JP2002223702A - たい焼きあるいはたい焼き状菓子類の製造方法 - Google Patents

たい焼きあるいはたい焼き状菓子類の製造方法

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JP2002223702A
JP2002223702A JP2001020952A JP2001020952A JP2002223702A JP 2002223702 A JP2002223702 A JP 2002223702A JP 2001020952 A JP2001020952 A JP 2001020952A JP 2001020952 A JP2001020952 A JP 2001020952A JP 2002223702 A JP2002223702 A JP 2002223702A
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JP
Japan
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dough
taiyaki
shaped
producing
female mold
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JP2001020952A
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English (en)
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Morio Sase
守男 佐瀬
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HOTLAND CO Ltd
Original Assignee
HOTLAND CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】たい焼きやたい焼き状菓子類の製造に当って
は、生地やあんを別途準備しなければならなかったが、
アルバイトやパートタイマーなど未熟練の焼き手にとっ
ては生地の準備はむずかしい作業であった。叉、従来の
ものにおいては、焼き上げに要する時間が長すぎ、店頭
における対面販売を原則とするこれら商品にとっては、
営業活動の効率化を阻害していた。 【解決手段】適量のイースト菌及びバターを添加した生
地であんを包んでなる球状あるいはラグビーボール状の
生地塊を金属製のメス型に封入し、メス型外面に熱を加
えることにより、メス型中の生地塊を加熱膨張させ、メ
ス型内面の形状を生地外面に転写させつつ、生地を焼き
上げる様にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はたい焼きあるいはたい
焼き状菓子類の製造方法、詳しくは熟練を要さずに品質
の一定したたい焼きあるいはたい焼き状の菓子類を短い
時間内に焼き上げることができる方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】たいの外形を模した形状に焼き上げられ
た小麦粉製生地中にあんを入れた所謂たい焼きは古くか
ら親しまれている和菓子であり、その多くは店頭におい
て顧客の面前で焼き上げ、そのまま対面販売されてい
る。
【0003】たい焼きの製造は、一端が蝶番によって接
続され、内面にたいの形状が形成された一対の金属製メ
ス型を平らに開いた状態にし、このメス型の内側に小麦
粉を水で溶いたどろどろの生地を流し込み、適当時間こ
の生地を焼いて若干固まらせた後、その中央に適量のあ
んをのせ、更に一対のメス型を重ね合せて加熱を続け、
生地全体に火が通った段階でメス型を開き、メス型から
たいの形状が転写された製品を取り出す工程によって製
造されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たい焼
きの製造の際においては、小麦粉を水で溶いた生地やあ
んを別途用意しなければならなかった。生地の出来、不
出来はたい焼き最終製品の品質に重大な影響を与えるも
のであり、水の加え具合や添加物の選択、添加量の決定
には細心の注意と熟練を要していた。
【0005】しかしながら、この生地やあんの準備はた
い焼きの焼き手に任されていた為、焼き上ったたい焼き
製品に品質のばら付きが生じることは避けられなかっ
た。
【0006】叉、この種の菓子類は単価の低い大衆的な
ものであり、アルバイトやパートタイムのスタッフに製
造を任せることも多いが、人件費を考えた場合、十分な
訓練時間を取ることもむずかしかった。
【0007】更に、この従来の製造方法においては、た
い焼きを完全に焼き上げるまで最低でも15分程度はか
かっており、製造と販売を同時並行的に行うこの種菓子
類の販売形態においては、作業能率の面からも問題があ
った。
【0008】叉、メス型に水で溶いた生地を流し込む前
には、メス型表面に油を塗布しなければならないが、製
造から販売までいくつかの作業を同時並行的にこなさな
ければならない焼き手にとってこの作業は面倒なもので
あり、製造のスピードアップ、効率化の阻害要因の一つ
でもあった。
【0009】本発明者はたい焼き製造の際の上記問題点
を解決すべく研究を行った結果、特に熟練を要さずとも
だれでも一定の品質のたい焼きを能率よく製造すること
ができる方法を開発することに成功し、本発明としてこ
こに提案するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】適量のイースト菌及びバ
ターを添加した生地であんを包んでなる球状あるいはラ
グビーボール状の生地塊を金属製のメス型に封入し、メ
ス型外面に熱を加えることにより、メス型中の生地塊を
加熱膨張させ、メス型内面の形状を生地外面に転写させ
つつ、生地を焼き上げる様にすることにより、上記課題
を解決せんとするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の一実施形態について更に詳しく説明する。
【0012】まずはじめ、図1に示す様な生地塊1を用
意する。この生地塊1は適量のあん3の周囲を生地2で
包んだものであり、図示の通り、ラグビーボール状の外
形を呈している。生地2は小麦粉を水で練ったものであ
り、適量のイースト菌及びバターが添加されている。こ
の生地塊1の体積はたい焼き用メス型4の内容積より小
さい。この生地塊1は工場などにおいて一括大量に生産
することが、品質の均一化、コスト低減化の見地から好
ましい。
【0013】叉、この生地塊1は氷点下で(好ましくは
−20℃程度)で保存しておき、この状態で店舗に配送
し、解凍した後使用に供する様にすれば生地塊1の保存
及び配送を効率良く行え、流通コスト低減の見地から好
ましい。
【0014】この実施の形態においては、生地塊1はラ
グビーボール状の外観を呈しているが、図2に示す様に
単純な球状としても良い。
【0015】次に、常温に戻した生地塊1を図3に示す
様に、たい焼き用の一対のメス型4、4の一方に入れ、
図4に示す様にこのメス型4、4を重ね合せ、その内側
空間に封入し、ガスコンロ、電気コンロなどの加熱装置
によって加熱する。なお、従来の製法においては、メス
型に生地を流し込む前には、メス型内側表面に油を塗布
する必要があったが、本発明の方法においては、生地2
中にバターが添加されているので、メス型4内側表面へ
の油の塗布は不要である。
【0016】この様な状態でメス型4を加熱すると、生
地2に添加されていたイースト菌の作用により生地2は
徐々に膨張し、メス型4の内側に形成されているたいの
凹状模様に張り付き、たいの模様が生地の外面に転写さ
れる。
【0017】加熱を開始して2〜3分後に加熱を中止
し、メス型4、4を開けば、たい焼きが焼き上ってお
り、メス型4からたい焼きを離型すればたい焼きは完成
となる。
【0018】なお、図2に示す様に生地塊1が球状とな
っているものについては、メス型4に入れる段階におい
て、焼き手が手でメス型4の形状に合う様に若干の整形
を行う必要がある。上述の説明はたい焼きを例に行った
が、たいだけではなく、他の模様が表面に形成される他
の焼き菓子類一般についても適用されることはもちろん
である。
【0019】
【発明の効果】この発明に係るたい焼きあるいはたい焼
き状菓子類の製造方法においては、これらの製造におい
て最も重要な生地は、工場等において十分な品質管理の
もとにおいて製造され、あんを封入した状態で店舗に供
給され、店舗では単にこれをたい焼き用のメス型に封入
して焼くだけで良いので、アルバイトやパートタイマー
などの未経験者でも十分に品質の一定したたい焼きやた
い焼き状の菓子類を焼くことができる効果を有する。
【0020】叉、焼き上げるまでの時間も2〜3分で足
り、従来の製法に比べはるかに短い時間で効率よく製造
することが出来、販売面においても大きなメリットを有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明において用いる生地塊の一実施形態の
側面図。
【図2】同じく生地塊の他の実施形態の側面図。
【図3】この発明に係る製造方法の一工程の説明図。
【図4】同じく、次の工程の説明図。
【符号の説明】
1 生地塊 2 生地 3 あん 4 メス型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適量のイースト菌及びバターを添加した
    生地であんを包んでなる球状あるいはラグビーボール状
    の生地塊を金属製のメス型に封入し、メス型外面に熱を
    加えることにより、メス型中の生地塊を加熱膨張させ、
    メス型内面の形状を生地外面に転写させつつ、生地を焼
    き上げることを特徴とするたい焼きあるいはたい焼き状
    菓子類の製造方法。
  2. 【請求項2】 生地塊を氷点下に保った状態で保存及び
    配送することを特徴とする請求項1記載のたい焼きある
    いはたい焼き状菓子類の製造方法。
JP2001020952A 2001-01-30 2001-01-30 たい焼きあるいはたい焼き状菓子類の製造方法 Pending JP2002223702A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105142407A (zh) * 2014-03-14 2015-12-09 李宗宪 鲫鱼饼成型装置
CN105263330A (zh) * 2014-05-12 2016-01-20 李宗宪 包括添加物的鲫鱼饼

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105142407A (zh) * 2014-03-14 2015-12-09 李宗宪 鲫鱼饼成型装置
CN105142407B (zh) * 2014-03-14 2019-01-15 李宗宪 鲫鱼饼成型装置
CN105263330A (zh) * 2014-05-12 2016-01-20 李宗宪 包括添加物的鲫鱼饼
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