JP2002224608A - 塗布液塗布方法及び塗布液塗布装置 - Google Patents

塗布液塗布方法及び塗布液塗布装置

Info

Publication number
JP2002224608A
JP2002224608A JP2001022916A JP2001022916A JP2002224608A JP 2002224608 A JP2002224608 A JP 2002224608A JP 2001022916 A JP2001022916 A JP 2001022916A JP 2001022916 A JP2001022916 A JP 2001022916A JP 2002224608 A JP2002224608 A JP 2002224608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
coating liquid
printing plate
main
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001022916A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nishino
剛 西野
Yasushi Nishiyama
靖志 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2001022916A priority Critical patent/JP2002224608A/ja
Publication of JP2002224608A publication Critical patent/JP2002224608A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 平版印刷版用支持体に対し良好な塗布面質の
塗布膜を形成することが可能な塗布液塗布方法及び塗布
液塗布装置を得る。 【解決手段】 平版印刷版の製造ラインを構成する塗布
装置(下塗り装置又は本塗布装置)は、アルミウエブ1
2の搬送方向上流側の副塗布装置40と、この下流側の
主塗布装置42と、を有する。塗布前のアルミウエブ1
2に異物が付着していても、副塗布装置40による塗布
液の塗布において、この異物を掻き落とし、その後、主
塗布装置42で塗布液を塗布するので、異物等の存在し
ない塗布膜を形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗布液塗布方法及
び塗布液塗布装置に関し、さらに詳しくは、平版印刷版
用支持体に所望の塗布液を塗布するための塗布液塗布方
法及び塗布液塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の製版法(電子写真製版法を含む)
では、製版工程の自動化を容易にすべく、感光性印刷版
や感熱性印刷板等の平版印刷版が広く用いられている。
平版印刷版は、一般にシート状或いはコイル状のアルミ
ニウム板等の支持体(アルミウエブあるいはアルミニウ
ム帯板)を順次送出して搬送し、例えば、砂目立て、陽
極酸化、シリケート処理、その他化成処理等の表面処理
を単独又は適宜組み合わせて行い、次いで、感光層又は
感熱層及び場合によっては下塗り層(以下、これらをま
とめて「塗布膜」という)の塗布、乾燥処理を行った後
に所望のサイズに切断されることで製造される。
【0003】この平版印刷版は、露光、現像処理、ガム
引き等の製版処理が行われ、印刷機にセットされ、イン
クが塗布されることで、紙面に文字、画像等が印刷され
る。
【0004】ことろで、この平版印刷版では、例えば塗
布膜に塵等の異物が付着していたり、塗布膜表面の平坦
性が損なわれていたりして塗布面質が低下していると、
最終的に得られる印刷紙面にも影響が及ぶため、塗布面
質を良好に維持することが望まれる。
【0005】しかし、平版印刷版用支持体に所望の塗布
液を塗布すときに、この支持体に異物が付着しているこ
とがあり、塗布面質を低下させてしまうことがある。
【0006】また、一般に塗布液はいわゆるロッドコー
ター(コーティングロッドを回転させながら塗布する塗
布装置)で塗布されることが多いが、このロッドコータ
ーのロッドに微小なキズや凹凸等の形状異常部分がある
と、塗布面質を低下させてしまうことがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮し、平版印刷版用支持体に対し良好な塗布面質の塗
布膜を形成することが可能な塗布液塗布方法及び塗布液
塗布装置を得ることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、平版印刷版用支持体に所望の塗布液を塗布するため
の塗布液塗布方法であって、平版印刷版に形成される塗
布膜と同一成分の主塗布液を塗布する主塗布工程と、こ
の主塗布工程に加えて、平版印刷版に形成される塗布膜
と実質的に同一の成分とされた副塗布液を主塗布工程に
対し塗布液が乾燥しない一定範囲内の時間間隔で塗布す
る副塗布工程、を含む複数回の塗布工程によって塗布液
を平版印刷版用支持体に塗布することを特徴とする。
【0009】すなわち、この塗布液塗布方法では、主塗
布工程に加えて、副塗布工程を行い、平版印刷版用支持
体に塗布膜を形成する。主塗布工程では、平版印刷版に
形成される塗布膜と同一成分の主塗布液を塗布し、さら
に副塗布工程においても、平版印刷版に形成される塗布
膜と実質的に同一の成分とされた副塗布液を塗布するの
で、最終的に形成される塗布膜が影響を受けたり変質し
たりすることはない。
【0010】しかも、複数回の塗布工程は、塗布された
塗布液が乾燥しない一定範囲内の時間間隔で行うように
している。従って、複数回の塗布工程を行うことによる
塗布膜の性状変化等も生じない。
【0011】そして、このように複数回の塗布工程によ
って塗布液を平版印刷版用支持体に複数回塗布し、塗布
膜を形成することで、良好な塗布面質の塗布膜を形成す
ることができる。例えば、塗布前の平版印刷版用支持体
に異物が付着していた場合であっても、塗布工程を複数
回行うことで異物を掻き落とすことができるので、異物
の存在しない塗布膜を形成することができる。また、例
えば、これらの塗布工程に使用される塗布装置の塗布部
材に形状異常部分があり、1回のみの塗布では塗布膜に
異常箇所が生じるおそれがある場合でもっても、複数回
の塗布工程を行うことでこの異常箇所に再度塗布できる
ので、異常箇所のない塗布膜を形成することが可能とな
る。
【0012】なお、本発明の副塗布工程における「平版
印刷版に形成される塗布膜と実質的に同一の成分とされ
た副塗布液」とは、最終的に形成される平版印刷版の塗
布膜の性状に影響を及ぼさない範囲であれば、特に限定
されないが、主塗布工程で塗布される主塗布液と同一の
塗布液とすることが好ましい。
【0013】本発明において、複数回の塗布工程のう
ち、いずれを主塗布工程とするかは特に制限されず、例
えば、最初の塗布工程を主塗布工程とし、これ以外の塗
布工程を副塗布工程としてもよいし、上記したように、
主塗布工程で塗布する主塗布液と副塗布工程で塗布する
副塗布液とが同一である場合には、実質的に主塗布工程
と副塗布工程との区別は生じないことになる。
【0014】また、請求項2に記載のように、少なくと
も最終の塗布工程を主塗布工程とすると、塗布膜の最も
表面部分を主塗布工程によって形成することとなるの
で、好ましい。さらに、この最終の塗布工程である主塗
布工程をロッド塗布方式による行うことで、塗布液の飛
散を防止できると共に塗布量の調整等が容易になるの
で、所望の塗布量として、より良好な塗布面質の塗布膜
を形成することが可能となる。
【0015】各塗布工程の時間間隔は、上記したように
前工程で塗布された塗布液が乾燥しなければ特に限定さ
れないが、例えば、請求項3に記載のように20秒以内
とすると、塗布液の乾燥を確実に防止できる。
【0016】また、塗布工程の回数は複数とされていれ
ば本発明の効果を奏するが、請求項4に記載ように4回
以内とすると、塗布膜の感度変化を抑えることができる
ので、好ましい。
【0017】請求項5に記載の発明では、平版印刷版用
支持体に所望の塗布液を塗布するための塗布液塗布装置
であって、平版印刷版に形成される塗布膜と同一成分の
主塗布液を塗布する主塗布装置と、平版印刷版に形成さ
れる塗布膜と実質的に同一の成分とされた副塗布液を主
塗布装置による塗布に対し塗布液が乾燥しない一定範囲
内の時間間隔で塗布する副塗布装置と、を有することを
特徴とする。
【0018】すなわち、この塗布液塗布方法では、主塗
布装置による塗布に加えて、副塗布装置による塗布を行
い、平版印刷版用支持体に塗布膜を形成する。主塗布装
置による塗布では、平版印刷版に形成される塗布膜と同
一成分の主塗布液を塗布し、さらに副塗布装置による塗
布においても、平版印刷版に形成される塗布膜と実質的
に同一の成分とされた副塗布液を塗布するので、最終的
に形成される塗布膜が影響を受けたり変質したりするこ
とはない。
【0019】しかも、主塗布装置による塗布と副塗布装
置による塗布とは、塗布液が乾燥しない一定範囲内の時
間間隔で行うようにしている。従って、複数回塗布する
ことによる塗布膜の性状変化等も生じない。
【0020】そして、このように主塗布装置と副塗布装
置とを使用して塗布液を平版印刷版用支持体に複数回塗
布し、塗布膜を形成することで、良好な塗布面質の塗布
膜を形成することができる。例えば、塗布前の平版印刷
版用支持体に異物が付着していた場合であっても、塗布
を複数回行うことで異物を掻き落とすことができるの
で、異物の存在しない塗布膜を形成することができる。
また、例えば、塗布装置の塗布部材に形状異常部分があ
り、1回のみの塗布では塗布膜に異常箇所が生じるおそ
れがある場合でもっても、複数回することでこの異常箇
所に再度塗布できるので、異常箇所のない塗布膜を形成
することが可能となる。
【0021】なお、本発明の副塗布装置による塗布にお
ける「平版印刷版に形成される塗布膜と実質的に同一の
成分とされた副塗布液」とは、最終的に形成される平版
印刷版の塗布膜の性状に影響を及ぼさない範囲であれ
ば、特に限定されないが、主塗布装置で塗布される主塗
布液と同一の塗布液とすることが好ましい。
【0022】本発明において、例えば上記したように、
主塗布装置で塗布する主塗布液と副塗布装置で塗布する
副塗布液とが同一である場合には、実質的に主塗布装置
と副塗布装置との区別は生じないことになる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施形態に係
るウエブの製造ライン10が示されている。この製造ラ
イン10の最も上流側(図1の左側)には送出装置16
が配置されており、この送出装置16には、平版印刷版
用支持体としてのアルミウエブ12(例えば厚さ0.1
〜0.5mm)が、ロール状に巻き取られたアルミコイ
ル14として装填されている。送出装置16は製造ライ
ン10全体での製造速度に対応する速さでアルミウエブ
12を下流側へ送り出す。
【0024】ここで、平版印刷版用支持体の素材として
のアルミニウム板は、例えば、JIS1050材、JI
S1100材、JIS1070材、Al−Mg系合金、
Al−Mn系合金、Al−Mn−Mg系合金、Al−Z
r系合金、Al−Mg−Si系合金等を適用し得る。メ
ーカにおけるアルミニウム板の製造過程では、上記規格
に適合するアルミニウムの鋳塊を製造し、このアルミニ
ウム鋳塊を熱間圧延した後、必要に応じて焼鈍と呼ぶ熱
処理を施し、冷間圧延により所定の厚さとされた帯状の
アルミニウム板に仕上げる。このアルミニウム板はロー
ル状に巻き取られてアルミコイルとされる。
【0025】製造ライン10では、先ず、送出装置16
により下流側へ送り出されたアルミウエブ12を、平坦
性を改善するためにローラレベラ、テンションレベラ等
の矯正装置(図示省略)によって形状を矯正して必要な
平坦性を得る。
【0026】矯正装置の下流側には、アルミウエブ12
の搬送経路に沿って上面研磨装置18及び下面研磨装置
20が順次配置されている。
【0027】上面研磨装置18には、アルミウエブ12
の上面に接するように支持された研磨ローラ22が設け
られると共に、アルミウエブ12の下面に接するように
一対のテンションローラ24が設けられている。研磨ロ
ーラ22は、そのローラ面が例えば不織布により構成さ
れており、研磨時にはローラ面の線速度がアルミウエブ
12の搬送速度に対して十分大きくなるように高速回転
される。このとき、研磨ローラ22の回転方向は、アル
ミウエブ12との接触部でのローラ面の移動方向がアル
ミウエブ12の搬送方向と同一となる順回転方向でも、
またローラ面の移動方向がアルミウエブ12の搬送方向
と反対となる逆回転方向の何れでもよい。また一対のテ
ンションローラ24は、アルミウエブ12の搬送方向に
沿って研磨ローラ22を挟むように配置され、アルミウ
エブ12を上方へ付勢してアルミウエブ12の上面を所
定の接触圧で研磨ローラ22のローラ面へ圧接させてい
る。
【0028】上面研磨装置18には、セラミック粒子等
を含む研磨剤を水に分散させたスラリーを研磨ローラ2
2とアルミウエブ12との接触部へ供給するスラリー供
給部(図示省略)が設けられており、このスラリー供給
部はアルミウエブ12の研磨時に単位時間当たりに所定
量のスラリーを供給する。このスラリー中の研磨材が研
磨ローラ22によりアルミウエブ12の上面へ擦り付け
られることにより、アルミウエブ12上面のミクロ的な
凹凸が平均化されるように研磨されて表面粗さが小さく
なって行く。
【0029】なお、上面研磨装置18による研磨の研磨
条件は、メーカから供給されるアルミウエブ12の初期
表面粗さ、製造ライン10によるアルミウエブ12の搬
送速度等により変化する。従って、アルミウエブ12の
初期表面粗さ、搬送速度等に応じて研磨ローラ22の回
転速度、研磨材の種類及び粒径等を設定すればよい。ま
た、本実施形態では、1台の上面研磨装置18によって
アルミウエブ12の上面を研磨しているが、複数台の上
面研磨装置18をアルミウエブ12の搬送経路に沿って
配置し、それぞれの上面研磨装置18により段階的にア
ルミウエブ12の上面を表面粗さが所定値以下となるま
で研磨するようにしてもよい。
【0030】上面が研磨されたアルミウエブ12は、上
面研磨装置18の下流側に配置された下面研磨装置20
により、下面の表面粗さが一定値以下となるように研磨
される。ここで、下面研磨装置20の構造は、研磨ロー
ラ22と一対のテンションローラ24がアルミウエブ1
2を介して上下逆に配置されている点を除いて、上面研
磨装置18と同一であるので説明を省略する。なお、ア
ルミウエブ12の下面の表面粗さは、例えば、JISに
規定される中心線表面粗さにおいて0.25〜0.75
μm以下とすることが好ましく、このための研磨条件
(研磨ローラ22の回転速度、研磨材の種類及び粒径
等)も上面の場合と同様、アルミウエブ12の初期表面
粗さ、搬送速度等に応じて設定すればよい。
【0031】研磨装置18、20により研磨されたアル
ミウエブ12は、研磨装置18、20の下流側で機械的
又は電気化学的にその表面が粗面化される。このような
粗面化方法としては、機械的な砂目立て法,電気化学的
な砂目立て法などがあり、それらを単独で、あるいは適
宜組合わせて粗面化を行うことができる。機械的な砂目
立て法としては、例えば、ボールグレイン、ワイヤーグ
レイン、ブラシグレイン、液体ホーニング法などがあ
る。また電気化学的砂目立て方法としては、交流電解エ
ッチング法が一般的に採用されており、電解電流として
は、普通の正弦波交流電流あるいは矩形波や、特殊交番
電流などが用いられている。またこの電気化学的砂目立
ての前処理として、アルミニウム板を苛性ソーダなどで
エッチング処理をしても良い。
【0032】製造ライン10には、粗面化処理が完了し
たアルミウエブ12に対して公知の陽極酸化処理を行う
陽極酸化装置(図示省略)が設けられている。この陽極
酸化装置は、アルミウエブ12の表面を公知の液中給電
方式により陽極酸化してアルミウエブ12の表面に高い
硬度を有する陽極酸化皮膜を形成する。このとき、アル
ミウエブ12の表面には、0.1〜10g/m2の陽極
酸化皮膜、より好ましくは0.3〜5g/m2の陽極酸
化皮膜が形成される。また陽極酸化処理の条件は、使用
される電解液によって設定を変更する必要があるので一
概には決定されないが、一般的には、電解液の濃度は1
〜80wt%、液温は5〜70℃、電流密度は0.5〜
60A/dm2、電圧は1〜100V、電解時間は1se
c〜5minの範囲内でそれぞれ設定される。
【0033】陽極酸化装置の下流側には、図1に示すよ
うに、アルミウエブ12に対して下塗り層塗布液の下塗
り装置26及び乾燥装置28がそれぞれ設置されてい
る。
【0034】さらに、乾燥装置28の下流側には、アル
ミウエブ12に対して感光層(又は感熱層)となる感光
層塗布液の本塗布装置30及び乾燥装置32が配設され
ている。下塗り装置26と本塗布装置30とは同一構成
とされているので、図2においてこれらを塗布装置34
と総称して、具体的構成を説明する。
【0035】図2に示すように、塗布装置34は、アル
ミウエブ12の搬送方向上流側に配置された副塗布装置
40と、この下流側に配置された主塗布装置42とを有
している。副塗布装置40と主塗布装置42とは同一構
成とされており、それぞれ、軸受部材62に回転可能
に、且つアルミウエブ12に接触するように支持された
コーティングロッド64を有している。また、軸受部材
62に隣接して堰部材66が設けられており、これらの
間には塗布液供給路68が構成されている。この塗布液
供給路68から供給された塗布液70が、アルミウエブ
12に接触して液溜まり72を形成する。そして、コー
ティングロッド64が回転(正回転又は逆回転のいずれ
でもよい)することにより、液溜まり72の塗布液70
が掻き上げられてアルミウエブ12に転移される。この
ような構成とされた副塗布装置40及び主塗布装置42
はそれぞれ、いわゆるロッド塗布を行う塗布装置であ
り、これらのロッド塗布装置が隣接配置されて、下塗り
装置26及び本塗布装置30が構成されていることにな
る。
【0036】また、コーティングロッド64としては、
周面がフラットなロッドや、ロッド周面の周方向にワイ
ヤーを密に巻き付けて隣接するワイヤーどうしの間に溝
を形成したワイヤーロッド、さらには、ロッド周面の周
方向にロッドの幅全長にわたって又は必要な部分に溝を
刻設した溝切ロッド等が用いられる。
【0037】副塗布装置40及び主塗布装置42の間隔
は、アルミウエブ12の搬送速度と、副塗布装置40に
よって塗布された塗布液70が乾燥する乾燥時間との関
係を考慮して、この塗布液が乾燥することの無いように
一定範囲内とされている。副塗布装置40で塗布された
塗布液が乾燥した上にさらに主塗布装置42によって塗
布液が塗布されると、最終的な塗布膜の膜厚が厚くなる
おそれがあるが、本実施形態では、副塗布装置40によ
る塗布液の乾燥前に主塗布装置42による塗布を行うの
で、塗布膜が不用意に厚くなることはなく、所望の膜厚
の塗布膜を形成することができる。
【0038】なお、塗布液70は、副塗布装置40と主
塗布装置42とで異なるものであってもよいが、同一の
塗布液とすることが、形成された塗布膜の性状を一定に
維持するために好ましいため、本実施例では同一の塗布
液としている。異なる塗布液を塗布する場合には、主塗
布装置42によって塗布される塗布液による塗布膜の性
状に影響を与えないような塗布液を、副塗布装置40に
よる塗布液として選択する。
【0039】それぞれの塗布装置34の下流側に配置さ
れた乾燥装置28、32も、同一構成とされている。す
なわち、防爆及び断熱構造とされた乾燥槽46が設けら
れると共に、この乾燥槽46内に複数本の案内ローラ4
8が配置されている。塗布液70が塗布されたアルミウ
エブ12は、案内ローラ48により上面側から案内され
つつ乾燥槽46内を移動する。このとき、乾燥槽46内
へ熱風50が供給されることにより、アルミウエブ12
上の塗布液が乾燥されて、所望の下塗り層及び感光層
(又は感熱層)が形成される。
【0040】さらに、平版印刷版の種類によっては、乾
燥装置32の下流側に、アルミウエブ12上の感光層を
覆うように酸素遮断層としてのオーバーコート層を形成
する塗布装置及び乾燥装置を配設してもよい。
【0041】このようにして、アルミウエブ12上に所
望の塗布膜が形成されたアルミウエブ12は、ウエブ巻
取装置38によりロール状に巻き取られてウエブロール
36とされる。このウエブロール36は、平版印刷版の
加工ライン(図示省略)のウエブ供給装置へ供給され、
このウエブ供給装置により巻き出されて加工ラインの加
工速度に対応する速度でラインの下流側へ供給される。
加工ラインでは、アルミウエブ12が所望のサイズに裁
断及び切断され、さらに必要に応じて塗布膜を保護する
合紙が塗布膜に接触配置される。また、所望サイズの複
数の平版印刷版を厚み方向に積層して積層束を構成する
こともある。
【0042】以上の説明から分かるように、本実施形態
の塗布装置34(下塗り装置28及び本塗布装置32)
では、それぞれ副塗布装置40及び主塗布装置42によ
って塗布を2回行うようにしている。従って、例えば塗
布前のアルミウエブ12に塵等の異物が付着していて
も、副塗布装置40による塗布液の塗布(副塗布工程)
において、この異物を洗い流すようにして掻き落とすこ
とができる。その後、主塗布装置42による塗布液の塗
布(主塗布工程)で塗布液を塗布するので、異物等の存
在しない塗布膜を形成することができる。
【0043】また、副塗布装置40及び主塗布装置42
を構成するコーティングロッド64のいずれかの表面に
形状異常部分(キズや変形等)があった場合でも、この
形状異常部分によってアルミウエブ12上に生じた塗布
膜の異常個所を、別の副塗布装置40又はは主塗布装置
42によってあらためて塗布するので、この異常箇所を
解消して、均一な塗布面質の塗布膜を形成することがで
きる。
【0044】しかも、副塗布装置40及び主塗布装置4
2の間隔を、副塗布装置40によって塗布された塗布液
70が乾燥しない一定範囲内としている。時間間隔をこ
のような範囲外とした場合には、副塗布装置40で塗布
された塗布液がいったん乾燥した後、再度主塗布装置4
2によって塗布液を塗布するため、最終的に形成される
塗布膜が厚くなって感度変化が発生するおそれがある
が、本実施形態では、最終的な塗布膜の膜厚が不用意に
厚くなることはなく、所望の膜厚の塗布膜を形成するこ
とができる。かかる観点から、副塗布装置40による副
塗布工程と、主塗布装置42による主塗布工程との時間
間隔は、好ましくは20秒以下であり、さらに好ましく
は15秒以下、特に12秒以下とすることが好ましい。
【0045】なお、このように副塗布装置40によって
塗布された塗布液の乾燥を防止する観点からは、上記し
た時間間隔は短い方がよいが、あまりに短くすると、副
塗布装置40によってアルミウエブ12に付着した異物
が完全に掻き落とされる前に、主塗布装置42によって
再度塗布液を塗布することになっていしまう。このよう
な不都合を防止する観点から、上記の時間間隔は0.1
秒以上とすることが好ましく、0.2秒以上とすること
がより好ましい。
【0046】また、アルミウエブ12の付着物を除去す
ると共に、コーティングロッド64の形状異常部分によ
ってアルミウエブ12上に生じた塗布膜の異常個所を、
別の塗布装置塗布装置によってあらためて塗布すること
で解消するためには、副塗布装置40及び主塗布装置4
2び合計数(すなわち塗布工程の数)は上記した2回に
限られず、より多い方が好ましいが、あまりに多くする
と、最終的に形成される塗布膜の膜厚が厚くなり、感度
変化が起きる等、塗布面質が低下するおそれがある。従
って、副塗布装置40及び主塗布装置42び合計数(塗
布工程の数)は4以下とすることが好ましい。副塗布装
置40と主塗布装置42の構成と同一とし、且つ同一の
塗布液を塗布する場合には、実質的に副塗布装置40と
主塗布装置42との区別はなく、副塗布工程と主塗布工
程との区別も生じないこととなる。
【0047】本発明を構成する副塗布装置40及び主塗
布装置42としては、必ずしも上記したロッド塗布方式
のものに限定されないが、ロッド塗布方式では、コーテ
ィングロッド64の位置等を調整することで、他の塗布
方式と比較して容易に塗布量を調整することができ、し
かも、塗布液の飛散も防止できるので、好ましい。
【0048】本発明の平版印刷版の感光層(又は感熱
層)の具体的な態様としては、例えば、以下の(1)〜
(11)に記載の感光層(又は感熱層)を有するものが
挙げられる。 (1) 感光層が赤外線吸収剤、熱によって酸を発生す
る化合物、および酸によって架橋する化合物を含有する
態様。 (2) 感光層が赤外線吸収剤、および熱によってアル
カリ溶解性となる化合物を含有する態様。 (3) 感光層が、レーザ光照射によってラジカルを発
生する化合物、アルカリに可溶のバインダー、および多
官能性のモノマーあるいはプレポリマーを含有する層
と、酸素遮断層との2層を含む態様。 (4) 感光層が、物理現像核層とハロゲン化銀乳剤層
との2層からなる態様。 (5) 感光層が、多官能性モノマーおよび多官能性バ
インダーとを含有する重合層と、ハロゲン化銀と還元剤
を含有する層と、酸素遮断層との3層を含む態様。 (6) 感光層が、ノボラック樹脂およびナフトキノン
ジアジドを含有する層と、ハロゲン化銀を含有する層と
の2層を含む態様。 (7) 感光層が、有機光導電体を含む態様。 (8) 感光層が、レーザー光照射によって除去される
レーザー光吸収層と、親油性層および/または親水性層
とからなる2〜3層を含む態様。 (9) 感光層が、エネルギーを吸収して酸を発生する
化合物、酸によってスルホン酸またはカルボン酸を発生
する官能基を側鎖に有する高分子化合物、および可視光
を吸収することで酸発生剤にエネルギーを与える化合物
を含有する態様。 (10) 感光層が、キノンジアジド化合物と、ノボラ
ック樹脂とを含有する態様。 (11) 感光層が、光又は紫外線により分解して自己
もしくは層内の他の分子との架橋構造を形成する化合物
とアルカリに可溶のバインダーとを含有する態様。
【0049】同様に、本発明の平版印刷版の下塗り層の
成分としては種々の有機化合物が用いられ、例えば、カ
ルボキシメチルセルロース、デキストリン、アラビアガ
ム、2−アミノエチルホスホン酸などのアミノ基を有す
るホスホン酸類、置換基を有してもよいフェニルホスホ
ン酸、ナフチルホスホン酸、アルキルホスホン酸、グリ
セロホスホン酸、メチレンジホスホン酸およびエチレン
ジホスホン酸などの有機ホスホン酸、置換基を有しても
よいフェニルリン酸、ナフチルリン酸、アルキルリン酸
およびグリセロリン酸などの有機リン酸、置換基を有し
てもよいフェニルホスフィン酸、ナフチルホスフィン
酸、アルキルホスフィン酸およびグリセロホスフィン酸
などの有機ホスフィン酸、グリシンやβ―アラニンなど
のアミノ酸類、およびトリエタノールアミンの塩酸塩な
どのヒドロキシ基を有するアミンの塩酸塩等から選ばれ
るが、2種以上混合して用いてもよい。
【0050】この下塗り層は、水またはメタノール、エ
タノール、メチルエチルケトンなどの有機溶剤もしくは
それらの混合溶剤に上記の有機化合物を溶解させた下塗
り層塗布液をアルミニウム板上に塗布、乾燥することで
設けることができる。
【0051】この方法に用いる下塗り層塗布液は、前記
有機化合物の0.005〜10重量%の濃度の溶液が適
用可能であり、目的に応じて適宜、濃度を調整して用い
ればよい。このような下塗り層塗布液は、アンモニア、
トリエチルアミン、水酸化カリウムなどの塩基性物質
や、塩酸、リン酸などの酸性物質によりpHl〜12の
範囲に調整することもできる。また、平版印刷用版の調
子再現性改良のために黄色染料を添加することもでき
る。
【0052】
【実施例】本発明を実施例によってさらに詳細に説明す
るが、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。
【0053】本実施例では、上記した図2の副塗布装置
40を1つ、主塗布装置42を1つで合計2つ設けた場
合(実施例1〜実施例9及び実施例12)と、さらに副
塗布装置49(又は主塗布装置42)を加えて3つとし
た場合(実施例10)、4つとした場合(実施例11)
及び5つとした場合(実施例13)とで、平版印刷版用
支持体に対する単位面積当りの塗布量と、塗布膜の塗布
面質及び塗布膜の感度変化について評価した。なお、2
つ設けた場合については、各実施例ごとに1回目の塗布
と2回目の塗布との時間間隔を変更したが、3つ以上設
けた場合には、それぞれの塗布の時間間隔は一定(0.
69秒)とした。また、比較例として、主塗布装置42
のみによって塗布する場合についても同様の評価を行っ
た。結果を表1に示す。
【0054】
【表1】
【0055】なお、表1の「塗布液1」の組成は、 ・β―アラニン 0.50g ・メタノール 95.0g ・水 5.0g である。
【0056】各回の塗布工程における送液量(塗布液供
給路68に供給される単位時間当たりの塗布液の量)
は、1回目の塗布を2.5〜8.0リットル/分、2回
目以降の塗布を0.5〜1.5リットル/分とした。
【0057】また、表1の塗布面質及び感度変化の評価
において、「○」は評価結果が良好であり、実用上全く
問題や不都合が生じないことを、「△」は、「○」より
も評価結果が僅かに劣り、平版印刷版の種類や用途、使
用状況等によっては若干の問題が生じることもあるが、
実用上の問題や不都合は概ね生じないことを、「×」
は、平版印刷版の種類や用途、使用状況等に関わらず、
実用上の問題や不都合が生じるおそれがあることをそれ
ぞれ示す。
【0058】この表1から分かるように、塗布を2回行
った場合は、塗布間隔が20秒以内(実施例1〜実施例
9)ならば、塗布面質及び感度変化のいずれの評価も良
好であり、実用上全く問題や不都合が生じていない。ま
た、塗布間隔を20秒よりも長くして2回塗布した場合
(実施例12)には、平版印刷版の種類や用途、使用状
況等によって若干の感度変化が生じることがあるが、実
用上は問題や不都合は生じない。なお、この若干の感度
変化は、表1の塗布量を見ても分かるように、塗布間隔
を長くしたことで、1回目の塗布による塗布液の乾燥が
進んである程度の厚さの塗布膜が形成され、さらにその
上に2回目の塗布を行ったため、結果として塗布量(塗
布膜の厚み)が増大したためであると考えられる。
【0059】また、塗布を3回行った場合(実施例1
0)及び4回行った場合(実施例11)においても、塗
布面質及び感度変化のいずれの評価も良好であり、実用
上全く問題や不都合が生じていない。塗布を5回行った
場合(実施例13)では、平版印刷版の種類や用途、使
用状況等によって若干の感度変化が生じることがある
が、実用上は問題や不都合は生じない。なお、この若干
の感度変化は、表1の塗布量を見ても分かるように、塗
布回数を多くしたことで、塗布液の総量が増大したため
塗布膜の厚みも増大したためであると考えられる。
【0060】これらに対し、塗布を1回のみ行う場合
(比較例)では、塗布面質が低下しており、平版印刷版
の種類や用途、使用状況等によっては実用上の問題や不
都合は概ね生じないケースもあるが、平版印刷版の種類
や用途、使用状況等に関わらず、実用上の問題や不都合
が生じるケースがある。これは、平版印刷版用支持体に
付着していた異物による影響の他、塗布装置34のコー
ティングロッド64の僅かな形状異常部分によって、塗
布面質が低下したためであると考えられる。
【0061】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、平版印刷版
用支持体に所望の塗布液を塗布するための塗布液塗布方
法であって、平版印刷版に形成される塗布膜と同一成分
の主塗布液を塗布する主塗布工程と、この主塗布工程に
加えて、平版印刷版に形成される塗布膜と実質的に同一
の成分とされた副塗布液を主塗布工程に対し塗布液が乾
燥しない一定範囲内の時間間隔で塗布する副塗布工程、
を含む複数回の塗布工程によって塗布液を平版印刷版用
支持体に塗布するので、良好な塗布面質の塗布膜を形成
することができる。
【0062】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記複数回の塗布工程のうち少なく
とも最終の塗布工程が前記主塗布工程とされるととも
に、この主塗布工程がロッド塗布方法により行われるの
で、塗布膜の最も表面部分を主塗布工程によって形成す
ることができ、しかも、ロッド塗布方式による行うこと
で、より良好な塗布面質の塗布膜を形成することが可能
となる。
【0063】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、前記時間間隔が20秒
以内とされているので、塗布液の乾燥を確実に防止でき
る。
【0064】請求項4に記載の発明では、請求項1〜請
求項3のいずれかに記載の発明において、前記塗布工程
が4回以内とされているので、塗布膜の感度変化を抑え
ることができる。
【0065】請求項5に記載の発明では、平版印刷版用
支持体に所望の塗布液を塗布するための塗布液塗布装置
であって、平版印刷版に形成される塗布膜と同一成分の
主塗布液を塗布する主塗布装置と、平版印刷版に形成さ
れる塗布膜と実質的に同一の成分とされた副塗布液を主
塗布装置による塗布に対し塗布液が乾燥しない一定範囲
内の時間間隔で塗布する副塗布装置と、を有するので良
好な塗布面質の塗布膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る塗布液塗布装置を備
えた平版印刷版製造ラインを示す概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る塗布液塗布装置を部
分的に拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
10 製造ライン 26 下塗り装置(塗布装置) 30 本塗布装置(塗布装置) 34 塗布装置 40 副塗布装置 42 主塗布装置 64 ロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03F 7/16 G03F 7/16 Fターム(参考) 2C250 DA07 DB19 DC07 EA22 EB50 2H025 AA18 AB03 EA04 4D075 AC22 AC27 AC72 AC80 AC88 AC99 AE06 DA04 DB07 DC27 EA07 EA45 4F040 AA22 AC01 AC04 BA25 CB18 CB23 CB27 DA18 4F042 AA22 BA04 BA25 DD09 DD46 ED02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平版印刷版用支持体に所望の塗布液を塗
    布するための塗布液塗布方法であって、 平版印刷版に形成される塗布膜と同一成分の主塗布液を
    塗布する主塗布工程と、この主塗布工程に加えて、平版
    印刷版に形成される塗布膜と実質的に同一の成分とされ
    た副塗布液を塗布液が乾燥しない一定範囲内の時間間隔
    で塗布する副塗布工程、 を含む複数回の塗布工程によって塗布液を平版印刷版用
    支持体に塗布することを特徴とする塗布液塗布方法。
  2. 【請求項2】 前記複数回の塗布工程のうち少なくとも
    最終の塗布工程が前記主塗布工程とされるとともに、こ
    の主塗布工程がロッド塗布方法により行われることを特
    徴とする塗布液塗布方法。
  3. 【請求項3】 前記時間間隔が20秒以内とされている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の塗布液
    塗布方法。
  4. 【請求項4】 前記塗布工程が4回以内とされているこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    塗布液塗布方法。
  5. 【請求項5】 平版印刷版用支持体に所望の塗布液を塗
    布するための塗布液塗布装置であって、 平版印刷版に形成される塗布膜と同一成分の主塗布液を
    塗布する主塗布装置と、平版印刷版に形成される塗布膜
    と実質的に同一の成分とされた副塗布液を主塗布装置に
    よる塗布に対し塗布液が乾燥しない一定範囲内の時間間
    隔で塗布する副塗布装置と、 を有することを特徴とする塗布液塗布装置。
JP2001022916A 2001-01-31 2001-01-31 塗布液塗布方法及び塗布液塗布装置 Pending JP2002224608A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001022916A JP2002224608A (ja) 2001-01-31 2001-01-31 塗布液塗布方法及び塗布液塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001022916A JP2002224608A (ja) 2001-01-31 2001-01-31 塗布液塗布方法及び塗布液塗布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002224608A true JP2002224608A (ja) 2002-08-13

Family

ID=18888259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001022916A Pending JP2002224608A (ja) 2001-01-31 2001-01-31 塗布液塗布方法及び塗布液塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002224608A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7041339B2 (en) 2002-05-22 2006-05-09 Fuji Photo Film Co., Ltd. Coating device and coating method using the device
US7527691B2 (en) 2003-01-17 2009-05-05 Fujifilm Corporation Coating apparatus and coating method
JP2015223588A (ja) * 2014-05-27 2015-12-14 パロ アルト リサーチ センター インコーポレイテッド エローゾルを生成する方法およびシステム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7041339B2 (en) 2002-05-22 2006-05-09 Fuji Photo Film Co., Ltd. Coating device and coating method using the device
US7527691B2 (en) 2003-01-17 2009-05-05 Fujifilm Corporation Coating apparatus and coating method
JP2015223588A (ja) * 2014-05-27 2015-12-14 パロ アルト リサーチ センター インコーポレイテッド エローゾルを生成する方法およびシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4216289A (en) Process for the production of printing plates
US20110233064A1 (en) Electrolytic treatment method and apparatus, and method and apparatus for manufacturing planographic printing plate
EP1338436B1 (en) Aluminum support for lithographic printing plate, method of preparing the same and presensitized plate using the same
JP2002224608A (ja) 塗布液塗布方法及び塗布液塗布装置
JP3788943B2 (ja) 平版印刷版用支持体とその製造方法、および平版印刷版
JP2002363799A (ja) アルミニウム板、平版印刷版用支持体の製造方法、平版印刷版用支持体、および平版印刷原版
JP2002362046A (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法
JPH0624168A (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法
JP2009233864A (ja) 平版印刷版原版、及びその製造方法
JP3745180B2 (ja) 平版印刷版原版
JP3785348B2 (ja) 平版印刷版用支持体および平版印刷版原版
JP2001334769A (ja) 平版印刷版用支持体及びその製造方法、並びに平版印刷版
JP2002011971A (ja) 平版印刷版製造方法及び平版印刷版
JP2002096569A (ja) 平版印刷版用支持体
JPS60203495A (ja) 平版印刷用アルミニウム基材及び平版印刷版用アルミニウム支持体の製法
JP2001001663A (ja) 平版印刷版用アルミニウム支持体の製造方法
JP2002182375A (ja) 平版印刷版製造方法及び平版印刷版製造装置
JP2000135873A (ja) 感光性平版印刷版および感光性平版印刷版の製造方法
JP2983512B2 (ja) 感光性平版印刷版及び平版印刷版用アルミニウム支持体
JP2754651B2 (ja) 電子写真感光体の作製方法
JP2002067521A (ja) 平版印刷版用アルミニウム支持体とその製造方法
JP2002339098A (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法
JP2003019877A (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法、平版印刷版用支持体、および平版印刷原版
JP4616128B2 (ja) 平版印刷版用支持体
JP2003019878A (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法、平版印刷版用支持体、および平版印刷原版