JP2002216198A - 入退場管理端末、および入退場管理システム - Google Patents

入退場管理端末、および入退場管理システム

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JP2002216198A
JP2002216198A JP2001014399A JP2001014399A JP2002216198A JP 2002216198 A JP2002216198 A JP 2002216198A JP 2001014399 A JP2001014399 A JP 2001014399A JP 2001014399 A JP2001014399 A JP 2001014399A JP 2002216198 A JP2002216198 A JP 2002216198A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非常事態が発生し、入退場管理装置からの指
令により入退場管理端末の扉装置を強制的に開とし通路
を開放した場合に、速やかに正常な管理をすることがで
きる入退場管理システムに用いられる入退場管理端末、
及び当該入退場管理端末を備えた入退場管理システムを
提供する。 【解決手段】 通常モード、避難モード、および避難モ
ードから通常モードへ移行する中間の復帰モードで作動
するよう構成された、複数のエリア間の移動を管理する
入退場管理端末11であって、読込手段13A、13B
と、判定手段17と、記録手段13A、13Bと、扉装
置12と、扉を強制的に開放するよう構成された扉開放
手段12と、カード2に記録されたエリア情報103を
更新記録するよう構成された復帰手段13A、13Bと
を備えたことを特徴とする入退場管理端末及び該入退場
管理端末を備えた入退場管理システムとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者が現在存在
するエリアの監視等を行う入退場管理端末、該入退場管
理端末を備えた入退場管理システムに関し、特に非常事
態のときに通路を強制開放し、事態の終息後、速やかに
通常運用できる入退場管理端末、および該入退場管理端
末を備えた入退場管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の入退場管理システムとして、カー
ド情報を読み込むカードリーダを備えた入退場管理端末
(ゲート)と、入退場管理端末に接続され、入退場情報
を監視する上位の制御機器である入退場管理装置とから
構成される入退場管理システムが知られている。
【0003】このような入退場管理システムにおいて
は、入退場管理端末は、入退場管理装置から入場を規制
するブラックリストを受信し、そのブラックリストに基
づいて、カードリーダで読み込まれたカード情報の適否
を判定するとともに入退場情報が記録される。カード情
報の適否の判定は、ブラックリストに登録されているか
否かの照合により行われ、ブラックリストに登録されて
いる場合には、カードが無効である旨の判定を行い、ブ
ラックリストに登録されていない場合には、カードが適
正である旨の判定を行うものである。
【0004】さらに、複数の入退場管理端末を設置して
エリアを監視する場合には、入退場管理端末に入場前の
エリア情報と入場先のエリア情報とを記憶し、入場前の
エリア情報とカードのエリア情報とを比較して、一致す
る場合にのみ入場を許可し、エリア情報が一致しない場
合には入場を規制することが考えられている。このよう
なシステムは、入場した旨の情報が入退場管理端末から
入退場管理装置に送信され、入場者がどのエリアにいる
かを入退場管理装置上で把握することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、火災、地震等
の非常事態が発生した場合には、入退場管理装置からの
指令により入退場管理端末の扉装置を強制的に開とし通
路を開放し、通行の障害を取り除く必要がある。一方、
火災が誤報であったり、地震が終息した場合には、入退
場管理システムを復帰させる必要がある。かかる場合
に、そのまま入退場管理システムを復帰させたのでは、
非常事態発生による利用者のエリアの移動により、入退
場管理端末の通過に際し、カードに記録されたエリア情
報と入場前のエリア情報とが一致しない事態が多発し、
入退場管理システムによる正常な管理をすることができ
ない。また、カードのエリア情報を手動で書き直すこと
も考えられるが、この場合は時間がかかり入退場管理シ
ステムにより正常な管理をするまでに時間がかかってし
まう。
【0006】そこで、本発明は、非常事態が発生し、入
退場管理装置からの指令により入退場管理端末の扉装置
を強制的に開とし通路を開放した場合に、速やかに正常
な管理をすることができる入退場管理システムに用いら
れる入退場管理端末、及び当該入退場管理端末を備えた
入退場管理システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明による入退場管理端末11は、
例えば図1に示すように、通常モード、避難モード、お
よび前記避難モードから前記通常モードへ移行する中間
の復帰モードで作動するよう構成された、複数のエリア
間の移動を管理する入退場管理端末11であって;前記
複数のエリア中の任意の第1のエリアから前記第1のエ
リアに隣接する第2のエリアへ移動する利用者のカード
2に記録された、前記エリアを特定するエリア情報10
3を含む個人情報106を、通常モード時、復帰モード
時に読み込むよう構成された読込手段13A、13B
と;前記読み込まれた個人情報106に基づき前記利用
者の移動を許可できるか否かの判定を行うよう構成され
た判定手段17と;判定手段17が前記移動を許可でき
ると判定した場合に、カード2に記録されたエリア情報
103を前記第2のエリアのエリア情報103に更新記
録するよう構成された記録手段13A、13Bと;判定
手段17が前記移動を許可できると判定した場合に、前
記第1のエリアと前記第2のエリアとを隔てる扉を開放
し、前記移動を許可できないと判定した場合に、前記扉
を閉鎖するよう構成された扉装置12と;避難モード時
に、前記扉を強制的に開放するよう構成された扉開放手
段12と;復帰モード時に、カード2に記録されたエリ
ア情報103に影響を受けず、カード2に記録されたエ
リア情報103を前記第2のエリアのエリア情報103
に更新記録するよう構成された復帰手段13A、13B
とを備えたことを特徴とする。
【0008】カード2に記録された第1のエリアのエリ
ア情報103に影響を受けずとは、例えば、第1のエリ
アのエリア情報103に基づく判定手段による判定結果
に拘わらず、また第1のエリアのエリア情報103に基
づく判定手段による判定を行うか否かに拘わらず、とい
うことを意味する。
【0009】このように構成すると、通常モード、避難
モード、および前記避難モードから前記通常モードへ移
行する中間の復帰モードで作動するよう構成され、扉開
放手段12と、復帰手段13A、13Bとを備えたこと
を特徴としているので、火災、地震等の非常事態が発生
した場合に、通常モードから避難モードに移行させ、扉
を強制的に開放することで避難行動を促し、事態が終息
した際には、避難モードから復帰モードに移行させ、カ
ード2に記録されたエリア情報103に影響を受けず、
カード2に記録されたエリア情報103を第2のエリア
のエリア情報103に更新記録するので、速やかに通常
モードでの管理が可能になる。
【0010】また通常の場合、扉装置が扉を開放したと
きに通路が開放され、利用者は入退場をすることがで
き、扉装置が扉を閉鎖したときに通路が閉鎖され、利用
者は入退場をすることができない。
【0011】第1のエリアから見て、第1のエリアから
第2のエリアへ移動することを第1のエリアからの退場
といい、第2のエリアから第1のエリアへ移動すること
を第2のエリアからの入場といい、入場または退場する
ことを入退場という。
【0012】請求項2に係る発明による入退場管理端末
11は、請求項1に記載の入退場管理端末11におい
て、例えば図1に示すように、扉開放手段12による前
記強制的な開放を行わせるための緊急信号を受信するよ
う構成された受信手段16を備えている。
【0013】このように構成すると、扉開放手段12に
よる強制的な開放を行わせるための緊急信号を受信する
よう構成された受信手段16を備えているので、入退場
管理端末11は、例えば入退場管理装置31からの緊急
信号を受信することができ、入退場管理端末11は、受
信した緊急信号により扉を強制開放できる。
【0014】請求項3に係る発明による入退場管理端末
11は、請求項1または請求項2に記載の入退場管理端
末11において、例えば図1に示すように、復帰手段1
3A、13Bの前記更新記録を、前記利用者の復帰モー
ド時の最初の移動に際して行わせるよう構成された制御
手段17を備える。典型的には、前記復帰手段の前記更
新記録を、前記利用者の復帰モード時の最初の移動に際
してのみ行わせるよう構成された制御手段を備えるよう
にするとよい。
【0015】このように構成すると、復帰手段13A、
13Bの更新記録を、利用者の復帰モード時の最初の移
動に際して行わせるよう構成された制御手段17を備え
るので、利用者のカードに記録されたエリア情報は、1
回でも移動が行われれば更新記録されるため、入退場管
理端末11のより早い復帰が可能になる。
【0016】請求項4に係る発明による入退場管理シス
テム1は、例えば図1に示すように、前記エリア情報を
送信する送信手段16を備えた請求項1乃至請求項3の
いずれか1項に記載の入退場管理端末11と;前記送信
手段16から送信された前記エリア情報103を管理す
る入退場管理装置31とを備える。
【0017】前述のような入退場管理端末と、入退場管
理装置とを備えるので、入退場管理システムは、利用者
の入退場管理端末の通過先のエリアを把握することがで
きるので、利用者が許可された経路を辿って移動してい
ることを管理することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、各図において互い
に同一あるいは相当する部材には同一符号を付し、重複
した説明は省略する。
【0019】図1は、本発明の実施の形態に係る入退場
管理システム1の構成を示す概念図である。図に示すよ
うに、入退場管理システム1は、入退場管理端末として
のゲート11と、ゲート11に接続され入退場情報を管
理する入退場管理装置31を含んで構成される。なお、
入退場管理装置31には、6つのゲート11−1〜11
−6が、接続されているが、図では1つのゲート11の
み代表して描かれ、符号を11としている。以下ゲート
11−1〜11−6全体を説明するときはゲート11と
記載する。入退場情報とは、利用者の入退場に関する情
報をいい、本実施の形態では、入退場が拒絶されたこと
を表すNG情報111と、入退場が許可された者及び拒
絶された者のカード2に記録されたカード情報101を
いうものとする。なお、入退場とは、入場及び退場をい
う。
【0020】また、入退場管理システム1は、通常モー
ド、避難モード、復帰モードの3つのモードを後述のよ
うに適宜選択して運用される。通常モードは、通常に使
用されるモードであり、平常時に本システムは、この通
常モードで運用されている。避難モードは、火災、地震
等の非常事態発生時に、利用者の避難を円滑に行うため
に、本システムを運用するモードである。復帰モード
は、避難モードから通常モードに移行する中間のモード
であり、本システムの通常モードへの復帰を円滑に行う
ために運用するモードである。また、復帰モードは、典
型的には所定の時間(例えば1日)だけ運用をして、通
常モードに移行する。
【0021】ここで、図4を参照して、入退場管理シス
テム1(図1参照)の設置について説明する。入退場管
理システム1は、通常は一つのビル40に一つ設置さ
れ、入退場管理装置31はそのビルの保安要員が詰めて
いる保安室(不図示)に設置される。ゲート11−1〜
11−6は、ビル40の出入口41A、ビルの廊下及び
部屋であるエリアA〜E(区画)の出入口42A〜46
Aに設置されている。ゲート11−1〜11−6は、特
に人の入場を制限したいエリアの出入口の設置に適して
いる。よって、ゲート11−1〜11−6は第1のエリ
アと第2のエリアを接続し、利用者はゲート11を通過
して第1のエリアから第2のエリアに移動する。ここ
で、第1のエリアとは、利用者がゲート11−1〜11
−6を正当に移動する前のエリアをいい、第2のエリア
とは、当該移動先のエリアをいい、ともに利用者側から
見たエリアをいう。なお、ゲート11−1〜11−6の
設置の詳細は後述する。
【0022】図1に戻り、ゲート11の構成を説明す
る。ゲート11は、扉装置12と、読込手段としての入
場用カードリードライタ13Aと、読込手段としての退
場用カードリードライタ13Bと、入場する人間を検知
するセンサを備えた検出部14Aと、退場する人間を検
知するセンサを備えた検出部14Bと、制御部15と、
送信手段としての送受信部16と、判定手段としての判
定部17とを備える。入場用カードリードライタ13A
と、退場用カードリードライタ13Bは、後述のように
記録手段でもあり、復帰手段でもある。
【0023】ゲート11は、本実施の形態では互いに平
行に配置された一対の細長いボックス状をしており、そ
の間に形成された通路(不図示)を利用者が通過して移
動する。ゲート11の内側(通路側)中央には扉装置1
2が取り付けられている。扉装置12は通常は閉となっ
ており、この状態では利用者のゲート11の通過は阻止
される。扉装置12が開となった場合のみ利用者はゲー
ト11を通過することができる。扉装置12は不図示の
駆動部を備え、制御部15からの駆動部への不図示の制
御信号により開閉される。
【0024】ここで扉装置12は、観音開き型、左右ス
ライド型、バー出入型等いずれであってもよい。また、
物理的な開閉はしないものの、一方向のみに利用者の通
過を許す型であってもよい。この場合は、通過を許され
た方向に移動したい利用者が扉を押せば扉は開く。扉を
開放するとは、このように通過可能となった状態も含む
ものとする。
【0025】ゲート11の扉装置12を挟んで入場側に
は入場用カードリードライタ13Aが、退場側には退場
用カードリードライタ13Bが取り付けられている。入
場用カードリードライタ13Aは、入場する利用者がか
ざしたカード2に記録されたカード情報101を読み込
む(リード機能)。退場用カードリードライタ13B
は、退場する利用者がかざしたカード2に記録されたカ
ード情報101を読み込む(リード機能)。入場用、退
場用カードリードライタ13A、13Bのカード2への
書き込み(ライト機能)については後述する。なお、読
み込み、書き込みはカード2をかざしただけで非接触の
状態で行われる。
【0026】なお、ゲート11の入場側、退場側はゲー
ト11の設置状況に応じて、固定されている。ゲート1
1が例えば廊下と部屋を繋ぐ場合、廊下側を入場側とし
部屋側を退場側と決めるとよい。ゲート11が部屋と部
屋を接続する場合は、どちらか一方の部屋から他方の部
屋へ移動することを入場とすれば、他方の部屋から一方
部屋に移動することが退場であり、入場側、退場側の別
は適宜決めればよい。
【0027】利用者がゲート11に近づきカードリード
ライタ13A又は13Bにカード2をかざす位置に来た
ときに、入場する利用者を検出するように検出部14A
が、退場する利用者を検出するように検出部14Bがゲ
ート11に取り付けられている。言い換えると検出部1
4A、Bは、扉装置12を挟んで、入場側と、退場側
に、それぞれ取り付けられている。検出部14A、14
Bが利用者を検出したという情報は制御部15に送られ
る。
【0028】検出部14A、14Bにより、利用者が検
出されたときに、カード2が入場用、退場用カードリー
ドライタ13A、13Bにかざされていない場合は、判
定部17は、NG情報111を発し、NG情報111を
制御部15の後述のデータエリア18に送る。
【0029】次に、カード2のデータエリア3に記録さ
れるカード情報101について説明する。カード情報1
01には、ユーザコード102、エリア情報としてのエ
リアコード103、カード2の有効期限104、グルー
プID105、個人情報としての個人ID106があ
る。ユーザコード102は、各ユーザに与えられるコー
ドである。
【0030】エリアコード103は、原則として利用者
が現在存在するエリアを表すコードである。すなわちエ
リアコード103は、利用者がゲート11を通過する前
のエリアのエリアコード103であり、または後述のよ
うにゲート11を通過しようとし、通過を許可されたと
きにカード2のエリアコード103は入場用、退場用カ
ードリードライタ13A、13Bによって新しく書き換
えられ(カードリードライタのライト機能)、新しく書
き換えられたエリアコード103はゲート11を通過し
た後に利用者が存在するエリアのエリアコード103で
ある。通過した先のエリアのエリアコード103は利用
者がさらに別のゲート11を通過する場合は、別のゲー
ト11を通過する前のエリアのエリアコード103でも
ある。また後述のようにカード2のエリアコード103
を記録する領域には、復帰モード時に使用する復帰フラ
グ103a(図2参照)が記録できる。
【0031】有効期限104は、そのカード2が有効に
通用する期限である。但し、有効期限104が有効なカ
ード2を所持していても、所持者は入退場を許可される
とは限らず、許可のためには他の条件が課せられる。こ
のことについては後述する。
【0032】グループID105は使用者が属するグル
ープを示すIDであって、例えば所属する課等(営業
課、設計課等)を表す。グループID105は、あるエ
リアの入退場を所定のグループID105を有する者に
のみ許可する場合のホワイトリスト122に利用され
る。例えば、開発室には設計課に属する者(設計課のグ
ループID105を有する者)は許可するが、営業課に
属する者(設計課のグループID105を有しない者)
には許可しない等である。
【0033】個人ID106とは、個人に与えられるI
Dであり、同じ個人ID106を別人が持つことがない
ように管理されている。個人ID106は個人ごとに入
退場を許可したり、また入退場の許可を所定のエリアに
限るためのブラックリスト121の作成に利用される。
ブラックリスト121とは、本実施の形態では、退職者
の個人ID106、カード2を紛失した者の個人ID1
06である。カード2を紛失した個人には新しい別個の
個人ID106を付与する。
【0034】図2に示すように、カード2のデータエリ
ア3の記録単位は、ブロック0からブロック5により成
り立ち、ブロック0にはユーザコード102が、ブロッ
ク1にはエリアコード103と復帰フラグ103aが、
ブロック2には有効期限104が、ブロック3にはグル
ープID105が、ブロック4とブロック5には個人I
D106が記録されている。利用者が、カード2を、入
場用、又は退場用カードリードライタ13A、13B
(図1参照)にかざすことによってこれらのカード情報
101が入場用、又は退場用カードリードライタ13
A、13Bによって読み込まれる。
【0035】復帰フラグ103aは、典型的にはブロッ
ク1にエリアコード103の前に割り当てられ記録され
ている。また復帰フラグ103aは、復帰モードで運用
を開始してから最初のゲート11の通過時に立て(復帰
フラグ103aを1とする)、復帰モードから通常モー
ドに移行してから最初のゲート11の通過時に倒す(復
帰フラグ103aを0とする)。即ち通常モード時に
は、復帰フラグ103aは倒れている状態(復帰フラグ
103aが0)で運用される。そして、復帰フラグ10
3aの代わりとして、ゲート11の通過回数を記録し
て、復帰モードから通常モードに移行してから最初のゲ
ート11の通過時に通過回数を0にするようにしてもよ
い。
【0036】図1を参照して、さらにゲート11の構成
を説明する。制御部15は、ゲート11の内部に収納さ
れ、制御部15は情報を記録するデータエリア18を有
する。データエリア18には、ゲート11を通過する各
利用者のカード2から読み込まれたカード情報101、
判定部17からのNG情報111、ゲート11が接続す
るエリアへの入場を許可しない個人ID106、及び当
該エリアからの退場を許可しない個人ID106をリス
ト化したブラックデータを記録するブラックリスト12
1、入退場を許可するグループIDをリスト化したホワ
イトリスト122、現在の日付123、入場側エリアコ
ード124、退場側エリアコード125、ユーザコード
126、ゲート11を作動させるモードを示すモード情
報141が記録される。グループIDによる入退場の許
可の判定を行う必要のない場合は、ホワイトリストを作
成しない。
【0037】ゲート11が備える送受信部16は、デー
タエリア18に記録されたカード情報101、NG情報
111を入退場管理装置31の送受信部33に送信す
る。カード情報101とNG情報111は、送受信部3
3から、データエリア18より記録容量の大きいデータ
エリア32内に送られて記録される。データエリア32
内のカード情報101、NG情報111は、ゲート11
のデータエリア18より長期間記録されるようにすると
よい。
【0038】また、送受信部16は、ゲート11を作動
させるモードを示すモード情報141を入退場管理装置
31の送受信部33から受信する。そして、送受信部1
6は、入退場管理装置31のデータエリア32に記録さ
れたブラックリスト131のうち、ゲート11に記録さ
れるべきブラックリスト121を入退場管理装置31の
送受信部33から受信する。さらに、送受信部16は、
入退場管理装置31に記録されたホワイトリスト132
のうち、ゲート11のデータエリア18に記録されるべ
きホワイトリスト122を入退場管理装置31の送受信
部33から受信する。
【0039】ゲート11のデータエリア18のブラック
リスト121、ホワイトリスト122を変更(追加、削
除を含む)する場合は、先ず入退場管理装置31のデー
タエリア32のブラックリスト131、ホワイトリスト
132を変更する。さらに、変更後のブラックリスト1
21、ホワイトリスト122が、入退場管理装置31の
送受信部33から、ゲート11の送受信部16を経て、
データエリア18に送信されるようにする。
【0040】判定部17は、ユーザコード126と、ゲ
ート11のデータエリア18のカード情報101中のユ
ーザコード102とが一致するか否か判定する。同様
に、判定部17は、カード情報101中の個人ID10
6が、ブラックリスト121に記録されているか検索し
て判定し、カード情報101中のグループID105
が、ホワイトリスト122に記録されているか検索して
判定する。また判定部17は、後述のように、復帰フラ
グ103aが立っている状態(復帰フラグ103aが
1)か倒れている状態(復帰フラグ103aが0)かを
判定する。
【0041】ブラックリスト121は、前述のようにゲ
ート11を通過してゲート11が接続するエリアへ入場
できない者の個人ID106、及び当該エリアから退場
できない者の個人ID106からなるリストである。ホ
ワイトリスト122は、前述のようにゲート11を通過
してゲート11が接続するエリアへ入場できる者のグル
ープID105、当該エリアから退場できる者のグルー
プID105からなるリストである。さらに、判定部1
7は、カード情報101中の有効期限104が、現在の
日付123と一致するか、または現在の日付123以後
か否かを判定する。
【0042】カード情報101のユーザコード102が
ユーザコード126に一致していないか、個人ID10
6がブラックリスト121に記録されているか、グルー
プID105がホワイトリスト122に記録されていな
いか、有効期限104が当日以前であるかの、エリアコ
ード103は誤ったコードであるのか(誤ったコードと
は、カード2のエリアコード103と入退場前のエリア
コードが一致しないことをいう)、いずれかに該当する
場合は、判定部17は入場を許可できないとしてNG情
報111を出す。いずれにも該当しない場合は、NG情
報111は出されず、入退場が許可され、カード2に記
録された有効期限104がカードリードライタ13A又
は13Bによって書き換えられて更新され(カードリー
ドライタ13A、13Bのライト機能)、さらにカード
2に記録されたエリアコード103が入場先、または退
場先のエリアのエリアコード103に書き換えられ(カ
ードリードライタ13A、13Bのライト機能)、扉装
置12が開となる。カード2に記録された有効期限10
4を書き換えて更新するのを所定の期間のみ行うように
してもよい。
【0043】また、避難モードから復帰モードに移行し
て1回目の通過の場合、もしくは復帰モードから通常モ
ードに移行して1回目の通過の場合は、エリアコード1
03にある復帰フラッグがカードリードライタ13A、
13Bによって書き換えられる(カードリードライタ1
3A、13Bのライト機能)。この際、前者の場合は、
エリアコード103の判定部17による判定は行わない
ようにする。
【0044】判定部17による判定結果が、入場許可で
ある場合には、扉装置12が開となる。判定部17によ
る判定結果が、入場不許可である場合には、扉装置12
が閉となり、扉装置12に備え付けられた不図示の警報
装置が警報を鳴らすよう構成されている。
【0045】さらに避難モード時には、扉装置12は、
扉を強制開放し、利用者がゲート11を通過できるよう
に構成されている。このように扉装置12は扉開放手段
でもある。
【0046】カード2の有効期限104は、所定の期間
にゲート11を通過したときに書き換えられるようにす
るとよい。例えば有効期限104が4月1日までであ
り、有効期限104の書き換え期間を3月中とすると、
3月中にゲート11を適正に通過すると有効期限104
が次年の4月1日までに書き換えられる。なお、3月中
に一度ゲート11を通過し、有効期限104が次年の4
月1日までに書き換えられている場合には改めて有効期
限104を書き換えることはしないようにするとよい。
【0047】このようにすると、有効期限104を4月
1日を基準として毎年3月中に更新するので、有効期限
104を越えていないカードの利用者の個人ID106
をブラックリスト121に載せればよく、ブラックリス
ト121を適正量とすることができる。そして、4月1
日を経過したときに、有効期限104を越えたブラック
データを削除するものとすれば、ブラックリスト121
を適正量で管理することができる。
【0048】所定の期間内にゲート11を通過するとき
にカード2の有効期限104を書き換えるものとした
が、これに限定されるものではなく、入場するごとに有
効期限104を書き換えるものとしてもよい。例えば、
入場するごとに有効期限104を1年後の年月日までと
するものとしてもよい。この場合には、有効期限104
を経過し有効期限104が更新されなかったブラックデ
ータを順次削除するものとすればブラックリスト121
を適正量で管理することができる。
【0049】図3を参照し、適宜図1を参照して実施の
形態に係るゲート11の通常モード時の作用を説明す
る。ゲート11のデータエリア18に任意のユーザを示
すユーザコード126が設定される。入退場管理装置3
1のデータエリア32に記録されているブラックリスト
131、ホワイトリスト132のうち、ゲート11のデ
ータエリア18に記録されるべきブラックリスト12
1、ホワイトリスト122が、送受信部33、送受信部
16を経て、ゲート11のデータエリア18に送られて
いる。入退場管理装置31のデータエリア32にユーザ
コードを記録し、ゲート11(通常は多数)のデータエ
リア18にユーザコードが同様にして送られるようにし
てもよい。
【0050】利用者である入退場者によってゲート11
の入場用カードリードライタ13A、または退場用カー
ドリードライタ13Bにカード2がかざされた否か、即
ちカード2が有りか否かが判断される(ステップS
1)。カード2がかざされカード有りの場合は(ステッ
プS1がY(YES)の場合)、カード2に記録された
カード情報101が入場用カードリードライタ13A、
または退場用カードリードライタ13Bにより読み込ま
れ(ステップS2)、読み込まれたカード情報101は
制御部15のデータエリア18に送られる。
【0051】カード2がかざされずカード2が有りでな
い場合は(ステップS1がN(NO)の場合)、無札進
入有りか無しか否かが判定され(ステップS3)(検出
部14A、14Bにより人間が検知されたか否かで判
定)、カードがかざされずに検出部14A、14Bが続
けて人間を検知した場合は無札進入(強行突破)と判定
され(ステップS3が有りの場合)、不図示のゲート警
報装置が鳴動し(ステップS4)、NG情報111を入
退場管理装置31へ通知(ステップS5)し、終了す
る。無札進入でなければ(ステップS3が無しの場
合)、終了する。
【0052】入場用カードリードライタ13A、または
退場用カードリードライタ13Bからは、カード2がか
ざされた場合に、カード2がかざされたという情報が、
判定部17に送られる。NG情報111の入退場管理装
置31への通知に際して、検出部14A、Bから、検出
情報が判定部17に送られ、このとき判定部17は、カ
ードリードライタ13A、13Bからカード2がかざさ
れたという情報が来ていない場合は、NG情報111を
発する。NG情報111は、データエリア18へまず送
られ、送受信部16、送受信部33を経て入退場管理装
置31のデータエリア32に送られる。
【0053】次に判定部17によってユーザコード判定
が行われる(ステップS6)。ユーザコード判定は、デ
ータエリア18に読み込まれたユーザコード102と、
データエリア18に記録されたユーザコード126が一
致するか否かを判定部17が判定することにより行われ
る。ユーザコード102とユーザコード126とが一致
し適正な場合には(ステップS6がコードOKの場
合)、次にブラックリスト判定を行う(ステップS
7)。ユーザコード102とユーザコード126とが一
致せず不適正な場合には(ステップS6がコードNGの
場合)、扉装置12は閉のまま、カード警報装置が鳴動
し(ステップS8)、判定部17は、NG情報111と
カード情報101をデータエリア18、送受信部16、
送受信部33を介して入退場管理装置31へ通知(ステ
ップS5)し、終了する。
【0054】ブラックリスト判定(ステップS7)に
は、判定部17によってカード情報中の個人ID106
が、ブラックリスト121に記録されているか否か、ブ
ラックリスト121を検索することにより行われる。検
索によって、合致する個人IDがブラックリスト121
に発見されない場合には(ステップS7が該当無しの場
合)、次にホワイトリスト122の有無の判定を行う
(ステップS9)。合致する個人IDがブラックリスト
121にある場合には、ブラックと判定し(ステップS
7が該当有りの場合)、ステップS6がコードNGの場
合と同様に、扉装置12は閉のまま、カード警報装置が
鳴動し(ステップS8)、判定部17はNG情報111
とカード情報101をデータエリア18、送受信部1
6、送受信部33を介して入退場管理装置31へ通知し
(ステップS5)、終了する。
【0055】ホワイトリスト判定は、判定部17によっ
てカード情報中のグループID105が、ホワイトリス
ト122に記録されているか否か、ホワイトリスト12
2を検索することにより行われる。検索によって合致す
るグループID105がホワイトリスト122に発見さ
れた場合には(ステップS10が該当有りの場合)、有
効期限判定を行う(ステップS11)。合致するグルー
プIDがホワイトリスト122にない場合には(ステッ
プS10が該当無しの場合)、前述のステップS6がコ
ードNGの場合と同様の過程を経て終了する。ホワイト
リスト122は、例えば、限られた者だけが入場できる
会議室等の入り口に設置されたゲート11を含む入退場
管理システム1に対して採用され、作成される。また、
データエリア18にホワイトリストが記録されていない
場合等は、ホワイトリスト判定を行わず有効期限判定を
行う(ステップS11)。
【0056】有効期限判定は、判定部17が、カード情
報中の有効期限104と、制御部15のデータエリア1
8に記録されている現在の日付123とを比較して、現
在の日付123が有効期限104を経過していない場合
には(ステップS11が期限内の場合)、次にエリアコ
ード判定が行われる(ステップS12)。現在の日付1
23が有効期限104を経過している場合には(ステッ
プS11が期限外の場合)、前述のステップS6がコー
ドNGの場合と同様の過程を経て終了する。
【0057】エリアコード判定は(ステップS12)、
判定部17が、制御部15のデータエリア18に記録さ
れているカード情報中のエリアコード103と、データ
エリア18に記録されている入場側エリアコード124
(入場する場合)、または退場側エリアコード125
(退場する場合)とが一致するか否かを判定することに
よって行われる。データエリア18に記録されているエ
リアコード103が適正な場合には(ステップS12が
OKの場合)、入場用カードリードライタ13A、また
は退場用カードリードライタ13Bがカードに記録され
ている有効期限及びエリアコードの書き換えを行なう
(ステップS13)。入場する場合は、退場側エリアコ
ード125に、退場する場合は、入場側エリアコード1
24に、エリアコードが書き換えられる。
【0058】書き換え後、利用者の通過を可能とするた
め、扉装置12が開けられる(ステップS14)。利用
者のゲートの通過を検知したら(ステップS15)、ゲ
ート扉を閉め(ステップS16)、データエリア18内
のカード情報101を、送受信部16、送受信部33を
介して入退場管理装置31へ送信して(ステップS1
7)、終了する。エリアコードが一致せずエリアコード
判定が不適正な場合には(ステップS12がNGの場
合)、前述のステップS6がコードNGの場合と同様の
過程を経て終了する。
【0059】利用者のゲート11通過の検知を、入場の
場合は、検出部14Aのオン・オフ、次に検出部14B
のオン・オフ作動により行い、退場の場合は、検出部1
4Bのオン・オフ、次に検出部14Aのオン・オフ作動
により行ってもよい。
【0060】また、判定部17が利用者の移動を許可で
きると判定し扉装置12が開となった後に、所定時間内
に、入場側のエリア(第1のエリア)から退場側のエリ
ア(第2のエリア)へ利用者が移動しない場合は扉を閉
とし、第2のエリアを示すエリア情報を第1のエリアを
示す情報に戻してもよい。
【0061】次に、図4を参照して、本実施の形態の通
常モード時におけるエリアコード管理とカード2(図1
参照)のエリアコード103(図1参照)の書き換えに
ついて説明する。図において、ビル40がエリアA、
B、C、D、Eに区分されている。ビル40の外部のエ
リアをZとする。エリアZとエリアAの間の出入口41
Aにゲート11−1が、エリアAとエリアBの間の出入
口42Aにゲート11−2が、エリアBとエリアCの間
の出入口43Aにゲート11−3が配置されている。さ
らに、エリアAとエリアDの間の出入口44Aにゲート
11−4が、エリアAとエリアEの間の出入口45Aに
ゲート11−5が、エリアEとエリアCの間の出入口4
6Aにゲート11−6が配置されている。例えば、エリ
アAからエリアCに行くには、エリアBを経由して行く
こともできるし、エリアEを経由して行くこともでき
る。ゲート11−1〜11−6は双方向に通過が可能で
ある。また、ゲート11−1〜11−6は前述のように
入退場管理装置31(図1参照)に接続されている。
【0062】エリアZである外部からビル40に入ろう
とする利用者は、ゲート11−1を通過しなければなら
なず、ビル40から外部に出ようとする者も、ゲート1
1−1を通過しなければならない。利用者がゲート11
−1を通過できるためには、利用者がゲート11−1を
通過する際にかざすカード2(図1参照)に記録された
ユーザコード102(図1参照)が適正なものであり、
有効期限104(図1参照)が通過時現在の日付に合致
するかその日付以降でなければならない。ゲート11−
2〜11−6を通過するに際しても同様である。
【0063】利用者がゲート11−1を通過できるため
には、エリアZからエリアA方向への通過にはカード2
に記録されたエリアコード103がZでなければなら
ず、エリアAからエリアZ方向への通過にはカード2の
エリアコード103がAでなければならない。前者の場
合は、第1のエリアがエリアZ、第2のエリアがエリア
Aである。後者の場合は、第1のエリアがエリアA、第
2のエリアがエリアZである。また、ゲート11−1に
記録されたブラックリストに、エリアZからエリアAに
入場できず、エリアAからエリアZに退場するとことが
できない者として個人コードが登録されていない者であ
ることが必要である。ゲート11−1の通過が許可され
た場合は、カード2のエリアコード103はZからA
に、またはAからZに変更される。このことは、利用者
がゲート11−2〜11−6を通過する場合も同様であ
る。
【0064】例えば、ゲート11−6をエリアEからエ
リアCに通過できる利用者の一部は、ゲート11−6を
エリアCからエリアEへは通過できないようにしてもよ
い。この場合、エリアEからエリアCにゲート11−6
を通過する場合のブラックリスト121(参照)と、エ
リアCからエリアEにゲート11−6を通過する場合の
ブラックリスト121を区別し、該当する個人ID10
6(図1参照)を、前者のブラックリスト121には載
せないが、後者のブラックリスト121には載せるよう
にするとよい。または、エリアEからエリアCにゲート
11−6を通過する場合のホワイトリスト122(図1
参照)と、エリアCからエリアEにゲート11−6を通
過する場合のホワイトリスト122を区別し、該当する
グループID105(図1参照)を、前者のホワイトリ
スト122には載せるが、後者のホワイトリスト122
には載せないようにするとよい。
【0065】以上のように、利用者のゲート11−1〜
11−6の通過許可の判定を、カード2に記録されたエ
リアコード103に基いて行い、通過を許可できると判
定した場合に、カード2のエリアコード103を移動先
のエリアコード103に更新する。よって、正しいエリ
アコード103を記録するカード2を携帯する者しか、
移動が許可されない。また、移動後に移動先のエリアを
示すエリアコード103が記録されたカード2を携帯す
るので、このことは適正にゲート11−1〜11−6を
通過したことの証明になり、次のゲートでは一つ前のゲ
ート11−1〜11−6を適正に通過したことを証明す
るカード2を携帯する者しか、通過を許可されないの
で、利用者のエリアからエリアへの移動、すなわち利用
者のエリア間の移動経路を管理し、正規の経路を通って
入退場する者のみの入退場を許可することができる。エ
リアコード103を利用して前述のように入退場を管理
しているので、ゲート11−1〜11−6だけで入退場
許可の判定ができ、入退場許可の判定に際し、入退場管
理装置31(図1参照)との情報の授受が不要であり迅
速に判定をすることができる。
【0066】ここで、図1を参照して実施の形態に係る
ゲート11の避難モード時の作用を説明する。非常事態
が発生した場合、まず入退場管理システム1の管理者
は、避難モードを作動させる旨を、保安室に設置された
入退場管理装置31に不図示の入力装置により入力し、
入退場管理装置31のデータエリア32に記録された避
難モードを示すモード情報141を、送受信部33から
各エリア間に設置された全てのゲート11の送受信部1
6へ送信する。また避難モードは、管理者の操作ではな
く、緊急信号受信部34より受信した緊急信号(例えば
火災報知器からの信号)により、自動的に作動し、モー
ド情報141を自動的に送信するようにしてもよい。さ
らに、入退場管理装置31には、入退場管理システム1
を避難モードに移行させることができる緊急釦を備える
ようにするとよい。この場合、管理者はこの緊急釦を押
すだけで、より容易かつ迅速に本システムを避難モード
に移行させることができる。
【0067】ゲート11は、入退場管理装置31からの
避難モードのモード情報141を送受信部16から受信
し、データエリア18に記録する。ゲート11は、記録
された避難モードのモード情報141により避難モード
を作動させ、制御部15からの不図示の駆動部への不図
示の制御信号により扉を強制開放させる。また、扉を強
制開放するための駆動部を別に備えるようにしてもよ
い。これにより、非常事態の発生時に、より確実に扉を
強制開放することができる。
【0068】非常事態が終息した場合、管理者は、避難
モードから復帰モードに移行させる旨を、入退場管理装
置31に前述の不図示の入力装置により入力し、入退場
管理装置31のデータエリア32に記録された復帰モー
ドのモード情報141を、送受信部33から各エリア間
に設置された全てのゲート11の送受信部16へ送信す
る。また復帰モードは、管理者の操作ではなく、例えば
緊急信号受信部34より受信した緊急信号の種類によ
り、予め復帰モードに移行する時間を設定しておき、自
動的に避難モードから復帰モードに移行するようにして
もよい。
【0069】ゲート11は、入退場管理装置31からの
復帰モードのモード情報141を送受信部16から受信
し、データエリア18に記録する。ゲート11は、記録
された復帰モードのモード情報141により避難モード
から復帰モードに移行する。
【0070】図5を参照し、適宜図1を参照して実施の
形態に係るゲート11の復帰モード時の作用をさらに詳
細に説明する。まず図3を参照して前に説明した通常モ
ードと同様に、有効期限判定までの工程が行われる(図
3のステップS1〜S11、図5ではステップS21〜
S31)。図3のN(1≦N≦11)番目のステップ
が、図5のN+20番目のステップに対応する。すなわ
ち例えば図3のステップS1が、図5のステップS21
に対応する。
【0071】通常モード時と同様にカード2の有効期限
判定が行われ(ステップS31)、期限内ならば(ステ
ップS31が期限内の場合)、復帰モードに移行してか
ら最初のゲート11の入退場かを判定する(ステップS
32)。この判定は、判定部17によりカード2の復帰
フラグ103aにより判定される。最初の入退場即ち復
帰フラグ103aが倒れている場合(復帰フラグ103
aが0)ならば(ステップS32がY)、ステップS3
3のエリアコード判定は行わずに、入場用カードリード
ライタ13A、または退場用カードリードライタ13B
がカードに記録されている有効期限及びエリアコードの
書き換えを行なう(ステップS34)。入場する場合
は、退場側エリアコード125に、退場する場合は、入
場側エリアコード124に、エリアコードが書き換えら
れる。これにより、エリアコードが適正なものに更新さ
れる。
【0072】また、前述の復帰モードに移行してから最
初のゲート11の入退場の際には、エリアコード103
を読み込まなくてもよい。この場合、復帰フラグ103
aを、エリアコード103を記録する領域に記録せず、
カード2のカード情報101にエリアコード103とは
別に記録して、復帰フラグ103aのみを読み出せばよ
い。
【0073】書き換え後、利用者の通過を可能とするた
め、扉装置12が開けられる(ステップS35)。利用
者のゲートの通過を検知したら(ステップS36)、ゲ
ート扉を閉め(ステップS37)、データエリア18内
のカード情報101を、送受信部16、送受信部33を
介して入退場管理装置31へ送信して(ステップS3
8)、終了する。
【0074】2回目以降の入退場ならば(ステップS3
2がN)、通常モードと同様にエリアコード判定を行う
(ステップS33)。データエリア18に記録されてい
るエリアコード103が適正な場合には(ステップS3
3がOKの場合)、入場用カードリードライタ13A、
または退場用カードリードライタ13Bがカードに記録
されている有効期限及びエリアコードの書き換えを行な
う(ステップS34)。
【0075】エリアコードが一致せずエリアコード判定
が不適正な場合には(ステップS33がNGの場合)、
扉装置12は閉のまま、カード警報装置が鳴動し(ステ
ップS28)、判定部17は、NG情報111とカード
情報101をデータエリア18、送受信部16、送受信
部33を介して入退場管理装置31へ通知(ステップS
25)し、終了する。
【0076】次に、再び図4を参照して、本実施の形態
の復帰モード時におけるエリアコード管理とカード2
(図1参照)のエリアコード103(図1参照)の書き
換えについて説明する。ここで、利用者Xが避難モード
時に、エリアBからエリアAを通りエリアZに避難した
とする。このとき、利用者Xが所持しているカード2の
エリアコード103はBのままである。
【0077】非常事態が終息し、利用者XはエリアZで
ある外部からビル40に入り、エリアBに戻ろうとした
とする。利用者Xは、まずゲート11−1からビル40
に入る。 この場合通常モードと同様に、利用者がゲー
ト11−1を通過できるためには、利用者がゲート11
−1を通過する際にかざすカード2(図1参照)に記録
されたユーザコード102(図1参照)が適正なもので
あり、有効期限104(図1参照)が通過時現在の日付
に合致するかその日付以降でなければならない。
【0078】利用者Xがゲート11−1を通過できるた
めには、エリアZからエリアA方向への通過にはカード
2に記録されたエリアコード103がZでなければなら
ないが、利用者Xのカード2に記録されたエリアコード
103はBである。しかし復帰モードで運用されている
ので、ゲート11の最初の通過に限り、エリアコード1
03が適正であるか判定されないため、ゲート11−1
の通過が許可される。即ち復帰フラグ103a倒れてい
る場合(復帰フラグ103aが0)に限り、ゲート11
−1の通過が許可される。この際、カード2のエリアコ
ード103はBからAに変更され、カード2の復帰フラ
グ103aを立てる(復帰フラグ103aが1)。これ
により、利用者Xのカード2に記録されたエリアコード
103は適正なものに修正されたことになる。
【0079】次に利用者Xは、エリアAからエリアBに
ゲート11−2から入る。ゲート11−1の通過で、既
にエリアコード103が適正なものに書き換えられてい
るので、通常モードと同様にゲート11−2を通過する
ことができる。この際、利用者Xのエリアコード103
が適正なものではなかった場合は、復帰モードで運用中
でも復帰フラグ103aが立っている(復帰フラグ10
3aが1)ため、2回目以降のゲート11の通過である
ことが判り、通常モードと同様にエリアコード103が
適正でないと判断され、入場が許可されない。このこと
は、利用者がゲート11−2〜11−6を通過する場合
も同様である。
【0080】以上のように本実施の形態によれば、入退
場管理システム1は、非常事態の発生時にゲート11を
強制開放し、利用者を避難させることによって、エリア
コード103が適正なものでなくなった場合でも、事態
の終息後には、復帰モードで運用することにより、利用
者のゲート11の最初の通過時にエリアコード103を
適正なコードに更新するので、1回でも移動が行われれ
ば更新記録されるため、迅速な復帰が可能になる。
【0081】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、通常モー
ド、避難モード、および避難モードから通常モードへ移
行する中間の復帰モードで作動するよう構成され、扉開
放手段と、復帰手段とを備えたことを特徴としているの
で、火災、地震等の非常事態が発生した場合に、通常モ
ードから避難モードに移行させ、扉を強制的に開放する
ことで避難行動を促し、事態が終息した際には、避難モ
ードから復帰モード移行させ、カードに記録されたエリ
ア情報に影響を受けず、カードに記録されたエリア情報
を第2のエリアのエリア情報に更新記録するので、速や
かに通常モードでの運用が可能になる。したがって、非
常事態が発生し、入退場管理装置からの指令により入退
場管理端末の扉装置を強制的に開とし通路を開放した場
合に、速やかに正常な管理をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るゲートおよび入退場
管理システムの構成を示す概念図である。
【図2】カードに記録されているカード情報を示す概念
図である。
【図3】図1に示すゲートおよび入退場管理システムの
通常モード時の作用を示すフローチャートである。
【図4】図1のゲートが配置されたエリアの区画を示す
概念図である。
【図5】図1に示すゲートおよび入退場管理システムの
復帰モード時の作用を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 入退場管理システム 2 カード 3、18、32 データエリア 11 ゲート 11−1〜11−6 ゲート 12 扉装置 13A 入場用カードリードライタ 13B 退場用カードリードライタ 14A、B 検出部 15 制御部 16、33 送受信部 17 判定部 31 入退場管理装置 40 ビル 41A〜46A 出入口 101 カード情報 102 ユーザコード 103 エリアコード 103a 復帰フラグ 104 有効期限 105 グループID 106 個人ID 111 NG情報 121、131 ブラックリスト 122、132 ホワイトリスト 123 現在日付 124 入場側エリアコード 125 退場側エリアコード 126 ユーザコード 141 モード情報

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通常モード、避難モード、および前記避難
    モードから前記通常モードへ移行する中間の復帰モード
    で作動するよう構成された、複数のエリア間の移動を管
    理する入退場管理端末であって;前記複数のエリア中の
    任意の第1のエリアから前記第1のエリアに隣接する第
    2のエリアへ移動する利用者のカードに記録された、前
    記エリアを特定するエリア情報を含む個人情報を、通常
    モード時、復帰モード時に読み込むよう構成された読込
    手段と;前記読み込まれた個人情報に基づき前記利用者
    の移動を許可できるか否かの判定を行うよう構成された
    判定手段と;前記判定手段が前記移動を許可できると判
    定した場合に、前記カードに記録されたエリア情報を前
    記第2のエリアのエリア情報に更新記録するよう構成さ
    れた記録手段と;前記判定手段が前記移動を許可できる
    と判定した場合に、前記第1のエリアと前記第2のエリ
    アとを隔てる扉を開放し、前記移動を許可できないと判
    定した場合に、前記扉を閉鎖するよう構成された扉装置
    と;避難モード時に、前記扉を強制的に開放するよう構
    成された扉開放手段と;復帰モード時に、前記カードに
    記録されたエリア情報に影響を受けず、前記カードに記
    録されたエリア情報を前記第2のエリアのエリア情報に
    更新記録するよう構成された復帰手段とを備えたことを
    特徴とする;入退場管理端末。
  2. 【請求項2】前記扉開放手段による前記強制的な開放を
    行わせるための緊急信号を受信するよう構成された受信
    手段を備えた;請求項1に記載の入退場管理端末。
  3. 【請求項3】前記復帰手段の前記更新記録を、前記利用
    者の復帰モード時の最初の移動に際して行わせるよう構
    成された制御手段を備えた;請求項1または請求項2に
    記載の入退場管理端末。
  4. 【請求項4】前記エリア情報を送信する送信手段を備え
    た請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の入退場
    管理端末と;前記送信手段から送信された前記エリア情
    報を管理する入退場管理装置とを備えた;入退場管理シ
    ステム。
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