JP2002224749A - 板金面修正用具 - Google Patents

板金面修正用具

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    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D1/00Straightening, restoring form or removing local distortions of sheet metal or specific articles made therefrom; Stretching sheet metal combined with rolling
    • B21D1/12Straightening vehicle body parts or bodies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】ピストンの押し出し、あるいは引き戻しの途
中で圧縮空気供給手段と板金面修正用具を接続するエア
ーホースを切り離し、ボンネット等内側からの位置合わ
せを適宜必要とする板金個所でもその修正を確実にして
容易に進められる板金面修正用具を提供する。 【解決手段】ハウジング10と、ハウジング内に圧縮空
気を導入するエアー導入路を備えたエアー導入手段20
と、ハウジング10に収容され、エアー導入手段20を
介してハウジング内に送り込まれる圧縮空気により作動
するインパクトレンチ機構30と、インパクトレンチ機
構30により回転力が付与されるスクリュウボルト70
と、スクリュウボルト70の回転に連動してシリンダ内
を出没自在に可動するピストン81を備えたピストン機
構80を具備している。ハウジング内のエアー流路を切
り換えてピストン機構80のピストンの進退を図り板金
面の修正を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板金面を押し出し
たり、あるいは引っ張ったりして板金面の変形や歪み等
の凹凸を修正する板金面修正用具に関するものであり、
特に、エアー供給手段(例えばコンプレッサ)を用いて
送り込んだ圧縮空気によりインパクトレンチ機構を作動
させてシリンダ内のピストンを進退し、板金面の凹凸の
修正を図る板金面修正用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、事故によって生じた自動車の凹凸
を修理するこの種の用具として、高圧ホース303を介
して接続された油圧ポンプ310のハンドル311を操
作してピストン302をシリンダ301より伸長し、ピ
ストン302の先端に付設したアタッチメント155を
介して板金面の凹部350を押し出し(図27、図29
参照)、あるいは高圧ホース303を介して接続された
油圧ポンプ310のハンドル311を操作してピストン
402をシリンダ401内に没入し、板金面の凹部を引
っ張り(図29)、板金面の修正を図る板金面修正工具
として、図27、図29に示す油圧式板金面修正用具3
00、400が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この油
圧式板金面修正用具にあっては、 板金作業を円滑に行なうためには、凹部を押し出して
修正を図る押し出し専用の板金面修正用具と(図27及
び図29参照)、板金面を引っ張って修正を図る引っ張
り専用の板金面修正用具(図28参照)の2種類(台)
用意しなければならず、2台の板金面修正用具を板金面
の性状に応じて使い分ける必要があった; 板金時に油圧ポンプのオイル漏れが生じた場合には、
漏れたオイルにより自動車が汚染されるおそれがある; 加圧時には高圧ホースを切り離すことが困難なため、
板金面の修正作業時に油ポンプが邪魔になり板金作業を
円滑に行なえない; 板金作業を良好に行なうためには、ピストンの先端を
導き板金面の所望の修正位置にあてがう人間と、油圧ポ
ンプによる加圧作業を行なう人間の2人を必要としてい
た; 等の問題点を有していた。
【0004】従って本発明の目的は、1台で板金面の性
状に応じて板金面を押し出したり、あるいは引っ張った
りして板金面の修正が図れる板金面修正用具を提供する
ことにある。
【0005】本発明の他の目的は、自動車板金作業時に
自動車を汚染することがない板金面修正用具を提供する
ことにある。
【0006】本発明のもう一つ他の目的は、ピストンの
押し出し、あるいは引き戻しの途中で圧縮空気供給手段
と板金面修正用具を接続するエアーホースを切り離し、
ボンネット等内側からの位置合わせを適宜必要とする板
金個所でもその修正を確実にして容易に進められる板金
面修正用具を提供することにある。
【0007】本発明の更にもう一つ他の目的は、ピスト
ンの先端を導き板金面の所望の修正位置にあてがう作業
と、ピストンを押し出し、あるいは引き戻す作業を一人
でスピーディに行なえる板金面修正用具を提供すること
にある。
【0008】本発明の更にもう一つ他の目的は、板金面
修正用具のハウジングに負荷がかかりやすい引き出し作
業の際にも負荷に十分に耐え寿命が永く、また携帯可能
にしてコンパクトな板金面修正用具を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に係る発
明は、ハウジングと、該ハウジング内に圧縮空気を導入
するエアー導入路を備えたエアー導入手段と、前記ハウ
ジングに収容され、前記エアー導入手段を介して前記ハ
ウジング内に送り込まれる圧縮空気により作動するイン
パクトレンチ機構と、該インパクトレンチ機構により回
転力が付与されるスクリュウボルトと、該スクリュウボ
ルトの回転に連動してシリンダ内を出没自在に可動する
ピストンを備えたピストン機構を具備し、前記ハウジン
グ内のエアー流路を切り換えて前記ピストン機構のピス
トンの進退を図り板金面の修正を行なうことを特徴とす
る板金面修正用具である。
【0010】本願の請求項2に係る発明は、ハウジング
と、該ハウジング内に圧縮空気を導入するエアー導入路
を備えたエアー導入手段と、前記ハウジング内に送り込
まれる圧縮空気により駆動するエアーモータと、該エア
ーモータにより作動するインパクトレンチを備え、前記
ハウジングに収容されたインパクトレンチ機構と、該イ
ンパクトレンチ機構により回転力が付与されるスクリュ
ウボルトと、該スクリュウボルトの回転に連動してシリ
ンダ内を出没自在に可動するピストンを備えたピストン
機構と、前記エアー導入手段から導入される圧縮空気の
エアー流路を切り換えて、前記インパクトレンチ機構の
エアーモータの回転方向を切り換える回転方向切換バル
ブとを備え、前記ハウジング内に、前記回転方向切換バ
ルブによりその流路が切り換わる2つのエアー流路を形
成し、前記エアーモータの回転方向の切り換えにより前
記ピストン機構のピストンを作動し、板金面の修正を図
ることを特徴とする板金面修正用具である。
【0011】本願の請求項3の発明は、ハウジングと、
該ハウジング内に圧縮空気を導入するエアー導入路を備
えたエアー導入手段と、前記ハウジングに収容され、前
記エアー導入手段を介して前記ハウジング内に送り込ま
れる圧縮空気により作動するインパクトレンチ機構と、
該インパクトレンチ機構により回転力が付与されるスク
リュウボルトと、該スクリュウボルトの回転に連動して
シリンダ内を出没自在に可動するピストンを備えたピス
トン機構と、前記ハウジングを挿通し、前記ハウジング
の両端面に形成される開口部を被蓋する各被蓋手段を連
結する押さえボルトとを備え、前記インパクトレンチ機
構を作動させる際に、前記ハウジング内のエアー流路を
切り換え、前記ピストン機構のピストンを作動させて板
金面の修正を図ることを特徴とする板金面修正用具であ
る。
【0012】本願の請求項4の発明は、ハウジングと、
該ハウジング内に圧縮空気を導入するエアー導入路を備
えたエアー導入手段と、前記ハウジング内に送り込まれ
る圧縮空気により駆動するエアーモータと、該エアーモ
ータにより作動するインパクトレンチを備え、前記ハウ
ジングに収容されたインパクトレンチ機構と、該インパ
クトレンチ機構により回転力が付与されるスクリュウボ
ルトと、該スクリュウボルトの回転に連動してシリンダ
内を出没自在に可動するピストンを備えたピストン機構
と、前記エアー導入手段から導入される圧縮空気のエア
ー流路を切り換えて、前記インパクトレンチ機構のエア
ーモータの回転方向を切り換える回転方向切換バルブ
と、前記ハウジングの隅部に挿通され、前記ハウジング
の両端面に形成される開口部を被蓋する各被蓋手段を連
結する押さえボルトとを備え、前記ハウジング内に、前
記回転方向切換バルブによりその流路が切り換わる2つ
のエアー流路を形成し、前記エアーモータの回転方向を
切り換えて前記ピストン機構のピストンを作動し、板金
面の修正を図ることを特徴とする板金面修正用具であ
る。
【0013】本願の請求項5の発明は、上記エアー導入
手段を、内部にエアー導入路が形成されたハンドルを含
んで構成し、該ハンドルを上記ハウジングの上方に配設
した板金面修正用具である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の板金面修正用具では、ハ
ウジング内に形成される圧縮空気のエアー流路を切り換
えて、ピストン機構を構成するピストンの進退を図り板
金面の修正を行なう。
【0015】このため、板金面修正用具は、ハウジング
内に圧縮空気を導入するエアー導入手段と、ハウジング
に収容されたインパクトレンチ機構と、インパクトレン
チ機構により回転力が付与されるスクリュウボルトと、
スクリュウボルトの回転に連動してシリンダ内を出没自
在に可動するピストンを備えたピストン作動機構を備え
ている。
【0016】ハウジング内のエアー流路の切り換えは、
インパクトレンチ機構のエアーモータの回転方向を切り
換える回転方向切換バルブによることが好ましい。
【0017】また、ハウジングの隅部に挿通され、ハウ
ジングの両端面に形成される開口部を被蓋する各被蓋手
段を連結する押さえボルトを備えていることが好まし
い。
【0018】
【実施例】以下、実施例について添付図面を参照して説
明する。図1は、本発明に係る板金面修正用具の斜視
図、図2は、板金面修正用具の正面図、図3は、板金面
修正用具の背面図、図4は、板金面修正用具の底面図、
図5は、板金面修正用具のスイッチレバーを操作して引
き上げた状態にあるときの板金面修正用具の右側面略図
であり、回転方向切換バルブを操作して前方側に押し出
した状態を示す図、図6は、板金面修正用具のスイッチ
レバーを操作して引き上げた状態にあるときの板金面修
正用具の右側面略図であり、回転方向切換バルブを操作
して図5の状態から後方側に押し出した状態を示す図、
図7は、板金面修正用具の左側面略図、図8は、板金面
修正用具のハウジングの後端面に形成された開口部を被
蓋するキャップの斜視図、図9は、板金面修正用具の一
部を切り欠いて内部構造を示した斜視断面略図、図10
は、図5の折線X−X断面拡大略図であり、エアーモー
タを回転(反時計方向の回転)させてピストンをシリン
ダ内から進出させるときの圧縮空気の流れを示す図、図
11は、図6の折線Y−Y断面拡大略図であり、エアー
モータを逆回転(時計方向の回転)させてピストンをシ
リンダ内に収容し終えたときの圧縮空気の流れを示す
図、図12は、板金面修正用具のピストンが伸びた状態
を示す斜視図、図13は、板金面修正用具のピストンが
伸びた状態を示す正面図、図14は、板金面修正用具の
ピストンが伸びた状態を示す背面図、図15は、板金面
修正用具のピストンが伸びた状態にあるときに一部を切
り欠いて内部構造を示した斜視断面略図、図16は、板
金面修正用具の各構成部品を示す分解斜視図、図17
は、板金面修正用具を構成するハウジング、エアー導入
手段、ピストン機構、回転方向切換バルブの各構成部品
を示す分解斜視図、図18は、板金面修正用具を構成す
るインパクトレンチ機構の各構成部品を示す分解斜視図
である。
【0019】これらの図において、板金面修正用具1
は、ハウジング10と、このハウジン10内に圧縮空気
を導入するエアー導入路を備えたエアー導入手段20
と、前記ハウジング10に収容され、前記エアー導入手
段20を通り前記ハウジング10内に送り込まれる圧縮
空気により作動するインパクトレンチ機構30と、この
インパクトレンチ機構30のエアーモータ40の回転方
向を切り換える回転方向切換バルブ60と、前記インパ
クトレンチ機構30により回転力が付与されるスクリュ
ウボルト70と、このスクリュウボルト70の回転に連
動してシリンダ86内を出没自在に可動するピストン8
1を備えたピストン機構80と、前記ハウジング10の
隅部を挿通し、前記ハウジング10の両端面に形成され
る開口部10A,10B(図10、図11、図17参
照)を被蓋する各被蓋手段11,12を連結する押さえ
ボルト90を備えている。
【0020】前記ハウジング10内には、前記回転方向
切換バルブ60により切り換わる後述する2つのエアー
流路(第1のエアー流路及び第2のエアー流路)が形成
され、前記ハウジング10内の圧縮空気のエアー流路を
切り換えて、前記ピストン機構80のピストン81の進
退を図ることにより板金面を修正する(板金面の押し出
し、引っ張りを行ない修正する)。
【0021】前記ハウジング10の後半部には大径収容
部13Aが形成され、また、その前半部には小径収容部
13Bが形成されている(図10、図11、図17参
照)。
【0022】前記ハウジング10の大径収容部13Aに
は、前記インパクトレンチ機構30と、ガイド片35が
収容され、開口部10Aは被蓋手段であるキャップ11
により被蓋されている。また前記ハウジング10の小径
収容部13Bには、前記スクリュウボルト70のボルト
頭71と、スペーサ101と、前記スクリュウボルト7
0をスムーズに回るようにするスラストベアリング10
2A,102Bと、ボルト受け103A,103Bが収
容され、開口部10Bは被蓋手段であるカバー12によ
り被蓋されている。
【0023】前記キャップ11の内側壁面には、エアー
流路の一部を構成する左右一対のエアー通路11A,1
1Bが形成されている。
【0024】前記大径収容部13Aの上方には、ブッシ
ュ65を嵌め込む円筒穴14が形成され、更に、この円
筒穴14の両側には、エアー通路15、16が形成され
ている(図17参照)。前記エアー通路15は、ブッシ
ュ65の後方右側下部に形成されたエアー流出孔67に
臨んでおり、前記エアー通路16は、前記ブッシュ65
の前方左側下部に形成された前記エアー流出孔68に臨
んでいる。更に、前記エアー通路15は、前記キャップ
11のエアー通路11Aに臨んでおり、また、前記エア
ー通路16は、前記キャップ11のエアー通路11Bに
臨んでいる。
【0025】前記ハウジング10の頂面段部10Cの中
央には、前記エアー導入手段20のハンドル21に形成
されたエアー導入路21Cに臨んでエアー導入孔17が
形成されている。また、前記ハウジング10の底面に
は、後述するエアーモータ40のシリンダ43の底部に
形成されたエアー導出孔43A(図18参照)に対応し
て、排気孔18が形成されている(図4参照)。
【0026】更に、前記ハウジング10の頂面10Cの
隅部には雌ねじ部19が螺刻され、このハウジング10
の頂面10Cには前記ハンドル21の基端部が載置さ
れ、ボルト95により前記エアー導出手段20のハンド
ル21の基端部は前記ハウジング10の頂面10Cに固
定される。
【0027】前記エアー導入手段20は、ハンドル21
と、前記ハンドル21の基端部側に設けたエアーレギュ
レータ23と、前記ハンドル21の底面側中央に配設さ
れたエアーバルブ24と、このエアーバルブ24の開閉
操作を行なうスイッチレバー25と、このスイッチレバ
ー25を操作して前記ハンドル21の底面側に引き寄せ
前記エアーバルブ24を開状態に形成するときに、その
開状態を維持するために前記スイッチレバー25の動き
を制止する(押さえる)制止ピン26と、前記スイッチ
レバー25の自由端部側の切抜き部25Aにおいて起立
し回動自在に軸支されたストッパ27を備えている。符
号9は、前記ハンドル21の自由端部側に接続されたエ
アーホース接続用のコネクタである。
【0028】前記ハンドル21の内部には、前記ハウジ
ン10内に圧縮空気を導入するためのエアー導入路21
A,21B,21Cが形成されている(図9乃至図11
参照)。
【0029】前記エアーレギュレータ23は、摘み23
Aを回動し、前記エアーレギュレータ23と前記ハウジ
ング21との螺合の深浅により流量調節孔23B(図9
参照)の開口具合を調節して、前記エアー導入路21C
を通過する圧縮空気のエアー流量を調節する。
【0030】前記エアーバルブ24の弁体24A(図9
参照)は、前記エアー導入路21Aと21Bとの途中に
設けた弁室22に配設される。前記エアーバルブ24
は、前記スイッチレバー25を操作して前記エアーバル
ブ24の下端部が前記スイッチレバー25の頂面に衝接
しながら上方に押し上げられると、前記エアーバルブ2
4の弁体24Aは前記弁室22の弁座から浮き上って開
放状態を形成し、前記エアー導入路21A,21B,2
1Cは連通し、導入される圧縮空気は前記ハウジング1
0の頂面に形成された前記エアー導入孔17(図9、図
17参照)を通じ前記ハウジング10内に流入する。一
方、前記スイッチレバー25が原状に復帰すると(例え
ば、図1乃至図3の図示状態)、前記エアーバルブ24
の弁体24Aは閉状態を形成し、前記エアー導入路21
Aと21Bは遮断され、前記エアー導入路21Aからエ
アー導入路21Bへのエアーの流入は阻止され行なわれ
ない。
【0031】前記スイッチレバー25の基端部は、前記
ハンドル21の底面側中央に形成されたピン挿通孔に挿
通された短軸28により軸支されている。
【0032】前記制止ピン26は、前記ハンドル21の
自由端部側の下面より垂下した左右一対の延出部29の
ピン挿通孔を刺通することにより、上方に引き上げられ
た前記スイッチレバー25の動きを制止する。
【0033】前記インパクトレンチ機構30は、前記ハ
ウジング10内に送り込まれる圧縮空気により駆動する
エアーモータ40と、このエアーモータ40により作動
するインパクトレンチ50を備えている。
【0034】前記エアーモータ40は、ロータ41と、
このロータ41に形成されたスリット41Aに着脱自在
に保持されたブレード42と、前記ロータ41及びブレ
ード42を収容するシリンダ43と、前記ロータ41を
保持するフロントプレート44及びリヤープレート45
と、前記ロータ41の回転を円滑にするフロントベアリ
ングホルダ46A及びリヤーベアリングホルダ46B
と、空気漏れを防ぐOリング47と、オイルシール48
を備えている。
【0035】前記ロータ41のロータ軸41Bは、前記
インパクトレンチ50を構成するカム53の中心軸孔に
係合している。
【0036】前記リヤープレート45には、左右一対の
エアー流入孔45A、45Bが穿設されている。さら
に、このエアー流入孔45Aより上方には、前記エアー
流入孔45Aを始端とするエアー流入溝45Cが形成さ
れ、このエアー流入孔45Cを通じ圧縮空気は前記ロー
タ41側に供給される。また、このエアー流入孔45B
より上方には、前記エアー流入孔45Bを始端とするエ
アー流入溝45Dが形成され、このエアー流入孔45D
を通じ逆回転用の圧縮空気が前記ロータ41側に供給さ
れる。
【0037】前記リヤープレート45とフロントプレー
ト44は、前記リヤープレート45の貫通孔45Eを刺
通したピン49が連絡している。
【0038】前記インパクトレンチ50は、ハンマー5
1と、ハンマーフレーム52と、前記ロータ41の回転
を前記ハンマー51とハンマーフレーム52とスピンド
ル54に伝えるカム53と、前記エアーモータ40の回
転出力を前記スクリュウボルト70に伝えるスピンドル
54(インパクト出力シャフト)と、前記ハンマー51
の軸体を構成するハンマーピン55を備えている。前記
ハンマー51に形成された突出部51Aは、前記カム5
3の欠所53Aに遊嵌している。
【0039】前記ハンマー51が前記ハンマーフレーム
52とともに反時計方向に回転するときには、前記ハン
マ51の外周端壁51Bが、前記スピンドル54の凹陥
部54Aに形成される一方の係止壁部54Bに係止可能
に構成され、前記ハンマー51が前記ハンマーフレーム
52とともに時計方向に回転するときには、前記ハンマ
51の外周端壁51Cが、前記スピンドル54の凹陥部
54Aに形成される他方の係止壁部54Cに係止可能に
構成されている。また、前記スピンドル54の先端部5
4Dは、前記スクリューボルト70のボルト頭71に係
合している。
【0040】前記ハンマーピン55は、前記ロータ軸4
1Bが挿通する前記ハンマーフレーム52の中心に形成
された挿通孔52Aより外周側に偏寄した位置に形成さ
れた軸承孔52Bに挿通され、前記ハンマー51の貫通
孔51Dを挿通して前記ハンマーフレーム52に軸支さ
れている。かくして、前記ハンマー51は、前記ハンマ
ーピン55を中心にして作動する。符号56はカラーで
ある。
【0041】前記エアーモーター40が駆動しても、当
初前記ピストン81の先端に負荷がかからない状態にあ
るときには、前記ハンマー51とハンマーフレーム52
とスピンドル54とスクリューボルト70は一体となっ
て回転し、前記ピストン81はシリンダ86を進退する
(前記ピストン81がシリンダ86より出現し、あるい
はシリンダ86内に没入する。)。その後、更に前記ピ
ストン81の進退を勧め、前記ピストン81に負荷がか
かるようになり前記スクリューボルト70を作動するた
めに一層の回転力が必要になると、前記ロータ41のロ
ータ軸41Bに支持された前記カム53は、前記ハンマ
51を一時押し上げる。すると、前記ピストン81を進
出させている場合には、前記スピンドル54の係止壁部
54Bと前記ハンマー51の外周端壁51Bとの係止が
外れ、前記ハンマー51は前記ハンマーフレーム52と
ともに一回転する。この一回転の間に、前記カム53の
動きに導かれながら前記ハンマー51は押し下げられ
る、そして一回転後には、再び前記ハンマー51の外周
端壁51Bが前記スピンドル54の係止壁部54Bに係
止される。かくして、前記スピンドル54にショックを
与え、前記スクリュウボルト70を回転し、前記ピスト
ン70は更に進出する(前記ピストン81を引き戻す場
合には、前記スピンドル54の係止壁部54Cと前記ハ
ンマー51の外周端壁51Cとの係止が外れ、前記ハン
マー51は前記ハンマーフレーム52とともに一回転す
る。この一回転の間に、前記カム53の動きに導かれな
がら前記ハンマー51は押し下げられる、そして一回転
後には、再び前記ハンマー51の外周端壁51Cが前記
スピンドル54の係止壁部54Cに係止される。かくし
て、前記スピンドル54にショックを与え、前記スクリ
ュウボルト70を回転し、前記ピストン70は更に引き
戻される。)。
【0042】前記回転方向切換バルブ60の大分部は、
切換え節度が良好な状態で前記ブッシュ65に収容され
(図10及び図11参照)、また前記回転方向切換バル
ブ60の両端部は、前記ブッシュ65より突出してい
る。
【0043】また、前記回転方向切換バルブ60は、前
記エアー導入手段20から導入される圧縮空気のエアー
流路を切り換えて前記インパクトレンチ機構30を構成
している前記エアーモータ40の回転方向を切り換え
る。
【0044】このため、前記回転方向切換バルブ60に
は2個所の溝部61、62が形成され(図10、図1
1、図17)、この溝部61、62は、前記ハウジング
10内に形成されるエアー流路(後述の第1のエアー流
路及び第2のエアー流路)を切り換えることに寄与す
る。すなわち、前記回転方向切換バルブ60を前方に押
すと(図10の状態)、前記ブッシュ65の後方の前記
溝部61にエアーが流れ、前記キャップ11のエアー通
路11Aを通り(図8参照)、エアーは前記リヤープレ
ート45のエアー流入孔45A(図18参照)を通っ
て、更に前記エアーモータ40のエアー導入口40A
(図5及び図6参照)に入り、前記エアーモータ40を
反時計方向に回転(左回転)させる。このため、前記イ
ンパクトレンチ50のスピンドル54も反時計方向に回
転し前記スクリュウボルト70を回す。その結果、前記
ピストン81は、シリンダ86内から押し出され進出し
て出現する(図1、図9、図10の状態から図12、図
15の状態へ移行する。)。
【0045】逆に、前記回転方向切換バルブ60を後方
に押すと(図11の状態)、前記ブッシュ65の前方の
前記溝部62にエアーが流れ、前記キャップ11のエア
ー通路11Bを通り(図8参照)、エアーは前記リヤー
プレート45のエアー流入孔45B(図18参照)を通
って、更に、前記エアーモータ40のエアー導入口40
B(図5及び図6参照)に入り、前記エアーモータ40
を時計方向に回転(右回転)させる。このため、前記イ
ンパクトレンチ50のスピンドル54も時計方向に回転
し前記スクリュウボルト70を回す。その結果、前記ピ
ストン81は、シリンダ86内に引き戻される(図1
2、図15の状態から図1、図9、図10の状態へ移行
する。)。
【0046】前記ブッシュ65には、頂面略中央にエア
ー流入孔66が、後方右側下部にエアー流出孔67が、
前方左側下部にエアー流出孔68がそれぞれ穿設され
(図10及び図11参照)、前記回転方向切換バルブ6
0が前方に押し出された図10の状態にあるときには、
圧縮空気は、前記エアー流入孔66と、前記回転方向切
換バルブ60の溝部61と、前記エアー流出孔67を通
り、更に、前記キャップ11のエアー通路11Aを通っ
て、上述のように、前記エアーモータ40のエアー導入
口40A側に導かれる(図5、図10参照)。
【0047】また、前記回転方向切換バルブ60が前方
に押し出された図11の状態にあるときには、圧縮空気
は、前記エアー流入孔66と、前記回転方向切換バルブ
60の溝部62と、前記エアー流出孔68を通り、更
に、前記キャップ11のエアー通路11Bを通って、上
述のように、前記エアーモータ40のエアー導入口40
B側に導かれる(図6、図11参照)。
【0048】かくして、前記ハウジング10には、エア
ー導入孔17、エアー流入孔66、エアー流出孔67、
エアー通路15、エアー通路11A,エアー流入孔45
A、エアー流入溝45Cにより第1のエアー流路が形成
され、またエアー導入孔17、エアー流入孔66、エア
ー流出孔68、エアー通路16、エアー通路11B,エ
アー流入孔45B、エアー流入溝45Dにより第2のエ
アー流路が形成される。
【0049】前記スクリュウボルト70は、既述のよう
に、前記インパクトレンチ機構30により回転力が付与
される。このため、前記スクリュウボルト70のボルト
頭71に形成された受部が、前記インパクトレンチ機構
30を構成する前記インパクトレンチ50のスピンドル
54に係合している。
【0050】前記ピストン機構80は、ピストン81
と、シリンダ86と、ピストンガイド片88より構成さ
れる。
【0051】前記ピストン81は、中空に形成され、中
心孔に前記スクリュウボルト70の雄ねじ部72が螺合
する雌ねじ部82が螺刻され、また長手方向の外周壁に
は前記ピストンガイド片88を案内する案内条溝83が
形成されている。前記ピストン81の自由端部側にはア
タッチメント155(図22参照)を螺着する雄ねじ部
81Aが形成されている。
【0052】前記シリンダ86とピストンガイド片88
は、前記ピストン81の回転を阻止して前記ピストン8
1の往復動を円滑に行なうことに寄与する。そして、そ
の際前記シリンダ86は、前記ピストン81がシリンダ
内を進退する際に前記ピストン81を案内する。
【0053】前記ピストンガイド片88は、前記シリン
ダ86の内周壁にねじ89により固定される。
【0054】更に、前記キャップ11とハウジング20
とカバー12は、前記ハウジング10の隅部に挿通され
た4本の押さえボルト90により一体的に連結される。
このため、前記押さえボルト90の先端は、前記カバー
12に形成された雌ネジ部に螺合する。
【0055】今、コネクタ9及びエアーホース230を
介して接続されたコンプレッサ210により圧縮空気を
板金面修正用具1に供給すると、エアーバルブ24が閉
状態にある場合には、前記ハンドル21内で、エアーは
エアー通路21Aまで達した状態にある。このとき、前
記スイッチレバー25を上方に引き上げると、エアー通
路21B,21B,21Cは連通し,前記ハウジング1
0の頂面に形成された前記エアー導入孔17を通じエア
ーは前記ハウジング10内に流入する。この場合、前記
回転方向切換バルブ60が図10の右方向に押されてい
るときには、エアーは前記回転方向バルブ60の溝部6
1、前記キャップ11のエアー通路11A、前記エアー
モータ40のリヤーリプレート45のエアー流入孔45
Aを通過し、前記ブレード42に当たり前記ロータ41
を反時計方向に回転させ前記ピストンを進出させる。
【0056】自動車200のトランクルーム201のク
オーターパネルに生じた凹部250の修正を行なう場合
には次の操作を行なう。 必要により、板金面修正用具1にアタッチメント15
0、155、160を付設する(図19、図20、図2
2)。 コネクタ9とエアーホース230介して、コンプレッ
サ210と板金面修正用具1を接続する(図21)。 板金修正を行なう凹部250にアタッチメント155
を当てがう。 レバースイッチ25を操作して、ピストン81を押し
出す。 なお、この場合に、上記乃至の大まかな操作をし
て板金面修正用具1を板金面(凹部250)から外れな
いようにセットした後に、エアーホース230の中間に
取り付けたエアーON・OFFスイッチ220を一旦O
FFにし、スイッチレバー25を引き上げたまま制止ピ
ン26にてスイッチレバー25を押さえ、その後、エア
ーON・OFFスイッチ220をオンにして遠隔操作す
るようにしてもよい。
【0057】自動車200のドアパネル202の凹部2
51を引っ張って凹部を引き出して修正(平坦にする)
を行なう場合には次の操作を行なう。 コネクタ9とエアーホースを介して、コンプレッサと
板金面修正用具を接続する。 エアーON・OFFスイッチを操作して、ピストンを
押し出した状態にセットする。 アタッチメント160、170を介して板金面修正用
具にチェーン180を取りつける(図23及び図2
4)。 一方のチェーン180の先端を固定された支柱190
に、他方のチェー180の先端を引き出そうとするドア
パネル202側に接続する(図25参照)。 エアースイッチを操作して、ピストンをシリンダ内に
没入させ凹部251を引っ張り出す(図26参照)。
【0058】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、本発明に
よれば次の効果を奏する。 1台で板金面の性状に応じて板金面を押し出したり、
あるいは引っ張ったりして板金面の修正が図れる。 板金作業時に板金個所を汚染することがない板金面修
正用具を提供することが可能となる。 ピストンの押し出しあるいは引き戻し作業の途中で圧
縮空気供給手段と板金面修正用具を接続するエアーホー
スを切り離しても負荷がかかったピストンの位置をその
ままの状態で維持できるので、自動車のボンネットやト
ランクルーム等のように、板金作業の途中で実際にボン
ネット等を閉めて内側からの位置合わせの確認を行なう
必要がある場合にも確実にして容易に板金作業を進める
ことができる(板金途中でエアーホースを切り離してボ
ンネット等を閉め板金具合を逐一確認することが可能で
ある)。 スイッチレバーを操作するだけでピストン機構が作動
するエアー式のため、ピストンの先端を板金面の所望の
修正位置に導きあてがう作業と、ピストンの押し出しあ
るいは引き戻し作業を一人でスピーディに行なうことが
できる。 ハウジングの隅部に挿通され、ハウジングの両端に形
成される開口部を被蓋する各被蓋手段を連結する押さえ
ボルトを備えているため、ハウジングを軽量な素材によ
り形成しても、板金面修正用具のハウジングに負荷がか
かりやすい引き出し作業の際にも負荷に十分に耐え寿命
が永く、また携帯可能なコンパクトな板金面修正用具が
得られる。 ピストンの押し出し、あるいは引き戻しをワンタッチ
の操作で行なえる板金面修正用具が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明に係る板金面修正用具の斜視図であ
る。
【図 2】板金面修正用具の正面図である。
【図 3】板金面修正用具の背面図である。
【図 4】板金面修正用具の底面図である。
【図 5】板金面修正用具のスイッチレバーを操作して
引き上げた状態にあるときの板金面修正用具の右側面略
図であり、回転方向切換バルブを操作して前方側に押し
出した状態を示す図である。
【図 6】板金面修正用具のスイッチレバーを操作して
引き上げた状態にあるときの板金面修正用具の右側面略
図であり、回転方向切換バルブを操作して図5の状態か
ら後方側に押し出した状態を示す図である。
【図 7】板金面修正用具の左側面略図である。
【図 8】板金面修正用具のハウジングの後端面に形成
された開口部を被蓋するキャップの斜視図である。
【図 9】板金面修正用具の一部を切り欠いて内部構造
を示した斜視断面略図である。
【図10】図5の折線X−X断面拡大略図であり、エア
ーモータを回転(反時計方向の回転)させてピストンを
シリンダ内から進出させるときの圧縮空気の流れを示す
図である。
【図11】図6の折線Y−Y断面拡大略図であり、エア
ーモータを逆回転(時計方向の回転)させてピストンを
シリンダ内に収容し終えたときの圧縮空気の流れを示す
図である。
【図12】板金面修正用具のピストンが伸びた状態を示
す斜視図である。
【図13】板金面修正用具のピストンが伸びた状態を示
す正面図である。
【図14】板金面修正用具のピストンが伸びた状態を示
す背面図である。
【図15】板金面修正用具のピストンが伸びた状態にあ
るときに一部を切り欠いて内部構造を示した斜視断面略
図である。
【図16】板金面修正用具の各構成部品を示す分解斜視
図である。
【図17】板金面修正用具を構成するハウジング、エア
ー導入手段、ピストン機構、回転方向切換バルブの各構
成部品を示す分解斜視図である。
【図18】板金面修正用具を構成するインパクトレンチ
機構の各構成部品を示す分解斜視図である。
【図19】板金面修正用具にアタッチメントを取り付け
た状態を示す正面図である。
【図20】板金面修正用具にアタッチメントを取り付
け、スイッチレバーを操作した状態で制止ピンによりス
イッチレバーが止められ、更にピストンが伸びた状態を
示す正面図である
【図21】板金面修正用具にアタッチメントを取り付
け、自動車のトランクルームのクオーターパネルの凹部
を押し出して修正しているときの使用状態を示す平面略
図である。
【図22】板金面修正用具に必要により付設するアタッ
チメントの斜視図である。
【図23】板金面修正用具にアタッチメントを取り付
け、スイッチレバーを操作した状態で制止ピンによりス
イッチレバーが止められ、更にピストンが伸びた状態を
示す正面図である
【図24】板金面修正用具にアタッチメントを取り付
け、スイッチレバーを操作した状態で制止ピンによりス
イッチレバーが止められ、更にピストンがシリンダ内に
収容された状態を示す正面図である
【図25】板金面修正用具にアタッチメントを取り付
け、自動車のドアパネルの凹部を引っ張って修正してい
るときの使用状態を示す平面略図である。
【図26】板金面修正用具にアタッチメントを取り付
け、自動車のドアパネルの凹部を引き出して修正したと
きの使用状態を示す平面略図である。
【図27】従来の板金面修正用具を示す斜視図であり、
(A)はピストンが出る前の状態を、(B)はピストン
が出た状態の図である。
【図28】従来の他の板金面修正用具を示す斜視図であ
り、(A)はピストンが出た状態を、(B)はピストン
が引っ込んだ状態の図である。
【図29】図27に示す従来の板金面修正用具を用い
て、自動車のトランクルームのクオーターパネルの凹部
を押し出して修正しているときの使用状態を示す平面略
図である。
【符号の説明】
1 板金面修正用具 10 ハウジング 20 エアー導入手段 21A エアー導入路 21B エアー導入路 21C エアー導入路 30 インパクトレンチ機構 40 エアーモータ 50 インパクトレンチ 60 回転方向切り換えバルブ 70 スクリュウボルト 80 ピストン機構 81 ピストン 90 押さえボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H081 AA31 BB03 CC23 DD31 DD38 FF24 FF49 HH10 4E003 AA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングと、 該ハウジング内に圧縮空気を導入するエアー導入路を備
    えたエアー導入手段と、 前記ハウジングに収容され、前記エアー導入手段を介し
    て前記ハウジング内に送り込まれる圧縮空気により作動
    するインパクトレンチ機構と、 該インパクトレンチ機構により回転力が付与されるスク
    リュウボルトと、 該スクリュウボルトの回転に連動してシリンダ内を出没
    自在に可動するピストンを備えたピストン機構を具備
    し、 前記ハウジング内のエアー流路を切り換えて前記ピスト
    ン機構のピストンの進退を図り板金面の修正を行なうこ
    とを特徴とする板金面修正用具。
  2. 【請求項2】ハウジングと、 該ハウジング内に圧縮空気を導入するエアー導入路を備
    えたエアー導入手段と、 前記ハウジング内に送り込まれる圧縮空気により駆動す
    るエアーモータと、該エアーモータにより作動するイン
    パクトレンチを備え、前記ハウジングに収容されたイン
    パクトレンチ機構と、 該インパクトレンチ機構により回転力が付与されるスク
    リュウボルトと、 該スクリュウボルトの回転に連動してシリンダ内を出没
    自在に可動するピストンを備えたピストン機構と、 前記エアー導入手段から導入される圧縮空気のエアー流
    路を切り換えて、前記インパクトレンチ機構のエアーモ
    ータの回転方向を切り換える回転方向切換バルブとを備
    え、 前記ハウジング内に、前記回転方向切換バルブによりそ
    の流路が切り換わる2つのエアー流路を形成し、 前記エアーモータの回転方向の切り換えにより前記ピス
    トン機構のピストンを作動し、板金面の修正を図ること
    を特徴とする板金面修正用具。
  3. 【請求項3】ハウジングと、 該ハウジング内に圧縮空気を導入するエアー導入路を備
    えたエアー導入手段と、 前記ハウジングに収容され、前記エアー導入手段を介し
    て前記ハウジング内に送り込まれる圧縮空気により作動
    するインパクトレンチ機構と、 該インパクトレンチ機構により回転力が付与されるスク
    リュウボルトと、 該スクリュウボルトの回転に連動してシリンダ内を出没
    自在に可動するピストンを備えたピストン機構と、 前記ハウジングを挿通し、前記ハウジングの両端面に形
    成される開口部を被蓋する各被蓋手段を連結する押さえ
    ボルトとを備え、 前記インパクトレンチ機構を作動させる際に、前記ハウ
    ジング内のエアー流路を切り換え、前記ピストン機構の
    ピストンを作動させて板金面の修正を図ることを特徴と
    する板金面修正用具。
  4. 【請求項4】ハウジングと、 該ハウジング内に圧縮空気を導入するエアー導入路を備
    えたエアー導入手段と、 前記ハウジング内に送り込まれる圧縮空気により駆動す
    るエアーモータと、該エアーモータにより作動するイン
    パクトレンチを備え、前記ハウジングに収容されたイン
    パクトレンチ機構と、 該インパクトレンチ機構により回転力が付与されるスク
    リュウボルトと、 該スクリュウボルトの回転に連動してシリンダ内を出没
    自在に可動するピストンを備えたピストン機構と、 前記エアー導入手段から導入される圧縮空気のエアー流
    路を切り換えて、前記インパクトレンチ機構のエアーモ
    ータの回転方向を切り換える回転方向切換バルブと、 前記ハウジングの隅部に挿通され、前記ハウジングの両
    端面に形成される開口部を被蓋する各被蓋手段を連結す
    る押さえボルトとを備え、 前記ハウジング内に、前記回転方向切換バルブによりそ
    の流路が切り換わる2つのエアー流路を形成し、 前記エアーモータの回転方向を切り換えて前記ピストン
    機構のピストンを作動し、板金面の修正を図ることを特
    徴とする板金面修正用具。
  5. 【請求項5】前記エアー導入手段を、内部にエアー導入
    路が形成されたハンドルを含んで構成し、該ハンドルを
    前記ハウジングの上方に配設した請求項1乃至4いずれ
    か1項に板金面修正用具。
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