JP2002218698A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2002218698A
JP2002218698A JP2001013266A JP2001013266A JP2002218698A JP 2002218698 A JP2002218698 A JP 2002218698A JP 2001013266 A JP2001013266 A JP 2001013266A JP 2001013266 A JP2001013266 A JP 2001013266A JP 2002218698 A JP2002218698 A JP 2002218698A
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要一 松山
Tadashi Adachi
忠史 安達
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Abstract

(57)【要約】 【課題】収容部の開口部を樹脂製の蓋部材にて塞ぎ、そ
の蓋部材が締付部材にて締付固定されるハウジングを備
えたモータであって、その蓋部材の固定力の低下を防止
すること。 【解決手段】ギヤハウジング21の開口部21eを塞ぐ
樹脂製の蓋部材13は、金属プレート18とギヤハウジ
ング21とで狭持され、該金属プレート18とギヤハウ
ジング21との間でネジ16を掛け渡して締め付けてギ
ヤハウジング21に対して固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータに係り、詳し
くは、減速機構と制御回路基板とを一体に収容したモー
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用パワーウインド装置の駆動源に
は、モータ部と該モータ部の回転を減速する減速部とが
一体に組み付けられた減速機構付きモータが一般に用い
られている。モータ部は電機子やマグネット等を収容す
るヨークハウジングを備える一方、減速部は減速機構を
収容する樹脂製のギヤハウジングを備え、ヨークハウジ
ングとギヤハウジングは互いに開口部が対向するように
ネジにより連結固定される。このようなモータには、更
にモータ部の回転を制御するための制御回路基板を一体
に収容したものがある。即ち、ギヤハウジングの一部に
制御回路基板を収容する基板ハウジング部が形成されて
おり、該基板ハウジング部の開口部から制御回路基板が
収容され固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したギ
ヤハウジングは、外部から水等の液体や塵埃の浸入を防
止すべく開口部を密閉する必要がある。そこで、ハウジ
ングの開口部を樹脂製の蓋部材にて塞ぎ、その蓋部材を
ギヤハウジングにネジにて固定する場合、ネジの締め付
ける方向の接触面積は小さいのでそのネジの締付力によ
って蓋部材が次第に変形して固定力が低下する虞があ
る。このようにネジの固定力が低下すると、ギヤハウジ
ングの開口部の密閉状態が損なわれ、ギヤハウジング内
に水等の液体や塵埃が浸入し、モータを破損してしま
う。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、収容部の開口部を樹
脂製の蓋部材にて塞ぎ、その蓋部材が締付部材にて締付
固定されるハウジングを備えたモータであって、その蓋
部材の固定力の低下を防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、回転軸を回転させるモー
タ部と、該回転軸の回転を減速するための減速機構を収
容するギヤハウジングを備えた減速部とが一体に組み付
けられ、該ギヤハウジング内にモータ部の回転を制御す
る制御回路基板を収容してなるモータであって、前記ギ
ヤハウジングの収容部の開口部を塞ぐ樹脂製の蓋部材を
備え、該蓋部材を金属プレートと前記ギヤハウジングと
で狭持し、該金属プレートと前記ギヤハウジングとの間
で前記締付部材を掛け渡して締め付け蓋部材を前記ギヤ
ハウジングに対して固定するようにした。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のモータにおいて、前記締付部材による締付け部は複数
であり、前記金属プレートは、複数の締付け部間で共用
されている。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のモータにおいて、前記金属プレートと、前記蓋
部材又は前記ギヤハウジングとの間には、前記締付部材
を締め付ける前において該金属プレートを該蓋部材又は
該ギヤハウジングに対して仮止めする仮止め手段を一体
に備えている。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のモータにおいて、前記仮止め手段は、前記金属プレー
トに形成される第1係合部と、前記蓋部材又は前記ギヤ
ハウジングに形成され前記第1係合部と係合する第2係
合部とからなる。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか1項に記載のモータにおいて、前記ギヤハウジ
ングは、前記回転軸を収容する回転軸収容部と前記制御
回路基板を収容する基板収容部と同一の開口部を有し、
前記蓋部材は、その開口部を塞ぐものである。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか1項に記載のモータにおいて、前記蓋部材は、
前記ギヤハウジングの開口部を密閉する弾性力を有する
シール部材を一体に備えている。
【0011】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
ギヤハウジングの収容部の開口部を塞ぐ樹脂製の蓋部材
は、金属プレートとギヤハウジングとで狭持され、該金
属プレートとギヤハウジングとの間で締付部材を掛け渡
して締め付けてギヤハウジングに対して固定される。金
属プレートは、締付部材より締め付ける方向の接触面積
が大きくしかも剛体であるので、締付部材の締め付けに
よって蓋部材が変形し難い。従って、締付部材の固定力
の低下を防止できる。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、金属プレ
ートは複数の締付け部間で共用されるので、部品数が少
なくてすむ。請求項3に記載の発明によれば、仮止め手
段により、締付部材を締め付ける前において金属プレー
トが蓋部材又はギヤハウジングに対して仮止めされる。
従って、締付部材の締付作業を簡素化でき、モータの組
付け性を向上できる。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、金属プレ
ートは、該プレートに形成される第1係合部と、蓋部材
又はギヤハウジングに形成される第2係合部とを係合さ
せて、蓋部材又はギヤハウジングに対して仮止めされ
る。従って、金属プレートの仮止め作業を簡単に行うこ
とができる。
【0014】請求項5に記載の発明によれば、蓋部材
は、回転軸を収容する回転軸収容部と制御回路基板を収
容する基板収容部と同一の開口部を塞ぐものである。従
って、蓋部材を両収容部で共用できるので、部品数が少
なくてすむ。
【0015】請求項6に記載の発明によれば、蓋部材
は、前記ギヤハウジングの開口部を密閉する弾性力を有
するシール部材が一体に備えられる。従って、ギヤハウ
ジング内に水等の液体や塵埃の浸入を確実に防止でき
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1は、本実施形態の減
速機構付きモータ1を示す。図2は、モータ1の分解
図、図3は、図1のA方向から見たモータ1の分解図で
ある。
【0017】図1〜図3に示すように、モータ1は、車
両用パワーウインド装置の駆動源として用いられる。モ
ータ1は、モータ部2と該モータ部2の回転を減速する
減速部3とが一体に組み付けられて構成されている。
【0018】モータ部2は、図3に示すように、互いに
平行な一対の平面部4a及び両平面部4aの端部間をそ
れぞれ繋ぐ一対の円弧部4bを備えた有底扁平円筒状の
ヨークハウジング4を有している。尚、平面部4aの平
面方向は、モータ1の扁平方向である。ヨークハウジン
グ4は磁性材料よりなり、その内側面には複数個のマグ
ネット5が所定位置に固着され、該マグネット5の内側
では電機子6が回転可能に収容されてる。電機子6は回
転軸7を有し、該回転軸7の基端部はヨークハウジング
4の底部に設けられた軸受8により回転可能に支持され
ている。回転軸7の先端部側には整流子9が固着されて
いる。
【0019】ヨークハウジング4の開口部4cには、ブ
ラシホルダ10が嵌挿される。ブラシホルダ10には、
前記整流子9に摺接する一対のブラシ11が保持されて
いる。ブラシホルダ10の中央部には軸受12が保持さ
れており、該軸受12は前記回転軸7の先端部側を回転
可能に支持している。このブラシホルダ10は、蓋部材
13に一体に形成されている。
【0020】蓋部材13は樹脂よりなり、ヨークハウジ
ング4の開口部4c及び後述するギヤハウジング21の
開口部21e間に介在され、両開口部4c,21eを塞
ぐ。蓋部材13には前記一対のブラシ11にそれぞれ電
気的に接続される一対の接続片14がモータ1の軸線L
1方向(モータ部2の組付け方向)に平行に延びてい
る。このような蓋部材13には、エラストマ樹脂等より
なるシール部材15が2色成形により一体に成形されて
いる。
【0021】シール部材15は、ヨークハウジング4の
開口部4c及びギヤハウジング21の開口部21eを密
閉するような位置に設けられている。このシール部材1
5により、ヨークハウジング4の開口部4c内及びギヤ
ハウジング21の開口部21e内への浸水が防止されて
いる。又、蓋部材13はヨークハウジング4の開口部4
cを密閉するので、ブラシ11摺接時に生じるブラシ粉
が後述するクラッチ22及び制御回路基板31に飛散す
ることを防止し、モータ1の誤動作を防止するようにな
っている。更に、シール部材15には、図2及び図5に
示すように、その弾性力により制御回路基板31の端面
を押圧する押圧突起15aが所定の2箇所に形成されて
いる。
【0022】このような蓋部材13は、ブラシホルダ1
0をヨークハウジング4に嵌挿した後にギヤハウジング
21の開口部21eに嵌合される。そして、ヨークハウ
ジング4は蓋部材13を介在させた所定の3箇所におい
てギヤハウジング21に対してネジ16及びナット17
により固定される。又、蓋部材13は更にヨークハウジ
ング4から離間した2箇所においてギヤハウジング21
に対してネジ16及びナット17により固定される。こ
の場合、蓋部材13は、その一部がギヤハウジング21
と金属プレート18とに狭持された状態で、ギヤハウジ
ング21と金属プレート18との間でネジ16及びナッ
ト17により固定されている。
【0023】前記金属プレート18を用いた固定部分に
おいて詳述すると、ギヤハウジング21の開口部21e
近傍の所定部位には、図4に示すように、前記モータ1
の軸線L1方向に延びる2つの凸部21iが形成されて
いる。これら凸部21iには、それぞれネジ16を挿通
するためのネジ挿通孔21jが該凸部21iの延びる方
向に沿って形成されている。又、ギヤハウジング21の
外側面には、ネジ挿通孔21jにそれぞれ連通しナット
17を保持するナット保持孔21kが形成されている。
前記蓋部材13は、各凸部21iに嵌合する切欠き13
aが形成されている。この切欠き13a間には、金属プ
レート18を取り付ける側の面に一対の係合爪13bが
形成されている。金属プレート18には、前記係合爪1
3bと係合するための係合孔18aが形成されていると
ともに、前記ネジ挿通孔21jに対応した位置にネジ挿
通孔18bが形成されている。つまり、金属プレート1
8は、2つのネジ挿通孔21jに対して共用されてい
る。
【0024】そして、金属プレート18を用いた固定部
分における組み付け時には、図4(a)に示すように、
先ず、蓋部材13の切欠き13aにギヤハウジング21
の凸部21iが嵌合するように蓋部材13がギヤハウジ
ング21の開口部21eに配置される。次に、蓋部材1
3の係合爪13bと係合孔18aとが係合するように金
属プレート18が組み付けられ、該金属プレート18が
蓋部材13に仮止めされる。そして、図4(b)に示す
ように、各ネジ挿通孔18b,21jにネジ16が挿通
され、該ネジ16がナット保持孔21kに保持したナッ
ト17と螺着して蓋部材13がギヤハウジング21に対
して締付固定されるとともに、図1に示すように、ネジ
16の締め付けにより蓋部材13のシール部材15が圧
縮変形し、ギヤハウジング21の開口部21eが確実に
密閉される。
【0025】従って、金属プレート18はネジ16より
締め付ける方向の接触面積が大きくしかも剛体であるの
で、ネジ16の締め付けによって蓋部材13が変形し難
く、ネジ16及びナット17の固定力が低下しないよう
になっている。そのため、ギヤハウジング21の開口部
21eの密閉状態を維持することができる。しかも、本
実施形態では、ネジ16により固定する前において金属
プレート18を蓋部材13に仮止めしてネジ16の締付
作業を簡素化し、モータ1の組付性の向上を図ってい
る。
【0026】一方、前記減速部3は、樹脂製のギヤハウ
ジング21を有している。ギヤハウジング21は、回転
軸収容部21aと、該収容部21aに連通し前記モータ
1の軸線L1方向に延びるウォーム軸収容部21bと、
該収容部21bと連通し前記モータ1の軸線L1方向と
直交する方向かつヨークハウジング4の平面部4aの平
面方向(扁平方向)に延びるウォームホイール収容部2
1cと、前記回転軸収容部21aと連通し前記ウォーム
ホイール収容部21cとはウォーム軸収容部21b(軸
線L1)を挟んだ反対側に延びる基板収容部21dとを
備えている。回転軸収容部21aと基板収容部21dと
は、前記モータ部2側に開口する同一の開口部21eを
有している。
【0027】前記回転軸収容部21aにおいて、前記回
転軸7の先端部にはクラッチ22を構成する駆動側部2
2aが一体回転可能に設けられている。因みに、この駆
動側部22aは、前記ヨークハウジング4にマグネット
5及び電機子6を収容し、蓋部材13(ブラシホルダ1
0)を組み付けた後に、回転軸7の先端部に固定され
る。この駆動側部22aの所定部位には、回転軸7の回
転を検出するためのセンサマグネット23が固定されて
いる。
【0028】ここで、前記クラッチ22は、前記駆動側
部22aと後述するウォーム軸24に一体回転可能に設
けられる従動側部22bとから構成される。クラッチ2
2は、駆動側部22aからの回転力はそのまま従動側部
22bに伝達する一方、従動側部22bからの回転力は
駆動側部22aに伝達しないように構成されるものであ
る。つまり、モータ部2の駆動による回転軸7の回転力
はクラッチ22を介してウォーム軸24に伝達し、ウォ
ーム軸24側からの回転力は回転軸7に伝達しないよう
になっている。そして、クラッチ22はモータ部2と減
速部3とを組み付けると同時に組み立てられ、前記回転
軸7とウォーム軸24とを相互に駆動連結する。
【0029】前記ウォーム軸収容部21bにおいて、ウ
ォーム24aが一体に形成されるウォーム軸24が該収
容部21b内に配設される一対の軸受25により回転可
能に支持されている。ウォーム軸24の基端部には、前
記クラッチ22を構成する従動側部22bが一体回転可
能に設けられている。
【0030】前記ウォームホイール収容部21cにおい
て、前記ウォーム24aと噛合する前記ウォームホイー
ル26が回転可能に収容されている。ウォームホイール
26の中心部には、パワーウインド装置のウインドレギ
ュレータ(図示略)に連結される出力軸27が固定され
ている。そして、ウォーム軸24の回転力がウォームホ
イール26を介して出力軸27に伝達され、ウインドレ
ギュレータが作動するようになっている。
【0031】前記基板収容部21dにおいて、制御回路
基板31が収容される。この制御回路基板31には、前
記モータ1の回転を制御する制御回路32を搭載してい
る。基板収容部21dには、制御回路基板31の挿入方
向と直交する方向の両端部をガイドするガイド溝21f
が前記モータ1の軸線L1方向に平行に形成されてい
る。従って、制御回路基板31は、制御回路32等を搭
載した部品搭載面31aが前記ヨークハウジング4の平
面部4aの平面方向(扁平方向)と平行になるようにし
てガイド溝21fに沿って挿入される。そして、図6に
示すように、前記蓋部材13が取り付けられると、シー
ル部材15に一体形成した押圧突起15aの弾性力によ
り制御回路基板31の端面が押圧され、該制御回路基板
31はがたつきなく収容される。
【0032】図6に示すように、制御回路基板31に
は、コネクタ基部33がネジ34により固定されてい
る。コネクタ基部33は、6本のターミナル35をそれ
ぞれ所定位置にて支持している。各ターミナル35は、
基端部35aが該基板31に立設されて前記制御回路3
2と電気的に接続され、先端部35bは基板31と平行
になるように折り曲げられコネクタ基部33の背面33
aから該基部33に形成された各挿通孔33bに挿通さ
れ該基部33を貫通させている。又、コネクタ基部33
の背面33aには、図6及び図8に示すように、各ター
ミナル35の位置を規制するガイド33cが設けられて
いる。このガイド33cによって各ターミナル35の無
用な移動が規制され、各ターミナル35の変形が防止さ
れている。
【0033】ここで、前記ギヤハウジング21は、モー
タ1の軸線L1方向と平行に延出形成され車両側から延
びる車両側コネクタ(図示略)と連結するためのコネク
タ部21gを有している。コネクタ部21gには、同方
向に沿って延び基板収容部21dと外部とを連通する連
通孔21hが形成されている。この連通孔21hには、
前記コネクタ基部33が嵌挿され、各ターミナル35が
連通孔21h内で露出するようになっている。そして、
コネクタ部21gは車両側コネクタと連結され、該車両
側コネクタから各ターミナル35を介して制御回路32
に駆動電源及び制御信号が入力される。
【0034】前記制御回路基板31には、前記蓋部材1
3から延びる前記一対の接続片14とそれぞれ電気的に
接続するための一対の雌端子36が取着されている。雌
端子36は、図7に示すように、基板31に固定される
とともに制御回路32に電気的に接続される基部36a
と、該基部36aから延び基板31の上下方向に弾性変
形可能な板バネ部36bと、該板バネ部36bから延び
略筒状をなす挿入接続部36cとから構成されている。
この挿入接続部36cは、その内部において挿入された
接続片14を弾性保持する弾性片36dを有しており、
該弾性片36dは、接続片14の挿入する側が拡開する
ように折り曲げ形成されている。尚、このような雌端子
36は、一枚の板材を所定形状に打ち抜き折り曲げるこ
とにより形成されている。
【0035】そして、前記蓋部材13とギヤハウジング
21(減速部3)との組み付け時に、雌端子36に接続
片14が挿入され、相互が電気的に接続される。このと
き、寸法ばらつきによって接続片14が所定位置より上
下方向にずれても、挿入接続部36cの挿入側が拡開し
ているので、容易に挿入することができる。しかも、板
バネ部36bの弾性変形により接続片14の寸法ずれを
吸収できるので、接続片14の変形が防止されている。
更に、弾性片36dの弾性力により、雌端子36と接続
片14とが確実に導通状態となる。
【0036】又、制御回路基板31には、図1〜図3に
示すように、前記センサマグネット23の外周面に対向
する部位に一対のホール素子37が配設されている。ホ
ール素子37は、回転軸7とともに回転するセンサマグ
ネット23の磁界の変化を検出し、その検出信号を制御
回路32に出力する。制御回路32は、ホール素子37
からの検出信号に基づいて回転軸7の回転数や回転速度
等の回転情報を検出している。制御回路32は、前記コ
ネクタ部21gを介して車両側から入力される制御信号
及びその回転情報に基づいた駆動電流を雌端子36から
接続片14を介してブラシ11に供給し、モータ部2を
駆動し、ウインドレギュレータに所定動作を行わせるよ
うになっている。
【0037】上記したように、本実施形態によれば、以
下の効果を有する。 (1)ギヤハウジング21の開口部21eを塞ぐ樹脂製
の蓋部材13は、金属プレート18とギヤハウジング2
1とで狭持され、該金属プレート18とギヤハウジング
21との間でネジ16を掛け渡して締め付けてギヤハウ
ジング21に対して固定される。金属プレート18は、
ネジ16より締め付ける方向の接触面積が大きくしかも
剛体であるので、ネジ16の締め付けによって蓋部材1
3が変形し難い。従って、ネジ16の固定力の低下を防
止することができる。
【0038】(2)金属プレート18は図3に示すよう
に複数の締付け部間で共用されるので、部品数が少なく
てすむ。 (3)金属プレート18は、該プレート18に形成され
る係合孔18aと、蓋部材13に形成される係合爪13
bとを係合させて、蓋部材13に対して仮止めされる。
従って、ネジ16の締付作業を簡素化でき、モータ1の
組付け性を向上できる。しかも、係合爪13bと係合孔
18aとを係合させるだけであるので、金属プレート1
8の仮止め作業を簡単に行うことができる。
【0039】(4)蓋部材13は、回転軸7を収容する
回転軸収容部21aと制御回路基板31を収容する基板
収容部21dと同一の開口部21eを塞ぐものである。
従って、蓋部材13を両収容部21a,21dで共用で
きるので、部品数が少なくてすむ。
【0040】(5)蓋部材13には、ギヤハウジング2
1の開口部21eを密閉する弾性力を有するシール部材
15が一体に備えられる。従って、ギヤハウジング21
内に水等の液体や塵埃の浸入を確実に防止することがで
きる。しかも、シール部材15は蓋部材13に一体に備
えられるので、部品数が少なくてすむ。
【0041】尚、本発明の実施形態は、以下のように変
更してもよい。 ○上記実施形態では、ネジ16をモータ部2側から挿入
してナット17に締め付けるようにしたが、ネジ16と
ナット17の位置関係を逆にしてもよい。又、締付部材
としてネジ16及びナット17を用いたが、その他の締
付部材であってもよい。
【0042】○上記実施形態では、ネジ16による締付
け部を図3のようにしたが、これに限定されるものでは
ない。この場合、上記実施形態と同様、金属プレートを
所定の締付け部間で共用してもよく、又、金属プレート
を個々に設けるようにしてもよい。
【0043】○上記実施形態では、金属プレート18に
形成される係合孔18aと、蓋部材13に形成される係
合爪13bとを係合させて、該プレート18を蓋部材1
3に対して仮止めするようにしたが、これ以外の仮止め
手段により金属プレート18を蓋部材13に仮止めする
ようにしてもよい。又、金属プレート18とギヤハウジ
ング21との間に仮止め手段を設け、ギヤハウジング2
1に蓋部材13を取り付けた後に金属プレート18をギ
ヤハウジング21に対して仮止めするようにしてもよ
い。
【0044】○上記実施形態の蓋部材13及び該蓋部材
13に一体形成されるシール部材15も形状は、これに
限定されるものではない。 ○上記実施形態のギヤハウジング21の形状は、これに
限定されるものではない。例えば、回転軸収容部21a
と基板収容部21dと同一の開口部21eとしたが、そ
れぞれ別個の開口部を有するように各収容部21a,2
1dを形成してもよい。この場合、蓋部材13の形状を
適宜変更する必要がある。
【0045】○上記実施形態のヨークハウジング4(モ
ータ部2)を円筒状としてもよい。 ○上記実施形態のクラッチ22を省略してもよい。この
場合、回転軸7とウォーム軸24とを一体としてもよ
い。
【0046】○上記実施形態では、減速機構をウォーム
24aとウォームホイール26で構成したが、その他の
減速ギヤを用いて構成してもよい。 ○上記実施形態では、回転軸7の回転を検出する回転検
出手段としてホール素子37及びセンサマグネット23
を用いたが、ホール素子37に替えて磁気抵抗素子を用
いてもよい。又、磁気検出型以外の検出手段を用いても
よい。
【0047】○上記実施形態では、基板31に雌端子3
6、モータ部2側の雄端子(接続片14)を用いたが、
この基板31側に雄端子、モータ部2側に雌端子を用い
てもよい。
【0048】○上記実施形態では、ターミナル35をコ
ネクタ基部33に挿通して保持するようにしたが、ター
ミナル35をコネクタ基部33にインサートしてもよ
い。 ○上記実施形態では、モータ1を車両用パワーウインド
装置の駆動源として使用したが、その他の装置の駆動源
であってもよい。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
収容部の開口部を樹脂製の蓋部材にて塞ぎ、その蓋部材
が締付部材にて締付固定されるハウジングを備えたモー
タであって、その蓋部材の固定力の低下を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のモータの平面図である。
【図2】 モータの分解平面図である。
【図3】 図1のA方向から見たモータの分解図であ
る。
【図4】 金属プレートを用いた固定部分を説明するた
めの斜視図である。
【図5】 蓋部材のギヤハウジング側の面を説明するた
めの図である。
【図6】 図1のB−B断面図である。
【図7】 雌端子の拡大断面図である。
【図8】 コネクタ基部の背面図である。
【符号の説明】
2…モータ部、3…減速部、7…回転軸、13…蓋部
材、13b…仮止め手段を構成する第2係合部としての
係合爪、15…シール部材、16…締付部材としてのネ
ジ、18…金属プレート、18a…仮止め手段を構成す
る第1係合部としての係合孔、21…ギヤハウジング、
21a…収容部としての回転軸収容部、21d…収容部
としての基板収容部、21e…開口部、24…減速機構
を構成するウォーム軸、26…減速機構を構成する減速
ギヤとしてのウォームホイール、31…制御回路基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H605 BB05 CC02 CC03 CC08 EA02 EA19 EB06 EC05 EC08 EC12 EC20 GG06 5H607 AA12 BB01 BB07 BB14 CC03 CC05 CC09 DD09 DD19 EE21 EE32 EE36 GG09 5H611 BB06 RR03 TT01 UA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を回転させるモータ部と、該回転
    軸の回転を減速するための減速機構を収容するギヤハウ
    ジングを備えた減速部とが一体に組み付けられ、該ギヤ
    ハウジング内にモータ部の回転を制御する制御回路基板
    を収容してなるモータであって、 前記ギヤハウジングの収容部の開口部を塞ぐ樹脂製の蓋
    部材を備え、該蓋部材を金属プレートと前記ギヤハウジ
    ングとで狭持し、該金属プレートと前記ギヤハウジング
    との間で前記締付部材を掛け渡して締め付け蓋部材を前
    記ギヤハウジングに対して固定するようにしたことを特
    徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のモータにおいて、 前記締付部材による締付け部は複数であり、 前記金属プレートは、複数の締付け部間で共用されてい
    ることを特徴とするモータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のモータにおい
    て、 前記金属プレートと、前記蓋部材又は前記ギヤハウジン
    グとの間には、前記締付部材を締め付ける前において該
    金属プレートを該蓋部材又は該ギヤハウジングに対して
    仮止めする仮止め手段を一体に備えていることを特徴と
    するモータ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のモータにおいて、 前記仮止め手段は、前記金属プレートに形成される第1
    係合部と、前記蓋部材又は前記ギヤハウジングに形成さ
    れ前記第1係合部と係合する第2係合部とからなること
    を特徴とするモータ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のモ
    ータにおいて、 前記ギヤハウジングは、前記回転軸を収容する回転軸収
    容部と前記制御回路基板を収容する基板収容部と同一の
    開口部を有し、 前記蓋部材は、その開口部を塞ぐものであることを特徴
    とするモータ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載のモ
    ータにおいて、 前記蓋部材は、前記ギヤハウジングの開口部を密閉する
    弾性力を有するシール部材を一体に備えていることを特
    徴とするモータ。
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