JP2002220853A - シリンダの保護装置 - Google Patents
シリンダの保護装置Info
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- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
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- F15B15/14—Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
Abstract
いようにする。 【解決手段】 保護カバー体37がシリンダロッド38
を覆うようにシリンダ31の長手方向に配置され、保護
カバー体37の一端部が、シリンダロッド38の先端部
に連結され、シリンダ本体46に、保護カバー体37の
他端側を係合する係合体47が設けられ、保護カバー体
37に対して、前記係合体47を、シリンダ31の長手
方向に摺動自在に保持するようにしたシリンダの保護装
置において、前記保護カバー体37に、その幅方向両端
側から幅方向の中央側に向けて、シリンダ31側から次
第に大きく離間するように山形状に傾斜したガード部4
3が設けられている。
Description
等の建設・土木機械等の作業機に設けられるシリンダの
保護装置に関するものである。
に示すように、バケットで跳ね上げた石等がブームシリ
ンダ101のシリンダロッド102に当たって、シリン
ダロッド102を傷つける惧れのないように、シリンダ
の保護装置103が設けられている。この従来のシリン
ダの保護装置103は、図11に示すように、保護カバ
ー体104を備え、保護カバー体104はシリンダロッ
ド102を覆うようにブームシリンダ101の長手方向
に配置され、保護カバー体104の一端部が、ボルト1
05等によりシリンダロッド102の先端部に連結固定
され、シリンダ本体106に、保護カバー体104の他
端側を係合する係合体107が設けられ、保護カバー体
104に対して、前記係合体106を、ブームシリンダ
101の長手方向に摺動自在に保持している。
あっては、掘削装置のバケットの替わりにブレーカを装
着することがあるが、図11に示すように、保護カバー
体104のガード部109が平坦面状であったため、バ
ケットの爪やブレーカの先端が、保護カバー体104の
ガード部109に衝当すると保護カバー体104がた易
く変形してシリンダロッド102を傷つけたり、保護カ
バー体104が変形して、保護カバー体104がシリン
ダ本体106に対してスムーズに移動しなくなったりす
る惧れがあった。
で、保護カバー体がた易く変形しないようにしたもので
ある。
る本発明の技術的手段は、保護カバー体37がシリンダ
ロッド38を覆うようにシリンダ31の長手方向に配置
され、保護カバー体37の一端部が、シリンダロッド3
8の先端部に連結され、シリンダ本体46に、保護カバ
ー体37の他端側を係合する係合体47が設けられ、保
護カバー体37に対して、前記係合体47を、シリンダ
31の長手方向に摺動自在に保持するようにしたシリン
ダの保護装置において、前記保護カバー体37に、その
幅方向両端側から幅方向の中央側に向けて、シリンダ3
1側から次第に大きく離間するように山形状に傾斜した
ガード部43が設けられている点にある。
ー体37の両端部に、コの字状に屈曲した一対の保持部
44が設けられ、この一対の保持部44に、前記係合体
47の両端部が、シリンダ31の長手方向に摺動自在に
保持されている点にある。本発明の他の技術的手段は、
前記保護カバー体37が、一枚の板材を折り曲げること
により、前記ガード部43と前記一対の保持部44とを
一体に有するように、形成されている点にある。
を参照して説明する。図4において、1は、(旋回)作
業機として例示するバックホーであり、該バックホー1
は上部の旋回体2と、下部の走行装置3とから主構成さ
れており、旋回台6が上下方向の旋回軸廻りに旋回して
も、該旋回台6の後面側が走行装置3の左右幅外に、は
み出さないように、旋回台6の後面側を平面視弧状(略
円弧状)に構成した小型の後方小旋回バックホーと称さ
れるものである。
右方向)を前後方向といい、この前後方向に直交する横
方向(図4の紙面貫通方向)を左右方向という。また、
旋回台6と走行装置3等で作業機1の機体が構成されて
いる。走行装置3は、トラックフレーム3Aの左右両側
に、アイドラ3B、駆動輪3C、トラックローラ3D及
びキャリアローラ3Fを回転自在に支持し、これらにゴ
ムクローラ形式(又は鉄クローラ形式)の無端帯状の弾
性クローラ4を巻き掛け、駆動輪3Cを油圧モータ等で
駆動してなるクローラ式走行装置が採用されている。
回軸回りに旋回自在に支持された旋回台6と、旋回台6
の前部に設けられた作業装置(掘削装置)7と、旋回台
6上に設けられた運転席8と、エンジン,燃料タンク,
油圧ポンプ,作動油タンク,ラジエータ,バッテリー等
の旋回台6に搭載された各種機器等とを備えて構成され
ている。旋回台6は、後部に、旋回台6前部に備えた作
業装置7等に対する重量バランスを図り且つ旋回台6の
後部を構成するカウンタウエイト20(プロテクタ)を
備えている。
の支持ブラケット26が設けられ、この支持ブラケット
26には、揺動ブラケット27が上下軸廻りに左右揺動
自在に支持されている。この揺動ブラケット27に横軸
廻りに揺動自在自在に支持されたブーム28と、このブ
ーム28の先端側に横軸廻りに揺動自在に支持されたア
ーム29と、このアーム29の先端側にスクイ・ダンプ
動作可能に取り付けられたバケット30とから前記作業
装置7が主構成されており、これらブーム28、アーム
29、バケット30は、それぞれ油圧シリンダからなる
ブームシリンダ31、アームシリンダ32、バケットシ
リンダ33によって作動可能とされている。
するドーザ装置5が備えられている。ブームシリンダ3
1のブーム28とは反対側には、シリンダの保護装置3
5が設けられている。図1〜図3に示すように、シリン
ダの保護装置35は、保護カバー体37を備えている。
保護カバー体37は、ブームシリンダ31のシリンダロ
ッド38のブーム28とは反対側を覆うように、ブーム
シリンダ31の長手方向に配置されている。保護カバー
体37の一端部に連結片39が突設され、保護カバー体
37の一端部が連結片39を介してボルト40によりブ
ームシリンダ31のシリンダロッド38の先端部に連結
固定されている。
右一対の保持部44とが具備され、ガード部43は、保
護カバー体37の幅方向両端側から幅方向の中央側に向
けて、ブームシリンダ31側から次第に大きく離間する
ように山形状に傾斜され、左右一対の傾斜壁43aを有
している。左右一対の保持部44は、保護カバー体37
の両端部にコの字状に屈曲形成され、各保持部44は、
基端挟持壁44aと先端挟持壁44bとを有すると共
に、該基端挟持壁44aと先端挟持壁44bとを連結す
る外側壁44cとを一体に有している。保護カバー体3
7は、一枚の金属製の板材を折り曲げることにより、前
記ガード部43と前記一対の保持部44とを一体に有す
るように形成されている。ガード部43の一対の傾斜壁
43aのなす角度αが110°程度に設定され、傾斜壁
43aと基端挟持壁44aとは互いに傾斜するように屈
曲されている。
係合体47が設けられている。係合体47は左右方向に
長い板状に形成され、シリンダ本体46のシリンダロッ
ド38側の端部に溶接等により固着されている。係合体
47の左右両端部に合成樹脂製のキャップ50が嵌合さ
れ、係合体47の左右両端部が、このキャップ50を介
して一対の保持部44に、ブームシリンダ31の長手方
向に摺動自在に係合保持され、これにより係合体47は
保護カバー体37の他端側を係合保持している。キャッ
プ50の外面形状は、保護カバー体37の保持部44の
内面形状に合致するように形成されており、保護カバー
体37の保持部44に対して係合体47がスムーズに摺
動するようになっている。
る一対の保持部44の外側壁44c間に溶接等によって
固着され、連結片39の先端部に前記ボルト40を通す
ための取付孔48が形成されている。上記実施の形態に
よれば、バックホー1において、旋回体2を旋回させる
場合等には、旋回半径を極力小さくするためにブーム2
8、アーム29、バケット30をそれぞれ上方又は後方
に揺動配置して折り畳むようにするが、このような場合
に、バケット30の先端が保護カバー体37に接触する
ことがある。この際に、保護カバー体37は、幅方向両
端側から幅方向の中央側に向けて、ブームシリンダ31
側から次第に大きく離間するように山形状に傾斜したガ
ード部43を有しているため、バケット30の先端が左
右外側方へと滑って逃げるよう移動し、保護カバー体3
7への衝撃を緩和する。また、バケット30に代えて油
圧ブレーカーを装着した場合も、同様に油圧ブレーカの
チゼルが、ガード部43の傾斜により、左右外側方へと
滑って逃げるよう移動し、保護カバー体37への衝撃を
緩和する。その結果、保護カバー体37の変形等を極力
防止することができると共に、ブームシリンダ31のシ
リンダロッド38の損傷が防止される。また、保護カバ
ー体37の変形が防止されるので、保護カバー体37に
対する係合体47の相対移動に支障を生じることが少な
くなり、シリンダロッド38の伸縮動作に対して抵抗も
なくスムーズに伸縮できるようになる。
を、上記の如く山形状に形成しているため、保護カバー
体37の負荷に対する剛性が高められており、保護カバ
ー体37の強度向上が図られている。これによって、バ
ケット30等の作業具の先端が保護カバー体37に衝当
しても、作業具を横に逃がすことができ、この点から保
護カバー体37が変形しにくくなると共に、ガード部4
3の山形形状によって、保護カバー体37自体の強度が
高く変形しにくくなっている。
板材を折り曲げることにより、前記ガード部43と前記
一対の保持部44とを一体に有するように、形成されて
いるので、保護カバー体37の構成部材の点数が極力少
なくなるし、溶接等の作業も省略することができ、製造
コストが安上がりになる。図5〜図7は他の実施の形態
を示し、ガード部43の一対の傾斜壁43aのなす角度
αが155°程度に設定され、一対の傾斜壁43aと基
端挟持壁44aとは互いに傾斜しておらず面一状に延長
されている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様
の構成である。
の形態の場合と同様に、バケット30等の作業具の先端
が保護カバー体37に衝当しても、作業具を横に逃がす
ことができ、この点から保護カバー体37が変形しにく
くなると共に、ガード部43の山形形状によって、保護
カバー体37自体の強度が高く変形しにくくなってい
る。また、保護カバー体37の構成部材の点数が極力少
なくなるし、溶接等の作業も省略することができ、保護
カバー体37の製造コストが安上がりになる。図8は他
の実施の形態を示し、底壁55aと左右一対の起立壁5
5bとを有する板材55に、アングル材56を溶接する
と共に、一対の起立壁55bの上端部にL字状の棒材
(板材)57を溶接することにより、保護カバー体37
を構成するようにしたもので、アングル材56により山
形状のガード部43が形成され、板材55の幅方向両端
部と、L字状の棒材57とによってコの字状の保持部4
4が形成されている。そして、シリンダ本体46の係合
体47の左右両端部が、一対の保持部44に、ブームシ
リンダ31の長手方向に摺動自在に係合保持され、これ
により係合体47が保護カバー体37の他端側を係合保
持するようになっている。その他の点は前記実施の形態
の場合と同様の構成である。
施の形態の場合と同様に、バケット30等の作業具の先
端が保護カバー体37に衝当しても、作業具を横に逃が
すことができ、この点から保護カバー体37が変形しに
くくなると共に、ガード部43の山形形状によって、保
護カバー体37自体の強度が高く変形しにくくなってい
る。図9は他の実施の形態を示し、一対の傾斜壁61a
と、一対の起立壁61bとを具備する板材61に、板材
62を溶接すると共に、一対の起立壁61bの上端部に
L字状の棒材(板材)63を溶接することにより、保護
カバー体37を構成するようにしたもので、板材61に
より山形状のガード部43が形成され、板材61の起立
壁61bと、板材62の幅方向両端部と、L字状の棒材
63とによってコの字状の保持部44が形成されてい
る。そして、シリンダ本体46の係合体47の左右両端
部が、一対の保持部44に、ブームシリンダ31の長手
方向に摺動自在に係合保持され、これにより係合体47
が保護カバー体37の他端側を係合保持するようになっ
ている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構
成である。
施の形態の場合と同様に、バケット30等の作業具の先
端が保護カバー体37に衝当しても、作業具を横に逃が
すことができ、この点から保護カバー体37が変形しに
くくなると共に、ガード部43の山形形状によって、保
護カバー体37自体の強度が高く変形しにくくなってい
る。図10は他の実施の形態を示し、両端部がコの字状
に屈曲した板材65と、アングル材66とを溶接し、保
護カバー体37を構成したもので、アングル材66によ
り山形状のガード部43が形成され、板材65の幅方向
両端部によってコの字状の保持部44が形成されてい
る。そして、シリンダ本体46の係合体47の左右両端
部が、キャップ50を介して一対の保持部44に、ブー
ムシリンダ31の長手方向に摺動自在に係合保持され、
これにより係合体47が保護カバー体37の他端側を係
合保持するようになっている。その他の点は前記実施の
形態の場合と同様の構成である。
施の形態の場合と同様に、バケット30等の作業具の先
端が保護カバー体37に衝当しても、作業具を横に逃が
すことができ、この点から保護カバー体37が変形しに
くくなると共に、ガード部43の山形形状によって、保
護カバー体37自体の強度が高く変形しにくくなってい
る。なお、前記実施の形態では、ガード部43の一対の
傾斜壁43aのなす角度αが110°程度又は155°
程度に設定されているが、一対の傾斜壁43aのなす角
度αは、これらに限定されず、例えば120°程度又は
151°程度に設定してもよい。
具の先端が保護カバー体37に衝当しても、ガード部4
3の山形形状によって、作業具をスムーズに横に逃がす
ことができて、この点から保護カバー体37が変形しに
くくなると共に、保護カバー体37のガード部43の山
形形状によって保護カバー体37自身の強度が高くな
り、簡単な構成で、保護カバー体37をた易く変形しな
いようになし得る。また、保護カバー体37が、一枚の
板材を折り曲げることにより、ガード部43と一対の保
持部44とを一体に有するように、形成されている場合
には、保護カバー体37の構成部材の点数が極力すくな
くなるし、溶接等の作業も省略することができ、製造コ
ストが非常に安上がりになる。
置部分の側面断面図である。
の側面断面図である。
ある。
ある。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 保護カバー体(37)がシリンダロッド
(38)を覆うようにシリンダ(31)の長手方向に配
置され、保護カバー体(37)の一端部が、シリンダロ
ッド(38)の先端部に連結され、シリンダ本体(4
6)に、保護カバー体(37)の他端側を係合する係合
体(47)が設けられ、保護カバー体(37)に対し
て、前記係合体(47)を、シリンダ(31)の長手方
向に摺動自在に保持するようにしたシリンダの保護装置
において、 前記保護カバー体(37)に、その幅方向両端側から幅
方向の中央側に向けて、シリンダ(31)側から次第に
大きく離間するように山形状に傾斜したガード部(4
3)が設けられていることを特徴とするシリンダの保護
装置。 - 【請求項2】 前記保護カバー体(37)の両端部に、
コの字状に屈曲した一対の保持部(44)が設けられ、
この一対の保持部(44)に、前記係合体(47)の両
端部が、シリンダ(31)の長手方向に摺動自在に保持
されていることを特徴とするシリンダの保護装置。 - 【請求項3】 前記保護カバー体(37)が、一枚の板
材を折り曲げることにより、前記ガード部(43)と前
記一対の保持部(44)とを一体に有するように、形成
されていることを特徴とするシリンダの保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001015065A JP3718434B2 (ja) | 2001-01-23 | 2001-01-23 | シリンダの保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=18881679
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Country Status (1)
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2001
- 2001-01-23 JP JP2001015065A patent/JP3718434B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3718434B2 (ja) | 2005-11-24 |
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