JP3123726U - 洋菓子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 小麦粉を主原料とする練り込み生地を、型に入れて焼いて得た柱状又は截頭錘状のタルト生地2上に、スポンジ生地および/またはムースからなる錘状の菓子生地3を一体的に載せて洋菓子としたもので、必要に応じ菓子生地3の内部および/または表面に生クリーム、チョコレート、複数の菓子片をトッピングする。
【選択図】 図2
Description
かかる技術を用いれば、内層に固化した素材を用いれば、外層は冷菓に関わらず、好みのものを用いることができる。
かかる問題を解決するために、生菓子を凍結固化させ、生菓子が本来持つ弾力性を制限した状態で成型を行い、成型後に適温に戻す手法が存在するが、生菓子を凍結させると、風味が損なわれるなど、品質劣化が生ずる惧れがある。
そこで、生菓子の品質劣化を生じさせることなく、また、成型における作業効率を向上させるために、ムースやババロア、またはゼリーなどの柔らかい生菓子を製菓用セルクルに注入後、その外表面のみを冷凍固化させ、さらに可食性シートで被覆する技術が、特開2002−95418号公報(特許文献3)に開示されている。
かかる状況において、内層と外層とに異なる菓子の素材を用いて多層構造とした特許文献1に記載の技術による菓子は、素材の組合わせによって多種の菓子を製造することが可能となるが、形状に関しては従来の菓子の域を超えるものではなく、より斬新なものを求める市場の要求に応えることができない。
また、凍結した部分を解凍させる際に発生する水分により、可食性シートが濡れてしまい、味や食感を悪くしてしまう。
小麦粉を主原料とする練り込み生地を、型に入れて焼いて得た柱状又は截頭錘状のタルト生地上に、
スポンジ生地および/またはムースからなる菓子生地を一体的に載せたこと
を特徴とする洋菓子である。
請求項1に記載の洋菓子において、
前記菓子生地は、
全体が錘状もしくは截頭錘状に形成されたものであること
を特徴とするものである。
請求項1又は2に記載の洋菓子において、
前記菓子生地は、
その表面にトッピングが施されていること
を特徴とするものである。
請求項1に記載の洋菓子において、
前記菓子生地は、
円板状のスポンジ生地を半截し、その底面の中心を基点としてロール状に捲回して、自立可能な円錐状としたものであること
を特徴とするものである。
請求項1に記載の洋菓子において、
前記菓子生地は、
円板状のスポンジ生地を半截し、その底面の中心を基点としてロール状に捲回して、自立可能な円錐状とするに際し、スポンジ生地の内面にチョコレートもしくは生クリームを塗布し、その表面に少なくとも1種以上の果実片を配置させたものであること
を特徴とするものである。
請求項1に記載の洋菓子において、
前記菓子生地は、
円板状のスポンジ生地を半截し、その底面の中心を基点としてロール状に捲回して、自立可能な円錐状とするに際し、スポンジ生地の内面にチョコレートもしくは生クリームを塗布し、その表面に少なくとも1種以上の果実片を配置させるとともに、その外側にもチョコレートもしくは生クリームを塗布したこと
を特徴とするものである。
請求項1に記載の洋菓子において、
前記菓子生地は、
ムースからなるもので、その内側に冷製のムースを内包させたものであること
を特徴とするものである。
また、この考案において用いたタルト生地、スポンジ生地およびムースなどの各種素材は、公知の方法によって作られるもので、市販品を利用することも当然可能である。
かかる場合、例えば、内層3aにスポンジ生地、外層3bにムースを用いると、洋菓子1は、タルト生地2、内層3aのスポンジ生地、外層3bのムース、の3種類の調和した味や食感を楽しむことができる。
また、菓子生地3の垂直方向の断面は、三角形が積層した模様で、水平方向の断面は円が積層した形状である。したがって、食べるときに断面の幾何学的模様を楽しむこともできる。
ついで、このスポンジ生地の無い表面に、生クリームを塗り、さらにその表面に果実片を載置する。その際、生クリームをスポンジ生地の表面に均一の厚さで塗ると、巻回した際に生クリームが溢れ易くなってしまうので、緩やかな勾配をつけて生クリームを塗ることが好ましい。
なお、トッピング物は、生クリームや果実片に限られること無く、あらゆる食材を用いることが可能で、例えば、生クリームの代わりにカスタードクリームやチョコレートムースなどを用いることや、クッキーなどの、食感が全く異なるものをトッピングすることも当然可能である。
かくして得たスポンジ生地は、底面から生クリームや果実片が食み出していると自立できないので、底面が平坦状となるようにカットして使用することが好ましい。
2 タルト生地
3 菓子生地
3a 内層
3b 外層
Claims (7)
- 小麦粉を主原料とする練り込み生地を、型に入れて焼いて得た柱状又は截頭錘状のタルト生地上に、
スポンジ生地および/またはムースからなる菓子生地を一体的に載せたこと
を特徴とする洋菓子。 - 前記菓子生地は、
全体が錘状もしくは截頭錘状に形成されたものであること
を特徴とする請求項1に記載の洋菓子。 - 前記菓子生地は、
その表面にトッピングが施されていること
を特徴とする請求項1又は2に記載の洋菓子。 - 前記菓子生地は、
円板状のスポンジ生地を半截し、その底面の中心を基点としてロール状に捲回して、自立可能な円錐状としたものであること
を特徴とする請求項1に記載の洋菓子。 - 前記菓子生地は、
円板状のスポンジ生地を半截し、その底面の中心を基点としてロール状に捲回して、自立可能な円錐状とするに際し、スポンジ生地の内面にチョコレートもしくは生クリームを塗布し、その表面に少なくとも1種以上の果実片を配置させたものであること
を特徴とする請求項1に記載の洋菓子。 - 前記菓子生地は、
円板状のスポンジ生地を半截し、その底面の中心を基点としてロール状に捲回して、自立可能な円錐状とするに際し、スポンジ生地の内面にチョコレートもしくは生クリームを塗布し、その表面に少なくとも1種以上の果実片を配置させるとともに、その外側にもチョコレートもしくは生クリームを塗布したこと
を特徴とする請求項1に記載の洋菓子。 - 前記菓子生地は、
ムースからなるもので、その内側に冷製のムースを内包させたものであること
を特徴とする請求項1に記載の洋菓子。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006003565U JP3123726U (ja) | 2006-05-12 | 2006-05-12 | 洋菓子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006003565U JP3123726U (ja) | 2006-05-12 | 2006-05-12 | 洋菓子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3123726U true JP3123726U (ja) | 2006-07-27 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006003565U Expired - Fee Related JP3123726U (ja) | 2006-05-12 | 2006-05-12 | 洋菓子 |
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Country | Link |
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