JP2002220886A - タイル張り外断熱工法 - Google Patents

タイル張り外断熱工法

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JP2002220886A
JP2002220886A JP2001016054A JP2001016054A JP2002220886A JP 2002220886 A JP2002220886 A JP 2002220886A JP 2001016054 A JP2001016054 A JP 2001016054A JP 2001016054 A JP2001016054 A JP 2001016054A JP 2002220886 A JP2002220886 A JP 2002220886A
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Katsumi Iwai
克巳 岩井
Koji Amimoto
浩二 網本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下地モルタル中の短繊維を該下地モルタル表
面から十分に且つ容易に毛羽立たせることができ、タイ
ルの張付強度も著しく高くなるタイル張り断熱工法を提
供する。 【解決手段】 躯体1の外面に断熱材8を張り付けた
後、断熱材8の表面に短繊維入りのモルタル11をコテ
塗りし、その上にネット20を重ね、次いで、第2層目
のモルタル12をコテ塗りする。次いで、ローラ30を
このモルタル12の上にかけ、短繊維9をモルタル12
の表面から突出させて毛羽立ち状とする。モルタル1
1,12が硬化した後、座堀りし、ワッシャ41と共に
アンカーボルト40を躯体1に打ち込み、ネット20を
躯体1に固定する。次に、このモルタル12上に下地モ
ルタル13をコテ塗りし、次いで張付モルタル14を介
してタイル15を張り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイル張り外断熱工
法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートなどの駆体外壁の外面に断
熱材を取り付け、この断熱材の外面に仕上げ処理を施す
タイル張り外断熱工法は周知である(例えば特開昭57
−205654号、特開昭61−45055号)。しか
しながら、従来のタイル張り外断熱工法は、仕上げ処理
として化粧モルタル仕上げやペイント仕上げを想定して
おり、タイルのような重量の大きな外装仕上げ材は堅固
な取付けができず、採用されていない。
【0003】外断熱工法ではなく、単に外壁をタイル仕
上げとする改修工法として、躯体表面に下地モルタルを
塗り付け、この下地モルタルの上に張付モルタルを用い
てタイルを張り付ける工法がある。この場合、タイルの
裏面に張付モルタルを盛り付けるように塗り付け、この
張付モルタルを下地モルタルに押し付け、しっかりと張
り付ける。なお、張付モルタルを下地モルタルの上に層
状に塗着し、この張付モルタルの上にタイル裏面を押し
付ける方法もある。
【0004】上記のタイル張り工法において、躯体表面
は、十分に清掃した後、水でしめらせておく。また、タ
イルが吸水性を有するものであるときには、タイルも水
でしめらせておく。
【0005】このタイルの裏面には凹凸が形成されてお
り、タイルと張付モルタルとの付着強度を高くするよう
にしている。
【0006】しかしながら、上記従来のタイル張り工法
においては、下地モルタルの表面が平坦であるため、下
地モルタルと張付モルタルとの付着強度がいま一つ不足
しがちであり、熟練職人による入念な施工が必要であっ
た。
【0007】本出願人は、上記従来の問題点を解決し、
下地モルタルと張付モルタルとの付着強度を十分に高め
ることができるタイル張り工法を特許第2616626
号にて提案している。
【0008】同号特許のタイル張り工法は、躯体面に下
地モルタルを付着させ、該下地モルタル上に張付モルタ
ルを介してタイルを張り付けるタイル張り工法におい
て、該下地モルタルとして繊維を混入させたモルタルを
用い、該繊維混入下地モルタルを前記躯体面に付着させ
た後、該下地モルタル表面から繊維を突出させて毛羽立
たせ、その後下地モルタル上に張付モルタルを介してタ
イルを張り付けることを特徴とする。
【0009】かかるタイル張り工法では、下地モルタル
として繊維を混入させたモルタルを用い、躯体面に付着
させた下地モルタル表面から含有される繊維を突出させ
て毛羽立たせた状態で張付モルタルを介してタイルを施
工するため、下地モルタルと張付モルタルとの界面で、
該毛羽立たせた繊維による投錨効果が得られ、下地モル
タルと張付モルタルとの付着強度が高められる。
【0010】第9図(a)〜(c)は同号特許のタイル
張り工法を示す縦断面図である。まず、第9図(a)に
示す如く、駆体(コンクリート壁)1の表面に、繊維2
Aを混入させた下地モルタル2を付着(コテ塗り又は吹
き付け)させる。下地モルタル2がある程度硬化した
後、この下地モルタル2の表面2aを金ブラシ等でこす
るなどして、第9図(b)に示す如く、含有される繊維
2Aを下地モルタル2の表面から突出するように毛羽立
たせる。その後、第9図(c)に示す如く、下地モルタ
ル2上に張付モルタル3を介してタイル4を張り付け、
必要に応じて目地5詰めする。
【0011】この下地モルタル2の表面2aに突出した
繊維2Aが、張付モルタル3と下地モルタル2との間に
またがるように介在されるため、張付モルタル3のダレ
や剥離が防止され、タイルを極めて強固に張付施工する
ことができる。そして、モルタル2,3が硬化した後に
おいても、この繊維2Aによる投錨効果により下地モル
タル2及び張付モルタル3同志の付着強度が著しく高い
ものとなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記特許第26166
26号の方法においては、繊維2Aを毛羽立たせるため
に金ブラシで下地モルタル2の裏面を擦るようにしてい
るが、この毛羽立たせ作業にかなりの労力を要すると共
に、モルタル2の硬化の時期と毛羽立たせ作業時期との
マッチングが難しく、毛羽立ちが十分に生じないおそれ
もあった。
【0013】なお、特開平8−158215号公報に
は、立毛したネットとモルタルとを用いたタイル張り工
法が記載されているが、この立毛はネットから外方に向
っており、モルタルとのなじみが悪く、タイル張付強度
を逆に低下させるおそれがある。
【0014】本発明は、タイルの張付強度が著しく高く
なるタイル張り外断熱工法を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のタイル張り外断
熱工法は、建物の駆体の外面に発泡樹脂ボードよりなる
断熱材を張り付けた後、該断熱材の外面に第1層目のモ
ルタルを塗布し、この第1層目のモルタルの上にネット
を配置し、該ネットを覆うように短繊維混入モルタルを
塗着して第2層目のモルタルを形成し、該第2層目のモ
ルタルの表面に起毛処理を施すことにより、該第2層目
のモルタル表面から短繊維を突出させて毛羽立たせ、該
起毛処理を施した後に第2層目のモルタルを硬化させ、
次いでアンカー金具を躯体に打ち込んで該ネット及び前
記断熱材を固定し、その後、モルタル又は有機系接着剤
を介してタイルを張り付けることを特徴とするものであ
る。
【0016】この起毛処理としては、ローラ掛けが好適
である。弾力性を有したネットが埋設された該第2層モ
ルタルが硬化しないうちに第2層モルタルの表面をロー
ラ掛けすると、ローラの当った部分が深く押し込まれ、
ローラが通り過ぎるとネットの弾力性によって復元す
る。この押込あるいは復元の際にモルタル中の短繊維が
下地モルタル表面から突出し、第2層モルタルの表面が
毛羽立つようになる。
【0017】本発明においては、ローラ掛け等の起毛処
理を施した後に第2層目のモルタルを硬化させ、次いで
アンカー金具を躯体に打ち込んで該ネットを固定し、そ
の後、モルタルを介してタイルを張り付けることによ
り、タイルをしっかりと張付けることができる。
【0018】上記のローラは外周面が鋸歯状の円盤状ロ
ーラであることが好ましい。かかるローラであると、短
繊維を十分に毛羽立たせることができる。
【0019】本発明では、第1層目のモルタルとして短
繊維入り樹脂モルタルを用いることにより、アンカー効
果によってネットの張付強度を高めることができる。
【0020】また、第2層目のモルタルとして、弾性樹
脂モルタルを用いることにより、断熱材の伸縮によるひ
び割れを防止することができる。
【0021】第2層目のモルタルとして、グラスファイ
バーが混入されたものを用いることにより、ひび割れを
防止できる。
【0022】第1層目のモルタルの塗布に先立って、断
熱材の表面に軽量モルタル及び/又はガラス繊維入りモ
ルタルを塗布しておくことにより、断熱材の伸縮による
モルタル層のひび割れを防止することができる。
【0023】本発明において、上記のネットとしては、
ガラスメッシュや合成繊維製ネットを用いることができ
る。ネットとしては、所定間隔をあけて重なる2層の地
糸ネット部と、これらの地糸ネット部同士をつなぐ立毛
部とを備えてなるものも好適である。かかるネットは、
外方に向って起立する起毛を有していないので、モルタ
ルとのなじみが良好である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。
【0025】第1,2図は実施の形態に係る方法によっ
てタイル張りされた壁面の水平断面図(なお、第1図は
平部の断面図、第2図は出隅部分の断面図である。)、
第3,4図は実施の形態に係るタイル張り工法を示す施
工途中の縦断面図、第5図はネットの平面図、第6図は
第5図のVI−VI線に沿う断面図、第7図はネットの一部
を拡大した斜視図である。
【0026】この実施の形態による施工手順は次の〜
の通りである。 樹脂モルタル7又は有機系接着剤で断熱材8を駆体
1に張りつける。 断熱材8の突き付け部、窓開口周りをガラスメッシ
ュ10と樹脂モルタルで補強する。 養生(1日)する。 第1層目モルタル11として短繊維入り樹脂モルタ
ルを断熱材上面に例えば2mm程度下擦りする。 ネット20を仮押さえし、さらに金ゴテでネット2
0の上から第2層目モルタル12として短繊維入りモル
タルを例えば3mm厚に塗り付けて、ネット20を埋め
込むようにする。 モルタル12が硬化しないうちに、ローラ30掛け
してモルタル12中の短繊維を起毛させる。 養生(1日)する。 座掘りをして、ワッシャー41をアンカー40によ
りネット20の上から固定する。 タイル15を張り付ける。
【0027】以下に、上記〜の各工程について詳細
に説明する。
【0028】 まず、躯体1上に樹脂モルタル7又は
有機系接着剤を用いて断熱材8を張り付ける。特に本発
明を限定するものではないが、この断熱材8としては、
910mm角×25〜100mm厚の発泡樹脂断熱材が
好適である。
【0029】樹脂モルタル7としては、通常のセメント
モルタルに対し、セメント混和用ポリマー液を添加した
ものを用いることができる。
【0030】樹脂モルタル7は、この断熱材8の裏面に
団子状に約9点程度塗り付けるのが好ましく、塗布量は
1ヶ所当り直径150mm、厚さ5mm程度が好まし
い。
【0031】 次に第2図のように、断熱材8同士の
突き付け部8aや、窓開口周り(図示略)にガラスメッ
シュ10を貼り付けて補強を行う。この場合、まず、樹
脂モルタルを断熱材8の該突き付け部8aや窓開口周り
近傍に塗布し、次いでガラスメッシュを押し付ける。こ
のガラスメッシュとしては、ガラス繊維のロービングロ
ス等を用いることができ、その厚みは0.1〜1μm
(目付としては80〜150g/m)程度のものが好
適である。樹脂モルタルとしては、上記樹脂モルタル7
と同様のものを用いることができる。
【0032】 このガラスメッシュ10の貼付け後、
作業を中断し、翌日までモルタルの養生を行う。
【0033】 次に、この断熱材8の表面にモルタル
好ましくは短繊維入りのモルタル11をコテ塗り等によ
り塗布して第1層目のモルタル11を形成する。
【0034】このモルタル11は、樹脂ポリマー液を配
合した樹脂モルタルが好適である。特に、弾性樹脂ポリ
マー液を短繊維入りモルタルに対し同量程度(例えば短
繊維入りモルタル100重量部に対し市販のモルタル配
合用の弾性樹脂ポリマー液を40〜60重量部程度)混
合した弾性樹脂モルタルが好適である。この弾性樹脂モ
ルタルを用いることにより、断熱材8が熱により伸縮し
てもモルタル層にひび割れが生じることが防止される。
【0035】また、このモルタル11として、ナイロン
等の合成繊維の5〜20mm程度の短繊維を0.5〜2
重量%程度含む短繊維入りモルタルを用いると、アンカ
ー効果によりネット20の張付強度を高めることができ
る。
【0036】このモルタル11にグラスファイバーを混
ぜ、引張強度を高め、ひび割れを防ぐようにしてもよ
い。
【0037】 このモルタル11を塗布した後、その
上にネット20を重ね、次いで、第2層目の短繊維入り
モルタル12(第4図)をコテ塗り等により塗布する。
【0038】なお、ネット20としては、ガラスメッシ
ュが好適であるが第5〜7図の通り、2枚の地糸ネット
21,21が起毛部22によって結合された合成繊維製
のものも好適である。起毛部22を地糸ネット21,2
1間に設けたことにより、ネット20は厚み方向に十分
な弾力性を有する。このネット20の厚みは、2〜6m
m程度が好適であり、ネット20の目開き面積は30〜
200mm程度が好適である。
【0039】このネット20は、外側に向って起立する
起毛は有していないので、モルタルとのなじみが良好で
あり、密実なモルタル層を形成することができる。な
お、ガラスメッシュは合成繊維のネットに比べて耐火性
に優れる。
【0040】第2層目のモルタル12に配合する短繊維
としては、各種合成繊維や炭素繊維が好適であり、その
太さは50〜300デニール程度が好適である。短繊維
の長さは5〜20mm特に7〜15mm程度が好適であ
る。なお、短繊維はカールしていてもよく、部分的に突
起ないし節状部分を有していてもよい。
【0041】短繊維のモルタル中への配合量は0.5〜
2重量%程度(目付に換算すると50〜200g/m
程度)が好適である。
【0042】第2層目のモルタル12としても樹脂モル
タル特に弾性樹脂モルタルが好適である。この2層目の
モルタル12にグラスファイバーを混ぜ、引張強度を高
め、ひび割れを防止するようにしてもよい。
【0043】 次いで、第4図の通り、モルタル12
が硬化しないうちにローラ30をこのモルタル12の上
にかける。このローラ30は、外周面が鋸歯状の円盤3
1と、この円盤31を支持するグリップ32とを有した
ものであり、グリップ32を掴んで円盤31をモルタル
12に押し付けながら移動させて転動させる。円盤31
が押し付けられた箇所ではモルタル12が押し込まれ、
この際ネット20も弾性的にネット厚みを減じるように
変形する。円盤31が通り過ぎると、ネット20の弾力
性によりモルタル12も盛り返されるが、この押込ある
いは復元の際、短繊維9がモルタル12の表面から突き
出し、毛羽立つようになる。また、モルタル12の表面
に凹凸が形成されるので、後で施す張付モルタルとの接
着性が増すようになる。
【0044】 モルタル12面の全体をローラ30掛
けして毛羽立たせた後、翌日までモルタル11,12を
養生して硬化させる。
【0045】 モルタル11,12及び断熱材8を貫
通して駆体1に達するように例えば直径18mm程度の
孔を座掘りし、ワッシャ41と共にアンカーボルト40
を躯体1に打ち込み(第1,2図)、ネット20を躯体
10に固定する。ワッシャ41はモルタル12の表面に
密着状となる。
【0046】 次に、この第2層目のモルタル12上
に下地モルタル13をコテ塗りし、次いで張付モルタル
14を介してタイル15を張り付ける。モルタル12か
ら短繊維9が毛羽立っているので、下地モルタル13と
モルタル12との結合力はきわめて高く、タイル15の
張付強度も十分に高い。
【0047】上記実施の形態は、本発明の一例であり、
本発明はこれに限定されるものではない。
【0048】例えば、本発明では、断熱材8を躯体1に
張付けた後、第8図の如く、曲げ・引張強度の高いGR
Cモルタル(長さ3〜10mm程度のガラス繊維を配合
したモルタル)50を5mm厚程度塗布し、その後上記
と同様に第1層目モルタル11を約2mm厚に塗布し、
その上にネット20を重ね、第2層目モルタル12を約
3mm厚に塗布してネット20を張付けるようにしても
よい。このようにすると、モルタルの層厚が10mmと
厚くなり強度が増すと共に、GRC層がそもそも断熱材
の熱による収縮する時の応力に抵抗するため、ネットモ
ルタル層にひび割れを起こさない。塗布手間が1工程分
増えるが、1日の工程の中で作業できるので、手間の割
りに効果が大である。また上記GRCモルタルの代り
に、軽量モルタル50を5mm厚程度塗布しても同様の
効果が得られる。
【0049】また、本発明では、断熱材8の表面にゴム
を塗着して断熱材8の表面とモルタル層との界面にゴム
層を介在させ、層方向の応力や変位を吸収させるように
してもよい。これにより、断熱材8の膨張、収縮の応力
がモルタル層に伝播することが防止されるようになる。
【0050】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、下地モル
タル中の短繊維を該下地モルタル表面から十分に且つ容
易に毛羽立たせることができ、タイルの張付強度も著し
く高くなるタイル張り外断熱工法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る方法によってタイル張りされ
た壁面の平部の水平断面図である。
【図2】実施の形態に係る方法によってタイル張りされ
た壁面の出隅部の水平断面図である。
【図3】実施の形態に係るタイル張り工法を示す施工途
中の縦断面図である。
【図4】実施の形態に係るタイル張り工法を示す施工途
中の縦断面図である。
【図5】ネットの平面図である。
【図6】第4図のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】ネットの一部を拡大した斜視図である。
【図8】別の実施の形態を示す断面図である。
【図9】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 駆体(コンクリート壁) 2 下地モルタル 2A 繊維 3 張付モルタル 4 タイル 7 断熱材張り付け用モルタル 8 断熱材 9 短繊維 10 ガラスメッシュ 11,12,13,14 モルタル 15 タイル 20 ネット 30 ローラ 40 アンカーボルト 41 ワッシャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DD01 FA04 GA01 GA06 GA12 GA32 HA01 HA11 HD01 HF18 JA29 JD04 KA01 KA08 LA04 LA12 LA16 2E110 AA02 AA50 AB04 AB22 BA12 CA25 DA12 DC21 DC24 GA24Y GA33Y GA34W GA42Z GB01Z GB24Z GB32Z GB42Y GB42Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の駆体の外面に発泡樹脂ボードより
    なる断熱材を張り付けた後、該断熱材の外面に第1層目
    のモルタルを塗布し、 この第1層目のモルタルの上にネットを配置し、 該ネットを覆うように短繊維混入モルタルを塗着して第
    2層目のモルタルを形成し、 該第2層目のモルタルの表面に起毛処理を施すことによ
    り、該第2層目のモルタル表面から短繊維を突出させて
    毛羽立たせ、 該起毛処理を施した後に第2層目のモルタルを硬化さ
    せ、次いでアンカー金具を躯体に打ち込んで該ネット及
    び前記断熱材を固定し、 その後、モルタル又は有機系接着剤を介してタイルを張
    り付けることを特徴とするタイル張り外断熱工法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1層目のモル
    タルは短繊維入り樹脂モルタルであることを特徴とする
    タイル張り外断熱工法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、起毛処理はロ
    ーラ掛けであることを特徴とするタイル張り外断熱工
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、第1層目のモルタルの下に軽量モルタル及び/又は
    繊維入りモルタル層を塗布することを特徴とするタイル
    張り外断熱工法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、前記第2層目のモルタルは、前記短繊維が混入され
    た弾性樹脂モルタルであることを特徴とするタイル張り
    外断熱工法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項におい
    て、前記第2層目のモルタルは、前記短繊維と共にグラ
    スファイバーが混入されていることを特徴とするタイル
    張り外断熱工法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項におい
    て、前記ネットは、所定間隔をあけて重なる2層の地糸
    ネット部と、これらの地糸ネット部同士をつなぐ立毛部
    とを備えてなることを特徴とするタイル張り外断熱工
    法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項におい
    て、断熱材の表面にガラス繊維入りモルタルを塗布した
    後、前記第1層目のモルタルをその上に塗布することを
    特徴とするタイル張り外断熱工法。
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