JP2002219774A - 積層延伸ポリエステルフィルム - Google Patents

積層延伸ポリエステルフィルム

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JP2002219774A
JP2002219774A JP2001016796A JP2001016796A JP2002219774A JP 2002219774 A JP2002219774 A JP 2002219774A JP 2001016796 A JP2001016796 A JP 2001016796A JP 2001016796 A JP2001016796 A JP 2001016796A JP 2002219774 A JP2002219774 A JP 2002219774A
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polyester
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JP2001016796A
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Tetsuo Yoshida
哲男 吉田
Tetsuo Ichihashi
哲夫 市橋
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形加工性、防湿性、ハンドリング性に優れ
る積層延伸ポリエステルフィルムを提供する。 【解決手段】 ポリエステルからなる層Aと熱可塑性エ
ラストマーからなる層Bとを積層した少なくとも3層の
積層フィルムであって、その最外層はともに層Aであ
り、該積層フィルムは一軸以上に延伸され、総厚みが3
〜3000μm、層Aの厚み(a)と層Bの厚み(b)
の比(a/b)が0.01〜3、ヤング率が5〜400
0MPa、透湿度が150g/m2・24hr以下、か
つ該フィルムのいずれかの表面の中心線平均粗さ(R
a)が10nm以上であることを特徴とする積層延伸ポ
リエステルフィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積層延伸ポリエステ
ルフィルムに関し、詳しくは成形加工性、経時安定性、
耐溶剤性および寸法安定性に優れ、さらにハンドリング
性および防湿性に優れ、モールディング加工やエンボス
加工等変形加工する用途に適する積層延伸ポリエステル
フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食品包装分野、薬品包装分野、ラ
ミネート成形分野(例えば、家具、屋内外装飾品、電化
製品、自動車部品等におけるフィルムと紙、木材、金
属、樹脂、ゴム等のラミネート品あるいは積層品)、I
C、磁気記録用カード材料分野、農業分野など幅広い分
野にフィルム(シートも含む。以下同じ)が用いられて
いる。これらの用途では、平面形態のみならず、曲面、
凹凸面等の表面形態を有する製品が多く、成形加工性の
優れたポリ塩化ビニルやポリプロピレン等のポリオレフ
ィンフィルム、エチレン酢酸ビニルアルコールフィルム
等が主として用いられている。しかし、これらのフィル
ムは耐熱性に劣るため、製品が高温度下に曝されると変
形する場合がある。また、これらのフィルムはガスバリ
アー性が低く、ガスバリアー性の要求される食品包装用
途や家具、屋内外装飾品、電化製品、自動車部品等の用
途では性能が不十分である問題がある。
【0003】また、熱可塑性エラストマーは、その優れ
た成形性の他に、耐熱性、柔軟性を有することから、近
年、使用量が増加しており、耐熱性、耐寒性などの特徴
を生かして上記用途に使用されつつある。
【0004】しかし、熱可塑性エラストマーは、弾性回
復が極めて強いため、一軸または二軸延伸して製膜する
事が非常に困難であり、フィルムを製造することはあま
り試みられていない。すなわち、ロール延伸による延伸
製膜の際、フィルムの延伸点が延伸ロール上に遡及し、
延伸斑が少なくかつすり傷の無いフィルムを得ることが
できない、あるいは、熱可塑性エラストマーのガラス転
移温度(Tg)が低いため、延伸ロールに粘着するとい
う技術的障害がある。
【0005】特開平4−33829号公報には、熱可塑
性エラストマーの未延伸フィルムを成形する方法が開示
されている。しかしこの方法で得られる未延伸フィルム
は、厚み斑が大きい、幅広のフィルムを得ることができ
ない、あるいは柔軟性のためロール巻き取りの際、皺が
入りやすいという成形面での問題、またガスバリアー性
が不十分であるという性能上の問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
技術の問題を解決し、成形加工性、防湿性、ハンドリン
グ性に優れる積層延伸ポリエステルフィルムを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
本発明によれば、ポリエステルからなる層Aと熱可塑性
エラストマーからなる層Bとを積層した少なくとも3層
の積層フィルムであって、その最外層はともに層Aであ
り、該積層フィルムは一軸以上に延伸され、総厚みが3
〜3000μm、層Aの厚み(a)と層Bの厚み(b)
の比(a/b)が0.01〜3、ヤング率が5〜400
0MPa、透湿度が150g/m2・24hr以下、か
つ該フィルムのいずれかの表面の中心線平均粗さ(R
a)が10nm以上であることを特徴とする積層延伸ポ
リエステルフィルムによって達成される。
【0008】また、本発明のフィルムは、以下の態様を
とることが好ましい。 1.熱可塑性エラストマーがポリエステル系熱可塑性エ
ラストマーである。 2.層構成が、A/B/Aの3層構造、あるいはA/B
/A/B/Aの5層構造である。 3.総厚みが3μm以上15μm未満である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0010】ポリエステル 本発明において、層Aを構成するポリエステルとして
は、ジオールとジカルボン酸とから縮重合によって得ら
れるポリマーである。ジカルボン酸としては、例えばテ
レフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカル
ボン酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、アジピン
酸、セバシン酸等が挙げられ、またジオールとしては、
例えばエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、
1,4−シクロヘキサンジメタノール、1,6−ヘキサ
ンジオール等が挙げられる。これらの中、テレフタル酸
とエチレングリコールから得られるポリエチレンテレフ
タレート、2,6−ナフタレンジカルボン酸とエチレン
グリコールから得られるポリエチレン−2,6−ナフタ
レンジカルボキシレートが好ましい。また、これらポリ
エステルはホモポリエステルであっても、共重合ポリエ
ステル、あるいはそれらのブレンドであっても良い。か
かる共重合成分としては、例えばジエチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、ポリアルキレングリコー
ルなどのジオール成分、アジピン酸、セバシン酸、フタ
ル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン
酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸などのジカルボ
ン酸成分が挙げられる。
【0011】また、ポリエステルには、公知の各種添加
剤、例えば酸化防止剤、帯電防止剤などが添加されてい
ても良い。本発明においては、耐水性、耐久性、耐薬品
性などに優れているポリエチレンテレフタレートが好ま
しい。
【0012】熱可塑性エラストマー 本発明においてB層を構成する熱可塑性エラストマーと
は、溶融製膜可能なエラストマーであって、融点160
〜250℃のものが使用できる。かかる熱可塑性エラス
トマーとしては、例えばポリエステル系熱可塑性エラス
トマー、ポリウレタン系エラストマー、ポリスチレン系
エラストマーおよびポリアミド系エラストマー等が挙げ
られる。
【0013】本発明に用いるポリウレタン系エラストマ
ーとしては、末端にヒドロキシ基を有する分子量が10
00〜3000のポリエステルおよび/またはポリ(オ
キシアルキレン)グリコール、ジイソシアネートおよび
鎖伸長剤であるグリコールおよび/またはジアミンを、
所望により末端ヒドロキシ基を有するポリカーボネート
を混合し、反応させて得られる熱可塑性ポリウレタンを
挙げることができる。上記ポリエステルとしては、アジ
ピン酸、セバシン酸等のジカルボン酸と、エチレングリ
コール、ブチレングリコール、ジエチレングリコール等
のジオールとを重縮合して得られるポリエステルが好ま
しく用いられ、ポリ(オキシエチレン)グリコール、ポ
リ(オキシプロピレン)グリコール、ポリ(オキシブチ
レン)グリコール等のホモ重合体およびこれらのブロッ
ク共重合体、ランダム共重合体が例示される。また、ジ
イソシアネートとしては、2,4−トリレンジイソシア
ネート、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネー
ト、ジシクロヘキシル−4,4’−ジイソシアネート等
が例示される。鎖伸長剤としては、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,4−β−ヒドロキシエ
トキシベンゼンまたはエチレンジアミン、ブチレンジア
ミン、プロピレンジアミン等が例示される。さらに、任
意に使用されるポリカーボネートとしては、ビスフェノ
ールAとホスゲンまたはジフェニルカーボネートとから
重合されたものであって、末端にヒドロキシ基を有する
ものが例示される。
【0014】本発明に用いるポリエステル系熱可塑性エ
ラストマーとしては、主として結晶性芳香族ポリエステ
ル単位からなる高融点結晶性重合体セグメントと、主と
して脂肪族ポリエーテル単位および/または脂肪族ポリ
エステル単位からなる低融点重合体セグメントとを主た
る構成成分とするポリエステルブロック共重合体からな
る。
【0015】高融点結晶性重合体セグメントは、芳香族
ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体と脂肪族
ジオールから形成されるポリエステルであり、好ましく
はテレフタル酸および/またはジメチルテレフタレート
と、1,4−ブタンジオールから誘導されるポリブチレ
ンテレフタレートであるが、この他にイソフタル酸、フ
タル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸、ナフタレ
ン−2,7−ジカルボン酸、ジフェニル−4,4’−ジ
カルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、5−ス
ルホイソフタル酸、あるいはこれらのエステル形成性誘
導体などのジカルボン酸成分と、分子量300以下のジ
オール、例えば、エチレングリコール、トリメチレング
リコール、ペンタメチレングリコール、ヘキサメチレン
グリコール、ネオペンチルグリコール、デカメチレング
リコールなどの脂肪族ジオール、1,4−シクロヘキサ
ンジメタノール、トリシクロデカンジメチロールなどの
脂環式ジオール、キシリレングリコール、ビス(p−ヒ
ドロキシ)ジフェニル、ビス(p−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエ
トキシ)フェニル]プロパン、ビス[4−(2−ヒドロ
キシ)フェニル]スルホン、1,1−ビス[4−(2−
ヒドロキシエトキシ)フェニル]シクロヘキサン、4,
4’−ジヒドロキシ−p−ターフェニル、4,4’−ジ
ヒドロキシ−p−クオーターフェニルなどの芳香族ジオ
ールなどから誘導されるポリエステル、あるいはこれら
のジカルボン酸成分およびジオール成分を2種以上併用
した共重合ポリエステルであっても良い。また、3官能
以上の多官能カルボン酸成分、多官能オキシ酸成分およ
び多官能ヒドロキシ成分などを5モル%以下の範囲で共
重合することも可能である。
【0016】低融点重合体セグメントは、脂肪族ポリエ
ーテルおよび/または脂肪族ポリエステルである。脂肪
族ポリエーテルとしては、ポリ(エチレンオキシド)グ
リコール、ポリ(プロピレンオキシド)グリコール、ポ
リ(テトラメチレンオキシド)グリコール、ポリ(ヘキ
サメチレンオキシド)グリコール、エチレンオキシドと
プロピレンオキシドの共重合体、ポリ(プロピレンオキ
シド)グリコールのエチレンオキシド付加重合体、エチ
レンオキシドとテトラヒドロフランの共重合体などが挙
げられる。また、脂肪族ポリエステルとしては、ポリ
(ε−カプロラクトン)、ポリエナントラクトン、ポリ
カプロラクトン、ポリブチレンアジペート、ポリエチレ
ンアジペートなどが挙げられる。これらの中、得られる
ポリエステルブロック共重合体の弾性特性の点で、ポリ
(テトラメチレンオキシド)グリコール、ポリ(プロピ
レンオキシド)グリコールのエチレンオキシド付加物、
プリ(ε−カプロラクトン)、ポリブチレンアジペー
ト、ポリエチレンアジペートが好ましい。また、これら
の低融点重合体セグメントの数平均分子量としては、共
重合された状態において300〜6000が好ましい。
【0017】高融点結晶性重合体セグメントと低融点重
合体セグメントの割合は、得られるポリエステル系熱可
塑性エラストマーに対し、低融点重合体セグメントが1
0〜80重量%、さらに15〜75重量%が好ましい。
【0018】本発明に用いるポリエステル系熱可塑性エ
ラストマーは、公知の方法で製造することができる。例
えば、ジカルボン酸の低級アルコールジエステル、過剰
量の低分子量グリコール、および低融点重合体セグメン
ト成分を触媒の存在下エステル交換反応せしめ、得られ
る反応生成物を重縮合する方法。あるいは、ジカルボン
酸と過剰量のグリコールおよび低融点重合体セグメント
成分を触媒の存在下エステル化反応せしめ、得られる反
応生成物を重縮合する方法。また、あらかじめ高融点結
晶性セグメントをつくっておき、これに低融点セグメン
ト成分を添加してエステル交換反応によりランダム化せ
しめる方法。高融点結晶性セグメントと低融点重合体セ
グメントを鎖連結剤でつなぐ方法。さらにポリ(ε−カ
プロラクトン)を低融点重合体セグメントに用いる場合
は、高融点結晶性セグメントにε−カプロラクトンモノ
マーを付加反応させるなど、いずれの方法をとっても良
い。
【0019】本発明に用いるポリアミド系エラストマー
としては、例えばラウリルラクタム成分とポリ(オキシ
ブチレン)グリコール成分とジカルボン酸成分との共重
合体が挙げられる。この場合、エラストマーの硬さを変
えるにはポリ(オキシブチレン)グリコールの分子量を
変化させてもよいし、またラウリルラクタムの共重合割
合を変化させても良い。
【0020】本発明には、その他公知のポリスチレン系
エラストマーやポリオレフィン系エラストマーを使用し
ても良い。
【0021】本発明の熱可塑性エラストマーには、本発
明の目的を損なわない範囲で、公知のヒンダードフェノ
ール系、ホスファイト系、チオエーテル系、芳香族アミ
ン系などの酸化防止剤、ベンゾフェノン系、ベンゾトリ
アゾール系、ヒンダードアミン系などの耐光剤、例えば
周期律表第IIA、第IIB、第IVA、第IVBの元
素を含有する微粒子(例えば、カオリン、アルミナ、酸
化チタン、炭酸カルシウム、二酸化珪素など)や、シリ
コーン樹脂、架橋ポリスチレン等のごとき耐熱性の良い
高分子よりなる微粒子などの充填剤、難燃剤などの各種
添加剤を任意に含有せしめる事が出来る。本発明におい
ては、上述の熱可塑性エラストマーのうち、耐湿熱性、
耐乾熱性等の点からポリエステル系熱可塑性エラストマ
ーが好ましい。
【0022】表面粗さ 本発明のフィルムは、そのいずれかの表面の中心線平均
粗さ(Ra)が10nm以上である必要がある。Raは
12nm以上、さらに15nm以上であることが好まし
い。10nm未満の場合、すべり性が不足し、ハンドリ
ング時において皺が入り易い等の問題が発生する。Ra
を10nm以上とするには、例えば不活性粒子を含有さ
せるのが好ましく、該不活性粒子としては、例えば周期
律表第IIA、第IIB、第IVA、第IVBの元素を
含有する微粒子(例えば、カオリン、アルミナ、酸化チ
タン、炭酸カルシウム、二酸化珪素など)、シリコーン
樹脂、架橋ポリスチレン等のごとき耐熱性の良い高分子
よりなる微粒子を挙げることが出来る。あるいは、ポリ
エステルに非相溶の樹脂、例えばポリプロピレンなどの
ポリオレフィン等を本発明の損なわない程度添加しても
良い。また、これらを単独で用いても2種以上を混ぜて
用いても良い。具体的には、平均粒径0.1〜10μm
の不活性無機粒子あるいはポリエステルに非相溶な樹脂
を層Aに0.1〜20重量%含有させる方法が好まし
い。
【0023】フィルムの厚み 本発明のフィルムの総厚みは、3〜3000μmである
ことを要する。総厚みは、5〜2000μm、さらに1
0〜1000μm、特に3μm以上15μm未満の範囲
が好ましい。
【0024】フィルムの層構成 本発明のフィルムはポリエステルからなる層Aと熱可塑
性エラストマーからなる層Bとを積層してなる構成であ
り、その最外層は、ともに層Aである必要がある。その
層構成としては、A/B/Aの3層構造、A/B/A/
B/Aの5層構造、あるいは7層以上の奇数層多層構造
などが挙げられる。なお、積層フィルム中に層A、層B
のいずれかが2層以上ある場合、本発明で規定する特性
を満足する範囲で、互いに異なっていてもよい。例え
ば、層Aが2種のポリマー(A1,A2)からなると
き、A1/B/A2の3層構成、A1/B/A2/B/
A1の5層構成も本発明に包含される。これらの層構成
の中、A/B/Aの3層構成が好ましい。
【0025】本発明の積層フィルムの層Aの層厚み
(a)と層Bの層厚み(b)の比(a/b)は、0.0
1〜3、好ましくは、0.03〜2、更に好ましくは
0.05〜1である。なお、上記層AまたはBの層厚み
は、それぞれの層の合計厚みを表わす。例えば層構成が
A1(厚み;a1)/B(厚み;b)/A2(厚み;a
2)の3層からなる場合、層Aと層Bの層厚み比(a/
b)は、((a1+a2)/(b))と計算される。
【0026】層厚み比が0.01に満たないとポリエス
テル層Aの最表層厚みが小さいため、フィルム製造時の
厚みの制御が難しく、熱可塑性エラストマー層Bが一部
表面に露出しやすい問題があり、またフィルムの寸法安
定性が不十分である。一方、層厚み比が3を超えると、
熱可塑性エラストマー層の存在割合が少ない為、フィル
ムの加工性、柔軟性が不十分となる。
【0027】ヤング率 本発明のフィルムは、ヤング率が5〜4000MPaで
あり、10〜3500MPa、さらに15〜3000M
Pa、特に500〜4000MPaの範囲が好ましい。
ヤング率が4000MPaを超えるとフィルムに柔軟性
が欠け、加工性が悪くなると言った問題が生じる。ま
た、5MPa未満だとフィルムに腰がほとんどなくなる
ため作業性が著しく劣ったものとなる。ヤング率を上記
範囲とするには、フィルムの厚み比を前述の範囲とし、
後述する製造方法の範囲から条件を選択すればよい。
【0028】透湿度 本発明のフィルムは、透湿度が150g/m2・24h
r以下であり、好ましくは140g/m2・24hr以
下、さらに好ましくは130g/m2・24hr以下で
ある。透湿度が150g/m2・24hrを超えると湿
度を通しすぎ、本発明の目的を達成しない。透湿度を上
記範囲とするには、フィルムの厚み比を前述の範囲とす
ればよい。
【0029】積層 本発明のフィルムの最表面の片面もしくは両面に、本発
明の効果が損なわれない限りにおいて、接着性向上、制
電性向上、離型性向上等表面改質の為、コーティング処
理、コロナ放電処理などの表面処理をしても良い。ま
た、コーティング処理等表面処理の方法としては、ポリ
エステル系塗布剤、ウレタン系塗布剤、アクリル系塗布
剤を単独もしくは混合して、フィルム製造工程における
工程内で塗布する方法、一旦ロール等のフィルム製品に
した後に別の工程で塗布する方法などが挙げられる。
【0030】あるいは、本発明のフィルムの片面または
両面に、他の機能を付与するために、他の層をさらに積
層した積層体としてもよい。ここでいう、他の層とはポ
リエチレンやポリスチレン、ナイロン、天然ゴム、合成
ゴム、塩化ビニルといった他の樹脂層やポリエステルフ
ィルム、金属薄膜やハードコート層、インク受容層が揚
げられる。他の樹脂を積層する方法としては、例えば押
出しラミネートなどが挙げられる。これらの表面処理や
表面コーティング、他の樹脂の積層等は、単独でも組み
合わせて用いてもよい。例えば、該積層ポリエステルフ
ィルム製膜工程中にフィルム表面に塗膜を形成し、該フ
ィルムをコロナ処理した後、ウレタン系アンカー処理を
施し、エチレン-α-オレフィン共重合体を押出しラミネ
ートする事で、積層ポリエステルフィルムと非常に強固
に接着したポリエチレン層を積層する積層体を得る事が
出来る。
【0031】積層フィルムの製造方法 本発明の積層フィルムは、一軸以上に延伸されたフィル
ムであり、公知の製造方法で製造できる。例えば、共押
出製膜法で製造できる。その具体例を、例えば上記3層
フィルム(A/B/A)の場合で以下に説明する。ま
ず、ポリエステル層A用に調製したポリエステルチップ
と、必要に応じ熱可塑性エラストマー層B用に調製した
エラストマーチップを、別々に乾燥し溶融する。続い
て、両者の溶融ポリマーをダイ内部で合流させたものを
押出し、冷却することにより、積層未延伸シートを成形
する。具体的には、A層用ポリマーの溶融物とB層用ポ
リマーの溶融物を、フィードブロックを用いて2層が交
互に形成されるように積層し、ダイに展開して押出す。
この時、フィードブロックで積層されたポリマーは積層
された形態を維持している。ダイより押出されたシート
は、キャスティングドラムで冷却固化され、積層未延伸
シートが成形される。
【0032】この未延伸シートを、テンター法、インフ
レーション法等の従来より知られている製膜方法を用い
て一軸以上に延伸する。具体的には、未延伸シートをロ
ール加熱、赤外線加熱等で加熱し、縦方向に延伸して縦
延伸フィルムを得る。この延伸は2個以上のロールの周
速差を利用して行うのが好ましい。延伸温度はポリエス
テルのガラス転移温度(Tg)より高い温度、更にはT
gより20〜40℃高い温度とするのが好ましい。延伸
倍率は、1.5倍以上4.0倍以下とするのが好まし
い。更に好ましくは、2.0倍以上3.9倍以下とする
のが好ましい。1.5倍未満とするとフィルムの厚み斑
が悪くなり良好なフィルムが得られず、4.0倍以上と
すると製膜中に破断が発生し易くなり問題がある。
【0033】縦延伸フィルムは、続いて、横延伸、熱固
定、熱弛緩の処理を順次施して二軸配向フィルムとする
が、これら処理はフィルムを走行させながら行う。横延
伸はポリエステルのガラス転移点(Tg+20)℃より
高い温度から始め、ポリエステルの融点(Tm)より1
20〜30℃低い温度まで昇温しながら行うのが好まし
い。延伸開始温度は(Tg+40)℃以下であることが
さらに好ましい。また延伸最高温度はTmより100〜
40℃低い温度であることがさらに好ましい。
【0034】横延伸過程での昇温は連続的でも段階的
(逐次的)でもよい。通常逐次的に昇温する。例えばス
テンターの横延伸ゾーンをフィルム走行方向に沿って複
数に分け、各ゾーンごとに所定温度の加熱媒体を流すこ
とで昇温する。横延伸開始温度が低すぎるとフィルムの
破れが起こり、好ましくない。また延伸最高温度が(T
m−100)℃より低いとフィルムの熱収縮が大きくな
り、また幅方向の物性の均一性が低下し、好ましくな
い。一方延伸最高温度が(Tm−40)℃より高いとフ
ィルムが柔らかくなり外乱等によってフィルムの破れが
起こり、好ましくない。横延伸の倍率は、2.5倍以上
4.0倍以下が好ましい。更に好ましくは、2.8倍以
上3.9倍以下が好ましい。2.5倍以下とするとフィ
ルムの厚み斑が悪くなり良好なフィルムが得られず、
4.0倍以上とすると製膜中に破断が発生し易くなる問
題がある。
【0035】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳述するが、本
発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
なお、各特性値は以下の方法で測定した。 1.各層の厚み サンプルを三角形に切り出し、包埋カプセルに固定後、
エポキシ樹脂にて包埋する。そして、包埋されたサンプ
ルをミクロトーム(ULTRACUT−S)で縦方向に
平行な断面を50nm厚の薄膜切片にした後、透過型電
子顕微鏡を用いて、加速電圧100kvにて観察撮影
し、写真から各層の厚みを測定した。
【0036】2.ヤング率 フィルムを試料幅10mm、長さ150mmに切り、チ
ャック間100mm、引っ張り速度10mm/min、
チャート速度500mm/minn条件でインストロン
タイプの万能引っ張り試験装置にて引っ張り、得られる
荷重−伸度曲線の立ち上がり部の接線よりヤング率を算
出した。
【0037】3.中心線平均粗さ(Ra) JIS−B0601に準じて測定した。すなわち、表面
粗さ計にて、フィルム表面の表面プロフィールを測定
し、その粗さ曲線からその中心線の方向に測定長さLの
部分を抜き取り、この抜き取り部分の中心線をX軸と
し、縦倍率の方向をY軸として、粗さ曲線をY=f
(x)で表したとき、次の式で与えられる値(Ra:n
m)をフィルム表面粗さとして定義する。
【0038】
【数1】
【0039】4.透湿度 JIS Z0208(透湿カップ法)に準拠して測定し
た。
【0040】5.成形性評価 加熱プラグを有したPTP(Push Through Package)成形機
にて、フィルムを130℃にて、プレス成形して、長さ
20mm、幅10mm、深さ10mmのポケットを10
mm間隔で付与したパック用フィルムを作成し、以下の
基準で評価した。 ◎:ポケットの形状は金型通りであり、ポケット間のフ
ィルムに皺の発生もない。 ○:ポケットの形状は金型通りであるが、ポケット間の
フィルムに若干の皺の発生がある。 ×:ポケット皺があり、また計上も金型通りで無いもの
がある。さらに、ポケット間のフィルムに皺の発生が多
い。
【0041】6.ハンドリング性 フィルムを直径6インチのコアに500mm幅で100
m長さ巻き取り、その時の状態を目視観察し、下記基準
で判断した。 ◎:皺が入らず、巻き取りが良好。 ○:皺が入るが、なんとか巻き取れる。 ×:皺がきつく、巻き取れない。
【0042】[実施例1〜4]層A用のポリエステルと
して、ポリエチレンテレフタレート(以下、PETと呼
称)にイソフタル酸を12モル%(全酸成分に対して)
共重合した共重合PET50重量%とポリブチレンテレ
フタレート(以下、PBTと呼称)を50重量%ブレン
ドし、さらに平均粒径2μmのシリカを組成物に対し
0.2重量%添加したポリエステル組成物を調製し、1
40℃で乾燥した。一方、層B用の熱可塑性エラストマ
ーとして、ポリエステル系エラストマー(帝人製;B4
032AN)を110℃で乾燥した、そして、層A用ポ
リマーを280℃、層B用ポリマーを230℃に別々に
加熱、溶融し、2台の単軸押出機にそれぞれ供給し、ダ
イ内部で両者を接触させ、これを冷却ドラム上にキャス
ティングすることによりA/B/Aの3層構成の未延伸
積層シートを成形した。続いて、これを60℃で2.5
倍に縦方向に、更に70℃で3.0倍に横方向に延伸
し、その後150℃で熱固定処理をして積層フィルムを
得た。これらの積層フィルムの特性を表1に示す。
【0043】[実施例5]層B用の熱可塑性エラストマ
ーとして、帝人製B4032ANに代えて帝人製P41
10ANを用いる他は実施例2と同じ方法で積層フィル
ムを成形した。この積層フィルムの特性を表1に示す。
【0044】[実施例6]層B用の熱可塑性エラストマ
ーとして、ポリエステル系エラストマーに代えてポリア
ミド系エラストマー(ダイセルヒュルス製;E40−S
3)を用いる他は実施例2と同じ方法で積層フィルムを
成形した。この積層フィルムの特性を表1に示す。
【0045】[実施例7]層B用の熱可塑性エラストマ
ーとして、ポリエステル系エラストマーに代えてスチレ
ン系エラストマー(JSR製;TR1086)を用い、
その乾燥温度を80℃、押出し温度を150℃に変更す
る他は実施例2と同じ方法で積層フィルムを成形した。
この積層フィルムの特性を表1に示す。
【0046】[実施例8]層A用のポリエステルとし
て、ポリエチレンテレフタレート(以下、PETと呼
称)にイソフタル酸を12モル%(全酸成分に対して)
共重合した共重合PET50重量%とポリブチレンテレ
フタレート(以下、PBTと呼称)を50重量%ブレン
ドしたものに代えて、イソフタル酸12モル%共重合P
ET100重量%を使用し、縦延伸温度を80℃、横延
伸温度を120℃に変更する以外は実施例2と同じ方法
で積層フィルムを成形した。この積層フィルムの特性を
表1に示す。
【0047】[実施例9]層A用ポリマーおよび層B用
ポリマーともにそれぞれ実施例1と同じポリマーを使用
し、A/B/A/B/Aの5層とする以外は実施例1と
同じ条件で積層フィルムを成形した。この積層フィルム
の特性を表1に示す。
【0048】[比較例1]層A用のポリエステル組成物
にシリカを添加しない以外は、実施例2と同様に製膜し
た。この積層フィルムの特性を表1に示す。
【0049】[比較例2、3]表1に示す厚み構成、縦
延伸倍率を1.5倍、横延伸倍率を2.0倍に変更する
以外は、比較例1と同様に製膜した。これらの積層フィ
ルムの特性を表1に示す。
【0050】[比較例4、5]表1に示す厚み比に変更
する他は実施例1と同じ方法で積層フィルムを成形し
た。比較例4では、ポリエステル層Aの吐出が不安定と
なり、部分的にポリエステル層Bが露出し、金属ロール
に粘着して安定した製膜が出来なかった。これらの積層
フィルムのそれ以外の特性を表1に示す。
【0051】[比較例6]実施例1と同じポリマーを用
いて縦延伸倍率を3.6倍、横延伸倍率を4.0倍に変
更する以外は、実施例1と同様に製膜した。この積層フ
ィルムの特性を表1に示す。
【0052】
【表1】
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、成形加工性、防湿性、
ハンドリング性に優れる積層延伸ポリエステルフィルム
を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 7:00 B29L 7:00 9:00 9:00 Fターム(参考) 4F100 AA20 AK41 AK41A AK41B AK41C AK41D AK41E AK42 AL01 AL01B AL01D AL05 AL09B AL09D BA05 BA06 BA10A BA10E CA23 EH20 EJ37 EJ38 EJ41 GB08 GB15 GB33 GB81 JB16B JB16D JD04 JK07 JL01 JL04 4F210 AA24 AA25 AA45 AE10 AF16 AG01 AG03 QC01 QC05 QC06 QG01 QG15 QG18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルからなる層Aと熱可塑性エ
    ラストマーからなる層Bとを積層した少なくとも3層の
    積層フィルムであって、その最外層はともに層Aであ
    り、該積層フィルムは一軸以上に延伸され、総厚みが3
    〜3000μm、層Aの厚み(a)と層Bの厚み(b)
    の比(a/b)が0.01〜3、ヤング率が5〜400
    0MPa、透湿度が150g/m2・24hr以下、か
    つ該フィルムのいずれかの表面の中心線平均粗さ(R
    a)が10nm以上であることを特徴とする積層延伸ポ
    リエステルフィルム。
  2. 【請求項2】 熱可塑性エラストマーがポリエステル系
    熱可塑性エラストマーである請求項1記載の積層延伸ポ
    リエステルフィルム。
  3. 【請求項3】 層構成が、A/B/Aの3層構造である
    請求項1記載の積層延伸ポリエステルフィルム。
  4. 【請求項4】 層構成が、A/B/A/B/Aの5層構
    造である請求項1記載の積層延伸ポリエステルフィル
    ム。
  5. 【請求項5】 総厚みが3μm以上15μm未満である
    請求項1記載の積層延伸ポリエステルフィルム。
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