JP2002224279A - 遊技装置 - Google Patents

遊技装置

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JP2002224279A
JP2002224279A JP2001015497A JP2001015497A JP2002224279A JP 2002224279 A JP2002224279 A JP 2002224279A JP 2001015497 A JP2001015497 A JP 2001015497A JP 2001015497 A JP2001015497 A JP 2001015497A JP 2002224279 A JP2002224279 A JP 2002224279A
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JP2001015497A
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Sekiyu Ri
籍雄 李
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 各遊技者が平等な入賞及び入賞による利益を
期待し得るスロットマシン等の遊技装置を提供する。 【解決手段】 全ての賞を、何れのゲームにおいても内
部当り状態設定の抽選の対象とし、当選回数蓄積の対象
とし、且つ特定持越対象賞とする。何れかの賞のその賞
の内部当り抽選に当選した場合、それに対応するフラグ
カウンタを「+1」する。入賞しない場合、内部当り状
態を持ち越す。持ち越された内部当り状態がなければB
B状態、又はBB状態にない場合のRB状態以外の場
合、フラグカウンタに蓄積されている当選回数に基づき
その賞に内部当りを設定する。BB状態、又はBB状態
にない場合のRB状態では、BB又はRB以外の賞のフ
ラグカウンタに蓄積されている当選回数に基づきその賞
に内部当りを設定する。入賞した場合、その賞のフラグ
カウンタを「−1」する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の賞について
の内部当り抽選に当選する機会が常にあり、而も内部当
り状態設定の前提となる内部当り抽選の当選を複数回分
蓄積することができる、スロットマシン等の遊技装置に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
遊技装置の一例としてのスロットマシンは、概ね次のよ
うなものであった。
【0003】すなわち、外周に複数のシンボルを有する
複数のリールを例えば3つ有し、メダルの投入後にスタ
ートレバーなどの操作によって前記リールを外周の複数
のシンボルがおおむね識別され得る程度の速度で回転さ
せ、プログラム上で各賞についての抽選を行う。遊技者
にとって比較的利益の小さい賞(リールにほぼ均等に多
数表示されたシンボルの組み合せによる賞)に当選して
内部当りとなった場合は、リール停止位置の制御により
ほぼ確実に入賞するが、必要なシンボルを入賞位置に停
止させることができずに入賞しなかった場合、次回のゲ
ームまでその内部当りが持ち越されることはない。遊技
者にとって大きな利益が得られる賞(リールに比較的少
数表示されたシンボルの組み合せによる賞)に当選して
内部当りとなった場合は、リール停止位置の制御により
比較的高い率で入賞する。この場合、必要なシンボルを
入賞位置に停止させることができずに入賞しなかった場
合、次回のゲームまでその内部当りが持ち越されるの
で、次回のゲームでもリール停止位置の制御により比較
的高い率で入賞する。リール停止位置の制御は、遊技者
が各リールに対応したストップボタンを操作してから一
定シンボル数以内に可能な範囲で、対応するシンボルを
入賞に必要な位置に引き込んで停止させるものである。
【0004】比較的利益の小さい賞としては、例えば、
再遊技(次回もメダル投入なしで同じ条件で再ゲームで
きる)や所定枚数(例えば十数枚又はそれ以下)のメダ
ル払い出し、或いは、SB(シングルボーナス)を実行
する賞等を挙げることができる。大きな利益が得られる
賞としては、例えば、所謂ビッグボーナス(BB)、レ
ギュラーボーナス(RB)、CT(チャレンジタイ
ム)、10倍役物等の特別ゲームを実行する賞を挙げる
ことができる。何れにせよ、入賞した場合はそれぞれの
賞の内容に従った処理が行われる。
【0005】前記のような特別ゲームの内容の例は次の
とおりである。 SB[シングルボーナス](役物):一般ゲームにお
いて特定の賞に入賞することによって、次回のゲームに
おいてのみ行われる。特定の賞(役物賞、例えば一般ゲ
ームにおいて入賞とならないシンボルの組合せのみが入
賞となる賞、或いは、そのような組合せと一般ゲームに
おいて入賞となるシンボルの組み合わせの両方が入賞と
なる賞)に高率で入賞し得、入賞すれば所定枚数のメダ
ルを獲得できるゲーム。 RB[レギュラーボーナス](役物連続作動装置):
一般ゲームにおいて特定の賞に入賞することによって、
次回のゲームから所定のゲーム数を上限としてのSB
が連続して行われ、特別の賞(役物賞)に所定数の入賞
があったときは終了する。 BB[ビッグボーナス](役物連続作動増加装置):
一般ゲームにおいて特定の賞に入賞することによって、
次回のゲームから所定のゲーム数を上限としてのRB
を開始する賞(一般ゲームにおいてRBを開始する賞と
は異なるシンボルの組み合わせにより入賞となるもので
あってよい)に高率で入賞し得る。RBを開始する賞に
所定回数入賞したときは終了する。 CT[チャレンジタイム]:特別ゲーム実行遊技状態
開始以外の賞を遊技者の技量次第で狙って当てることが
一定ゲーム数の間可能になる.
【0006】また10倍役物は、一定ゲーム数の間又は
抽選により解除されるまでの間のSBを行う賞ついて
の内部当りの確率が高くなってSB実行賞に入賞する率
が通常時の10倍までの範囲で高くなるものである。
【0007】このような従来のスロットマシンでは、前
記のように、比較的利益の小さい賞の内部当り抽選に当
選しても、必要なシンボルを入賞位置に停止させること
ができずに入賞しなかった場合は、次回のゲームまでそ
の内部当りが持ち越されることはないため、遊技者が損
をしていた。
【0008】一方、BBやRB等の大きな利益が得られ
る賞の内部当りについては、入賞するまで持ち越される
ので遊技者の損は少なくて済んでいるが、持ち越されて
いる間はBBやRBの抽選は行なわれず、比較的利益の
小さい賞の内部当り抽選が行なわれて時折入賞するが、
平均して投入されたメダルの約半分が減っていく。ま
た、BBやRBを実行する賞に入賞してBBゲームやR
Bゲームを実行している間は、BBやRB等の抽選を行
わないか、行なっても、一度BB等に当選するとそれ以
上BBの内部当り抽選は行なわれないので、何れにせよ
BBやRB等の大きな利益が得られる賞の内部当り抽選
に当選する機会が奪われることとなる。
【0009】更に、BBゲームやRBゲームを実行して
いる間に別のBBゲームやRBゲームが開始されて前の
BBゲームやRBゲームが中止されてしまうと、やはり
遊技者が損をしたことになる。
【0010】本発明は、従来技術における上記のような
課題に鑑み行われたものであって、その目的とするとこ
ろは、所定の賞についての内部当り抽選に当選する機会
が常にあり、而も2ゲーム以上継続し得る特定のゲーム
状態であるか、又は所定の内部当り状態が前回のゲーム
から持ち越されているゲームにおいては、内部当り抽選
の当選に基づく内部当り状態設定は行なわれずその当選
が後のゲームまで保持され、各遊技者が平等な入賞及び
入賞による利益を期待し得るスロットマシン等の遊技装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の遊技装置は、種
々の表示内容を連続的に変化させつつ表示し得る1、2
又は3以上の表示手段と、遊技者の表示固定操作により
出力し得る所定の表示固定指示に応答してその各表示手
段に前記表示内容を固定的に表示させるための表示固定
手段とを有し、前記表示手段が固定的に表示した表示内
容が所定の入賞条件を達成することと入賞とが対応する
ゲームを実行する遊技装置であって、全部又は一部の賞
について内部当り状態設定の抽選を行なう内部当り抽選
手段と、1又は2以上の所定の賞について、前記内部当
り抽選手段による当選の回数を蓄積する当選回数蓄積手
段と、内部当り抽選手段による当選に基づきその当選に
対応する賞について内部当り状態を設定し、全部又は一
部の賞である持越対象賞についての内部当り状態を、そ
の賞に入賞しなかった場合に次のゲームに持ち越す内部
当り設定手段を有し、前記所定の賞については、何れの
ゲームにおいても前記内部当り抽選手段による抽選を行
ない、当選回数蓄積手段がその抽選による当選の回数を
蓄積するものであり、前記内部当り設定手段は、前記持
越対象賞の全て又は一部である特定持越対象賞について
の内部当り状態が前回のゲームから持ち越されていない
ゲームにおいて、2ゲーム以上継続し得る特定ゲーム状
態にない場合は何れかの賞についての当選回数蓄積手段
に蓄積されている当選に基づき内部当り状態を設定し、
2ゲーム以上継続し得る特定ゲーム状態である場合は入
賞により前記特定ゲーム状態を開始するための賞以外の
賞についての当選回数蓄積手段に蓄積されている当選に
基づき内部当り状態を設定するものであり、前記当選回
数蓄積手段に蓄積されている当選回数は、その内部当り
状態設定時期以後の所定時期に1回分減少するものであ
り、前記表示固定手段は、表示固定指示から内部当り状
態が設定されている賞の入賞条件を達成する表示内容を
固定的に表示し得るまでの間が所定範囲内であることを
条件に、その入賞条件を達成し得る表示内容を各表示手
段に固定的に表示させ、内部当り状態が設定されていな
い賞の入賞条件を達成する表示内容を表示手段に固定的
に表示させない引込制御を行うものであることを特徴と
する。
【0012】1又は2以上の所定の賞については、何れ
のゲームにおいても前記内部当り抽選手段による抽選を
行ない、当選回数蓄積手段がその抽選による当選の回数
を蓄積する。
【0013】内部当り設定手段は、特定持越対象賞につ
いての内部当り状態が前回のゲームから持ち越されてい
ないゲームにおいて、2ゲーム以上継続し得る特定ゲー
ム状態にない場合は何れかの賞についての当選回数蓄積
手段に蓄積されている当選に基づき内部当り状態を設定
し、2ゲーム以上継続し得る特定ゲーム状態である場合
は入賞により前記特定ゲーム状態を開始するための賞以
外の賞についての当選回数蓄積手段に蓄積されている当
選に基づき内部当り状態を設定する。その当選回数蓄積
手段に蓄積されている当選回数は、所定時期に1回分減
少する。
【0014】このように、所定の賞について何れのゲー
ムにおいても内部当り抽選手段による抽選を行なって当
選回数蓄積手段がその抽選による当選を蓄積するので、
所定の賞についての内部当り抽選に当選する機会が常に
あり、機会が制限されない。
【0015】また、特定持越対象賞についての内部当り
状態が前回のゲームから持ち越されているゲームにおい
ては、当選回数蓄積手段に蓄積されている当選に基づく
内部当り状態設定は行なわれず、その当選は後のゲーム
まで保持されるので、前記特定ゲーム状態を中止するこ
とや特定持越対象賞についての内部当り抽選手段による
当選が無駄になることが防がれる。特定持越対象賞につ
いての内部当り状態が前回のゲームから持ち越されてい
ないゲームにおいて、2ゲーム以上継続し得る特定ゲー
ム状態である場合は、入賞により前記特定ゲーム状態を
開始するための賞についての当選回数蓄積手段に蓄積さ
れている当選に基づく内部当り状態設定が行なわれず、
その当選は後のゲームまで保持される。そのため、前記
特定ゲーム状態を中止することが防がれる。
【0016】而も、所定の賞について内部当り抽選に当
選する機会の制限がなく、2ゲーム以上継続し得る特定
ゲーム状態を中止することや特定持越対象賞についての
内部当り抽選手段による当選が無駄になることが防がれ
るので、所定の賞について、設定した内部当り抽選の当
選確率によく対応した入賞率となり、特定ゲーム状態や
特定持越対象賞の入賞を含む入賞により遊技者が得る利
益も設定した内部当り抽選の当選確率によく対応したも
のとなる。そのため、各遊技者は平等な入賞及び入賞に
よる利益を期待し得る。また、この遊技装置を用いて遊
技場を経営する者も、各賞について設定した内部当り抽
選の当選確率に基づいて精度よく利益率を計算すること
ができる。
【0017】(1) 上記の、種々の表示内容を連続的に
変化させつつ表示し得る1、2又は3以上の表示手段
と、遊技者の表示固定操作(例えば表示固定操作部に対
する表示固定操作)により出力し得る所定の表示固定指
示に応答してその各表示手段に前記表示内容を固定的に
表示させるための表示固定手段とを有し、前記表示手段
が固定的に表示した表示内容が所定の入賞条件を達成す
ることと入賞とが対応するゲームを実行する遊技装置
は、例えば、複数種のシンボルを順次連続的に表示する
ための1、2又は3以上の表示手段と、遊技者の表示固
定操作により出力し得る所定の表示固定指示に応答して
その各表示手段における前記連続的表示を停止させてシ
ンボルを固定表示させるための表示固定手段とを有し、
前記表示手段が固定的に表示したシンボルの種類とその
停止位置が所定の入賞条件を達成することと入賞とが対
応するゲームを実行する遊技装置とすることができる。
【0018】このような遊技装置の好適な例として、外
周面に複数のシンボルが表示され、回転停止状態におい
て前記シンボルの1又は2以上を遊技者が視認し得る、
回転自在に支持された回転体、及びその回転体を回転駆
動するための回転駆動装置からなる1、2又は3以上の
表示装置(表示手段)と、遊技者の表示固定操作により
出力し得る所定の表示固定指示に応答して回転駆動され
ている前記回転体を停止させてシンボルを固定表示させ
るための表示固定装置(表示固定手段)とを有し、その
表示固定装置によって停止した回転体における前記シン
ボルの種類とその停止位置が所定の入賞条件を達成する
ことと入賞とが対応するスロットマシン等の遊技装置を
挙げることができる。
【0019】前記シンボルとは、図形、絵、文字、記号
等を意味するものであり、その例としては、プラム、ス
イカ、チェリー、ベル等の絵、「7」の文字、「BA
R」の文字、「RP」の文字等を挙げることができる。
【0020】前記の複数種のシンボルを順次連続的に表
示するための表示手段は、前記好適な例におけるよう
な、ステッピングモータ等の回転駆動装置により回転駆
動される回転体のほか、例えば、CRTや液晶パネル等
のビデオディスプレイ装置を利用したものであってもよ
い。前記遊技装置は、このような表示手段を1、2又は
3以上有し、各表示手段が1組のシンボル群を互いに独
立的に表示するものとすることができる。前記回転体の
場合、1、2又は3以上(例えば3つ)の回転体が互い
に独立的に回転することにより、それぞれの回転体に表
示されたシンボル群を互いに独立的に表示するものとす
ることができる。ビデオディスプレイ装置を利用したも
のの場合、例えば1台のビデオディスプレイ装置に1、
2又は3組以上のシンボル群を互いに独立的に表示する
ことにより1、2又は3以上の表示手段とすることもで
きる。
【0021】前記回転体の一般的な例としては、多種の
シンボルが外周面の周方向に順に1つずつ表示されたリ
ールを挙げることができる。
【0022】(2) 本発明の遊技装置において実行され
るゲームにおいては、表示固定手段によって表示手段が
固定的に表示した表示内容が所定の入賞条件を達成する
こととゲームの入賞とが対応し、入賞の有無及び賞の種
類は、表示手段が固定的に表示した表示内容によって遊
技者に示される。
【0023】入賞の有無及びその賞の種類は、入賞条件
達成の有無を判定する入賞判定手段を設けることにより
判定することができる。
【0024】入賞条件達成というのは、固定表示された
シンボルの停止位置とその種類が入賞の条件を達成する
こととすることができる。
【0025】入賞によって遊技者に与えられる賞として
は、例えば、メダルやコイン等の遊技媒体の払い出し、
遊技媒体保留情報(クレジット)の加算、再遊技(リプ
レイ)可能回数等の価値情報の加算、遊技者にとってよ
り有利な条件の特別ゲームの開始等、又はそれらのうち
2以上のものの組み合わせ等を挙げることができる。特
別ゲームが開始される賞は、1種であってもよく2種以
上であってもよい。また特別ゲームの内容は、1種であ
ってもよく2種以上であってもよい。特別ゲームから更
に同種又は異種の特別ゲームに移行し得るものとするこ
ともできる。特別ゲームは、一般ゲームよりも入賞確率
が高いというような、一般に、遊技者にとって有利な条
件のゲームである。一般ゲームというのは、特別な条件
を要することなく通常行われるゲームを言う。特別ゲー
ムとしては、例えば、 SB[シングルボーナス](役物):一般ゲームにお
いて特定の賞に入賞することによって、次回のゲームに
おいてのみ行われる。特定の賞(役物賞、例えば一般ゲ
ームにおいて入賞とならないシンボルの組合せのみが入
賞となる賞、或いは、そのような組合せと一般ゲームに
おいて入賞となるシンボルの組み合わせの両方が入賞と
なる賞)に高率で入賞し得、入賞すれば所定枚数のメダ
ルを獲得できるゲーム。 RB[レギュラーボーナス](役物連続作動装置):
一般ゲームにおいて特定の賞に入賞することによって、
次回のゲームから所定のゲーム数(例えば10ゲーム)
を上限としてのSBが連続して行われ、特別の賞(役
物賞)に所定数(例えば8回)の入賞があったときは終
了する。 BB[ビッグボーナス](役物連続作動増加装置):
一般ゲームにおいて特定の賞に入賞することによって、
次回のゲームから所定のゲーム数(例えば30ゲーム)
を上限としてのRBを開始する賞(一般ゲームにおい
てRBを開始する賞とは異なるシンボルの組み合わせに
より入賞となるものであってよい)に高率で入賞し得
る。RBを開始する賞に所定回数(例えば3回)入賞し
たときは終了する。 CT[チャレンジタイム]:特別ゲーム実行遊技状態
開始以外の賞を遊技者の技量次第で狙って当てることが
一定ゲーム数(例えば50ゲーム)の間可能になる。等
を挙げることができる。
【0026】また10倍役物は、一定ゲーム数の間又は
抽選により解除されるまでの間のSBを行う賞ついて
の内部当りの確率が高くなってSB実行賞に入賞する率
が通常時の10倍までの範囲で高くなるものである。
【0027】(3) 内部当り抽選手段は、全部又は一部
の賞について内部当り状態設定の抽選を行なう。抽選
は、例えばゲーム毎に乱数サンプリングを実行し、得ら
れたサンプリング値により各賞について当選か否かを判
定することにより行うことができる。
【0028】当選回数蓄積手段は、1又は2以上の所定
の賞毎について、内部当り抽選手段による当選の回数を
蓄積する。蓄積し得る当選回数は、実質的に無制限とす
ることもでき、数回(例えば10回)までに制限するこ
ともできる。
【0029】当選回数蓄積手段としては、当選回数を加
減算(例えば、当選1回で1若しくはその他の一定数加
え[又は減じ]、当選回数が1回消化される毎に1若し
くはその他の一定数減ずる[又は加える]もの。)する
カウンタ等の計数手段、当選回数に対応する数値等の情
報を記憶するメモリ等の記憶手段等を挙げることがで
き、それらは賞毎に設けることができる。
【0030】所定の賞については、何れのゲームにおい
ても内部当り抽選手段による抽選を行ない、当選回数蓄
積手段がその抽選による当選の回数を蓄積する。
【0031】(4-1) 内部当り設定手段は、内部当り抽
選手段による当選に基づきその当選に対応する賞につい
て内部当り状態を設定し、全部又は一部の賞である持越
対象賞についての内部当り状態を、その賞に入賞しなか
った場合に常に又は一定条件下で次のゲームに持ち越
す。
【0032】所定の賞(当選回数蓄積手段が内部当り抽
選手段による抽選の当選回数を蓄積する賞)以外の賞に
ついての内部当り状態の設定は、内部当り抽選手段によ
る抽選に当選した場合に、内部当り設定手段が、例えば
当選した賞の内部当りに該当するフラグをセットするこ
とにより内部当り状態を設定するものとすることができ
る。
【0033】内部当り状態が設定されている場合、例え
ば、1回のゲームにおいてその賞に入賞する率が上がる
ものとすること又は入賞がほぼ確実となるものとするこ
と、すなわち高入賞率化するものとすることができる。
【0034】内部当り設定手段は、全部又は一部の賞で
ある持越対象賞については、内部当り状態が設定されて
いる賞に入賞しなかった場合に常に又は一定条件下で次
のゲームに持ち越す。内部当りとなった賞に入賞するま
で持ち越すものとすることもでき、例えば、ゲーム回数
や時間やその他の条件によって定まる所定期間内のみ継
続するものとすることもできる。持越対象賞以外の賞に
ついての内部当り状態の設定は、1回のゲームが終われ
ば、入賞の成否によらず解除される。
【0035】(4-2) また、内部当り設定手段は、2ゲ
ーム以上継続し得る特定ゲーム状態になく、且つ前記持
越対象賞の全て又は一部である特定持越対象賞について
の内部当り状態が前回のゲームから持ち越されていない
ゲームにおいて、何れかの賞についての当選回数蓄積手
段に蓄積されている当選に基づき内部当り状態を設定す
る。
【0036】2ゲーム以上継続し得る特定ゲーム状態と
いうのは、何らかのゲーム状態が2ゲーム以上継続し得
るもののうち特定のものを意味する。
【0037】特定ゲーム状態は、遊技者が得られる利益
が大きいゲーム状態であるものとすることができる。
【0038】この場合、遊技者が得られる利益が大きい
特定ゲーム状態である場合に、当選回数蓄積手段に蓄積
されている当選に基づく内部当り状態設定は行なわれ
ず、その当選は後のゲームまで保持されるので、その遊
技者が得られる利益が大きい特定ゲーム状態を中止する
ことが防がれる。
【0039】各遊技者は平等な入賞及び入賞による利益
を期待し得、この遊技装置を用いて遊技場を経営する者
も、各賞について設定した内部当り抽選の当選確率に基
づいて精度よく利益率を計算することができる。
【0040】遊技者が得られる利益が大きいゲーム状態
の例としては、そのゲーム状態において得られる総利益
が、1回のゲームで遊技者が得られる利益の期待値の4
倍以上、好ましくは8乃至10倍以上で、例えば100
乃至200倍以下のゲーム状態を挙げることができる。
【0041】2ゲーム以上継続し得る特定ゲーム状態の
具体例としては、上記RB[レギュラーボーナス]、B
B[ビッグボーナス]、CT[チャレンジタイム]等の
数ゲーム以上継続するゲームの全て又は一部を挙げるこ
とができる。 特定持越対象賞は、入賞により遊技者が
得られる利益が大きい賞であるものとすることができ
る。
【0042】入賞により遊技者が得られる利益が大きい
特定持越対象賞についての内部当り状態が前回のゲーム
から持ち越されているゲームにおいては、当選回数蓄積
手段に蓄積されている当選に基づく内部当り状態設定は
行なわれず、その当選は後のゲームまで保持されるの
で、入賞により遊技者が得られる利益が大きい特定持越
対象賞についての内部当り状態が無駄になることが防が
れる。
【0043】各遊技者は平等な入賞及び入賞による利益
を期待し得、この遊技装置を用いて遊技場を経営する者
も、各賞について設定した内部当り抽選の当選確率に基
づいて精度よく利益率を計算することができる。
【0044】入賞により遊技者が得られる利益が大きい
賞の例としては、その賞に入賞することにより(その賞
に入賞することにより特定ゲーム状態となる場合におけ
る特定ゲーム状態において得られる総利益を含む)得ら
れる総利益が、1回のゲームで遊技者が得られる利益の
期待値の4倍以上、好ましくは8乃至10倍以上で、例
えば100乃至200倍以下である賞を挙げることがで
きる。
【0045】持越対象賞も、同様に、入賞により遊技者
が得られる利益が大きい賞であるものとすることができ
る。
【0046】また、特定持越対象賞についての内部当り
状態が前回のゲームから持ち越されていないゲームにお
いて内部当り抽選手段による内部当り抽選に当選した場
合、又は、2ゲーム以上継続し得る特定ゲーム状態にお
いて入賞により前記特定ゲーム状態を開始するための賞
以外の賞についての内部当り抽選手段による内部当り抽
選に当選した場合は、上記当選回数蓄積手段がその当選
の回数を蓄積せず、上記内部当り設定手段がその当選に
基づきその賞について内部当り状態を設定するものとす
ることができる。この場合、その賞に入賞しても当選回
数蓄積手段に蓄積された当選回数が減じられることもな
い。
【0047】この場合、特定持越対象賞についての内部
当り状態が前回のゲームから持ち越されていないゲーム
においては、内部当り抽選手段による内部当り抽選に当
選しなかったとき、又は、2ゲーム以上継続し得る特定
ゲーム状態においては、入賞により前記特定ゲーム状態
を開始するための賞以外の賞についての内部当り抽選手
段による内部当り抽選に当選しなかったときに、それぞ
れ当選回数蓄積手段に蓄積されている当選に基づき内部
当り状態の設定が行われ得る。
【0048】所定の賞を2以上有し、2以上の賞につい
て当選回数蓄積手段に当選回数が蓄積されている場合
は、内部当り設定手段が、所定の優先順位に従って選択
される賞に内部当り状態を設定するものとすることがで
きる。
【0049】所定の賞を2以上有する場合、2以上の賞
について当選回数蓄積手段に当選回数が蓄積されている
という状態が生じ得る。そのとき内部当り設定手段は、
所定の優先順位に従って選択される賞に内部当り状態を
設定する。
【0050】所定の優先順位としては、例えば、入賞に
より遊技者が得られる利益が大きい順若しくは小さい
順、又は抽選によりその都度定める優先順位とするこ
と、或いは、当選回数蓄積手段に当選回数を蓄積する際
に蓄積時期と共に記憶手段等に蓄積して蓄積時期の古い
順若しくは蓄積時期の新しい順とすること等を挙げるこ
とができる。
【0051】そのゲームにおいて当選することにより蓄
積された当選回数も、内部当り状態を設定する対象とな
るものとすることができる。そのゲームにおいて内部当
り抽選に当選した場合、そのままその賞について内部当
り状態を設定し、そのゲームにおいて内部当り抽選に当
選しなかった場合のみ、当選回数蓄積手段に蓄積されて
いる当選に基づき内部当り状態を設定するものとするこ
ともできる。
【0052】1つの賞についての当選回数蓄積手段にの
み当選回数が蓄積されている場合は、当然、その賞につ
いて内部当り状態を設定する。
【0053】前記当選回数蓄積手段に蓄積されている当
選回数は、その当選に基づき行う内部当り状態設定時期
以後の所定時期に1回分減少する。
【0054】この所定時期は、例えば、内部当り設定手
段が当選回数蓄積手段に蓄積されている当選に基づき内
部当り状態を設定すると実質的に同時に又はその内部当
り状態設定後次のゲームまでとすることができる。
【0055】また、当選回数蓄積手段に蓄積されている
当選回数が1回分減少する所定時期は、例えば、その当
選回数蓄積手段に蓄積されていた当選回数のうち前記の
減少する1回分に基づき内部当り状態が設定された賞に
入賞した時期以降とすることができる。この場合、当選
回数蓄積手段に蓄積されている当選回数は、その当選回
数蓄積手段に蓄積されていた1回分の当選に基づき内部
当り状態が設定された賞に入賞した時期以降に(例え
ば、入賞と同時又は入賞後次のゲームまでに)1回分減
少する。入賞するまでは、当選回数蓄積手段に蓄積され
ていた当選回数は減少しない。
【0056】(5) 表示固定手段は、例えば、遊技者が
表示固定操作する停止ボタン(表示固定操作部)の押圧
(表示固定操作)による停止信号若しくは遊技者が不操
作状態で所定時間経過することにより発生する停止信号
等の表示固定指示に応答して、前記のような回転体を回
転駆動するステッピングモータ等の回転駆動装置を停止
させるもの、又は、ビデオディスプレイ装置によるシン
ボルの表示を固定表示させるものとすることができる。
表示手段による表示内容の固定的表示は、各表示手段毎
に設けた停止ボタン(表示固定操作部)による停止信号
に応答して行なうものとすることにより(同時の停止信
号は、例えばキャンセルしたり一方を強制選択するもの
とすることができる)、表示手段毎に順次行わせること
ができる。
【0057】表示手段による表示内容の表示は、例えば
少なくとも遊技者が視認し得る程度の時間、表示内容を
固定状態で表示するものであれば、固定的表示というこ
とができる。
【0058】前記のような回転体やビデオディスプレイ
装置等による表示手段が固定的に表示したシンボルの種
類とその停止位置が所定の入賞条件を達成する場合、そ
れはゲームの入賞と対応する。
【0059】前記表示固定手段は、何れかの賞に内部当
り状態が設定されていること又は何れの賞にも内部当り
状態が設定されていないことを、フラグ等により確認し
た上で、表示固定指示から内部当り状態が設定されてい
る賞の入賞条件を達成する表示内容を固定的に表示し得
るまでの間が所定範囲内であることを条件に、その入賞
条件を達成し得る表示内容を各表示手段に固定的に表示
させ、内部当り状態が設定されていない賞の入賞条件を
達成する表示内容を表示手段に固定的に表示させない引
込制御を行う。
【0060】上記スロットマシンを例にとれば、例え
ば、遊技者が操作する停止ボタンによる停止信号を受け
た時点から内部当り状態が設定されている賞のシンボル
が入賞位置に表示されるまでのずれ(例えば、シンボル
数等の表示内容変化量のずれや時間のずれ等)が所定範
囲内であることを条件にそのシンボルを入賞に必要な位
置に停止させ、内部当り状態が設定されていない賞につ
いては該当シンボルが入賞条件達成位置に固定表示され
ないようにする引込制御とすることができる。回転体に
おいて該当するシンボル(表示手段による該当表示内
容)の出現率が高ければ、より高率で入賞可能となり、
該当するシンボルが、所謂引き込みにおけるずれの許容
範囲内毎に万遍なく配されていれば、確実に又はほぼ確
実に入賞し得ることとなる。
【0061】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照しつつ説明する。
【0062】図1乃至図3は、本発明の実施の形態の例
としてのスロットマシンについてのものである。
【0063】図1は、スロットマシンの構成の概要を示
すブロック図、図2は、スロットマシンの外観の正面
図、図3は、ゲーム開始から内部当り抽選に当選したフ
ラグカウンタに1加えるまでの処理動作の概略を示すフ
ローチャートである。
【0064】(1) 遊技者が対面するスロットマシンの
正面について、図2を参照しつつ説明する。
【0065】上端部の3箇所(左右及び中央)にヒット
ランプ10が設けられている。
【0066】上下方向中央部のやや上方には、水平方向
等間隔に並んだ3つのシンボル表示窓12が設けられ、
スロットマシン内部における各対応位置に、3つのリー
ル14が水平方向回転軸線を中心として互いに独立的に
回転自在に支持されている。各リール14の外周面に
は、多種のシンボル(オレンジ、プラム、ベル、☆、チ
ェリー等の絵、「7」の文字、「BAR」の文字、「R
P」の文字等。図示せず。)が周方向における一定距離
毎に順に表示され、そのうち周方向に連続する任意の3
つのシンボルが、各リール14の停止時に、シンボル表
示窓12における上中下の各位置にリール14毎に表示
される。遊技者はこれらのシンボルを視認することがで
きる。各リール14は、それぞれ別々のステッピングモ
ータ(回転駆動装置の一例。図示せず。)によって、回
転駆動され、また停止保持される。
【0067】シンボル表示窓12には、3つのリール1
4それぞれが停止状態で表示する3つのシンボルに関
し、入賞判定において、払い込まれたメダルの枚数(1
乃至3枚)に応じて有効とされる整列位置を示すライン
16(線)が5本描かれている。各ライン16の左端部
には、払い込まれたメダルの枚数に応じてどのライン1
6が有効であるかを示す有効ラインランプ18が配設さ
れている。この例においては、払い込まれたメダルが1
枚の場合、「1MEDAL」の有効ラインランプ18の
点灯によって中央の水平ライン16が有効であることが
示され、メダルが2枚の場合、「1MEDAL」及び2
つの「2MEDALS」の有効ラインランプ18の点灯
によって3本の水平ライン16が全て有効であることが
示され、メダルが3枚の場合、「3MEDALS」の有
効ラインランプ18を含む全ての有効ラインランプ18
の点灯によって、両対角ライン16を含む全てのライン
16が有効であることが示される。遊技者は、有効ライ
ンランプ18によって示された有効ライン16上に、各
リール14におけるどのようなシンボルが位置している
かを見てゲームの結果(入賞か否か、及び入賞した賞の
種類)を知ることができる。ゲームの結果は、ヒットラ
ンプ10の点灯若しくは点滅等やスピーカ20からの音
声出力などによっても知らされる。
【0068】メダルを払い込むには、上下中央部の右方
部に設けられたメダル投入口22からメダルを投入する
か、スロットマシンに保留されているメダルがある場合
は、BETボタン24を押して必要枚数を払い込む。B
ETボタン24はメダル投入口22の左方に設けられて
いる。
【0069】有効ラインランプ18の下方に、リール1
4の回転開始が可能であることを示すために点灯するス
タートランプ26(START)が設けられ、BETボ
タン24の下方に、3つのリール14の回転を一斉に開
始させるためのスタートレバー28が設けられている。
【0070】各リール14の下方には、それぞれのリー
ル14が回転中であり、その回転をストップボタン30
の押圧により停止させることが可能であることを示すた
めに点灯する3つのストップランプ32(STOP)が
設けられている。ストップボタン30は、ストップラン
プ32の下方に、各リール14に対応して3つ設けられ
ている。
【0071】メダル投入口22の上側には、メダルの投
入が可能なことを示すために点滅するメダル投入ランプ
34(INSERT MEDALS)が設けられてい
る。その上方には、上から順に、保留枚数表示器38
(CREDIT)及び払出枚数表示器40(PAYOU
T)が設けられている。
【0072】下端部にはメダル受皿部42が設けられ、
その中央部の上側にメダル払出口44が設けられ、その
右側にスピーカ20が設けられている。
【0073】(2) 次に、主に図1のブロック図を参照
してスロットマシンの構成の概要を説明する。
【0074】制御部50は、ゲームの実行や周辺機器等
の制御及び各種データの読み書きなどの処理を行うCP
U(中央処理装置)、RAM、ゲームの実行や周辺機器
等の制御などのためのプログラム及び各種データが書き
込まれたROM、並びに周辺機器等との接続のための入
出力インターフェイスなど(図示せず。)からなり、必
要に応じ周辺機器等と連携して、上記表示手段、表示固
定手段、内部当り抽選手段、当選回数蓄積手段、内部当
り設定手段、入賞判定手段、計数手段、記憶手段等の機
能を実現する。
【0075】メダル投入ランプ部34aは、メダルの投
入が可能な場合に制御部50から与えられる点滅指示信
号により、メダル投入ランプ34を点滅させる。
【0076】メダル検出部51は、メダル投入口22か
ら投入されたメダルを検出して検出信号を制御部50に
出力する。
【0077】BETボタン24は、スロットマシンに保
留されているメダルを賭ける場合にメダル1枚毎に1度
押すものであり、1度押す毎にその信号を制御部50に
出力する。
【0078】スタートランプ部26aは、リール14の
回転開始が可能な状態である場合に制御部50から与え
られる点灯指示信号により、スタートランプ26を点灯
させる。
【0079】スタートレバー28は、リール14の回転
開始が可能な状態において3つのリール14の回転を一
斉に開始させる場合に、押下することにより回転開始信
号を制御部50に出力する。
【0080】ストップランプ部32aは、リール14が
回転中であってその回転をストップボタン30の押圧に
より停止させることが可能である場合に各リール14毎
に制御部50から与えられる点灯指示信号により、各ス
トップランプ32を点灯させる。
【0081】ストップボタン30(停止ボタン)は、回
転中のリール14を停止させる場合に各リール14毎に
押圧するものであり、各ストップボタン30の押圧によ
り、対応するリール14を停止させるための停止信号を
制御部50に出力する。
【0082】有効ラインランプ部18aは、賭けられた
(払込まれた)メダルの枚数に応じて制御部50から与
えられる点灯指示信号により、対応する有効ラインラン
プ18を点灯させる。
【0083】リール部14aは、3つのリール14と、
各リール14を回転駆動又は停止保持するための3つの
ステッピングモータと、制御部50からのステッピング
モータ駆動信号に応じてそれらのステッピングモータを
駆動するための駆動回路と、一定回転位置において制御
部50に対しリセット信号を出力するためのリセット信
号出力部を有してなる(図示せず。)。制御部50は、
リール14の1回転毎に、リセット信号を受けた時点か
らステッピングモータ駆動信号の例えばパルス数をカウ
ントすることにより、リール14の回転角度、すなわち
各シンボルの位置を把握すること(すなわち表示手段に
よる表示内容を検知すること)ができる。
【0084】ヒットランプ部10aは、制御部50から
与えられる点灯指示信号又は点滅指示信号により、ヒッ
トランプ10を点灯し又は点滅する。
【0085】音声出力部52は、制御部50から出力さ
れる音声出力信号に応じ、スピーカ20から音声を出力
する。
【0086】保留枚数表示部38aは、スロットマシン
に保留されているメダル枚数として制御部50に記憶さ
れている枚数に応じて制御部50から出力される表示信
号に従って、その枚数に応じた数字を保留枚数表示器3
8に表示する。
【0087】メダル払出部44aは、ゲームの結果に応
じ制御部50において計算されたメダル払出数に応じて
制御部50から出力される払出信号に従って、その枚数
に応じたメダルをメダル払出口44から払い出す。
【0088】払出枚数表示部40aは、ゲームの結果に
応じ制御部50において算出されたメダル払出数に応じ
て制御部50から出力される表示信号に従って、その枚
数に応じた数字を払出枚数表示器40に表示する。
【0089】(3) 次に、ゲーム実行処理動作の概略を
図3を参照して説明する。
【0090】ステップS1において、制御部50がメダ
ル払込みの有無を判定する。メダルの投入が可能でメダ
ル投入ランプ34が点滅状態にある場合にメダル投入口
22から1乃至3枚のメダルを投入するか、保留されて
いるメダルがあって保留枚数表示器38に1以上が表示
されている場合にBETボタン24押圧により1枚以上
のメダルが払い込まれることにより、ステップS1の判
定はY(YES)となる。それにより、スタートランプ
26が点灯する(S2)と共に、投入されたメダル枚数
に応じて有効ラインランプ18が点灯し、ステップS3
に進む。
【0091】スタートレバー28を押下すると、ステッ
プS3はYとなり、制御部50は、次のステップS4で
スタートランプ26を消灯し、ステップS5で3つのリ
ール14を一斉に回転させる。更にステップS6で、B
B賞(ビッグボーナスを実行する賞)[7−7−7]、
RB賞(レギュラーボーナスを実行する賞)[BAR−
BAR−BAR]、及びSB賞(シングルボーナスを実
行する賞)、並びにその他の遊技者にとって比較的利益
の小さい賞(小物)であるオレンジ、プラム、ベル、チ
ェリー等又は再遊技について内部当りか否かの抽選を、
制御部50において行う。
【0092】この例においては、全ての賞が、何れのゲ
ームにおいても内部当り状態設定の抽選の対象となり、
当選回数蓄積の対象であり、且つ特定持越対象賞であ
る。抽選は、乱数サンプリングを実行し、得られたサン
プリング値をROMに書き込まれているデータに照らし
て、当選か否か及びその賞の種類等を判定することによ
り行う。他の方法による抽選も可能である。
【0093】内部当り抽選により何れかの賞に当選した
場合(S7−Y)、その賞に対応するフラグカウンタが
「+1」される(S8)。BB賞(ビッグボーナスを実
行する賞)に当選した場合、すなわち所謂BBの内部当
りの場合、制御部50においてBBフラグカウンタが
「+1」される。他の賞のフラグカウンタは何れも0で
ある。
【0094】BBゲーム実行状態、又はBBゲーム実行
状態にない場合のRBゲーム実行状態(この例における
2ゲーム以上継続し得る特定ゲーム状態)でなく、且つ
何れかの賞の内部当り状態が前回のゲームから持ち越さ
れていないゲームにおいて、何れかの賞についての内部
当り抽選の当選回数が蓄積されている場合、その蓄積さ
れている当選に基づき内部当り状態を設定する。この場
合の内部当り状態設定は、BB賞、RB賞、SB賞、オ
レンジ、プラム、ベル、チェリー、再遊技の順、すなわ
ち入賞した場合の遊技者の利益が大きい順に当選回数蓄
積の有無を判定し、この優先順に従い、該当する賞の内
部当り状態が設定され、各リール14を停止させる際
に、その賞を構成するシンボルを有効ライン16上に引
き込む制御が行われる。従って、何れか1つの賞につい
てのみ当選回数が蓄積されているときはその賞について
内部当り状態が設定される。この場合、BB賞について
のフラグカウンタであるBBフラグカウンタにのみ当選
回数が蓄積されているので、BB賞について内部当り状
態が設定され、BB賞を構成する7−7−7のシンボル
を有効ライン16上に引き込む制御が行われる。
【0095】次いで、制御部50が全てのストップラン
プ32を点灯させる。その後、遊技者が適宜のタイミン
グで各ストップボタン30を押圧することにより(或い
は所定時間ストップボタン30を押圧せずに不操作状態
が継続することにより)出力される停止信号を制御部5
0が検知すると、制御部50は、リール停止操作時に発
する停止音の出力信号を音声出力部52に対し出力し、
音声出力部52はそれに応じてスピーカ20から停止音
を出力する。次いで制御部50は対応するリール14の
ステッピングモータを停止させる。
【0096】(3-1) 制御部50が対応するリール14
のステッピングモータを停止させる際、何れの賞の内部
当り状態ともなっていなければ、制御部50はストップ
ボタン30押圧(或いは所定時間放置)による停止信号
を受けた後一定のタイミングでリール14を停止させ
る。但し、リール14が前記一定のタイミングで停止す
る際に、何れかの賞の入賞条件を達成することとなる場
合は、そのリール14を1コマ送る(シンボル1つ分余
分に回転させる)。それでも何れかの賞について入賞す
ることとなる場合は、入賞とならないようになるまでリ
ール14のコマ送りを繰り返す。
【0097】この場合は、3つのリール14が停止した
状態で入賞に係るシンボルの組み合わせが有効ライン1
6上に表示されないため、その後ステップS1に戻る。
【0098】(3-2) 何れかの賞に内部当り状態が設定
されている場合、制御部50は、ストップボタン30の
押圧等による停止信号を受けた時点から内部当り状態と
なっている賞への入賞に必要なシンボルが入賞に必要な
位置に達するまでの差が規定停止シンボルコマ数(又は
規定停止時間)内であるときは、そのシンボルが必要位
置に表示されるようにリール14を停止させる。すなわ
ち、そのシンボルをシンボル表示窓12の必要位置に引
き込む。このようにして、内部当り状態が設定されてい
る場合に、その賞に入賞する率を上げるか又は入賞がほ
ぼ確実となるようにして高入賞率化する。前記規定停止
シンボルコマ数内にないときは、他の賞について入賞と
ならないように必要に応じリール14を1コマずつ送っ
て停止させる。
【0099】3つ目のリール14が停止すると、制御部
50は、有効ラインランプ18によって示される有効ラ
イン16上のシンボルの種類及び並び方を把握し、入賞
か否か、及び入賞した賞の種類を判定する。その際遊技
者も、同様に入賞か否か、及び入賞した賞の種類を知る
こととなる。
【0100】入賞と判定された場合、制御部50は、賞
の内容に応じ、例えば所定枚数のメダルの払出しをメダ
ル払出部44aに指示すると共に、その枚数に応じた数
字を払出枚数表示器40に表示するよう払出枚数表示部
40aに指示し、更に、その賞についてのフラグカウン
タが「−1」される。次いで、その賞が特別ゲームを開
始するものでない場合はステップS1に戻り、その賞が
BB、RB等の特別ゲームを開始するものであるとき
は、ヒットランプ10の点滅及びスピーカ20からの効
果音出力により各特別ゲーム開始の賞に入賞したことが
報知され、その特別ゲームへ移行し、特別ゲーム終了
後、ステップS1に戻る。入賞と判定されなかった場合
ステップS1に戻るが、各賞のフラグカウンタは増減さ
れず、内部当り状態が設定されている賞についての内部
当り状態は次回のゲームにおいても維持されることとな
る。全ての賞が特定持越対象賞であるから、内部当り状
態が次回のゲームに持ち越される。そのため、次回のゲ
ームでは何れかの賞のフラグカウンタに蓄積されている
当選回数に基づき内部当り状態が設定されることはな
い。
【0101】(3-3) BB賞について内部当り状態が設
定されている場合、制御部50は、有効ラインランプ1
8によって示される有効ライン16上に[7−7−7]
とシンボルが並んでいるか否かを把握し、BB賞の入賞
か否かを判定する。その際遊技者も、同様に入賞か否
か、及び入賞した賞の種類を知ることとなる。
【0102】入賞と判定された場合、制御部50は、1
5枚(所定枚数)のメダルの払出しをメダル払出部44
aに指示すると共に、その枚数に応じた数字を払出枚数
表示器40に表示するよう払出枚数表示部40aに指示
し、更に、BB賞のフラグカウンタを「−1」する。そ
してヒットランプ10の点滅及びスピーカ20からの効
果音出力によりBBゲームを実行する賞に入賞したこと
が報知され、BBゲームへ移行する。BB賞に入賞しな
かった場合、BB賞のフラグカウンタは増減されず、B
B賞について内部当り状態は次回のゲームにおいても維
持されることとなる。
【0103】BBゲームは、ゲーム回数が30回まで可
能であるが、RBが3回行なわれるとゲーム回数が30
回に至る前に終了する。BBゲームは次のように実行さ
れる。先ず制御部50がメダル払込みの有無を判定す
る。メダルの投入が可能でメダル投入ランプ34が点滅
状態にある場合にメダル投入口22から1乃至3枚のメ
ダルを投入するか、保留されているメダルがあって保留
枚数表示器38に1以上が表示されている場合にBET
ボタン24押圧により1枚以上のメダルが払い込まれる
ことにより(S1−Y)、スタートランプ26が点灯す
る(S2)と共に、払込まれたメダル枚数に応じて有効
ラインランプ18が点灯する。
【0104】次いでスタートレバー28を押下すると
(S3−Y)、制御部50はスタートランプ26を消灯
し(S4)、3つのリール14を一斉に回転させる(S
5)。更に、制御部50において、乱数サンプリング等
により、BB賞及びRB賞を含む全ての賞について内部
当り抽選を行う(S6)。BBゲーム中はRB賞の当選
確率が一般ゲームにおけるよりも高く設定され、RB賞
に対応するシンボルの種類及び数も増加されている。更
に、遊技者にとって比較的利益の小さい賞の当選確率及
び入賞率も一般ゲームにおけるよりも高く設定され、そ
の入賞率は、期待し得る利益を払込みメダル数の数倍に
設定されている。
【0105】内部当り抽選により何れかの賞に当選した
場合(S7−Y)、その賞に対応するフラグカウンタが
「+1」される(S8)。例えば、BB賞の内部当り抽
選に当選すると制御部50においてBBフラグカウンタ
が「+1」され、ベル−ベル−ベルと揃って入賞となる
ベル賞に当選した場合、ベルフラグカウンタが「+1」
される。
【0106】BBゲーム実行状態(この例における2ゲ
ーム以上継続し得る特定ゲーム状態)であるから、BB
フラグカウンタが「+1」されてもBB賞について内部
当り状態が設定されることはなく、BBゲーム実行状態
の終了後にBBフラグカウンタに蓄積された当選回数に
基づいてBB賞の内部当り状態が設定され得る。BBゲ
ーム実行状態であってもベル賞のフラグカウンタに当選
回数が蓄積されている場合は、ベル賞についての内部当
り状態がセットされる。
【0107】次いで、制御部50が全てのストップラン
プ32を点灯させる。その後、遊技者が適宜のタイミン
グで各ストップボタン30を押圧することにより(或い
は所定時間ストップボタン30を押圧せずに不操作状態
が継続することにより)出力される停止信号を制御部5
0が検知すると、制御部50は、リール停止操作時に発
する停止音の出力信号を音声出力部52に対し出力し、
音声出力部52はそれに応じてスピーカ20から停止音
を出力する。次いで制御部50は対応するリール14の
ステッピングモータを停止させる。
【0108】(3-3-1) 制御部50が対応するリール1
4のステッピングモータを停止させる際、何れの賞の内
部当り状態ともなっていない場合、上記(3-1)と同様に
処理され、何れの賞の入賞ともならない。
【0109】(3-3-2) 一方、何れかの賞に内部当り状
態が設定されている場合、制御部50はストップボタン
30の押圧等による停止信号を受けた時点から内部当り
状態となっている賞への入賞に必要なシンボルが入賞に
必要な位置に達するまでの差が規定停止シンボルコマ数
内であるときは、そのシンボルが必要位置に表示される
ようにリール14を停止させる(すなわち引き込みを行
なう)。入賞となった場合、その賞についてのフラグカ
ウンタが「−1」される。前記規定停止シンボルコマ数
内にないときは、他の賞について入賞とならないように
必要に応じリール14を1コマずつ送って停止させるの
で何れの賞の入賞ともならない。この場合、フラグカウ
ンタは増減されない。
【0110】本発明の実施は、ソフトウェアを用いる手
段に代えて電気回路若しくは電子回路による又は機械的
な手段を用いて行ってもよく、電気回路若しくは電子回
路による手段又は機械的な手段に代えてソフトウェアに
より行ってもよい。
【0111】
【発明の効果】本発明の遊技装置においては、所定の賞
について何れのゲームにおいても内部当り抽選手段によ
る抽選を行なって当選回数蓄積手段がその抽選による当
選を蓄積するので、所定の賞についての内部当り抽選に
当選する機会が常にあり、機会が制限されない。而も、
2ゲーム以上継続し得る特定ゲーム状態であるか、又は
特定持越対象賞についての内部当り状態が前回のゲーム
から持ち越されているゲームにおいては、当選回数蓄積
手段に蓄積されている当選に基づく内部当り状態設定は
行なわれず、その当選は後のゲームまで保持されるの
で、前記特定ゲーム状態を中止することや特定持越対象
賞についての内部当り抽選手段による当選が無駄になる
ことが防がれる。
【0112】そのため、所定の賞について、設定した内
部当り抽選の当選確率によく対応した入賞率となり、特
定ゲーム状態や特定持越対象賞の入賞を含む入賞により
遊技者が得る利益も設定した内部当り抽選の当選確率に
よく対応したものとなるので、各遊技者は平等な入賞及
び入賞による利益を期待し得、この遊技装置を用いて遊
技場を経営する者も、各賞について設定した内部当り抽
選の当選確率に基づいて精度よく利益率を計算すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットマシンの構成の概要を示すブロック図
である。
【図2】スロットマシンの外観の正面図である。
【図3】ゲーム開始から内部当り抽選に当選したフラグ
カウンタに1加えるまでの処理動作の概略を示すフロー
チャートである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】種々の表示内容を連続的に変化させつつ表
    示し得る1、2又は3以上の表示手段と、遊技者の表示
    固定操作により出力し得る所定の表示固定指示に応答し
    てその各表示手段に前記表示内容を固定的に表示させる
    ための表示固定手段とを有し、前記表示手段が固定的に
    表示した表示内容が所定の入賞条件を達成することと入
    賞とが対応するゲームを実行する遊技装置であって、全
    部又は一部の賞について内部当り状態設定の抽選を行な
    う内部当り抽選手段と、1又は2以上の所定の賞につい
    て、前記内部当り抽選手段による当選の回数を蓄積する
    当選回数蓄積手段と、内部当り抽選手段による当選に基
    づきその当選に対応する賞について内部当り状態を設定
    し、全部又は一部の賞である持越対象賞についての内部
    当り状態を、その賞に入賞しなかった場合に常に又は一
    定条件下で次のゲームに持ち越す内部当り設定手段を有
    し、前記所定の賞については、何れのゲームにおいても
    前記内部当り抽選手段による抽選を行ない、当選回数蓄
    積手段がその抽選による当選の回数を蓄積するものであ
    り、前記内部当り設定手段は、前記持越対象賞の全て又
    は一部である特定持越対象賞についての内部当り状態が
    前回のゲームから持ち越されていないゲームにおいて、
    2ゲーム以上継続し得る特定ゲーム状態にない場合は何
    れかの賞についての当選回数蓄積手段に蓄積されている
    当選に基づき内部当り状態を設定し、2ゲーム以上継続
    し得る特定ゲーム状態である場合は入賞により前記特定
    ゲーム状態を開始するための賞以外の賞についての当選
    回数蓄積手段に蓄積されている当選に基づき内部当り状
    態を設定するものであり、前記当選回数蓄積手段に蓄積
    されている当選回数は、その内部当り状態設定時期以後
    の所定時期に1回分減少するものであり、前記表示固定
    手段は、表示固定指示から内部当り状態が設定されてい
    る賞の入賞条件を達成する表示内容を固定的に表示し得
    るまでの間が所定範囲内であることを条件に、その入賞
    条件を達成し得る表示内容を各表示手段に固定的に表示
    させ、内部当り状態が設定されていない賞の入賞条件を
    達成する表示内容を表示手段に固定的に表示させない引
    込制御を行うものであることを特徴とする遊技装置。
  2. 【請求項2】上記所定の賞を2以上有し、2以上の賞に
    ついて上記当選回数蓄積手段に当選回数が蓄積されてい
    る場合に、上記内部当り設定手段が、所定の優先順位に
    従って選択される賞に内部当り状態を設定する請求項1
    記載の遊技装置。
  3. 【請求項3】特定持越対象賞についての内部当り状態が
    前回のゲームから持ち越されていないゲームにおいて全
    部若しくは一部の賞についての内部当り抽選に当選した
    場合、又は、2ゲーム以上継続し得る特定ゲーム状態に
    おいて入賞により前記特定ゲーム状態を開始するための
    賞以外の賞の全部若しくは一部の賞についての内部当り
    抽選に当選した場合は、上記当選回数蓄積手段がその当
    選の回数を蓄積せず、上記内部当り設定手段がその当選
    に基づきその賞について内部当り状態を設定する請求項
    1又は2記載の遊技装置。
  4. 【請求項4】上記当選回数蓄積手段に蓄積されている当
    選回数が1回分減少する所定時期が、その当選回数蓄積
    手段に蓄積されていた当選回数のうち前記の減少する1
    回分に基づき内部当り状態が設定された賞に入賞した時
    期以降である請求項1、2又は3記載の遊技装置。
  5. 【請求項5】上記特定ゲーム状態が、遊技者が得られる
    利益が大きいゲーム状態である請求項1乃至4の何れか
    に記載の遊技装置。
  6. 【請求項6】上記特定持越対象賞が、入賞により遊技者
    が得られる利益が大きい賞である請求項1乃至5の何れ
    かに記載の遊技装置。
  7. 【請求項7】上記遊技機が、外周面に複数のシンボルが
    表示され、回転停止状態において前記シンボルの1又は
    2以上を遊技者が視認し得る、回転自在に支持された回
    転体、及びその回転体を回転駆動するための回転駆動装
    置からなる1、2又は3以上の表示装置と、回転駆動さ
    れている前記回転体を停止させてシンボルを固定表示さ
    せるための表示固定装置とを有し、その表示固定装置に
    よって停止した回転体における前記シンボルの種類とそ
    の停止位置が所定の入賞条件を達成することと入賞とが
    対応するスロットマシンである請求項1乃至6の何れか
    に記載の遊技装置。
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