JP2002219663A - 釘打機における釘倒れ防止機構 - Google Patents

釘打機における釘倒れ防止機構

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JP2002219663A
JP2002219663A JP2001014279A JP2001014279A JP2002219663A JP 2002219663 A JP2002219663 A JP 2002219663A JP 2001014279 A JP2001014279 A JP 2001014279A JP 2001014279 A JP2001014279 A JP 2001014279A JP 2002219663 A JP2002219663 A JP 2002219663A
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Japan
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nail
guide
supply path
supply passage
injection port
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JP2001014279A
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Tatsu Osuga
達 大須賀
Saneji Takezaki
実嗣 竹崎
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Max Co Ltd
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Max Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】打ち出し時の釘の傾きを防止することができ
る。 【解決手段】釘射出口3を備えたノーズ部1と連結釘6
を装填したマガジン4とを備え、釘射出口3とマガジン
4との間には釘供給路5を形成し、釘供給路5の一側に
は連結釘6を上記釘射出口3に案内するガイド壁7を形
成した釘打機において、ガイド壁7の下部に、釘供給路
5に出没可能な案内ブロック9を配置し、案内ブロック
9を釘供給路5側に進出するようにバネ付勢し、該案内
ブロック9には、釘供給路5に進出した位置で釘射出口
3と釘供給路5との間の開口部8の下部を閉鎖するほぼ
垂直な前端面9aと、この前端面9aの上方に形成され
て打ち出された釘の先端を射出口3へ誘導する誘導傾斜
面9bと、前端面9aと誘導傾斜面9bとに隣接すると
ともに、前部が進出し、後部がガイド壁7から没して長
い釘軸の側面に当接可能な傾斜ガイド面9cとを形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストレートに連結
された連結釘を使用する釘打機においてドライバによっ
て打撃されて釘射出口から打ち出される釘の先端が釘射
出口の後方へ飛び出ることのない釘打機における釘倒れ
防止機構に関する。
【0002】
【従来技術】合成樹脂や合成樹脂をコーティングした紙
テープ等により直線状に連結された直状連結釘を使用す
る釘打機では、連結釘を収容し案内する直状のマガジン
を備えており、連結釘がマガジンに沿って案内されて射
出口を形成しているノーズ部へ供給される。ノーズ部は
釘を打ち込むためのドライバを摺動可能に収容した射出
口マガジン側に向けて釘を射出口内に導入するための開
口が形成され、この開口に連続して形成されている固定
ガイド壁の後端に前記マガジンが連続している。マガジ
ン部の連結釘は釘供給機構により順次ノーズ部の射出口
内へ供給され、射出口内に供給された釘は射出口内を衝
撃的に駆動されるドライバによって射出口から被打込材
に向けて打ち出される。射出口内の釘がドライバによっ
て被打込材に打撃される際に、連結釘の後続の部分との
間で連結材が破断されるが、この破断抵抗により打ち出
される釘がモーメントを受けて釘の先端部がマガジン方
向へ傾斜する作用を生ずる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記釘打機では、釘打
機の高さ寸法をできる限り小さくするため、ノーズ部の
射出口の長さは使用する釘の最大長さ寸法に合わせて設
定されることが多く、従って前記開口は射出口の先端端
縁まで連続して形成されている。最大寸法の釘が打ち出
される場合は釘の先端部が被打込材に接近して配置され
ているので、傾斜が極く僅かですみ、殆ど傾斜状態で打
ち込まれることはないが、これより短い寸法の釘では釘
先端と被打込材間での距離が大きいため打ち込まれる過
程で釘の先端がマガジン側に大きく傾斜して射出口に形
成した開口から突き出してしまうことがあり、釘が傾斜
した状態で被打込材に進入して座屈が発生したり、場合
によっては釘が開口から後方へ飛び出してしまうことも
ある。
【0004】本発明は上記問題点を解消し、長い釘と短
い釘をともに使用でき、短い釘であっても射出口内での
傾きを防止して常にほぼ垂直な状態で釘打ち込みをする
ことができる釘打機における釘倒れ防止機構を提供する
ことをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するた
め、本発明に係る釘打機における釘倒れ防止機構は、圧
縮空気等により駆動されるドライバを摺動可能に収容し
た釘射出口を備えたノーズ部と連結釘を装填したマガジ
ンとを備え、釘射出口とマガジンとの間には釘供給路を
形成し、釘供給路の一側には連結釘を上記釘射出口に案
内するガイド壁を形成した釘打機において、前記ガイド
壁の下部の釘射出口側の近傍に、釘供給路に出没可能な
案内ブロックを配置し、案内ブロックを釘供給路側に進
出するようにバネ付勢し、該案内ブロックには、釘供給
路に進出した位置で釘射出口と釘供給路との間の開口部
の下部を閉鎖するほぼ垂直な前端面と、この前端面の上
方に形成されて打ち出された釘の先端を射出口へ誘導す
る誘導傾斜面と、前記前端面と誘導傾斜面とに隣接する
とともに、前部が進出し、後部が前記ガイド壁から没し
て長い釘軸の側面に当接可能な傾斜ガイド面とを形成し
たことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る釘打機の下部
の断面図、図2はそのXーX線上の断面図、図3は要部
の斜視図である。
【0007】上記図において符号1はノーズ部で、この
ノーズ部1は図示しない釘打機本体の先端に設けられ、
釘打機本体で圧縮空気等により駆動されるドライバ2を
摺動可能に収容した釘射出口3を備えている。そして、
マガジン4には釘供給路5が形成され、マガジン4に装
填された連結釘6は釘供給路5を通って釘射出口3に送
られ、上記ドライバ2によって打撃されてノーズ部1の
先端から射出されるように構成されている。
【0008】釘供給路5の一側には、連結釘6の移動を
案内する固定ガイド壁7が連続して形成されている。ガ
イド壁7に連結釘6の釘頭に係合して支持する肩部が形
成されている。なお、釘供給路5の他側の前方には開閉
ドアによって可動ガイド壁7aが形成されている。
【0009】連結釘6は複数の釘をストレートに連結し
た直状連結釘である。図に示された連結釘6は釘軸の短
いものである。
【0010】次に、上記固定ガイド壁7の下部には、釘
射出口3から打ち出された釘が倒れるのを防止する釘倒
れ防止機構が設けられている。すなわち、上記固定ガイ
ド壁7の下部には、釘射出口3側の近傍に開口部8が形
成されている。開口部8には案内ブロック9が配置され
ている。案内ブロック9は枢軸10に支持されている。
【0011】案内ブロック9は図4(a) (b) に示されて
いるように、後端に上記枢軸10を受ける軸受け孔12
を有し、背面にはバネ11を係合させる突部13が形成
されている。案内ブロック9は固定ガイド壁7に設けら
れた枢軸10により回転可能に支持され、釘供給路5に
出没可能に配置され、図2に示されるように、上記突部
13に係合したバネ11によって釘供給路5側に進出す
るように付勢されている。
【0012】案内ブロック9には、釘供給路5に進出し
た位置で釘射出口3の釘供給路5側に臨む開口部8の下
部を閉鎖するほぼ垂直な前端面9aと、この前端面9a
の上方に形成されて打ち出された釘の先端を射出口3へ
誘導する誘導傾斜面9bと、前記前端面9aと誘導傾斜
面9bとに隣接するとともに、前部が進出し、後部が前
記ガイド壁7から没して長い釘軸の側面に当接可能な傾
斜ガイド面9cとが形成されている。
【0013】上記構成の釘倒れ防止機構によれば、短い
釘を打ち出すときは、上記例に示したように、連結釘6
の釘軸は案内ブロック9には届かないので、案内ブロッ
ク9はバネ11により釘供給路5側に進出し、その前端
面9aは釘供給路5側に臨む釘導入口開口部8の下部を
閉鎖している。そこで、釘射出口3に送られた釘をドラ
イバ2で打撃したときに、図1に示すように打ち出され
た釘の先端が後方に移動して傾いても、先端は案内ブロ
ック9の誘導傾斜面9bに当たって前側に誘導されるの
で、釘の姿勢が矯正され、釘射出口3に沿って射出され
る。したがって、釘が倒れるのが有効に防止され、常に
ほぼ垂直な状態で釘打ち込みをすることができる。この
結果、短い釘を打ち込んだ場合であっても釘が後方へ飛
び出したり、傾斜して打ち込まれたりしてしまうことが
防止できる。
【0014】長い釘軸の連結釘6を使用するときは、図
5、図6及び図7に示されるように、連結釘6を釘供給
路5に沿って前方に移動させるときにその先頭の釘の釘
軸の側面は案内ブロック9の傾斜ガイド面9cに当接す
る。案内ブロック9は、前部が釘供給路5側に進出し、
後部が前記ガイド壁7から没するように配置されている
ので、案内ブロック9は連結釘6の釘軸が上記傾斜ガイ
ド面9cに沿って前方に移動するときにバネ11に抗し
て押し込まれるので、全体が釘供給路5から没するよう
に退避する。したがって、連結釘6の装填や釘の供給に
なんら支障はない。また、長い釘はドライバ2によって
打ち出されたときに、倒れにくいので、問題はない。
【0015】なお、案内ブロック9は固定ガイド壁7で
なく、図2に示した可動ガイド壁7aの方に設けてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る釘打機の下部の断面図
【図2】図1のXーX線上の断面図
【図3】上記釘打機の要部の斜視図
【図4】(a) (b) は案内ブロックの斜視図
【図5】釘軸の長い連結釘を装填した状態の釘打機の下
部の断面図
【図6】図5のYーY線上の断面図
【図7】上記釘打機の要部の斜視図
【符号の説明】
3 釘射出口 5 釘供給路 6 連結釘 9 案内ブロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気等により駆動されるドライバを
    摺動可能に収容した釘射出口を備えたノーズ部と連結釘
    を装填したマガジンとを備え、釘射出口とマガジンとの
    間には釘供給路を形成し、釘供給路の一側には連結釘を
    上記釘射出口に案内するガイド壁を形成した釘打機にお
    いて、 前記ガイド壁の下部の釘射出口側の近傍に、釘供給路に
    出没可能な案内ブロックを配置し、案内ブロックを釘供
    給路側に進出するようにバネ付勢し、 該案内ブロックには、釘供給路に進出した位置で釘射出
    口と釘供給路との間の開口部の下部を閉鎖するほぼ垂直
    な前端面と、この前端面の上方に形成されて打ち出され
    た釘の先端を射出口へ誘導する誘導傾斜面と、前記前端
    面と誘導傾斜面とに隣接するとともに、前部が進出し、
    後部が前記ガイド壁から没して長い釘軸の側面に当接可
    能な傾斜ガイド面とを形成したことを特徴とする釘倒れ
    防止機構。
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Cited By (3)

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