JP2002214321A - Gps測位システム - Google Patents

Gps測位システム

Info

Publication number
JP2002214321A
JP2002214321A JP2001005294A JP2001005294A JP2002214321A JP 2002214321 A JP2002214321 A JP 2002214321A JP 2001005294 A JP2001005294 A JP 2001005294A JP 2001005294 A JP2001005294 A JP 2001005294A JP 2002214321 A JP2002214321 A JP 2002214321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
multipath
gps
gps positioning
database
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001005294A
Other languages
English (en)
Inventor
Yujiro Matsukura
雄二郎 松倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP2001005294A priority Critical patent/JP2002214321A/ja
Publication of JP2002214321A publication Critical patent/JP2002214321A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチパス障害発生の可能性に関する情報を
利用可能な形で個々のナビゲーション装置に提供し、個
々のナビゲーション装置の位置推定精度を高めることが
できる測位システムを提供する。 【解決手段】 少なくとも1つのナビゲーション装置と
少なくとも1つのサーバーコンピュータとが通信ネット
ワークを介して接続される。サーバーコンピュータはマ
ルチパス障害に関する情報をデータベースとして保有す
る。個々のナビゲーション装置は、通信ネットワークを
介してサーバーコンピュータのデータベースからマルチ
パス障害に関する情報を取り出し、現在位置がマルチパ
ス障害が発生する可能性のある位置であると判定すると
GPS測位解の誤差推定値を増加させ、そのことにより
位置推定精度を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GPS(Global P
ositioning System)を利用するナビゲーション装置
と、マルチパス障害に関する情報を含むデータベースを
有するサーバーコンピュータとが通信ネットワークによ
って接続された測位システムに関し、より詳細には、ナ
ビゲーション装置においてマルチパスによる影響を回避
し位置推定精度を向上させることに関する。
【0002】
【従来の技術】GPSレシーバは、GPS衛星から放射
されるGPS信号を受信してGPS衛星とGPSレシー
バ自身との距離(疑似距離)を測定し、複数の衛星から
のGPS信号を同時に受信することによりGPSレシー
バ自身の位置を算出する測位演算を実行する。このと
き、4つ以上のGPS衛星からの信号が受信できると、
3次元(緯度、経度、高度)の測位結果が得られる。ま
た、GPSレシーバは、GPS測位解とともに、GPS
測位解に対する誤差推定値を算出する。このような誤差
推定値として一般的に知られるものとして例えば2DR
MS(DRMS; Distance Root Mean Square)がある。2
DRMSは、GPS測位解の水平方向の誤差を表し、次
のように定義される。 2DRMS=2×HDOP×UERE ここで、HDOPは、GPSレシーバが測定した擬似距
離についての測定誤差の測位解誤差への拡大係数である
DOP(Dilution Of Precision)についての水平方向
の成分である。なお、DOPは測位演算に用いるGPS
衛星の幾何学的な配置に依存して求められる。UERE(Us
er Equivalent Range Error)は、利用者等価測距誤差
と呼ばれるものであり、擬似距離測定誤差についての1
σ値(標準偏差)を表し、通常は、全てのGPS衛星に
対して共通の定数とされる。なお、UEREの要因として、
衛星軌道情報誤差、衛星時計誤差、電離層伝搬誤差、対
流圏伝搬誤差、受信機ノイズ誤差などが知られている。
【0003】一般に、位置推定を行うナビゲーション装
置では、GPS測位とともに、車速センサ、ジャイロセ
ンサ等のセンサ出力を積算して位置を算出する推測航法
(デッドレコニング; Dead reckoning)や、地図データ
ベースによるマップマッチングが、位置推定の精度を高
める為に併用されている。このような併用による位置推
定方法として、例えば、ナビゲーション装置は、新たな
GPS測位解が得られたとき、絶対位置であるGPS測
位解と、積算による相対的位置であるデッドレコニング
結果とを比較し、デッドレコニング結果がGPS測位解
に対する誤差推定値の範囲を超えている場合には、デッ
ドレコニング結果が正常でないと見なし、移動体の推定
位置をGPS測位解とし、さらにデッドレコニングのた
めの基点をGPS測位解に補正してデッドレコニングを
続行させる。一方、デッドレコニング結果がGPS測位
解に対する誤差推定値の範囲内である場合には、移動体
の推定位置としてデッドレコニング結果をそのまま使用
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、GPS信号
の受信では、建物等によって反射した信号が受信される
マルチパスが問題となる。図5は、マルチパス現象によ
りGPSレシーバ45が、GPS衛星41から直接波S
のみでなく、建物44で反射した反射波Smを受信して
いる状態を示している。反射波Smは、直接波Sよりも
経路が長くそれにより電波の飛行時間が長くなる為、G
PSレシーバ45が反射波Smを用いてGPS衛星41
との疑似距離を測定すると、測定される疑似距離は、直
接波Sを用いて測定される疑似距離よりも長くなる。し
たがって、GPS受信機45が、反射波Smによって求
めた疑似距離を含めてGPS測位演算を行った場合、得
られるGPS測位解に含まれる誤差が大きくなる。
【0005】しかしながらGPS測位解に対する誤差推
定値である2DRMSを算出する為の変数であるHDOP
は、GPS信号を復調して得られる航法メッセージに含
まれる衛星の軌道情報に基づいて算出される。たとえ反
射波Sm受信した場合であっても、得られる軌道情報自
体は、直接波Sを受信して得られるものと変わりが無い
ため、直接波を受信した場合でも反射波を受信した場合
でも算出される2DRMSの値に変化は無い。すなわち、マ
ルチパスによる影響を受けてGPS測位解の信頼性が低
下しているにもかかわらず、誤差推定値が増加されな
い。
【0006】このことは、ナビゲーション装置が上述の
ように、デッドレコニング結果とGPS測位解と誤差推
定値とに基づいて位置推定を行う場面において、デッド
レコニング結果がGPS測位解に対する誤差推定値の範
囲を超え、それにより最終的な推定位置として、信頼性
の低下している(すなわち、誤差を多く含んでいる)G
PS測位解が採用される場面が増加することを意味して
いる。それによりナビゲーション装置の位置推定の精度
が低下する。
【0007】マルチパスによる反射波の性質に基づい
て、受信している電波がマルチパスによる反射波である
か否かを、ナビゲーション装置に搭載されたGPSレシ
ーバなどで判定することもある程度可能である。しかし
ながら、このように個々のナビゲーション装置でマルチ
パスによる影響の有無を判定して行くやり方は、位置推
定精度を高める為に決して十分なやり方とはいえない。
【0008】本発明は以上のような事情に鑑みてなされ
た。すなわち、本発明の目的は、マルチパスによる影響
があるか否かを個々のナビゲーション装置で判定するこ
となく、マルチパス障害発生の可能性に関する情報を利
用可能な形で個々のナビゲーション装置に提供し、個々
のナビゲーション装置の位置推定精度を高めることがで
きるシステムを提供することである。そして、本発明の
もう1つの目的は、そのようなマルチパス障害発生の可
能性に関する情報を集めてデータベース化することので
きるシステムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため請求項1に記載
の発明は、通信ネットワークに接続された少なくとも1
つのサーバーコンピュータと、通信ネットワークを介し
て少なくとも1つのサーバーコンピュータとの間で通信
を行う少なくとも1つのナビゲーション装置とから成る
GPS測位システムであって、(a)少なくとも1つのサ
ーバーコンピュータは、所定の規則で区分された複数の
エリアのそれぞれのエリア毎にマルチパス障害に関する
情報が記録されたデータベースを有し、(b)少なくとも
1つのナビゲーション装置は、通信ネットワークに接続
する為のネットワーク・インタフェース装置と、ネット
ワーク・インタフェース装置を介し所定の通信規約にし
たがって少なくとも1つのサーバーコンピュータとの間
でデータの送受信を行う為のデータ転送制御手段と、少
なくとも車速センサとジャイロセンサとを含む、デッド
レコニングの為の複数のセンサと、複数のセンサから得
られる信号に基づいて移動距離及び移動方向を積算し積
算位置を出力する積算位置演算手段と、GPS衛星から
の電波を受信し少なくともGPS測位解を出力するGP
Sレシーバと、データ転送制御手段及びネットワーク・
インタフェース装置を介して少なくとも1つのサーバー
コンピュータからデータベースに含まれる情報を受信し
該受信した情報に基づいて、GPS測位解がマルチパス
障害による影響を含むか否かを判定する判定手段と、判
定手段の結果に基づいてGPS測位解に対して設定する
信頼度を変化させる信頼度設定手段と、積算位置演算手
段から出力される積算位置、GPSレシーバから出力さ
れるGPS測位解、及び信頼度に基づいて推定位置を求
める位置推定手段とを備える。ナビゲーション装置がマ
ルチパスによる反射波の検出をする機能をもっていなく
ても、サーバーコンピュータからデータベースの内容を
受信することで、GPS測位解にマルチパス障害による
影響を受けているか否か(すなわちGPSレシーバがマ
ルチパスによる反射波を含めた状態で測位演算を行い、
それによりGPS測位解の精度が低下しているか否か)
を判定してGPS測位解の信頼性を変化させ、マルチパ
ス障害による影響が回避されるように位置推定を行っ
て、位置推定精度を向上させることが可能となる。
【0010】この場合において、データベースにおける
マルチパス障害に関する情報が、それぞれのエリアにつ
いてのマルチパス障害発生の可能性の有無であれば、判
定手段は、GPS測位解が属するエリアについてのマル
チパス障害発生の有無を読み取ることのみで、GPS測
位解がマルチパスによる影響を含むか否かを判定するこ
とができる(請求項2)。
【0011】或いは、データベースにおけるマルチパス
障害に関する情報は、それぞれのエリアにおいて過去に
受信されたマルチパスによる反射波の受信の頻度に関す
る情報であっても良い(請求項3)。この場合、判定手
段は、この受信の頻度に基づいて、例えば頻度がある閾
値より大きい場合に、GPS測位解がマルチパスによる
影響を含むと判定することができる。
【0012】また、データベースは、さらに、過去に受
信された反射波についての強度に関する情報を含んでい
るものであっても良い(請求項4)。この場合判定手段
は、GPS測位解がマルチパスによる影響を含むか否か
を判定する為に、反射波の強度をも利用することができ
る。
【0013】なお、信頼度設定手段がGPS測位解に対
して設定する信頼度は、例えば、GPS測位解に対する
誤差推定値である(請求項5)。
【0014】ここで、GPSレシーバが、さらに、GP
S測位解とともに該GPS測位解に対する誤差推定値を
出力するならば、信頼度設定手段は、判定手段の判定結
果に応じてGPSレシーバから取得した誤差推定値を変
化させるように動作する(請求項6)。すなわち、GP
S測位解がマルチパス障害による影響を受けてその信頼
性が低下している場合、すなわちGPS測位解が持つ誤
差が大きくなっている場合に、信頼性設定手段によっ
て、そのことを誤差推定値に対し的確に反映さことがで
きる。
【0015】すなわち、信頼度設定手段は、誤差推定値
を、判定手段によってGPS測位解がマルチパス障害に
よる影響を含むと判定される場合には、判定手段によっ
てGPS測位解がマルチパス障害による影響を含まない
と判定される場合よりも大きな値に設定する(請求項
7)。
【0016】位置推定手段は、積算位置が、GPS測位
解を中心とする、信頼度設定手段によって設定された誤
差推定値の範囲内にある場合には、推定位置を積算位置
とし、積算位置が、GPS測位解を中心とする、信頼度
設定手段によって設定された誤差推定値の範囲外にある
場合には、推定位置をGPS測位解とするように動作す
る(請求項8)。
【0017】さらに、位置推定手段は、積算位置が、G
PS測位解を中心とする、信頼度設定手段によって設定
された誤差推定値の範囲外にある場合に、積算位置演算
手段における積算の基点をGPS測位解とする補正を行
うことも可能である(請求項9)。すなわち、積算位置
が正しい値に補正され、積算位置に誤差が蓄積すること
が回避される。
【0018】請求項10に記載の発明は、ナビゲーショ
ン装置が、地図データベースをさらに備え、位置推定手
段は、地図データベースを用い推定位置に対しマップマ
ッチングを行い該マップマッチングの結果にしたがって
推定位置を補正する。
【0019】請求項11に記載の発明は、通信ネットワ
ークに接続された少なくとも1つのサーバーコンピュー
タと、通信ネットワークを介して少なくとも1つのサー
バーコンピュータとの間で通信を行う少なくとも1つの
ナビゲーション装置とから成り、サーバーコンピュータ
上にデータベースを構築する為のデータベース構築シス
テムであって、(a)少なくとも1つのナビゲーション装
置は、通信ネットワークに接続する為のネットワーク・
インタフェース装置と、ネットワーク・インタフェース
装置を介し所定の通信規約にしたがって少なくとも1つ
のサーバーコンピュータとの間でデータの送受信を行う
為のデータ転送制御手段と、GPS衛星からの電波を受
信し復調する受信チャンネルを複数有し該複数の受信チ
ャンネルを用いて同時に複数のGPS衛星からの電波を
受信して測位演算を行うと共に、複数の受信チャンネル
のうち測位演算のために用いられていない少なくとも1
つの空き受信チャンネルを用いて、測位演算に用いられ
ているGPS衛星の少なくともいずれか1つと同一のG
PS衛星からの電波をサーチし、同一のGPS衛星から
の電波であって測位演算に用いられているGPS衛星か
らの電波よりも信号強度が弱いこと、到来時間が遅いこ
と、の条件のうち少なくともいずれか一方の条件を満た
す電波が少なくとも1つの空き受信チャンネルで受信さ
れた場合には、該少なくとも1つの空き受信チャンネル
で受信された電波をマルチパスによる反射波であるとみ
なし、GPS測位解と共に、マルチパスによる反射波の
受信の有無を表す反射波受信情報を出力するGPSレシ
ーバと、少なくともGPS測位解に基づいて推定位置を
求める位置推定手段と、GPSレシーバからの反射波受
信情報により反射波の受信されたことが分かると、推定
位置を、データ転送制御手段及びネットワーク・インタ
フェース装置を介してサーバーコンピュータに対し送信
するマルチパス情報送信手段とを備え、(b)サーバーコ
ンピュータは、通信ネットワークを介して少なくとも1
つのナビゲーション装置から推定位置を受信し、該推定
位置を受信した回数を、所定の規則で区分された複数の
エリアのうち受信した推定位置が属するエリア毎に別々
に合計し、区分された複数のエリアのうち合計された回
数が所定の閾値を超えたエリアをマルチパス障害発生の
可能性が有ると決定し、区分された複数のエリアの各エ
リアと、該各エリアについてのマルチパス障害発生の可
能性の有無を対応付けたマルチパス予測データデースを
記録するデータベース記録手段を備える。GPSレシー
バが空き受信チャンネルを利用して、受信強度が弱い
か、或いは到来時間が遅いことによって特徴付けられる
反射波を受信し、反射波の受信の有無がサーバーコンピ
ュータに送信される。したがって、サーバーコンピュー
タのマルチパス予測データベースには、ナビゲーション
装置で実際に受信された反射波の受信状況が反映される
ことに成り、マルチパス障害の発生を予測する上で極め
て実用性の高いデータベースが構築されることになる。
【0020】なお、GPSレシーバが、少なくとも1つ
の空きチャンネルの少なくとも1つ以上でマルチパスに
よる反射波を受信した場合に反射波受信情報として、マ
ルチパスによる反射波を受信した空き受信チャンネルの
数を表す反射波数を出力するものであり、また、マルチ
パス情報送信手段は、推定位置と共に、さらに反射波数
を表す情報を、データ転送制御手段及びネットワーク・
インタフェース装置を介してサーバーコンピュータに対
し送信するものであるならば、データベース記録手段
は、少なくとも1つのナビゲーション装置から推定位置
と共に反射波数を表す情報を受信した場合には、区分さ
れた複数のエリアのうち受信した推定位置が属するエリ
ア毎に別々に反射波数を合計し、区分された複数のエリ
アのうち合計された数が所定の閾値を超えたエリアにつ
いてマルチパス障害発生の可能性が有ると決定し、区分
された複数のエリアの各エリアと、該各エリアについて
のマルチパス障害発生の可能性の有無を対応付けたマル
チパス予測データデースを記録することが可能である
(請求項12)。
【0021】或いは、GPSレシーバは、少なくとも1
つの空きチャンネルの少なくとも1つ以上でマルチパス
による反射波を受信した場合に、反射波受信情報とし
て、マルチパスによる反射波を受信した空きチャンネル
の数としての反射波数と、それぞれの反射波の強度とを
出力し、また、マルチパス情報送信手段は、推定位置と
共にさらに、反射波数と、それぞれの反射波の強度を表
す情報を、データ転送制御手段及びネットワーク・イン
タフェース装置を介してサーバーコンピュータに対し送
信するものであるならば、データベース記録手段は、少
なくとも1つのナビゲーション装置から推定位置と共
に、反射波数と、それぞれの反射波の強度を表す情報と
を受信した場合には、区分された複数のエリアのうち受
信した推定位置が属するエリア毎に別々に反射波数を合
計して第1の合計値とし、区分された複数のエリアのう
ち受信した推定位置が属するエリア毎に別々にそれぞれ
の反射波の強度のうち該強度が所定の閾値を超えた反射
波の数を合計して第2の合計値とし、第1の合計値及び
第2の合計値の少なくともいずれか一方の合計値の大き
さに基づいて、前記区分された複数のエリアの各エリア
についてマルチパス障害発生の可能性の有無を決定する
ことができ、それにより、区分された複数のエリアの各
エリアと、該各エリアについてのマルチパス障害発生の
可能性の有無を対応付けたマルチパス予測データデース
を記録することが可能となる(請求項13)。
【0022】ここで、GPSレシーバが、GPS測位解
と共にGPS測位解に対する誤差推定値を出力するもの
である場合において、少なくとも1つのナビゲーション
装置は、さらに、少なくとも車速センサとジャイロセン
サとを含む、デッドレコニングの為の複数のセンサと、
複数のセンサから得られる信号に基づいて移動距離及び
移動方向を積算し積算位置を出力する積算位置演算手段
と、データ転送制御手段及びネットワーク・インタフェ
ース装置を介して少なくとも1つのサーバーコンピュー
タからマルチパス予測データベースに含まれる情報を受
信し該受信した情報に基づいて、GPSレシーバからの
GPS測位解がマルチパス障害による影響を含むか否か
を判定する判定手段と、判定手段の結果に基づいてGP
S測位解に対する誤差推定値を補正すると共に、積算位
置演算手段が出力した積算位置、GPSレシーバから出
力されたGPS測位解、及び補正された誤差推定値に基
づいて推定位置を求める位置推定手段とを備える(請求
項14)。この場合、ナビゲーション装置は、データベ
ース構築の為に反射波受信情報をサーバーコンピュータ
に送信する役割を担うと共に、サーバーコンピュータか
ら実用性の高いマルチパス予測データベースを取得し、
位置推定の精度を向上させる。
【0023】また、ナビゲーション装置は、地図データ
ベースをさらに備え、位置推定手段は、地図データベー
スを用い、推定位置に対しマップマッチングを行い該マ
ップマッチングの結果にしたがって推定位置を補正する
ように構成されていることが好ましい(請求項15)。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態である
測位システム100の全体構成を表す。測位システム1
00において、ナビゲーション装置60とサーバーコン
ピュータ70とは通信ネットワーク80を介して接続さ
れる。図1において、ナビゲーション装置60は、自動
車に搭載される。自動車に搭載されたナビゲーション装
置60とサーバーコンピュータ70とは、一般的に知ら
れるあらゆる通信接続形態を取り得るが、本実施形態で
は、サーバーコンピュータ70はインターネット上に接
続され、ナビゲーション装置60は、携帯電話による無
線通信を利用して通信ネットワーク80に接続するもの
とする。すなわち、通信ネットワーク80は、移動通信
網を含む公衆回線網、及びインターネットから成る。ナ
ビゲーション装置60のネットワーク・インタフェース
装置64は、携帯電話接続アダプタおよび携帯電話から
成る。このような通信接続形態のもと、NAVI_CP
U63は、TCP/IP(Transmission Control Proto
col/Internet Protocol)等の通信規約にしたがって、
サーバーコンピュータ70とのデータ転送を実現する。
【0025】測位システム100が持つ第1の機能は、
ナビゲーション装置60がサーバーコンピュータ70か
らマルチパス障害発生の可能性に関する情報を受信する
ことで、ナビゲーション装置60の位置推定精度を向上
させる機能である。また、測位システム100が持つ第
2の機能は、ナビゲーション装置60がマルチパスによ
る反射波を検出し、検出した反射波に関する反射波受信
情報をサーバーコンピュータ70に送信することで、サ
ーバーコンピュータ70においてマルチパス障害発生の
可能性を示すマルチパス予測データベース120を構築
及び更新させる機能である。以下、始めに上記第1の機
能に関し、図1から図3を参照して詳細に説明する。
【0026】図1において、ナビゲーション装置60の
NAVI_CPU63は、GPS測位機能、デッドレコ
ニング機能およびマップマッチング機能を併用して位置
推定を行うとともに、ナビゲーション装置60のあらゆ
る機能を実行する為のCPUである。ナビゲーション装
置60が起動されると、GPSレシーバ50は測位演算
を開始し、GPS測位解および誤差推定値をNAVI_
CPU63に対し定期的に出力する。また、NAVI_
CPU63は、ジャイロセンサ61から得られる移動方
向と、車速センサ(不図示)から入力される車速パルス
信号65から得られる移動距離とを積算し積算位置を求
めるデッドレコニングを開始する。
【0027】GPSレシーバ50の詳細なブロック図を
図2に示す。図2に示すように、GPSレシーバ50に
は、搬送波周波数1,575.42MHzのGPS信号
をベースバンド信号に復調する機能を持つ受信チャンネ
ル29が合計8つ設けられている。CPU11による制
御のもと、これらの受信チャンネル29によって複数の
GPS衛星からのGPS信号がそれぞれ同時に受信さ
れ、これら複数のGPS衛星との疑似距離が測定され
る。CPU11は、測定された擬似距離を基に測位演算
を行い、さらにGPS測位解に対する誤差推定値を算出
する。
【0028】GPS衛星から送信されるGPS信号は、
アンテナ1で捉えられ、周波数変換回路2に入力され
る。周波数変換回路2は、アンテナ1から入力されるG
PS信号と、基準周波数発生器4の発振周波数をもとに
シンセサイザ3が発生する局部発振周波数とを乗算する
ことで、アンテナ1から入力されるGPS信号を中間周
波数(IF)の信号にダウンコンバートする。この中間
周波数の信号は、AD変換部5によってデジタル信号に
変換される。AD変換部5でデジタル信号に変換された
信号は、デジタル信号処理部30内の受信チャンネル2
9の夫々に入力される。なお、受信チャネル29は計8
つ有るので、最大で8つのGPS信号を同時に受信する
ことが可能である。
【0029】AD変換部5からのデジタル信号は、キャ
リア相関部6に入力され、キャリアNCO(NCO;数値制
御発振器)7で発生されるクロック信号と乗算される。
キャリア相関部6からの出力信号はCPU11に入力さ
れ、CPU11は、AD変換部5からキャリア相関部6
に入力される搬送波周波数と、キャリアNCO7で発生
されるクロック信号の周波数及び位相が等しくなるよう
に、キャリアNCO制御信号18によってキャリアNC
O7を制御する。このような制御により、キャリア相関
部6からは、搬送波周波数成分が除去された信号がCA
コード相関部8に対して出力される。
【0030】CAコード相関部8では、キャリ相関部8
からの信号と、コードNCO(NCO;数値制御発振器)1
0で発生されるC/Aコードのクロック周波数をもとに
CAコード発生部9で発生される擬似ランダムコード信
号とが乗算される。CAコード相関部8からの出力信号
はCPU11に入力され、CPU11は、キャリア相関
部6からCAコード相関部8に入力される信号と、コー
ドNCO及びCAコード発生部9によって発生される擬
似ランダムコード信号の周波数及び位相が等しくなるよ
うに、コードNCO制御信号19によって、コードNC
O10及びCAコード発生部9を制御する。なお、CA
コード発生部9では、捕捉対象とするGPS衛星固有の
C/Aコードが発生される。このような制御により、受
信チャンネル29によって、航法データを含むベースバ
ンド信号が得られる。
【0031】CPU11は、受信チャンネル29からの
信号22から、衛星時計の時刻情報、衛星位置情報(ep
hemeris)等を含む航法データを抽出する。また、CP
U11は、GPS信号に含まれる測距信号の遅れ時間を
もとに擬似距離を算出し、さらに4つ以上のGPS衛星
からの擬似距離に基づいて測位演算を実行する。メモリ
12には、CPU11が実行すべきプログラムその他の
情報が記憶される。CPU11で算出されたGPS測位
解は、信号ライン66を介してNAVI_CPU63に
対して出力される。
【0032】また、CPU11は、測位演算に用いてい
るGPS衛星の幾何学的な配置条件にしたがって求めら
れるHDOPとUEREから、GPS測位解に対する誤差推
定値である2DRMSを、 2DRMS=2×HDOP×UERE の定義で算出し、GPS測位解とともにこの誤差推定値
を信号ライン66を介してNAVI_CPU63に出力
する。なお、ここでHDOPは、DOP(Dilution Of
Precision)についての水平方向の成分である。また、U
ERE(User Equivalent Range Error;利用者等価測距誤
差)は理論的かつ経験的に知られた定数として、例えば
21m程度の値が用いられる。
【0033】ナビゲーション装置60の起動後の始めの
段階で、NAVI_CPU63は、ネットワーク・イン
タフェース装置64及び通信ネットワーク80を介し
て、サーバーコンピュータ70との接続を試みる。サー
バーコンピュータ70との接続を確立すると、NAVI
_CPU63は、サーバーコンピュータ70が有するマ
ルチパス予測データベース120の内容を取り出す。
【0034】図3にマルチパス予測データベースの例を
示す。図3に示すように、マルチパス予測データベース
120は、所定の規則にしたがって区分された地図上の
各エリアを表すエリア番号に、そのエリア番号のエリア
についてマルチパス障害発生の可能性の有無が関連付け
られている。NAVI_CPU63は、各エリアの区分
の規則をデータとして有し、位置が与えられればその位
置が属するエリアのエリア番号を認識することができ
る。したがってNAVI_CPU63は、GPS測位解
或いは直前の位置推定結果など現在位置を表す情報によ
って、GPS測位解が属するエリアのエリア番号を認識
し、そして、取り出したマルチパス予測データベース1
20に基づいて、GPS測位解がマルチパス障害による
影響を含むか否かを判定することができる。例えば、G
PS測位解にしたがって認識されるエリアがエリア番号
001であるならば、データベース120のエリア番号
001についてマルチパス発生可能性は有るとされてい
るので(図3)、NAVI_CPU63は、GPS測位
解はマルチパス障害による影響を含んでいると判定す
る。この判定結果は、以下で述べるように、NVI_C
PU63が行う位置推定のアルゴリズムにおいて、GP
S測位解の誤差推定値を増減させ、位置推定の精度を向
上させるために用いられる。
【0035】次に、図4を参照してNAVI_CPU6
3が位置推定を行うアルゴリズムに関して説明する。図
4において、直前の位置推定の結果が位置Pである。
現在、GPS測位解は位置Pを指し示し、また、デッ
ドレコニングによる積算位置は位置Pを指し示してい
る。誤差範囲Eは、NAVI_CPU63が、GPS
測位解はマルチパス障害による影響を含んでいないと判
定している場合に適用する誤差範囲であり、その半径R
ENは、GPSレシーバ50から入力される誤差推定値
そのものである。一方、誤差範囲Eは、NAVI_C
PU63が、GPS測位解はマルチパス障害による影響
を含んでいる判定している場合に適用する誤差範囲であ
り、その半径REMは、GPSレシーバ50から入力さ
れる誤差推定値を所定値倍して増加させたものである。
【0036】一般的にGPS測位解の精度はかなり高い
ので、NAVI_CPU63は、デッドレコニングによ
る積算位置PがGPS測位解の誤差範囲外にある場合
には、推定位置としてGPS測位解を採用する。一方、
デッドレコニングによる積算位置PがGPS測位解の
誤差範囲内に含まれる場合には、NAVI_CPU63
は、推定位置としてデッドレコングによる積算位置を採
用する。GPS測位解がマルチパス障害の影響を含み、
GPS測位解そのものの信頼性が低下しているときに、
マルチパス予測データベース120の情報にしたがって
誤差範囲Eが適用されるので、推定位置として、信頼
性の低いPでなく、誤差範囲Eの範囲内にある位置
が採用され、位置推定に対するマルチパス障害によ
る影響が回避されることになる。一方、GPS測位解が
マルチパス障害の影響を含まず位置Pそのものの信頼
性が高いときに、マルチパス予測データベース120の
情報にしたがって誤差範囲Eが適用されるので、推定
位置として、信頼性の高いPが採用されることにな
る。このように、NAVI_CPU63は、GPS測位
解がマルチパス障害の影響を含むか否かの判定結果にし
たがって誤差推定値を増減させ、それによりマルチパス
による影響を回避し位置推定の精度を向上させる。な
お、GPS測位解がマルチパス障害の影響を含まないと
判定され、位置推定の結果が位置Pとなったとき、マ
ップマッチング機能により最終的な推定位置は道路13
1上の位置である位置Pに補正される。また、デッド
レコニングによる次の積算位置算出の基点も、位置P
に補正される。
【0037】次に、測位システム100が持つ第2の機
能である、ナビゲーション装置60がマルチパスによる
反射波を検出し、検出した反射波に関する反射波受信情
報をサーバーコンピュータ70に送信することで、サー
バーコンピュータ70においてマルチパス障害発生の可
能性を示すマルチパス予測データベースを構築及び更新
させる機能に関し、図1から図3を参照して説明する。
【0038】マルチパスによる反射波は、直接波よりも
遅れて到着し、また、直接波よりも強度が減衰している
こという特徴を持つ。すなわち反射波Smの性質は、直
接波Sを用いて次のように表すことができる。 Sm(t)=α×S(t−β) ただし、0<α<1、β>0であり、tは時間を表す。
GPSレシーバ50は、通常、受信チャンネル29の4
つで直接波を受信し測位を行うが、受信チャンネル29
のうち測位に使用されていない空きの4チャンネルを用
いて、測位演算のために受信している4つのGPS衛星
からの電波であって上記反射波の性質を満たす電波をそ
れぞれ受信する。そして、いずれかの空きチャンネルで
反射波が受信された場合には、反射波を受信できた受信
チャンネル29の数(反射波数)及び受信したそれぞれ
の反射波の強度を、GPS測位解等とともにNAVI_
CPU63に対して出力する。
【0039】NAVI_CPU63は、GPSレシーバ
50から反射波数およびそれぞれの反射波の強度を受け
取ると、これらの反射波受信情報を位置推定結果と共に
サーバーコンピュータ70に対して送信する。すなわ
ち、ナビゲーション装置60においてマルチパスの受信
が検出されると、反射波受信情報はリアルタイムでサー
バーコンピュータに送信される。
【0040】一方、サーバーコンピュータ70は、エリ
アの区分の規則をデータとして有しており、位置推定結
果および反射波受信情報を受け取ると、位置推定結果か
らそれがどのエリア番号のエリアに属するかを認識す
る。次に、サーバーコンピュータ70は、エリア番号ご
とに反射波数とそれぞれの反射波の強度を蓄積してい
く。蓄積された反射波受信情報を基に、サーバーコンピ
ュータ70は、例えば、エリアごとに別々に、反射波の
強度が所定値より大きい反射波の数を合計し、合計値が
所定の閾値を超えたエリアを、マルチパス発生の可能性
の有るエリアであると決定し、マルチパス予測データベ
ース120に登録する。このように、サーバーコンピュ
ータ70において、マルチパス予測データベース120
が構築および更新される。
【0041】以上の説明において、測位システム100
に接続されるナビゲーション装置は1台であったが、複
数のナビゲーション装置を測位システム100に含める
ことができることはいうまでもない。このことにより、
サーバーコンピュータ70に対し、広範囲に渡るエリア
がカバーされたマルチパス受信情報が収集され、それに
より極めて実用性の高いマルチパス予測データベースが
構築されることになる。したがって、通信ネットワーク
80を介してサーバーコンピュータ70に接続すること
のできるそれぞれのナビゲーション装置は、個々にマル
チパスによる反射波を検出する機能を持つことなく、実
用性の極めて高いマルチパス予測データベース120を
利用して位置推定精度を高めることができる。
【0042】本発明は以上で説明した実施形態に限られ
ず、いくつかの変形をおこなうことができることはいう
までもない。例えば、上述の実施形態では、サーバーコ
ンピュータ70は、反射波の受信強度を用いてマルチパ
ス発生の可能性の有無を判定していたが、受信強度は考
慮せず、反射波数のみによってマルチパス発生可能性の
有無の判定を行っても良い。
【0043】また、上述の実施形態では、サーバーコン
ピュータ70側でマルチパス発生の可能性の判定を行
い、その判定結果をマルチパス予測データベース120
として記録していた。しかしながら、例えば、サーバー
コンピュータ70においてデータベースとして蓄積する
情報を推定位置及び反射波受信情報(反射波数及びそれ
ぞれの反射波の強度)とし、各ナビゲーション装置でこ
れらの情報を個々に利用してマルチパス発生可能性の判
定を行うようにしても良い。
【0044】また、上述の実施形態は、ナビゲーション
装置60側が主体となってサーバーコンピュータ70と
の間のデータ転送を行うものであったが、サーバーコン
ピュータ70側がデータ転送の主体になり、反射波受信
情報の収集或いはマルチパス予測データベース120の
情報の配信を行うデータ転送の形態も実現可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、サ
ーバーコンピュータに接続することのできる複数のナビ
ゲーション装置が個々に、マルチパスによる反射波の検
出機能を搭載することなく、サーバーコンピュータが持
つデータベースからの情報に基づいてマルチパスによる
影響を回避して、位置推定精度を向上させることのでき
る画期的な測位システムが提供される。また、複数のナ
ビゲーション装置からサーバーコンピュータへは、実際
に検出された情報としての反射波受信情報が蓄積かさ
れ、極めて実用性の高いマルチパス予測データベースが
構築されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測位システムの全体的な構成を表すブ
ロック図である。
【図2】本発明の測位システムにおけるナビゲーション
装置のGPSレシーバの構成を表すブロック図である。
【図3】本発明の測位システムにおけるサーバーコンピ
ュータに記録されるデータベースの構造を表す図であ
る。
【図4】本発明の測位システムにおけるナビゲーション
装置の位置推定アルゴリズムを説明する為の図である。
【図5】マルチパス現象を表す図である。
【符号の説明】
50 GPSレシーバ 63 NAVI_CPU 64 ネットワーク・インタフェース装置 60 ナビゲーション装置 70 サーバーコンピュータ 80 通信ネットワーク 90 GPS衛星 100 測位システム 120 マルチパス予測データベース

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークに接続された少なくと
    も1つのサーバーコンピュータと、前記通信ネットワー
    クを介して前記少なくとも1つのサーバーコンピュータ
    との間で通信を行う少なくとも1つのナビゲーション装
    置とから成るGPS測位システムであって、 前記少なくとも1つのサーバーコンピュータは、 所定の規則で区分された複数のエリアのそれぞれのエリ
    ア毎にマルチパス障害に関する情報が記録されたデータ
    ベースを有し、 前記少なくとも1つのナビゲーション装置は、 前記通信ネットワークに接続する為のネットワーク・イ
    ンタフェース装置と、 前記ネットワーク・インタフェース装置を介し所定の通
    信規約にしたがって前記少なくとも1つのサーバーコン
    ピュータとの間でデータの送受信を行う為のデータ転送
    制御手段と、 少なくとも車速センサとジャイロセンサとを含む、デッ
    ドレコニングの為の複数のセンサと、 前記複数のセンサから得られる信号に基づいて移動距離
    及び移動方向を積算し積算位置を出力する積算位置演算
    手段と、 GPS衛星からの電波を受信し少なくともGPS測位解
    を出力するGPSレシーバと、 前記データ転送制御手段及び前記ネットワーク・インタ
    フェース装置を介して前記少なくとも1つのサーバーコ
    ンピュータから前記データベースに含まれる情報を受信
    し該受信した情報に基づいて、前記GPS測位解がマル
    チパス障害による影響を含むか否かを判定する判定手段
    と、 前記判定手段の結果に基づいて前記GPS測位解に対し
    て設定する信頼度を変化させる信頼度設定手段と、 前記積算位置演算手段から出力される積算位置、前記G
    PSレシーバから出力されるGPS測位解、及び前記信
    頼度に基づいて推定位置を求める位置推定手段と、を備
    えること、 を特徴とするGPS測位システム。
  2. 【請求項2】 前記データベースにおける前記マルチパ
    ス障害に関する情報は、前記それぞれのエリアについて
    のマルチパス障害発生の可能性の有無であること、を特
    徴とする請求項1に記載のGPS測位システム。
  3. 【請求項3】 前記データベースにおける前記マルチパ
    ス障害に関する情報は、前記それぞれのエリアにおいて
    過去に受信されたマルチパスによる反射波の受信の頻度
    に関する情報であること、を特徴とする請求項1に記載
    のGPS測位システム。
  4. 【請求項4】 前記データベースは、さらに、前記過去
    に受信された反射波についての強度に関する情報を含む
    こと、を特徴とする請求項3に記載のGPS測位システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記信頼度設定手段が前記GPS測位解
    に対して設定する信頼度は、前記GPS測位解に対する
    誤差推定値であること、 を特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の
    GPS測位システム。
  6. 【請求項6】 前記GPSレシーバは、さらに、前記G
    PS測位解とともに該GPS測位解に対する誤差推定値
    を出力し、 前記信頼度設定手段は、前記判定手段の判定結果に応じ
    て前記GPSレシーバから取得した前記誤差推定値を変
    化させること、 を特徴とする請求項5に記載のGPS測位システム。
  7. 【請求項7】 前記信頼度設定手段は、前記誤差推定値
    を、前記判定手段によって前記GPS測位解がマルチパ
    ス障害による影響を含むと判定される場合には、前記判
    定手段によって前記GPS測位解がマルチパス障害によ
    る影響を含まないと判定される場合よりも大きな値に設
    定すること、を特徴とする請求項6に記載のGPS測位
    システム。
  8. 【請求項8】 前記位置推定手段は、前記積算位置が、
    前記GPS測位解を中心とする、前記信頼度設定手段に
    よって設定された前記誤差推定値の範囲内にある場合に
    は、前記推定位置を前記積算位置とし、前記積算位置
    が、前記GPS測位解を中心とする、前記信頼度設定手
    段によって設定された前記誤差推定値の範囲外にある場
    合には、前記推定位置を前記GPS測位解とすること、
    を特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の
    GPS測位システム。
  9. 【請求項9】 前記位置推定手段は、前記積算位置が、
    前記GPS測位解を中心とする、前記信頼度設定手段に
    よって設定された前記誤差推定値の範囲外にある場合
    に、前記積算位置演算手段における積算の基点を前記G
    PS測位解とする補正を行うこと、を特徴とする請求項
    8に記載のGPS測位システム。
  10. 【請求項10】 前記ナビゲーション装置は、地図デー
    タベースをさらに備え、 前記位置推定手段は、前記地図データベースを用い前記
    推定位置に対しマップマッチングを行い該マップマッチ
    ングの結果にしたがって前記推定位置を補正すること、 を特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の
    GPS測位システム。
  11. 【請求項11】 通信ネットワークに接続された少なく
    とも1つのサーバーコンピュータと、前記通信ネットワ
    ークを介して前記少なくとも1つのサーバーコンピュー
    タとの間で通信を行う少なくとも1つのナビゲーション
    装置とから成り、前記サーバーコンピュータ上にデータ
    ベースを構築する為のデータベース構築システムであっ
    て、 前記少なくとも1つのナビゲーション装置は、 前記通信ネットワークに接続する為のネットワーク・イ
    ンタフェース装置と、 前記ネットワーク・インタフェース装置を介し所定の通
    信規約にしたがって前記少なくとも1つのサーバーコン
    ピュータとの間でデータの送受信を行う為のデータ転送
    制御手段と、 GPS衛星からの電波を受信し復調する受信チャンネル
    を複数有し該複数の受信チャンネルを用いて同時に複数
    のGPS衛星からの電波を受信して測位演算を行うと共
    に、前記複数の受信チャンネルのうち前記測位演算のた
    めに用いられていない少なくとも1つの空き受信チャン
    ネルを用いて前記測位演算に用いられているGPS衛星
    の少なくともいずれか1つと同一のGPS衛星からの電
    波をサーチし、前記同一のGPS衛星からの電波であっ
    て前記測位演算に用いられているGPS衛星からの電波
    よりも信号強度が弱いこと、到来時間が遅いこと、の条
    件のうち少なくともいずれか一方の条件を満たす電波が
    前記少なくとも1つの空き受信チャンネルで受信された
    場合には、該少なくとも1つの空き受信チャンネルで受
    信された電波をマルチパスによる反射波であるとみな
    し、GPS測位解と共に、前記マルチパスによる反射波
    の受信の有無を表す反射波受信情報を出力するGPSレ
    シーバと、 少なくとも前記GPS測位解に基づいて推定位置を求め
    る位置推定手段と、 前記GPSレシーバからの前記反射波受信情報により反
    射波の受信されたことが分かると、前記推定位置を、前
    記データ転送制御手段及び前記ネットワーク・インタフ
    ェース装置を介して前記サーバーコンピュータに対し送
    信するマルチパス情報送信手段とを備え、 前記サーバーコンピュータは、 前記通信ネットワークを介して前記少なくとも1つのナ
    ビゲーション装置から前記推定位置を受信し、該推定位
    置を受信した回数を、所定の規則で区分された複数のエ
    リアのうち受信した前記推定位置が属するエリア毎に別
    々に合計し、前記区分された複数のエリアのうち前記合
    計された回数が所定の閾値を超えたエリアをマルチパス
    障害発生の可能性があると決定し、前記区分された複数
    のエリアの各エリアと、該各エリアについてのマルチパ
    ス障害発生の可能性の有無を対応付けたマルチパス予測
    データデースを記録するデータベース記録手段を備える
    こと、 を特徴とするデータベース構築システム。
  12. 【請求項12】 前記GPSレシーバは、前記少なくと
    も1つの空きチャンネルの少なくとも1つ以上で前記マ
    ルチパスによる反射波を受信した場合に前記反射波受信
    情報として、前記マルチパスによる反射波を受信した空
    き受信チャンネルの数を表す反射波数を出力し、 前記マルチパス情報送信手段は、前記推定位置と共に、
    さらに前記反射波数を表す情報を、前記データ転送制御
    手段及び前記ネットワーク・インタフェース装置を介し
    て前記サーバーコンピュータに対し送信し、 前記データベース記録手段は、前記少なくとも1つのナ
    ビゲーション装置から前記推定位置と共に前記反射波数
    を表す情報を受信した場合には、前記区分された複数の
    エリアのうち受信した前記推定位置が属するエリア毎に
    別々に前記反射波数を合計し、前記区分された複数のエ
    リアのうち前記合計された数が所定の閾値を超えたエリ
    アについてマルチパス障害発生の可能性が有ると決定
    し、前記区分された複数のエリアの各エリアと、該各エ
    リアについてのマルチパス障害発生の可能性の有無を対
    応付けたマルチパス予測データデースを記録すること、 を特徴とする請求項11に記載のデータベース構築シス
    テム。
  13. 【請求項13】 前記GPSレシーバは、前記少なくと
    も1つの空きチャンネルの少なくとも1つ以上で前記マ
    ルチパスによる反射波を受信した場合に前記反射波受信
    情報として、前記マルチパスによる反射波を受信した空
    きチャンネルの数としての反射波数と前記それぞれの反
    射波の強度とを出力し、 前記マルチパス情報送信手段は、前記推定位置と共に、
    さらに前記反射波数と前記それぞれの反射波の強度を表
    す情報を、前記データ転送制御手段及び前記ネットワー
    ク・インタフェース装置を介して前記サーバーコンピュ
    ータに対し送信し、 前記データベース記録手段は、前記少なくとも1つのナ
    ビゲーション装置から前記推定位置と共に前記反射波数
    と前記それぞれの反射波の強度を表す情報を受信した場
    合には、前記区分された複数のエリアのうち受信した前
    記推定位置が属するエリア毎に別々に前記反射波数を合
    計して第1の合計値とし、前記区分された複数のエリア
    のうち受信した前記推定位置が属するエリア毎に別々に
    前記それぞれの反射波の強度のうち該強度が所定の閾値
    を超えた反射波の数を合計して第2の合計値とし、前記
    第1の合計値及び前記第2の合計値の少なくともいずれ
    か一方の合計値の大きさに基づいて、前記区分された複
    数のエリアの各エリアについてマルチパス障害発生の可
    能性の有無を決定し、前記区分された複数のエリアの各
    エリアと、該各エリアについてのマルチパス障害発生の
    可能性の有無を対応付けたマルチパス予測データデース
    を記録すること、 を特徴とする請求項11に記載のデータベース構築シス
    テム。
  14. 【請求項14】 前記GPSレシーバは、前記GPS測
    位解と共に前記GPS測位解に対する誤差推定値を出力
    し、 前記少なくとも1つのナビゲーション装置は、さらに、 少なくとも車速センサとジャイロセンサとを含む、デッ
    ドレコニングの為の複数のセンサと、 前記複数のセンサから得られる信号に基づいて移動距離
    及び移動方向を積算し積算位置を出力する積算位置演算
    手段と、 前記データ転送制御手段及び前記ネットワーク・インタ
    フェース装置を介して前記少なくとも1つのサーバーコ
    ンピュータから前記マルチパス予測データベースに含ま
    れる情報を受信し該受信した情報に基づいて、前記GP
    Sレシーバからの前記GPS測位解がマルチパス障害に
    よる影響を含むか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段の結果に基づいて前記GPS測位解に対す
    る前記誤差推定値を補正すると共に、前記積算位置演算
    手段が出力した前記積算位置、前記GPSレシーバから
    出力された前記GPS測位解及び前記補正された誤差推
    定値に基づいて推定位置を求める位置推定手段とを備え
    ること、 を特徴とする請求項11から請求項13のいずれかに記
    載のデータベース構築システム。
  15. 【請求項15】 前記ナビゲーション装置は、地図デー
    タベースをさらに備え、 前記位置推定手段は、前記地図データベースを用い前記
    推定位置に対しマップマッチングを行い該マップマッチ
    ングの結果にしたがって前記推定位置を補正すること、 を特徴とする請求項14に記載のデータベース構築シス
    テム。
JP2001005294A 2001-01-12 2001-01-12 Gps測位システム Pending JP2002214321A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001005294A JP2002214321A (ja) 2001-01-12 2001-01-12 Gps測位システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001005294A JP2002214321A (ja) 2001-01-12 2001-01-12 Gps測位システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002214321A true JP2002214321A (ja) 2002-07-31

Family

ID=18873354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001005294A Pending JP2002214321A (ja) 2001-01-12 2001-01-12 Gps測位システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002214321A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004079298A1 (ja) * 2003-03-07 2004-09-16 Navitime Japan Co., Ltd. 歩行者ナビゲーション装置、歩行者ナビゲーション方法及びプログラム
JP2006090912A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Hitachi Ltd 測位装置,情報配信装置,測位方法及び情報配信方法
JP2006112878A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置
JP2006242911A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Denso Corp 位置検出装置
JP2006250917A (ja) * 2005-02-14 2006-09-21 Kazuo Iwane 高精度cv演算装置と、この高精度cv演算装置を備えたcv方式三次元地図生成装置及びcv方式航法装置
JP2006337262A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Mitsubishi Electric Corp 測位装置及び測位方法
EP1981124A1 (en) 2002-07-23 2008-10-15 Matsushita Electric Works, Ltd. Low profile connector
JP2010145178A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Toyota Motor Corp 移動体位置特定装置
JP2014052365A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 O2 Micro Inc ナビゲーション受信器を追跡するための装置及び方法
JP2015135247A (ja) * 2014-01-16 2015-07-27 株式会社デンソー 管制センタ及び自動走行システム
JP2017009429A (ja) * 2015-06-22 2017-01-12 本田技研工業株式会社 位置特定装置、ナビゲーション装置、位置特定方法、および位置特定プログラム
KR101766940B1 (ko) 2010-08-23 2017-08-09 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 조정 가능한 데이터 전송을 갖는 네비게이션 장치
EP3339902A1 (en) * 2016-12-23 2018-06-27 Centre National d'Etudes Spatiales Multipath management in global navigation satellite systems
KR20190036416A (ko) * 2017-09-27 2019-04-04 현대엠엔소프트 주식회사 멀티패스맵 제작 장치와 방법, 및 멀티패스맵을 이용한 측위 센서 제어 장치
WO2019138985A1 (ja) * 2018-01-12 2019-07-18 日本電気株式会社 通信システム
CN111982179A (zh) * 2019-05-23 2020-11-24 株式会社电装 异常检测设备、异常检测方法以及计算机可读介质
CN112649828A (zh) * 2020-11-30 2021-04-13 中国科学院国家天文台 倾斜高圆轨道通信卫星的定轨方法、系统及设备
JPWO2022029878A1 (ja) * 2020-08-04 2022-02-10

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1981124A1 (en) 2002-07-23 2008-10-15 Matsushita Electric Works, Ltd. Low profile connector
US7428461B2 (en) 2003-03-07 2008-09-23 Navitime Japan Co., Ltd. Walker navigation device, walker navigation method, and program
WO2004079298A1 (ja) * 2003-03-07 2004-09-16 Navitime Japan Co., Ltd. 歩行者ナビゲーション装置、歩行者ナビゲーション方法及びプログラム
JP2006090912A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Hitachi Ltd 測位装置,情報配信装置,測位方法及び情報配信方法
JP4499524B2 (ja) * 2004-10-14 2010-07-07 アルパイン株式会社 ナビゲーション装置
JP2006112878A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置
JP2006250917A (ja) * 2005-02-14 2006-09-21 Kazuo Iwane 高精度cv演算装置と、この高精度cv演算装置を備えたcv方式三次元地図生成装置及びcv方式航法装置
JP2006242911A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Denso Corp 位置検出装置
JP2006337262A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Mitsubishi Electric Corp 測位装置及び測位方法
JP2010145178A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Toyota Motor Corp 移動体位置特定装置
US10746554B2 (en) 2010-08-23 2020-08-18 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Adjustable data transmissions by navigation devices
KR101766940B1 (ko) 2010-08-23 2017-08-09 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 조정 가능한 데이터 전송을 갖는 네비게이션 장치
JP2014052365A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 O2 Micro Inc ナビゲーション受信器を追跡するための装置及び方法
JP2015135247A (ja) * 2014-01-16 2015-07-27 株式会社デンソー 管制センタ及び自動走行システム
JP2017009429A (ja) * 2015-06-22 2017-01-12 本田技研工業株式会社 位置特定装置、ナビゲーション装置、位置特定方法、および位置特定プログラム
EP3339902A1 (en) * 2016-12-23 2018-06-27 Centre National d'Etudes Spatiales Multipath management in global navigation satellite systems
CN110178049A (zh) * 2016-12-23 2019-08-27 法国国家太空研究中心 全球导航卫星系统中的多径管理
WO2018115465A1 (en) * 2016-12-23 2018-06-28 Centre National D'etudes Spatiales Multipath management in global navigation satellite systems
CN110178049B (zh) * 2016-12-23 2024-05-17 法国国家太空研究中心 全球导航卫星系统中的多径管理
US11150355B2 (en) 2016-12-23 2021-10-19 Centre National D'etudes Spatiales Multipath management in global navigation satellite systems
KR102360469B1 (ko) 2017-09-27 2022-02-08 현대오토에버 주식회사 멀티패스맵 제작 장치와 방법, 및 멀티패스맵을 이용한 측위 센서 제어 장치
KR20190036416A (ko) * 2017-09-27 2019-04-04 현대엠엔소프트 주식회사 멀티패스맵 제작 장치와 방법, 및 멀티패스맵을 이용한 측위 센서 제어 장치
WO2019138985A1 (ja) * 2018-01-12 2019-07-18 日本電気株式会社 通信システム
JPWO2019138985A1 (ja) * 2018-01-12 2020-12-17 日本電気株式会社 通信システム
CN111982179B (zh) * 2019-05-23 2024-05-10 株式会社电装 异常检测设备、异常检测方法以及计算机可读介质
CN111982179A (zh) * 2019-05-23 2020-11-24 株式会社电装 异常检测设备、异常检测方法以及计算机可读介质
JPWO2022029878A1 (ja) * 2020-08-04 2022-02-10
JP7407947B2 (ja) 2020-08-04 2024-01-04 三菱電機株式会社 車両制御装置
WO2022029878A1 (ja) * 2020-08-04 2022-02-10 三菱電機株式会社 車両制御装置
CN112649828B (zh) * 2020-11-30 2024-03-01 中国科学院国家天文台 倾斜高圆轨道通信卫星的定轨方法、系统及设备
CN112649828A (zh) * 2020-11-30 2021-04-13 中国科学院国家天文台 倾斜高圆轨道通信卫星的定轨方法、系统及设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4414136B2 (ja) ハイブリッド位置決定システムにおける誤差推定値を決定するための方法および装置
US7646338B2 (en) Method of optimization of processing of location data in the presence of a plurality of satellite positioning constellations
CA2426954C (en) System and method for fast acquisition reporting using communication satellite range measurement
JP2002214321A (ja) Gps測位システム
US6243648B1 (en) Fast acquisition position reporting system
EP2051556B1 (en) Procedure to increase position availability
US8630796B2 (en) System and method for fast acquisition position reporting
EP1145035B1 (en) Method and system for using altitude information in a satellite positioning system
US6466846B2 (en) Method, apparatus, system, and computer software program product for determining position integrity in a system having a global navigation satellite system (GNSS) component
CN101680939B (zh) 利用参考站进行定位的方法和装置
CN111527418B (zh) 定位装置
CA2426920A1 (en) System and method for rapid telepositioning
JP2005164395A (ja) 搬送波位相式gps測位装置及び方法
JP2001183439A (ja) 統計的フィルタの使用に基づいた汎用位置決めシステム
US7403155B2 (en) Method for the accelerated acquisition of satellite signals
JP2001108736A (ja) 知識ベース逐次信号サーチ方式による衛星による位置確認システム
EP1517155B1 (en) System and method for providing a telematics service having an AGPS function
JP2009025233A (ja) 搬送波位相式測位装置
JP2010223684A (ja) 移動体用測位装置
JP3851376B2 (ja) 測位システム衛星信号受信機
JP2004125667A (ja) 測位装置
JP2001311768A (ja) マルチパス判定機能付きgpsレシーバ
JP2001083227A (ja) Gps受信機
JP2002022818A (ja) Gps受信機及びナビゲーションシステム
JP2007535839A (ja) 無線周波信号のトラッキング方法