JP2002225386A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JP2002225386A
JP2002225386A JP2001025602A JP2001025602A JP2002225386A JP 2002225386 A JP2002225386 A JP 2002225386A JP 2001025602 A JP2001025602 A JP 2001025602A JP 2001025602 A JP2001025602 A JP 2001025602A JP 2002225386 A JP2002225386 A JP 2002225386A
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Japan
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thermal head
platen
recording
thermal
platen roller
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JP2001025602A
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Koichi Hirabayashi
浩一 平林
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Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーマルヘッドの発熱部の定期点検作業、定
期的な交換作業を行うためにサーマルヘッドに簡単にア
クセスすることができ、かつサーマルヘッドを退避位置
に大きく移動可能に構成することで記録リボンの装填作
業を容易に行うことができるサーマルプリンタサーマル
プリンタの提供。 【解決手段】 記録シートSと記録リボンRを介在させ
てサーマルヘッド10をプラテンローラ11に対する当
接状態に維持して印画を行なうために、サーマルヘッド
10をプラテンローラ11に対向させる動作位置と、記
録リボンRの装填のための退避位置との間で回動するよ
うに基部1、2において回動軸支される回動部材20、
21と、動作位置に維持するストッパー45と、回動部
材において回動軸支されるアーム部材12と、サーマル
ヘッドをプラテンローラに向けて付勢する圧縮コイルバ
ネ15と、サーマルヘッドがプラテンローラ11から離
隔するように移動させるカムモータ18を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルプリンタ
に係り、特に記録リボンを記録位置に着脱自在にして用
いるサーマルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、記録リボンを巻回した供給ス
プールと巻取りスプールをサーマルプリンタの上方から
着脱自在にして、記録位置に装填して印画を行なうよう
に構成されたサーマルプリンタが実用化されている。
【0003】そして、記録リボンを所定位置に装填した
後に、サーマルヘッドを供給スプールと巻取りスプール
間に展開される記録リボン上に位置させて記録媒体であ
る記録シートをラバー製の固定式プラテンまたは回転自
在のプラテンローラ上への当接状態に維持し、記録シー
トの搬送動作と記録リボンの巻取り動作に同期してサー
マルヘッドへの印画情報に基づく所定通電により印画を
行ない外部に排出するように構成されている。
【0004】一方、特開平11−78139号公報に開
示されているサーマルプリンタによれば、弾性部材を用
いてプラテンまたはサーマルヘッドの一方を他方に押し
当てるとき、騒音が発生したり振動によって画像品質が
低下することを防止するために、サーマルヘッドを基部
において回動自在に軸支し、プラテンローラをカム機構
により移動することで当接状態に維持する技術が示され
ている。また、特開平11−179996号公報によれ
ば、サーマルヘッドを回動自在に軸支し、サーマルヘッ
ドの移動にともないアップダウンさせるカム機構により
当接状態に維持する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで消耗品である
記録リボンの装填を行うときは、上記のようにサーマル
ヘッドが供給スプールと巻取りスプール間に展開される
記録リボン部分に位置するようにセットする必要がある
ので、特に上方からセットするときにはサーマルヘッド
が邪魔となるが、上記の各公報に開示の技術によれば記
録リボンの装填のためにサーマルヘッドを大きく退避さ
せるように構成することは困難である。
【0006】また、特開平11−78139号公報によ
れば、サーマルヘッドを大きく回動させて退避させるよ
うに構成することができるが、印画に必要となるプラテ
ンへの印画圧を発生するための機構については基部側に
配設されているので、所謂サブアッセイ単位での組立て
を行うことができない問題がある。
【0007】さらに、例えば業務用のサーマルプリンタ
においては、サーマルヘッドの発熱部の定期点検作業、
定期的な交換作業を行うために、サーマルヘッドに簡単
にアクセスできるようにする必要があるが、このように
サーマルヘッドを退避位置に移動可能に構成し、かつ記
録シートと記録リボンを介在させてサーマルヘッドをプ
ラテンに対する当接状態に維持して印画を行う機構はか
なり複雑化するので、部品点数が増加し、組立て作業工
程が煩雑になる問題がある。
【0008】したがって、本発明は上記の問題点に鑑み
て成されたものであり、サーマルプリンタにおいて、サ
ーマルヘッドの発熱部の定期点検作業、定期的な交換作
業を行うために簡単にサーマルヘッドにアクセスするこ
とができ、かつサーマルヘッドを退避位置に大きく移動
可能に構成することで記録リボンの装填作業を容易に行
うことができ、しかも主要な機構をサブアッセイ単位で
完成できるサーマルプリンタの提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明によれば、記録媒体と記
録リボンを介在させてサーマルヘッドをプラテンに対す
る当接状態に維持して印画を行なうサーマルプリンタで
あって、前記記録媒体の搬送手段と前記記録リボンの供
給手段とを設け、かつ前記プラテンを配設した基部と、
前記サーマルヘッドを前記プラテンに対向させる動作位
置と、少なくとも前記記録リボンの装填のための退避位
置との間で回動するように前記基部において回動軸支さ
れる回動部材と、前記回動部材を前記動作位置に維持す
る係止手段と、前記サーマルヘッドを一端に固定し、前
記回動部材において回動軸支されるアーム部材と、前記
サーマルヘッドを前記プラテンに向けて付勢することで
前記当接状態に維持する付勢手段と、前記アーム部材を
前記付勢手段の付勢力に抗して回動して、前記サーマル
ヘッドが前記プラテンから離隔するように移動させるた
めに前記回動部材に配設される駆動手段とを具備するこ
とを特徴としている。
【0010】また、前記アーム部材の回動軸体の軸支部
を移動可能にして、前記サーマルヘッドの発熱部と前記
プラテンとの間の平行度を調節する調節手段を、前記回
動部材に設けたことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な一実施形態
について、添付の図面を参照して述べる。
【0012】図1は、サーマルプリンタの要部構成を示
した正面図であって、記録リボンを装填した後の様子を
示している。
【0013】本図において、基部1、2は紙面表裏方向
に4隅の棒部材5を介して固定されており、基部1、2
の間において少なくとも上方に大きく開口した空間部を
形成しており、図中の破線で示した記録リボンRを図示
のように巻回した供給スプール3と巻取りスプール4と
を基部1、2の内壁部分に固定されている軸支部材6、
8に夫々装填可能にできるように構成されている。
【0014】この記録リボンRはベースフィルム上に後
述する記録シートSの1枚分の面積分に相当する面積の
各インク層として加法混色により総べての色を再現でき
る三原色のイエロー、マゼンタ、シアンの固形インク層
として形成されており、サーマルヘッド10が図示の動
作位置において発熱部への通電を行うときに、記録リボ
ンRのベースフィルムが発熱部側に位置し、かつプラテ
ンローラ11の上に記録シートSを介在して位置するよ
うにして印画を可能にしている。ここで上記の各色のイ
ンク層に加えて、印画面を保護するためのオーバコート
層をシアン層の次に敷設するようにしても良い。各イン
ク層に対応した位置には、不図示の光学式センサで検出
される被検出部となるセンスマークが夫々印刷などによ
り形成されている。
【0015】一方、軸支部材6にはトルクリミッター7
が連結されており、図示の軸支状態において供給スプー
ル3に形成された不図示の歯部にトルクリミッター7の
歯部が噛合することで巻取り動作時における適度なバッ
クテンション(張力)を供給スプール3に発生させる。
また、軸支部材8には駆動モータ9が連結されており、
図示の軸支状態において巻取りスプール4に形成された
不図示の歯部に駆動モータ9からの動力伝達を受ける不
図示のギアの歯部が噛合することで巻取り動作を行うよ
うに構成されている。
【0016】このように基部1、2間に形成される開口
部の上方から下方に移動しつつ供給スプール3と巻取り
スプール4をセットすることで供給スプール3と巻取り
スプール4の間において記録リボンRを図示のように展
開させるようにして熱昇華記録または熱転写記録方式に
よる記録を行なうサーマルヘッド10の発熱部を通過す
る状態にする。なお、記録リボンRの終端は各スプール
に固定されている。
【0017】このサーマルヘッド10に対向して、基部
1、2において耐熱弾性ラバー製のプラテンローラ11
が回転自在に軸支されている。あるいは、耐熱弾性ラバ
ー製の板状のプラテンとしてサーマルヘッド10に対向
して配設されている。
【0018】このサーマルヘッド10は、図示のプラテ
ンローラ11に対向した動作位置と、少なくとも記録リ
ボンRの装填のために大きく上方に回動した退避位置と
の間で回動するように設けられている。
【0019】このためにこのサーマルヘッド10はアー
ム軸体13回りに回動部材20、21(図面の表裏方向
に2枚設けられている)に対して回動軸支されるアーム
部材12(図面の表裏方向に2枚設けられているが手前
側のみ図示)に対して固定されており、この回動部材2
0、21を基部1、2に対して回動軸体22回りに回動
することで、サーマルヘッド10を図示の動作位置にす
る。この回動部材20、21を基部1、2において回動
軸支する回動軸体22は回動部材20、21に穿設され
た孔部に対して挿通された状態で完成された後に、基部
の溝部1a、2a中に上方から下方に移動してセットさ
れた後にブラケット24をねじ止めすることで組み付け
られる。この回動部材20、21は回動軸体22から最
も離れた部位において係止手段であるストッパー45が
設けられており、このストッパー45が基部1、2の内
壁に植設されたスタッド44に対する係止状態に維持さ
れることで、図示の動作位置を確保する一方で、後述す
るようにストッパー45を解除することで回動軸体22
を回動中心にして大きく上方に移動できるようにしてサ
ーマルヘッド10の発熱部の点検作業他をできるように
している。
【0020】サーマルヘッド10を固定し、アーム軸体
13回りに回動自在に設けられたアーム部材12にはカ
ムローラ19aが当接する当接面12aが形成されてい
る。カムローラ19aはカムレバー19の先端において
回転自在に設けられており、このカムレバー19をカム
モータ18の出力軸18aに固定することで、カムモー
タ18の正逆方向の駆動にともない当接面12aにカム
ローラ19aが当接及び移動することで、後述の付勢手
段の付勢力に抗してアーム部材12をアーム軸体13回
りに回動するようにして、サーマルヘッド10を一時的
な退避位置に駆動するようにして、記録シートの導入及
び記録リボン送りを行うように構成されている。
【0021】また、回動部材20、21に固定されたブ
ラケット16とサーマルヘッド10の上面との間には付
勢手段である複数の圧縮コイルバネ15が図示のように
設けられており、図示のようにカムローラ19aがアー
ム部材12の当接面12aから離れている状態では、複
数の圧縮コイルバネ15が圧縮することで発生する圧縮
力によりアーム部材12が矢印方向に回動する状態とな
ることで、サーマルヘッド10の発熱部を上記のプラテ
ンローラ11に対する当接状態に維持する。
【0022】このようにして主要な機構をサブアッセイ
単位で完成して、印画に必要な印画圧をプラテンローラ
11とサーマルヘッド10の発熱部の間において発生で
きるように構成されている。
【0023】次に、記録シートSは、基部1、2間の空
間部において配設された軸支部材25により回転自在に
設けられるロールシートとして矢印方向に供給可能に設
けられており、任意に交換できるようにされている。
【0024】記録シートSは、ステッピングモータ59
から歯付ベルト60、60により動力伝達されて駆動さ
れる駆動ローラ30、32、34とこれらの駆動ローラ
に追動するアイドルローラ31、33、35の間に形成
されるニップ部において搬送力を得て、下ガイド36と
上ガイド37と、下ガイド38と上ガイド39の間にお
いて案内されて排出トレー42に向けて搬送されるとと
もに、駆動ローラ30とアイドルローラ31間において
スリップを完全に防止した正逆方向の搬送を行うこと
で、1画面分のYMC各色の印画形成を行うように構成
されており、1枚分の印画後にカッター装置40により
1枚サイズの裁断を行い排出トレー42中に排出するこ
とで、外部に取り出せるようにしている。なお、詳しい
印画動作については割愛する。
【0025】図2は、図1のサーマルプリンタの動作説
明図である。本図において、既に説明済みの構成部品に
ついては同様の符号を附して説明を割愛すると、カムモ
ータ18への通電により、カムレバー19が矢印方向に
駆動されて、カムローラ19aがアーム部材12の当接
面12aに当接する状態となる。
【0026】この結果、アーム部材12はアーム軸体1
3を回動中心として矢印方向に回動されて圧縮コイルバ
ネ15の圧縮力に抗して移動することで、プラテンロー
ラ11に対するサーマルヘッド10の当接状態を解除で
きるので、記録シートSの導入と記録リボンの各色の頭
出しのための巻取りを行うことができる。
【0027】そして、下ガイド36と上ガイド37に案
内されて送り出された記録シートSを駆動ローラ30と
アイドルローラ31間のニップ部で確実に保持して正逆
方向に搬送することでカラー印画に必要となる3回分の
往復駆動を行うように構成されている。
【0028】次に、図3は、図1のサーマルプリンタに
おける動作説明図であって、回動部材20、21が大き
く上方の退避位置に回動された様子を示している。図示
のようにするためには、図1で述べたストッパー45を
基部1、2のスタッド44に対する係止状態から解除し
て、回動軸体22を回動中心として矢印方向に回動する
ことで、棒部材5に設けたラバーブッシュに当接してそ
れ以上の回動が規制されて図示の退避位置で停止する状
態となる。このようにサーマルヘッド10を退避位置に
大きく移動可能に構成することで、記録リボンRの装填
作業を容易に行うことができ、かつサーマルヘッド10
の発熱部の定期点検作業を行うことができる。また、サ
ーマルヘッド10の定期的な交換作業を行うときには、
回動軸体22を基部に固定している破線図示のブラケッ
ト24を取り外すことで、回動部材の組立て単位で基部
から外すことができるので、予め準備しておいた新品の
サーマルヘッドを固定したサブアッセイ単位での取り付
けが可能となる。
【0029】図4(a)は、ストッパー45の外観斜視図
であり、図4(b)はロック部材48とその関連構成部材
の正面図である。図4において、既に説明済みの構成部
品については同様の符号を附して説明を割愛すると、基
部1、2の側壁にはスタッド44、44が向き合うよう
に図示のように植設されており、これらのスタッド4
4、44に対して回動部材20、21において回動軸体
51回りに回動支持されているロック部材48、48の
係止溝部48aが潜入することで係止状態となるように
構成されている。
【0030】一方、各ロック部材48には回動部材2
0、21において上下方向に穿設された長孔20a、2
1aに両端が案内されて、上下方向に移動可能にされた
ハンドルバー46を潜入する溝部48bが形成されてい
る。また、各ロック部材は引っ張りバネ55による引っ
張り力により常時矢印方向に回動するようにされている
ので、図4(b)に図示のようにスタッド44に対して係
止溝部48aが常に潜入した係止状態を維持できるよう
にしてあり、ハンドルバー46を把持して上方に移動し
たときに、ロック部材48を破線図示の位置に移動され
ることで係止状態を解除できるように構成されている。
【0031】すなわち、ワンタッチで係止状態を簡単に
解除できるようにしている。なお、このロック機構以外
にも種々の構成が採用できることは言うまでもない。
【0032】最後に、図5(a)は、アーム部材12の回
動軸体13の軸支部を移動可能にして、サーマルヘッド
の発熱部とプラテンローラとの間の平行度を調節する調
節手段の外観斜視図であり、図5(b)は動作説明の平面
図である。
【0033】本図において、既に説明済みの構成部品に
ついては同様の符号を附して説明を割愛すると、前後の
破線で示したアーム部材12、12には一点鎖線で図示
した回動軸体13の直径に対してすきま嵌め状態で合致
する内径寸法の孔部12d(手前側は不図示)が穿設さ
れており、これらの孔部12dに対して回動軸体13を
挿通した後に両端を突出して、回動部材20、21に穿
設された大径の孔部を挿通する状態にする。この後に回
動軸体13の端部13aに対して直径に対してすきま嵌
め状態で合致する内径寸法の孔部55aを穿設した可動
ブラケット55をセットしてから、可動ブラケット55
に穿設されている上下の長孔部55bに対してネジ58
をセットして回動部材20に形成されている雌ネジ部に
対して螺合することで、矢印方向に移動できるようにす
る。この回動部材20には調整ネジ57を螺合した固定
ブラケット56がさらに固定されており、この調整ネジ
57の回転にともない移動して、可動ブラケット55の
立ち曲げ部55cを押圧することで微調整を可能にして
いる。
【0034】以上の構成により、サーマルヘッド10を
固定しているアーム部材の回動中心の移動を可能にで
き、図5(b)に図示のプラテンローラ11の中心線11
aに対してサーマルヘッド10の発熱部10aを破線図
示のように移動できるようになるので、微調整が可能と
なる。また、上記説明では、可動ブラケット55、固定
ブラケット56を回動部材の片側のみに設けた事例を述
べたが、回動部材の両側にこれらのブラケットを設けて
も良く、この場合には調整の自由度をより大きく設定で
きることになる。なお、本発明は上記の構成に限定され
ず、種々の構成が可能であり、例えばモノクロ用でもよ
いことは言うまでもない。
【0035】以上の構成により、サーマルヘッドを退避
位置に大きく移動可能に構成することでサーマルプリン
タの使用時における消耗品となる記録リボンRを交換す
るときに簡単に交換を行うことができるとともに、サー
マルヘッドの発熱部の定期点検作業、定期的な交換作業
を行うときにサーマルヘッドに容易にアクセスすること
ができ、しかも主要な機構を回動部材を基部として構成
したサブアッセイ単位で完成できるので、作業工程を簡
略にできるなど多くの利点がある。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サーマルヘッドの発熱部の定期点検作業、定期的な交換
作業を行うために簡単にサーマルヘッドにアクセスする
ことができ、かつサーマルヘッドを退避位置に大きく移
動可能に構成することで記録リボンの装填作業を容易に
行うことができ、しかも主要な機構をサブアッセイ単位
で完成できるサーマルプリンタを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】サーマルプリンタの要部構成を示した正面図で
ある。
【図2】図1のサーマルプリンタの動作説明図である。
【図3】図1のサーマルプリンタにおける動作説明図で
あって、回動部材20、21が大きく上方の退避位置に
回動された様子を示している。
【図4】(a)は、ストッパー45の外観斜視図であり、
(b)はロック部材48とその関連構成部材の正面図であ
る。
【図5】(a)は、アーム部材12の回動軸体13の軸支
部を移動可能にする調節手段の外観斜視図であり、(b)
は、調節手段の動作説明のための平面図である。
【符号の説明】
1、2 基部 3 供給スプール 4 巻取りスプール 5 棒部材 9 駆動モータ 10 サーマルヘッド 11 プラテンローラ(プラテン) 12 アーム部材 13 アーム軸体 15 圧縮コイルバネ(付勢手段) 18 カムモータ 19 カムレバー 20、21 回動部材 30、32、34 駆動ローラ 40 カッター 42 排出トレイ 45 ストッパー(係止手段) 55 可動ブラケット(調整手段) 56 固定ブラケット 59 ステッピングモータ 60 歯付ベルト S 記録シート R 記録リボン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体と記録リボンを介在させてサー
    マルヘッドをプラテンに対する当接状態に維持して印画
    を行なうサーマルプリンタであって、 前記記録媒体の搬送手段と前記記録リボンの供給手段と
    を設け、かつ前記プラテンを配設した基部と、 前記サーマルヘッドを前記プラテンに対向させる動作位
    置と、少なくとも前記記録リボンの装填のための退避位
    置との間で回動するように前記基部において回動軸支さ
    れる回動部材と、 前記回動部材を前記動作位置に維持する係止手段と、 前記サーマルヘッドを一端に固定し、前記回動部材にお
    いて回動軸支されるアーム部材と、 前記サーマルヘッドを前記プラテンに向けて付勢するこ
    とで前記当接状態に維持する付勢手段と、 前記アーム部材を前記付勢手段の付勢力に抗して回動し
    て、前記サーマルヘッドを前記プラテンから離隔するよ
    うに移動させるために前記回動部材に配設される駆動手
    段と、を具備することを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記アーム部材の回動軸体の軸支部を移
    動可能にして、前記サーマルヘッドの発熱部と前記プラ
    テンとの間の平行度を調節する調節手段を、前記回動部
    材に設けたことを特徴とする請求項1に記載のサーマル
    プリンタ。
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