JP2888952B2 - 接合部材及び該接合部材を用いた立体骨組 - Google Patents
接合部材及び該接合部材を用いた立体骨組Info
- Publication number
- JP2888952B2 JP2888952B2 JP2249907A JP24990790A JP2888952B2 JP 2888952 B2 JP2888952 B2 JP 2888952B2 JP 2249907 A JP2249907 A JP 2249907A JP 24990790 A JP24990790 A JP 24990790A JP 2888952 B2 JP2888952 B2 JP 2888952B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel
- block
- pivot piece
- joining member
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B1/00—Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
- E04B1/18—Structures comprising elongated load-supporting parts, e.g. columns, girders, skeletons
- E04B1/19—Three-dimensional framework structures
- E04B1/1903—Connecting nodes specially adapted therefor
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B1/00—Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
- E04B1/18—Structures comprising elongated load-supporting parts, e.g. columns, girders, skeletons
- E04B1/19—Three-dimensional framework structures
- E04B1/1903—Connecting nodes specially adapted therefor
- E04B1/1909—Connecting nodes specially adapted therefor with central cylindrical connecting element
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B1/00—Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
- E04B1/18—Structures comprising elongated load-supporting parts, e.g. columns, girders, skeletons
- E04B1/19—Three-dimensional framework structures
- E04B2001/1924—Struts specially adapted therefor
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B1/00—Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
- E04B1/18—Structures comprising elongated load-supporting parts, e.g. columns, girders, skeletons
- E04B1/19—Three-dimensional framework structures
- E04B2001/1924—Struts specially adapted therefor
- E04B2001/1936—Winged profiles, e.g. with a L-, T-, U- or X-shaped cross section
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B1/00—Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
- E04B1/18—Structures comprising elongated load-supporting parts, e.g. columns, girders, skeletons
- E04B1/19—Three-dimensional framework structures
- E04B2001/1957—Details of connections between nodes and struts
- E04B2001/1966—Formlocking connections other than screw connections
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B1/00—Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
- E04B1/18—Structures comprising elongated load-supporting parts, e.g. columns, girders, skeletons
- E04B1/19—Three-dimensional framework structures
- E04B2001/1981—Three-dimensional framework structures characterised by the grid type of the outer planes of the framework
- E04B2001/1984—Three-dimensional framework structures characterised by the grid type of the outer planes of the framework rectangular, e.g. square, grid
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (a).産業上の利用分野 本発明は、接合部材及び該接合部材を用いた立体骨組
に関する。
に関する。
(b).従来の技術 一般に、立体骨組は、複数個の弦材からなる層を少な
くとも2層組み合わせて構成されており、各層内におい
ては、弦材同士は筋を介して接合されている。各層は複
数個の斜材により連結され、各斜材は各層の節間で接合
されている。更に、これ等弦材及び斜材を接合するため
に、各節に接合部材が供給される。
くとも2層組み合わせて構成されており、各層内におい
ては、弦材同士は筋を介して接合されている。各層は複
数個の斜材により連結され、各斜材は各層の節間で接合
されている。更に、これ等弦材及び斜材を接合するため
に、各節に接合部材が供給される。
ところで、立体骨組には、主として2つのタイプがあ
る。第1のカイプは、頑丈で通常がっしりした立体骨組
であり、建築物の外部キャノピーや屋根を支持するもの
として利用される。このタイプの立体骨組では一般に、
複数本の管状の鋼材を溶接して剛構造を実現している。
立体骨組の第2のタイプは、一般に店舗等の公共施設の
天井から吊るされているが、スポットライトや他の定着
物を支えるのに使用される。このタイプの立体骨組では
一般に、複数本の管状のプラスチック部材が、これ等プ
ラスチック部材が配設される様々な方向に突出した指状
の嵌着係合部を有するブロックによって相互に接合され
ている。
る。第1のカイプは、頑丈で通常がっしりした立体骨組
であり、建築物の外部キャノピーや屋根を支持するもの
として利用される。このタイプの立体骨組では一般に、
複数本の管状の鋼材を溶接して剛構造を実現している。
立体骨組の第2のタイプは、一般に店舗等の公共施設の
天井から吊るされているが、スポットライトや他の定着
物を支えるのに使用される。このタイプの立体骨組では
一般に、複数本の管状のプラスチック部材が、これ等プ
ラスチック部材が配設される様々な方向に突出した指状
の嵌着係合部を有するブロックによって相互に接合され
ている。
従来、上述の第2のタイプの立体骨組においては、ブ
ロックの指状の嵌着係合部と管状のプラスチック部材と
の間には、両者を接合するために締まりばめや挾み込み
治具が設けられていた。
ロックの指状の嵌着係合部と管状のプラスチック部材と
の間には、両者を接合するために締まりばめや挾み込み
治具が設けられていた。
(c).発明が解決しようとする問題点 しかし、この締まりばめ又は挾み込み治具により接合
されたブロックとプラスチック部材との間には、若干の
遊び(ガタ)が存在し、この遊びは、プラスチック部材
の軸方向に沿って拡大される。その結果、立体骨組は剛
性が不足するので、撓みを防止するために立体骨組のス
パンが制限される不都合があった。
されたブロックとプラスチック部材との間には、若干の
遊び(ガタ)が存在し、この遊びは、プラスチック部材
の軸方向に沿って拡大される。その結果、立体骨組は剛
性が不足するので、撓みを防止するために立体骨組のス
パンが制限される不都合があった。
本発明は、上記事情に鑑み、剛性に優れた立体骨組を
実現し得る接合部材及び該接合部材を用いた立体骨組を
提供することを目的とする。
実現し得る接合部材及び該接合部材を用いた立体骨組を
提供することを目的とする。
(d).問題点を解決するための手段 即ち、本発明の内、接合部材の発明は、立体骨組
(1)に用いられる接合部材(9)において、ブロック
(10)を有し、該ブロック(10)に前記立体骨組(1)
を構成する各部材(3、6、8)に応答した形でチャン
ネル(12)を設け、前記各チャンネル(12)に前記部材
(3、6、8)の端部を保持する形状の壁(13、15)及
び前記部材(3、6、8)の端部を挿抜し得る少なくと
も1個の開口端を設け、前記各チャンネル(12)の開口
端を塞ぐキャップ手段(16、17)を着脱自在に設け、前
記キャップ手段(16、17)を前記ブロック(10)に固定
する固定手段(22)を設け、更に、前記各チャンネル
(12)用のくさび止め手段(18)をそれぞれ設け、使用
時には、前記部材(3、6、8)の端部が前記各チャン
ネル(12)に挿入され、前記キャップ手段(16、17)が
前記固定手段(22)により前記ブロック(10)に固定さ
れて前記チャンネル(12)の開口端を塞ぎ、前記くさび
止め手段(18)が前記キャップ手段(16、17)と共に前
記チャンネル(12)の壁(13、15)とそれに対応する部
材(3、6、8)の端部との間にくさび止め機能を発揮
することにより、これ等チャンネル(12)の壁(13、1
5)と部材(3、6、8)の端部との間の相対的な動き
を規制するようにして構成される。
(1)に用いられる接合部材(9)において、ブロック
(10)を有し、該ブロック(10)に前記立体骨組(1)
を構成する各部材(3、6、8)に応答した形でチャン
ネル(12)を設け、前記各チャンネル(12)に前記部材
(3、6、8)の端部を保持する形状の壁(13、15)及
び前記部材(3、6、8)の端部を挿抜し得る少なくと
も1個の開口端を設け、前記各チャンネル(12)の開口
端を塞ぐキャップ手段(16、17)を着脱自在に設け、前
記キャップ手段(16、17)を前記ブロック(10)に固定
する固定手段(22)を設け、更に、前記各チャンネル
(12)用のくさび止め手段(18)をそれぞれ設け、使用
時には、前記部材(3、6、8)の端部が前記各チャン
ネル(12)に挿入され、前記キャップ手段(16、17)が
前記固定手段(22)により前記ブロック(10)に固定さ
れて前記チャンネル(12)の開口端を塞ぎ、前記くさび
止め手段(18)が前記キャップ手段(16、17)と共に前
記チャンネル(12)の壁(13、15)とそれに対応する部
材(3、6、8)の端部との間にくさび止め機能を発揮
することにより、これ等チャンネル(12)の壁(13、1
5)と部材(3、6、8)の端部との間の相対的な動き
を規制するようにして構成される。
また、上記キャップ手段(16、17)に上記くさび止め
手段(18)を設けて構成することも出来る。
手段(18)を設けて構成することも出来る。
また、上記各チャンネル(12)の両端が開口してお
り、上記キャップ手段が2個の端部キャップ(16、17)
であってもよい。
り、上記キャップ手段が2個の端部キャップ(16、17)
であってもよい。
また、上記各チャンネル(12)の両端に上記くさび止
め手段(18)をそれぞれ設けて構成することも出来る。
め手段(18)をそれぞれ設けて構成することも出来る。
また、上記固定手段が2個の端部キャップ(16、17)
をブロック(10)の両端部に固定する固定手段(22)で
あってもよい。
をブロック(10)の両端部に固定する固定手段(22)で
あってもよい。
また、本発明の内、接合部材を用いた立体骨組の発明
は、上記立体骨組(1)における接合部材(9)を各々
の節(4、7)に設けて構成される。
は、上記立体骨組(1)における接合部材(9)を各々
の節(4、7)に設けて構成される。
また、前記チャンネル(12)の壁(13、15)により保
持される形状を有する連結部材(27、32及び37又は38)
を各部材(3、6、8)の両端部に装着して構成するこ
とも出来る。
持される形状を有する連結部材(27、32及び37又は38)
を各部材(3、6、8)の両端部に装着して構成するこ
とも出来る。
また、少なくとも1個の連結部材が、部材(3、6、
8)の端部に装着される第1ピボット片(27)と、チャ
ンネル(12)の壁(13、15)により保持される形状を有
する第2ピボット片(32)とからなり、これ等第1ピボ
ット片(27)及び第2ピボット片(32)を、前記部材
(3、6、8)が節(4、7)から斜方向に伸延し得る
形で相互に旋回自在に設けて構成することも出来る。
8)の端部に装着される第1ピボット片(27)と、チャ
ンネル(12)の壁(13、15)により保持される形状を有
する第2ピボット片(32)とからなり、これ等第1ピボ
ット片(27)及び第2ピボット片(32)を、前記部材
(3、6、8)が節(4、7)から斜方向に伸延し得る
形で相互に旋回自在に設けて構成することも出来る。
なお、括弧内の番号は、図面における対応する要素を
示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記
載に限定拘束されるものではない。以下の「(e).作
用」の欄についても同様である。
示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記
載に限定拘束されるものではない。以下の「(e).作
用」の欄についても同様である。
(e).作用 上記した構成により、本発明は、部材(3、6、8)
と接合部材(9)との間の遊びが排除されるように作用
する。
と接合部材(9)との間の遊びが排除されるように作用
する。
(f).実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明による接合部材を用いた立体骨組の一
実施例を示す平面図、 第2図は第1図に示す立体骨組の立面図、 第3図は本発明による接合部材の一実施例を示す分解
図、 第4図は第3図に示す接合部材と組み合わせて使用さ
れるロッドの斜視図、 第5図は第3図に示す接合部材と第4図に示すロッド
の端部とを相互に連結するのに使用される連結部材の一
例を示す分解図、 第6図は第5図に示す連結部材の第2ピボット片が第
3図に示す接合部材に組み付けられた際の立断面図、 第7図は第4図に示すロッドの端部と第3図に示す接
合部材とを相互に連結するのに使用される連結部材の別
の例を示す斜視図である。
実施例を示す平面図、 第2図は第1図に示す立体骨組の立面図、 第3図は本発明による接合部材の一実施例を示す分解
図、 第4図は第3図に示す接合部材と組み合わせて使用さ
れるロッドの斜視図、 第5図は第3図に示す接合部材と第4図に示すロッド
の端部とを相互に連結するのに使用される連結部材の一
例を示す分解図、 第6図は第5図に示す連結部材の第2ピボット片が第
3図に示す接合部材に組み付けられた際の立断面図、 第7図は第4図に示すロッドの端部と第3図に示す接
合部材とを相互に連結するのに使用される連結部材の別
の例を示す斜視図である。
立体骨組1は、第1図及び第2図に示すように、上層
2と下層5を有しており、上層2は複数個の上弦材3及
び節4から構成されている。一方、下層5は複数個の下
弦材6及び節7から構成されており、これ等上層2、下
層5間には複数個の斜材8が、上層2の節4と下層5の
節7を互いに連結する形で設けられている。なお、上弦
材3及び下弦材6は、第1図に示すように、それぞれ節
4及び節7を頂点とする四角形を形成しているが、下層
5の各節7は、上弦材3が形成する四角形の中心点の真
下に位置する形でオフセットされている。
2と下層5を有しており、上層2は複数個の上弦材3及
び節4から構成されている。一方、下層5は複数個の下
弦材6及び節7から構成されており、これ等上層2、下
層5間には複数個の斜材8が、上層2の節4と下層5の
節7を互いに連結する形で設けられている。なお、上弦
材3及び下弦材6は、第1図に示すように、それぞれ節
4及び節7を頂点とする四角形を形成しているが、下層
5の各節7は、上弦材3が形成する四角形の中心点の真
下に位置する形でオフセットされている。
上層2の各節4及び下層5の各節7には、本発明によ
る接合部材9が設けられており、各接合部材9は、全て
同一のタイプであり、4個の弦材(上弦材3又は下弦材
6)と4個の斜材8、即ち全部で8個の部材を同時に接
合することが出来る。
る接合部材9が設けられており、各接合部材9は、全て
同一のタイプであり、4個の弦材(上弦材3又は下弦材
6)と4個の斜材8、即ち全部で8個の部材を同時に接
合することが出来る。
即ち、接合部材9は、第3図に詳細に示すように、直
立したアルミニウム製のブロック10を有しており、ブロ
ック10は、八角形断面の筒状に形成されたチャンネル11
及び該チャンネル11の周囲に設けられた8個の略C字形
断面のチャンネル12から構成されている。各チャンネル
12は、その背壁13を中央のチャンネル11と共有する形で
設けられており、各チャンネル12の両側面は、中央のチ
ャンネル11の稜線から放射方向外側へ延伸するウェブ14
を形成している。各ウェブ14の先端には2個のフランジ
15、15が、それぞれ該ウェブ14に対して67.5°の角度で
両側へ延伸する形で設けられており、従って、各チャン
ネル12を構成する2個のフランジ15、15は互いに対向す
る形で同一平面内に存在している。このように、各チャ
ンネル12は、略C字形断面、即ち底辺の一部(中央部)
が欠落した台形状の断面を有している。
立したアルミニウム製のブロック10を有しており、ブロ
ック10は、八角形断面の筒状に形成されたチャンネル11
及び該チャンネル11の周囲に設けられた8個の略C字形
断面のチャンネル12から構成されている。各チャンネル
12は、その背壁13を中央のチャンネル11と共有する形で
設けられており、各チャンネル12の両側面は、中央のチ
ャンネル11の稜線から放射方向外側へ延伸するウェブ14
を形成している。各ウェブ14の先端には2個のフランジ
15、15が、それぞれ該ウェブ14に対して67.5°の角度で
両側へ延伸する形で設けられており、従って、各チャン
ネル12を構成する2個のフランジ15、15は互いに対向す
る形で同一平面内に存在している。このように、各チャ
ンネル12は、略C字形断面、即ち底辺の一部(中央部)
が欠落した台形状の断面を有している。
また、ブロック10の上下両側には、第3図に示すよう
に、接合部材9を構成する端部キャップ16及び17がそれ
ぞれ設けられている。各端部キャップ16、17は略八角形
の形状を有しており、各端部キャップ16、17にはそれぞ
れ、8個のくさび形の爪18が設けられている。各爪18は
前記ブロック10の各チャンネル12に嵌入係合するように
配置されており、各爪18は、各チャンネル12を構成する
一対のフランジ15、15の内側に当接係合する背面19を有
していると共に、傾斜面20を有している。更に、各端部
キャップ16、17の中央部には、前記ブロック10のチャン
ネル11に嵌入係合し得る略八角柱状の突起部21が、各爪
18の各チャンネル12への嵌入係合動作を確実なものとす
るように形成されている。
に、接合部材9を構成する端部キャップ16及び17がそれ
ぞれ設けられている。各端部キャップ16、17は略八角形
の形状を有しており、各端部キャップ16、17にはそれぞ
れ、8個のくさび形の爪18が設けられている。各爪18は
前記ブロック10の各チャンネル12に嵌入係合するように
配置されており、各爪18は、各チャンネル12を構成する
一対のフランジ15、15の内側に当接係合する背面19を有
していると共に、傾斜面20を有している。更に、各端部
キャップ16、17の中央部には、前記ブロック10のチャン
ネル11に嵌入係合し得る略八角柱状の突起部21が、各爪
18の各チャンネル12への嵌入係合動作を確実なものとす
るように形成されている。
なお、端部キャップ16、17はボルト22によりブロック
10に固着される。即ち、ボルト22は、第3図に示すよう
に、上側の端部キャップ16の中央部の突起部21に上下方
向に貫通穿設された穴23に上方から挿入され、チャンネ
ル11内を下方に通過した後、下側の端部キャップ17の中
央部の突起部21に上下方向に穿設形成されたネジ穴24に
螺合することにより、端部キャップ16、17をブロック10
に対して固着することが出来る。
10に固着される。即ち、ボルト22は、第3図に示すよう
に、上側の端部キャップ16の中央部の突起部21に上下方
向に貫通穿設された穴23に上方から挿入され、チャンネ
ル11内を下方に通過した後、下側の端部キャップ17の中
央部の突起部21に上下方向に穿設形成されたネジ穴24に
螺合することにより、端部キャップ16、17をブロック10
に対して固着することが出来る。
また、上弦材3、下弦材6及び斜材8はそれぞれ、第
4図に示すように、略H字形の断面を有するアルミニウ
ム製のロッド25を有しており、ロッド25の断面‘H'の
‘−’部分の下側には、該ロッド25を後述する連結部材
に固着するためのネジ溝26が形成されている。
4図に示すように、略H字形の断面を有するアルミニウ
ム製のロッド25を有しており、ロッド25の断面‘H'の
‘−’部分の下側には、該ロッド25を後述する連結部材
に固着するためのネジ溝26が形成されている。
以下、第1の実施例として、ロッド25と接合部材9を
相互に連結する連結部材がピボット(第1ピボット片2
7、第2ピボット片32及び連結ピン37)である場合につ
いて説明する。即ち、第1ピボット片27は、第5図に示
すように、端面28及び半円形に形成された2個のフラン
ジ29、29を有しており、これ等フランジ29、29を同じ高
さで水平に貫通する形で穴30が穿設形成されている。ロ
ッド25の端部は第1ピボット片27の端面2に当接し、該
端面28に形成されたネジ穴31を介してボルトをロッド25
のネジ溝26に螺合させることにより、ロッド25を第1ピ
ボット片27に対して確実に固定することが出来る。
相互に連結する連結部材がピボット(第1ピボット片2
7、第2ピボット片32及び連結ピン37)である場合につ
いて説明する。即ち、第1ピボット片27は、第5図に示
すように、端面28及び半円形に形成された2個のフラン
ジ29、29を有しており、これ等フランジ29、29を同じ高
さで水平に貫通する形で穴30が穿設形成されている。ロ
ッド25の端部は第1ピボット片27の端面2に当接し、該
端面28に形成されたネジ穴31を介してボルトをロッド25
のネジ溝26に螺合させることにより、ロッド25を第1ピ
ボット片27に対して確実に固定することが出来る。
一方、第2ピボット片32は、前記接合部材9のチャン
ネル12の断面に整合する断面を有する基部33を有してお
り、基部33の上部及び下部にはそれぞれ斜面34が形成さ
れている。また、第2ピボット片32は、水平穴36の貫通
穿設された半円形のフランジ35を有している。
ネル12の断面に整合する断面を有する基部33を有してお
り、基部33の上部及び下部にはそれぞれ斜面34が形成さ
れている。また、第2ピボット片32は、水平穴36の貫通
穿設された半円形のフランジ35を有している。
実際の使用に際しては、第2ピボット片32のフランジ
35は、第1ピボット片27の2個のフランジ29、29間に、
穴36が穴30、30に管心を一致させた形で挾み込まれ、そ
の状態でこれ等穴30、30、36内に連結ピン37が挿入され
て、第1ピボット片27と第2ピボット片32とが一体に連
結される。すると、第1ピボット片27及び第2ピボット
片32は、連結ピン37の水平な軸心を中心として互いに相
対的に回転自在な状態となる。
35は、第1ピボット片27の2個のフランジ29、29間に、
穴36が穴30、30に管心を一致させた形で挾み込まれ、そ
の状態でこれ等穴30、30、36内に連結ピン37が挿入され
て、第1ピボット片27と第2ピボット片32とが一体に連
結される。すると、第1ピボット片27及び第2ピボット
片32は、連結ピン37の水平な軸心を中心として互いに相
対的に回転自在な状態となる。
また、実際の使用に際しては、上弦材3、下弦材6及
び斜材8を用いて立体骨組1を構築する前に、これ等上
弦材3、下弦材6及び斜材8の両端部に第1ピボット片
27をボルト締めにより固着し、更に、該第1ピボット片
27に連結ピン37を介して第2ピボット片32を設けてお
く。この前組み立て作業は、上弦材3、下弦材6及び斜
材8を現場に搬送する前に組み立て工場で実施すること
が可能である。この場合には、現場において、接合部材
9のブロック10の周囲に8個の部材、即ち4個の上弦材
3(又は下弦材6)及び4個の斜材8を所定の向きに配
置し、これ等8個の部材の一端に設けられた第2ピボッ
ト片32をブロック10の各チャンネル12内にそれぞれ嵌入
係合させ、端部キャップ16、17を適宜装着する。
び斜材8を用いて立体骨組1を構築する前に、これ等上
弦材3、下弦材6及び斜材8の両端部に第1ピボット片
27をボルト締めにより固着し、更に、該第1ピボット片
27に連結ピン37を介して第2ピボット片32を設けてお
く。この前組み立て作業は、上弦材3、下弦材6及び斜
材8を現場に搬送する前に組み立て工場で実施すること
が可能である。この場合には、現場において、接合部材
9のブロック10の周囲に8個の部材、即ち4個の上弦材
3(又は下弦材6)及び4個の斜材8を所定の向きに配
置し、これ等8個の部材の一端に設けられた第2ピボッ
ト片32をブロック10の各チャンネル12内にそれぞれ嵌入
係合させ、端部キャップ16、17を適宜装着する。
ボルト22がネジ穴24に螺合して、端部キャップ16、17
がブロック10に対して上下方向に締め付けられると、端
部キャップ16及び17の各爪18は、ブロック10の各チャン
ネル12内に強制的に挿入され、その結果、第6図に示す
ように、各爪18の傾斜面20は第2ピボット片32の斜面34
をくさび止めし、第2ピボット片32をチャンネル12の背
壁13に強固に押し付ける。これにより、第2ピボット片
32とブロック10との間には、いかなる遊び(ガタ)も発
生しない状態となる。
がブロック10に対して上下方向に締め付けられると、端
部キャップ16及び17の各爪18は、ブロック10の各チャン
ネル12内に強制的に挿入され、その結果、第6図に示す
ように、各爪18の傾斜面20は第2ピボット片32の斜面34
をくさび止めし、第2ピボット片32をチャンネル12の背
壁13に強固に押し付ける。これにより、第2ピボット片
32とブロック10との間には、いかなる遊び(ガタ)も発
生しない状態となる。
次いで、前記8個の部材の他端に設けられた第2ピボ
ット片32を他のブロック10に連結する。この際、8個の
部材(上弦材3、下弦材6及び斜材8)はブロック10に
対して連結ピン37を中心として旋回自在であるので、立
体骨組1を所望の形状に構築することが出来る。第1ピ
ボット片27は第2ピボット片32に対して旋回自在に装着
されているので、湾曲した、或いは傾斜した構造の平面
リンク配列を実現することも可能であり(勿論、この配
列に限定される訳ではない。)、立体骨組1の形状は、
部材の相対的な長さによって決定される。
ット片32を他のブロック10に連結する。この際、8個の
部材(上弦材3、下弦材6及び斜材8)はブロック10に
対して連結ピン37を中心として旋回自在であるので、立
体骨組1を所望の形状に構築することが出来る。第1ピ
ボット片27は第2ピボット片32に対して旋回自在に装着
されているので、湾曲した、或いは傾斜した構造の平面
リンク配列を実現することも可能であり(勿論、この配
列に限定される訳ではない。)、立体骨組1の形状は、
部材の相対的な長さによって決定される。
また、第1ピボット片27をロッド25に固定するボルト
が確実に締め付けられている限り、これ等第1ピボット
片27、ロッド25間の遊びはなくなり、第1ピボット片27
と第2ピボット片32を連結する連結ピン37が適宜なサイ
ズである限り、これ等第1ピボット片27、第2ピボット
片32間の遊びはなくなり、更に、端部キャップ16及び17
の爪18が第2ピボット片32とブロック10との間の遊びを
排除することから、節4、7とその周囲の部材(上弦材
3、下弦材6及び斜材8)との間の遊びは全て排除され
る。
が確実に締め付けられている限り、これ等第1ピボット
片27、ロッド25間の遊びはなくなり、第1ピボット片27
と第2ピボット片32を連結する連結ピン37が適宜なサイ
ズである限り、これ等第1ピボット片27、第2ピボット
片32間の遊びはなくなり、更に、端部キャップ16及び17
の爪18が第2ピボット片32とブロック10との間の遊びを
排除することから、節4、7とその周囲の部材(上弦材
3、下弦材6及び斜材8)との間の遊びは全て排除され
る。
なお、上述の第1の実施例においては、ロッド25と接
合部材9を相互に連結する連結部材が、第1ピボット片
27、第2ピボット片32及び連結ピン37の3部品からなる
ピボットである場合について説明したが、連結部材とし
ては必ずしもこの種のピボットを用いる必要はなく、例
えば、第7図に示すような単一のブロック38を連結部材
として用いることも可能である。以下、第2の実施例と
して、ロッド25と接合部材9を相互に連結する連結部材
が単一のブロック38である場合について説明する。
合部材9を相互に連結する連結部材が、第1ピボット片
27、第2ピボット片32及び連結ピン37の3部品からなる
ピボットである場合について説明したが、連結部材とし
ては必ずしもこの種のピボットを用いる必要はなく、例
えば、第7図に示すような単一のブロック38を連結部材
として用いることも可能である。以下、第2の実施例と
して、ロッド25と接合部材9を相互に連結する連結部材
が単一のブロック38である場合について説明する。
即ち、このブロック38は、第7図に示すように、第1
の実施例における第2ピボット片32の基部33及び斜面34
と同様に、接合部材9のチャンネル12の断面に整合する
断面を有する基部39並びに該基部39の上部及び下部にそ
れぞれ形成された斜面40から構成されている。しかし、
ブロック38は、第2ピボット片32に設けられた半円形の
フランジ35と異なり、短いフランジ41を有しており、該
フランジ41には、ロッド25の端部に挿入され得る切欠き
部42が形成されている。つまり、フランジ41の切欠き部
42は、ロッド25の断面‘H'の‘−’部分とネジ溝26をそ
の内部に収納することが出来る。また、ブロック38には
穴43が貫通穿設されており、該穴43を介してボルトをロ
ッド25のネジ溝26に螺合させて、ブロック38をロッド25
に固定することが出来る。このブロック38は、特に平坦
な立体骨組1において、水平な弦材と共に使用され、そ
の場合には、第1ピボット片27、第2ピボット片32及び
連結ピン37の3部品を用いる必要はない。従って、3部
品(第1ピボット片27、第2ピボット片32及び連結ピン
37)が1部品(ブロック38)で済むので、立体骨組1の
コストを低減することが出来ると共に、組み立て時間を
削減することが出来る。更に、ブロック38を使用した場
合には、水平な立体骨組1の剛性を確実に向上させるこ
とが可能となる。
の実施例における第2ピボット片32の基部33及び斜面34
と同様に、接合部材9のチャンネル12の断面に整合する
断面を有する基部39並びに該基部39の上部及び下部にそ
れぞれ形成された斜面40から構成されている。しかし、
ブロック38は、第2ピボット片32に設けられた半円形の
フランジ35と異なり、短いフランジ41を有しており、該
フランジ41には、ロッド25の端部に挿入され得る切欠き
部42が形成されている。つまり、フランジ41の切欠き部
42は、ロッド25の断面‘H'の‘−’部分とネジ溝26をそ
の内部に収納することが出来る。また、ブロック38には
穴43が貫通穿設されており、該穴43を介してボルトをロ
ッド25のネジ溝26に螺合させて、ブロック38をロッド25
に固定することが出来る。このブロック38は、特に平坦
な立体骨組1において、水平な弦材と共に使用され、そ
の場合には、第1ピボット片27、第2ピボット片32及び
連結ピン37の3部品を用いる必要はない。従って、3部
品(第1ピボット片27、第2ピボット片32及び連結ピン
37)が1部品(ブロック38)で済むので、立体骨組1の
コストを低減することが出来ると共に、組み立て時間を
削減することが出来る。更に、ブロック38を使用した場
合には、水平な立体骨組1の剛性を確実に向上させるこ
とが可能となる。
なお、上述の第1及び第2の実施例は、言及するまで
もなく、本発明が具現化された2つの例に過ぎず、本発
明を他の様々な態様で具現化することも当然可能であ
る。例えば、弦材(上弦材3又は下弦材6)は必ずしも
四角形を形成する形で配置される必要はなく、三角形そ
の他の形状で配置することも出来る。その場合には、こ
れ等弦材を接合する接合部材9は、立体骨組1の幾何学
的構造に応じてチャンネル12の個数を適宜増減すればよ
い。
もなく、本発明が具現化された2つの例に過ぎず、本発
明を他の様々な態様で具現化することも当然可能であ
る。例えば、弦材(上弦材3又は下弦材6)は必ずしも
四角形を形成する形で配置される必要はなく、三角形そ
の他の形状で配置することも出来る。その場合には、こ
れ等弦材を接合する接合部材9は、立体骨組1の幾何学
的構造に応じてチャンネル12の個数を適宜増減すればよ
い。
また、接合部材9は、端部キャップを2個(端部キャ
ップ16,17)を有する必要はなく、1個の端部キャップ
でも十分であることは言うまでもない。また、必ずしも
接合部材9の上下両側にくさび止め機構を設ける必要は
なく、この方が望ましいということである。接合部材9
の端部キャップ16、17に設けられた爪18は、チャンネル
12の前壁と連結部材との間でくさび止め機能を発揮する
必要はなく、チャンネル12の背壁13又は側壁と連結部材
との間でくさび止め機能を発揮するようにしても構わな
い。
ップ16,17)を有する必要はなく、1個の端部キャップ
でも十分であることは言うまでもない。また、必ずしも
接合部材9の上下両側にくさび止め機構を設ける必要は
なく、この方が望ましいということである。接合部材9
の端部キャップ16、17に設けられた爪18は、チャンネル
12の前壁と連結部材との間でくさび止め機能を発揮する
必要はなく、チャンネル12の背壁13又は側壁と連結部材
との間でくさび止め機能を発揮するようにしても構わな
い。
(g).発明の効果 以上説明したように、本発明の内、接合部材の発明に
よれば、立体骨組1に用いられる接合部材9において、
ブロック10を有し、該ブロック10に前記立体骨組1を構
成する上弦材3、下弦材6、斜材8等の各部材に対応し
た形でチャンネル12を設け、前記各チャンネル12に前記
部材の端部を保持する形状の背壁13、チャンネル12の側
面、フランジ15等の壁及び前記部材の端部を挿抜し得る
少なくとも1個の開口端を設け、前記各チャンネル12の
開口端を塞ぐ端部キャップ手段16、17等のキャップ手段
を着脱自在に設け、前記キャップ手段を前記ブロック10
に固定するボルト22等の固定手段を設け、更に、爪18等
の前記各チャンネル12用のくさび止め手段をそれぞれ設
け、使用時には、前記部材の端部が前記各チャンネル12
に挿入され、前記キャップ手段が前記固定手段により前
記ブロック10に固定されて前記チャンネル12の開口端を
塞ぎ、前記くさび止め手段が前記キャップ手段と共に前
記チャンネル12の壁とそれに対応する部材の端部との間
にくさび止め機能を発揮することにより、これ等チャン
ネル12の壁と部材の端部との間の相対的な動きを規制す
るようにして構成したので、部材と接合部材9との間の
遊びが排除されることから、剛性に優れた立体骨組1を
実現する接合部材9を提供することが可能となる。
よれば、立体骨組1に用いられる接合部材9において、
ブロック10を有し、該ブロック10に前記立体骨組1を構
成する上弦材3、下弦材6、斜材8等の各部材に対応し
た形でチャンネル12を設け、前記各チャンネル12に前記
部材の端部を保持する形状の背壁13、チャンネル12の側
面、フランジ15等の壁及び前記部材の端部を挿抜し得る
少なくとも1個の開口端を設け、前記各チャンネル12の
開口端を塞ぐ端部キャップ手段16、17等のキャップ手段
を着脱自在に設け、前記キャップ手段を前記ブロック10
に固定するボルト22等の固定手段を設け、更に、爪18等
の前記各チャンネル12用のくさび止め手段をそれぞれ設
け、使用時には、前記部材の端部が前記各チャンネル12
に挿入され、前記キャップ手段が前記固定手段により前
記ブロック10に固定されて前記チャンネル12の開口端を
塞ぎ、前記くさび止め手段が前記キャップ手段と共に前
記チャンネル12の壁とそれに対応する部材の端部との間
にくさび止め機能を発揮することにより、これ等チャン
ネル12の壁と部材の端部との間の相対的な動きを規制す
るようにして構成したので、部材と接合部材9との間の
遊びが排除されることから、剛性に優れた立体骨組1を
実現する接合部材9を提供することが可能となる。
また、上記キャップ手段に上記くさび止め手段を設け
て構成すると、チャンネル12の開口端を塞ぐ際に、同時
にチャンネル12の壁と部材の端部との間の相対的な動き
をくさび止め手段により規制することが出来、便利であ
る。
て構成すると、チャンネル12の開口端を塞ぐ際に、同時
にチャンネル12の壁と部材の端部との間の相対的な動き
をくさび止め手段により規制することが出来、便利であ
る。
また、上記各チャンネル12の両端が開口しており、上
記キャップ手段が2個の端部キャップ16、17である場合
には、部材をチャンネル12のどちら側からでも装着出
来、便利である。
記キャップ手段が2個の端部キャップ16、17である場合
には、部材をチャンネル12のどちら側からでも装着出
来、便利である。
また、上記各チャンネル12の両端に上記くさび止め手
段18をそれぞれ設けて構成すると、チャンネル12の壁と
部材の端部との間の相対的な動きの規制動作を確実なも
のとすることが出来る。
段18をそれぞれ設けて構成すると、チャンネル12の壁と
部材の端部との間の相対的な動きの規制動作を確実なも
のとすることが出来る。
また、上記固定手段が2個の端部キャップ16、17をブ
ロック10の両端部に固定する固定手段である場合には、
2個の端部キャップ16、17を同時にブロック10に固定す
ることが出来、キャップ手段の増加に伴なう立方骨組1
の組み立て時間の延長を防止することが出来る。
ロック10の両端部に固定する固定手段である場合には、
2個の端部キャップ16、17を同時にブロック10に固定す
ることが出来、キャップ手段の増加に伴なう立方骨組1
の組み立て時間の延長を防止することが出来る。
また、本発明の内、接合部材を用いた立体骨組の発明
によれば、上記立体骨組1における接合部材9を各々の
節4、7に設けて構成したので、部材と接合部材9との
間の遊びが排除されることから、全体として剛性に優れ
た立体骨組1を提供することが可能となる。
によれば、上記立体骨組1における接合部材9を各々の
節4、7に設けて構成したので、部材と接合部材9との
間の遊びが排除されることから、全体として剛性に優れ
た立体骨組1を提供することが可能となる。
また、前記チャンネル12の壁により保持される形状を
有する第1ピボット片27、第2ピボット片32及び連結ピ
ン37又はブロック38等の連結部材を各部材の両端部に装
着して構成すると、部材のチャンネル12に対する装着が
容易となり、立体骨組1の組み立て時間を削減すること
が出来る。
有する第1ピボット片27、第2ピボット片32及び連結ピ
ン37又はブロック38等の連結部材を各部材の両端部に装
着して構成すると、部材のチャンネル12に対する装着が
容易となり、立体骨組1の組み立て時間を削減すること
が出来る。
また、少なくとも1個の連結部材が、部材の端部に装
着される第1ピボット片27と、チャンネル12の壁により
保持される形状を有する第2ピボット片32とからなり、
これ等第1ピボット片27及び第2ピボット片32を、前記
部材が節4、7から斜方向に伸延し得る形で相互に旋回
自在に設けて構成すると、立体骨組1を所望の形状に構
築することが可能となる。
着される第1ピボット片27と、チャンネル12の壁により
保持される形状を有する第2ピボット片32とからなり、
これ等第1ピボット片27及び第2ピボット片32を、前記
部材が節4、7から斜方向に伸延し得る形で相互に旋回
自在に設けて構成すると、立体骨組1を所望の形状に構
築することが可能となる。
第1図は本発明による接合部材を用いた立体骨組の一実
施例を示す平面図、 第2図は第1図に示す立体骨組の立面図、 第3図は本発明による接合部材の一実施例を示す分解
図、 第4図は第3図に示す接合部材と組み合わせて使用され
るロッドの斜視図、 第5図は第3図に示す接合部材と第4図に示すロッドの
端部とを相互に連結するのに使用される連結部材の一例
を示す分解図、 第6図は第5図に示す連結部材の第2ピボット片が第3
図に示す接合部材に組み付けられた際の立断面図、 第7図は第4図に示すロッドの端部と第3図に示す接合
部材とを相互に連結するのに使用される連結部材の別の
例を示す斜視図である。 1……立体骨組 3……部材(上弦材) 4……節 6……部材(下弦材) 7……節 8……部材(斜材) 9……接合部材 10……ブロック 12……チャンネル 13……壁(背壁) 15……壁(フランジ) 16、17……キャップ手段(端部キャップ) 18……くさび止め手段(爪) 22……固定手段(ボルト) 27……連結部材(第1ピボット片) 32……連結部材(第2ピボット片) 37……連結部材(連結ピン) 38……連結部材(ブロック)
施例を示す平面図、 第2図は第1図に示す立体骨組の立面図、 第3図は本発明による接合部材の一実施例を示す分解
図、 第4図は第3図に示す接合部材と組み合わせて使用され
るロッドの斜視図、 第5図は第3図に示す接合部材と第4図に示すロッドの
端部とを相互に連結するのに使用される連結部材の一例
を示す分解図、 第6図は第5図に示す連結部材の第2ピボット片が第3
図に示す接合部材に組み付けられた際の立断面図、 第7図は第4図に示すロッドの端部と第3図に示す接合
部材とを相互に連結するのに使用される連結部材の別の
例を示す斜視図である。 1……立体骨組 3……部材(上弦材) 4……節 6……部材(下弦材) 7……節 8……部材(斜材) 9……接合部材 10……ブロック 12……チャンネル 13……壁(背壁) 15……壁(フランジ) 16、17……キャップ手段(端部キャップ) 18……くさび止め手段(爪) 22……固定手段(ボルト) 27……連結部材(第1ピボット片) 32……連結部材(第2ピボット片) 37……連結部材(連結ピン) 38……連結部材(ブロック)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 1/19 E04B 1/58
Claims (8)
- 【請求項1】立体骨組に用いられる接合部材において、 ブロックを有し、 該ブロックに前記立体骨組を構成する各部材に対応した
形でチャンネルを設け、 前記各チャンネルに前記部材の端部を保持する形状の壁
及び前記部材の端部を挿抜し得る少なくとも1個の開口
端を設け、 前記各チャンネルの開口端を塞ぐキャップ手段を着脱自
在に設け、 前記キャップ手段を前記ブロックに固定する固定手段を
設け、 更に、前記各チャンネル用のくさび止め手段をそれぞれ
設け、 使用時には、前記部材の端部が前記各チャンネルに挿入
され、 前記キャップ手段が前記固定手段により前記ブロックに
固定されて前記チャンネルの開口端を塞ぎ、前記くさび
止め手段が前記キャップ手段と共に前記チャンネルの壁
とそれに対応する部材の端部との間にくさび止め機能を
発揮することにより、これ等チャンネルの壁と部材の端
部との間の相対的な動きを規制するようにして構成した
接合部材。 - 【請求項2】キャップ手段にくさび止め手段を設けて構
成した特許請求の範囲第1項記載の接合部材。 - 【請求項3】各チャンネルの両端が開口しており、キャ
ップ手段が2個の端部キャップである特許請求の範囲第
1項又は第2項記載の接合部材。 - 【請求項4】各チャンネルの両端にくさび止め手段をそ
れぞれ設けて構成した特許請求の範囲第3項記載の接合
部材。 - 【請求項5】固定手段が2個の端部キャップをブロック
の両端部に固定する固定手段である特許請求の範囲第3
項記載の接合部材。 - 【請求項6】特許請求の範囲第1項又は第2項又は第3
項又は第4項又は第5項記載の接合部材を各々の節に設
けて構成した立体骨組。 - 【請求項7】前記チャンネルの壁により保持される形状
を有する連結部材を各部材の両端部に装着して構成した
特許請求の範囲第6項記載の立体骨組。 - 【請求項8】少なくとも1個の連結部材が、 部材の端部に装着される第1ピボット片と、 チャンネルの壁により保持される形状を有する第2ピボ
ット片とからなり、 これ等第1ピボット片及び第2ピボット片を、前記部材
が節から斜方向に伸延し得る形で相互に旋回自在に設け
て構成した特許請求の範囲第7項記載の立体骨組。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AU6513 | 1989-09-20 | ||
AUPJ651389 | 1989-09-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03169938A JPH03169938A (ja) | 1991-07-23 |
JP2888952B2 true JP2888952B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=3774214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2249907A Expired - Lifetime JP2888952B2 (ja) | 1989-09-20 | 1990-09-19 | 接合部材及び該接合部材を用いた立体骨組 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2888952B2 (ja) |
AU (1) | AU632165B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2734339B1 (fr) * | 1995-05-19 | 1997-08-08 | Alugrip | Structure en reseau de mailles |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4473986A (en) * | 1983-01-17 | 1984-10-02 | Zeigler Theodore Richard | Collapsible/expandable structural module with split hub locking |
EP0126657A3 (fr) * | 1983-03-25 | 1984-12-27 | Philippe Andre Pierre Meyer | Système d'assemblages rapides et réversibles de composants préfabriqués de constructions variées |
DE8816884U1 (de) * | 1988-01-12 | 1991-02-07 | Octanorm-Vertriebs-GmbH für Bauelemente, 7024 Filderstadt | Tragstange mit einem Verbindungsknoten |
-
1990
- 1990-09-17 AU AU62609/90A patent/AU632165B2/en not_active Ceased
- 1990-09-19 JP JP2249907A patent/JP2888952B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU632165B2 (en) | 1992-12-17 |
AU6260990A (en) | 1991-03-28 |
JPH03169938A (ja) | 1991-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5592789A (en) | Modular supporting structure | |
US5673531A (en) | Removable and versatile modular metal structure | |
JP2888952B2 (ja) | 接合部材及び該接合部材を用いた立体骨組 | |
US4534672A (en) | Hub for geodesic dome construction | |
BR112016002748B1 (pt) | Montagens de integração de estrutura de acesso, estrutura base, sistema de plataforma de trabalho suspensa, sistema integrado, sistema de plataforma de trabalho integrado para suspensão a partir de uma estrutura de sobrecarga, e método de instalação de um sistema de plataforma de trabalho apoiada em relação a um sistema de plataforma de trabalho suspensa | |
JP2023033796A (ja) | 木造軸組建築物 | |
JPH09235915A (ja) | 簡易構造物用締結型接続子 | |
JPH07139062A (ja) | 枠構造体壁面の組立方法 | |
JP2007146404A (ja) | コンテナハウスの連結機構 | |
JPH09302962A (ja) | ブースの組立構造 | |
JP2974080B2 (ja) | 大型テント骨組の組立方法 | |
JP3761808B2 (ja) | 折畳式及び組立式立体構築物 | |
JP2513099Y2 (ja) | 構築用支持部材の連結装置 | |
JP2018066259A (ja) | アクセス構造物一体化アセンブリおよび一体化アクセスシステムおよびそれを使用する方法 | |
JP3655381B2 (ja) | ユニットトラスおよびそのジョイント構造 | |
KR102097359B1 (ko) | 조립식 평상 구조물 및 이 평상 구조물이 구성된 조립식 가제보 | |
JP2708711B2 (ja) | ユニット住宅及びその構築方法 | |
JPH108709A (ja) | 建設現場用仮設通路 | |
JP4797293B2 (ja) | 屋根トラス、及びその組立方法 | |
JPH0220779B2 (ja) | ||
JPS6318652Y2 (ja) | ||
JPS5854806B2 (ja) | 簡易テントの組立枠 | |
JPH0216231A (ja) | トラス | |
JPH09217482A (ja) | 仮設通路の連結構造 | |
JPH0133687Y2 (ja) |