JP2002213026A - 支持枠体用の継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、製造費用が高くなく、支持枠体を
組立てることが困難及び問題とならない支持枠体用の継
手を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、基部ユニットと接続ユニット
を含み、基部ユニットは１つ乃至６つの接続ユニットに
対してそれぞれ対応する側板において接続ユニットと接
続され、接続ユニットは支持枠体が組立てられるよう対
応する横ばりと接続される支持枠体用の継手を提供する
ことを目的とする。各接続ユニットは両端に折畳まれた
弾性板を有し、それにより横ばりの端と結合される関連
の開先が形成される。基部ユニットは１つの側面が開い
ている立方体であり、完全な中空の立方体となるよう側
面は扉により塞がれる。所望の接続ユニットに結合され
た基部ユニットを使用することにより、支持枠体の任意
の位置において使用することができるよう様々な構造を
有する継手が供給される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、支持枠体用の継手
に係る。

【０００２】

【従来の技術】従来の支持枠体は、複数の継手と支持棒
により様々な構造に形成されうる枠体となるよう組立て
られる。継手は、図７に示すような支持枠体と同様の立
方枠体の異なる位置で１本乃至６本の棒と接続するよう
異なる形状に作られなければならないことが知られてい
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】支持枠体を組立てるた
めに多くの様々な継手が必要であるため、製造費用は高
くなり、組立てはより困難であると共に問題である。更
に、或る１つの継手が足りない場合、他の継手により足
りない継手を置き換えることができず、支持枠体を完成
することができなくなる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記の問題を考慮し、本
発明は、既知の欠点を解決するよう支持枠体の継手の改
善された構造を提供することを主たる目的とする。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明の特徴及び利点を、添付図
面を参照し詳細に説明する。

【０００６】図１乃至図５を参照するに、本発明の継手
（１０）は、基部ユニット（１２）と１つ以上の接続ユ
ニット（１１）を含む。図２及び図３に示されるよう
に、接続ユニット（１１）はＬ字型であり、その両端に
は内側に折畳まれた弾性板（１１２）が設けられ、それ
により関連する開先（１１３）が形成される。弾性板
（１１２）と接続ユニット（１１）の側面には、関連す
る開口（１１４）が設けられる。接続ユニット（１１）
の側板（１１１）には２つの孔（１１５）が設けられ
る。

【０００７】図４を参照するに、基部ユニット（１２）
は立方体であり、中空で１つの側面を有さない。他の５
つの側板（１２１）に５つの孔（１２２）がそれぞれ形
成される。側板（１２１）の開放された側の各端に開先
（１２３）が設けられる。図１を参照すると、継手（１
０）の組立ては、２つのネジ（３０）を、一方は接続ユ
ニットの側板（１１１）の孔（１１５）と基部ユニット
（１２）の側板（１２１）の中心孔（１２２）に、他方
を側板（１１１）の孔（１１５）と側板（１２１）の選
択された孔（１２２）に貫通させ、接続ユニット（１
１）の側板（１１１）を基部ユニット（１２）の１つの
側板（１２１）に接続することにより完成されることが
分かる。５つの孔（１３２）を有する扉（１３）は、他
の接続ユニット（１１）が関連する留めネジによって立
方ユニットに締め付けられた後に基部ユニット（１２）
の開いている側面を塞ぐよう設けられる。長ネジ（３
１）は、扉（１３）の中心孔と両側の接続ユニットの関
連する孔を貫通するよう設けられ、継手（１０）が完成
される。本発明の設計を使用することにより、基部ユニ
ット（１２）は、１つ乃至６つの接続ユニット（１１）
と接続され、接続ユニット（１１）は関連する横ばり
（２０）と接続され、支持枠体に組立てる際の所望の用
途のために様々な構造を供給する。各横ばり（２０）の
端には、接続ユニット（１１）の開先（１１３）内で結
合される孔（２０１）が設けられ、開口（１１４）及び
孔（２０１）を貫通する他のネジ（３０）により固定さ
れる。

【０００８】図６に、１５度、３０度等の特定の角度が
付けられた転向ユニット（１４）を示す。転向ユニット
（１４）は、基部ユニット（１２）の孔（１２２）に対
して対応する５つの孔（１４２）と側板（１４１）とが
設けられた２つの接続板を有する。接続ユニット（１
１）を、基部ユニット（１２）と同様の方法で転向ユニ
ット（１４）に接続することが可能である。各転向ユニ
ット（１４）は、ネジを締めることにより基部ユニット
（１２）に接続される。転向ユニット（１４）によって
与えられる傾斜方向により、支持枠体の異なる構造が供
給される。支持枠体は傾斜ラックを上部に有する立方構
造又は他の所望の構造となることが可能である。図７に
示されるように、枠体が立てられる場合、接続ユニット
が接続された円形板（１５）を供給することも可能であ
る。

【０００９】本発明は、１つ乃至６つの横ばりを接続さ
せ立方枠体及び／又は傾斜ラックを完成させるために、
様々な構造に形成するよう容易に製造される継手を使用
する。従って、本発明は、この分野において最良の実用
的な価値がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の継手及び接続される横ばりを示す斜視
図である。

【図２】本発明の継手の接続ユニットを示す斜視図であ
る。

【図３】他の方向からの図２の接続ユニットを示す斜視
図である。

【図４】本発明の継手の基部ユニットを示す斜視図であ
る。

【図５】扉により塞がれる図４に示す基部ユニットを示
す斜視図である。

【図６】特定の角度が付けられた本発明の継手の転向ユ
ニットを示す斜視図である。

【図７】本発明の支持枠体を示す斜視図である。

【符号の説明】

１０ 継手 １１ 接続ユニット １２ 基部ユニット １３ 扉 １４ 転向ユニット １１１、１２１、１３１、１４１ 側板 １１２ 弾性板 １１３ 開先 １１４ 開口 １１５、１２２、１３２、１４２ 孔 １２３ 開先

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 基部ユニットと接続ユニットとを含み、 上記基部ユニットは、上記接続ユニットに対してそれぞ
   れ対応する側板において１つ乃至６つの接続ユニットと
   接続され、 上記接続ユニットは、枠体を構成するよう対応する横ば
   りと接続される、支持枠体用の継手であって、 各接続ユニットには、上記接続ユニットの両端で折畳ま
   れた弾性板が設けられ、それにより上記横ばりの端と掛
   合される関連する開先が形成され、上記基部ユニットは
   １つの開いている側面を有する立方体であって、上記１
   つの開いている側面は完全な中空立方ユニットを形成す
   るよう扉により塞がれる支持枠体用の継手。
2. 【請求項２】 上記接続ユニットの側板には２つの開口
   が設けられ、上記基部ユニットの側板には５つの孔が設
   けられ、 上記接続ユニットを上記基部ユニットに接続するよう２
   つのネジが上記開口と上記孔のうちの関連する孔とに貫
   通される請求項１記載の支持枠体用の継手。
3. 【請求項３】 一方の上記端板が上記基部ユニットに接
   続され、他方の上記端板が上記接続ユニットに接続され
   るよう傾斜角度を形成する２つの端板を有する転向ユニ
   ットが設けられ、 上記横ばりを上記関連する接続ユニットに接続する場
   合、傾斜ラックが得られる請求項１記載の支持枠体用の
   継手。