JP2002222455A - 自動販売機の制御方法 - Google Patents

自動販売機の制御方法

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JP2002222455A JP2001016398A JP2001016398A JP2002222455A JP 2002222455 A JP2002222455 A JP 2002222455A JP 2001016398 A JP2001016398 A JP 2001016398A JP 2001016398 A JP2001016398 A JP 2001016398A JP 2002222455 A JP2002222455 A JP 2002222455A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品を販売ゾーンに過不足なく補充し変質を
防止して販売できるようにするとともに、販売ゾーンの
加熱/冷却モードの切り替え時にも商品の変質を防止で
きる自動販売機の制御方法を提供すること。 【解決手段】 販売ゾーン8を加熱モードから冷却モー
ドに切り替える日時を予約設定し、当該予約設定日時ま
でに販売ゾーン8の商品6が売り切れるように、予測販
売本数Aと販売ゾーン本数Bとに基づいて貯蔵ゾーン7
から販売ゾーン8へ商品6を過不足なく移動し、予約設
定日時に販売ゾーン8の商品が売り切れたことを確認し
てから当該販売ゾーン8を加熱モードから冷却モードに
切り替えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、缶飲料などの商
品を加熱または冷却して販売する自動販売機の制御方法
に関し、さらに詳しくは、商品を販売ゾーンに過不足な
く補充し変質を防止して販売できるようにするととも
に、販売ゾーンの加熱/冷却モードの切り替え時にも商
品の変質を防止できる自動販売機の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、缶飲料商品を加熱して販売す
る自動販売機においては、商品を高温(たとえば、55
〜57℃)で商品収納室に貯蔵しているため、長時間貯
蔵すると飲料が変質(たとえば、乳成分分離等)する可
能性がある。そこで、本願出願人は、特開2000−0
57431号公報においてその解決手段の一例として、
自動販売機の商品加熱制御装置を開示している。
【0003】すなわち、この技術手段は、貯蔵ゾーンか
ら販売ゾーンに商品が移動する都度、その商品の移動日
時を記憶し、現在時刻と当該移動日時とから各商品の販
売ゾーン内の滞留時間を演算・記憶する。そして、この
滞留時間が予め設定した滞留可能時間を超えたか否かを
チェックし、超えたらその商品の販売を中止する。これ
により、変質した可能性のある商品の販売を防止できる
ように構成したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、変質し
た可能性のある商品の販売を中止するだけでは、新たな
販売チャンスを逃し、商品の販売効率が低下してしまう
という課題があった。特に、加熱・冷却時間に起因して
変質し易くなる商品では、商品を販売ゾーンに適切な時
期に過不足なく補充し変質を防止して販売できるように
するとともに、販売ゾーンの加熱/冷却モードの切り替
え時にも商品の変質を防止できるようにしたいとの要請
があった。
【0005】この発明は、上記に鑑みてなされたもので
あって、商品を販売ゾーンに過不足なく補充し変質を防
止して販売できるようにするとともに、販売ゾーンの加
熱/冷却モードの切り替え時にも商品の変質を防止でき
る自動販売機の制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明にかかる自動販売機の制御方法は、少な
くとも、商品を常温で収納する貯蔵ゾーンと商品を加熱
または冷却して収納する販売ゾーンとに区画された複数
の商品収納室と、前記貯蔵ゾーン内の商品を前記販売ゾ
ーンに移動させる商品移動機構と、販売指令に基づいて
前記販売ゾーン内の商品を搬出する商品搬出機構と、時
間情報を管理する時計手段とを備えた自動販売機の制御
方法において、前記各商品収納室毎に一定時間毎の商品
販売数を記憶し、当該商品販売数に基づいて所定時間に
おける商品販売数の平均値を算出し、当該時間情報に対
応した商品販売数の平均値を、将来の当該時間情報に対
応する販売商品数と予測して予測販売商品数として設定
するとともに、前記貯蔵ゾーンから前記販売ゾーンに移
動した商品数と実際に販売した商品数とに基づいて当該
販売ゾーンに残っている商品数を算出しこれを販売ゾー
ン商品数として設定し、前記販売ゾーンを加熱モードま
たは冷却モードに切り替える日時を予約設定し、当該予
約設定日時までに前記販売ゾーンの商品が売り切れるよ
うに、前記予測販売商品数と前記販売ゾーン商品数とに
基づいて前記商品移動機構により前記貯蔵ゾーンから前
記販売ゾーンへ商品を過不足なく移動し、前記予約設定
日時に前記販売ゾーンの商品が売り切れたことを確認し
てから当該販売ゾーンを加熱モードまたは冷却モードに
切り替えるようにしたものである。
【0007】まず、商品の売れ行き判定制御について説
明する。時計手段を用いて1時間毎の各コラム毎におけ
る商品の販売本数を記憶する。つぎに各曜日毎に4週間
分の販売本数を記憶し、当該4週間分のデータが記憶さ
れるまで当該記憶動作を続行する。すなわち、各コラム
毎に、1時間毎の販売本数データ、24時間(1日ある
いは所定の曜日)毎の販売本数データ、1週間毎の販売
本数データ、4週間毎の販売本数データが記憶されるこ
ととなる。
【0008】つぎに上記販売本数データから、同一時
間、同一曜日の販売本数について平均値を算出する。こ
の算出は、必要データが得られるまで繰り返される。そ
して、上記平均値の算出結果が、次週の同一曜日同一時
間の予測販売商品数となる。
【0009】つぎに商品の売れ残り判定制御について説
明する。まず、各コラム毎の販売待機本数、すなわち、
販売ゾーン内の販売待機商品数を記憶する。続いて各コ
ラム毎の実際に販売した販売商品数を記憶する。そし
て、販売待機商品数から販売商品数を減算することによ
り、販売ゾーン商品数を算出する。この販売ゾーン商品
数が、販売ゾーン内に現在残っている商品数となる。
【0010】つぎに、上述のようにして求めた予測販売
商品数と販売ゾーン商品数とを用いて、販売ゾーンの加
熱/冷却設定の切り替え時(以下、加熱から冷却に切り
替える場合について説明する)に、当該販売ゾーン内の
商品がなくなるように貯蔵ゾーンから販売ゾーンへ商品
を移動する制御について説明する。
【0011】まず、販売ゾーンを加熱設定から冷却設定
に切り替える日時をキーボード等により予約設定し、こ
のデータと時計手段のデータとから、現在時刻がたとえ
ば設定日時の1時間前か否かを判断し、この時間になる
まで待機状態とする。
【0012】予約設定日時の1時間前になったら、前述
のようにして求めた販売ゾーン商品数から予測販売商品
数を減算し、その減算結果がゼロ以上か否かを判断す
る。販売ゾーン商品数から予測販売商品数を減算した結
果がゼロ以上であれば、貯蔵ゾーンから販売ゾーンへの
商品の移動を行わないで予約設定日時になったか否かを
判断し、予約設定日時になるまで待機する。
【0013】一方、販売ゾーン商品数から予測販売商品
数を減算した結果がゼロ以上でない場合には、換言すれ
ば、予測販売商品数を上回って商品が販売されている場
合には、その本数分の商品を貯蔵ゾーンから販売ゾーン
へ移動補充して加熱し、販売ゾーン商品数と予測販売商
品数とが一致するまでこれを行う。販売ゾーン商品数と
予測販売商品数とが一致したら、予約設定日時になった
か否かを判断し、予約設定日時になるまで待機する。
【0014】予約設定日時になったら、販売ゾーンの商
品が売り切れるまで待機し、販売ゾーンの商品が売り切
れた時点で販売ゾーンを加熱設定から冷却設定に切り替
えて処理を終了する。なお、この後の動作としては、貯
蔵ゾーンから販売ゾーンへの商品の移動を開始し、一定
時間後もしくは商品販売温度が所定値になったら販売を
開始する。
【0015】このように自動販売機を制御することで、
商品を販売ゾーンに過不足なく補充し変質を防止して販
売できるとともに、販売ゾーンの加熱/冷却モードの切
り替え時にも商品の変質を防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる自動販売
機の制御方法の実施の形態につき図面を参照しつつ詳細
に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限
定されるものではない。
【0017】図1は、この発明の実施の形態にかかる自
動販売機を示す縦断面図である。図1において、自動販
売機本体1内には、断熱壁により囲まれた前面(図1の
左面)が開閉可能な商品収納庫2が構成され、この商品
収納庫2内には、多数の円弧状のセグメント3により上
下に蛇行する商品収納室4が前後4列(4コラム)形成
されている。
【0018】また、図示はしていないが、庫内は一般に
断熱隔壁を介して左右に並ぶ複数の部屋に間仕切りされ
ており、冷却専用室、冷却(コールド)/加熱(ホッ
ト)の商品室として使い分けるようになっている。各商
品収納室4には、前面の商品投入口5から投入された円
筒状の商品(缶飲料商品)6が、横倒し姿勢で積み重ね
られて多数収納されている。
【0019】ここで、各商品収納室4は、上部の貯蔵ゾ
ーン7と下部の販売ゾーン8とに区画され、その間は回
動自在に片持ち支持された断熱性のフラッパ9により仕
切られている。販売ゾーン8の下端部には、公知の電磁
ソレノイド式の商品搬出機構10が設置され、販売ゾー
ン8の一番下の商品6は、その下フラッパ10aにより
落下しないように支えられている。また、貯蔵ゾーン7
の下端部には、商品搬出機構10と同一構成の商品移動
機構11が設置され、貯蔵ゾーン7の一番下の商品6
は、その下フラッパ11aにより落下しないように支え
られている。
【0020】商品搬出機構10あるいは商品移動機構1
1は、図示しない電磁ソレノイドに通電されると、下フ
ラッパ10aあるいは下フラッパ11aが後退して一番
下の商品6を開放落下させ、図示しない上フラッパを突
出して下から2番目の商品6を支える。その後、上記電
磁ソレノイドの通電が絶たれると、図示しない復帰ばね
の作用により、下フラッパ10aあるいは下フラッパ1
1aが再び突出するとともに、上記上フラッパが後退
し、商品6の全体が下降して図示した販売待機状態に復
帰する。
【0021】販売ゾーン8の下方には、搬出された商品
6を前方の商品取出口12に導くシュータ13が配置さ
れ、その内側にはヒータ14、冷却器15および庫内空
気を販売ゾーン8に循環通風するファン16が配置され
ている。また、この下方には、図示しない凝縮ユニット
が設置されている。
【0022】循環する冷却/加熱空気の温度は、ファン
16の前方(吸込側)に配置された庫内温度センサ17
により検知される。一方、商品搬出機構10内には、販
売ゾーン8内の一番下の商品6の温度を直接検知する商
品温度センサ18が配置されている。
【0023】また、商品搬出機構10および商品移動機
構11内には、販売ゾーン8内および貯蔵ゾーン7内の
商品6の有無を検知する売切検知スイッチ19および貯
蔵切検知スイッチ20がそれぞれ組み込まれ、各々のア
クチュエータ19a,20aが商品6で押されるように
なっている。
【0024】自動販売機本体1の前面は外扉21で閉塞
され、その下部には商品取出口12が設けられている。
また、外扉21前面には、後述する図2に示すように、
周知の商品選択スイッチ25、商品価格をデジタル表示
する価格表示器28やコイン投入口などが配設されてい
るとともに、当該商品選択スイッチ25の近傍には、販
売可能状態であることを表示する販売可ランプ26、商
品売り切れ時に点灯する売切ランプ27が配設されてい
る。
【0025】このように構成された自動販売機におい
て、ホット商品を販売する場合には、販売ゾーン8内の
商品6は、ファン16によりヒータ14を通して循環さ
れる高温の空気により加熱され、適温で販売待機する。
一方、コールド商品を販売する場合には、販売ゾーン8
の商品6は、ファン16により冷却器15を通して循環
される冷気により冷却され、適温で販売待機する。
【0026】また、断熱性のフラッパ9で販売ゾーン8
から仕切られた貯蔵ゾーン7では、商品6はほぼ常温で
貯蔵され、販売ゾーン8の商品数が販売により減少する
と、商品移動機構11により貯蔵ゾーン7内の商品6が
販売ゾーン8に移される。これにより、冷却あるいは加
熱状態に置かれる販売ゾーン8の商品数は、販売状況に
応じて必要最小限に留められ、商品6の変質機会が抑え
られる。このような貯蔵ゾーン7から販売ゾーン8に商
品6を移動させるための制御については、後述する。
【0027】図2は、自動販売機の制御装置を示すブロ
ック図である。自動販売機全体を制御するCPU22の
制御プログラムはROM23に格納され、制御データは
RAM24に記憶されている。CPU22には、図示し
ない入出力インターフェースを介して、上述した庫内温
度センサ17、商品温度センサ18、売切検知スイッチ
19、貯蔵切検知スイッチ20、商品選択スイッチ2
5、販売可ランプ26、売切ランプ27、価格表示器2
8のほか、商品販売数をカウントするカウンタ29、現
在時刻をカウントする時計機構30、制御データの設定
入力用あるいはデータ確認用のキーボード31が接続さ
れている。また、CPU22には、駆動回路32を介し
て上述した商品搬出機構10、商品移動機構11、ヒー
タ14、冷却器15、ファン16が接続されている。
【0028】つぎに自動販売機の制御動作について図3
〜図5に基づいて説明する。ここで、図3〜図5は、こ
の発明の実施の形態にかかる自動販売機の制御を示すフ
ローチャートであり、図3は商品の売れ行き判定制御を
示すフローチャート、図4は、商品の売れ残り判定制御
を示すフローチャート、図5は、販売ゾーンの加熱/冷
却設定の切り替え時に当該販売ゾーン内の商品がなくな
るように貯蔵ゾーンから販売ゾーンへ商品を移動する制
御を示すフローチャートである。
【0029】まず、商品6の売れ行き判定制御について
図3に基づいて説明する。時計機構30およびカウンタ
29を用いて、1時間毎の各コラム毎における商品6の
販売本数を記憶し、(ステップS1肯定)、つぎの記憶
時間となるまで記憶動作を待機する(ステップS1否
定)。
【0030】つぎに各曜日毎に4週間分の販売本数を記
憶し(ステップS2肯定)、当該4週間分のデータが記
憶されるまで当該記憶動作を続行する(ステップS2否
定)。すなわち、上記ステップS1,S2では、各コラ
ム毎に、1時間毎の販売本数データ、24時間(1日あ
るいは所定の曜日)毎の販売本数データ、1週間毎の販
売本数データ、4週間毎の販売本数データが記憶される
こととなる。
【0031】つぎに上記販売本数データから、同一時
間、同一曜日の販売本数について平均値を算出する(ス
テップS3肯定)。この算出は、必要データが得られる
まで繰り返される(ステップS3否定)。そして、上記
平均値の算出結果が、次週の同一曜日同一時間の予測販
売数Aとなる(ステップS4)。
【0032】つぎに商品6の売れ残り判定制御について
図4に基づいて説明する。まず、各コラム毎の販売待機
本数、すなわち、販売ゾーン8内の販売待機本数(a)
を記憶する(ステップS5)。
【0033】続いて各コラム毎の実際に販売した販売本
数(b)を記憶する(ステップS6)。そして、販売待
機本数(a)から販売本数(b)を減算することによ
り、販売ゾーン本数Bを算出する(ステップS7)。こ
の販売ゾーン本数Bが、販売ゾーン8内に現在残ってい
る商品6の本数となる(ステップS8)。
【0034】つぎに、上述のようにして求めた予測販売
数Aと販売ゾーン本数Bとを用いて、販売ゾーン8の加
熱/冷却設定の切り替え時に、当該販売ゾーン8内の商
品6がなくなるように貯蔵ゾーン7から販売ゾーン8へ
商品6を移動する制御について図5に基づいて説明す
る。
【0035】まず、販売ゾーン8を加熱設定から冷却設
定に切り替える日時をキーボード31により予約設定し
(ステップS11)、このデータと時計機構30のデー
タとから、現在時刻がたとえば設定日時の1時間前か否
かを判断し(ステップS12)、この時間になるまで待
機状態とする(ステップS12否定)。
【0036】予約設定日時の1時間前になったら(ステ
ップS12肯定)、前述のようにして求めた販売ゾーン
本数Bから予測販売数Aを減算し、その減算結果がゼロ
以上か否かを判断する(ステップS13)。販売ゾーン
本数Bから予測販売数Aを減算した結果がゼロ以上であ
れば(ステップS13肯定)、貯蔵ゾーン7から販売ゾ
ーン8への商品6の移動を行わないで(ステップS1
4)、予約設定日時になったか否かを判断し(ステップ
S17)、予約設定日時になるまで待機する(ステップ
S17否定)。
【0037】一方、販売ゾーン本数Bから予測販売数A
を減算した結果がゼロ以上でない場合には(ステップS
13否定)、換言すれば、予測販売数Aを上回って商品
6が販売されている場合には、その本数分の商品6を貯
蔵ゾーン7から販売ゾーン8へ移動補充して加熱し(ス
テップS15)、販売ゾーン本数Bと予測販売数Aとが
一致するまでこれを行う(ステップS16否定)。販売
ゾーン本数Bと予測販売数Aとが一致したら(ステップ
S16肯定)、予約設定日時になったか否かを判断し
(ステップS17)、予約設定日時になるまで待機する
(ステップS17否定)。
【0038】予約設定日時になったら(ステップS17
肯定)、販売ゾーン8の商品6が売り切れるまで待機し
(ステップS18否定)、販売ゾーン8の商品6が売り
切れた時点で販売ゾーン8を加熱設定から冷却設定に切
り替えて処理を終了する(ステップS18肯定、ステッ
プS19)。なお、この後の動作としては、貯蔵ゾーン
7から販売ゾーン8への商品6の移動を開始し、一定時
間後もしくは商品販売温度が所定値になったら販売を開
始する。
【0039】以上のように、この実施の形態にかかる自
動販売機の制御方法によれば、販売ゾーン8の加熱/冷
却切り替え日時を予約設定するとともに、商品6の売れ
行き予測に基づいて当該切り替え時に販売ゾーン8に商
品6がなくなるように商品6の移動補充の制御をしたの
で、一旦加熱された商品を再び冷却して販売するといっ
た乳成分分離等の原因となる販売を容易に防止できる。
【0040】なお、上記実施の形態においては、図5に
示したフローチャートのステップS12において、設定
日時の1時間前を基準に判断するものとして説明した
が、この時間に限定されず、ロケーション先の売れ行き
状況等に鑑みて適宜加減してもよい。また、本発明を缶
飲料商品の自動販売機に適用するものとして説明した
が、これに限定されず、ペットボトル飲料商品や紙パッ
ク飲料商品等の自動販売機に適用してもよく、上記と同
様の効果を得られる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
自動販売機の制御方法によれば、少なくとも、商品を常
温で収納する貯蔵ゾーンと商品を加熱または冷却して収
納する販売ゾーンとに区画された複数の商品収納室と、
前記貯蔵ゾーン内の商品を前記販売ゾーンに移動させる
商品移動機構と、販売指令に基づいて前記販売ゾーン内
の商品を搬出する商品搬出機構と、時間情報を管理する
時計手段とを備えた自動販売機の制御方法において、前
記各商品収納室毎に一定時間毎の商品販売数を記憶し、
当該商品販売数に基づいて所定時間における商品販売数
の平均値を算出し、当該時間情報に対応した商品販売数
の平均値を、将来の当該時間情報に対応する販売商品数
と予測して予測販売商品数として設定するとともに、前
記貯蔵ゾーンから前記販売ゾーンに移動した商品数と実
際に販売した商品数とに基づいて当該販売ゾーンに残っ
ている商品数を算出しこれを販売ゾーン商品数として設
定し、前記販売ゾーンを加熱モードまたは冷却モードに
切り替える日時を予約設定し、当該予約設定日時までに
前記販売ゾーンの商品が売り切れるように、前記予測販
売商品数と前記販売ゾーン商品数とに基づいて前記商品
移動機構により前記貯蔵ゾーンから前記販売ゾーンへ商
品を過不足なく移動し、前記予約設定日時に前記販売ゾ
ーンの商品が売り切れたことを確認してから当該販売ゾ
ーンを加熱モードまたは冷却モードに切り替えるように
したので、商品を販売ゾーンに過不足なく補充し変質を
防止して販売できるとともに、販売ゾーンの加熱/冷却
モードの切り替え時にも商品の変質を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる自動販売機を示
す縦断面図である。
【図2】自動販売機の制御装置を示すブロック図であ
る。
【図3】商品の売れ行き判定制御を示すフローチャート
である。
【図4】商品の売れ残り判定制御を示すフローチャート
である。
【図5】販売ゾーンの加熱/冷却設定の切り替え時に当
該販売ゾーン内の商品がなくなるように貯蔵ゾーンから
販売ゾーンへ商品を移動する制御を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
4 商品収納室 6 商品 7 貯蔵ゾーン 8 販売ゾーン 10 商品搬出機構 11 商品移動機構 14 ヒータ 15 冷却器 16 ファン 17 庫内温度センサ 18 商品温度センサ 19 売切検知スイッチ 20 貯蔵切検知スイッチ 25 商品選択スイッチ 26 販売可ランプ 27 売切ランプ 28 価格表示器 29 カウンタ 30 時計機構 31 キーボード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、商品を常温で収納する貯蔵
    ゾーンと商品を加熱または冷却して収納する販売ゾーン
    とに区画された複数の商品収納室と、 前記貯蔵ゾーン内の商品を前記販売ゾーンに移動させる
    商品移動機構と、 販売指令に基づいて前記販売ゾーン内の商品を搬出する
    商品搬出機構と、 時間情報を管理する時計手段と、 を備えた自動販売機の制御方法において、 前記各商品収納室毎に一定時間毎の商品販売数を記憶
    し、当該商品販売数に基づいて所定時間における商品販
    売数の平均値を算出し、当該時間情報に対応した商品販
    売数の平均値を、将来の当該時間情報に対応する販売商
    品数と予測して予測販売商品数として設定するととも
    に、 前記貯蔵ゾーンから前記販売ゾーンに移動した商品数と
    実際に販売した商品数とに基づいて当該販売ゾーンに残
    っている商品数を算出しこれを販売ゾーン商品数として
    設定し、 前記販売ゾーンを加熱モードまたは冷却モードに切り替
    える日時を予約設定し、 当該予約設定日時までに前記販売ゾーンの商品が売り切
    れるように、前記予測販売商品数と前記販売ゾーン商品
    数とに基づいて前記商品移動機構により前記貯蔵ゾーン
    から前記販売ゾーンへ商品を過不足なく移動し、 前記予約設定日時に前記販売ゾーンの商品が売り切れた
    ことを確認してから当該販売ゾーンを加熱モードまたは
    冷却モードに切り替えるようにしたことを特徴とする自
    動販売機の制御方法。
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