JP2002221958A - 省電力グラフィック制御回路 - Google Patents

省電力グラフィック制御回路

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JP2002221958A
JP2002221958A JP2001018931A JP2001018931A JP2002221958A JP 2002221958 A JP2002221958 A JP 2002221958A JP 2001018931 A JP2001018931 A JP 2001018931A JP 2001018931 A JP2001018931 A JP 2001018931A JP 2002221958 A JP2002221958 A JP 2002221958A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グラフィックス制御回路の各機能ブロックご
とにきめ細かく電力、クロック制御を行う。 【解決手段】 調停回路47は、ホスト・DMA制御回
路41、描画エンジン42、ビデオエンジン43、ディ
スプレイ制御回路44、または、メモリリフレッシュ制
御回路45からのVRAMアクセス要求を調停し、監視
回路48は、調停回路47からのホスト・DMA制御回
路41〜メモリリフレッシュ制御回路45に対応するV
RAMアクセス要求の頻度や間隔の状況を監視し、電力
制御回路49は、監視回路48からの監視情報に基づい
て、ホスト・DMA制御回路41〜メモリリフレッシュ
制御回路45ごとに最適な電力を制御し、クロック生成
回路50にクロック制御のための情報を出力する。クロ
ック生成回路50は、電力制御回路49からの情報にし
たがい、クロックの制御を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、省電力グラフィッ
ク制御回路に関し、特に、各機能ブロックごとに電力、
クロック周波数の制御を行う省電力グラフィック制御回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の技術としては、たとえ
ば、「特開2000−66654号公報」、「特開20
00−259140号公報」記載のものがある。
【0003】「特開2000−66654号公報」記載
の技術は、「クロック発生器よりフレームバッファと共
通に与えられるクロック信号に基づくフレームバッファ
の書き込み・読み出しアクセスによりグラフィックス情
報の描画、コピー、および、表示を行うビデオコントロ
ーラにおいて、前記フレームバッファに対するアクセス
によるバス使用率に基づき前記クロック発生器のクロッ
ク周波数を制御するクロック制御手段と、前記クロック
発生器から供給されるクロック信号のタイミングを補正
するタイミング補正手段と、前記クロック制御手段によ
り制御される前記クロック発生器のクロック信号周波数
に基づいて、前記タイミング補正手段によりタイミング
が補正されたクロック信号及び前記クロック発生器から
供給されるそのままのクロック信号のいずれか一方を選
択して内部クロックとし、ビデオコントローラ内部の動
作及び前記フレームバッファに対するアクセスに使用さ
せるとともに、前記タイミング補正手段の不使用時には
タイミング補正手段の動作を停止させる選択制御手段と
を備えるもの」である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術の
第1の問題点は、機能ブロックごとのきめ細かい省電力
ができないことである。
【0005】その理由は、フレームバッファ(あるいは
ビデオランダムアクセスメモリ)にアクセスを実施する
各機能ブロックごとのアクセス頻度を考慮していないか
らである。
【0006】第2の問題点は、省電力の効果が少ないこ
とである。
【0007】その理由は、上記「特開2000−666
54号公報」、「特開2000−259140号公報」
記載の発明は、それぞれ、クロック周波数、電力のみし
か制御しないからである。
【0008】本発明の目的は、グラフィック制御回路内
で、ビデオランダムアクセスメモリにアクセスする機能
ブロックに対し動作状況応じた省消費電力制御を行うこ
とにより、システム全体のパフォーマンスを落とさずに
省消費電力化することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の省電力グ
ラフィック制御回路は、複数の機能ブロックと、ビデオ
ランダムアクセスメモリに対するアクセス頻度に基づい
て各前記機能ブロックごとに電力を出力する電力制御回
路と、前記ビデオランダムアクセスメモリに対するアク
セス頻度に基づいて各前記機能ブロックごとにクロック
信号を生成するクロック生成回路とを有することを特徴
とする。
【0010】本発明の第2の省電力グラフィック制御回
路は、複数の機能ブロックと、各前記機能ブロックから
のビデオランダムアクセスメモリに対するアクセス要求
を受け付け調停を行いアクセスを許可する各前記機能ブ
ロックに対応するカウントアップ信号を出力する調停回
路と、前記調停回路からのカウントアップ信号により対
応する前記機能ブロックの前記アクセス要求の回数を一
定時間カウントしカウント値を出力し、かつ累積値を出
力する監視回路と、前記監視回路からのカウント値、累
積値に基づいて各前記機能ブロックごとに電力、クロッ
ク制御信号を出力する電力制御回路と、前記電力制御回
路からのクロック制御信号に基づいて各前記機能ブロッ
クごとにクロック信号を生成するクロック生成回路とを
有することを特徴とする。
【0011】本発明の第3の省電力グラフィック制御回
路は、複数の機能ブロックと、各前記機能ブロックから
のビデオランダムアクセスメモリに対するアクセス要求
を受け付け調停を行いアクセスを許可する各前記機能ブ
ロックに対応するカウントアップ信号を出力する調停回
路と、一定時間ごとにパルス信号を出力するタイムカウ
ンタと、前記調停回路からのカウントアップ信号により
対応する前記機能ブロックの前記アクセス要求の回数を
カウントし前記パルス信号でリセットされるカウンタ、
および、前記パルス信号で前記カウンタの出力の累積値
を更新・保持する累積回路を備える監視回路と、前記監
視回路の前記カウンタからのカウント値、前記累積回路
からの累積値に基づいて各前記機能ブロックごとに電
力、クロック制御信号を出力する電力制御回路と、前記
電力制御回路からのクロック制御信号に基づいて各前記
機能ブロックごとにクロック信号を生成するクロック生
成回路とを有することを特徴とする。
【0012】本発明の第4の省電力グラフィック制御回
路は、複数の機能ブロックと、各前記機能ブロックから
のビデオランダムアクセスメモリに対するアクセス要求
を受け付け調停を行いアクセスを許可する各前記機能ブ
ロックに対応するカウントアップ信号を出力する調停回
路と、一定時間ごとにパルス信号を出力するタイムカウ
ンタと、前記調停回路からのカウントアップ信号により
対応する前記機能ブロックの前記アクセス要求の回数を
カウントし前記パルス信号でリセットされるカウンタ、
および、前記パルス信号で前記カウンタの出力の累積値
を更新・保持する累積回路を備える監視回路と、前記監
視回路の前記カウンタの出力を前記パルス信号により入
力し保持するカウント記録回路、および、前記監視回路
の前記カウンタの出力、前記カウント記録回路の出力、
および、前記監視回路の前記累積回路の出力に基づいて
各前記機能ブロックごとに電力、クロック制御信号を出
力する比較回路を備える電力制御回路と、前記電力制御
回路からのクロック制御信号に基づいて各前記機能ブロ
ックごとにクロック信号を生成するクロック生成回路と
を有することを特徴とする。
【0013】本発明の第5の省電力グラフィック制御回
路は、複数の機能ブロックと、各前記機能ブロックから
のビデオランダムアクセスメモリに対するアクセス要求
を受け付け調停を行いアクセスを許可する各前記機能ブ
ロックに対応するカウントアップ信号を出力する調停回
路と、一定時間ごとにパルス信号を出力するタイムカウ
ンタと、前記調停回路からのカウントアップ信号により
対応する前記機能ブロックの前記アクセス要求の回数を
カウントし前記パルス信号でリセットされるカウンタ、
および、前記パルス信号で前記カウンタの出力の累積値
を更新・保持する累積回路を備える監視回路と、前記監
視回路の前記カウンタの出力を前記パルス信号により入
力し保持するカウント記録回路、および、(1)前記累
積回路の出力=0,前記カウント記録回路の出力=0の
場合:電力=高電力であれば低電力に、低電力であれば
電力オフにし、クロック制御信号=クロック停止にし、
(2)前記累積回路の出力≧1,前記カウント記録回路
の出力≧1,前記カウンタの出力=0の場合:電力=高
電力であれば低電力に、低電力、あるいは、電力オフで
あればそのままにし、クロック制御信号=高周波数であ
れば低周波数に、クロック停止、あるいは、低周波数で
あればそのままにし、(3)前記累積回路の出力≧1,
前記カウント記録回路の出力=0,前記カウンタの出力
=0の場合:電力=電力オフにし、クロック制御信号=
高周波数であれば低周波数に、低周波数、あるいは、停
止であれば停止にし、(4)前記累積回路の出力≧1,
前記カウント記録回路の出力=0,前記カウンタの出力
≧1の場合:電力=電力オフであれば、低電力に、低電
力、あるいは、高電力であれば高電力にし、クロック制
御信号=停止であれば低周波数に、低周波数、あるい
は、高周波数であれば高周波数にし、(5)前記累積回
路の出力≧1,前記カウント記録回路の出力≧1,前記
カウンタの出力≧前記カウント記録回路の出力,前記カ
ウンタの出力≠0の場合:電力=そのままにし、クロッ
ク制御信号=停止であれば低周波数に、低周波数、ある
いは、高周波数であれば高周波数にし、(6)前記累積
回路の出力≧1,前記カウント記録回路の出力≧1,前
記カウンタの出力<前記カウント記録回路の出力,前記
カウンタの出力≠0の場合:電力=そのままにし、クロ
ック制御信号=高周波数であれば低周波数に、低周波
数、あるいは、クロック停止であればそのままにする論
理で、各前記機能ブロックごとに電力、クロック制御信
号を出力する比較回路を備える電力制御回路と、前記電
力制御回路からのクロック制御信号に基づいて各前記機
能ブロックごとにクロック信号を生成するクロック生成
回路とを有することを特徴とする。
【0014】本発明の第6の省電力グラフィック制御回
路は、複数の機能ブロックと、各前記機能ブロックから
のビデオランダムアクセスメモリに対するアクセス要求
を受け付け調停を行いアクセスを許可する各前記機能ブ
ロックに対応するカウントアップ信号を出力する調停回
路と、前記機能ブロックごとの一定値を保持するレジス
タと、前記一定値に達するとパルス信号を出力する各前
記機能ブロック対応のタイムカウンタと、前記調停回路
からのカウントアップ信号により対応する前記機能ブロ
ックの前記アクセス要求の回数をカウントし前記パルス
信号でリセットされるカウンタ、および、前記機能ブロ
ックに対応する前記パルス信号で前記カウンタの出力の
累積値を更新・保持する累積回路を備える監視回路と、
前記監視回路の前記カウンタからのカウント値、前記累
積回路からの累積値に基づいて各前記機能ブロックごと
に電力、クロック制御信号を出力する電力制御回路と、
前記電力制御回路からのクロック制御信号に基づいて各
前記機能ブロックごとにクロック信号を生成するクロッ
ク生成回路とを有することを特徴とする。
【0015】本発明の第7の省電力グラフィック制御回
路は、複数の機能ブロックと、各前記機能ブロックから
のビデオランダムアクセスメモリに対するアクセス要求
を受け付け調停を行いアクセスを許可する各前記機能ブ
ロックに対応するカウントアップ信号を出力する調停回
路と、前記機能ブロックごとの一定値を保持するレジス
タと、前記一定値に達するとパルス信号を出力する各前
記機能ブロック対応のタイムカウンタと、前記調停回路
からのカウントアップ信号により対応する前記機能ブロ
ックの前記アクセス要求の回数をカウントし前記パルス
信号でリセットされるカウンタ、および、前記機能ブロ
ックに対応する前記パルス信号で前記カウンタの出力の
累積値を更新・保持する累積回路を備える監視回路と、
前記監視回路の前記カウンタの出力を前記パルス信号に
より入力し保持するカウント記録回路、および、前記監
視回路の前記カウンタの出力、前記カウント記録回路の
出力、および、前記監視回路の前記累積回路の出力に基
づいて各前記機能ブロックごとに電力、クロック制御信
号を出力する比較回路を備える電力制御回路と、前記電
力制御回路からのクロック制御信号に基づいて各前記機
能ブロックごとにクロック信号を生成するクロック生成
回路とを有することを特徴とする。
【0016】本発明の第8の省電力グラフィック制御回
路は、複数の機能ブロックと、各前記機能ブロックから
のビデオランダムアクセスメモリに対するアクセス要求
を受け付け調停を行いアクセスを許可する各前記機能ブ
ロックに対応するカウントアップ信号を出力する調停回
路と、前記機能ブロックごとの一定値を保持するレジス
タと、前記一定値に達するとパルス信号を出力する各前
記機能ブロック対応のタイムカウンタと、前記調停回路
からのカウントアップ信号により対応する前記機能ブロ
ックの前記アクセス要求の回数をカウントし前記パルス
信号でリセットされるカウンタ、および、前記機能ブロ
ックに対応する前記パルス信号で前記カウンタの出力の
累積値を更新・保持する累積回路を備える監視回路と、
前記監視回路の前記カウンタの出力を前記パルス信号に
より入力し保持するカウント記録回路、および、前記監
視回路の前記カウンタの出力、前記カウント記録回路の
出力、および、(1)前記累積回路の出力=0,前記カ
ウント記録回路の出力=0の場合:電力=高電力であれ
ば低電力に、低電力であれば電力オフにし、クロック制
御信号=クロック停止にし、(2)前記累積回路の出力
≧1,前記カウント記録回路の出力≧1,前記カウンタ
の出力=0の場合:電力=高電力であれば低電力に、低
電力、あるいは、電力オフであればそのままにし、クロ
ック制御信号=高周波数であれば低周波数に、クロック
停止、あるいは、低周波数であればそのままにし、
(3)前記累積回路の出力≧1,前記カウント記録回路
の出力=0,前記カウンタの出力=0の場合:電力=電
力オフにし、クロック制御信号=高周波数であれば低周
波数に、低周波数、あるいは、停止であれば停止にし、
(4)前記累積回路の出力≧1,前記カウント記録回路
の出力=0,前記カウンタの出力≧1の場合:電力=電
力オフであれば、低電力に、低電力、あるいは、高電力
であれば高電力にし、クロック制御信号=停止であれば
低周波数に、低周波数、あるいは、高周波数であれば高
周波数にし、(5)前記累積回路の出力≧1,前記カウ
ント記録回路の出力≧1,前記カウンタの出力≧前記カ
ウント記録回路の出力,前記カウンタの出力≠0の場
合:電力=そのままにし、クロック制御信号=停止であ
れば低周波数に、低周波数、あるいは、高周波数であれ
ば高周波数にし、(6)前記累積回路の出力≧1,前記
カウント記録回路の出力≧1,前記カウンタの出力<前
記カウント記録回路の出力,前記カウンタの出力≠0の
場合:電力=そのままにし、クロック制御信号=高周波
数であれば低周波数に、低周波数、あるいは、クロック
停止であればそのままにする論理で、各前記機能ブロッ
クごとに電力、クロック制御信号を出力する比較回路を
備える電力制御回路と、前記電力制御回路からのクロッ
ク制御信号に基づいて各前記機能ブロックごとにクロッ
ク信号を生成するクロック生成回路とを有することを特
徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明の第1の実施の形態を示すブロック図である。図1を
参照すると、本発明の第1の実施の形態は、中央演算制
御を行うマイクロプロセッサユニットであるMPU10
と、入出力インターフェースを制御するブリッジ20
と、プログラム、および、ワーク(テクスチャやビデオ
データ)用として使用されるメインメモリ30と、ディ
スプレイ60への表示制御を行うグラフィック制御回路
40と、描画データ、ビデオデータを格納するビデオラ
ンダムアクセスメモリであるVRAM70とから構成さ
れる。
【0018】また、グラフィック制御回路40は、ホス
ト(MPU10や、DMAマスター(図示せず)など)
からのアクセスや、グラフィック制御回路40自らがD
MA(ダイレクトメモリアクセス)回路として動作する
場合に制御を行うホスト・DMA制御回路41と、2次
元や3次元などの表現効果を目的とする描画エンジン4
2と、外部からのビデオや音楽のストリームデータやホ
ストから入力されるデータに対してフォーマット変換や
符号、復号化等を行うビデオエンジン43と、ディスプ
レイ60に対して表示制御および表示信号を生成するデ
ィスプレイ制御回路44と、VRAM70のリフレッシ
ュタイミングを生成するメモリリフレッシュ制御回路4
5と、ホスト・DMA制御回路41、描画エンジン4
2、ビデオエンジン43、ディスプレイ制御回路44、
メモリリフレッシュ制御回路45、およびVRAM制御
回路46を接続するVRAM70アクセス用の内部バス
401と、ホスト・DMA制御回路41、描画エンジン
42、ビデオエンジン43、ディスプレイ制御回路4
4、メモリリフレッシュ制御回路45からの描画、表
示、リフレッシュ等のアクセスリクエストを受け付けV
RAM70を制御するVRAM制御回路46と、VRA
M制御回路46へのアクセスリクエストに対する調停を
行う調停回路47と、この調停回路47でのリクエスト
状況を監視し、ホスト・DMA制御回路41〜メモリリ
フレッシュ制御回路45の動作、非動作状態を通知する
監視回路48と、ホスト・DMA制御回路41〜メモリ
リフレッシュ制御回路45の状態を把握し電力制御を行
う電力制御回路49と、ホスト・DMA制御回路41〜
電力制御回路49、VRAM70へのクロックを個別生
成し分配するPLL回路を含むクロック生成回路50と
から構成される。
【0019】ここで、ホスト・DMA制御回路41〜メ
モリリフレッシュ制御回路45を機能ブロックと呼ぶ。
【0020】図2は、図1の監視回路48、電力制御回
路49の詳細ブロック図である。図2を参照すると、監
視回路48は、カウンタ4801、加算器4802、お
よび、レジスタ等の記憶回路4803を含むそれぞれホ
スト・DMA制御回路41、描画エンジン42、ビデオ
エンジン43、ディスプレイ制御回路44、メモリリフ
レッシュ制御回路45に対応する複数の監視モジュール
480と、一定時間おきにパルスを発生するタイムカウ
ンタ4804とから構成される。
【0021】また、電力制御回路49は、レジスタ等の
記憶回路4901、および、比較回路4902を含むそ
れぞれホスト・DMA制御回路41、描画エンジン4
2、ビデオエンジン43、ディスプレイ制御回路44、
メモリリフレッシュ制御回路45に対応する複数の電力
制御モジュール490から構成される。
【0022】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて図面を参照して説明する。
【0023】まず、MPU10からのVRAM70への
データ転送、描画に関して動作の説明をする。
【0024】MPU10がVRAM70のマップされた
アドレス空間のメモリアドレスに対しメモリデータ転送
命令を実行すると、ブリッジ20は、アクセスされるメ
モリアドレスをVRAM70へのアクセスと判断し、グ
ラフィック制御回路40へのパスでデータ転送を開始す
る。次に、グラフィック制御回路40内ではホスト・D
MA制御回路41がブリッジ20からのメモリデータ転
送アクセスを受け付け、調停回路47に対しVRAMア
クセス要求を出力する。
【0025】ホスト・DMA制御回路41からのVRA
Mアクセス要求を受け取ると、調停回路47は、描画エ
ンジン42〜メモリリフレッシュ制御回路45からのV
RAMアクセス要求との調停を行い、もし、ホスト・D
MA制御回路41の優先度が1番高いと判断すれば、V
RAMアクセス許可信号をホスト・DMA制御回路41
に伝達し、このVRAMアクセス許可信号を受けたホス
ト・DMA制御回路41が、内部バス401を介しVR
AM制御回路46へアクセスを実行する。次に、VRA
M制御回路46はホスト・DMA制御回路41からのV
RAMアクセス要求にしたがってVRAM70へのデー
タ転送を実行する。
【0026】次に、描画エンジン42〜メモリリフレッ
シュ制御回路45からのVRAM70に対するデータ転
送、描画に関して動作を説明する。
【0027】この場合、MPU10からのVRAM70
へのデータ転送、描画動作手続きと異なり、あらかじ
め、MPU10により描画エンジン42〜メモリリフレ
ッシュ制御回路45の機能動作のための種別毎に設定が
行われ、その後は、MPU10が介在せずに描画エンジ
ン42〜メモリリフレッシュ制御回路45が独立して動
作を行う。
【0028】次に、描画エンジン42に関して説明す
る。描画エンジン42は、上記設定後、MPU10から
の動作開始命令、あるいは、あらかじめ設定されたタイ
ミングにおいて、特定の機能を実行し、VRAM70へ
のアクセスをする際、調停回路47に対しVRAMアク
セス要求を出力する。
【0029】調停回路47は、描画エンジン42からV
RAMアクセス要求を受け取ると、ホスト・DMA制御
回路41、ビデオエンジン43〜メモリリフレッシュ制
御回路45からのVRAMアクセス要求との調停を行
い、もし、描画エンジン42の優先度が1番高いと判断
すれば、VRAMアクセス許可信号を描画エンジン42
に伝達し、このVRAMアクセス許可信号を受けた描画
エンジン42が指定された機能動作シーケンスにしたが
い、内部バス401を介しVRAM制御回路46へアク
セスを実行する。VRAM制御回路46は描画エンジン
42のVRAMアクセス要求にしたがってVRAM70
への描画を実行する。
【0030】次に、ビデオエンジン43に関して説明す
る。ビデオエンジン43は、ホスト・DMA制御回路4
1、または、外部からのビデオストリームデータを受け
取ると、これを設定フォーマットに変換、符号化、ある
いは、復号化し、その後表示オーバーレイや、一時保持
用にVRAM70にデータを格納するために調停回路4
7に対してVRAMアクセス要求を出力する。
【0031】調停回路47は、ビデオエンジン43から
VRAMアクセス要求を受け取ると、ホスト・DMA制
御回路41〜描画エンジン42、ディスプレイ制御回路
44〜メモリリフレッシュ制御回路45からのVRAM
アクセス要求との調停を行い、もし、ビデオエンジン4
3の優先度が1番高いと判断すれば、VRAMアクセス
許可信号をビデオエンジン43に伝達し、このVRAM
アクセス許可信号を受けたビデオエンジン43が指定さ
れた機能動作シーケンスにしたがい、内部バス401を
介しVRAM制御回路46へアクセスを実行する。VR
AM制御回路46はビデオエンジン43のVRAMアク
セス要求にしたがってVRAM70へのデータ転送を実
行する。
【0032】次に、ディスプレイ制御回路44について
説明する。ディスプレイ制御回路44は、MPU10か
ら、ブリッジ20、ホスト・DMA制御回路41を介し
てから設定された解像度・色数・リフレッシュレートに
応じてディスプレイ60に対する表示制御信号を生成す
る。映像信号生成用にVRAM70から表示データを取
得するために調停回路47に対しVRAMアクセス要求
を出力する。
【0033】調停回路47は、ディスプレイ制御回路4
4からVRAMアクセス要求を受け取ると、ホスト・D
MA制御回路41〜描画エンジン42、ディスプレイ制
御回路44〜メモリリフレッシュ制御回路45からのV
RAMアクセス要求との調停を行い、もし、ディスプレ
イ制御回路44の優先度が1番高いと判断すれば、VR
AMアクセス許可信号をディスプレイ制御回路44に伝
達し、このVRAMアクセス許可信号を受けたディスプ
レイ制御回路44が指定された機能動作シーケンスにし
たがい、内部バス401を介しVRAM制御回路46へ
アクセスを実行する。VRAM制御回路46はディスプ
レイ制御回路44のVRAMアクセス要求にしたがって
VRAM70から表示データを読み出しディスプレイ制
御回路44に出力する。
【0034】次に、メモリリフレッシュ制御回路45に
ついて説明する。メモリリフレッシュ制御回路45は、
VRAM70に格納されているVRAM表示用データ、
および、ワークデータを保持するためにメモリリフレッ
シュ要求を生成し、調停回路47に出力する。調停回路
47は、メモリリフレッシュ要求を最優先と判断し、V
RAMアクセス許可信号をメモリリフレッシュ制御回路
45に伝達し、このVRAMアクセス許可信号を受けた
メモリリフレッシュ制御回路45が、内部バス401を
介しVRAM制御回路46へメモリリフレッシュ要求を
実行する。VRAM制御回路46はメモリリフレッシュ
制御回路45のメモリリフレッシュ要求にしたがってV
RAM70のリフレッシュを実施する。
【0035】次に、監視回路48、電力制御回路49、
クロック生成回路50について説明する。調停回路47
は、ホスト・DMA制御回路41〜メモリリフレッシュ
制御回路45からのVRAMアクセス要求を監視回路4
8に出力し、監視回路48は、調停回路47からのホス
ト・DMA制御回路41〜メモリリフレッシュ制御回路
45に対応するVRAMアクセス要求の頻度や間隔の状
況を監視し、監視情報を電力制御回路49に出力する。
【0036】電力制御回路49は、監視回路48からの
監視情報に基づいて、ホスト・DMA制御回路41〜メ
モリリフレッシュ制御回路45ごとに最適な電力を制御
し、クロック生成回路50にクロック制御のための情報
を出力する。たとえば、一定時間、VRAMアクセス要
求の頻度が低い、あるいは全く使用していない要求元
(ホスト・DMA制御回路41〜メモリリフレッシュ制
御回路45)に対してはクロックの周波数を低下させる
指示をクロック生成回路50に出力する。
【0037】クロック生成回路50は、電力制御回路4
9からの情報にしたがい、クロックの制御を実施する。
【0038】次に、調停回路47がホスト・DMA制御
回路41からVRAMアクセス要求を受け取った場合に
ついて説明する。調停回路47は調停を行い、もし、ホ
スト・DMA制御回路41の優先度が1番高いと判断す
れば、VRAMアクセス許可信号をホスト・DMA制御
回路41に伝達し、さらに、監視回路48のホスト・D
MA制御回路41に対応する監視モジュール480にカ
ウントアップ指示を出力する。ホスト・DMA制御回路
41に対応する監視モジュール480のカウンタ480
1は、カウントアップ信号により保持する値のカウント
アップを行う。加算器4802は、カウンタ4801、
および、記憶回路4803からの出力を加算した値を出
力する。また、カウンタ4801、記憶回路4803の
出力は、常時、電力制御回路49に送出される。
【0039】電力制御回路49は、監視回路48のカウ
ンタ4801、および、記憶回路4803の出力を入力
し、記憶回路4803の出力、カウンタ4801の出
力、および、内部の記憶回路4901の出力に基づい
て、ホスト・DMA制御回路41〜メモリリフレッシュ
制御回路45の対応するものに対するクロック制御信
号、および、電力を比較回路4902で作成し、常時出
力する。ただし、電源が投入されてから一定時間が経過
するまで、デフォールト値(事前に決めておく)を出力
する。
【0040】次に、タイムカウンタ4804が一定時間
ごとにパルスを発生すると、監視回路48のカウンタ4
801は、保持している値をリセットし、記憶回路48
03は、加算器4802の出力を取り込み保持する。ま
た、電力制御回路49の記憶回路4901は、タイムカ
ウンタ4804からのパルスを受け取ると、監視回路4
8のカウンタ4801の出力を取り込み保持する。
【0041】ここで、カウンタ4801のビット数は、
タイムカウンタ4804がパルスを発生する間にオーバ
ーフローしないように設定される。
【0042】記憶回路4803に保持されている値を
「累積カウント値A」、記憶回路4901に保持されて
いる値を「過去カウント値B」、カウンタ4801に保
持されている値を「現在カウント値B’」とすると、電
力制御回路49の比較回路4902で作成されるクロッ
ク制御信号、電力の論理は、たとえば、以下のようであ
る。比較回路4902は、内部に、出力している値を保
持するレジスタを内蔵し、そのレジスタの値と、A,
B,B’とによりクロック制御信号、電力を作成する。
また、以下において、クロック制御信号は、2ビットで
あり、00=高周波数、01=低周波数、10=クロッ
ク停止である。また、電力は、高電力、低電力、電力オ
フのいずれかである。電力の高低は、電圧、または、電
流を変えることにより実現される。複数の電力を外部か
ら入力し、切り替えることでも実現できる。
【0043】(1)A=0,B=0の場合:電力=高電
力であれば低電力に、低電力であれば電力オフにする。
クロック制御信号=クロック停止(10)にする。
【0044】(2)A≧1,B≧1,B’=0の場合:
電力=高電力であれば低電力に、低電力、または、電力
オフであればそのままにする。クロック制御信号=高周
波数(00)であれば低周波数(01)に、クロック停
止(10)、または、低周波数(01)であればそのま
まにする。
【0045】(3)A≧1,B=0,B’=0の場合:
電力=電力オフにする。クロック制御信号=高周波数
(00)であれば低周波数(01)に、低周波数(0
1)、または、停止(10)であれば停止(10)にす
る。
【0046】(4)A≧1,B=0,B’≧1の場合:
電力=電力オフであれば、低電力に、低電力、または、
高電力であれば高電力にする。クロック制御信号=停止
(10)であれば低周波数(01)に、低周波数(0
1)、または、高周波数(00)であれば高周波数(0
0)にする。
【0047】(5)A≧1,B≧1,B’≧B,B’≠
0の場合:電力=そのままにする。クロック制御信号=
停止(10)であれば低周波数(01)に、低周波数
(01)、または、高周波数(00)であれば高周波数
(00)にする。
【0048】(6)A≧1,B≧1,B’<B,B’≠
0の場合:電力=そのままにする。クロック制御信号=
高周波数(00)であれば低周波数(01)に、低周波
数(01)、または、クロック停止(10)であればそ
のままにする。
【0049】ただし、上記は、1例であって、上記に限
定されるものではなく、また、各ホスト・DMA制御回
路41〜メモリリフレッシュ制御回路45において別々
の論理を設定することができる。また、電力、クロック
周波数は、多段階に設定可能である。
【0050】次に、クロック生成回路50は、各ホスト
・DMA制御回路41〜メモリリフレッシュ制御回路4
5に、電力制御回路49からのクロック制御信号(たと
えば、2ビット)により対応した周波数のクロックを分
配する。また、ホスト・DMA制御回路41〜メモリリ
フレッシュ制御回路45は、電力制御回路49からの電
力で動作する。
【0051】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。図3は、本発明の第2
の実施の形態を示すブロック図である。
【0052】図3を参照すると、本発明の第2の実施の
形態は、本発明の第1の実施の形態に、監視状況を一定
時間でなく任意の時間監視とするための監視時間設定レ
ジスタ群51と、タイムカウンタ4804の替わりに時
間測定するためのタイマー群52とを追加したものであ
る。
【0053】図4は、図3の監視時間設定レジスタ群5
1、タイマー群52の詳細ブロック図である。図4を参
照すると、監視時間設定レジスタ群51、タイマー群5
2は、それぞれ、ホスト・DMA制御回路41〜メモリ
リフレッシュ制御回路45に対応するレジスタ510
と、タイマー520とから構成される。
【0054】ホスト・DMA制御回路41〜メモリリフ
レッシュ制御回路45に対応する個々のレジスタ510
には、MPU10からブリッジ20、ホスト・DMA制
御回路41を介して、個々の値が設定される。また、ホ
スト・DMA制御回路41〜メモリリフレッシュ制御回
路45に対応する個々のタイマー520は、本発明の第
1の実施の形態のタイムカウンタ4804の替わりにパ
ルスを発生する。すなわち、タイマー520は、カウン
トを行い対応するレジスタ510の値に達すると、パル
スを発生し、監視回路48、および、電力制御回路49
の対応する監視モジュール480、電力制御モジュール
490に出力する。調停回路47、および、監視回路4
8では、本発明の第1の実施の形態のパルスを受けたの
と同一の動作を実施する。
【0055】本発明の第1の実施の形態よりきめ細かい
制御が行えるので、無駄な電力供給を極限まで抑えるこ
とが可能となる。たとえば、短期間にVRAMアクセス
要求が多ものに対してはほぼ、最大のクロック周波数と
電力を与え、長期間頻度数が少ないものに対しては、最
小のクロック周波数にするか、または、電力をオフにす
ることができる。
【0056】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、機能ブロックご
とのきめ細かい省電力ができることである。
【0057】その理由は、ビデオランダムメモリにアク
セスを実施する各機能ブロックごとのアクセス頻度を算
出し、アクセス頻度に基づいて省電力を実施する構成を
とるからである。
【0058】第2の効果は、省電力の効果が大きいこと
である。
【0059】その理由は、クロック周波数、電力を両方
とも制御する構成をとるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】図1の監視回路、電力制御回路の詳細ブロック
図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図4】図3の監視時間設定レジスタ群、タイマー群の
詳細ブロック図である。
【符号の説明】
10 MPU 20 ブリッジ 30 メインメモリ 40 グラフィック制御回路 41 ホスト・DMA制御回路 42 描画エンジン 43 ビデオエンジン 44 ディスプレイ制御回路 45 メモリリフレッシュ制御回路 46 VRAM制御回路 47 調停回路 48 監視回路 49 電力制御回路 50 クロック生成回路 51 監視時間設定レジスタ群 52 タイマー群 60 ディスプレイ 70 VRAM 480 監視モジュール 490 電力制御モジュール 510 レジスタ 520 タイマー 4801 カウンタ 4802 加算器 4803 記憶回路 4804 タイムカウンタ 4901 記憶回路 4902 比較回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機能ブロックと、ビデオランダム
    アクセスメモリに対するアクセス頻度に基づいて各前記
    機能ブロックごとに電力を出力する電力制御回路と、前
    記ビデオランダムアクセスメモリに対するアクセス頻度
    に基づいて各前記機能ブロックごとにクロック信号を生
    成するクロック生成回路とを有することを特徴とする省
    電力グラフィック制御回路。
  2. 【請求項2】 複数の機能ブロックと、各前記機能ブロ
    ックからのビデオランダムアクセスメモリに対するアク
    セス要求を受け付け調停を行いアクセスを許可する各前
    記機能ブロックに対応するカウントアップ信号を出力す
    る調停回路と、前記調停回路からのカウントアップ信号
    により対応する前記機能ブロックの前記アクセス要求の
    回数を一定時間カウントしカウント値を出力し、かつ累
    積値を出力する監視回路と、前記監視回路からのカウン
    ト値、累積値に基づいて各前記機能ブロックごとに電
    力、クロック制御信号を出力する電力制御回路と、前記
    電力制御回路からのクロック制御信号に基づいて各前記
    機能ブロックごとにクロック信号を生成するクロック生
    成回路とを有することを特徴とする省電力グラフィック
    制御回路。
  3. 【請求項3】 複数の機能ブロックと、各前記機能ブロ
    ックからのビデオランダムアクセスメモリに対するアク
    セス要求を受け付け調停を行いアクセスを許可する各前
    記機能ブロックに対応するカウントアップ信号を出力す
    る調停回路と、一定時間ごとにパルス信号を出力するタ
    イムカウンタと、前記調停回路からのカウントアップ信
    号により対応する前記機能ブロックの前記アクセス要求
    の回数をカウントし前記パルス信号でリセットされるカ
    ウンタ、および、前記パルス信号で前記カウンタの出力
    の累積値を更新・保持する累積回路を備える監視回路
    と、前記監視回路の前記カウンタからのカウント値、前
    記累積回路からの累積値に基づいて各前記機能ブロック
    ごとに電力、クロック制御信号を出力する電力制御回路
    と、前記電力制御回路からのクロック制御信号に基づい
    て各前記機能ブロックごとにクロック信号を生成するク
    ロック生成回路とを有することを特徴とする省電力グラ
    フィック制御回路。
  4. 【請求項4】 複数の機能ブロックと、各前記機能ブロ
    ックからのビデオランダムアクセスメモリに対するアク
    セス要求を受け付け調停を行いアクセスを許可する各前
    記機能ブロックに対応するカウントアップ信号を出力す
    る調停回路と、一定時間ごとにパルス信号を出力するタ
    イムカウンタと、前記調停回路からのカウントアップ信
    号により対応する前記機能ブロックの前記アクセス要求
    の回数をカウントし前記パルス信号でリセットされるカ
    ウンタ、および、前記パルス信号で前記カウンタの出力
    の累積値を更新・保持する累積回路を備える監視回路
    と、前記監視回路の前記カウンタの出力を前記パルス信
    号により入力し保持するカウント記録回路、および、前
    記監視回路の前記カウンタの出力、前記カウント記録回
    路の出力、および、前記監視回路の前記累積回路の出力
    に基づいて各前記機能ブロックごとに電力、クロック制
    御信号を出力する比較回路を備える電力制御回路と、前
    記電力制御回路からのクロック制御信号に基づいて各前
    記機能ブロックごとにクロック信号を生成するクロック
    生成回路とを有することを特徴とする省電力グラフィッ
    ク制御回路。
  5. 【請求項5】 複数の機能ブロックと、各前記機能ブロ
    ックからのビデオランダムアクセスメモリに対するアク
    セス要求を受け付け調停を行いアクセスを許可する各前
    記機能ブロックに対応するカウントアップ信号を出力す
    る調停回路と、一定時間ごとにパルス信号を出力するタ
    イムカウンタと、前記調停回路からのカウントアップ信
    号により対応する前記機能ブロックの前記アクセス要求
    の回数をカウントし前記パルス信号でリセットされるカ
    ウンタ、および、前記パルス信号で前記カウンタの出力
    の累積値を更新・保持する累積回路を備える監視回路
    と、前記監視回路の前記カウンタの出力を前記パルス信
    号により入力し保持するカウント記録回路、および、
    (1)前記累積回路の出力=0,前記カウント記録回路
    の出力=0の場合:電力=高電力であれば低電力に、低
    電力であれば電力オフにし、クロック制御信号=クロッ
    ク停止にし、(2)前記累積回路の出力≧1,前記カウ
    ント記録回路の出力≧1,前記カウンタの出力=0の場
    合:電力=高電力であれば低電力に、低電力、あるい
    は、電力オフであればそのままにし、クロック制御信号
    =高周波数であれば低周波数に、クロック停止、あるい
    は、低周波数であればそのままにし、(3)前記累積回
    路の出力≧1,前記カウント記録回路の出力=0,前記
    カウンタの出力=0の場合:電力=電力オフにし、クロ
    ック制御信号=高周波数であれば低周波数に、低周波
    数、あるいは、停止であれば停止にし、(4)前記累積
    回路の出力≧1,前記カウント記録回路の出力=0,前
    記カウンタの出力≧1の場合:電力=電力オフであれ
    ば、低電力に、低電力、あるいは、高電力であれば高電
    力にし、クロック制御信号=停止であれば低周波数に、
    低周波数、あるいは、高周波数であれば高周波数にし、
    (5)前記累積回路の出力≧1,前記カウント記録回路
    の出力≧1,前記カウンタの出力≧前記カウント記録回
    路の出力,前記カウンタの出力≠0の場合:電力=その
    ままにし、クロック制御信号=停止であれば低周波数
    に、低周波数、あるいは、高周波数であれば高周波数に
    し、(6)前記累積回路の出力≧1,前記カウント記録
    回路の出力≧1,前記カウンタの出力<前記カウント記
    録回路の出力,前記カウンタの出力≠0の場合:電力=
    そのままにし、クロック制御信号=高周波数であれば低
    周波数に、低周波数、あるいは、クロック停止であれば
    そのままにする論理で、各前記機能ブロックごとに電
    力、クロック制御信号を出力する比較回路を備える電力
    制御回路と、前記電力制御回路からのクロック制御信号
    に基づいて各前記機能ブロックごとにクロック信号を生
    成するクロック生成回路とを有することを特徴とする省
    電力グラフィック制御回路。
  6. 【請求項6】 複数の機能ブロックと、各前記機能ブロ
    ックからのビデオランダムアクセスメモリに対するアク
    セス要求を受け付け調停を行いアクセスを許可する各前
    記機能ブロックに対応するカウントアップ信号を出力す
    る調停回路と、前記機能ブロックごとの一定値を保持す
    るレジスタと、前記一定値に達するとパルス信号を出力
    する各前記機能ブロック対応のタイムカウンタと、前記
    調停回路からのカウントアップ信号により対応する前記
    機能ブロックの前記アクセス要求の回数をカウントし前
    記パルス信号でリセットされるカウンタ、および、前記
    機能ブロックに対応する前記パルス信号で前記カウンタ
    の出力の累積値を更新・保持する累積回路を備える監視
    回路と、前記監視回路の前記カウンタからのカウント
    値、前記累積回路からの累積値に基づいて各前記機能ブ
    ロックごとに電力、クロック制御信号を出力する電力制
    御回路と、前記電力制御回路からのクロック制御信号に
    基づいて各前記機能ブロックごとにクロック信号を生成
    するクロック生成回路とを有することを特徴とする省電
    力グラフィック制御回路。
  7. 【請求項7】 複数の機能ブロックと、各前記機能ブロ
    ックからのビデオランダムアクセスメモリに対するアク
    セス要求を受け付け調停を行いアクセスを許可する各前
    記機能ブロックに対応するカウントアップ信号を出力す
    る調停回路と、前記機能ブロックごとの一定値を保持す
    るレジスタと、前記一定値に達するとパルス信号を出力
    する各前記機能ブロック対応のタイムカウンタと、前記
    調停回路からのカウントアップ信号により対応する前記
    機能ブロックの前記アクセス要求の回数をカウントし前
    記パルス信号でリセットされるカウンタ、および、前記
    機能ブロックに対応する前記パルス信号で前記カウンタ
    の出力の累積値を更新・保持する累積回路を備える監視
    回路と、前記監視回路の前記カウンタの出力を前記パル
    ス信号により入力し保持するカウント記録回路、およ
    び、前記監視回路の前記カウンタの出力、前記カウント
    記録回路の出力、および、前記監視回路の前記累積回路
    の出力に基づいて各前記機能ブロックごとに電力、クロ
    ック制御信号を出力する比較回路を備える電力制御回路
    と、前記電力制御回路からのクロック制御信号に基づい
    て各前記機能ブロックごとにクロック信号を生成するク
    ロック生成回路とを有することを特徴とする省電力グラ
    フィック制御回路。
  8. 【請求項8】 複数の機能ブロックと、各前記機能ブロ
    ックからのビデオランダムアクセスメモリに対するアク
    セス要求を受け付け調停を行いアクセスを許可する各前
    記機能ブロックに対応するカウントアップ信号を出力す
    る調停回路と、前記機能ブロックごとの一定値を保持す
    るレジスタと、前記一定値に達するとパルス信号を出力
    する各前記機能ブロック対応のタイムカウンタと、前記
    調停回路からのカウントアップ信号により対応する前記
    機能ブロックの前記アクセス要求の回数をカウントし前
    記パルス信号でリセットされるカウンタ、および、前記
    機能ブロックに対応する前記パルス信号で前記カウンタ
    の出力の累積値を更新・保持する累積回路を備える監視
    回路と、前記監視回路の前記カウンタの出力を前記パル
    ス信号により入力し保持するカウント記録回路、およ
    び、前記監視回路の前記カウンタの出力、前記カウント
    記録回路の出力、および、(1)前記累積回路の出力=
    0,前記カウント記録回路の出力=0の場合:電力=高
    電力であれば低電力に、低電力であれば電力オフにし、
    クロック制御信号=クロック停止にし、(2)前記累積
    回路の出力≧1,前記カウント記録回路の出力≧1,前
    記カウンタの出力=0の場合:電力=高電力であれば低
    電力に、低電力、あるいは、電力オフであればそのまま
    にし、クロック制御信号=高周波数であれば低周波数
    に、クロック停止、あるいは、低周波数であればそのま
    まにし、(3)前記累積回路の出力≧1,前記カウント
    記録回路の出力=0,前記カウンタの出力=0の場合:
    電力=電力オフにし、クロック制御信号=高周波数であ
    れば低周波数に、低周波数、あるいは、停止であれば停
    止にし、(4)前記累積回路の出力≧1,前記カウント
    記録回路の出力=0,前記カウンタの出力≧1の場合:
    電力=電力オフであれば、低電力に、低電力、あるい
    は、高電力であれば高電力にし、クロック制御信号=停
    止であれば低周波数に、低周波数、あるいは、高周波数
    であれば高周波数にし、(5)前記累積回路の出力≧
    1,前記カウント記録回路の出力≧1,前記カウンタの
    出力≧前記カウント記録回路の出力,前記カウンタの出
    力≠0の場合:電力=そのままにし、クロック制御信号
    =停止であれば低周波数に、低周波数、あるいは、高周
    波数であれば高周波数にし、(6)前記累積回路の出力
    ≧1,前記カウント記録回路の出力≧1,前記カウンタ
    の出力<前記カウント記録回路の出力,前記カウンタの
    出力≠0の場合:電力=そのままにし、クロック制御信
    号=高周波数であれば低周波数に、低周波数、あるい
    は、クロック停止であればそのままにする論理で、各前
    記機能ブロックごとに電力、クロック制御信号を出力す
    る比較回路を備える電力制御回路と、前記電力制御回路
    からのクロック制御信号に基づいて各前記機能ブロック
    ごとにクロック信号を生成するクロック生成回路とを有
    することを特徴とする省電力グラフィック制御回路。
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