JP2002212779A - 表面処理方法およびそれを用いた薄膜磁気ヘッドの製造方法と薄膜磁気ヘッド - Google Patents

表面処理方法およびそれを用いた薄膜磁気ヘッドの製造方法と薄膜磁気ヘッド

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JP2002212779A
JP2002212779A JP2001002157A JP2001002157A JP2002212779A JP 2002212779 A JP2002212779 A JP 2002212779A JP 2001002157 A JP2001002157 A JP 2001002157A JP 2001002157 A JP2001002157 A JP 2001002157A JP 2002212779 A JP2002212779 A JP 2002212779A
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treatment
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photoresist
plating
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Toshimitsu Noguchi
利光 野口
Hiroshi Kikuchi
廣 菊池
Noriyuki Saiki
教行 斉木
Tetsuya Nishida
哲也 西田
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 めっき処理やウェットエッチング処理の不良
をなくすために表面の濡れ性を向上させる際に、フォト
レジストおよび下地へのダメージを減らした表面処理方
法を提供する。 【解決手段】 表面にフォトレジスト31をパターニン
グした表面のめっき処理あるいはウェットエッチング処
理の前処理工程において、使用しているフォトレジスト
の感光波長よりも短波長の紫外光、波長172nm以下
に最大ピークを持つ発光スペクトルを有する紫外光ある
いは波長172nm以下の単色紫外光を、空気、酸素、
オゾンのうち少なくとも1つを含む雰囲気で表面に照射
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトレジストを
用いためっき処理、エッチング処理によって製造される
薄膜磁気ヘッド、電子回路基板、半導体素子、表示素子
の表面処理方法およびその表面処理方法を用いて製造し
た薄膜磁気ヘッド、電子回路基板、半導体素子、表示素
子に関する。
【0002】また、本発明は、フォトレジストの剥離、
有機化合物を含有する液を用いるめっき、ウェットエッ
チング、CMP、腐食を防止または抑制する物質(以
下、防食剤と呼ぶ)を含有する溶液を用いた防食処理ま
たは洗浄の工程を経て製造される薄膜磁気ヘッド、電子
回路基板、半導体素子、表示素子の表面処理方法および
その表面処理方法を用いて製造した薄膜磁気ヘッド、電
子回路基板、半導体素子、表示素子に関する。
【0003】
【従来の技術】薄膜磁気ヘッド、電子回路基板、半導体
素子、半導体装置、表示素子などの電子装置の製造にあ
たって、下地または基板の表面にフォトレジストを用い
てパターニングし、その部分をめっき処理またはウェッ
トエッチング処理する場合、フォトレジストの表面改質
および下地表面の有機物除去によって被処理表面の濡れ
性を向上させるために、Oプラズマアッシング処理あ
るいは低圧水銀ランプによるUV・オゾン(O)アッ
シング処理が行われている。この処理後、引き続いて脱
脂処理、酸洗浄またはアルカリ洗浄処理、めっき処理ま
たはウェットエッチング処理を行うと、それぞれの処理
で用いる各溶液がパターン内の隅々まで行き渡るように
なり、液をはじいたり気泡を抱き込んで表面が液と接触
しないことに起因するめっき未析出やエッチング不良に
なるといった、不都合な事態を防止できる。
【0004】すなわち、フォトレジストの現像あるいは
剥離処理、有機化合物を含有する液を用いるめっき処
理,ウェットエッチング処理,化学機械研磨処理、腐食
を防止または抑制する物質を含有する溶液を用いた防食
処理または洗浄処理を行った後は、純水洗浄した程度で
は、ヘッド、基板あるいは素子の表面すなわち被処理表
面に、フォトレジスト残渣、めっき液、ウェットエッチ
ング液、化学機械研磨液に含まれる添加剤、防食剤が吸
着残留しているおそれがある。それらが付着したままで
めっき処理やエッチング処理を施すと、その上に形成し
た層との密着が不良となったり、付着物質が脱離したり
溶出することによって後工程での汚染源となるという問
題がある。また、薄膜磁気ヘッドの製造工程では、これ
らの付着物質がヘッドと記録媒体との境界面で異物とな
ったり、潤滑性を悪くするという問題がある。
【0005】そこで、表面に残留した有機物を除去する
ために、Oプラズマアッシング処理あるいは低圧水銀
ランプによるUV・オゾンアッシング処理が用いられて
いる。
【0006】上記のようなOプラズマアッシングある
いは低圧水銀ランプによるUV・オゾンアッシングを用
いた表面処理の例は、特開平5−182259号公報、
特開平7−7003号公報、特開平7−185489号
公報、特開平9−152612号公報、特開平10−2
75698号公報、特開平11−120514号公報、
特開2000−150899号公報に述べられている。
【0007】しかしながら、上記の従来技術を用いた場
合、以下のような問題点がある。まず、めっき処理およ
びウェットエッチング処理の前処理工程において、フォ
トレジストパターンを形成後、Oプラズマアッシング
処理を施すことによって、被処理表面の濡れ性は向上す
るが、フォトレジスト膜が削られたり、露出しているめ
っき下地用金属膜またはエッチングする金属膜の表面、
すなわち被処理表面が酸化されるという副作用がある。
【0008】また、低圧水銀ランプ(極大波長185n
m,254nm)によるUV・オゾンアッシングの場合
は、濡れ性は向上するが、フォトレジストを感光あるい
はキュアさせる波長の紫外線が含まれることから、フォ
トレジストが感光して、ポジ型の場合はめっき液および
エッチング液に溶解しやくすくなったり、ネガ型の場合
は逆に硬化して割れを生じたり、剥離除去しにくくなっ
たりするという問題が生じる。ポジ型でも、ベースポリ
マ(ベースレジン)の紫外線硬化が起きて、ひび割れを
生じたり、剥離しにくくなることもある。
【0009】次に、フォトレジストの剥離処理、有機化
合物を含有する液を用いるめっき処理またはウェットエ
ッチング処理もしくは化学機械研磨処理、腐食を防止ま
たは抑制する物質を含有する溶液を用いた防食処理また
は洗浄処理の後工程の場合には、Oプラズマアッシン
グによれば、残留した有機物を除去できるが、プラズマ
によるダメージで膜表面が削られたり、変質してしまう
という問題がある。特に金属膜の場合は、厚い酸化膜が
できてしまうという問題がある。
【0010】低圧水銀ランプ(極大波長185nm,2
54nm)によるUV・オゾンアッシングの場合も、残
留した有機物を除去できるが、十分に除去するためには
照射時間を長くする必要があり、その間に金属表面が酸
化してしまうという問題がある。また、185nm,2
54nmの紫外光は172nmに比べて比較的深く有機
物層内へ入り込むため、残しておきたい有機絶縁層など
がダメージを受けるという問題もある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解決するためになされたもので、その目的
とするところは、めっきあるいはウェットエッチングの
不良をなくすために表面の濡れ性を向上させる際に、フ
ォトレジストおよび下地へのダメージを減らした表面処
理方法を提供することにある。
【0012】また、フォトレジストの剥離処理、有機化
合物を含有する液を用いるめっき処理またはウェットエ
ッチング処理もしくは化学機械研磨処理、腐食を防止ま
たは抑制する有機物質を含有する溶液を用いた防食処理
または洗浄処理の後工程において、下地金属や有機絶縁
層へのダメージを少なくして、フォトレジスト残渣や、
めっき処理またはウェットエッチング処理もしくは化学
機械研磨処理の液に含まれる有機化合物、腐食を防止ま
たは抑制する有機物質を除去する表面処理方法を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、使用しているフォトレジストの感光波長
よりも短波長の紫外光、波長172nm以下に最大ピー
クを持つ発光スペクトルを有する紫外光あるいは波長1
72nm以下の単色紫外光を照射することによって、フ
ォトレジストおよび下地へのダメージを減らし、かつ濡
れ性を向上させる。
【0014】本発明によれば、照射する紫外光の最大ピ
ーク波長がフォトレジストの感光波長からはずれている
ため、フォトレジストを感光させてしまうことが少な
い。
【0015】特に172nm以下の光は、185nm,
254nmの光よりもエネルギーが高いため、表面に吸
着残留したフォトレジスト残渣、めっき処理またはウェ
ットエッチング処理もしくは化学機械研磨処理の液に含
まれる有機化合物、腐食を防止または抑制する有機物質
の化学結合を直接切断し、オゾン、原子状酸素による酸
化作用で分解除去する力が強い。より短い処理時間で表
面の有機物を除去し、濡れ性を向上させることができ
る。
【0016】さらに、本発明で用いる波長172nm以
下の紫外線は、空気中酸素や有機物層に吸収されやす
く、フォトレジスト層や有機絶縁層の中へ深く入り込む
ことはないため、フォトレジストや有機絶縁層のダメー
ジをより少なくすることができる。その上で、生成する
オゾンおよび原子状酸素により最表面の薄い有機物汚れ
を分解することができる。
【0017】生成するオゾンおよび原子状酸素は、有機
物を分解し、濡れ性を向上させるが、Oプラズマアッ
シングとは異なり、酸素が下地に深く入り込むことはな
いので、下地金属表面の酸化を最小限に抑えることがで
きる。したがって、より短い処理時間で最表面の薄い有
機物汚れを分解する効果が得られるため、オゾンおよび
原子状酸素に曝される時間も短く、このことも下地金属
表面の酸化を最小限にくい止められる理由の一つと考え
られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照しながら説明する。
【0019】[実施例1]図1は、本発明の第1の実施
例にかかる銅(Cu)めっきシード層の上に銅めっきパ
ターンを形成する場合の表面処理方法の工程を説明する
図である。この処理方法によって、薄膜磁気ヘッド、I
Cチップの配線や電極パッド,コイルなどの形成や磁性
メモリの形成を行うことができる。まず、シリコンウェ
ハまたはガラス基材21の表面に形成した電気銅(C
u)めっきのシード層11の上に、パターンめっき用の
フォトレジスト剤を塗布しフォトレジスト層31を形成
する(図1(a))。次いで、マスクを用いて所定のパター
ンに露光、現像する(図1(b))。この場合のフォト
レジスト31はi線(365nm)で感光するネガフォ
トレジストである。現像後、めっきの直前に、中心波長
172nmのキセノン(Xe)エキシマ紫外線(UV)ラ
ンプ(UEM20−172、ウシオ電機製)を用いて紫
外線を被処理表面に照射する(図1(c))。この処理
は、室温、常圧の空気存在下、ランプと基板表面との距
離は0.5mmから5mm、放射照度は5〜100mW
/cm、照射処理時間は10秒〜3分の条件である。
その後、希硫酸による酸洗浄を省略し、硫酸銅めっき液
に浸漬して電気めっきを行って銅めっき層51を形成し
た(図1(d))。めっき後、水洗、乾燥し、フォトレ
ジスト31を剥離して、基材21上にめっきパターン5
1を形成した(図1(e))。
【0020】この実施例によれば、中心波長が172n
mの紫外線照射によってフォトレジスト現像処理時にC
uシード層11の表面に残った現像剤や溶剤などの有機
物等を分解除去することができるとともに、紫外線照射
時に生じる酸化膜が非常に薄く均一な物とすることがで
きる。したがって、酸化膜除去のための酸洗浄を省略し
ても、めっき液浸漬時に酸化膜が除去され、めっき膜の
密着性は良好であった。さらに、紫外線照射処理によっ
て生じる酸化膜が薄いので、下地のサイドエッチングが
ほとんど起こらず、フォトレジスト31下へのめっき液
の染み込みもなかった。加えて、紫外線照射処理によ
り、めっき処理表面の濡れ性が良いため、めっきの析出
性が良好で、未析出や気泡の抱き込みはなく、めっき処
理後のフォトレジスト層の剥離性も良好で、剥離残りは
なかった。
【0021】[実施例2]本発明の実施例2を説明す
る。この実施例は、実施例1のCuシード層11に代え
てCoNiFe3元系磁性めっきの下地膜の上にめっき
層を形成する例である。まず、下地または基板の表面に
形成したCoNiFe3元系磁性めっきの下地膜の上
に、パターンめっき用のフォトレジストを塗布し、露
光、現像する。この場合のフォトレジストはKrFエキ
シマ光(248nm)で感光するポジフォトレジストで
ある。現像処理の後、中心波長172nmのXeエキシ
マUVランプを用いて紫外線を被処理表面に照射する。
この処理は、室温、常圧の空気存在下、ランプと基板表
面との距離は0.5mmから5mm、放射照度は5〜1
00mW/cm、照射処理時間は10秒〜3分の条件
である。紫外線による表面処理の後、希硫酸で酸洗浄を
行い、めっき液に浸漬してめっきを行った。なお、めっ
きは電気めっきでも、無電解めっきでもどちらでも良
い。めっき後、水洗、乾燥し、フォトレジストを剥離し
た。
【0022】この実施例によれば、紫外線照射時に生じ
る酸化膜が非常に薄く均一なことから、酸化膜除去のた
めの酸洗浄の希硫酸は1vol%以下の希薄なものでよ
く、また、処理時間も1分以内と短くて済んだ。酸化膜
が薄かったためと、酸洗浄で用いた希硫酸の酸化膜溶解
力が弱いため、下地のサイドエッチングがほとんど起こ
らず、フォトレジスト下への酸洗浄液の染み込みもなか
った。また、前処理後の表面の濡れ性が良いため、めっ
きの析出性が良好で、未析出や気泡の抱き込みはなかっ
た。さらに、フォトレジスト層が照射した紫外線に感光
してめっき液中で溶解あるいは剥離することはなかっ
た。加えて、前処理により酸化膜が除去されているの
で、めっきの密着性も良好であった。めっき後のフォト
レジストの剥離性も良好で、剥離残りはなかった。
【0023】[実施例3]図2を用いて、本発明の実施
例3の表面処理方法について説明する。この実施例は、
基板21上に形成したCoNiFe3元系磁性めっき膜
あるいはめっき下地用スパッタ膜に、パターンエッチン
グ処理を行う前の処理方法である。基板21上に形成し
たCoNiFe3元系磁性めっき膜あるいはめっき下地
用スパッタ膜12の上に、パターンエッチング用のフォ
トレジスト32を塗布し(図2(a))。当該フォトレ
ジスト32を、露光、現像する(図2(b))。この場
合のフォトレジストはi線(365nm)で感光するポ
ジフォトレジストである。現像後、エッチングの直前
に、中心波長172nmのXeエキシマUVランプを用
いて紫外線を表面に照射する(図2(c))。室温、常
圧の空気存在下、ランプと基板表面との距離は0.5m
mから5mm、放射照度は5〜100mW/cm 、照
射処理時間は10秒〜3分の条件である。その後、Fe
Cl系エッチング液に浸漬してエッチングを行った
(図2(d))。エッチング後、水洗、乾燥し、フォト
レジストを剥離して所定のパターンを得た(図2
(e))。
【0024】この方法によれば、紫外線照射時に生じる
酸化膜が非常に薄く均一なので、酸化膜がエッチングバ
リヤとなるために生じるエッチング遅れはほとんどなか
った。また、逆に酸化膜が優先的にエッチングされて下
地のサイドエッチングが進むということもなく、フォト
レジスト下への液の染み込みもなかった。濡れ性が良い
ため、エッチングが均一に進み、エッチングムラや気泡
の抱き込みはなかった。フォトレジストが感光してエッ
チング液中で剥離や溶解するということもなかった。エ
ッチング後のフォトレジストの剥離性も良好で、剥離残
りはなかった。
【0025】[実施例4]図3を用いて、この発明の実
施例4にかかる前処理方法を説明する。基板21上にC
oNiFe3元系磁性めっき層13を形成後(図3
(a))、該めっき膜13の腐食防止のため、ベンゾト
リアゾール(BTA)水溶液に基板を浸漬し、水洗、乾
燥させて、めっき層13の表面に腐食防止膜43を形成
し、保管あるいは次工程へ移動させた(図3(b))。
次工程の着工直前に、中心波長172nmのXeエキシ
マUVランプを用いて紫外線を被処理表面に照射した
(図3(c))。中心波長172nmのXeエキシマU
V光とオゾンの作用で、被処理表面に吸着していたBT
Aからなる腐食防止膜43が分解除去された(図3
(d))。BTAの分解物を完全に除去するために、U
V照射後に純水洗浄、アルコールやアセトン等を用いた
有機溶媒洗浄、それらに超音波を組み合わせた洗浄を行
っても良い。それから、このめっき膜の上にAl
絶縁膜53を形成した(図3(e))。
【0026】めっき膜13表面の酸化はほとんどなかっ
た。めっき膜13とAl絶縁膜53との密着性は
良好であった。Al成膜装置内へのBTAの持ち
込み汚染もなかった。基板表面には、ポリイミド系有機
絶縁膜も露出していたが、それら有機絶縁膜へのダメー
ジもほとんどなかった。上記の紫外線を照射した後の表
面をX線光電子分光法で分析した結果、BTAは検出さ
れなかった。
【0027】一方、めっき下地用スパッタ膜除去のため
のエッチング工程の場合も、前工程での腐食防止のため
にベンゾトリアゾール(BTA)水溶液に基板を浸漬
し、水洗、乾燥させて保管あるいは次工程へ移動させ
た。次工程の着工直前に、中心波長172nmのXeエ
キシマUVランプを用いて紫外線を表面に照射してから
エッチングした。
【0028】BTAが基板表面に残留してそれがエッチ
ング液中へ持ち込まれることあるいはBTAが基板表面
に吸着残留していることによるエッチング抑制はなく、
エッチングレートは正常であった。
【0029】[実施例5]この発明の実施例4にかかる
前処理方法を説明する。光沢作用を持つ有機化合物を含
む硫酸銅めっき液に基板を浸漬して電気Cuめっきを行
った。この有機化合物は添加剤と呼ばれることが多い。
めっき後、基板を引き上げ、水洗し、乾燥させた。続い
て、中心波長172nmのXeエキシマUVランプを用
いて紫外線を表面に照射した。中心波長172nmのX
eエキシマUV光とオゾンの作用で、表面に吸着してい
たベンゾトリアゾール(BTA)が分解除去された。次
に脱脂、酸洗浄からなるめっき前処理を行ってNi/A
uめっきを行った。
【0030】めっき析出性、めっき密着性は良好であっ
た。Cuめっき添加剤のNiめっき液への持ち込み汚染
もなかった。上記の紫外線を照射した後の表面をX線光
電子分光法で分析した結果、めっき液に含まれる有機化
合物は検出されなかった。
【0031】Cuめっき膜の表面上に、ポリイミド系有
機絶縁膜あるいはAl絶縁膜を成膜した場合に
も、密着性は良好であった。
【0032】[比較例1]CoNiFe3元系磁性めっ
きの下地スパッタ膜の上に、パターンめっき用のフォト
レジストを塗布し、露光、現像した。この場合のフォト
レジストはi線(365nm)で感光するネガフォトレ
ジストである。被処理表面の濡れ性を上げるため、O
プラズマアッシングを行った。その後、希硫酸で酸洗浄
を行い、めっき液に浸漬してめっきを行った。めっき
後、水洗、乾燥し、フォトレジストを剥離した。
【0033】濡れ性は向上したが、Oアッシングによ
って下地膜が酸化し、酸洗浄時にフォトレジスト下まで
サイドエッチングされてめっき液の染み込みが起き、フ
ォトレジスト下にもめっき膜が薄く析出してしまった。
フォトレジストの剥離性は良好で、剥離残りはなかっ
た。
【0034】[比較例2]比較例1で用いたOプラズ
マアッシングの代わりに、低圧水銀(Hg)灯によるUV
光照射を行った。CoNiFe3元系磁性めっきの下地
膜の上に、パターンめっき用のフォトレジストを塗布
し、露光、現像した。この場合のフォトレジストはi線
(365nm)で感光するネガフォトレジストである。
濡れ性を上げるため、低圧Hg灯によるUV光照射を室
温、空気存在下で行った。その後、希硫酸で酸洗浄し、
めっき液に浸漬してめっきを行った。めっき後、水洗、
乾燥し、フォトレジストを剥離した。
【0035】濡れ性は向上したが、中心波長172nm
のXeエキシマUVランプを照射した場合と同等の接触
角とするために、エキシマUVランプの場合に比べて2
〜5倍の処理時間がかかった。処理時間が長くなった
分、紫外線照射時に生じるオゾン、原子状酸素に長い時
間曝されたため、酸化膜がやや厚くなり、フォトレジス
ト下へのめっき液の染み込みが発生した。また、フォト
レジストが感光して硬化し、フォトレジスト剥離工程で
剥離残りが起きた。
【0036】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、めっきあるいはウェットエッチングの不良をなくす
ために表面の濡れ性を向上させる際に、フォトレジスト
および下地表面へのダメージを減らした表面処理ができ
る。
【0037】また、フォトレジストの剥離処理、有機化
合物を含有する液を用いるめっき処理、ウェットエッチ
ング処理、化学機械研磨処理、腐食を防止または抑制す
る有機物質を含有する溶液を用いた防食処理または洗浄
処理の後工程において、下地金属や有機絶縁層へのダメ
ージを少なくして、フォトレジスト残渣、または、めっ
き処理、ウェットエッチング処理、化学機械研磨処理の
液に含まれる有機化合物、もしくは腐食を防止または抑
制する有機物質を除去する表面処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における表面処理およびめっ
き処理の工程図。
【図2】発明の実施例3における表面処理およびウェッ
トエッチング処理の工程図。
【図3】本発明の実施例4における防食処理、表面処理
および上層絶縁膜形成処理の工程図。
【符号の説明】
11 電気Cuめっきのシード層 12 CoNiFe3元系磁性めっき膜あるいはめっき
下地用スパッタ膜 13 CoNiFe3元系磁性めっき膜 21 下地または基板 31 フォトレジスト(ネガ型) 32 フォトレジスト(ポジ型) 43 ベンゾトリアゾール(BTA) 51 電気Cuめっき膜 53 Al絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03F 7/40 G03F 7/40 5D033 521 521 5F033 G11B 5/31 G11B 5/31 M 5F043 H01L 21/28 H01L 21/28 A 5F046 21/288 21/288 E 21/027 21/304 645D 21/304 645 21/30 570 21/306 21/306 Z 21/3205 D 21/88 B (72)発明者 斉木 教行 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 西田 哲也 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 Fターム(参考) 2H096 AA27 AA30 HA03 HA17 HA27 3B201 AA03 AA46 BB83 BB92 BB95 BB96 CC11 4K024 AA03 AA09 AB02 AB08 AB15 BA11 BB12 BB14 CA02 DA03 DA04 DA10 DB10 FA05 GA01 GA16 4K053 PA17 QA04 QA06 RA02 SA20 TA09 TA16 4M104 AA01 AA10 BB04 BB05 BB09 BB36 CC00 CC01 DD22 DD37 DD52 DD53 DD64 DD75 DD81 EE05 EE16 EE18 FF13 HH08 HH20 5D033 CA04 DA01 DA04 DA09 DA31 5F033 GG04 HH07 HH11 HH15 PP15 PP27 PP28 PP33 QQ07 QQ19 QQ48 QQ51 QQ53 RR02 RR03 RR21 RR22 XX00 XX13 XX18 5F043 AA26 BB18 CC09 DD01 5F046 LA18

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にフォトレジストをパターニングし
    た表面のめっき処理あるいはウェットエッチング処理の
    前処理工程において、使用しているフォトレジストの感
    光波長よりも短波長側に最大ピークを持つ発光スペクト
    ルを有する紫外光を、空気、酸素、オゾンのうち少なく
    とも1つを含む雰囲気で表面に照射することを特徴とす
    る表面処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の表面処理方法におい
    て、上記紫外光が波長172nm以下に最大ピークを持
    つ発光スペクトルを有する紫外光であることを特徴とす
    る表面処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の表面処理方法におい
    て、上記紫外光が波長172nm以下の単色紫外光であ
    ることを特徴とする表面処理方法。
  4. 【請求項4】 下地基板あるいは下地膜上に、フォトレ
    ジストをパターニングした後、使用しているフォトレジ
    ストの感光波長よりも短波長側に最大ピークを持つ発光
    スペクトルを有する紫外光を、空気、酸素、オゾンのう
    ち少なくとも1つを含む雰囲気で表面に照射し、続いて
    脱脂処理、酸洗浄またはアルカリ洗浄、めっき処理また
    はウェットエッチング処理のうち少なくとも1つの工程
    を含むことを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の薄膜磁気ヘッドの製造
    方法において、上記紫外光が波長172nm以下に最大
    ピークを持つ発光スペクトルを有する紫外光であること
    を特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の薄膜磁気ヘッドの製造
    方法において、上記紫外光が波長172nm以下の単色
    紫外光であることを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 表面にフォトレジストをパターニングし
    た表面のめっき処理あるいはウェットエッチング処理の
    前処理工程として、使用しているフォトレジストの感光
    波長よりも短波長側に最大ピークを持つ発光スペクトル
    を有する紫外光を、空気、酸素、オゾンのうち少なくと
    も1つを含む雰囲気で表面に照射する表面処理方法を用
    いて製造した薄膜磁気ヘッド。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の薄膜磁気ヘッドにおい
    て、表面処理方法で使用する上記紫外光が波長172n
    m以下に最大ピークを持つ発光スペクトルを有する紫外
    光である薄膜磁気ヘッド。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の薄膜磁気ヘッドにおい
    て、表面処理方法で使用する上記紫外光が波長172n
    m以下の単色紫外光である薄膜磁気ヘッド。
  10. 【請求項10】 下地基板あるいは下地膜上に、フォト
    レジストをパターニングした後、使用しているフォトレ
    ジストの感光波長よりも短波長側に最大ピークを持つ発
    光スペクトルを有する紫外光を、空気、酸素、オゾンの
    うち少なくとも1つを含む雰囲気で表面に照射し、続い
    て脱脂処理、酸洗浄またはアルカリ洗浄、めっき処理ま
    たはウェットエッチング処理のうち少なくとも1つの工
    程を含む製造方法を用いて製造した薄膜磁気ヘッド。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の薄膜磁気ヘッドに
    おいて、上記紫外光が波長172nm以下に最大ピーク
    を持つ発光スペクトルを有する紫外光である薄膜磁気ヘ
    ッドの製造方法を用いて製造した薄膜磁気ヘッド。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の薄膜磁気ヘッドに
    おいて、上記紫外光が波長172nm以下の単色紫外光
    である薄膜磁気ヘッドの製造方法を用いて製造した薄膜
    磁気ヘッド。
  13. 【請求項13】 下地基板あるいは下地膜上に、フォト
    レジストをパターニングした後、使用しているフォトレ
    ジストの感光波長よりも短波長側に最大ピークを持つ発
    光スペクトルを有する紫外光を、空気、酸素、オゾンの
    うち少なくとも1つを含む雰囲気で表面に照射し、続い
    て脱脂処理、酸洗浄またはアルカリ洗浄、めっき処理ま
    たはウェットエッチング処理のうち少なくとも1つの工
    程を含むことを特徴とする電子回路基板、半導体素子、
    半導体装置、表示素子および電子装置のいずれかの製造
    方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の電子回路基板、半
    導体素子、半導体装置、表示素子および電子装置のいず
    れかの製造方法において、上記紫外光が波長172nm
    以下に最大ピークを持つ発光スペクトルを有する紫外光
    であることを特徴とする電子回路基板、半導体素子、半
    導体装置、表示素子および電子装置のいずれかの製造方
    法。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の電子回路基板、半
    導体素子、半導体装置、表示素子および電子装置のいず
    れかの製造方法において、上記紫外光が波長172nm
    以下の単色紫外光であることを特徴とする電子回路基
    板、半導体素子、半導体装置、表示素子および電子装置
    のいずれかの製造方法。
  16. 【請求項16】 表面にフォトレジストをパターニング
    した表面のめっき処理あるいはウェットエッチング処理
    の前処理工程であって、使用しているフォトレジストの
    感光波長よりも短波長側に最大ピークを持つ発光スペク
    トルを有する紫外光を、空気、酸素、オゾンのうち少な
    くとも1つを含む雰囲気で表面に照射する表面処理方法
    を用いて製造した電子回路基板または半導体素子または
    半導体装置または表示素子または電子装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の電子回路基板また
    は半導体素子または半導体装置または表示素子または電
    子装置において、表面処理方法で使用する上記紫外光が
    波長172nm以下に最大ピークを持つ発光スペクトル
    を有する紫外光であることを特徴とする電子回路基板ま
    たは半導体素子または半導体装置または表示素子または
    電子装置。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載の電子回路基板また
    は半導体素子または半導体装置または表示素子または電
    子装置において、表面処理方法で使用する上記紫外光が
    波長172nm以下の単色紫外光であることを特徴とす
    る電子回路基板または半導体素子または半導体装置また
    は表示素子または電子装置。
  19. 【請求項19】 下地基板あるいは下地膜上に、フォト
    レジストをパターニングした後、使用しているフォトレ
    ジストの感光波長よりも短波長側に最大ピークを持つ発
    光スペクトルを有する紫外光を、空気、酸素、オゾンの
    うち少なくとも1つを含む雰囲気で表面に照射し、続い
    て脱脂処理、酸洗浄またはアルカリ洗浄、めっき処理ま
    たはウェットエッチング処理のうち少なくとも1つの工
    程を含むことを特徴とする製造方法を用いて製造した電
    子回路基板または半導体素子または半導体装置または表
    示素子または電子装置。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の電子回路基板また
    は半導体素子または半導体装置または表示素子または電
    子装置において、製造方法で使用する上記紫外光が波長
    172nm以下に最大ピークを持つ発光スペクトルを有
    する紫外光であることを特徴とする電子回路基板または
    半導体素子または半導体装置または表示素子または電子
    装置。
  21. 【請求項21】 請求項19に記載の電子回路基板また
    は半導体素子または半導体装置または表示素子または電
    子装置において、製造方法で使用する上記紫外光が波長
    172nm以下の単色紫外光であることを特徴とする電
    子回路基板または半導体素子または半導体装置または表
    示素子または電子装置。
  22. 【請求項22】 フォトレジストの剥離処理、または、
    有機化合物含有液を用いるめっき処理、ウェットエッチ
    ング処理、化学機械研磨処理、もしくは、腐食抑制物質
    を含有する溶液を用いた防食処理または洗浄処理の後工
    程において、紫外光、特に波長172nm以下に最大ピ
    ークを持つ発光スペクトルを有する紫外線または波長1
    72nm以下の単色紫外線を、空気、酸素、オゾンのう
    ち少なくとも1つを含む雰囲気で表面に照射することを
    特徴とする表面処理方法。
  23. 【請求項23】 フォトレジストの剥離処理、または、
    有機化合物含有液を用いるめっき処理、ウェットエッチ
    ング処理、化学機械研磨処理、もしくは、腐食抑制物質
    を含有する溶液を用いた防食処理または洗浄処理の後工
    程において、紫外光、特に波長172nm以下に最大ピ
    ークを持つ発光スペクトルを有する紫外線または波長1
    72nm以下の単色紫外線を、空気、酸素、オゾンのう
    ち少なくとも1つを含む雰囲気で表面に照射することを
    特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  24. 【請求項24】 フォトレジストの剥離処理、または、
    有機化合物含有液を用いるめっき処理、ウェットエッチ
    ング処理、化学機械研磨処理、もしくは、腐食抑制物質
    を含有する溶液を用いた防食処理または洗浄処理の後、
    紫外光、特に波長172nm以下に最大ピークを持つ発
    光スペクトルを有する紫外線または波長172nm以下
    の単色紫外線を、空気、酸素、オゾンのうち少なくとも
    1つを含む雰囲気で表面に照射して製造した薄膜磁気ヘ
    ッド。
  25. 【請求項25】 フォトレジストの剥離処理、または、
    有機化合物含有液を用いるめっき処理、ウェットエッチ
    ング処理、化学機械研磨処理、もしくは、腐食抑制物質
    を含有する溶液を用いた防食処理または洗浄処理の後工
    程において、紫外光、特に波長172nm以下に最大ピ
    ークを持つ発光スペクトルを有する紫外線または波長1
    72nm以下の単色紫外線を、空気、酸素、オゾンのう
    ち少なくとも1つを含む雰囲気で表面に照射することを
    特徴とする電子回路基板、半導体素子、半導体装置、表
    示素子および電子装置の製造方法。
  26. 【請求項26】 フォトレジストの剥離処理、または、
    有機化合物含有液を用いるめっき処理、ウェットエッチ
    ング処理、化学機械研磨処理、もしくは、腐食抑制物質
    を含有する溶液を用いた防食処理または洗浄処理の後工
    程において、紫外光、特に波長172nm以下に最大ピ
    ークを持つ発光スペクトルを有する紫外線または波長1
    72nm以下の単色紫外線を、空気、酸素、オゾンのう
    ち少なくとも1つを含む雰囲気で表面に照射して製造し
    た電子回路基板、半導体素子、半導体装置、表示素子お
    よび電子装置。
  27. 【請求項27】 表面が酸化される材の表面に液体を接
    触させる処理の前処理工程において、波長172nm以
    下に最大ピークを持つ発光スペクトルを有する紫外光
    を、空気、酸素、オゾンのうち少なくとも1つを含む雰
    囲気で表面に照射することを特徴とする表面処理方法。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載の表面処理方法にお
    いて、上記紫外光が波長172nm以下の単色紫外光で
    あることを特徴とする表面処理方法。
  29. 【請求項29】 請求項27または請求項28に記載の
    表面処理方法において、表面が酸化される材の表面に液
    体を接触させる処理が、めっき処理またはエッチング処
    理または脱脂処理または酸洗浄もしくはアルカリ洗浄の
    いずれかであることを特徴とする表面処理方法。
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