JP3128509U - 洋菓子および洋菓子用支持体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 小麦粉を主原料とする練り込み生地を、型に入れて焼いて得た柱状又は截頭錐状のタルト生地2上に、スポンジ生地および/またはムースからなる錐状の菓子生地3を一体的に載せて菓子主体とし、前記菓子生地3の頂部からタルト生地2方向に、洋菓子用支持体4の棒状の本体4aを挿通させた洋菓子1で、把手部4bは把手としての機能と、飾り(オブジェ)としての機能を有する。
【選択図】 図1
Description
また、冷菓は、原料を凍結固化させた氷菓子と、ゼラチンや寒天等のゲル化剤によって固化させた生菓子とに区別され、前者の代表例がアイスクリームやシャーベットで、後者の代表例が、ムースやババロア、ゼリー、プリン等である。
また、クレープ生地等で具材(トッピング物)を包み込んで巻回していることから、底面から具材(トッピング物)が漏れ出すことがなく、食べ易いクレープ菓子を提供することが可能となるというものである。
かかる問題を解決するために、生菓子を凍結固化させ、生菓子が本来持つ弾力性を制限した状態で成型を行い、成型後に適温に戻す手法が存在するが、生菓子を凍結させると、風味が損なわれるなど、品質劣化が生ずる惧れがある。
そのため、生菓子の品質劣化を生じさせることなく、また、成型における作業効率を向上させるために、ムースやババロア、またはゼリーなどの柔らかい生菓子を製菓用セルクルに注入後、その外表面のみを冷凍固化させ、さらに可食性シートで被覆する技術が、特開2002−95418号公報(特許文献3)に開示されている。
かかる状況において、内層と外層とに異なる菓子の素材を用いて多層構造とした特許文献1に記載の技術による菓子は、素材の組合わせによって多種の菓子を製造することが可能となるが、形状に関しては従来の菓子の域を超えるものではなく、より斬新なものを求める市場の要求に応えることができない。
また、凍結した部分を解凍させる際に発生する水分により、可食性シートが濡れてしまい、味や食感を悪くしてしまう。
小麦粉を主原料とする練り込み生地を型に入れ、焼いて得た柱状又は截頭錐状のタルト生地上に、スポンジ生地および/またはムースからなる錐状の菓子生地を一体的に載せて菓子主体を構成し、
前記菓子生地の頂部からタルト生地方向に、洋菓子用支持体を挿通させたこと
を特徴とする洋菓子である。
小麦粉を主原料とする練り込み生地を型に入れ、焼いて得た柱状又は截頭錐状のタルト生地上に、スポンジ生地および/またはムースからなる錐状の菓子生地を一体的に載せて構成した菓子主体と、
前記菓子生地の頂部からタルト生地方向に挿通する、棒状の本体の上部に把手部を有する洋菓子用支持体とからなること
を特徴とする洋菓子である。
請求項1又は2に記載の洋菓子において、
前記菓子生地は、
全体が円錐状に形成されたものであること
を特徴とするものである。
請求項1又は2に記載の考案において、
前記菓子生地は、
半円形のスポンジ生地を、その底面の中心を基点としてロール状に巻いて円錐状に形成したものであること
を特徴とするものである。
請求項1又は2に記載の洋菓子において、
前記菓子生地は、
半円形のスポンジ生地を、その底面の中心を基点としてロール状に巻いて円錐状に形成するに際し、スポンジ生地の内面にチョコレートもしくは生クリームを塗布し、その表面に少なくとも1種以上の果実片を配置させたものであること
を特徴とするものである。
請求項1又は2に記載の洋菓子において、
前記菓子生地は、
ムースからなるもので、その内側に冷製のムースを内包させたものであること
を特徴とするものである。
請求項1〜請求項6に記載の洋菓子において、
前記菓子生地は、
その表面にトッピングが施されていること
を特徴とするものである。
小麦粉を主原料とする練り込み生地を型に入れ、焼いて得た柱状又は截頭錐状のタルト生地上に、スポンジ生地および/またはムースからなる錐状の菓子生地を一体的に載せ、
前記菓子生地の頂部からタルト生地方向に、所要の長さを有する棒状の本体の上部に付設された把手部を有する洋菓子用支持体の棒状の本体を挿通させたこと
を特徴とする洋菓子である。
スポンジ生地および/またはムースからなる、全体が錐状の菓子生地の頂部から鉛直に挿通させることができる所要の長さを有する棒状の本体と、この本体の上部に設けられた把手部で構成されていること
を特徴とする洋菓子用支持体である。
請求項9に記載の洋菓子支持体において、
前棒状の本体は、
上部に把手部が着脱自在に設けられていること
を特徴とするものである。
また、柔らかい菓子生地が土台に係合保持されるので、搬送に際して、洋菓子の形状が崩れる惧れがない。
さらに、食べるに際し、菓子生地が錐状で、かつ柔らかい生地であっても、菓子生地全体が洋菓子用支持体によって土台となるタルト生地上に保持されているので、下方から食べ始めても全体が型崩れし難く、食べ易い洋菓子を提供することが可能となる。
また、把手部を棒状の本体の上部に着脱自在に付設可能とすることによって、種々のデザインの洋菓子用支持体を得ることができ、そのデザインを工夫することによって、洋菓子の飾りとしても使用することも、誕生日などのメッセージを書き込めるプレート状のものとすることによって、さらに用途を広げることが可能となる。
また、本考案において用いたタルト生地、スポンジ生地およびムース等の各種素材は、公知の方法によって作られたもので、市販品を利用することも当然可能である。
なお、前記土台2は、直径約7cm×高さ約1.5cm、菓子生地3は、直径約7cm×高さ約11cm程度の大きさのものとしている。
この洋菓子1Aの内層3aと外層3bの素材は、どのような素材の組み合わせであってもよく、例えば、内層3aをプリン、外層3bをアイスクリームといった冷菓同士でも、焼菓子同士または一方を冷菓、他方を焼菓子とすることも当然可能である。
かかる構成からなる菓子生地3の垂直方向の断面は、三角形が積層した模様で、水平方向の断面は円が積層した形状であるので、食べるときに断面の幾何学的模様を楽しむこともできる。
また、スポンジ生地3cの形状に関しては、扇形状もしくは半円状以外の形状にも、例えば矩形状にカットしたスポンジ生地を用いても、この考案を実施することは可能であるが、巻回工程の際の作業効率性を考慮すると、扇形状または半円形状にすることが望ましい。
生クリーム3dをスポンジ生地3cの表面に均一の厚さで塗ると、巻回した際に生クリーム3dが溢れ易くなってしまうので、緩やかな勾配をつけて生クリーム3dを塗ることが好ましい。
なお、トッピング物は、生クリーム3dや果実片3eに限られること無く、あらゆる食材を用いることが可能で、例えば、生クリーム3dの代わりにカスタードクリームやチョコレートムースなどを用いることや、クッキーなどの、食感が全く異なるものをトッピングすることも当然可能である。
スポンジ生地3cの厚さに関しては、厚くスライスしすぎると、巻回作業が難しくなり、薄すぎるとボリューム感がなくなってしまう。したがって、使用するトッピング物やスポンジ生地3cの固さなどによって適宜変更可能である。
さらに、図示はしないが、菓子生地3の表面には、さらなるトッピングを施すことは当然可能で、チョコレートやクリーム類など、素材の異なるものを塗付することによって、あるいは、塗付の際の塗り方や形状を変更することによって種々の形態や味の異なる洋菓子1を作ることができ、豊富なバリエーションを揃えることができる。
2 土台
3 菓子生地
3a 内層
3b 外層
3c スポンジ生地
3d 生クリーム
3e 果実片
4 洋菓子用支持体
4a 本体
4b 把手部
Claims (10)
- 小麦粉を主原料とする練り込み生地を型に入れ、焼いて得た柱状又は截頭錐状のタルト生地上に、スポンジ生地および/またはムースからなる錐状の菓子生地を一体的に載せて菓子主体を構成し、
前記菓子生地の頂部からタルト生地方向に、洋菓子用支持体を挿通させたこと
を特徴とする洋菓子。 - 小麦粉を主原料とする練り込み生地を型に入れ、焼いて得た柱状又は截頭錐状のタルト生地上に、スポンジ生地および/またはムースからなる錐状の菓子生地を一体的に載せて構成した菓子主体と、
前記菓子生地の頂部からタルト生地方向に挿通する、棒状の本体の上部に把手部を有する洋菓子用支持体とからなること
を特徴とする洋菓子。 - 前記菓子生地は、
全体が円錐状に形成されたものであること
を特徴とする請求項1又は2に記載の洋菓子。 - 前記菓子生地は、
半円形のスポンジ生地を、その底面の中心を基点としてロール状に巻いて円錐状に形成したものであること
を特徴とする請求項1又は2に記載の洋菓子。 - 前記菓子生地は、
半円形のスポンジ生地を、その底面の中心を基点としてロール状に巻いて円錐状に形成するに際し、スポンジ生地の内面にチョコレートもしくは生クリームを塗布し、その表面に少なくとも1種以上の果実片を配置させたものであること
を特徴とする請求項1又は2に記載の洋菓子。 - 前記菓子生地は、
ムースからなるもので、その内側に冷製のムースを内包させたものであること
を特徴とする請求項1又は2に記載の洋菓子。 - 前記菓子生地は、
その表面にトッピングが施されていること
を特徴とする請求項1〜請求項6に記載の洋菓子。 - 小麦粉を主原料とする練り込み生地を型に入れ、焼いて得た柱状又は截頭錐状のタルト生地上に、スポンジ生地および/またはムースからなる錐状の菓子生地を一体的に載せ、
前記菓子生地の頂部からタルト生地方向に、所要の長さを有する棒状の本体の上部に付設された把手部を有する洋菓子用支持体の棒状の本体を挿通させたこと
を特徴とする洋菓子。 - スポンジ生地および/またはムースからなる、全体が錐状の菓子生地の頂部から鉛直に挿通させることができる所要の長さを有する棒状の本体と、この本体の上部に設けられた把手部で構成されていること
を特徴とする洋菓子用支持体。 - 前棒状の本体は、
上部に把手部が着脱自在に設けられていること
を特徴とする請求項9に記載の洋菓子支持体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006007062U JP3128509U (ja) | 2006-08-31 | 2006-08-31 | 洋菓子および洋菓子用支持体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006007062U JP3128509U (ja) | 2006-08-31 | 2006-08-31 | 洋菓子および洋菓子用支持体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3128509U true JP3128509U (ja) | 2007-01-18 |
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ID=43279534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006007062U Expired - Fee Related JP3128509U (ja) | 2006-08-31 | 2006-08-31 | 洋菓子および洋菓子用支持体 |
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JP (1) | JP3128509U (ja) |
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2006
- 2006-08-31 JP JP2006007062U patent/JP3128509U/ja not_active Expired - Fee Related
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