JPH07139062A - 枠構造体壁面の組立方法 - Google Patents
枠構造体壁面の組立方法Info
- Publication number
- JPH07139062A JPH07139062A JP28924293A JP28924293A JPH07139062A JP H07139062 A JPH07139062 A JP H07139062A JP 28924293 A JP28924293 A JP 28924293A JP 28924293 A JP28924293 A JP 28924293A JP H07139062 A JPH07139062 A JP H07139062A
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- Japan
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- frame structure
- connector
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立て及び解体が簡単に能率よく省力的に行
なえる枠構造体壁面の組立方法を提供する。 【構成】 外面に係合溝9を形成した柱材1と、柱材1
の上端間及び下端間に配置する上梁2及び下梁と、上梁
2及び下梁の端部に装着され、柱材1に上梁2及び下梁
を結合するコネクター5とを用い、柱材1の係合溝9に
コネクター5の結合爪17、17を嵌挿し、この結合爪
17、17を拡開させることにより、柱材1に上梁2及
び下梁を固定化して枠構造体を組み、この枠構造体の上
梁2と下梁の間に面材6を嵌込んで取付けることによ
り、強度的に優れた枠構造体壁面を構成する。
なえる枠構造体壁面の組立方法を提供する。 【構成】 外面に係合溝9を形成した柱材1と、柱材1
の上端間及び下端間に配置する上梁2及び下梁と、上梁
2及び下梁の端部に装着され、柱材1に上梁2及び下梁
を結合するコネクター5とを用い、柱材1の係合溝9に
コネクター5の結合爪17、17を嵌挿し、この結合爪
17、17を拡開させることにより、柱材1に上梁2及
び下梁を固定化して枠構造体を組み、この枠構造体の上
梁2と下梁の間に面材6を嵌込んで取付けることによ
り、強度的に優れた枠構造体壁面を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば各種イベント
や展示会、スタジオ等の小間割りや間仕切り等を構築す
るための枠構造体壁面の組立方法に関する。
や展示会、スタジオ等の小間割りや間仕切り等を構築す
るための枠構造体壁面の組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の小間割りや間仕切り等は、対向す
る柱材の上下端部を梁材で結合して枠体を組立て、この
枠体に面材を取付けることによって壁面構造体を構成
し、この壁面構造体を平面コ字状やL字状に配置して形
成されている。
る柱材の上下端部を梁材で結合して枠体を組立て、この
枠体に面材を取付けることによって壁面構造体を構成
し、この壁面構造体を平面コ字状やL字状に配置して形
成されている。
【0003】従来の壁面構造体の組立て方法は、柱材と
梁材をビス止等の手段によって結合すると共に、上下の
梁材に対して面材を同じくビス止によって固定するよう
にしていた。
梁材をビス止等の手段によって結合すると共に、上下の
梁材に対して面材を同じくビス止によって固定するよう
にしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
組立て方法は、作業性が悪く、組立てや分解に手間と時
間がかかり、専門家を必要とすると共に、繰返しの再利
用にも困難性がある。
組立て方法は、作業性が悪く、組立てや分解に手間と時
間がかかり、専門家を必要とすると共に、繰返しの再利
用にも困難性がある。
【0005】また、組立てや分解に手間がかかるため、
人件費が多く必要になり、経済的にも不利である。
人件費が多く必要になり、経済的にも不利である。
【0006】更に、ビス止によって構成される枠体は強
度的に弱く、柱材の本数が多くなり長スパンの枠体を得
ることができないという問題もある。
度的に弱く、柱材の本数が多くなり長スパンの枠体を得
ることができないという問題もある。
【0007】そこで、この発明の課題は、上記のような
従来の問題点を解決するため、専門家を必要とすること
なく、組立及び分解が簡単に能率よく行なえ省力化とコ
ストダウンが図れると共に、強度的に優れた長スパンの
枠構造体を構成することができる枠構造体壁面の組立方
法を提供することにある。
従来の問題点を解決するため、専門家を必要とすること
なく、組立及び分解が簡単に能率よく行なえ省力化とコ
ストダウンが図れると共に、強度的に優れた長スパンの
枠構造体を構成することができる枠構造体壁面の組立方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、一対の結合部材の相対向する面
に揺動支点と先端に相反する外側に向く結合爪を形成
し、両結合部材の後端側に両端部を引寄せる引締め手段
を設けたコネクターと、外面に前記コネクターの結合爪
が嵌合する係合溝が形成された柱材と、この柱材の上下
に配置され、端部にコネクターを取付ける溝形の梁材と
を用い、コネクターの係合爪を柱材の係合溝内に挿入し
た状態で引締め手段を操作し、結合爪を係合溝内で拡開
させることにより柱材に梁材を結合して枠構造体を組
み、この枠構造体の上下梁材間に面材を嵌め込んで取付
ける構成を採用したものである。
するため、この発明は、一対の結合部材の相対向する面
に揺動支点と先端に相反する外側に向く結合爪を形成
し、両結合部材の後端側に両端部を引寄せる引締め手段
を設けたコネクターと、外面に前記コネクターの結合爪
が嵌合する係合溝が形成された柱材と、この柱材の上下
に配置され、端部にコネクターを取付ける溝形の梁材と
を用い、コネクターの係合爪を柱材の係合溝内に挿入し
た状態で引締め手段を操作し、結合爪を係合溝内で拡開
させることにより柱材に梁材を結合して枠構造体を組
み、この枠構造体の上下梁材間に面材を嵌め込んで取付
ける構成を採用したものである。
【0009】
【作用】梁材の両端部にコネクターを装着し、起立状に
対向させた柱材の上下端部間に梁材を配置し、各梁材の
端部と柱材の対応する部分において、コネクターの結合
爪を柱材の係合溝内に嵌挿し、コネクターの引締め手段
を操作することにより係合溝内で結合爪を拡開させるこ
とにより、コネクターを介して柱材に梁材を結合し、枠
構造体を組立てる。
対向させた柱材の上下端部間に梁材を配置し、各梁材の
端部と柱材の対応する部分において、コネクターの結合
爪を柱材の係合溝内に嵌挿し、コネクターの引締め手段
を操作することにより係合溝内で結合爪を拡開させるこ
とにより、コネクターを介して柱材に梁材を結合し、枠
構造体を組立てる。
【0010】次に、上記枠構造体の溝形に形成された上
下梁材間に倹飩式の要領で面材を嵌め込んで取付けれ
ば、枠構造体内に面材を張設した枠構造体壁面を構成す
ることができる。
下梁材間に倹飩式の要領で面材を嵌め込んで取付けれ
ば、枠構造体内に面材を張設した枠構造体壁面を構成す
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0012】図示のように、枠構造体壁面の主な構成部
材は、複数本の柱材1と、対向する柱材1の上端間に架
設する梁材となる上梁2と、対向する柱材1の下端間に
架設する梁材である下梁3と、柱材1に対して上梁2及
び下梁3の端部を結合し、柱材1と上梁2及び下梁3で
枠構造体4を組立てるコネクター5と、上梁2と下梁3
間に嵌め込んで張設する面材6とからなる。
材は、複数本の柱材1と、対向する柱材1の上端間に架
設する梁材となる上梁2と、対向する柱材1の下端間に
架設する梁材である下梁3と、柱材1に対して上梁2及
び下梁3の端部を結合し、柱材1と上梁2及び下梁3で
枠構造体4を組立てるコネクター5と、上梁2と下梁3
間に嵌め込んで張設する面材6とからなる。
【0013】上記柱材1と上梁2及び下梁3は、アルミ
ニウムの押出し型材を用いて形成され、柱材1は図2と
図3に示すように、角筒部7の外面四隅に略三角形の筒
状体8を連成し、各隣接する筒状体8の間に外面の開口
幅よりも内部が広幅となる係合溝9を形成した断面形状
となり、外周の四面で上記係合溝9が開口している。
ニウムの押出し型材を用いて形成され、柱材1は図2と
図3に示すように、角筒部7の外面四隅に略三角形の筒
状体8を連成し、各隣接する筒状体8の間に外面の開口
幅よりも内部が広幅となる係合溝9を形成した断面形状
となり、外周の四面で上記係合溝9が開口している。
【0014】図2は上梁2を示し、上部に浅い溝10と
下部に深い溝11を有する断面形状となり、下梁3も図
5に示すように同様の断面形状を有する。
下部に深い溝11を有する断面形状となり、下梁3も図
5に示すように同様の断面形状を有する。
【0015】前記コネクター5は、図2と図3に示すよ
うに、長方形のブロック状となる一対の結合部材12と
13を並列状に配置し、両結合部材12、13の相対向
する面の途中に、一方結合部材12に突設した半円弧状
の突部14と、他方結合部材13に該突部14が嵌合す
るよう設けた半円弧状の凹部15とからなる揺動支点1
6を形成し、両結合部材12と13は揺動支点16を中
心に相対的に揺動自在となる。
うに、長方形のブロック状となる一対の結合部材12と
13を並列状に配置し、両結合部材12、13の相対向
する面の途中に、一方結合部材12に突設した半円弧状
の突部14と、他方結合部材13に該突部14が嵌合す
るよう設けた半円弧状の凹部15とからなる揺動支点1
6を形成し、両結合部材12と13は揺動支点16を中
心に相対的に揺動自在となる。
【0016】上記のように、半円弧状の突部14と凹部
15の嵌合によって形成した揺動支点16は、十分な接
触面積が確保でき、荷重支持力が向上する。
15の嵌合によって形成した揺動支点16は、十分な接
触面積が確保でき、荷重支持力が向上する。
【0017】両結合部材12、13の先端に、相反する
外面に外方へ突出すると共に、係合溝9内に嵌合する形
状の結合爪17、17が形成され、両結合部材12、1
3の後端側に設けた引締め手段18は、一方結合部材1
2の端部幅方向に形成したねじ孔19と、他方結合部材
13の端部幅方向に形成した貫通孔20と、この貫通孔
20からねじ孔19に螺合するビス21とからなり、ビ
ス21によって両結合部材12と13の後端を互に引寄
せることにより、揺動支点16を中心に結合爪17、1
7を拡開させることになる。
外面に外方へ突出すると共に、係合溝9内に嵌合する形
状の結合爪17、17が形成され、両結合部材12、1
3の後端側に設けた引締め手段18は、一方結合部材1
2の端部幅方向に形成したねじ孔19と、他方結合部材
13の端部幅方向に形成した貫通孔20と、この貫通孔
20からねじ孔19に螺合するビス21とからなり、ビ
ス21によって両結合部材12と13の後端を互に引寄
せることにより、揺動支点16を中心に結合爪17、1
7を拡開させることになる。
【0018】両結合部材12、13の後端間には、結合
爪17、17が常時閉じる方向の弾力を付勢するばね2
2が縮設してあると共に、このコネクター5を組込む上
梁2及び下梁3の端部側面には、図3のように、ビス2
1の挿通孔23が設けられている。
爪17、17が常時閉じる方向の弾力を付勢するばね2
2が縮設してあると共に、このコネクター5を組込む上
梁2及び下梁3の端部側面には、図3のように、ビス2
1の挿通孔23が設けられている。
【0019】図3は、上梁2と下梁3間に嵌込んで取付
けた面材6の端部と柱材1の間の処理構造を示し、同図
において左側に示した処理構造は、面材6の両面から柱
材1と面材6の間に挿入する閉鎖部材24を、柱材1と
面材6の間に嵌合するコ字状部25の一端に面材6の外
面に当接する屈曲片26を設けた断面形状に形成し、対
向する両閉鎖部材24、24の複数個所をピン27で結
合するようにしている。
けた面材6の端部と柱材1の間の処理構造を示し、同図
において左側に示した処理構造は、面材6の両面から柱
材1と面材6の間に挿入する閉鎖部材24を、柱材1と
面材6の間に嵌合するコ字状部25の一端に面材6の外
面に当接する屈曲片26を設けた断面形状に形成し、対
向する両閉鎖部材24、24の複数個所をピン27で結
合するようにしている。
【0020】閉鎖部材24、24は、面材6の高さと略
等しい上下長さを有し、対向位置に設けた透孔28、2
8にピン27を挿入し、ピン27の先端に設けた抜止片
29を直字状に操作して抜止状態とし、ピン27の頭部
側に外嵌挿したばね30により両閉鎖部材24と24を
引寄せるようにしている。
等しい上下長さを有し、対向位置に設けた透孔28、2
8にピン27を挿入し、ピン27の先端に設けた抜止片
29を直字状に操作して抜止状態とし、ピン27の頭部
側に外嵌挿したばね30により両閉鎖部材24と24を
引寄せるようにしている。
【0021】また、図3の上部に示した処理構造は、面
材6の一面側に上記閉鎖部材24を配置し、透孔28に
回動可能に挿入したピン31の先端に係止爪32を固定
し、この係止爪32を回動させて面材6の他面側に係合
させ、ピン31の頭部側に外嵌挿したばね33により、
閉鎖部材24と係止爪32で面材6を挾むようにしてい
る。
材6の一面側に上記閉鎖部材24を配置し、透孔28に
回動可能に挿入したピン31の先端に係止爪32を固定
し、この係止爪32を回動させて面材6の他面側に係合
させ、ピン31の頭部側に外嵌挿したばね33により、
閉鎖部材24と係止爪32で面材6を挾むようにしてい
る。
【0022】面材6は、図示の場合、枠材34の両面に
プレート35、35を張設し、図4の如く、両側面の一
方に凹溝36と他方に凹溝36へ嵌合する弾性片37と
を設け、上梁2と下梁3間に嵌め込んで取付けたとき、
隣接する面材6は凹溝36と弾性片37を嵌め合わせる
例を示したが、面材はこのような構造のものに限定され
るのではなく、上梁2と下梁3間に倹飩式の要領で嵌込
んで取付けるものであればよく、構造及び材質は自由に
選択できる。
プレート35、35を張設し、図4の如く、両側面の一
方に凹溝36と他方に凹溝36へ嵌合する弾性片37と
を設け、上梁2と下梁3間に嵌め込んで取付けたとき、
隣接する面材6は凹溝36と弾性片37を嵌め合わせる
例を示したが、面材はこのような構造のものに限定され
るのではなく、上梁2と下梁3間に倹飩式の要領で嵌込
んで取付けるものであればよく、構造及び材質は自由に
選択できる。
【0023】図1は枠構造体壁面の組立途中の状態を示
し、前面側の柱材1、1間の上部にパラペットプレート
38を取付けており、このプレート38は両端部に突出
するよう設けたビスの頭部が柱材1の係合溝9内に嵌合
し、下縁が上梁1の上部の溝10内に嵌合する。
し、前面側の柱材1、1間の上部にパラペットプレート
38を取付けており、このプレート38は両端部に突出
するよう設けたビスの頭部が柱材1の係合溝9内に嵌合
し、下縁が上梁1の上部の溝10内に嵌合する。
【0024】次に、枠構造体壁面の組立方法を説明す
る。
る。
【0025】上梁2と下梁3の両端部にコネクター5を
装着しておき、両側に起立配置した柱材1の上端部間に
上梁2を、また下端部間に下梁3を配置し、上梁2及び
下梁3は、コネクター5の結合爪17、17を柱材1の
係合溝9に嵌合し、引締め手段18のビス21を操作し
て結合爪17、17を係合溝9内で両側に拡開させるこ
とにより、柱材1に対して上梁2及び下梁3を結合し、
枠構造体4を組立てる。
装着しておき、両側に起立配置した柱材1の上端部間に
上梁2を、また下端部間に下梁3を配置し、上梁2及び
下梁3は、コネクター5の結合爪17、17を柱材1の
係合溝9に嵌合し、引締め手段18のビス21を操作し
て結合爪17、17を係合溝9内で両側に拡開させるこ
とにより、柱材1に対して上梁2及び下梁3を結合し、
枠構造体4を組立てる。
【0026】柱材1に対して上梁2及び下梁3を結合す
る部分において、図3に示すように、コネクター5の両
側結合爪17、17は、外面側の根元部分が内側に向け
て傾斜面17aになり、かつ柱材1の係合溝9は両側が
傾斜面9aになっているので、結合爪17、17を両側
に拡開させると両傾斜面9aと17aの作用で、上梁2
及び下梁3は柱材1に引き込まれ、その端面が柱材1の
外面に圧接することになり、柱材1に対して上梁2及び
下梁3は直角の状態で強固に結合され、強度的に優れた
枠構造体4を組むことができる。
る部分において、図3に示すように、コネクター5の両
側結合爪17、17は、外面側の根元部分が内側に向け
て傾斜面17aになり、かつ柱材1の係合溝9は両側が
傾斜面9aになっているので、結合爪17、17を両側
に拡開させると両傾斜面9aと17aの作用で、上梁2
及び下梁3は柱材1に引き込まれ、その端面が柱材1の
外面に圧接することになり、柱材1に対して上梁2及び
下梁3は直角の状態で強固に結合され、強度的に優れた
枠構造体4を組むことができる。
【0027】柱材1は四面に係合溝9を有するため、こ
の柱材1と上梁2及び下梁3による枠構造体4の組立て
は、柱材1を中心として四方に選ぶことができ、小間割
りや間仕切り等の条件に合わせて枠構造体4の配置条件
を設定すればよく、図1は、後部壁面用枠構造体の前面
側に仕切り用枠構造体を設けて自立するようにした例を
示している。
の柱材1と上梁2及び下梁3による枠構造体4の組立て
は、柱材1を中心として四方に選ぶことができ、小間割
りや間仕切り等の条件に合わせて枠構造体4の配置条件
を設定すればよく、図1は、後部壁面用枠構造体の前面
側に仕切り用枠構造体を設けて自立するようにした例を
示している。
【0028】枠構造体4が組上ると、面材6を図1と図
5のように上梁1の溝11と下梁2の溝19へ上下端を
倹飩式の要領で順次嵌め込んで取付けて行く。
5のように上梁1の溝11と下梁2の溝19へ上下端を
倹飩式の要領で順次嵌め込んで取付けて行く。
【0029】枠構造体4は、柱材1と上梁2及び下梁3
をコネクター5で結合して組立てられているため、強度
的に優れ、面材6は枠構造体4の強度保持を行なう必要
がないので、上梁2と下梁3間に嵌込むだけでよい。
をコネクター5で結合して組立てられているため、強度
的に優れ、面材6は枠構造体4の強度保持を行なう必要
がないので、上梁2と下梁3間に嵌込むだけでよい。
【0030】面材6は枠構造体4内に所定枚数を嵌込ん
だ後一方の柱材側に押し付けて順次密接させ、他方の柱
材と面材の間に生じた隙間を図3で示した処理構造によ
って閉鎖する。
だ後一方の柱材側に押し付けて順次密接させ、他方の柱
材と面材の間に生じた隙間を図3で示した処理構造によ
って閉鎖する。
【0031】このようにして、各枠構造体4内に面材6
を並べて取付け、更に必要に応じてパラペットプレート
38を前部柱材1の上端間に取付けたり、上梁2部分に
スポットライト等を取付けることにより、各種イベント
や展示会、スタジオ等の小間割りや間仕切りとなる枠構
造体壁面を構築することができる。
を並べて取付け、更に必要に応じてパラペットプレート
38を前部柱材1の上端間に取付けたり、上梁2部分に
スポットライト等を取付けることにより、各種イベント
や展示会、スタジオ等の小間割りや間仕切りとなる枠構
造体壁面を構築することができる。
【0032】なお、枠構造体壁面の解体は、上記した組
立工程と逆の手順によって行なえる。
立工程と逆の手順によって行なえる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、柱材
と梁材を、柱材の係合溝に先端の結合爪が嵌合するコネ
クターの拡開により結合して枠構造体を組立て、この枠
構造体の上下梁材間に面材を嵌込んで取付けるようにし
たので、柱材と梁材をコネクターで強固に結合して、強
度の優れた枠構造体を構築することができ、面材は、枠
構造体の強度を保持する必要がないので、上下梁材間へ
倹飩式の要領で嵌め込むだけでよく、組立て及び解体は
コネクターを操作するだけでよいので、専門の技術を必
要とすることなく行なえ、枠構造体壁面の組立解体が能
率よく省力的に行なえる。
と梁材を、柱材の係合溝に先端の結合爪が嵌合するコネ
クターの拡開により結合して枠構造体を組立て、この枠
構造体の上下梁材間に面材を嵌込んで取付けるようにし
たので、柱材と梁材をコネクターで強固に結合して、強
度の優れた枠構造体を構築することができ、面材は、枠
構造体の強度を保持する必要がないので、上下梁材間へ
倹飩式の要領で嵌め込むだけでよく、組立て及び解体は
コネクターを操作するだけでよいので、専門の技術を必
要とすることなく行なえ、枠構造体壁面の組立解体が能
率よく省力的に行なえる。
【0034】また、柱材と梁材及びコネクターによって
強固な枠構造体を構成でき、組立て及び解体が低コスト
で行なえ、多数回の再利用が可能になり、しかも長スパ
ンの枠構造体を組立てることができる。
強固な枠構造体を構成でき、組立て及び解体が低コスト
で行なえ、多数回の再利用が可能になり、しかも長スパ
ンの枠構造体を組立てることができる。
【0035】更に、面材は、枠構造体の強度支持を必要
としないので、構造及び材質を任意に選択することがで
きる。
としないので、構造及び材質を任意に選択することがで
きる。
【図1】この発明の組立方法を示す組立途中の状態を示
す一部分解斜視図
す一部分解斜視図
【図2】柱材と梁材及びコネクターの関係を示す分解斜
視図
視図
【図3】柱材と梁材の結合及び面材の関係を示す横断面
平面図
平面図
【図4】柱材間に張設した面材の部分の横断平面図
【図5】面材と上梁及び下梁の関係を示す縦断側面図
1 柱材 2 上梁 3 下梁 4 枠構造体 5 コネクター 6 面材 9 係合溝 12、13 結合部材 16 揺動支点 17 結合爪 18 引締め手段 21 ビス 22 バネ
Claims (1)
- 【請求項1】 一対の結合部材の相対向する面に揺動支
点と先端に相反する外側に向く結合爪を形成し、両結合
部材の後端側に両端部を引寄せる引締め手段を設けたコ
ネクターと、外面に前記コネクターの結合爪が嵌合する
係合溝が形成された柱材と、この柱材の上下に配置さ
れ、端部にコネクターを取付ける溝形の梁材とを用い、
コネクターの係合爪を柱材の係合溝内に挿入した状態で
引締め手段を操作し、結合爪を係合溝内で拡開させるこ
とにより柱材に梁材を結合して枠構造体を組み、この枠
構造体の上下梁材間に面材を嵌め込んで取付けることを
特徴とする枠構造体壁面の組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28924293A JPH07139062A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 枠構造体壁面の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28924293A JPH07139062A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 枠構造体壁面の組立方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07139062A true JPH07139062A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17740623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28924293A Pending JPH07139062A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 枠構造体壁面の組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07139062A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005139804A (ja) * | 2003-11-07 | 2005-06-02 | Okamura Corp | 共有空間構造体 |
JP2009091896A (ja) * | 2008-11-04 | 2009-04-30 | Uchida Yoko Co Ltd | 空間構造体 |
JP2010255326A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | Comany Inc | 間仕切り装置 |
JP2012530265A (ja) * | 2009-06-12 | 2012-11-29 | ドレイパー,インコーポレイテッド | 張設式投影スクリーン組立体 |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP28924293A patent/JPH07139062A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005139804A (ja) * | 2003-11-07 | 2005-06-02 | Okamura Corp | 共有空間構造体 |
JP2009091896A (ja) * | 2008-11-04 | 2009-04-30 | Uchida Yoko Co Ltd | 空間構造体 |
JP2010255326A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | Comany Inc | 間仕切り装置 |
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US10018901B2 (en) | 2009-06-12 | 2018-07-10 | Draper, Inc. | Tensioned projection screen assembly |
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