直な断面の
形状は、真円、楕円、三角形、四角形、多角形等が可能
である。バルク型のレンズ本体の外周部は、円柱、角柱
の円周部のような光軸に平行な面でも良く、光軸に対し
てテーパを有していてもかまわない。また、天井部及び
頂部のレンズ面は、凸面、凹面、平面、フレネルレンズ
面のいずれかを適宜選択できる。
【0008】本自転車用ライトに用いるバルク型レンズ
は、レンズ作用及び入射面と出射面とを接続する光伝送
作用を有するので、光の波長に対して透明な材料であ
り、かつ、屈折率が空気の屈折率とは異なる必要があ
る。このような材料としては、アクリル樹脂等の透明樹
脂(透明プラスチック材料)、石英ガラス、ソーダ石灰
ガラス、ホウケイ酸ガラス、鉛ガラス等の種々のガラス
材料等が使用可能である。或いは、酸化亜鉛(Zn
O)、硫化亜鉛(ZnS)、炭化珪素(SiC)等の結
晶性材料を用いてもかまわない。又、可とう性、屈曲性
や伸縮性のある透明ゴムのような材料でもかまわない。
なお、光源として、ハロゲンランプ等の白熱球を用いる
場合は、これによる発熱を考慮し、耐熱性光学材料を用
いるべきである。耐熱性光学材料としては、石英ガラ
ス、サファイアガラス等の耐熱ガラスが好ましい。或い
は、ポリサルホン樹脂、ポリエーテルサルホン樹脂、ポ
リカーボネイト樹脂、ポリエーテルエステルアミド樹
脂、メタクリル樹脂、非晶性ポリオレフィン樹脂、パー
フルオロアルキル基を有する高分子材料等の耐熱性樹脂
等の耐熱性光学材料が使用可能である。SiC等の結晶
性材料も耐熱性に優れている。
【0009】光源としては、LEDや半導体レーザ等の
ように、発光に際して顕著な発熱作用を伴わない光源が
好ましい。LED等を用いれば、本発明の第1の特徴に
係るバルク型レンズの凹部(収納部)の内部に、「光
源」を収納した場合において、その発熱作用によって、
バルク型レンズに熱的影響を与えることがない。
【0010】前記バルク型レンズを使用すれば、自転車
用ライトの光源の数を多数必要とすることなく、所望の
照度を有する自転車用ライトを簡単に得ることが出来
る。この照度は、光源の数を同一として較べれば、従来
公知のレンズ等の光学系では達成不可能な照度である。
本発明は、従来の技術では達成出来ない照度を、簡単且
つ小型な構成で実現出来る。詳細は後述するが、従来の
「両凸レンズ」、「平凸レンズ」、「メニスカス凸レン
ズ」、「両凹レンズ」、「平凹レンズ」、「メニスカス
凹レンズ」等の薄型レンズでは、直径が無限大の大型な
レンズを用いなければ、本発明の自転車用ライトに用い
るバルク型レンズに等価な機能を達成出来ない。
【0011】LEDには内部量子効率と外部量子効率が
あるが、通常、外部量子効率は内部量子効率よりも低
い。本発明に用いるバルク型レンズにより、LEDを収
納部(凹部)に収納することにより、内部量子効率とほ
ぼ等しい効率で、潜在的なLEDの光エネルギを有効に
取り出すことが可能となる。その原理は、(a)バルク
型レンズの頂部及び天井部であるレンズ面、及び外周部
での反射光(迷光)が外周部で全反射することによりバ
ルク型レンズ外にほとんど散逸しない、(b)上記反射
光(迷光)の一部が頂部及び天井部であるレンズ面にも
どる、(c)上記反射光(迷光)の一部が底部で反射さ
れて頂部及び天井部であるレンズ面にもどる、(d)上
記反射光(迷光)の一部がLED光源に吸収され再発光
する、さらに、(e)内側面に入射する光も全反射によ
り導光し有効利用している、ことなどが考えられる。
【0012】また、本発明に用いるバルク型レンズによ
れば、LED等の光源それ自身は、何ら手を加えること
なく、容易に、光の発散、収束等の光路の変更や焦点の
変更が可能である。すなわち、本発明の第1の特徴に係
る光源の発散角が既知であれば、第1及び第2の湾曲面
の曲率半径等の選定が簡単に出来る。なお、第1及び第
2の湾曲面のいずれか一方は、曲率半径が無限大、若し
くは無限大に近い平坦な面であっても良い。第1及び第
2の湾曲面のいずれか一方が無限大ではない所定の(有
限の)曲率半径を有していれば、光の収束、発散の制御
が可能である。又、「所定の発散角」は0°、即ち平行
光線であっても良い。また発散角が90度であっても、
収納部が光源の発光部を完全に光学的に覆っているた
め、有効にその光を集光することが可能である。これ
は、従来のレンズ等の光学系では不可能な作用である。
即ち、天井部以外の収納部の内周部も、有効な光の入射
部として機能し得る。
【0013】具体的には、本発明の第1の目的に係る光
源は、チップ状の半導体発光素子、透明材料でモールド
された半導体発光素子、又は、他の光源から光を導く光
ファイバの出射端面である。これらの光源を光学媒質を
介して収納部に収納しても良い。屈折率によって光学媒
質を適宜選択することによっても、光の発散、収束等の
光路の変更や焦点の変更が可能であり、また、内周面か
ら凹部に入射する光の屈折角を変えることができ、凹部
の全反射をより効果的にすることもできる。ここで、光
学媒質には、固体、液体、気体、のみならず、ゾル状、
コロイド状若しくはゲル状の光の波長に対して透明な物
質も含まれる。
【0014】また、上記目的を達成するために、本発明
のバルク型レンズを用いた自転車用ライトは、バルク型
レンズと、このバルク型レンズに収納される光源と、磁
石の磁束の変化によって生じる起電力を基に上記光源に
電流を供給する発電部とをそなえ、上記バルク型レンズ
が、頂部と、底部と、外周部と、上記底部から上記頂部
に向かって形成された天井部と内周部からなる凹部とを
有している光学媒体からなり、上記凹部が光源の収納部
であり、上記天井部が第1のレンズ面として、上記内周
部が光入射面として、上記外周部が全反射面として、上
記底部が反射面として、また、上記頂部が第2のレンズ
面として機能するとともに、上記内周部の光入射面が所
定の傾きを有する少なくとも光波長以上の大きさの凹凸
面で構成されていることを特徴としている。この構成に
よれば、例えば、端面発光LEDのように、ほとんどの
出射光がチップの側面から出射するようなLEDを使用
する場合においても、全ての出射光を集光できる。また
所定の傾きφは、凹部の屈折率をn1 、光学媒体の屈折
率をn2 、光学媒体内の外周部面における全反射角をθ
t 光源の発散角をθd として、sin-1{n1 /n2
os(θd +φ)}=θt から定まる角度であることを
特徴とする。
【0015】さらに、前記発電部は、好ましくは、車輪
の少なくとも一本のスポークに取り付けられた磁石と、
車輪の回転面に垂直に軸を向けて車体に取り付けられた
コイルと、をそなえて構成され、前記発光素子に供給さ
れる電流が、車輪の回転により上記コイルの開口付近を
横切る上記磁石の磁束の変化によって生じる起電力に基
づくことを特徴としている。また、本自転車用ライト
は、好ましくは、前記発電部によって生ずる電流の前記
光源への供給を制御する制御部と、光を検知するととも
に上記制御部へ光検知信号を送る検知部とをそなえて構
成され、上記制御部が上記検知部からの信号に基づき、
前記光源の点灯と消灯との切り替えを自動に行うように
なっている。
【0016】また、本自転車用ライトは、好ましくは、
前記発電部によって生ずる交流電流を直流電流に変換す
るダイオードが設けられている。さらに、本自転車用ラ
イトは、前記発電部によって生ずる交流電圧を前記光源
に供給するコンデンサーが設けられて構成されても良
い。さらに、本発明の自転車用ライトは、コイル内に磁
性体が設けられて構成されるのが望ましい。さらに、前
記磁石が馬蹄形状に形成されても良い。
【0017】本発明の自転車用ライトは、バルク型レン
ズを用いることにより、ライトの照明強度を、半導体素
子を増やすことなく大幅に上げることができ、LD,L
EDなどの半導体素子の発光を有効に利用することがで
き、比較的高価な発光素子でも、実用として十分に利用
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。以下の図面の記載におい
て、同一または類似の部分には同一の符号または類似の
符号を付している。ただし、図面は模式的なものであ
り、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現
実のものとは異なることに留意すべきである。従って、
具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべき
ものである。また図面相互間においても互いの寸法の関
係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論であ
る。
【0019】図1は本発明の実施形態に係るバルク型レ
ンズを用いた自転車用ライトを示すブロック図であり、
この図1に示す自転車用ライト100は車輪に摩擦を与
えることなく発電し、その電力をLEDや半導体レーザ
ーなどの光源に供給し、その光を集光して外部へ出射す
るものである。このため、自転車用ライト100は、図
1に示すように、光源1と、バルク型レンズ20と、発
電部30とを備えて構成されている。光源1は発光に際
し発熱作用の少ない、LEDなどの半導体素子であり、
発電部30は磁束の変化によって生じる起電力を基に光
源1に電圧(電流)を供給するものである。バルク型レ
ンズ20は、LED等の市販されている光源を用いるこ
とが可能で、且つ、集光効率が高いので、バルク型レン
ズ20を用いれば、光源の数を多数必要とすることな
く、所望の照度を得ることが可能である。ここで、自転
車用ライト100に用いるバルク型レンズ20の第一の
実施例と第二の実施例とそれらの変形例とに分けて説明
する。
【0020】バルク型レンズの第1の実施例を説明す
る。図2は、本発明の実施形態に使用する、照明ライト
の光源1とバルク型レンズ20との模式的な断面図であ
る。図2に示すように、この照明ライトは、所定の波長
帯域の光を発するLED等の光源1と、この光源1を完
全に囲むバルク型レンズ20とから少なくとも構成され
ている。そして、このバルク型レンズ20は、頂部3と
底部7と外周部9と、底部7から頂部3に向かって形成
された天井部2と内周部5とから成る凹部6とから成る
光学媒体であり、この凹部6にスペーサ8を介して光源
1がバルク型レンズ20と同心的に且つ完全に収納、固
定され、上記天井部2がレンズの光入射面として、上記
頂部3がレンズの出射面として機能するように構成され
ている。
【0021】図2の光源1は、LEDチップ13と、こ
のLEDチップ13を載置する電極を兼ねた支持ピン1
1と、LEDチップ13のもう一方の電極に電力を供給
する電極ピン12と、チップ13、支持ピン11及び電
極ピン12を覆う透明な樹脂モールド14で構成されて
いる。樹脂モールド14は、側部が円筒形を成してお
り、バルク型レンズ20の凹部6の円筒形を成す内周部
5とスペーサ8を介して嵌合している。
【0022】樹脂モールド14の側面は、例えば、直径
(2r)が2〜3mmφの円柱形状であり、バルク型レ
ンズ20の凹部6の内周部5は、例えば直径が2.5〜
4mmφの円柱形状となっている。LED1とバルク型
レンズ20とを固定するために、LED1とバルク型レ
ンズ20の凹部6との間には、厚さ0.25〜0.5m
m程度のスペーサ8が挿入されている。スペーサ8はL
ED1の発光部を除く位置、即ち、図2においてLED
チップ13の底面より底部7側に配置する。
【0023】バルク型レンズ20は、例えば頂部3が凸
形状球面を有し、外周部9が円柱形状を成している。こ
の外周部9の直径(2R0 )は、例えば、10〜30m
mφであるが、使用目的に応じて任意に選択できる。し
かしながら、より集光効率を高くするためには、 10r>R0 >3r (1) の関係を満足することが好ましい。バルク型レンズ20
の外周部9の直径(2R 0 )は、凹部6の内周部5の内
径(2r)の10倍以上でも、本発明の実施形態に係る
バルク型レンズは機能するが、必要以上に大きくなり、
小型化を目的とする場合は好ましくない。
【0024】上記構成の本発明に使用するバルク型レン
ズは、以下に説明する理由により、従来の凸型形状の球
面レンズを用いた光学系よりも極めて低損失で収束でき
る。LEDは発散角の大きな光源であるため、従来の凸
型形状の球面レンズによって、LEDから発する全ての
光を平行光線とすると光損失が避けられない。図3は、
従来の凸型形状球面レンズによる集光作用を示す図で、
図3(A)は凸型片球面レンズを使用して、LED光源
からの光を平行光とする状態を示している。図におい
て、レンズは曲率半径rを有し、光源から焦点距離fに
配置している。片球面レンズの焦点距離は、レンズの屈
折率をnとして、f=r/(n−1)であるから、屈折
率n=1.5とした場合、f=2rとなる。従って、図
から明らかなように、レンズが受光できる発散角の最大
は30°となり、図のBに示す光線は平行光とすること
ができない。すなわち、従来のレンズを使用したので
は、焦点距離と曲率半径の関係から定まる開口角以上の
光は取り込むことができないので、損失が大きい。LE
D光源は30°以上の発散角を有するものが多く、この
場合には、上記理由により、大きな損失が生じる。従来
はこのような場合、高屈折率レンズを使用して改善して
いるが、コストが高くなる。あるいは、レンズを複雑に
組み合わせて対処している例もあるが、この場合には、
下記に説明するフレネル反射損が増大してしまう。
【0025】図3(B)は、従来の凸型片球面レンズ入
射面における反射の状況を示す図である。図において、
矢印のついた線は、LED1から出射し、凸型形状球面
レンズの光入射面で反射される光線を表す。θ(θ1
θ2 )はLEDから出射角、すなわち発散角を表し、φ
(φ1 、φ2 )はそれぞれの光線のレンズ面での入射角
を表す。図4は、フレネルの反射の法則を表した図であ
る。図において、横軸は光線の入射角であり、縦軸は光
強度の反射率であり、レンズの屈折率を1.5とし、空
気中から光線がレンズ面に入射する場合を表している。
図から明らかなように、入射角が50°あたりまでは反
射率が低く一定であるが、50°を越えたあたりから急
激に反射率が増加するのがわかる。図3(B)に示した
入射角が大きい光線は、図4のフレネルの反射の法則か
ら明らかなように反射される割合が高い。例えば、屈折
率1.5の片凸型球面レンズを使用し、このレンズの焦
点距離に、発散角30°の光源をおいて平行光を作る場
合には、上記の反射光による損失は全光量の30%近く
に達する。従って、従来の光学系におけるように、レン
ズを多段に接続したのでは、フレネル反射が多段に生ず
ることになり、損失が増えてしまう。これらの反射光は
空間に散逸してしまい、収束光として利用することはで
きない。
【0026】一方、本発明の実施形態に係るバルク型レ
ンズにおいては、発散角が大きい光束であっても、全て
の光束をレンズ面に入射させることができ、バルク型レ
ンズの幾何学構造の設計により、全ての光束を平行光線
にできるから、極めて損失の少ないレンズである。ま
た、フレネルの反射を起こす反射面は、天井部2及び頂
部3であるから、これらの面で反射した反射光(迷光)
はバルク型レンズ内に反射される。これらの反射光(迷
光)は、外周部9で全反射することによりバルク型レン
ズ外に散逸せず、一部が頂部3及び天井部2であるレン
ズ面にもどり収束光となる。また、他の一部は、底部7
で反射されて頂部3又は天井部2にもどり、収束光とな
る。また、他の一部はLED光源で吸収されて再発光
し、収束光となる。
【0027】図5は、LED光源1にもどった光が再発
光する過程を示す図である。図において、もどってきた
光はPN接合で吸収されてホールと電子を生じ、このホ
ールと電子が再結合して再発光する。特にこの効果は、
ヘテロ構造を有するLEDの場合に大きい。ヘテロ構造
のLEDは、発光部であるPN接合部のバンドギャップ
・エネルギーが、P及びN領域のバンドギャップ・エネ
ルギーよりも小さく形成されているので、反射光(迷
光)はP又はN領域では吸収されずに、PN接合部のみ
で吸収され、再発光する。さらにまた、本発明の実施形
態に係るバルク型レンズにおいては、内周部5に入射す
る光も外周面9における全反射によって頂部3に導か
れ、収束光となって出射する。この効果は、LED光源
1を、バルク型レンズの光学媒質よりも屈折率の高い光
学媒質を介して収納部に収納するとさらに効果が高ま
る。本発明の実施形態に係るバルク型レンズにおいては
上記に説明した相乗効果により、内部量子効率とほぼ等
しい効率で、LED光源の光を有効に収束光として取り
出しているため、従来の凸型形状の球面レンズに較べ極
めて低損失になると考えられる。
【0028】図6は、本発明の実施形態に係るバルク型
レンズの第1の実施例と従来の凸形状の球面レンズとで
平行光を作成した場合の特性を比較するための測定系を
示す図である。図6(A)は、バルク型レンズ20を用
いた場合の、光軸方向に対して垂直方向に光強度(照
度)分布を測るための測定系を示す模式図である。バル
ク型レンズ20の出射面からの出力光の強度(照度)
を、LED1からの測定距離x=一定とし、照度計10
2をy軸方向に移動して測定する。測定距離(x)は、
光軸方向に測る。一方、図6(B)は、同様な測定を従
来の両凸レンズを用いて行うことを示す図である。
【0029】図6(A)及び(B)に示す測定において
は、本発明に用いるバルク型レンズ20の外径は30m
mφとし、比較に用いた両凸レンズ101の外径は、こ
の2倍強の63mmφとした。両凸レンズ101は、焦
点距離150mmのものを用い、LED1からx方向に
150mmの位置に配置した。また、LED光源1の発
散角は約12度のものを使用した。
【0030】図7は、本発明の実施形態に係るバルク型
レンズの第1の実施例と従来の凸形状の球面レンズとで
平行光を作成した場合の特性を比較した図であり、本発
明の実施形態に係るバルク型レンズ20、従来の薄型レ
ンズ(両凸レンズ)101、及びバルク型レンズを用い
ない裸のLEDのそれぞれの出力光のy方向に沿った強
度(照度)分布を、測定距離x=1mにおいて測定した
場合の結果を示す。本発明の第1の実施の形態に係るバ
ルク型レンズ20が、従来の薄型レンズ(両凸レンズ)
101の2倍の照度が得られている。この結果は、本発
明の実施形態に係るバルク型レンズが従来の光学系では
実現できない効果を有することを示している。
【0031】図8は、本発明に実施形態に係るバルク型
レンズの第1の実施例と従来の凸形状の球面レンズとで
作成した平行光の平行度を評価した図である。図6と同
様にy方向に沿った強度(照度)分布を、測定距離xを
変化させて測定したデータをまとめたものである。図の
横軸は、測定距離xの逆数の2乗、即ち1/x2 を示
し、縦軸は測定距離xにおける最大強度(ピーク強度)
を示す。図から明らかなように、本発明の実施形態に係
るバルク型レンズの場合は、逆2乗則、即ち1/x2
示す線上にきれいに測定点がプロットされる。一方、従
来の薄型レンズ(両凸レンズ)101の場合は、逆2乗
則からずれていることがわかる。この結果は、バルク型
レンズ20は、平行度においても十分であり、従来のレ
ンズ系に較べ、勝るとも劣らない性能を実現できること
を示している。
【0032】図9は本発明に用いるバルク型レンズ(第
1の実施例)の幾何学的構造と集光率の関係を示す図で
ある。ここで、「集光率」とは、「バルク型レンズから
の±1°以内の発散角における出力光の光量」を、「光
源(LED)からの±12°以内の発散角における光
量」で除した量で定義している。すなわち光線ビーム径
に対応する量である。頂部3の曲率半径R、バルク型レ
ンズの全長L、媒体長(頂部と天井部のレンズ間距離)
D、収納部内径(凹部の内周部系)r、天井部2の曲率
部分長さΔをパラメータとして、集光率を測定した。尚
ここで、Δの符号は図2に示すように、天井部2が凹で
ある場合を負とし、凸の場合を正と定義する。図10
は、作製した本発明の実施形態に係るバルク型レンズの
幾何学的構造を示す図である。図9から、集光率を向上
するためには、 0.93 < k(R/L) < 1.06 ・・・・・ (2) k = 1/(0.35・ n −0.168) ・・・・・ (3) を満足することが好ましいことが実験的にわかる。ここ
で、nは、バルク型レンズの材料である光学媒質の屈折
率である。なお、バルク型レンズ20の円柱形状部分の
半径Roと、頂部3の曲率半径をRとは、必ずしも等し
い必要はない。
【0033】次に、本発明のバルク型レンズの第2の構
造例を説明する。図11は、天井部2を凸形状にした本
発明のバルク型レンズの構造を示す図である。図11に
おいて、バルク型レンズ22は、天井部2の形状が異な
る外は、図2に示したバルクレンズ20と同等である。
測定に用いたバルク型レンズ22の円柱形状部分の外径
2Roは15mmφ、バルク型レンズの全長Lは、25
mm、頂部と天井部のレンズ間距離Dは16mm、収納
部6の内径rは5.2mm、バルク型レンズの屈折率n
は1.54である。このバルク型レンズの頂部3の曲率
半径Rは8.25mmである。又、測定に用いた樹脂モ
ールドされたLED1の外径は5mmφである。
【0034】図12(A)〜(C)及び図13(A)〜
(C)は、天井部2の凸部の高さΔと、ビーム強度プロ
ファイルとの関係を示す図である。光源からの距離x=
1mで照度を測定した。図から明らかなように、天井部
2を凸形状のレンズとしても集光特性が得られることが
わかる。
【0035】このようにして、本発明に用いる第1及び
第2の実施例に係る発光体によれば、樹脂モールドされ
たLED1の数を多数必要とすることなく、照明に寄与
する光ビームとして所望の照射面積の光束を確保し、且
つ所望の照度を簡単に得ることが出来る。この照度は従
来公知のレンズ等の光学系では達成不可能な照度であ
る。驚くことに、現在市販されているハロゲンランプを
用いた細身の懐中電灯と同程度の照度がたった1個のL
EDで実現出来たのである。このように、本発明に用い
る第1の実施例の発光体によれば、従来の技術では実現
できない照度を、図2に示すような簡単な構造で実現で
きる。
【0036】なお、本発明に用いる第1及び第2の実施
例に係る発光体に用いる樹脂モールドされたLED1と
しては、種々の色(波長)のLEDが使用可能である。
但し、自転車用ライトとして点灯目的のためには、白色
LEDが人間の目には自然である。白色LEDは種々の
構造のものが使用出来る。例えば、赤(R)、緑(G)
及び青(B)の3個のLEDチップを縦に積層して構成
しても良い。この場合、樹脂モールド14から、それぞ
れの色のLEDチップに対応し、合計6本のピンが導出
されても良く、樹脂モールド14の内部配線として6本
のピンを2本にまとめ、外部ピンとしては2本設けられ
た構造としてもかまわない。又、一方の電極(接地電
極)を共通とすれば、外部ピンは4本でよい。又、赤
(R)色、緑(G)色及び青(B)色の3枚のLEDチ
ップの駆動電圧を互いに独立に制御出来るようにしてお
けば、あらゆる色の混合が可能であるので、色合いの変
化を楽しむことが可能である。
【0037】本発明に用いる第1及び第2の実施例に係
る発光体のバルク型レンズ20としては、アクリル樹脂
等の透明プラスチック材料、石英ガラス、ソーダ石灰ガ
ラス、ホウケイ酸ガラス、鉛ガラス等の種々のガラス材
料等が使用可能である。或いは、ZnO、ZnS、Si
C等の結晶性材料を用いてもかまわない。又、可とう
性、屈曲性や伸縮性のあるゾル、ゲル、ゾル・ゲル混合
物、或いは透明ゴムのような材料でもかまわない。ま
た、ゾル、ゲル、ゾル・ゲル混合物等を、透明ゴムやフ
レキシブルな透明プラスチック材料等に格納して用いて
も良い。アクリル樹脂等の透明プラスチック材料等は、
バルク型レンズ20を大量生産するのに好適な材料であ
る。即ち、一度金型を作り、この金型により成形加工す
ればバルク型レンズ20が簡単に大量生産出来る。
【0038】次に、第1及び第2の実施例の変形例につ
いて説明する。第1及び第2の実施例の変形例で使用す
るバルク型レンズは、端面放射型LEDのように、LE
Dチップの側面から発光する光源であっても使用でき
る。端面放射型LEDはLEDチップの側面から発光す
るため、上記実施例1及び2のバルク型レンズにこのL
EDチップを装着した場合には、バルク型レンズの内周
部5に垂直に入射する成分が多くなるため、全反射され
ずにバルク型レンズの外部に散逸する光が多くなる。第
1及び第2の実施例の変形例のバルク型レンズはこのよ
うな光源に対しても、極めて低損失で収束光を得ること
ができる。
【0039】図14は、本発明のバルク型レンズの内周
部5と外周部9とが傾きを有する場合の光線の光路を示
す図である。図において、光源の発散角をθd 、内周部
5と外周部9との傾き角をφ、外周部9の全反射角をθ
t 、内周部5における光線の入射角、屈折角をθ1 及び
θ2、そしてバルク型レンズの光学媒質の屈折率、収納
部(凹部)6の屈折率をn2及びn1 とする。図は、光
源の最大出射角、すなわち、発散角の光線が傾き角をφ
により、全反射条件を満たし、全反射されている状態を
表している。内周部5において、スネルの屈折の法則よ
り、θ1 とθ2 の間には、 sinθ1 /sinθ2 =n2 /n1 (4) が成り立ち、また、図から明らかなように、θt 、φ、
θ2 の間には、 θt =φ+θ2 (5) が成り立つ。また、図から明らかなように、θd
θ1 、φの間には、 θd =90°−(θ1 +φ) (6) の関係が成り立つ。上記(4)、(5)、(6)式より
θ1 とθ2 を消去すると、バルク型レンズが全反射角θ
t を有し、光源の発散角がθd である場合の、全反射す
るために必要な傾き角φを与える関係式として、 sin-1{n1 /n2 cos(θd +φ)}=θt (7) が得られる。すなわち、(7)式を満たす傾き角φ以上
で内周部5と外周部9が傾いていれば、たとえ、内周部
5に垂直に光が入射する場合(θd =90°)でも全反
射され、頂部3へあるいは底面7で反射して頂部3へ導
かれるから、収束光を得ることができる。
【0040】図15は上記のバルク型レンズの構成を示
す図である。図15(A)は、バルク型レンズ20の内
周部5の表面に微細な凹凸を設けた例を示している。こ
の凹凸は少なくとも(7)式を満足するφ以上の傾き角
を有しており、また、この凹凸の大きさは光波長程度で
よい。また、この凹凸は、内周部5の光源近傍に設ける
だけでよい。このような凹凸は、適切な粒径の研磨剤を
用いて、内周部5の表面を磨くことによって簡単に形成
できる。図15(B)は、ほぼ真横方向に出射した光線
がバルク型レンズ内を全反射して又は底面7で反射して
かつ側壁で全反射して頂部3に導かれる様子を示してい
る。このように、例えば、端面発光LEDのようにほと
んどの出射光がチップの側面から出射するようなLED
を使用する場合においても、全ての出射光を収束でき
る。さらにまた、レンズ部と光源を収納する収納部とが
一体で形成されているため、従来のレンズ系では必要で
あったレンズと光源を光学的位置合わせをして保持する
保持部を必要とせず、また、光学的位置合わせ工程を必
要とせず、ただ光源にかぶせるだけでよいので、極めて
低コストである。
【0041】次に、発電部30の構成を例示して本発明
の自転車用ライトの実施例を説明する。図16は本発明
の実施例に係る自転車用ライト111を示す斜視図であ
り、図17は図16の断面図であり、図18は自転車用
ライトを自転車に取り付けた状態を示す斜視図である。
【0042】図17に示すように、自転車用ライト11
1は、樹脂成形されたケース40の内部に、複数のバル
ク型レンズ20と、それらの収納部(凹部)6に収容さ
れる光源1と、回路41が搭載された回路基板42と、
円筒状のコイル43と、その筒内に挿入される磁性体4
4と、ケース40外部に配置される磁石50とを備えて
構成される。
【0043】ケース40は、端部に光出射口が形成され
ており、この光出射口に発光源防滴用の防滴カバー45
が嵌め込まれている。この防滴カバー45は、光透過性
の良いアクリル板やプラスチック板が用いられる。各バ
ルク型レンズ20は、図17に示すように、ケース40
に嵌め込まれたレンズ固定板46に穿設された穴46a
に底部7を嵌挿されて取り付けられており、取り付けに
際し、バルク型レンズ20とレンズ固定板46とは、接
着或いは溶融により固着されるようになっている。
【0044】回路41は複数の光源1にそれぞれ同じ電
圧(電流)を供給するように設計されており、この回路
41とコイル43とは配線材47,47によって短絡さ
れている。この回路41に接続されている各光源1は、
レンズ固定板46の穴46aに挿入されて、バルク型レ
ンズ20の収納部(凹部)6内に収容されるようになっ
ている。なお、コイル43は、N(>0)巻きの円筒形
状に形成されているが、直方体状などに形成されても良
い。
【0045】図17に示すように、ケース40の光出射
口と対向する端部は、自転車軸60を挟持するために、
端部が分離できるようになっている。すなわち、ケース
40の端部には、ボルト48aとナット48bとによっ
て着脱可能な挟持部40aが取り付けられるようになっ
ている。この挟持部40aとケース40とが衝接する面
には、それぞれ自転車軸60を挟む為の溝401,40
2が凹設されている。ケース40と挟持部40aとの間
に、すなわち、溝401と溝402とで形成される固定
穴に自転車軸60を挟み、ケース40と挟持部40aと
をボルト48aとナット48bとで固定することで、ケ
ース40は自転車に取り付けられる。なお、各ケース4
0と挟持部40aとには、ボルト48aやナット48b
が外部に突出しないように、凹み49が形成されてい
る。
【0046】次に、コイル43や磁性体44は、それら
の円筒軸を車輪の回転面に対して垂直になるようにケー
ス40内に設けられ、ケース40はその内部でコイル4
3や磁性体44とが固定されるように樹脂成形される。
一方、ケース40外部に設けられる磁石50は永久磁石
であり、例えば(1)ストロンチウム・フェライト磁
石、(2)サマリウム・コバルト磁石、(3)ネオジウ
ム・鉄・ホウ素磁石、(4)サマリウム・鉄・窒素磁
石、(5)アルニコ磁石などを用いることができる。
【0047】なお、磁石50は、図19に示すように、
円盤状に形成され、二つの磁石50が純鉄、ケイ素鋼或
いは方向性ケイ素鋼などの高透磁率の板51の片面に取
り付けられて全体で馬蹄形状を呈するように形成されい
る。なお、板51に取り付けられる二つの磁石50は、
外部に露呈する面が対極となるように取り付けられてい
る。また、図17や図20に示すように、磁石50,5
0や板51は砂鉄や水などの付着防止のために保護カバ
ー52に収容されており、この保護カバー52ととも
に、車輪のスポーク61に取り付けられている。なお、
保護カバー52は二つに分離可能になっており、これら
がスポーク61を挟持し、ビス53等で一体にすること
で、磁石50はスポーク61に取り付けられる。この保
護カバー52は、樹脂やテフロン(登録商標)やプラス
チックなどでできている。また、図19に示す磁石50
を載置した板51は、図17に示すように、磁石50,
50載置面をコイル43や磁性体44側へ向けてスポー
ク61に取り付けられている。
【0048】一方、上記バルク型レンズ20や光源1な
どを収納したケース40は、図18に示すように保護カ
バー52を取り付けた車輪を支持する自転車軸60に、
コイル43や磁性体44を設けた側を近接させて取り付
けられている。なお、磁石50は、車軸の轂(こしき)
からコイル43や磁性体44が取り付けられた高さ位置
でスポーク61に取り付けられるようになっている。さ
らに、図16や図21に示すように、保護カバー52を
取り付けたスポーク61がコイル43と最も近接した際
に、コイル43や磁性体44が収納されているケース4
0と磁石50が収納されている保護カバー52との隙間
間隔L1が、1mm〜5mmとなるように設計するのが
望ましい。
【0049】図18に示す保護カバー52と磁石50と
の取り付け例としては、車輪の輪と車軸の轂をつなぐ2
本のスポーク61,61にそれぞれ一つ取り付けた例を
示しているが、他の複数のスポークに保護カバー52と
磁石50と板51を取り付けても良い。
【0050】上述の如く構成された自転車用ライト11
1の動作を説明する。保護カバー52に収納された磁石
50は、車輪の回転に伴って、車軸の轂を中心に回転し
て円運動を行い、図21に示すように、コイル43と磁
性体44とを収容したケースの横を横切る。その際、コ
イル43や磁性体44の筒内を通過する磁束が変化す
る。このように、ケース40の横を磁石50が一つ横切
ると、コイル43に起電力が生じる。ここで、図22
は、ケース40の横を保護カバー52が二つ横切った時
に生じた起電力を示すグラフである。この起電力が光源
1に供給されて光が出射される。そして、光源1から放
射状に出射された光がバルク型レンズ20によって集光
されて、照度の高い光が防滴カバー45を経由して外部
へ照射される。また、複数のスポーク61に磁石50を
取り付けた場合、車輪の回転に伴って、ケース40の横
を横切る磁石50は複数になるため、コイル43に生じ
る起電力は図23に示すように連続的になる。
【0051】このように本発明の実施例に係る自転車用
ライト111によれば、光源1としてLED等を用いて
いるので、電球に比べて消費電力を小さくすることがで
き、そのため発電機を小さくできる。また、光源1から
出射される光をバルク型レンズ20が集光して外部へ出
射するので、照度の高い光を得ることができる。さら
に、自転車用ライト111は、コイル43と磁性体44
と磁石50とによって、発電部30として磁束変化に基
づく起電力を光源1に供給するように構成されているの
で、従来の発電機のローラーとタイヤとの摩擦がないた
め、従来のローラーがタイヤに接触している場合に比べ
て自転車のペダルを軽く踏むことができる。また、光源
1の消費電力は、電球に比べて1/10〜1/100で
あるので、上記の如くコイル43と磁性体44と磁石5
0とで構成される簡単な構造の発電機で良く、簡素な構
造で構成できる。
【0052】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。なお、上記の説明で用いた符号と同一の符号を示す
ものは、上記と同一のものであるので、その説明は省略
する。図24は本発明の他の実施例に係る自転車用ライ
ト112の内部構造を示す図であり、この図に示すよう
に、自転車用ライト112は、ケース40内にバルク型
レンズ20、コイル43、磁性体44、ダイオード7
1、コンデンサー72、制御部73、をそなえ、制御部
73と短絡されたセンサ74と、車輪のスポーク61に
取り付けられた磁石50,50と板51とをそなえて構
成される。なお、図24においては、図17に示す回路
41、回路基板42、防滴カバー45などの記載を省略
するが、自転車用ライト112は、それらを内蔵して構
成されても良い。また、図24に示す自転車用ライト1
12は、光源1やバルク型レンズ20を一つずつ設ける
場合を例示するが、図17に示すように光源1とバルク
型レンズは複数設けられても良い。
【0053】この図24に示すダイオード71はコイル
43から送られてくる交流電流を直流電流に変換するも
のであり、コンデンサー72はコイル43から送られて
くる交流電流を直流電流にして光源1に供給するもので
ある。また、センサ74は、光源1の光以外の自然光な
どを検知するホトセンサーであり、例えば、フォトダイ
オードなどを用いることができる。制御部73は、セン
サ74からの信号を基に、コイル43から供給される電
圧(電流)を光源1に送る制御を行うものであり、例え
ば、センサ74としてのフォトダイオードから信号が送
られてきたときには、コイル43からの電圧(電流)を
光源1に供給しないようになっている。具体的に言え
ば、太陽光などの自然光をセンサ74が検知した時に
は、光源1は光を出射しないようになっている。
【0054】図24に示すように構成された自転車用ラ
イトによれば、ダイオード71を設けることで、LED
などの光源1を交流電流による損壊を確実に免れること
ができ、また、コンデンサー72を設けることで、交流
電流をも有効に光源1が発光するためのエネルギーに用
いることができる。さらに、センサ74と制御部73と
を設けることで、ライトの点灯と消灯との切り替えを自
動に行える。なお、自転車用ライトは制御部73とセン
サ74とを備えずに構成されても良く、また、制御部7
3とセンサ74とコンデンサー72とを備えずに構成す
ることもできる。
【0055】上記説明では、自転車用ライト111,1
12に設けられる複数のバルク型レンズ20は、個々に
別体に設けられる場合を示したが、図25に示すよう
に、複数のバルク型レンズ20を一体にしたバルク型レ
ンズ20Aを用いて構成してもよい。なお、図26
(A)及び(B)は、それぞれ本発明の実施例に係るバ
ルク型レンズ20Aの構成例を示す正面図であり、図2
6(A)に示すバルク型レンズ20Aは5つのバルク型
レンズ20を放射状に配置して一体に形成したものであ
り、図26(B)に示すバルク型レンズ20Aは3つの
バルク型レンズ20を直列配置して一体に構成したもの
である。図26(A)及び(B)に示すバルク型レンズ
20Aによっても、各光源1から発光された光を集光し
て外部へ出射できる。また、図25に示す自転車用ライ
トは、ケース40の光出射口にOリングを用いてバルク
型レンズ20Aを挟持するように構成することもでき
る。上記詳述した以外に、本発明は、発明の趣旨を逸脱
しない範囲で様々な形態で実施できる。
【0056】
【発明の効果】このように本発明の自転車用ライトによ
れば、LEDなどの発光源を用いているので、電球に比
べて消費電力を小さくすることができ、その結果、発電
機を小さくできる。また、光源から出射される光をバル
ク型レンズが集光して外部へ出射するので、照度の高い
光を得ることができる。さらに、自転車用ライトは、磁
束変化に基づく起電力を光源に供給するように構成され
ているので、従来の発電機のローラーとタイヤとの摩擦
がないため、従来のローラーがタイヤに接触している場
合に比べて自転車のペダルを軽く踏むことができる。ま
た、LEDなどの光源の消費電力は、電球に比べて1/
10〜1/100であるので、例えばコイルと磁性体と
磁石とで構成される簡単な構造の発電機で良く、簡素な
構造で構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る自転車用ライトを示す
ブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る光源1とバルク型レン
ズ20との模式的な断面図である。
【図3】従来技術のレンズ系による損失の状況を示す図
である。
【図4】フレネル反射を示す図である。
【図5】LEDのPN接合において反射光(迷光)が再
発光する過程を示す図である。
【図6】本発明の自転車用ライトに用いるバルク型レン
ズの第1の実施例と従来のレンズとの特性比較に用いた
測定系を示す図である。
【図7】本発明の自転車用ライトに用いるバルク型レン
ズの第1の実施例と従来のレンズの集光特性を比較した
図である。
【図8】本発明の自転車用ライトに用いるバルク型レン
ズの第1の実施例と従来のレンズの集光特性を比較した
図である。
【図9】本発明の自転車用ライトに用いるバルク型レン
ズの幾何学形状の違いによる特性変化の実測値を示す図
である。
【図10】図9の測定に用いたバルク型レンズの幾何学
形状を示す図である。
【図11】本発明の自転車用ライトに用いるバルク型レ
ンズの第2の実施例の構成を示す断面図である。
【図12】バルク型レンズの第2の実施例の幾何学形状
の違いによる特性変化の実測値を示す図である。
【図13】バルク型レンズの第2の実施例の幾何学形状
の違いによる特性変化の実測値を示す図である。
【図14】第1及び2の変形例に係るバルク型レンズの
原理を説明する模式図である。
【図15】第1及び2の変形例に係るバルク型レンズの
構成を示す図である。
【図16】本発明の実施例に係る自転車用ライトを示す
斜視図である。
【図17】図16の断面図である。
【図18】本発明の実施例に係る自転車用ライトを自転
車に取り付けた状態を示す斜視図である。
【図19】本発明の実施例に係る磁石を示す斜視図であ
る。
【図20】本発明の実施例に係る磁石を車輪のスポーク
に取り付け状態を示す斜視図である。
【図21】本発明の実施例に係る磁石とコイルとの配置
例を示す図である。
【図22】本発明の実施例に係るケース2の横を保護カ
バーが二つ横切った時に生じた起電力を示すグラフであ
る。
【図23】本発明の実施例に係るケースの横を保護カバ
ーが複数横切った時に生じた起電力を示すグラフであ
る。
【図24】本発明の他の実施例に係る自転車用ライトの
内部構造を示す図である。
【図25】本発明の他の実施例に係る自転車用ライトを
示す部分断面図である。
【図26】(A)及び(B)はそれぞれ本発明の実施例
に係るバルク型レンズの構成例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 光源 2 天井部 3 頂部 4 光学媒体 5 内周部 6 凹部 7 底部 8 スペーサ 9 外周部 20 バルク型レンズ 30 発電部 40 ケース 40a 挟持部 41 回路 42 回路基板 43 コイル 44 磁性体 50 磁石 60 自転車軸 61 スポーク 71 ダイオード 72 コンデンサー 73 制御部 74 センサ 100,111,112 バルク型レンズを用いた自伝
車用ライト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 33/00 F21M 3/02 D // F21Y 101:02 F21Q 1/00 A N F21S 1/02 G

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルク型レンズと、このバルク型レンズ
    に収納される光源と、磁石の磁束の変化によって生じる
    起電力を基に上記光源に電流を供給する発電部と、をそ
    なえ、 上記バルク型レンズが、頂部と、底部と、外周部と、前
    記底部から前記頂部に向かって形成された天井部と内周
    部とからなる凹部とを有している光学媒体からなり、上
    記凹部が上記光源の収納部であり、上記天井部が第1の
    レンズ面として、上記内周部が光入射面として、上記外
    周部が全反射面として、上記底部が反射面として、ま
    た、上記頂部が第2のレンズ面として機能することを特
    徴とする、バルク型レンズを用いた自転車用ライト。
  2. 【請求項2】 前記光学媒体の外周部の外径が、前記内
    周部の内径の3倍以上10倍以下であることを特徴とす
    る、請求項1記載のバルク型レンズを用いた自転車用ラ
    イト。
  3. 【請求項3】 前記第1のレンズ面を凸面に形成したこ
    とを特徴とする、請求項1記載のバルク型レンズを用い
    た自転車用ライト。
  4. 【請求項4】 前記第1のレンズ面を凹面に形成したこ
    とを特徴とする、請求項1記載のバルク型レンズを用い
    た自転車用ライト。
  5. 【請求項5】 前記第1のレンズ面を平面に形成したこ
    とを特徴とする、請求項1記載のバルク型レンズを用い
    た自転車用ライト。
  6. 【請求項6】 前記第1のレンズ面を平フレネルレンズ
    面に形成したことを特徴とする、請求項1記載のバルク
    型レンズを用いた自転車用ライト。
  7. 【請求項7】 前記第2のレンズ面の曲率半径をR、前
    記バルク型レンズの光軸方向に測った全長をL、バルク
    型レンズの屈折率をnとして、 0.93 < k(R/L) < 1.06 k = 1/(0.35・ n − 0.168) の関係を満足することを特徴とする、請求項1記載のバ
    ルク型レンズを用いた自転車用ライト。
  8. 【請求項8】 前記第1のレンズ面の突き出し量をΔ、
    前記光学媒体の外周部の外径を2Roとして、 0.025 < Δ/Ro < 0.075 の関係を満足することを特徴とする、請求項1記載のバ
    ルク型レンズを用いた自転車用ライト。
  9. 【請求項9】 前記光学媒体の底部に、更に背面鏡を備
    えたことを特徴とする、請求項1記載のバルク型レンズ
    を用いた自転車用ライト。
  10. 【請求項10】 前記光学媒体の内部に、更に他の凹部
    を並列配置したことを特徴とする、請求項1記載のバル
    ク型レンズを用いた自転車用ライト。
  11. 【請求項11】 前記光学媒体が可とう性、若しくは屈
    曲性を有することを特徴とする、請求項1記載のバルク
    型レンズを用いた自転車用ライト。
  12. 【請求項12】 バルク型レンズと、このバルク型レン
    ズに収納される光源と、磁石の磁束の変化によって生じ
    る起電力を基に上記光源に電流を供給する発電部とをそ
    なえ、 上記バルク型レンズが、頂部と、底部と、外周部と、上
    記底部から上記頂部に向かって形成された天井部と内周
    部からなる凹部とを有している光学媒体からなり、上記
    凹部が光源の収納部であり、上記天井部が第1のレンズ
    面として、上記内周部が光入射面として、上記外周部が
    全反射面として、上記底部が反射面として、上記頂部が
    第2のレンズ面として機能するとともに、上記内周部の
    光入射面が所定の傾きを有する少なくとも光波長以上の
    大きさの凹凸面で構成されていることを特徴とする、バ
    ルク型レンズを用いた自転車用ライト。
  13. 【請求項13】 前記所定の傾きφは、上記凹部の屈折
    率をn1 、上記光学媒体の屈折率をn2 、上記光学媒体
    内の外周部面における全反射角をθt 、上記光源の発散
    角をθd として、 sin-1{n1 /n2 cos(θd +φ)}=θt から定まる角度であることを特徴とする、請求項12に
    記載のバルク型レンズを用いた自転車用ライト。
  14. 【請求項14】 前記発電部が、車輪の少なくとも一本
    のスポークに取り付けられた磁石と、車輪の回転面に垂
    直に軸を向けて車体に取り付けられたコイルと、をそな
    えて構成され、 前記発光素子に供給される電流が、車輪の回転により上
    記コイルの開口付近を横切る上記磁石の磁束の変化によ
    って生じる起電力に基づくことを特徴とする、請求項1
    〜13のいずれかに記載のバルク型レンズを用いた自転
    車用ライト。
  15. 【請求項15】 前記発電部によって生ずる電流の前記
    光源への供給を制御する制御部と、光を検知するととも
    に前記制御部へ光検知信号を送る検知部とをそなえ、 前記制御部が前記検知部からの信号に基づき、前記光源
    の点灯と消灯との切り替えを自動に行うことを特徴とす
    る、請求項14記載のバルク型レンズを用いた自転車用
    ライト。
  16. 【請求項16】 前記発電部によって生ずる交流電流を
    直流電流に変換するダイオードが設けられていることを
    特徴とする、請求項14又は15記載のバルク型レンズ
    を用いた自転車用ライト。
  17. 【請求項17】 前記発電部によって生ずる交流電圧を
    前記光源に供給するコンデンサーが設けられていること
    を特徴とする、請求項16記載のバルク型レンズを用い
    た自転車用ライト。
  18. 【請求項18】 前記コイル内に磁性体が設けられてい
    ることを特徴とする請求項14〜17のいずれかに記載
    のバルク型レンズを用いた自転車用ライト。
  19. 【請求項19】 前記磁石が、馬蹄形状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項14〜18のいずれかに記載
    のバルク型レンズを用いた自転車用ライト。
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