JP2002221906A - 粘着ラベル - Google Patents

粘着ラベル

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JP2002221906A
JP2002221906A JP2001016426A JP2001016426A JP2002221906A JP 2002221906 A JP2002221906 A JP 2002221906A JP 2001016426 A JP2001016426 A JP 2001016426A JP 2001016426 A JP2001016426 A JP 2001016426A JP 2002221906 A JP2002221906 A JP 2002221906A
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pressure
sensitive adhesive
adherend
adhesive label
adhesive
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JP2001016426A
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Yoshitomo Ono
義友 小野
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Lintec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被着体に対する十分な密着性を維持しつつ、剥
離が必要なときには、容易かつ確実に剥離することが可
能な粘着ラベルを提供すること。 【解決手段】本発明の粘着ラベル1は、基材2と、粘着
剤層3とで構成されている。粘着剤層3は、界面活性剤
と、エマルション型の粘着剤とを含む。エマルション型
の粘着剤の粒子の平均粒径は、0.7〜2.0μmであ
る。粘着剤層3における界面活性剤の含有量は、前記粘
着剤の固形分100重量部に対し、2.0〜20重量部
(固形分)である。粘着ラベル1は、被着体として表面
粗さRaが0.25μmのポリプロピレン製の平板を用
いた場合における粘着力をFPP[N/25mm]、被
着体として表面粗さRaが0.25μmのポリスチレン
製の平板を用いた場合における粘着力をFPS[N/2
5mm]としたとき、下記式(I)を満足する。 0.65≦FPS/FPP≦1.35・・・(I)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、粘着ラベルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、牛乳パック、瓶ビール、パン等
は、ポリプロピレンやポリエチレン等のプラスチック製
のコンテナ(ケース)に入れて輸送、保管されている
が、流通段階で、内容物の種類、個数、配送先等を認識
するために、これらを表示した粘着ラベルがコンテナに
貼着される。
【0003】従来、この粘着ラベルの粘着剤としては、
溶剤型のアクリル系粘着剤が使用されており、輸送中に
剥離、脱落等が生じないように、その粘着力は高く設定
されている。
【0004】ところで、前記コンテナは、複数回再使用
されるため、再使用する度にそれに応じた粘着ラベルを
貼着する必要がある。コンテナの再使用に際しては、コ
ンテナを自動洗浄器により洗浄するが、前述したよう
に、粘着ラベルの粘着力が高いため、この洗浄では粘着
ラベルが剥れず、よって、人手により粘着ラベルをコン
テナから剥す作業を行っていた。
【0005】しかしながら、この方法では、粘着ラベル
の剥離作業に多大な労力を要するため、コンテナの再使
用の度に、前回の粘着ラベルの上に新たな粘着ラベルを
重ねて貼るといういわゆる重ね貼りを行っていたが、こ
の場合には、コンテナの外観を損ない、また、厚さの増
大により重ね貼りの枚数にも限界があるという問題があ
る。
【0006】また、ポリプロピレン製やポリエチレン製
のコンテナだけでなく、電子部品やトナーカートリッジ
等のコンテナや容器として、ABS樹脂、ポリスチレン
樹脂、ポリカーボネート樹脂等が有り、これらのコンテ
ナや容器等にも適用できる粘着ラベルの要望もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、各種
被着体に対する十分な粘着性を維持しつつ、剥離が必要
なときには、容易かつ確実に剥離することが可能な粘着
ラベルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(6)の本発明により達成される。
【0009】(1) 基材と、粘着剤層とを有する粘着
ラベルであって、前記粘着剤層は、界面活性剤と、エマ
ルション型の粘着剤とを含み、前記粘着剤の粒子の平均
粒径が0.5〜2.2μmであることを特徴とする粘着
ラベル。
【0010】(2) 前記粘着剤層中の前記界面活性剤
の含有量は、前記粘着剤の固形分100重量部に対し、
2.0〜20重量部(固形分)である上記(1)に記載
の粘着ラベル。
【0011】(3) 被着体として、表面粗さRaが
0.25μmのポリプロピレン製の平板を用いた場合
に、JIS Z 0237に準拠して測定される粘着力
をFPP[N/25mm]、被着体として、表面粗さR
aが0.25μmのポリスチレン製の平板を用いた場合
に、JIS Z 0237に準拠して測定される粘着力
をFPS[N/25mm]としたとき、下記式(I)を
満足するじょうき(1)または(2)に記載の粘着ラベ
ル。 0.65≦FPS/FPP≦1.35・・・(I)
【0012】(4) 50℃の温水を水圧2kg/cm
で連続的に衝突させたとき、240秒以内で、表面粗
さRaが0.25μmのポリスチレン製の被着体から剥
離を生じる特性を有する上記(1)ないし(3)のいず
れかに記載の粘着ラベル。
【0013】(5) 前記基材は、透水性を有するもの
である上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の粘着
ラベル。
【0014】(6) 前記粘着ラベルは、洗浄に供され
る被着体に貼着して使用されるものである上記(1)な
いし(5)のいずれかに記載の粘着ラベル。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の粘着ラベルを添付
図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の粘着ラベルの実施例を示
す断面図である。同図では、本発明の粘着ラベル1が被
着体4に貼着された状態を示している。粘着ラベル1
は、基材2と、粘着剤層3とで構成されている。
【0017】本実施例における基材2の構成材料は、特
に限定されず、例えば、上質紙、コート紙、感熱紙等の
各種紙類、織布、不織布、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリエステル、ポリ乳酸、ポリスチレン、ポリ塩化
ビニル、ポリアミド、ポリイミド等の各種樹脂フィルム
や、多孔質ポリプロピレンフィルムのような多孔質樹脂
フィルム、アルミニウム箔等の金属箔で構成されたもの
が使用される。これらの中でも、後述する粘着剤層3へ
の水分供給による剥離を容易にするために、透水性(特
に親水性)を有する、上質紙、コート紙、感熱紙等の各
種紙類、織布、不織布、多孔質ポリプロピレンフィルム
のような多孔質樹脂フィルムが好ましく用いられる。
【0018】また、基材2は、単層に限らず2層以上の
積層体で構成されたものであってもよい。基材2の厚さ
は、特に限定されないが、通常10〜250μm程度で
ある。
【0019】基材2の粘着剤層3と反対側の面には、例
えば、文字、記号、図形、バーコード等の表示(印刷
等)が必要に応じ付される。
【0020】粘着剤層3は、界面活性剤と、エマルショ
ン型の粘着剤とを含む組成物(粘着性組成物)で構成さ
れている。エマルション型粘着剤とは、モノマーを乳化
剤によって乳化させ、水溶媒中で重合することにより作
製される粘着剤粒子からなる粘着剤である。
【0021】エマルション型の粘着剤としては、例え
ば、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘
着剤等が挙げられるが、そのなかでも特に、アクリル系
粘着剤を主とするのが好ましい。
【0022】アクリル系粘着剤としては、粘着性を与え
る低Tgの主モノマー成分、接着性や凝集力を与える高
Tgのコモノマー成分、架橋や接着性改良のための官能
基含有モノマー成分を主とする重合体または共重合体よ
りなるものが好ましい。
【0023】主モノマー成分としては、例えば、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸アミル、ア
クリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸オクチル、ア
クリル酸シクロヘキシル、アクリル酸ベンジル等のアク
リル酸アルキルエステルや、メタクリル酸ブチル、メタ
クリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸シクロヘキ
シル、メタクリル酸ベンジル等のメタクリル酸アルキル
エステルが挙げられる。
【0024】コモノマー成分としてはアクリル酸メチ
ル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、酢酸ビ
ニル、スチレン、アクリロニトリル等が挙げられる。
【0025】官能基含有モノマー成分としては、例え
ば、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン
酸等のカルボキシル基含有モノマーや、2−ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレ−ト、2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレ−ト、N−メチロールアクリルアミド
等のヒドロキシル基含有モノマー、アクリルアミド、メ
タクリルアミド、グリシジルメタクリレート等が挙げら
れる。
【0026】このような材料が好ましい理由は、粘着
力、凝集力に優れるとともに、ポリマー中に不飽和結合
がないため光や酸素に対する安定性が高く、また、モノ
マーの種類や分子量の選択により用途に応じた任意の品
質、特性を得ることができるからである。
【0027】以上のような粘着剤は、非架橋型、架橋型
のいずれのものも使用できる。後者の場合、必要に応
じ、イソシアナート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、アル
ミキレート系架橋剤、エチレンイミン系架橋剤等の各種
架橋剤を添加することができる。
【0028】また、本発明においては、エマルション型
粘着剤の粒子の平均粒径は、0.5〜2.2μmであ
り、特に、0.6〜2.1μmであるのが好ましく、
0.7〜2.0μmであるのがより好ましい。本発明
は、エマルション型粘着剤の粒子の平均粒径をこのよう
な範囲の値とすることにより、使用時における粘着ラベ
ルの被着体に対する十分な粘着性を維持しつつ、剥離が
必要なとき(以下、「要剥離時」とも言う。)には、粘
着ラベルを容易かつ確実に剥離することが可能である点
に特徴を有する。すなわち、本発明の粘着ラベルは、使
用時等には不本意な剥離を生じず、要剥離時には、比較
的小さな力で、被着体を汚損することなく剥離すること
が可能である点に特徴を有する。
【0029】エマルション型粘着剤の粒子の平均粒径が
0.5μm未満であると、粘着ラベル1の被着体4に対
する粘着力が大きくなり過ぎ、粘着ラベル1を被着体4
から剥離するのが困難となる。
【0030】一方、エマルション型粘着剤の粒子の平均
粒径が2.2μmを超えると、粘着ラベル1の被着体4
に対する粘着力が十分得られなくなる。また、粘着剤層
3と基材2との密着性が十分得られず、粘着剤層3−基
材2間での剥離が起こり易くなる。このため、被着体4
から粘着ラベル1を除去する際、被着体4の表面に糊残
り等の汚損を生じ易くなる。
【0031】そして、エマルション型粘着剤の粒子の平
均粒径を0.5〜2.2μmとすることによるもう一つ
の重要な効果は、粘着ラベルを貼着する被着体の種類に
よらず、安定した粘着性、再剥離性が得られることであ
る。
【0032】例えば、被着体として、表面粗さRaが
0.25μmのポリプロピレン製の平板を用いた場合
に、JIS Z 0237に準拠して測定される粘着力
をFPP[N/25mm]、被着体として、表面粗さR
aが0.25μmのポリスチレン製の平板を用いた場合
に、JIS Z 0237に準拠して測定される粘着力
をFPS[N/25mm]としたとき、下記式(I)を
満足するのが好ましい。
【0033】 0.65≦FPS/FPP≦1.35・・・(I)
【0034】ここで、被着体の構成材料として、ポリプ
ロピレンおよびポリスチレンを選択したのは、物品の輸
送・保管用のコンテナ(ケース)等の材料として広く用
いられているものの中で、ポリプロピレンは、粘着ラベ
ルを貼着した際に一般に低い粘着力を示す材料の一つで
あるのに対し、ポリスチレンは、粘着ラベルを貼着した
際に一般に高い粘着力を示す傾向があるからである。
【0035】すなわち、被着体の構成材料としてポリプ
ロピレンを用いたときの粘着力と、被着体の構成材料と
してポリスチレンを用いたときの粘着力との差を小さく
することにより、粘着ラベルは、貼着する被着体の種類
によらず、安定した粘着性、再剥離性を有するものとな
る。
【0036】また、式(I)に代わり、式(II)を満足
するのがより好ましく、式(III)を満足するのがさら
に好ましい。これにより、粘着ラベル1の粘着性、再剥
離性は、さらに安定したものとなる。
【0037】 0.8≦FPS/FPP≦1.2・・・(II) 0.9≦FPS/FPP≦1.1・・・(III)
【0038】粘着剤層3中には、界面活性剤が含まれて
いる。これにより、要剥離時に、粘着ラベルの剥離を容
易かつ確実に行うことが可能となる。また、粘着剤層3
中に界面活性剤が含まれることにより、粘着剤層3の親
水性が向上する。このため、水との接触により、粘着剤
層3の被着体4に対する粘着力は、低下する。したがっ
て、粘着ラベル1の剥離を水との接触により行う場合に
おいては、粘着ラベルの剥離をさらに容易に行うことが
できる。
【0039】このような界面活性剤としては、例えば、
アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキルジフ
ェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸
ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
ナトリウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウ
ム、脂肪酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム、アルキレンジスルホン酸ジナトリウム、ジア
ルキルスルホコハク酸ナトリウム、モノアルキルスルホ
コハク酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル硫酸エステルナトリウム、ポリオキシエチレンアル
キルエーテルリン酸エステルナトリウム、ポリオキシア
ルキレンアルキルエーテルリン酸エステルナトリウムの
ようなアニオン系界面活性剤や、ポリオキシエチレンオ
クチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
アルキレンアルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、グリセ
リン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエ
チレンオキシプロピレンブロックコポリマーのようなノ
ニオン系界面活性剤等が挙げられ、これらの内の1種ま
たは2種以上を混合して用いることができる。
【0040】粘着剤層3中の界面活性剤の含有量は、特
に限定されないが、粘着剤の固形分100重量部に対
し、2.0〜20重量部(固形分比)程度であるのが好
ましく、3.0〜20重量部(固形分比)程度であるの
がより好ましく、5.0〜10重量部(固形分比)程度
であるのがさらに好ましい。界面活性剤の含有量が少な
過ぎると、粘着剤層3の親水性の向上が不十分となり、
水との接触による粘着剤層3の剥離が生じ難くなり、ま
た、界面活性剤の含有量が多過ぎると、粘着剤層3の凝
集力等の物性低下を招き、また、粘着剤のしみ出しや基
材2への浸透が生じるおそれがある。
【0041】なお、界面活性剤は、粘着剤の作製中にお
いて添加してもよいし、粘着剤作製後に追加添加しても
よい。
【0042】また、粘着剤層3には、例えば、可塑剤、
粘着付与剤、増粘剤、充填剤、老化防止剤、防腐剤、防
カビ剤、染料、顔料等の各種添加剤が必要に応じ添加さ
れていてもよい。
【0043】粘着剤層3は、JIS Z 0237に準
拠して測定される粘着力が、3〜20N/25mmであ
るのが好ましく、5〜15N/25mmであるのがより
好ましい。この粘着力が低過ぎると、粘着ラベルの使用
時(被着体の運搬時、保管時等)において、粘着ラベル
1の不本意な剥離が生じ易くなり、また、粘着力が高す
ぎると、粘着ラベル1の剥離の条件等によっては、被着
体からの剥離が生じ難くなる可能性がある。
【0044】また、粘着剤層3は、粘着ラベル1に、5
0℃の温水を水圧2kg/cmで連続的に衝突させた
とき、表面粗さRaが0.25μmのポリスチレン製の
被着体から、好ましくは240秒以内、より好ましくは
200秒以内、さらに好ましくは180秒以内に剥離を
生じる(または粘着力が失われる)ような特性を有する
ものである。
【0045】このような特性を有するものである場合に
は、粘着ラベル1を貼着した例えばプラスチック製のコ
ンテナのような被着体4が、洗浄、特に自動洗浄器によ
る洗浄に供された場合に、洗浄終了までの間に被着体4
から粘着ラベル1を自動的に剥離、除去することができ
る。
【0046】粘着剤層3の厚さ(乾燥膜厚)は、特に限
定されないが、洗浄に供される被着体4に貼着して使用
するものである場合、3〜100μm程度とするのが好
ましく、5〜50μm程度とするのがより好ましい。
【0047】以上のような粘着ラベル1は、例えば、エ
マルション型粘着剤と界面活性剤とを含み、所定に調整
された塗布液を、基材2に直接塗布し、乾燥することに
より粘着剤層3を形成するか、または、同様の塗布液を
所定の剥離シートに塗布し、乾燥して粘着剤層3を形成
し、この粘着剤層3を基材2の片面に転写すること等に
より製造することができる。
【0048】なお、本発明の粘着ラベルは、粘着剤層3
に剥離シート(図示せず)が貼着されているものであっ
てもよい。この剥離シートとしては、いずれのものを使
用してもよく、例えば、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリ
アリレート等の各種樹脂よりなるフィルムや、ポリエチ
レンラミネート紙、クレーコート紙、グラシン紙等の紙
材を基材とし、この基材の粘着剤層3との接合面に、剥
離層(シリコーン樹脂層等)が形成されたものを用いる
ことができる。
【0049】剥離シートの厚さは、特に限定されない
が、例えば、20〜200μm程度とすることができ
る。
【0050】本発明の粘着ラベル1は、洗浄、特に自動
洗浄器による洗浄(洗浄液は、水、温水、アルカリ水溶
液等)に供される被着体4に貼着して使用されるもので
あるのが好ましい。このような被着体4の代表的なもの
としては、例えば、牛乳パック、瓶ビール、パン等の食
品や、トナーカートリッジ、電子部品等を収納するポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリカーボ
ネート、ABS樹脂等からなるプラスチック製のコンテ
ナ(ケース)が挙げられる。
【0051】また、本発明の粘着ラベル1は、要剥離時
においては、洗浄によらずとも、人手で容易かつ確実に
被着体4から剥離することが可能なものであるのが好ま
しい。これにより、洗浄に適さない被着体に対しても、
粘着ラベルを好適に用いることが可能となる。
【0052】なお、本発明において、被着体4は、この
ようなものに限定されないことは、言うまでもない。
【0053】また、図1に示すように、被着体4のラベ
ル貼着面5は、平滑な面であってもよいが、図2に示す
ように、例えばエンボス加工により形成される微小な凹
凸6を有する面(粗面)であってもよい。ラベル貼着面
5が粗面である場合には、ラベル貼着面5に対する粘着
剤層3の粘着力が減少するとともに、被着体4の洗浄時
等に粗面の凹部を介して水分が侵入し、粘着剤層3が水
と接触し易くなるので、より容易に剥離することができ
る。
【0054】
【実施例】次に、本発明を具体的実施例によりさらに詳
細に説明する。
【0055】1.粘着ラベルの製造 (実施例1)まず、アクリル酸2−エチルヘキシルと、
アクリル酸とを用いて、一般的な乳化重合の条件で重合
反応を行い、アクリル系粘着剤(平均粒径0.7μm)
のエマルション型粘着剤を得た。
【0056】前記エマルション型粘着剤の固形分:10
0重量部に対し、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム(アニオン系界面活性剤):5重量部と、ポリオキシ
エチレンアルキルアミン(ノニオン系界面活性剤):2
重量部とを混合し、粘着性組成物を得た。
【0057】剥離シート(構成材料:片面にシリコーン
樹脂層を設けたグラシン紙、厚さ:70μm)を用意
し、そのシリコーン樹脂層を設けた側の面上に、前記粘
着性組成物を塗布、乾燥して粘着剤層(厚さ:20μ
m)を形成した。
【0058】その後、前記粘着剤層の表面に、基材(構
成材料:上質紙、厚さ:80μm)を貼着して本発明の
粘着ラベルを製造した。
【0059】(実施例2)エマルション型粘着剤とし
て、平均粒径が1.0μmに調整されたアクリル系粘着
剤を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着ラベルを
製造した。
【0060】(実施例3)エマルション型粘着剤とし
て、平均粒径が1.5μmに調整されたアクリル系粘着
剤を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着ラベルを
製造した。
【0061】(実施例4)エマルション型粘着剤とし
て、平均粒径が2.0μmに調整されたアクリル系粘着
剤を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着ラベルを
製造した。
【0062】(比較例1)エマルション型粘着剤とし
て、平均粒径が0.4μmに調整されたアクリル系粘着
剤を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着ラベルを
製造した。
【0063】(比較例2)エマルション型粘着剤とし
て、平均粒径が2.3μmに調整されたアクリル系粘着
剤を用いた以外は、実施例1と同様にして粘着ラベルを
製造した。
【0064】2.粘着ラベルの特性評価 上記実施例1〜4、比較例1、2の各粘着ラベルから、
長さ90mm×幅60mmの試験片、長さ250mm×
幅25mmの試験片を切り出し、以下に述べる特性評価
を行った。
【0065】[2.1]洗浄テスト 上記実施例1〜4、比較例1、2の各粘着ラベルの試験
片(長さ90mm×幅60mm)から剥離シートを除去
し、露出した粘着剤層にて被着体に貼着した。
【0066】試験片の貼着は、被着体の表面に置かれた
試験片の上に重量2000gのローラを置き、試験片の
長さ方向に、前記ローラを300mm/分の速度で一往
復させることにより行った。
【0067】被着体としては、アクリル樹脂製の平板、
ポリスチレン製の平板、ポリプロピレン製の平板、ポリ
エチレン製の平板、ポリカーボネート製の平板、ABS
樹脂製の平板、ポリ塩化ビニル製の平板およびガラス製
の平板を用いた。なお、各被着体の表面粗さRa(JI
S B 0601に準じて測定した値)は、いずれも、
0.25μmであった。
【0068】被着体に貼着して7日後、被着体のラベル
貼着部分に向けて50℃の温水を水圧2kg/cm
連続的に噴射した。温水の噴射から粘着ラベルの試験片
が剥離、脱落するまでの時間を測定し、以下の4段階の
基準に基づいて評価した。
【0069】 ◎:60秒以内に剥離、脱落する。 ○:180秒以内に剥離、脱落する。 △:600秒以内に剥離、脱落する。 ×:600秒以内に剥離、脱落しない。 洗浄テストの結果を表1に示す。
【0070】[2.2]再剥離テスト 上記実施例1〜4、比較例1、2の各粘着ラベルの試験
片(長さ90mm×幅60mm)から剥離シートを除去
し、露出した粘着剤層にて被着体に貼着した。
【0071】試験片の貼着は、被着体の表面に置かれた
試験片の上に重量2000gのローラを置き、試験片の
長さ方向に、前記ローラを300mm/分の速度で一往
復させることにより行った。
【0072】被着体としては、アクリル樹脂製の平板、
ポリスチレン製の平板、ポリプロピレン製の平板、ポリ
エチレン製の平板、ポリカーボネート製の平板、ABS
樹脂製の平板、ポリ塩化ビニル製の平板およびガラス製
の平板を用いた。なお、各被着体の表面粗さRa(JI
S B 0601に準じて測定した値)は、いずれも、
0.25μmであった。
【0073】被着体に貼着して7日後、粘着ラベルの試
験片の端部付近を180°に折り返し、試験片の長さ方
向に、300mm/分の速度で、粘着ラベルを被着体か
ら引き剥がした。試験片の剥離後、被着体の表面の様子
を観察し、以下の4段階の基準に基づいて評価した。
【0074】 ◎:被着体の表面に、糊残り、くもりが認められない。 ○:被着体の表面に、わずかにくもりが認められる。 △:被着体の表面に、糊残りが少し認められる。 ×:被着体の表面に、糊残りがはっきりと認められる。 再剥離テストの結果を表2に示す。
【0075】[2.3]粘着力の測定 上記実施例1〜4、比較例1、2の各粘着ラベルの試験
片(長さ250mm×幅25mm)から剥離シートを除
去し、露出した粘着剤層にて被着体に貼着した。
【0076】試験片の貼着は、被着体の表面に置かれた
試験片の上に重量2000gのローラを置き、試験片の
長さ方向に、前記ローラを300mm/分の速度で一往
復させることにより行った。被着体としては、ポリプロ
ピレン製の平板、ポリスチレン製の平板を用いた。な
お、各被着体の表面粗さRa(JIS B 0601に
準じて測定した値)は、いずれも、0.25μmであっ
た。
【0077】ポリプロピレン製の平板に貼着した各粘着
ラベルの粘着力(FPP[N/25mm])、ポリスチ
レン製の平板に貼着した各粘着ラベルの粘着力(FPS
[N/25mm])の測定を、JIS Z 0237に
準拠して測定した。
【0078】粘着力の測定の結果を表3に示す。また、
表3には、FPS/FPPの値も併せて示す。
【0079】
【表1】
【0080】
【表2】
【0081】
【表3】
【0082】表1に示す結果から明らかなように、洗浄
テストにおいて、本発明の粘着ラベルは、比較例1の粘
着ラベルに比べ、短時間で被着体から剥離、脱落するこ
とが確認された。
【0083】また、表2に示す結果から明らかなよう
に、再剥離試験において、本発明の粘着ラベルは、糊残
りなどを生じることなく、確実に剥離することが可能で
あった。これに対し、比較例2では、粘着剤層の層内剥
離、基材−粘着剤層間の剥離による糊残り等が発生し、
被着体の表面が汚損され、粘着ラベルの確実な剥離を行
うことが困難であった。
【0084】また、表3に示す結果から明らかなよう
に、本発明の粘着ラベルでは、被着体の構成材料の種類
に関わらず、安定した粘着力が得られることが確認され
た。
【0085】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の粘着ラベル
によれば、粘着ラベルの使用時等には不本意な剥離を生
じず、剥離が必要なときには、容易かつ確実に剥離する
ことができる。
【0086】また、本発明の粘着ラベルによれば、被着
体の構成材料によらず、安定した粘着力、再剥離性を得
ることができるので、被着体の構成材料の選択の幅を広
げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粘着ラベルの実施例を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の粘着ラベルの実施例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 粘着ラベル 2 基材 3 粘着剤層 4 被着体 5 ラベル貼着面 6 凹凸
フロントページの続き Fターム(参考) 4J004 AA05 AA10 AA11 CA02 CA04 CA06 CA08 CB01 CB02 CB03 CC02 DB01 DB02 FA01 4J040 CA001 DF021 GA05 GA07 GA11 GA22 JA03 JB09 KA38 LA03 MA02 MA09 MA10 MA11 MB02 MB03 NA05 NA06 NA10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材と、粘着剤層とを有する粘着ラベル
    であって、前記粘着剤層は、界面活性剤と、エマルショ
    ン型の粘着剤とを含み、前記粘着剤の粒子の平均粒径が
    0.5〜2.2μmであることを特徴とする粘着ラベ
    ル。
  2. 【請求項2】 前記粘着剤層中の前記界面活性剤の含有
    量は、前記粘着剤の固形分100重量部に対し、2.0
    〜20重量部(固形分)である請求項1に記載の粘着ラ
    ベル。
  3. 【請求項3】 被着体として、表面粗さRaが0.25
    μmのポリプロピレン製の平板を用いた場合に、JIS
    Z 0237に準拠して測定される粘着力をF
    PP[N/25mm]、 被着体として、表面粗さRaが0.25μmのポリスチ
    レン製の平板を用いた場合に、JIS Z 0237に
    準拠して測定される粘着力をFPS[N/25mm]と
    したとき、下記式(I)を満足する請求項1または2に
    記載の粘着ラベル。 0.65≦FPS/FPP≦1.35・・・(I)
  4. 【請求項4】 50℃の温水を水圧2kg/cmで連
    続的に衝突させたとき、240秒以内で、表面粗さRa
    が0.25μmのポリスチレン製の被着体から剥離を生
    じる特性を有する請求項1ないし3のいずれかに記載の
    粘着ラベル。
  5. 【請求項5】 前記基材は、透水性を有するものである
    請求項1ないし4のいずれかに記載の粘着ラベル。
  6. 【請求項6】 前記粘着ラベルは、洗浄に供される被着
    体に貼着して使用されるものである請求項1ないし5の
    いずれかに記載の粘着ラベル。
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