JP4704378B2 - 可食容器およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、可食容器およびその製造方法に関し、特に、複数の生地から形成された可食容器およびその製造方法に関する。
従来、アイスクリームやソフトクリーム等の冷菓子を盛り付ける可食容器が広く用いられている。可食容器としては、ワッフルボウル、ロールコーン、コーンカップ、モナカ等を挙げることができる。可食容器は、食べることが可能なだけでなく、容器としての用途を果たすので、容器としての性能および外観が良好であることが要求される。このような可食容器は成形型を用いて製造されるのが一般的である。
例えば、特許文献1には、食用コーン容器の焼成プレートが開示されている。特許文献1の発明によれば、コーン容器の口元となる弧状辺部分の肉厚を一定の幅分だけ、他の部分に比し両側に膨張せしめ補強鍔を成形することにより口元部の補強を行い縁欠けの生じにくい焼成プレートを提供することができる。上記焼成プレートによって、コーン容器の口元部分の欠けを防止できるので、輸送途中の衝撃などによって、コーン容器の口元部分が欠けることを防止することができ、コーン容器の外観を損なうことを防止することができる。
また、特許文献2には、雄型および雌型から構成されている一対の可食容器成形用型であって、雄型の側面部には食品用生地を雄型の挿入方向に押し込むための突起部が備えられている可食容器成形型が開示されている。上記の可食容器成形型によって得られるワッフルボウルに代表される可食容器は肉厚が均等であり外観が良好である。
実公昭63−27590号公報(昭和63年(1988)7月26日公開) 特開2005−34153号公報(平成17年(2005)2月10日公開)
しかしながら、従来の可食容器の成形用型を用いた製造方法では、単一種類の生地を用いて可食容器を製造する場合には対応できるものの、複数種類の生地を用いた場合、得られる可食容器は、生地同士間の境界が鮮明でなく、外観が良好な可食容器を得ることができないという問題が生じる。
具体的に説明すると、本発明者は、可食容器のさらなる性能および外観の向上を検討した結果、本発明者らは複数種類の生地を用いることによって、部分的に異なる生地から構成された可食容器を製造することに想到した。
しかしながら、可食容器を成形するための生地としては、粘度の低い生地が用いられる。すなわち、例えばクッキー、ビスケット(ビスケット業における景品類等の提供の制限に関する公正競争規約を参照)などの加圧を必要としない食品の生地のように、粘度の高いドウ状の生地のように粘度が高い生地は通常用いない。
このような粘度の低い複数種類の生地が可食容器の成形型中に配置され焼成されると、異なる種類の生地同士が膨張し、容易に生地同士が混合してしまうので、生地同士の境界が鮮明な可食容器を得ることが非常に困難である。例えば、可食容器の外観のバリエーションを増やすため、異なる色を有する生地を複数用いた場合、生地の色が混じり合った部分が成形されるので、外観が良好でない可食容器が得られることとなる。
本願発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、複数種類の生地から形成された可食容器およびその製造方法を提供することにある。
本発明の可食容器は、上記課題を解決するために、焼成用の成形型内に供給された生地を、少なくとも加圧しながら焼成する過程を経て製造される可食容器であって、複数種類の生地が用いられるとともに、焼成前の成形型内では、互いに混合していない生地塊を複数形成するように、生地が供給されており、さらに、混合していない生地塊同士であって、かつ、生地の種類の異なる生地塊同士は、焼成後に互いに混合していない状態で接合し、一体化していることを特徴としている。
それゆえ、混合していない生地塊同士であって、かつ、生地の種類の異なる生地塊同士は、焼成後に互いに混合していない状態で接合し、一体化しており、生地の種類の異なる生地塊が混合していない部分を含む可食容器を提供することができる。すなわち、可食容器の生地塊の種類によって、例えば、様々な色、食感、風味、香りなどが異なり、消費者の満足度を向上させる可食容器を提供できる。
また、本発明に係る可食容器は、上記成形型は少なくとも上方型および下方型からなっており、当該下方型上に複数の上記生地塊が形成され、上記下方型上に供給された複数種類の生地塊は、焼成される際、互いに混合しないよう配置および供給量が設定されたことが好ましい。
生地塊のそれぞれが、上記のように配置されていることによって、生地塊に係る荷重の方向を均一にすることができるので、容易に上記可食容器を提供することができる。
また、本発明に係る可食容器は、焼成前の上記生地の粘度は、5ポアズ以上、150ポアズ以下であることが好ましい。
生地の粘度が上記範囲であれば、生地をバッター状、または、スラリー状にすることができ、生地を成形型に容易に投入することができる。さらに、上記生地塊が成形型内で適度な流動性を有し、好適に膨潤および膨張することとなるため、生地塊の成形性を向上させることができる。
また、本発明に係る可食容器は、異なる種類の上記生地同士は、互いに、焼成後の色彩、焼成前の含水率およびフレーバーからなる群のうち少なくとも1つが異なっている配合であることが好ましい。
これにより、得られる可食容器の生地塊部分を、色、食感、硬さまたはフレーバーにおいて異なったものとすることができる。
また、本発明に係る可食容器は、上記焼成用の成形型によって、シート状の可食容器前駆体が成形されてから、さらに、二次成形用の成形型を用いて、上記可食容器前駆体に対して二次成形を施すことにより、容器形状に成形されていることが好ましい。
これにより、生地塊の設置数および配置の自由度が広い可食容器を提供できる。
また、本発明に係る可食容器は、上記二次成形用の成形型が、シート状の上記可食容器前駆体を巻き取る巻取成形型、または、シート状の上記可食容器前駆体の上下方向からプレス成形する凹凸対成形型であることが好ましい。
シート状の上記可食容器前駆体を巻き取る巻取成形型である場合には、ロールコーンに代表される可食容器を、シート状の上記可食容器前駆体の上下方向からプレス成形する凹凸対成形型である場合には、ワッフルボウルに代表される可食容器を製造することができる。
また、本発明に係る可食容器は、上記焼成用の成形型によって、直接、容器形状に成形されていることが好ましい。
これにより、生地塊から可食容器が直接製造されることができるので、製造工程を簡略化することができる。
本発明の可食容器の製造方法は、上記課題を解決するために、焼成用の成形型内に複数種類の生地を供給する原料供給工程と、上記生地を少なくとも加圧しながら焼成する加圧焼成工程とを有する可食容器の製造方法であって、上記原料供給工程では、上記複数種類の生地を互いに混合していない生地塊を複数形成するように、生地を供給することを特徴としている。
それゆえ、混合していない生地塊同士であって、かつ、生地の種類の異なる生地塊同士は、焼成後に互いに混合していない状態で接合し、一体化しており、生地の種類の異なる生地塊が混合していない部分を含む可食容器を製造することができる。すなわち、可食容器の生地塊の種類によって、例えば、様々な色、食感、風味、香りなどが異なり、消費者の満足度を向上させる可食容器を製造できる。
本発明の可食容器は、以上のように、複数種類の生地が用いられるとともに、焼成前の成形型内では、互いに混合していない生地塊を複数形成するように、生地が供給されており、さらに、混合していない生地塊同士であって、かつ、生地の種類の異なる生地塊同士は、焼成後に互いに混合していない状態で接合し、一体化しているものである。
また、本発明の可食容器の製造方法は、以上のように、焼成用の成形型内に複数種類の生地を供給する原料供給工程と、上記生地を少なくとも加圧しながら焼成する加圧焼成工程とを有する可食容器の製造方法であって、上記原料供給工程では、上記複数種類の生地を互いに混合していない生地塊を複数形成するように、生地を供給する製造方法である。
それゆえ、生地の種類の異なる生地塊が混合していない部分を含む可食容器を提供するまたは製造することができる。すなわち、可食容器の生地塊の種類によって、例えば、様々な色、食感、風味、香りなどが異なる可食容器を提供するまたは製造することができる。
本発明の一実施形態について図1ないし図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。本実施の形態に係る可食容器は、焼成用の成形型内に供給された生地を、少なくとも加圧しながら焼成する過程を経て製造される可食容器であって、複数種類の生地が用いられるとともに、焼成前の成形型内では、互いに混合していない生地塊を複数形成するように、生地が供給されており、さらに、混合していない生地塊同士であって、かつ、生地の種類の異なる生地塊同士は、焼成後に互いに混合していない状態で接合し、一体化している構成である。以下詳細に説明する。
本実施の形態に係る可食容器とは、主に、アイスクーム、ハードアイスクリームおよびソフトクリームなどに例示される冷菓類および他の菓子類を盛り付けるための容器であり、それ自体を食することができるものである。具体的な例としては、ロールコーンおよびワッフルボウルなどを挙げることができる。
また、焼成用の成形型内に供給された生地を、少なくとも加圧しながら焼成するとは、可食容器の製造過程において、可食容器の原料である生地を加工するにあたり、加圧する工程が含まれることを意味する。すなわち、本明細書における「可食容器」には、製造過程において加圧する工程が含まれない容器を包含しない。換言すれば、可食容器は、パン、ビスケット(クッキー)などから構成された容器を含まないことを意味する。
本実施の形態に係る可食容器の材料としては、複数種類の生地が用いられる。上記生地とは、可食容器の原料となるものであり、少なくとも水および多糖類を含有するものであればよい。また、上記多糖類、蛋白質、糖類、油脂および水を含むことが好ましい。これにより、生地の成分を適宜調製することが可能である。また、上記多糖類は、澱粉であることが好ましい。
生地の粘度は、所望の可食容器の物性によって適宜変更すればよいが、5ポアズ以上、150ポアズ以下であることが好ましい。上記粘度はB型粘度計を用いて測定された値である。可食容器を製造するにあたり、上記複数種類の生地が用いられるとともに、焼成前の成形型内では、互いに混合していない生地塊を複数形成するように、生地が供給されるが、生地の粘度が上記範囲であれば、生地をバッター状、または、スラリー状にすることができ、生地が焼成型内で形成する生地塊を適切な位置に配置することが容易になる。生地の粘度が、30ポアズ以上、100ポアズ以下であればさらに好ましい。
可食容器の製造過程では、成形型内に上記生地が供給される。この供給された生地が形成する生地の塊を「生地塊」と表現する。「生地塊」とは生地塊の焼成前には、液体状、例えば、スラリーまたはバッター状である。一方、生地塊の焼成後には固体状となる。焼成後の生地塊は、可食容器の一部分となるものである。
さらに、可食容器において、混合していない上記生地塊同士であって、かつ、生地の種類の異なる生地塊同士は、焼成後に互いに混合していない状態で接合し、一体化している。すなわち、本実施の形態に係る可食容器は、部分的に生地種類の異なる生地塊を有している。
ここで、異なる種類の上記生地同士は、互いに色彩が異なっていることが好ましい。これにより、混合していない生地塊同士、かつ、色の異なる生地塊を有する可食容器を提供することができる。このような可食容器であれば、消費者の好奇心を刺激し、可食容器に対する消費者の購入意欲をさらに向上させることができる。
また、異なる種類の上記生地同士は、互いに焼成前の含水率が異なっていることが好ましい。これにより、得られる可食容器において、混合していない生地塊同士であって、かつ、生地の種類の異なる生地塊同士の部分ごとに食感または硬さを調節することが可能である。含水率は、生地に配合される水分および原料の配合比により概算できる。
例えば、消費者が可食容器を保持する部分については、消費者の手の力によって、可食容器に亀裂が生じ易い。そこで、消費者が可食容器を保持する部分については、柔軟な生地塊を配置することによって、可食容器に亀裂が生じにくい可食容器を提供することができる。また、可食容器の保持に関連のない縁の部分については、例えば、硬い生地塊を配置することによって、消費者に、より良い食感を提供することもできる。
さらに、生地は複数種類用いられるが、水および多糖類に加えて、1種類以上のフレーバーを含んでおり、異なる種類の上記生地同士は含まれるフレーバーの種類または組成が異なることが好ましい。これによって、混合していない生地塊ごとに異なる風味、香りを有する可食容器を得ることができる。
上記フレーバーとは、上記生地に添加する添加物であり特に限定されるものではないが、具体的には、乳化剤、油脂、ベーキングパウダー、香料、着色料およびナッツ類などを含むものである。
次に、本実施の形態に係る可食容器の前段階の状態である可食容器前駆体を製造する加圧焼成装置について説明する。図1は、加圧焼成装置10を示す斜視図である。
同図(a)に示すように、加圧焼成装置10は焼成用の成形型である、下方型1および上方型2を備えており、さらに、生地供給ノズル3を備えている。
下方型1には、可食容器の原料となる生地が供給される。下方型1および上方型2は、下方型1に供給された生地によって形成された生地塊4aおよび生地塊4bを焼成するために用いられる。なお、図示していないが、加圧焼成装置10は、下方型1および上方型2を加熱するための加熱装置を備えている。
生地供給ノズル3は、可食容器の原料となる生地を供給するものであり、下方型1に生地が供給される。同図(a)において生地供給ノズル3は4箇所備えられているが、その設置数および設置位置は変更することができる。上記設置数および設置位置については後述する。
以下に、加圧焼成装置10によって、可食容器前駆体を製造する方法を説明する。可食容器前駆体は、さらに成形されることによって可食容器となるものである。
まず、製造工程として原料供給工程を行う。原料供給工程は、下方型1に複数種類の生地を供給する工程である。始めに加熱装置によって、下方型1および上方型2が焼成に必要な温度まで加熱される。所望の温度になった時点で、生地供給ノズル3から下方型1へ生地が供給される。
加圧焼成装置10では、生地供給ノズル3から、添加剤であるチョコレートを含む生地と、プレーンの生地が供給される構成となっている。チョコレートを含む生地は、下方型1上において生地塊4aを形成する。また、プレーンの生地は、下方型1上において生地塊4bを形成する。
その後、加圧焼成工程として、上方型2を下方型1の方向へ移動させ、生地塊4aおよび生地塊4bが加圧されながら焼成が行われる。同図(b)は、加圧焼成装置10の加圧焼成時における状態を示している。
最後に、焼成時間経過後、上方型2が焼成前の位置に戻され、同図(c)に示すように、加圧焼成された生地塊4aおよび生地塊4bは、シート状の可食容器前駆体5に成形されることとなる。可食容器前駆体5は、それぞれ混合していない生地塊4aおよび生地塊4bから形成されており、2種類の生地塊4aおよび生地塊4b間における境界は明確となっている。すなわち、可食容器前駆体5において、生地塊4aおよび生地塊4bは、焼成後に互いに混合していない状態で接合し、一体化しているといえる。ここで、「混合していない状態」とは、生地塊4aに接する、生地塊4aと生地塊4bとが混合した生地塊の部分が、生地塊4aの表面積に対し20%以下である状態を示す。もちろん、この混じり合っている部分の割合は0%に近いほど好ましい。
次に、上記のように、混合していない生地塊同士であって、かつ、生地の種類の異なる生地塊同士が、焼成後に互いに混合していない状態で接合し、一体化している可食容器を製造するための動作について、図1に示す加圧焼成装置10を用いて説明する。
図2は、加圧焼成装置10における、生地塊4aおよび生地塊4bの各状態を示した模式図である。同図(a)は、図1における生地塊4a・4bの配置を示しており、図2(b)〜同図(d)はそれぞれ図1における生地供給ノズル3の設置数および設置位置を変更した場合における生地塊4a・4bの配置を示している。
図2(a)〜同図(d)はそれぞれ上段、中段、下段において、生地塊4aおよび生地塊4b(以下適宜、「生地塊4a・4b」と略す)の配置を示している。このうち、上段は、図1(a)の状態を示しており、すなわち、生地供給ノズル3から下方型1へ供給された時点での生地塊4a・4bを示している。また、中段は、図1(b)の状態となった直後の状態を示しており、すなわち、加圧焼成装置10の加圧焼成時における、生地塊4a・4bの上面および正面方向から見た断面を示している。さらに、下段は、図1(c)の状態を示しており、すなわち、焼成時間経過後、加圧焼成された生地塊4a・4bの状態を示している。
まず、図2(a)の上段に示すように、生地塊4a・4bがそれぞれ2箇所ずつ配置されている。生地供給ノズル3から異なる種類の生地が、生地塊4a・4bの中心となる部分の上方から供給され、生地塊4a・4bは略円形に形成される。
上記下方型1上に供給された複数種類の生地塊4a・4bは、焼成される際、互いに混合しないよう配置および供給量が設定されている。図2(a)の場合、生地塊4a・4bの配置は、正多角形の角である、正四角形の角に対応する配置となっている。また、上記供給量は、生地塊4a・4bが互いに混合しないよう、生地塊4a・4b同士が接する程度の供給量に設定されている。
つまり、生地塊4a・4bのそれぞれは、その外周部において他の生地塊4a・4bと近接するように配置されている。生地塊4a・4bのそれぞれが、上記のように配置されていることによって、生地塊4a・4bに係る荷重の方向を均一にすることができるので、容易に上記可食容器を提供することができる。
次に、同図(a)の中段に示すように、加圧焼成装置10によって加圧焼成された直後の状態において、同図(a)の上段に示すように、生地塊4a・4bの配置は、正四角形の角に対応する配置となっている。このため、生地塊4a・4bが下方型1および上方型2によって加圧されると、生地塊4a・4bには、それぞれ均等に荷重が加わることとなるため、生地塊4a・4bの境界においては、その境界が略直線となっており、異なる種類の生地塊同士が混じりあっていない。その後、さらに、生地塊4a・4bは加圧および焼成されることによって、他の生地塊と接していない生地塊4a・4bの部分は、流動および膨張する。
焼成時間経過後、同図(a)の下段に示すように、円形の可食容器前駆体20を得ることできる。可食容器前駆体20において、生地塊4a・4bの境界は、略直線状になっており、生地塊4a・4bがそれぞれ混じり合うことなく、互いに混合していない状態で接合し、一体化している。可食容器前駆体20を用いて、ワッフルボウルやロールコーンなどの可食容器を製造した場合、生地塊4aが茶色を、生地塊4bがプレーンの色(黄色)を示すし外観が良好な可食容器を提供することができる。さらに、生地塊4a・4bの部分によって、消費者が異なる風味を味わうことができることもできるため、消費者の満足度を非常に高める可食容器を提供することができる。
同図(b)に示す生地塊4a・4bは、同図(a)における生地塊4a・4bとは配置が異なっている。同図(b)の上段において、生地塊4aの供給量は、生地塊4a・4bが互いに混合しないよう、その外周部において生地塊4bと接しない程度に設定されている。生地塊4bについても同様である。このような場合であっても、生地塊4a・4bの配置は、正四角形の角に対応する配置となっていれば、可食容器前駆体20と同様に、生地塊4a・4b同士が混合していない可食容器前駆体21を製造することができる。
さらに、同図(c)は、生地塊4a・4bの配置を示しており、生地塊4bの配置は、正五角形の角に対応する位置となっている。同図(c)の上段に示すように、5箇所に配置された生地塊4bは、正五角形の角に対応する位置に配置されている。また、生地塊4aが、それぞれの生地塊4bの配置が形成する正五角形の中心に配置されている。生地塊4a・4bは、それぞれの外周部において他の生地塊4a・4bと接している。
次に、同図(c)の中段に示すように、加圧焼成装置10によって加圧焼成された直後の生地塊4a状態は略円形を保っている。これは、生地塊4aの周囲に位置する複数の生地塊4bから、均等に荷重が加えられるためである。一方、複数の生地塊4bは加圧されることにより一体化し、複数の生地塊4bの境界がなくなり、生地塊4aの周囲に大きな生地塊4bを形成することとなる。
焼成時間経過後、略円形の生地塊4aの周囲には、タイヤ形状の生地塊4bが接合し、一体化した可食容器前駆体22を製造することができる。このように生地塊4a・4bを配置することにより、さらに、可食容器のバリエーションを増加させることができる。すなわち、可食容器前駆体22をワッフルボウル、ロールコーンなどの可食容器に成形した場合、消費者が可食容器を保持する部分には生地塊4aが位置し、可食容器の保持に関連のない縁の部分には、生地塊4bが位置することとなる。
例えば、生地塊4aを柔軟な生地塊、生地塊4bを硬い生地塊とすることによって、消費者が可食容器を保持する場合に亀裂が入りにくく、縁の部分はパリパリとした食感を得られる可食容器を提供することができる。なお、生地塊の部分によって、色および風味が異なることについては、可食容器前駆体20について説明した通りである。
同図(d)に示す生地塊4a・4bは、同図(c)における生地塊4a・4bとは配置が異なっている。同図(d)の上段において、生地塊4aは、その外周部において生地塊4bと接していない。生地塊4bについても同様である。このような場合であっても、生地塊4bの配置は、五角形の角に対応する配置となっていれば、可食容器前駆体22と同様に、生地塊4a・4b同士が混合していない可食容器前駆体23を製造することができる。
参考例として、生地塊が混合している可食容器前駆体が得られた例を以下に示す。図3は、加圧焼成装置10における、生地塊4aおよび生地塊4bの各状態を示した模式図である。なお、生地供給ノズル3を2箇所に変更し、生地塊4a・4bを1箇所ずつ配置している。
また、図3(a)〜同図(c)はそれぞれ上段、中段、下段において、生地塊4a・4bの配置を示している。このうち、上段は、生地供給ノズル3から下方型1へ供給された時点での生地塊4a・4bを示している。また、中段は、図1(b)の状態となった直後の状態を示しており、すなわち、加圧焼成装置10の加圧焼成時における、生地塊4a・4bの上面および正面方向から見た断面を示している。さらに、下段は、図1(c)の状態を示しており、すなわち、焼成時間経過後、加圧焼成された生地塊4a・4bの状態を示している。
まず、図3(a)の上段に示すように、生地塊4a・4bがそれぞれ1箇所ずつ配置されている。生地供給ノズル3から異なる種類の生地が、生地塊4a・4bの中心となる部分の上方から供給され、生地塊4a・4bは略円形に形成される。ここで、生地塊4a・4bは、正多角形の角に対応する位置に配置されていない。なお、生地塊4a・4bは、その外周部において他の生地塊4a・4bと近接するように配置されている。
次に、同図(a)の中段に示すように、加圧焼成装置10によって加圧焼成された直後の状態においては、生地塊4a・4bは互いに混合していない。しかし、生地塊4a・4bの中心を通る直線方向に対し垂直な方向において、生地塊4a・4bは大きく延伸されている。すなわち、この方向に対しより大きな荷重が加わり、より大きく流動していることが分かる。
その後、荷重が不均一な状態で生地塊4a・4bは、さらに流動および膨張し、同図(a)の下段に示すように、生地塊4aと生地塊4bを形成するそれぞれの生地が混じり合った生地塊4cが大きく形成されることとなる。このような、可食容器前駆体24によって得られる可食容器は、その外見が良好ではないため、消費者の満足度を満たすことはできない。
また、生地塊4a・4bの配置を変更した場合の例を同図(b)に示す。同図(b)の上段に示すように、生地塊4a・4bが、その外周部において他の生地塊4a・4bと近接するように配置されていない点以外は、同図(a)の上段に示す場合と同様である。この場合にも、同図(a)において得られる可食容器前駆体24と同様の可食容器前駆体25が得られる。
さらに、予め生地塊4a・4bが混合するよう生地塊4a・4bが配置された場合の例を同図(c)に示す。同図(c)の上段に示すように、生地塊4a・4bは、それぞれ一部重なるように配置されている。したがって、同図(c)の中段に示すように、加圧された直後の状態において、生地塊4cが生じている。その後、荷重が不均一な状態で生地塊4a〜4cは、さらに流動および膨張し、同図(c)の下段に示すように、生地塊4cの面積が多くを占める可食容器前駆体26が得られることとなる。可食容器前駆体26によって得られる可食容器は、その外見が良好ではないため、消費者の満足度を満たせないことはもちろんである。
図4は、図2に示す可食容器前駆体20の詳細図である。図4に示すように、生地塊4a・4bの境界が明確となっており、外観が非常に良好なことがわかる。
次に、可食容器前駆体を成形する方法について説明する。可食容器前駆体の成形は、公知の方法によって行えばよく特に限定されるものではない。例えば、一次成形を行う方法として、加圧焼成装置10の下方型1および上方型2に、成形用の型が設けられており、可食容器前駆体が加圧および焼成されるとともに、可食容器が成形される方法を用いてもよい。このように、可食容器前駆体の製造と、加圧容器前駆体の成形を同時に行う場合、換言すれば、可食容器を直接的に製造する場合には、製造工程を簡略化することができるという点において有効である。上記方法を用いることによって、例えば、最中に例示されるような可食容器を製造することができる。
また、二次成形を行う方法として、シート状の可食容器前駆体が成形されてから、さらに、二次成形用の成形型を用いて、上記可食容器前駆体に対して二次成形を施すことにより、容器形状に成形する方法を挙げることができる。このように、可食容器前駆体の製造と、可食容器前駆体の成形を別の工程として行う方法は、生地塊の設置数および配置の自由度が広がるという点で優れる。
また、上記二次成形用の成形型が、シート状の上記可食容器前駆体を巻き取る巻取成形型である場合には、ロールコーンに代表される可食容器を製造することができる。また、上記二次成形用の成形型が、シート状の上記可食容器前駆体の上下方向からプレス成形する凹凸対成形型である場合には、ワッフルボウルに代表される可食容器を製造することができる。
上記凹凸対成形型の二次成形型の一例について、図5を用いて説明する。図5は、凹凸対成形型を有する可食容器成形型30を示す断面図である。可食容器成形型30を用いて可食容器を製造する方法としては、特開2005−34153号公報を適宜援用することができる。
可食容器成形型30は、雌型11および雄型12を有している。雄型12を雌型11に挿入する挿入方向に対して垂直な面における上記雄型12の断面形状は、丸みの付いた略星型形状である。また、雄型12の傾斜部分には、突起部13が形成されている。これにより、雄型12によって、可食容器前駆体が雌型11に押し込まれた際に、雌型縁部14付近に集中する可食容器前駆体を両型の隙間の奥にまで押し込むことができる。その結果、最終的に得られる可食容器の肉厚を従来よりも均一にすることが可能である。
図6に、可食容器成形型30を用いて、可食容器前駆体20から製造した可食容器40の詳細図を示す。同図に示すように、本実施の形態に係る可食容器40は、生地塊4a・4bがそれぞれ混合していない状態で接合し、一体化している。このように、可食容器40は、非常に外観に優れていることが分かる。このように、可食容器40において、色の変化をもたせることができ、顧客満足度を向上させることができる。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の可食容器は、アイスクーム、ハードアイスクリームおよびソフトクリームなどの食品を盛り付けるための可食容器として有効に利用することができる。また、本発明の可食容器の製造方法は、可食容器の製造業において有効に利用することができる。
本実施の形態に係る加圧焼成装置を示す斜視図である。 本実施の形態に係る生地塊4aおよび生地塊4bの各状態を示した模式図である。 本実施の形態に係る生地塊4aおよび生地塊4bの各状態を示した模式図である。 本実施の形態に係る可食容器前駆体を示す詳細図である。 本実施の形態に係る可食容器成形型を示す詳細図である。 本実施の形態に係る可食容器を示す詳細図である。
符号の説明
1 下方型
2 上方型
3 生地供給ノズル
4a 生地塊
4b 生地塊
5・20 可食容器前駆体
10 加圧焼成装置
30 可食容器成形型(二次成形用の成形型)
40 可食容器

Claims (5)

  1. 焼成用の成形型内に供給された生地を、少なくとも加圧しながら焼成する過程を経て製造される可食容器であって、
    複数種類の生地が用いられるとともに、焼成前の成形型内では、互いに混合していない生地塊を複数形成するように、生地が供給されており、
    さらに、混合していない生地塊同士であって、かつ、生地の種類の異なる生地塊同士は、焼成後に互いに混合していない状態で接合し、一体化しており、
    上記焼成用の成形型によって、シート状の可食容器前駆体が成形されてから、さらに、二次成形用の成形型を用いて、上記可食容器前駆体に対して二次成形を施すことにより、容器形状に成形されていることを特徴とする可食容器。
  2. 上記成形型は少なくとも上方型および下方型からなっており、当該下方型上に複数の上記生地塊が形成され、
    上記下方型上に供給された複数種類の生地塊は、焼成される際、互いに混合しないよう配置および供給量が設定されたことを特徴とする請求項1に記載の可食容器。
  3. 焼成前の上記生地の粘度は、5ポアズ以上、150ポアズ以下であることを特徴とする請求項1に記載の可食容器。
  4. 異なる種類の上記生地同士は、互いに、焼成後の色彩、焼成前の含水率およびフレーバーからなる群のうち少なくとも1つが異なっている配合であることを特徴とする請求項1に記載の可食容器。
  5. 上記二次成形用の成形型が、シート状の上記可食容器前駆体を巻き取る巻取成形型、または、シート状の上記可食容器前駆体の上下方向からプレス成形する凹凸対成形型であることを特徴とする請求項1に記載の可食容器。
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