JP2002216445A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

Info

Publication number
JP2002216445A
JP2002216445A JP2001006661A JP2001006661A JP2002216445A JP 2002216445 A JP2002216445 A JP 2002216445A JP 2001006661 A JP2001006661 A JP 2001006661A JP 2001006661 A JP2001006661 A JP 2001006661A JP 2002216445 A JP2002216445 A JP 2002216445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load bar
parking
disk
ramp member
actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001006661A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Arikawa
義洋 有川
Kaoru Abiko
薫 安孫子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2001006661A priority Critical patent/JP2002216445A/ja
Priority to US09/916,467 priority patent/US6674613B2/en
Priority to EP01306681A priority patent/EP1225569A2/en
Priority to KR1020010048191A priority patent/KR20020061470A/ko
Publication of JP2002216445A publication Critical patent/JP2002216445A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/16Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
    • G11B21/22Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is out of operative position
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロードバーに付着した磨耗粉がヘッドクラ
ッシュを引き起こすことを防止すると共に、ロード時の
アクチュエータの負荷を軽減して最大消費電流値を低く
することを課題とする。 【解決手段】 パーキング部111〜114の表面に複
数の凹凸部111a〜114aを有し、且つ、パーキン
グ部側ランプ面101b〜104bがロードバーの移動
する方向上にシフトして配置しているランプ部材61を
有する。ロードバー60−1〜60−4の指部60−1
a〜60−4aに付着した磨耗粉は、ロードバー60−
1〜60−4がパーキング部111〜114に戻ったと
きに凹凸部111a〜114aによって相対的に擦られ
て剥離され、ハードディスク上には落下しない。ロード
時に、各ロードバーがランプ部材の案内部に乗りあがる
ときのタイミングがずれ、アクチュエータの負荷が軽減
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク装置に係
り、特に、キャリッジアームの先端にロードバーを備
え、且つ、シャーシベース上にこのロードバーを支持す
るランプ部材を備えてなるロード・アンロード方式のハ
ードディスク装置に関する。
【0002】情報を磁気記録するハードディスク装置は
コンピュータ装置に組み込まれて使用される。携帯可能
であるノート型のコンピュータ装置は、ぶつけたり落と
したりして、不用に衝撃を受ける機会が多い。そこで、
ノート型のコンピュータ装置は、耐衝撃性の高い構造で
あることが要求される。
【0003】ノート型のコンピュータ装置に組み込まれ
るハードディスク装置は、デスクトップタイプのコンピ
ュータ装置に組み込まれるハードディスク装置に比べ
て、耐衝撃性の高い構造であることが要求される。
【0004】ハードディスク装置は、停止モード時にお
けるスライダの状態から、スライダがハードディスクの
内周側に位置するコンタクトスタートストップ方式と、
スライダがハードディスクの外側にまで退避するロード
・アンロード方式とに分類される。ロード・アンロード
方式は、キャリッジアームの先端にロードバーを備え、
且つ、シャーシベース上にこのロードバーを支持するラ
ンプ部材を備えてなり、スライダがハードディスクの外
側にまで退避したときにロードバーがランプ部材に支持
され、スライダがロードバーを介してランプ部材に支持
される構成である。ここで、「アンロード」とは、ハー
ドディスク上に位置しているスライダをハードディスク
の外側にまで退避させることをいう。「ロード」とは、
ハードディスクの外側の位置に退避しているスライダを
移動させてハードディスク上に移動させことをいう。
【0005】耐衝撃性の点では、一般的にはコンタクト
スタートストップ方式に比べてロード・アンロード方式
の方が信頼性が高い。そこで、一般的には、ノート型の
コンピュータ装置に組み込まれるハードディスク装置に
は、ロード・アンロード方式が採用されている。
【0006】
【従来の技術】図1(A),(B)は従来のロード・ア
ンロード方式のハードディスク装置においてスライダが
退避しているアンロード状態を示す。10はハードディ
スクであり、矢印A方向に高速で回転する。11はラン
プ部材であり、合成樹脂製の成形部品であり、ハードデ
ィスク装置のシャーシベース(図示せず)にねじ止めし
てあり、ハードディスク10の外側の位置に取り付けて
ある。12は上側のロードバー、13は下側のロードバ
ー、14は上側のスライダ、15は下側のスライダであ
る。各スライダ14,15の端面には磁気ヘッドが造り
込まれている。16はキャリッジアームである。キャリ
ッジアーム16がボイスコイルモータの構造のアクチュ
エータ(図示せず)によって回動することによって、ロ
ードバー12,13及びスライダ14,15が、矢印B
1、B2方向に移動される。
【0007】ランプ部材11は、図2及び図1(B)に
示すように、上側のロードバー12に対する台形状の案
内部20及びパーキング部21と、下側のロードバー1
3に対する台形状の案内部22及びパーキング部23と
を有する。
【0008】パーキング部21、23は、ロードバー1
2,13の動きが円滑に行われるように平滑な面を有す
る。
【0009】案内部20、22は、ハードディスク10
側の傾斜しているランプ面20a,22aと、パーキン
グ部側の傾斜しているランプ面20b,22bと、この
間の面20c,22cとよりなる。各面は、ロードバー
12,13の動きが円滑に行われるように平滑な面であ
る。また、ランプ面20b,22bはB1―B2方向
上、同じ位置に位置している。
【0010】情報の書き込み、読み出し時に、アンロー
ドコマンドが供給されると、キャリッジアーム16が時
計方向に回動され、ロードバー12,13は案内部2
0、22を越えてパーキング部21、23にまで移動さ
れ、図1(A)、(B)に示すアンロード完了状態とな
る。アンロード完了状態において、ロードコマンドが供
給されると、キャリッジアーム16が図1(A)中反時
計方向に回動され、ロードバー12,13は案内部2
0、22を越えて移動され、ロードが行われ、スライダ
14、15がハードディスク10上にロードされて回転
しているハードディスク10の上面10a及び下面10
bに浮上して対向し、情報の書き込み、読み出しを開始
する。
【0011】図1(B)中、ロードバー12,13は夫
々破線30,31に沿って移動し、スライダ14,15
は夫々破線32,33に沿って移動する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】アンロード及びロード
が行われる度にロードバー12,13がランプ部材11
の案内部20、22及びパーキング部21、23を摺動
し、この摺動が多数回繰り返し行われると、ランプ部材
11が磨耗し、磨耗粉が発生しこれがロードバー12,
13に付着する。ロードバー12,13に付着した磨耗
粉は、いつかには剥離して落下する。
【0013】ロードバー12,13に付着した磨耗粉の
剥離がスライダ14、15がハードディスク10上にロ
ードされたときに起きると、磨耗粉がハードディスク1
0上に落下する。このハードディスク10上に落下した
磨耗粉が浮上しているスライダ14、15とハードディ
スク10との間にかみ込むと、ヘッドクラッシュを引き
起こし、ハードディスク10の記録面を傷めてしまう。
【0014】また、ロード時には、ロードバー12,1
3は夫々ランプ面20b,22bを登る。登るタイミン
グは同じである。このため、アクチュエータ(図示せ
ず)の負荷は大きくなっており、アクチュエータを駆動
するためには高い電流が必要であった。このため、ハー
ドディスク装置の消費電力が高くなっていた。
【0015】このロード時のアクチュエータ(図示せ
ず)の負荷は、ハードディスク装置に組みこんであるハ
ードディスク10の枚数が増えて、スライダの数が増
え、ロードバーの数が増えると、更に高くなり、アクチ
ュエータを駆動するための電流値が更に高くなり、ハー
ドディスク装置の消費電力が更に高くなる。
【0016】このハードディスク装置は、ノート型パー
ソナルコンピュータ内に組み込まれ、ノート型パーソナ
ルコンピュータに装着されたバッテリによって駆動され
る関係上、ハードディスク装置の消費電力が高いことは
問題である。
【0017】そこで、本発明は、上記課題を解決したハ
ードディスク装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ロー
ド・アンロード方式のハードディスク装置において、ラ
ンプ部材に、ロードバーがこれに支持されつつ移動する
ときに、ロードバーに付いている付着物をロードバーか
ら剥離させる手段を有する構成としたものである。
【0019】ロードバーに付いている付着物がハードデ
ィスク面に落下することが回避され、剥離して落下した
付着物に起因するヘッドクラッシュの発生が効果的に防
止される。
【0020】請求項2の発明は、請求項1記載のディス
ク装置において、付着物剥離手段は、ランプ部材のパー
キング部の表面の複数の凹凸部である構成としたもので
ある。
【0021】付着物剥離手段は、特別の部品を用いない
で構成される。
【0022】請求項3の発明は、請求項1記載のディス
ク装置において、付着物剥離手段はランプ部材のパーキ
ング部の表面の複数の凹凸部であり、且つ、凹凸部は、
ランプ部材より硬い材質製であり、ランプ部材と一体で
ある板片部材の表面に形成してある構成としたものであ
る。
【0023】凹凸部が磨耗しにくく、よって、付着物剥
離機能が長く続くようになる。
【0024】請求項4の発明は、請求項1記載のディス
ク装置において、付着物剥離手段は、ランプ部材のパー
キング部の表面の凹凸部と、ロードバーがパーキング部
にまで到って支持されている状態で、ロードバーがパー
キング部内で往復移動するようにアクチュエータを微小
に駆動させるアクチュエータ微小駆動手段とよりなる構
成としたものである。
【0025】アクチュエータが微小に駆動されてロード
バーがパーキング部内で往復移動するため、ロードバー
に付いている付着物を効果的に剥離させて落下させる請
求項5の発明は、ロード・アンロード方式のハードディ
スク装置において、ロード時に、各ロードバーがランプ
部材の案内部に乗りあがるときのタイミングがずれるよ
うにするタイミングずらし手段を有する構成としたもの
である。
【0026】ロード時に各ロードバーがランプ部材の案
内部に乗りあがるときのタイミングがずれることによっ
て、アクチュエータに作用する負荷が分散され、アクチ
ュエータ駆動電流の最大値が低くなる。
【0027】請求項6の発明は、請求項5記載のディス
ク装置において、タイミングずらし手段は、ランプ部材
の各案内部のパーキング部側のパーキング部側ランプ面
が、ロードバーの移動する方向上にシフトしている構成
としたものである。
【0028】タイミングずらし手段は、特別の部品を用
いないで、且つキャリッジアーム側に変更を加えないで
構成される。
【0029】請求項7の発明は、請求項5記載のディス
ク装置において、タイミングずらし手段は、キャリッジ
アームについてのロードバーの位置が、ロードバーの移
動する方向上にシフトしている構成よりなるものであ
る。
【0030】タイミングずらし手段は、特別の部品を用
いないで構成される。
【0031】請求項8の発明は、ロード・アンロード方
式のハードディスク装置において、ランプ部材に、ロー
ドバーがこれに支持されつつ移動するときに、ロードバ
ーに付いている付着物をロードバーから剥離させる手段
を有する構成とし、且つ、ロード時に、各ロードバーが
ランプ部材の案内部に乗りあがるときのタイミングがず
れるようにするタイミングずらし手段を有する構成とし
たものである。
【0032】ロードバーに付いている付着物がハードデ
ィスク面に落下することが回避され、剥離して落下した
付着物に起因するヘッドクラッシュの発生が効果的に防
止される。また、各ロードバーがランプ部材の案内部に
乗りあがるときのタイミングがずれることによって、ア
クチュエータに作用する負荷が分散され、アクチュエー
タ駆動電流の最大値が低くなる。
【0033】請求項9の発明は、案内部とパーキング部
とを有し、ディスク装置のディスクより外側の位置に固
定され、キャリッジアームの先端のロードバーを案内し
て支持するランプ部材において、ランプ部材のパーキン
グ部の表面に、複数の凹凸部を有する構成としたもので
ある。
【0034】ロードバーがディスクより外側の位置に位
置する状態で、ロードバーに付いている付着物がロード
バーから剥離させることが可能である。
【0035】請求項10の発明は、案内部とパーキング
部とを有し、ディスク装置のディスクより外側の位置に
固定され、キャリッジアームの先端のロードバーを案内
して支持するランプ部材において、ランプ部材の各案内
部のパーキング部側のパーキング部側ランプ面が、ロー
ドバーの移動する方向上にシフトしている構成としたも
のである。
【0036】ロード時に各ロードバーがランプ部材の案
内部に乗りあがるときのタイミングがずれるようにする
ことが可能となる。
【0037】
【発明の実施の形態】図3(A),(B)は本発明の一
実施例になるハードディスク装置50を示す。図3
(A)はカバー部材64を取り外した状態で示す。図3
(B)は図3(A)中、B―Bは線に沿う断面図であ
る。図4はスライダに関連する部分の構造を概略的に示
す。Z1−Z2は高さ方向である。
【0038】ハードディスク装置50は、浅い凹部を有
するシャーシベース51と、シャーシベース51上のス
ピンドルモータ52と、スピンドルモータ52のロータ
に固定してある径が2.5インチの二枚のハードディス
ク53−1,53−2と、シャーシベース51上の軸5
5に回動可能に支持してあるキャリッジアーム56−
1、56−2、56−3と、このキャリッジアーム56
−1〜56−3の先端側のスペーサ57−1〜57−
4、ロードビーム58−1〜58−4、スライダ59−
1〜59−4及びロードバー60−1〜60−4と、シ
ャーシベース51上にねじ止めされて取り付けてあるラ
ンプ部材61と、シャーシベース51の上面に設けてあ
りキャリッジアーム56を往復回動させるボイスコイル
モータの構造のアクチュエータ62と、ヘッドIC63
と、シャーシベース51の上面を覆うカバー部材64
と、シャーシベース51の下面に固定してあるプリント
基板アッセンブリ65とを有する構成である。スライダ
59−1〜59−4の端面には磁気ヘッド66−1〜6
6−4が造り込まれている。シャーシベース51とカバ
ー部材64とが密封空間を形成するディスクエンクロー
ジャー66を構成する。上記のハードディスク53−
1,53−2等はディスクエンクロージャー66内に収
容されている。
【0039】このハードディスク装置50は、ノート型
パーソナルコンピュータ内に組み込まれ、ノート型パー
ソナルコンピュータに装着されたバッテリーによって駆
動される。
【0040】ハードディスク53−1,53−2は、ス
ピンドルモータ52によって矢印A方向に約4000r
pmで回転される。アクチュエータ62によって、キャ
リッジアーム56−1〜56−3が矢印B1―B2方向
に回動され、スライダ59−1〜59−4がハードディ
スク53−1,53−2の面に対して浮上した状態でこ
の半径方向に移動され、目的とするトラックを走査し
て、磁気ヘッド66−1〜66−4が情報の書き込み、
読み出しを行う。
【0041】読み出された再生信号は、ヘッドIC63
に供給され、増幅された後、プリント基板アセンブリ6
5に供給される。ヘッドIC63から記録信号が供給さ
れるとともに、ヘッド66−1〜66−4により読み取
られた再生信号を増幅してプリント基板アセンブリ65
に供給する。
【0042】図5に示すように、プリント回路アセンブ
リ65は、ハードディスクコントローラ(HDC)8
1、RAM82、ROM83、MPU84、リードチャ
ネル85、サーボコントローラ(SVC)86、ドライ
バ87、88を含む構成とされている。
【0043】MPU84は、ROM83に記憶されたプ
ログラムにより動作し、サーボコントローラ86を介し
てアクチュエータ62を制御することにより、スライダ
59−1〜59−4をランプ部材61からアンロードさ
せてハードディスク53−1,53−2上にロードする
ロード動作及びスライダ59−1〜59−4をハードデ
ィスク53−1,53−2上からアンロードさせてラン
プ部材61上にロードするアンロード動作を行う。
【0044】図6及び図7に示すように、ロードバー6
0−1は、本体部60−1aと本体部60−1aから延
びている指部60−1bとよりなり、本体部60−1a
がロードビーム58−1の先端側の上面にレーザビーム
溶接されて固定してあり、指部60−1bがロードビー
ム58−1より先方に突き出している。指部60−1b
は、曲げ剛性を高めるために絞ったプレス加工がされて
おり、略半円筒の形状を有しており、円筒面60−1b
1を有する。円筒面60−1b1は、指部60−1bの
ランプ部材61上の滑り移動を円滑にする。
【0045】ロードビーム58−1の先端側にジンバル
部58−1aを有し、このジンバル部58−1aにスラ
イダ59−1が固定してある。ロードビーム58−1の
基部側がスペーサ57−1の先端側に固定してある。ス
ペーサ57−1の基部側がキャリッジアーム56−1の
先端側に固定してある。
【0046】他のキャリッジアーム56−2、56−
3、スペーサ57−2〜57−4、ロードビーム58−
2〜58−4は、上記のキャリッジアーム56−1、ス
ペーサ57−1、ロードビーム58−1と同じ構成であ
る。
【0047】図8はランプ部材61を示す。図4に併せ
て示すように、ランプ部材61は、液晶ポリマー製の成
形部品であり、ロードバー60−1に対するランプ部9
1、ロードバー60−2に対するランプ部92、ロード
バー60−3に対するランプ部93、ロードバー60−
4に対するランプ部94を有する。
【0048】ランプ部91は、案内部101とパーキン
グ部111とを有する。
【0049】案内部101は、台形状であり、ハードデ
ィスク53−1側の傾斜しているランプ面101aと、
パーキング部側の傾斜しているランプ面101bと、こ
の間の面101cとよりなる。各面は、ロードバー60
−1の指部60−1bの動きが円滑に行われるように平
滑な面である。
【0050】パーキング部111は、スライダ59−1
がハードディスク53−1の上面を相対的に走査してい
るときの指部60−1bの高さと同じ高さである。アン
ロードが完了した状態では、ロードビーム58−1は反
り変形をおこしていず、ロードビーム58−1が自然の
状態となるようにするためである。
【0051】パーキング部111は、水平の面であり、
複数の凹凸部111aを有する。ロードバー60−1の
指部60−1bに付着した研磨粉を、指部60−1bが
パーキング部111を移動している間に剥離させるため
である。
【0052】他のランプ部92、93、94も、上記の
ランプ部91と同じく、案内部102,103、104
とパーキング部112,113,114とを有する。案
内部101のパーキング部側のランプ面101b、及び
案内部102,103、104のパーキング部側のラン
プ面102b、103b、104bは、B1―B2方向
上、B1方向に、順次ずれてシフトしている。ハードデ
ィスク53−1、53−2の側から見て、ランプ面10
1bの終了端とランプ面102bの開始端とが同じ位置
P1であり、ランプ面102bの終了端とランプ面10
3bの開始端とが同じ位置P2であり、ランプ面103
bの終了端とランプ面104bの開始端とが同じ位置P
3である。ロード時の負荷を低くするためである。パー
キング部112,113,114は、水平の面であり、
凹凸部112a,113a,114aを有する。
【0053】図3(A)に示すアンロード完了状態にお
いて、ロードコマンドが供給されると、アクチュエータ
62が駆動されて、キャリッジアーム56−1〜56−
3が反時計方向に回動され、ロードバー60−1〜60
−4の指部60−1b〜60−4bが夫々案内部101
〜104を越えて、図4中、破線121〜124に沿っ
て移動し、スライダ59−1〜59−4は夫々破線12
1〜124に沿って移動して回転しているハードディス
ク53−1,53−2上にロードされて、ハードディス
ク53−1,53−2の面上に浮上して対向し、情報の
書き込み、読み出しを開始する。
【0054】情報の書き込み、読み出し時に、アンロー
ドコマンドが供給されると、アクチュエータ62が駆動
されて、キャリッジアーム56−1〜56−3が時計方
向に回動され、ロードバー60−1〜60−4は夫々案
内部101〜104を越えてパーキング部111〜11
4にまで移動され、図3(B)に示すアンロード完了状
態となる。
【0055】次に、上記ハードディスク装置50の特徴
について説明する。
【0056】1 アンロード及びロードに伴って発生す
る磨耗粉に起因するヘッドクラッシュの回避 ハードディスク装置50が長い期間に亘って使用され、
ロード及びアンロードが多数回行われると、ランプ部9
1〜94が磨耗され、磨耗によって発生した磨耗粉が指
部60−1b〜60−4bに付着することが起きる。こ
の磨耗及び磨耗粉の指部60−1b等への付着を防止す
ることは困難である。
【0057】ここで、各パーキング部111〜114は
凹凸部111a〜114aを有する。このため、アンロ
ードが行われて、指部60−1b〜60−4bがパーキ
ング部111〜114に到ったときに、及びロードが開
始されて指部60−1b〜60−4bがパーキング部1
11〜114を移動している間に、磨耗粉が凹凸部11
1a〜114aによって相対的に擦られて指部60−1
b〜60−4bから剥離されて落下する。磨耗粉の指部
60−1b〜60−4bからの剥離は、ハードディスク
53−1,53−2の外側の場所で行われ、磨耗粉が落
下する場所は、シャーシベース51上であり、ハードデ
ィスク53−1,53−2上ではない。
【0058】また、指部60−1b〜60−4bは、ア
ンロードの都度クリーニングされ、指部60−1b〜6
0−4bがハードディスク53−1,53−2に対向す
る状態では、指部60−1b〜60−4bには磨耗粉が
付着していない状態となる。よって、指部60−1b〜
60−4bからハードディスク53−1,53−2上に
磨耗粉が落下することは起きない。
【0059】よって、指部60−1b〜60−4bから
落下した磨耗粉が原因でヘッドクラッシュが発生するこ
とが効果的に回避される。
【0060】また、図5中、ROM83には、アンロー
ドの終了時にアクチュエータ62を微小に駆動させるプ
ログラムが記憶してある。アンロードの終了時に、MP
U84は、ROM83に記憶されたプログラムにより動
作し、サーボコントローラ86、ドライバ88を介し
て、アクチュエータ62が微小に駆動され、キャリッジ
アーム56−1〜56−3がB1−B2方向に微小に駆
動され、指部60−1b〜60−4bがパーキング部1
11〜114の範囲内でB1−B2方向に微小に往復駆
動される。この動作の間に、磨耗粉は凹凸部111a〜
114aによって相対的に擦られて指部60−1b〜6
0−4bからより確実に剥離されて落下され、指部60
−1b〜60−4bは良好にクリーニングされる。
【0061】2 ロード時のアクチュエータ62の負荷
の軽減 図4に示すように、案内部101、102,103、1
04のパーキング部側のランプ面101b、102b、
103b、104bは、B1―B2方向上、B1方向
に、順次ずれているため、アクチュエータ62が駆動さ
れてキャリッジアーム56−1〜56−3が反時計方向
に回動を開始したときに、最初に指部60−4bがラン
プ面104bを登り、続いて指部60−3bがランプ面
103bを登り、続いて指部60−2bがランプ面10
2bを登り、最後に、指部60−1bがランプ面101
bを登る。このように、指部60−1b〜60−4bが
ランプ面101b、102b、103b、104bを登
るタイミングがずれているため、アクチュエータ62の
負荷が時間的に分散されて軽減される。
【0062】これによって、ロード時のアクチュエータ
62に必要とされる駆動電流の最大値が低くなる。従来
は、ロード時のアクチュエータの最大の駆動電流の値は
15mAであった。本実施例では、ロード時のアクチュ
エータ62の最大の駆動電流の値は、従来の4分の1と
なって、3.7mAに留まる。この結果、ハードディス
ク装置50の消費電力は従来に比べて低減される。
【0063】アンロードは、ロード動作に比べてアクチ
ュエータ62の負荷は小さい。よって、指部60−1b
〜60−4bが夫々ランプ面101a〜104aを登る
タイミングが同時であっても問題とはならない。
【0064】次に、磨耗粉を指部60−1b〜60−4
bから剥離させる機構の変形例について説明する。
【0065】図9は、第1の変形例になるランプ部材6
1Aを示す。パーキング部111Aは、凹凸部140を
有する板片状の部品141がインサート成形されてお
り、部品141がランプ部材61Aと一体となっている
構成である。部品141は、液晶ポリマーより硬い材質
である。
【0066】凹凸部140は磨耗しにくく、凹凸部14
0は尖った状態を長く継続し、凹凸部140が指部60
−1b等に付着した磨耗粉を除去する機能は、上記の実
施例の場合に比べて長く続く。
【0067】図10は、第2の変形例になるランプ部材
61Bを示す。パーキング部111Bは、網目状の凹凸
部142を有する。
【0068】液晶ポリマーより硬い材質であり、網目状
の凹凸部を有する板片状の部品をインサート成形しても
よい。
【0069】図11は、第3の変形例になるランプ部材
61Cを示す。パーキング部111Cは、多数のディン
プル部143を有する。
【0070】液晶ポリマーより硬い材質であり、多数の
ディンプル部を有する板片状の部品をインサート成形し
てもよい。
【0071】図12は、第4の変形例になるランプ部材
61Dを示す。パーキング部111Dは、表面粗さの粗
い面144を有する。
【0072】次に、ロード時にアクチュエータ62の負
荷を軽減させる機構について説明する。
【0073】図13に示すように、ランプ部材61E
は、パーキング部側のランプ面101Eb、102Eb
が同じ位置に位置している構成である。ロードバー60
E−1、60E−2は、指部60E−1b、60E−2
bが、B1−B2方向上にずれている。よって、ロード
時には、最初に、指部60E−1bがランプ面101E
bを登り、次いで、指部60E−2bがランプ面102
Ebを登る。これによって、アクチュエータ62の負荷
が時間的に分散されて軽減されている。
【0074】この構成は、アンロード時に、指部60E
−1b、60E−2bがディスク側のランプ面101E
a、102Eaを登るタイミングもずれて、アクチュエ
ータ62の負荷が時間的に分散されて軽減される。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、ロード・アンロード方式のハードディスク装置にお
いて、ランプ部材に、ロードバーがこれに支持されつつ
移動するときに、ロードバーに付いている付着物をロー
ドバーから剥離させる手段を有する構成としたものであ
るため、ロードバーに付いている付着物がハードディス
ク面に落下することを回避することが出来、よって、剥
離して落下した付着物に起因するヘッドクラッシュの発
生を効果的に防止することが出来る。
【0076】請求項2の発明は、請求項1記載のディス
ク装置において、付着物剥離手段は、ランプ部材のパー
キング部の表面の複数の凹凸部である構成としたもので
あるため、付着物剥離手段を特別の部品を用いないで構
成することが出来る。
【0077】請求項3の発明は、請求項1記載のディス
ク装置において、付着物剥離手段はランプ部材のパーキ
ング部の表面の複数の凹凸部であり、且つ、凹凸部は、
ランプ部材より硬い材質製であり、ランプ部材と一体で
ある板片部材の表面に形成してある構成としたものであ
るため、凹凸部が磨耗しにくいように出来、よって、付
着物剥離機能が長く続くように出来る。
【0078】請求項4の発明は、請求項1記載のディス
ク装置において、付着物剥離手段は、ランプ部材のパー
キング部の表面の凹凸部と、ロードバーがパーキング部
にまで到って支持されている状態で、ロードバーがパー
キング部内で往復移動するようにアクチュエータを微小
に駆動させるアクチュエータ微小駆動手段とよりなる構
成としたものであるため、アクチュエータが微小に駆動
されてロードバーがパーキング部内で往復移動されるこ
とによって、ロードバーに付いている付着物を効果的に
剥離させて落下させることが出来る。
【0079】請求項5の発明は、ロード・アンロード方
式のハードディスク装置において、ロード時に、各ロー
ドバーがランプ部材の案内部に乗りあがるときのタイミ
ングがずれるようにするタイミングずらし手段を有する
構成としたものであるため、ロード時に各ロードバーが
ランプ部材の案内部に乗りあがるときのタイミングがず
れることによって、アクチュエータに作用する負荷が分
散され、必要な駆動電流を低くすることが出来、よって
ハードディスク装置の消費電力を低くすることが出来
る。
【0080】請求項6の発明は、請求項5記載のディス
ク装置において、タイミングずらし手段は、ランプ部材
の各案内部のパーキング部側のパーキング部側ランプ面
が、ロードバーの移動する方向上にシフトしている構成
としたものである。
【0081】タイミングずらし手段は、特別の部品を用
いないで、且つキャリッジアーム側に変更を加えないで
構成される。
【0082】請求項7の発明は、請求項5記載のディス
ク装置において、タイミングずらし手段は、キャリッジ
アームについてのロードバーの位置が、ロードバーの移
動する方向上にシフトしている構成よりなるものであ
る。
【0083】タイミングずらし手段は、特別の部品を用
いないで構成される。
【0084】請求項8の発明は、ロード・アンロード方
式のハードディスク装置において、ランプ部材に、ロー
ドバーがこれに支持されつつ移動するときに、ロードバ
ーに付いている付着物をロードバーから剥離させる手段
を有する構成とし、且つ、ロード時に、各ロードバーが
ランプ部材の案内部に乗りあがるときのタイミングがず
れるようにするタイミングずらし手段を有する構成とし
たものである。
【0085】ロードバーに付いている付着物がハードデ
ィスク面に落下することが回避され、剥離して落下した
付着物に起因するヘッドクラッシュの発生が効果的に防
止される。また、各ロードバーがランプ部材の案内部に
乗りあがるときのタイミングがずれることによって、ア
クチュエータに作用する負荷が分散され、アクチュエー
タ駆動電流の最大値を低くすることが出来、よってハー
ドディスク装置の消費電力を低くすることが出来る。
【0086】請求項9の発明は、案内部とパーキング部
とを有し、ディスク装置のディスクより外側の位置に固
定され、キャリッジアームの先端のロードバーを案内し
て支持するランプ部材において、ランプ部材のパーキン
グ部の表面に、複数の凹凸部を有する構成としたもので
あるため、ロードバーがディスクより外側の位置に位置
する状態で、ロードバーに付いている付着物がロードバ
ーから剥離させることが出来る。
【0087】請求項10の発明は、案内部とパーキング
部とを有し、ディスク装置のディスクより外側の位置に
固定され、キャリッジアームの先端のロードバーを案内
して支持するランプ部材において、ランプ部材の各案内
部のパーキング部側のパーキング部側ランプ面が、ロー
ドバーの移動する方向上にシフトしている構成としたも
のであるため、ロード時に各ロードバーがランプ部材の
案内部に乗りあがるときのタイミングがずれるようにす
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のハードディスク装置を示す図である。
【図2】図1(A)中のランプ部材を拡大して示す斜視
図である。
【図3】本発明の一実施例になるハードディスク装置を
示す図である。
【図4】図3中、スライダに関連する部分の構造を概略
的に示す図である。
【図5】図3のハードディスク装置のブロック構成図で
ある。
【図6】図3中、ロードビーム及びこれと関連する部分
を取り出して、拡大して示す図である。
【図7】図6中、ロードビームの先端側の部分を下方か
らみて拡大して示す斜視図である。
【図8】図3(A)中のランプ部材を拡大して示す斜視
図である。
【図9】ランプ部材の第1の変形例を示す図である。
【図10】ランプ部材の第2の変形例を示す図である。
【図11】ランプ部材の第3の変形例を示す図である。
【図12】ランプ部材の第4の変形例を示す図である。
【図13】ロード時のアクチュエータの負荷を軽減させ
る機構の変形例を示す図である。
【符号の説明】
50 ハードディスク装置 51 シャーシベース 52 スピンドルモータ 53−1,53−2 ハードディスク 56−1、56−2、56−3 キャリッジアーム 58−1〜58−4 ロードビーム 59−1〜59−4スライダ 60−1〜60−4ロードバー 60−1b〜60−4b 指部 61 ランプ部材 62 アクチュエータ 65 プリント基板アッセンブリ 66 ディスクエンクロージャー 91〜94 ランプ部 101〜104 案内部 101b〜104b パーキング部側のランプ面 111〜114 パーキング部 111a〜114a、140、142 凹凸部 141 板片状の部品

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内部とパーキング部とを有するランプ
    部材がディスクより外側の位置に固定してあり、情報の
    読み書き時には、アクチュエータによってキャリッジア
    ームが回動されスライダが回転するディスク上を移動さ
    れ、情報の読み書きが完了するとアンロードが行われ、
    アクチュエータによってキャリッジアームが回動されス
    ライダがディスクの外側にまで移動されて、先端のロー
    ドバーがランプ部材の案内部を越えてパーキング部にま
    で到って支持され、情報の読み書き開始時にはロードが
    行われ、アクチュエータによってキャリッジアームがア
    ンロード時とは逆方向に回動され、パーキング部に位置
    しているロードバーがランプ部材の案内部を越えて移動
    されて、スライダがディスク上に移動されるディスク装
    置において、 上記ロードバーがこれに支持されつつ移動するときに、
    該ロードバーに付いている付着物を該ロードバーから剥
    離させる手段を有する構成としたことを特徴としたディ
    スク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスク装置において、 上記の付着物剥離手段は、上記ランプ部材のパーキング
    部の表面の複数の凹凸部であることを特徴としたディス
    ク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のディスク装置において、 上記の付着物剥離手段は、上記ランプ部材のパーキング
    部の表面の複数の凹凸部であり、 該凹凸部は、上記ランプ部材より硬い材質製であり、上
    記ランプ部材と一体である板片部材の表面に形成してあ
    る構成としたことを特徴としたディスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のディスク装置において、 上記の付着物剥離手段は、 上記ランプ部材のパーキング部の表面の凹凸部と、 上記ロードバーがパーキング部にまで到って支持されて
    いる状態で、上記ロードバーがパーキング部内で往復移
    動するようにアクチュエータを微小に駆動させるアクチ
    ュエータ微小駆動手段とよりなることを特徴としたディ
    スク装置。
  5. 【請求項5】 案内部とパーキング部とを有するランプ
    部材がディスクより外側の位置に固定してあり、情報の
    読み書き時には、アクチュエータによって複数のキャリ
    ッジアームが回動されスライダが回転するディスク上を
    移動され、情報の読み書きが完了するとアンロードが行
    われ、アクチュエータによって複数のキャリッジアーム
    が回動されスライダがディスクの外側にまで移動され
    て、先端のロードバーがランプ部材の案内部を越えてパ
    ーキング部にまで到って支持され、情報の読み書き開始
    時にはロードが行われ、アクチュエータによってキャリ
    ッジアームがアンロード時とは逆方向に回動され、パー
    キング部に位置しているロードバーがランプ部材の案内
    部を越えて移動されて、スライダがディスク上に移動さ
    れるディスク装置において、 ロード時に、各ロードバーがランプ部材の案内部に乗り
    あがるときのタイミングがずれるようにするタイミング
    ずらし手段を有する構成としたことを特徴としたディス
    ク装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のディスク装置において、 上記タイミングずらし手段は、 該ランプ部材の各案内部のパーキング部側のパーキング
    部側ランプ面が、ロードバーの移動する方向上にシフト
    している構成よりなることを特徴としたディスク装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のディスク装置において、 上記タイミングずらし手段は、 各キャリッジアームについてのロードバーの位置が、ロ
    ードバーの移動する方向上にシフトしている構成よりな
    ることを特徴としたディスク装置。
  8. 【請求項8】 案内部とパーキング部とを有するランプ
    部材がディスクより外側の位置に固定してあり、情報の
    読み書き時には、アクチュエータによって複数のキャリ
    ッジアームが回動されスライダが回転するディスク上を
    移動され、情報の読み書きが完了するとアンロードが行
    われ、アクチュエータによって複数のキャリッジアーム
    が回動されスライダがディスクの外側にまで移動され
    て、先端のロードバーがランプ部材の案内部を越えてパ
    ーキング部にまで到って支持され、情報の読み書き開始
    時にはロードが行われ、アクチュエータによってキャリ
    ッジアームがアンロード時とは逆方向に回動され、パー
    キング部に位置しているロードバーがランプ部材の案内
    部を越えて移動されて、スライダがディスク上に移動さ
    れるディスク装置において、 上記ランプ部材に、上記ロードバーがこれに支持されつ
    つ移動するときに、該ロードバーに付いている付着物を
    該ロードバーから剥離させる手段を有する構成とし、 且つ、ロード時に、各ロードバーがランプ部材の案内部
    に乗りあがるときのタイミングがずれるようにするタイ
    ミングずらし手段を有する構成としたことを特徴とした
    ディスク装置。
  9. 【請求項9】 案内部とパーキング部とを有し、ディス
    ク装置のディスクより外側の位置に固定され、キャリッ
    ジアームの先端のロードバーを案内して支持するランプ
    部材において、 上記ランプ部材のパーキング部の表面に、複数の凹凸部
    を有する構成としたことを特徴としたランプ部材。
  10. 【請求項10】 案内部とパーキング部とを有し、ディ
    スク装置のディスクより外側の位置に固定され、キャリ
    ッジアームの先端のロードバーを案内して支持するラン
    プ部材において、 該ランプ部材の各案内部のパーキング部側のパーキング
    部側ランプ面が、ロードバーの移動する方向上にシフト
    している構成としたことを特徴としたランプ部材。
JP2001006661A 2001-01-15 2001-01-15 ディスク装置 Pending JP2002216445A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001006661A JP2002216445A (ja) 2001-01-15 2001-01-15 ディスク装置
US09/916,467 US6674613B2 (en) 2001-01-15 2001-07-27 Disk device having powder removal apparatus and disk device having timing offsetting apparatus for loading
EP01306681A EP1225569A2 (en) 2001-01-15 2001-08-03 Disk device
KR1020010048191A KR20020061470A (ko) 2001-01-15 2001-08-10 램프부재 및 이를 구비하는 디스크 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001006661A JP2002216445A (ja) 2001-01-15 2001-01-15 ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002216445A true JP2002216445A (ja) 2002-08-02

Family

ID=18874516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001006661A Pending JP2002216445A (ja) 2001-01-15 2001-01-15 ディスク装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6674613B2 (ja)
EP (1) EP1225569A2 (ja)
JP (1) JP2002216445A (ja)
KR (1) KR20020061470A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100757291B1 (ko) 2005-05-31 2007-09-11 후지쯔 가부시끼가이샤 램프 로드 장치 및 이를 구비한 드라이브

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1484749A1 (en) * 2003-06-02 2004-12-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Disk drive
KR100640614B1 (ko) * 2004-12-18 2006-11-01 삼성전자주식회사 하드 디스크 드라이브의 헤드 파킹용 램프
KR100746195B1 (ko) * 2005-10-07 2007-08-06 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브
US7251096B1 (en) * 2005-10-24 2007-07-31 Hitachi Global Storage Technologies Shock induced cleaning for hard disk drives
US20070091507A1 (en) * 2005-10-26 2007-04-26 Seagate Technology Llc Load/unload ramp
CN100407294C (zh) * 2005-12-29 2008-07-30 深圳易拓科技有限公司 硬盘斜块
JP2007220240A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Fujitsu Ltd 耐衝撃性ディスク装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0833981B2 (ja) 1988-08-12 1996-03-29 富士通株式会社 ヘッド清掃方式
JPH0567379A (ja) * 1991-09-09 1993-03-19 Nec Corp 磁気デイスク装置
JPH05314434A (ja) 1992-05-12 1993-11-26 Hitachi Ltd 磁気記録装置
US5341260A (en) * 1992-12-04 1994-08-23 Seagate Technology, Inc. Reduced torque unloading ramp system for a hard disk drive
US5864448A (en) * 1995-10-24 1999-01-26 International Business Machines Corporation Slider and suspension retention and retraction system for high capacity disk drive
JPH10233012A (ja) 1997-02-19 1998-09-02 Sony Corp ディスク、ディスクカートリッジおよびディスク記録再生装置
JP3111038B2 (ja) * 1997-05-07 2000-11-20 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレ−ション 情報記録再生装置用ランプ及び情報記録再生装置
JPH10326416A (ja) 1997-05-26 1998-12-08 Hitachi Ltd 磁気ディスク装置と磁気記録媒体及び磁気記録媒体の製造方法
US6278584B1 (en) * 1997-10-27 2001-08-21 Seagate Technology, Inc. Friction control on HGA ramp load/unload surface
JP3275825B2 (ja) * 1998-03-06 2002-04-22 株式会社日立製作所 磁気ディスク装置
JP3295906B2 (ja) * 1998-06-11 2002-06-24 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション ロード/アンロードランプ及びディスク装置
JP2000076632A (ja) 1998-09-01 2000-03-14 Hitachi Ltd 磁気ディスク装置
JP2000076811A (ja) * 1998-09-02 2000-03-14 Toshiba Corp 磁気ディスク装置
JP3613610B2 (ja) * 1998-10-23 2005-01-26 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ ランプロード式磁気ディスク装置
US6246534B1 (en) * 1998-10-27 2001-06-12 International Business Machines Corporation Hard disk drive with lube on demand actuators
JP2000173030A (ja) 1998-12-02 2000-06-23 Nec Corp 磁気ディスク装置
JP3742274B2 (ja) * 2000-04-03 2006-02-01 Tdk株式会社 磁気ディスク装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100757291B1 (ko) 2005-05-31 2007-09-11 후지쯔 가부시끼가이샤 램프 로드 장치 및 이를 구비한 드라이브

Also Published As

Publication number Publication date
US20020093768A1 (en) 2002-07-18
EP1225569A2 (en) 2002-07-24
KR20020061470A (ko) 2002-07-24
US6674613B2 (en) 2004-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6862154B1 (en) Disk drive having a ramp used for the controlled loading of a head of a head stack assembly onto a disk
CN1941145A (zh) 数据存储装置
KR20030038292A (ko) 로드/언로드 방법 및 이를 이용한 자기 디스크 장치
JP2002216445A (ja) ディスク装置
US5828522A (en) Velocity control of head load/unload mechanism in a disk drive using dither
JP2006209901A (ja) 情報記憶装置
JP4913578B2 (ja) ハードディスクドライブのボイスコイルモータ駆動方法、これに適したヘッドアンロード装置および記録媒体
US6570741B2 (en) Load/unload mechanism stably holding head slider in recording disk drive
US7576939B2 (en) Discontinuous mode back EMF measurement
US6927945B2 (en) Collocated metal frame PZT micro-actuator with a lower stiffness suspension design
JP2006172699A (ja) ハードディスクドライブのヘッドパーキング用ランプおよびそれを備えたハードディスクドライブ
JP2004079040A (ja) 記録媒体駆動装置およびヘッドスライダの押し付け力制御方法
US20020154438A1 (en) Load/unload operation control method and storage apparatus
US6639750B1 (en) Head loading/unloading control method and storage device
WO2002099790B1 (en) Vertically-oriented servo track writer and method
US11468909B1 (en) Zero skew with ultrasonic piezoelectric swing suspension
KR20050007123A (ko) 헤드의 이동을 제어하는 수단을 가진 하드 디스크드라이브 및 헤드 이동 방법
JP2001067765A (ja) 磁気ディスク装置及びその制御方法
US6437948B1 (en) Disk unit having a head suspension
JP4234634B2 (ja) 磁気ディスク装置
JP2812938B2 (ja) 磁気ディスク装置
JP3077352B2 (ja) 磁気ディスク装置
JP2001273744A (ja) モータロック機構を備えた磁気ディスク装置
JPH05314434A (ja) 磁気記録装置
JPH03132980A (ja) ディスク装置のcss制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050301

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050628