JPH11144110A - 入退室管理システムおよび記憶媒体 - Google Patents

入退室管理システムおよび記憶媒体

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JPH11144110A
JPH11144110A JP9327115A JP32711597A JPH11144110A JP H11144110 A JPH11144110 A JP H11144110A JP 9327115 A JP9327115 A JP 9327115A JP 32711597 A JP32711597 A JP 32711597A JP H11144110 A JPH11144110 A JP H11144110A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】特定領域への侵入を禁止して、充分な安全性を
確保することができ、不正侵入や不用意な入室を確実に
防止することができる入退室管理システムの提供。 【解決手段】特定領域への侵入を許可する情報を記憶し
た記憶媒体と、上記記憶媒体の情報を読取って特定領域
への侵入を許可する媒体処理とを備えた入退室管理シス
テムであって、上記特定領域に侵入する場合、予め事前
領域にて上記媒体もしくは上記媒体処理装置または双方
に媒体情報を記憶する記憶手段と、上記記憶手段による
媒体情報が予め記憶されているか否かを特定領域にて検
出する検出手段S24,S25と、上記検出手段S2
4,S25により媒体情報が記憶されていることを検出
した時、特定領域への侵入を許可する許可手段S28と
を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、原子力
発電所、研究所、大学等の高い安全性を確保する必要が
ある領域への入退室時の不正侵入や不用意な入室を防止
するような入退室管理システムおよび記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の入退室管理システムにおいては、
特定領域に入室する場合、自己の所有するカード(記憶
媒体)を使用することなくカード等の記憶媒体をもった
他人と一緒に通過、入室することが可能であるため、複
数の扉(ゲート)を通過する必要がある場合において
も、そのうちの何箇所かは自己のカードを使用すること
なく通過、入室することができ、安全性が低下する問題
点があった。
【0003】また入室時のチェックは入室する扉に対し
ての有効性のみが判定されるに過ぎないので、複数領域
に順番に通過、入室する必要がある場合においても、所
定順序と異なる順序の条件下にあっても不用意に入室が
許容され、この結果、充分な安全性を確保することがで
きない問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、予め事前領域において媒体情報を記憶し、
特定領域ではこの媒体情報の有無を検出判定して、適正
な媒体情報が検出された時に特定領域への侵入を許可す
べく構成することで、事前に通過、入室すべき箇所
(扉、ゲート等)を通過していない限り、特定領域への
侵入を禁止して、充分な安全性を確保することができ、
特に原子力発電所その他における不正侵入や不用意な入
室を確実に防止することができる入退室管理システムの
提供を目的とする。
【0005】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、予め事前領域にて該
領域からの制限時間情報を記憶し、特定領域では制限時
間内であるか否かを判定して、制限時間内の場合に特定
領域への侵入を許可することで、安全性をより一層向上
させることができる入退室管理システムの提供を目的と
する。
【0006】この発明の請求項3記載の発明は、過去に
侵入してきた領域の履歴を媒体に記憶することで、不正
時においては不正者の行動パターンを認識検知すること
ができ、また媒体処理装置側の故障発見も可能となる請
求項1または2に記載の入退室管理システムに用いられ
る記憶媒体の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、特定領域への侵入を許可する情報を記憶した
記憶媒体と、上記記憶媒体の情報を読取って特定領域へ
の侵入を許可する媒体処理とを備えた入退室管理システ
ムであって、上記特定領域に侵入する場合、予め事前領
域にて上記媒体もしくは上記媒体処理装置または双方に
媒体情報を記憶する記憶手段と、上記記憶手段による媒
体情報が予め記憶されているか否かを特定領域にて検出
する検出手段と、上記検出手段により媒体情報が記憶さ
れていることを検出した時、特定領域への侵入を許可す
る許可手段とを備えた入退室管理システムであることを
特徴とする。
【0008】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、予め事前領域にて上
記媒体もしくは上記媒体処理装置または双方に事前領域
からの制限時間情報を記憶し、上記検出手段で制限時間
内であることが検出された時、特定領域への侵入を許可
する入退室管理システムであることを特徴とする。
【0009】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1または2に記載の入退室管理システムに用いられ
る記憶媒体であって、過去に侵入してきた領域の履歴が
記憶された記憶媒体であることを特徴とする。
【0010】
【発明の作用及び効果】この発明の請求項1記載の発明
によれば、上述の記憶手段は事前領域において媒体もし
くは媒体処理装置または双方に媒体情報を予め記憶す
る。上述の検出手段は特定領域において上記媒体情報が
記憶されているか否かを検出し、許可手段は検出手段に
より媒体情報が記憶されていることを検出した時、媒体
所有者の特定領域への侵入を許可する。このため、事前
に通過、入出すべき箇所(事前領域)を通過しない限
り、特定領域への侵入が禁止され、充分な安全性を確保
することができる効果がある。したがって、特に原子力
発電所、研究所、大学等の高セキュリティが要請される
領域(特定領域)への不正侵入や不用意な入室を確実に
防止することができる効果がある。
【0011】この発明の請求項2記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上記記憶手段
は事前領域にて媒体もしくは媒体処理装置または双方に
事前領域から特定領域に移行して侵入を許可するまでの
制限時間情報を記憶し、上述の検出手段は特定領域で検
出した制限時間情報が予め設定された制限時間内である
時に特定領域への侵入を許可する。このように媒体情報
と制限時間情報との両情報に基づいてセキュリティチェ
ックが実行されるので安全性をより一層高めることがで
きる効果がある。
【0012】この発明の請求項3記載の発明によれば、
上述の入退室管理システムに用いられる記憶媒体には過
去に侵入してきた領域の履歴が記憶されているので、不
正時(但し、不正と見なした場合を含む)においては記
憶媒体の履歴から不正者の行動パターンを認識検知する
ことができ、またシステム側の故障、たとえばカードリ
ーダ側の故障発見も可能となる効果がある。
【0013】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は入退室管理システムおよび記憶媒体を示
すが、まず図1、図2を参照して事前領域および特定領
域の構成の一例について述べる。
【0014】壁紙1,2間に通路3を形成すると共に、
通路3の手前側(図示左側)において縦壁1,2間に横
架した仕切壁4を設け、この仕切壁4には電気錠にてロ
ック、アンロック可能なドア5を設けている。また上述
の縦壁1の一側には特定室構成用の囲繞壁6を設けて、
特定室7を形成すると共に、この特定室7と対応する仕
切壁8には電気錠9(図2参照)にてロック、アンロッ
ク可能なドア10を設けている。
【0015】而してドア5,10間を事前領域Aに設定
し、特定室7内部を特定領域Bに設定している。なお、
図1において11,12は各ドア5,10に設けられた
ドアノブ、13はドアヒンジである。
【0016】上述の事前領域Aへの入口に相当するドア
5の手前側の仕切壁4には記憶媒体としてのカード14
(図3参照)に対して読取り、書込みを実行するカード
リーダ15を設けられる一方、事前領域A側の仕切壁4
にはカードリーダ制御部16が設けられている。
【0017】同様に、上述の特定領域Bへの入口に相当
するドア10の手前側の仕切壁8にはカード14(図3
参照)に対して読取り、書込みを実行するカードリーダ
17が設けられる一方、特定領域B側の仕切壁8にはカ
ードリーダ制御部18が設けられている。
【0018】ここで、事前領域A側のカードリーダ15
は、図1に仮想線矢印aで示すように各領域A,Bの順
に侵入する場合、予め事前領域A手前にて上述のカード
14もしくはカードリーダ制御部16内のRAMまたは
双方に媒体情報(たとえばドア5に相当するゲートNo.
)と、制限時間情報(または通過時間情報)とを書込
んで記憶するための記憶手段である。
【0019】この実施例ではRAM25(図3参照)の
エリアe1(図4参照)と、カード14のエリアe13
(図5参照)との双方にドア5に相当するゲートNo. を
記憶する一方、カード14のエリアe14(図5参照)
にはドア5を通過した通過時間を記憶し、RAM25の
エリアe2には通過時間から起算した制限時間を何時何
分迄と記憶し、CPU20(図3参照)の内蔵タイマの
時間データと比較して制限時間以内か否かを判定すべく
構成している。
【0020】図3は入退室管理システムの制御回路ブロ
ック図を示し、カードリーダ17はインタフェース19
を介してCPU20に接続され、CPU20には別のイ
ンタフェース21を介して電気錠9、OKランプ22、
NGランプ23が接続され、上述のインタフェース21
は上位インタフェースに接続されている。
【0021】而して、CPU20はカードリーダ17に
挿入されたカード14からの読出し信号入力に基づい
て、ROM24に格納されたプログラムに従って、カー
ドリーダ17、電気錠9、OKランプ22、NGランプ
23を駆動制御し、またRAM25はその所定エリアに
図4に示す如きデータを記憶している。
【0022】つまり、図4に示す如くRAM25の1つ
のエリアe1には先に通過すべきドア5に相当するゲー
トNo. を記憶し、別の1つのエリアe2には先に通過し
たドア5から今通過しようとしているドア10までの制
限時間を、それぞれチェックデータとして記憶してい
る。
【0023】図5はカード14の磁気記録部に記録され
るカードデータ記録フォーマットを示し、この実施例で
はエリアe11にユーザ固有データを、エリアe12に
ID番号(特定領域への侵入を許可する既登録情報)
を、エリアe13にゲートNo.を、エリアe14に通過
時間を、エリアe15に過去に侵入してきた領域(図1
の各領域A,Bを含む多数の領域)の履歴データを、そ
れぞれ記録すべく構成している。上述の各エリアe1
3,e14のデータ内容はホストコンピュータ(上位コ
ンピュータ)で管理するように構成してもよい。
【0024】ここで、図3においては特定領域Bの入口
に設けられたドア10側の制御回路ブロック図を示した
が、事前領域Aの入口に設けられたドア5側の制御回路
についても、図3と同様に構成されている。また必要に
応じて各領域A,B内のCPU20はデータバスを介し
てホストコンピュータに接続される。
【0025】しかも、ドア5側の制御回路中のCPUお
よび図3に示すCPU20は、予め事前領域Aにてカー
ド14もしくはRAM25または双方14,25に媒体
情報(ゲートNo. 、制限時間参照)を記憶する記憶手段
(図6に示すフローチャートの第7ステップS7参照)
と、この記憶手段による媒体情報が予め記憶されている
か否かを特定領域Bにて検出する検出手段(図7に示す
フローチャートの各ステップS24,S25参照)と、
この検出手段により媒体情報が記憶されていることを検
出した時、特定領域Bへの侵入を許可する許可手段(図
7に示すフローチャートの第8ステップS28参照)
と、を兼ねる。
【0026】このように構成した入退室管理システムの
作用を、図6および図7に示すフローチャートを参照し
て、以下に詳述する。まず、図6のフローチャートを参
照してドア5側における処理について説明する。
【0027】第1ステップS1で、カード14をカード
リーダ15に挿入すると、次の第2ステップS2で、C
PU(図示せず)はカードリーダ15を読取り制御し
て、カード14のデータを読取る。次に第3ステップS
3で、CPUは読取ったカードデータのうちエリアe1
2に相当するID番号が予め登録されているものである
か否かを照合し、OK時(登録一致時)には次の第4ス
テップS4に移行する一方、NG時には(未登録時およ
び不一致時)には別の第9ステップS9に移行する。
【0028】上述の第4ステップS4で、CPUはエリ
アe13に相当するゲートNo. データがOKが否かを判
定する。この場合は事前領域Aのもう一つ手前側のゲー
トNo. データがOKか否かを判定することになり、OK
時には次の第5ステップS5に移行する一方、NGには
別の第9ステップS9に移行する。
【0029】上述の第5ステップS5で、CPUは制限
時間内か否かを判定する。この場合は図1に示すドア5
に対してもう一つ手前側のドア(図示せず)から該ドア
5を介して事前領域Aへ侵入するまでの制限時間以内か
否かが判定され、OK時には次の第6ステップS6に移
行する一方、NG時には別の第9ステップS9に移行す
る。
【0030】上述の第6ステップS6で、CPUはカー
ド判定OKと成して、次の第7ステップS7に移行し、
この第7ステップS7で、CPUはカードリーダ15を
書込み制御し、カード14のエリアe13にドア5のゲ
ートNo. を、エリアe14にドア5通過時間をそれぞれ
書込むと共に、データバスを介して次領域(つまり特定
領域B)のRAM25のエリアe1にドア5に相当する
ゲートNo. を、エリアe2に制限時間をそれぞれ書込
む。
【0031】次に第8ステップS8で、CPUはOKラ
ンプを点灯すると共に、電気錠を解錠(アンロック)制
御する。一方、前述の第9ステップS9ではカード判定
NGと成して、次の第10ステップS10に移行し、こ
の第10ステップS10で、CPUはNGランプを点灯
する。なお、この第10ステップS10で必要に応じて
ブザー等の警報を発するように構成してもよい。
【0032】次に第11ステップS11で、CPUはカ
ード14を返却する。したがってカード判定OK時には
電気錠が解錠されることにより、ドア5を開成して事前
領域Aに入ることができ、カード判定NG時には電気錠
が施錠状態を維持しているので、事前領域Aへの侵入が
禁止される。以上がドア5側における処理であるが、次
に図7に示すフローチャートを参照してドア10側にお
ける処理について説明する。
【0033】第1ステップS21で、カード14をカー
ドリーダ17に挿入すると、次の第2ステップS22
で、CPU20(図3参照)はカードリーダ17を読取
り制御して、カード14のデータを読取る。次に第3ス
テップS23で、CPU20は読取ったカードデータの
うちエリアe12に相当するID番号が予め登録されて
いるものであるか否かを照合し、OK時(登録している
ID番号と一致した時)には次の第4ステップS24に
移行する一方、NG時には(未登録時およびID番号の
不一致時)には別の第9ステップS29に移行する。
【0034】上述の第4ステップS24で、CPU20
はエリアe13に相当するゲートNo. データがOKが否
かを判定する。この場合は事前領域A(ドア5に相当)
のゲートNo. データがOKか否かを判定することにな
り、OK時には次の第5ステップS25に移行する一
方、NGには別の第9ステップS29に移行する。
【0035】上述の第5ステップS25で、CPU20
は制限時間内か否かを判定する。この場合は図1に示す
ドア5から該ドア10を介して特定領域Bへ侵入するま
での制限時間以内か否かが判定され、OK時には次の第
6ステップS26に移行する一方、NG時には別の第9
ステップS29に移行する。
【0036】上述の第6ステップS26で、CPU20
はカード判定OKと成して、次の第7ステップS27に
移行し、この第7ステップS27で、CPU20はカー
ドリーダ17を書込み制御し、カード14のエリアe1
3にドア10のゲートNo. を、エリアe14にドア10
通過時間をそれぞれ書込むと共に、データバスを介して
次領域(図示せず)のRAMのエリアe1にドア10に
相当するゲートNo. を、エリアe2に制限時間をそれぞ
れ書込む。
【0037】次に第8ステップS28で、CPU20は
OKランプ22を点灯すると共に、電気錠9を解錠(ア
ンロック)制御する。一方、前述の第9ステップS29
ではカード判定NGと成して、次の第10ステップS3
0に移行し、この第10ステップS30で、CPU20
はNGランプ23を点灯する。なお、この第10ステッ
プS30で必要に応じてブザー等の警報を発するように
構成してもよい。
【0038】次に第11ステップS31で、CPU20
はカード14を返却する。したがってカード判定OK時
には電気錠9が解錠されることにより、ドア10を開成
して特定領域Bに入ることができ、カード判定NG時に
は電気錠9が施錠状態を維持しているので、特定領域B
への侵入が禁止される。
【0039】以上要するに上記実施例の入退室管理シス
テムによれば、上述の記憶手段(図6の第7ステップS
7参照)は事前領域Aにおいて媒体(カード14参照)
もしくは媒体処理装置(RAM25参照)または双方に
媒体情報(ゲートNo. 参照)を予め記憶する。上述の検
出手段(図7の各ステップS24,S25参照)は特定
領域Bにおいて上記媒体情報(ゲートNo. 参照)が記憶
されているか否かを検出し、許可手段(図7の第8ステ
ップS28参照)は検出手段(ステップS24,S25
参照)により媒体情報(ゲートNo. 参照)が記憶されて
いることを検出した時、媒体所有者の特定領域Bへの侵
入を許可する。
【0040】このため、事前に通過、入出すべき箇所
(事前領域A)を通過しない限り、特定領域Bへの侵入
が禁止され、充分な安全性を確保することができる効果
がある。したがって、特に原子力発電所、研究所、大学
等の高セキュリティが要請される領域(特定領域B)へ
の不正侵入や不用意な入室を確実に防止することができ
る効果がある。
【0041】また、上記記憶手段(図6の第7ステップ
S7参照)は事前領域Aにて媒体(カード14参照)も
しくは媒体処理装置(RAM25参照)または双方に事
前領域Aから特定領域Bに移行して侵入を許可するまで
の制限時間情報を記憶し、上述の検出手段(図7の各ス
テップS24,S25参照)は特定領域Bで検出した制
限時間情報が予め設定された制限時間内である時に特定
領域Bへの侵入を許可する。このように媒体情報(ゲー
トNo. 参照)と制限時間情報との両情報に基づいてセキ
ュリティチェックが実行されるので安全性をより一層高
めることができる効果がある。
【0042】さらに上述例の記憶媒体によれば、上述の
入退室管理システムに用いられるカード14には過去に
侵入してきた領域の履歴(図5のエリアe15参照)が
記憶されているので、不正時(但し、不正と見なした場
合を含む)においては記憶媒体(カード14参照)の履
歴から不正者の行動パターンを認識検知することがで
き、またシステム側の故障、たとえばカードリーダ側の
故障発見も可能となる効果がある。
【0043】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の記憶媒体は、カード14に対応
し、以下同様に、記憶手段は、CPU制御される第7ス
テップS7(図6参照)に対応し、媒体情報は、ゲート
No. に対応し、検出手段は、CPU制御される各ステッ
プS24,S25(図7参照)に対応し、許可手段は、
CPU制御される第8ステップS28(図7参照)に対
応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定
されるものではない。
【0044】例えば、上述の記憶媒体としては磁気カー
ドを例示したが、これは非接触式のIDカードであって
もよく、カード以外の記憶媒体(フロッピーディスクや
コンパクト磁気ディスクMDその他)であってもよい。
また上記実施例においてはスタンドアロンの端末にて対
応すべく構成したが、これはホストコンピュータとネッ
トワークにて接続された端末での実施も可能であり、こ
の場合は、ホストコンピュータが通過ゲート番号(ゲー
トNo. )、通過時間を管理するので、カード14への媒
体情報の記録は省略でき、カード14からはID番号
(図5のエリアe12参照)のみのチェックを実行すれ
ばよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の入退室管理システムの一例を示す平
面図。
【図2】 図1のC−C線矢視図。
【図3】 制御回路ブロック図。
【図4】 RAMに記憶される情報の説明図。
【図5】 記憶媒体に記憶される情報の説明図。
【図6】 事前領域側での処理を示すフローチャート。
【図7】 特定領域側での処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
A…事前領域 B…特定領域 14…カード(記憶媒体) S7…記憶手段 S24,S25…検出手段 S28…許可手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定領域への侵入を許可する情報を記憶し
    た記憶媒体と、上記記憶媒体の情報を読取って特定領域
    への侵入を許可する媒体処理とを備えた入退室管理シス
    テムであって、上記特定領域に侵入する場合、予め事前
    領域にて上記媒体もしくは上記媒体処理装置または双方
    に媒体情報を記憶する記憶手段と、上記記憶手段による
    媒体情報が予め記憶されているか否かを特定領域にて検
    出する検出手段と、上記検出手段により媒体情報が記憶
    されていることを検出した時、特定領域への侵入を許可
    する許可手段とを備えた入退室管理システム。
  2. 【請求項2】予め事前領域にて上記媒体もしくは上記媒
    体処理装置または双方に事前領域からの制限時間情報を
    記憶し、上記検出手段で制限時間内であることが検出さ
    れた時、特定領域への侵入を許可する請求項1記載の入
    退室管理システム。
  3. 【請求項3】上記請求項1または2に記載の入退室管理
    システムに用いられる記憶媒体であって、過去に侵入し
    てきた領域の履歴が記憶された記憶媒体。
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