JP2002204678A - たこ焼きを球形に成形する方法及び装置 - Google Patents

たこ焼きを球形に成形する方法及び装置

Info

Publication number
JP2002204678A
JP2002204678A JP2001003081A JP2001003081A JP2002204678A JP 2002204678 A JP2002204678 A JP 2002204678A JP 2001003081 A JP2001003081 A JP 2001003081A JP 2001003081 A JP2001003081 A JP 2001003081A JP 2002204678 A JP2002204678 A JP 2002204678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
takoyaki
groove
bell
spherical
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001003081A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Kawabe
義隆 川辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HATSUCHIYANDOU KK
Original Assignee
HATSUCHIYANDOU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HATSUCHIYANDOU KK filed Critical HATSUCHIYANDOU KK
Priority to JP2001003081A priority Critical patent/JP2002204678A/ja
Publication of JP2002204678A publication Critical patent/JP2002204678A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 釣り鐘形に焼成する既存のたこ焼き焼成機で
焼き上げたたこ焼きを連続的に効率よく球形に成形す
る。 【解決手段】 上半分が開放された断面球面状の溝4が
形成された、吊り鐘状のたこ焼きを受ける湾曲状の受け
板3と、溝4に対向して設けられた下半分が開放された
断面球面状の溝6を備えたたこ焼きに回転を付与して転
がす回転ドラム5との間に予め焼き上げた吊り鐘形状の
たこ焼きを供給し、回転ドラム5を溝4の方向に沿って
移動させて溝4,6との間でたこ焼きを回転させながら
移送して球形に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小麦粉を水に溶き
生地の中に具材を包み込んで焼成する球形たこ焼きのよ
うな球形のたこ焼きを製造する際に、釣り鐘形に焼き上
げたたこ焼きを球形に成形する方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】たこ焼きの一般的な手作りの方法は、加
熱されている球面状の焼成型に小麦粉を水に溶かしたタ
ネを入れて下生地とし、その上にぶつ切りタコを入れ、
さらに天粕、刻んだキャベツなどの具材を入れた後に再
びタネを適量入れて上生地とし、タコ焼き用千枚通しで
返しながら焼き具合をみて球状に焼き上げていく。
【0003】このようなプロセスを機械的に自動化した
製造ラインによりたこ焼きを大量生産している。
【0004】例えば、特公平4−79637号公報に
は、深い凹部を有する2個の焼き型を用意し、まず一方
の焼き型に下生地を注入し、具を入れ、上生地を掛けて
焼き型を下から加熱し、下生地が焼成され上生地も半ば
焼成された状態になると、他方の焼き型を被せた後、反
転させて他方の焼き型に落下させて加熱して焼き上げる
球状のたこ焼きの焼成方法が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在、
大量生産されているたこ焼きは、釣り鐘形に焼いたもの
が主流であって、球状の菓子を製造する焼成機とは構造
が大幅に違い、球状のものを製造するには、既存の釣り
鐘形の機械は使用できず、新しい機械を入れ替える必要
があった。そのため、球状のたこ焼き機械導入に伴うコ
スト高によりその製品の競争力は弱く、圧倒的な釣り鐘
型のたこ焼きの販売量に負けているのが現状である。
【0006】ところで一方、消費者には、大量生産され
た釣り鐘形のたこ焼きよりも昔ながらの手焼きで得られ
る球形のたこ焼きの見映えのよさ、フワフワと柔らかい
などの口当たりのよさが好まれている。
【0007】しかしながら、前記公知の球状のたこ焼き
の製造装置は、バッチ式であり、また、焼き型に材料を
入れたり、反転させたりする、特に変形しないように粉
の量を多くして硬めに焼き上げたりまたは押さえ込むな
ど手間がかかるため、効率が悪く、また味覚的にも手焼
きに劣るという欠点がある。
【0008】そこで本発明は、釣り鐘形に焼成する既存
の焼成機で焼き上げたたこ焼きを連続的に効率よく球形
に成形する方法及び装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の釣り鐘状のたこ
焼きを球形に成形する方法は、上半分が開放された断面
球面状の溝が形成され、釣り鐘状のたこ焼きを受ける湾
曲状の受け板と、前記溝に対向して設けられた外半分が
開放された断面球面状の溝を全周面に備えた回転ドラム
との間に予め焼き上げた釣り鐘形状のたこ焼きを供給
し、前記回転ドラムを前記湾曲状の受け板の溝に沿って
回転させ、前記受け板の溝と前記ドラムの溝との間でた
こ焼きを回転させながら移送して球形に成形することを
特徴とする。
【0010】また、本発明の釣り鐘状のたこ焼きを球形
に成形する装置は、上半分が開放された断面球面状の溝
が形成され、一端に形成された釣り鐘状のたこ焼きを受
ける供給シュートが形成され、他端に球状に成形された
たこ焼きを排出する排出口が形成され、供給シュートと
排出口の間に湾曲成形部が形成された受け板に対向して
たこ焼きに回転を付与して移送する回転付与ドラムが配
置され、回転付与ドラムに前記受け板の溝に対向して外
方が開放された断面が球面状の溝が形成されていること
を特徴とする。
【0011】前記装置には、たこ焼きを回転させながら
移送させる際にたこ焼きを加熱する装置を配置してもよ
い。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の装置をたこ焼きに
適用した例を示す概略図、図2は図1のA−A断面図で
ある。
【0013】既設の釣り鐘形たこ焼き焼成機(図示せ
ず)で焼成されたたこ焼きTは、既設のたこ焼き機の出
口に連接されたベルトコンベア1上に釣り鐘状のたこ焼
きTが横方向に間隔をおいて整列されて移送される。
【0014】コンベア1の先端部2に近接して、ベルト
コンベア1から落下するたこ焼きTを受ける供給シュー
ト3aが形成された湾曲状の受け板3が配置される。湾
曲状の受け板3は、供給シュート3aから球状に成形さ
れたたこ焼きを排出する排出口3bまで、複数の溝4が
形成されている。
【0015】溝4は上半分が開放された断面が球面状に
形成される。供給シュート3aは、ベルトコンベア1か
ら落下するたこ焼きTが転がりながら移動し、湾曲状の
受け板3の成形部3cの入口に達するように下向きに傾
斜させる。また、湾曲状の受け板3の供給シュート3a
の溝4の内面は、滑らかな面でもよいが、落下するたこ
焼きTが転がるように、ギザギザ、凹凸、粒状などに形
成し、ベルトコンベア1から落ちて来たたこ焼きTが転
がって供給されるようにすることが好ましい。
【0016】湾曲状の受け板3に対向してたこ焼きに回
転を付与して転がす回転ドラム5が配置される。回転ド
ラム5には、湾曲状の受け板3の溝4に対向して設けら
れた外半分が開放された断面球面状の溝6が全周面に形
成される。
【0017】回転ドラム5は、湾曲状の受け板3の供給
シュート3a側がベルトコンベア1から落ちて来たたこ
焼きTを受け入れ、湾曲状の受け板3の成形部3cの入
口に供給されやすいようにするため、ベルトコンベア1
と対向して設けられ、湾曲状の受け板3の成形部3cに
対向する部分は徐々に間隔が狭められ、たこ焼きを排出
する排出口3b近くでは、湾曲状の受け板3の溝4と回
転ドラム5の溝6とにより断面が球状に形成される。
【0018】釣り鐘形たこ焼きを回転させながら移送す
る際に球形たこ焼きに成形し易くするため、たこ焼きが
冷めないように加熱する加熱装置7を受け板の下方に加
熱装置7を配置してもよい。
【0019】次に、本発明のたこ焼きを球形に成形する
過程について説明する。
【0020】既設の釣り鐘形たこ焼き焼成機(図示せ
ず)で焼成された釣り鐘形たこ焼き(たこ焼きでなく類
似の焼き菓子でもよい。)Tは、ベルトコンベア1上に
整列されて移送され、ベルトコンベア1の先端部2から
落下し、たこ焼きTは供給シュート3aの溝4を移動し
て、湾曲状の受け板3の成形部3cの入口に供給され
る。
【0021】たこ焼きTは、回転ドラム5と湾曲状の受
け板3とに挟まれ、回転ドラム5の回転によりたこ焼き
Tは、回転し徐々に球形に成形されながら移動し、対向
する溝4及び6は徐々に間隔が狭められるので、たこ焼
きTを排出する湾曲状の受け板3の排出口3b近くで
は、湾曲状の受け板3の溝4と回転ドラム5の溝6とに
より断面が球状に成形される。
【0022】湾曲状の受け板3の排出口3bから落下し
た球形たこ焼きは、球面を保持するため、受け面を球状
に形成した凍結コンベア(図示せず)により移送されて
急速凍結する。
【0023】
【発明の効果】本発明は、既設の釣り鐘形のたこ焼き機
に接続するだけで、球形のたこ焼きを大量生産すること
ができ、コストの安い球形たこ焼きが連続的に大量生産
できる。また、中に入れる具材、生地などを変えた球形
のたこ焼きに類似した焼き菓子作りにも応用できる。
【0024】また、球形に成形するので、手作りの感じ
がえられて見栄えもよく、味も変化することなくよく仕
上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するための装置を示す概略
図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【符号の説明】
T:たこ焼き 1:ベルトコンベア 2:先端部 3:湾曲状の受け板 3a:供給シュート 3b:排出口 3c:成形部 4:溝 5:回転ドラム 6:溝 7:加熱装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上半分が開放された断面球面状の溝が形
    成され、釣り鐘状のたこ焼きを受ける湾曲状の受け板
    と、前記溝に対向して設けられた外半分が開放された断
    面球面状の溝を全周面に備えた回転ドラムとの間に予め
    焼き上げた釣り鐘形状のたこ焼きを供給し、前記回転ド
    ラムを前記湾曲状の受け板の溝に沿って回転させ、前記
    受け板の溝と前記ドラムの溝との間でたこ焼きを回転さ
    せながら移送して球形に成形することを特徴とする釣り
    鐘状のたこ焼きを球形に成形する方法。
  2. 【請求項2】 たこ焼きを回転させながら移送する際に
    たこ焼きを加熱することを特徴とする請求項1記載の釣
    り鐘状のたこ焼きを球形に成形する方法。
  3. 【請求項3】 上半分が開放された断面球面状の溝が形
    成され、一端に形成された釣り鐘状のたこ焼きを受ける
    供給シュートが形成され、他端に球状に成形されたたこ
    焼きを排出する排出口が形成され、供給シュートと排出
    口の間に湾曲成形部が形成された受け板に対向してたこ
    焼きに回転を付与して移送する回転付与ドラムが配置さ
    れ、回転付与ドラムに前記受け板の溝に対向して外方が
    開放された断面が球面状の溝が形成されていることを特
    徴とする釣り鐘状のたこ焼きを球形に成形する装置。
  4. 【請求項4】 たこ焼きを回転させながら移送する際に
    たこ焼きを加熱する加熱装置を配置したことを特徴とす
    る請求項3記載の釣り鐘状のたこ焼きを球形に成形する
    装置。
JP2001003081A 2001-01-10 2001-01-10 たこ焼きを球形に成形する方法及び装置 Pending JP2002204678A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001003081A JP2002204678A (ja) 2001-01-10 2001-01-10 たこ焼きを球形に成形する方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001003081A JP2002204678A (ja) 2001-01-10 2001-01-10 たこ焼きを球形に成形する方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002204678A true JP2002204678A (ja) 2002-07-23

Family

ID=18871481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001003081A Pending JP2002204678A (ja) 2001-01-10 2001-01-10 たこ焼きを球形に成形する方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002204678A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005261308A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Nippon Flour Mills Co Ltd 球状たこ焼の製造方法及びこれに用いる包装球状たこ焼素材
JP2008000041A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Prima Meat Packers Ltd 食品成形装置
JP4819978B1 (ja) * 2010-10-06 2011-11-24 清 坂井 たこ焼き製造装置
WO2014041466A1 (en) 2012-09-13 2014-03-20 Lotus Bakeries België Nv Grabble snack balls with a cookie taste
CN104146327A (zh) * 2014-08-29 2014-11-19 成都锦汇科技有限公司 一种印制图案的汤圆搓圆装置
CN104188082A (zh) * 2014-08-29 2014-12-10 成都锦汇科技有限公司 印制图案的汤圆生产设备
CN104188081A (zh) * 2014-08-29 2014-12-10 成都锦汇科技有限公司 一种印制图案的汤圆生产设备

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005261308A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Nippon Flour Mills Co Ltd 球状たこ焼の製造方法及びこれに用いる包装球状たこ焼素材
JP2008000041A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Prima Meat Packers Ltd 食品成形装置
JP4819978B1 (ja) * 2010-10-06 2011-11-24 清 坂井 たこ焼き製造装置
WO2014041466A1 (en) 2012-09-13 2014-03-20 Lotus Bakeries België Nv Grabble snack balls with a cookie taste
CN104146327A (zh) * 2014-08-29 2014-11-19 成都锦汇科技有限公司 一种印制图案的汤圆搓圆装置
CN104188082A (zh) * 2014-08-29 2014-12-10 成都锦汇科技有限公司 印制图案的汤圆生产设备
CN104188081A (zh) * 2014-08-29 2014-12-10 成都锦汇科技有限公司 一种印制图案的汤圆生产设备
CN104146327B (zh) * 2014-08-29 2015-11-04 成都锦汇科技有限公司 一种印制图案的汤圆搓圆装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1661464B1 (en) Edible container for foodstuffs and process for producing the same
CN102487601B (zh) 有一定形状的快餐薄脆片的制造方法
KR100553386B1 (ko) 곡물을 이용한 건과자 가공장치 및 제조방법
US5540140A (en) Useful improvements in machines and methods for making arepas
JP2007508829A (ja) 充填された食料製品、関連する半加工された製品、およびそれを生産する方法およびプラント
JP4278041B2 (ja) フィリング入りベーカリー製品およびその製造方法
JP3970931B2 (ja) 無端のストリップを造るための焼成装置
JP2002204678A (ja) たこ焼きを球形に成形する方法及び装置
CN105934156B (zh) 用于制造食品的烘焙模具
JP3422986B2 (ja) たこ焼きを球形に成形する方法及び装置
JP2014008001A (ja) 焼菓子製造方法及びその装置
KR102093730B1 (ko) 또띠아용 반죽볼 성형기의 롤링 유니트
KR0134900Y1 (ko) 뻥튀기과자 제조장치
KR100344062B1 (ko) 봉형상을 갖는 과자의 제조방법 및 장치
JP2022098489A (ja) 王冠状のタルトシェルの自動製造のための方法および装置
JP3947068B2 (ja) 油脂性菓子の製造方法
JP2001211842A (ja) 搬送成形装置
JP3138808B2 (ja) 麺生地ドウの製造装置
JPH0578293B2 (ja)
KR20200060886A (ko) 쌀을 활용한 빵 제조장치
JP2016520332A (ja) 添加物を含むたい焼き
JP2003000149A (ja) ソフト豆菓子の製造方法
JP4704378B2 (ja) 可食容器およびその製造方法
JP3059288U (ja) 吹雪模様まんじゅう
KR101471340B1 (ko) 아이스크림 과자 제조 장치