JP2002212010A - 殺虫剤組成物 - Google Patents

殺虫剤組成物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 殺虫成分、特にはメトキサジアゾンおよび5
−クロロ−2−トリフルオロメタンスルホンアミド安息
香酸メチルを十分に溶解することができ、噴霧した場合
その粒子径が適当であり、しかも不快な臭いや刺激が少
なく、樹脂製品等への影響が少ない殺虫剤組成物を提供
すること。 【解決手段】 特定のプロピオンオキサイド骨格を有す
る化合物と殺虫成分とを含有する殺虫剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、殺虫剤組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】メトキサジアゾン等はチャバネゴキブリ
等に対して効果を有していることが知られているが、従
来一般に用いられている溶剤、例えば灯油類やアルコー
ル類に対する溶解度が低いため、エアゾールとしてゴキ
ブリ等に対する効果を十分に持たせるほどの量を溶解さ
せるためには、多量の溶剤が必要であった。このように
多量の溶剤を用いた場合、その溶剤による汚れやシミ、
樹脂製品等の各種部材の白化、劣化等の悪影響が発生
し、また、噴霧粒子の径が大きくなることにより、噴霧
後の薬剤の拡散性が損なわれる等の問題点があった。
【0003】また、上記のような欠点を改善するため
に、特開平9−2904号公報では炭酸プロピレンを使
用したエアゾール製剤を開示している。しかし、炭酸プ
ロピレンは揮発性が低いため、噴霧後の粒子径が適当で
なく、刺激もあることが知られており、実用上完全なも
のとはいい難い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、殺虫
成分、特にはメトキサジアゾンおよび5−クロロ−2−
トリフルオロメタンスルホンアミド安息香酸メチルを十
分に溶解することができ、噴霧した場合その粒子径が適
当であり、しかも不快な臭いや刺激が少なく、樹脂製品
等への影響が少ない殺虫剤組成物を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下記構
成の殺虫剤組成物が提供されて、本発明の上記目的が達
成される。 (1) 下記一般式(1)で示される化合物と殺虫成分
とを含有することを特徴とする殺虫剤組成物。
【0006】
【化2】
【0007】式中;R1およびR2は、同一または異なっ
て、水素原子、炭素数1〜4個のアルキル基、炭素数6
〜8個のアリ−ル基または炭素数2〜4個のアシル基を
表す。但し、R1とR2とが同時に水素原子となることは
ない。nは1〜3の整数である。 (2)一般式(1)で示される化合物が、プロピレング
リコールメチルエーテルアセテート、プロピレングリコ
ールジアセテートおよびプロピレングリコールフェニル
エーテルから選択される少なくとも1種であることを特
徴とする上記(1)に記載の殺虫剤組成物。 (3)殺虫成分が、メトキサジアゾンおよび5−クロロ
−2−トリフルオロメタンスルホンアミド安息香酸メチ
ルの少なくとも一方であることを特徴とする上記(1)
または(2)に記載の殺虫剤組成物。
【0008】本発明の殺虫剤組成物は、殺虫成分と、上
記一般式(1)で表される化合物とを併用することで、
少量であっても十分な量の殺虫成分(特には、メトキサ
ジアゾンおよび5−クロロ−2−トリフルオロメタンス
ルホンアミド安息香酸メチル)を溶かすことができ、か
つそれに噴射剤を加えたエアゾール組成物とした場合、
噴霧後の噴霧粒子径が適切となり、薬剤の拡散性が保た
れ、加えて不快な臭いや刺激が少ない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、詳述する。本発明の殺虫剤組成物は、溶解剤として
上記一般式(1)で示される化合物を含有する。一般式
(1)において、R1およびR2は、同一または異なっ
て、水素原子、炭素数1〜4、好ましくは1〜3のアル
キル基、炭素数6〜8のアリ−ル基または炭素数2〜4
のアシル基を表す。但し、R1とR2とが同時に水素原子
となることはない。
【0010】上記アルキル基の具体例としては、メチ
ル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、t−ブチル
等が挙げられる。なかでも、メチル、n−プロピル、i
−プロピル、t−ブチル等の炭素数1〜4個のものが好
ましく、特にメチルが好ましい。上記アリール基の具体
例としては、フェニル、トリル、キシリル等が挙げられ
る。なかでもフェニルが好ましい。上記アシル基の具体
例としては、アセチル、プロピオニル、ブチリル等が挙
げられる。なかでも、アセチルが好ましい。R1として
はメチル、n−プロピル、n−ブチル、t−ブチル、フ
ェニル、アセチルが好ましく、R2は水素原子又はアセ
チル基が好ましい。
【0011】nは、一般式(1)に含有されるプロピレ
ンオキサイド骨格の数を表し、1〜3の整数である。本
発明においては、nが異なる化合物の混合物を用いても
よい。
【0012】一般式(1)で表される化合物の具体例と
して、 ・プロピレングリコールメチルエーテル(PM) ・ジプロピレングリコールメチルエーテル(DPM) ・トリプロピレングリコールメチルエーテル(TPM) ・プロピレングリコールn−プロピルエーテル(Pn
P) ・ジプロピレングリコールn−プロピルエーテル(DP
nP) ・プロピレングリコールメチルエーテルアセテート(P
MA) ・プロピレングリコールジアセテート(PGDA) ・プロピレングリコールフェニルエーテル(PPH) ・プロピレングリコールt−ブチルエーテル(PTB) 等を挙げることができる。なかでも、 ・プロピレングリコールメチルエーテルアセテート(P
MA) ・プロピレングリコールジアセテート(PGDA)、お
よび ・プロピレングリコールフェニルエーテル(PPH) が好ましい。
【0013】一般式(1)で示される化合物は、1種単
独であるいは2種以上を組み合わせて用いることができ
る。
【0014】一般式(1)で示される化合物は、殺虫成
分1重量部に対して好ましくは1〜50重量部、より好
ましくは10〜30重量部用いられる。さらに、本発明
の目的の達成を損なわない範囲で、他の溶剤を併用する
ことができる。用いることができる他の溶剤としては、
例えば水、油性溶媒が挙げられる。油性溶媒としては、
例えば、ヘキサン、ケロシン(灯油)、n−ペンタン、
iso−ペンタン、シクロペンタンなどの脂肪族炭化水
素類;ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化
水素;ジクロロメタン、四塩化炭素などのハロゲン化炭
化水素類;エタノール、イソプロピルアルコール、エチ
レングルコールなどのアルコール類;アセトン、メチル
エチルケトン、ジエチルエーテルなどのエーテル類;酢
酸エチル、ミリスチン酸イソプロピルなどのエステル
類;アセトニトリルなどのニトリル類;ジメチルホルム
アミドなどの酸アミド類;大豆油、綿実油などの植物油
などが挙げられ、これらの油性溶媒から選択した1種以
上の化合物を配合することができる。本発明において溶
媒としての水は、従来より用いられている精製水あるい
は脱イオン水に加えて脱酸素水などを用いてもよい。
【0015】上記他の溶剤としては、エタノール、ケロ
シンが好ましく、より好ましくはエタノールである。上
記一般式(1)で示される化合物と上記他の溶剤の使用
比率は、殺虫成分の溶解を妨げない範囲であればよく、
混合溶媒として用いることができる。
【0016】本発明の殺虫剤組成物に用いられる殺虫成
分としては、例えば、トランスフルトリン、アレスリ
ン、テトラメスリン、レスメトリン、フェノトリン、フ
ラメトリン、ペルメトリン、シフェノトリン、シペルメ
トリン、トラロメスリン、エンペントリン、エトフェン
プロックスなどのピレスロイド系の化合物、DDVP、
フェンチオン、フェニトロチオン、テメホス、ホキシ
ム、アセフェート、ピリダフェンチオン、ダイアジノ
ン、エトリムホス、マラチオン、プロチオホス、プロペ
タンホス、ピラクロホス、クロルピリホス、クロルピリ
ホスメチルなどの有機リン系殺虫剤;カルバリル、ベン
ダイオカルブ、プロポクスルなどのカーバメイト系殺虫
剤;メトキサジアゾンなどのオキサジアゾール系殺虫
剤;下記に化学式で示す5−クロロ−2−トリフルオロ
メタンスルホンアミド安息香酸メチルなどのスルホンア
ミド系殺虫剤;
【0017】
【化3】
【0018】ジフルベンズロン、ブプロフェジンなどの
キチン合成阻害剤;ピリプロキシフェンなどの幼若ホル
モン様物質;オクタクロロジプロピルエーテル、イソボ
ルニルチオシアノアテート、ピペロニルブトキサイド、
N−(2−エチルヘキシル)−ビシクロ−〔2.2.
1〕−ヘプタ−5−エン−2,3−ジカルボキシイミ
ド、N−(2−エチルヘキシル)−1−イソプロピル−
4−メチルビシクロ−〔2.2.2〕−オクト−5−エ
ン−2,3−ジカルボキシイミド等の共力剤などを挙げ
ることができる。
【0019】このほかにも、殺虫剤指針解説(日本薬業
新聞社)、Pesticide Manual HandBook(Crop Protecti
on Publications)等に記載された幼若ホルモン様化合
物、ピレスロイド系化合物、カーバメイト系化合物、有
機リン系化合物、そのほかの化合物、共力剤なども挙げ
ることができる。これらの中でも、メトキサジアゾンお
よび5−クロロ−2−トリフルオロメタンスルホンアミ
ド安息香酸メチルが本発明の目的からして特に好まし
い。
【0020】また、これら殺虫成分は、殺虫剤組成物中
に1〜20重量%、好ましくは2〜10重量%の割合で
含まれることが望ましい。
【0021】本発明の殺虫剤組成物において、使用でき
る他の成分としては、殺菌剤、防黴剤、消臭剤、芳香
剤、バリアー成分等が挙げられる。
【0022】本発明の殺虫剤組成物は、通常、その他の
配合剤を用いて適用区域、適用方法等に適した各種の形
態、例えば液剤、固剤等に調製して利用される。液剤の
形態の本発明の殺虫剤組成物には、更に通常の塗膜形成
剤、乳化剤、分散剤、展着剤、湿潤剤、安定剤、噴射剤
等の添加剤を配合することができ、塗料形態、接着剤形
態、乳剤、分散剤、懸濁剤、クリーム、噴霧剤、加水発
熱型燻煙剤、エアゾール剤等の形態で利用することがで
きる。また固剤の形態に調製するに当り用いられる担体
としては、例えばケイ酸、カオリン、活性炭、ベントナ
イト、珪藻土、タルク、クレー、炭酸カルシウム、陶磁
器粉等の鉱物質粉末や、木粉、大豆粉、小麦粉、でん粉
等の植物質粉末等やシクロデキストリン等の包接化合物
等を例示できる、更に該固剤の形態に調製するに当って
は、昇華性担体や昇華性防虫剤を用い、上記成分を溶融
混合又は攪拌混合後成型して、昇華性固剤とすることも
できる。
【0023】また本発明の殺虫剤組成物は、例えばポリ
ビニルアルコールやカルボキシメチルセルロース等を用
いたスプレードライ法、ゼラチン、ポリビニルアルコー
ル、アルギン酸等を用いた液中硬化法、コアセルベーシ
ョン法等に従いマイクロカプセル化した形態に調製した
り、ベンジリデン−D−ソルビトール、カラギーナン、
寒天キサンタンガム等のゲル化剤を用いてゲルの形態に
調製することもできる。また、噴射剤を加えることでエ
アゾールとすることができる。噴射剤としては、公知の
噴射剤、一般に知られているものが使用でき、例えば、
液化石油ガス(LPG)、プロパン、n−ブタン、is
o−ブタン、n−ペンタン、iso−ペンタン、シクロ
ペンタン、塩素を含まないフロンガス、ジメチルエーテ
ル、窒素ガス、液化炭酸ガス等が挙げられる。塩素を含
まないフロンガスとしては、HFC−125、HFC−
134a、HFC−143a、HFC−152a、HF
C−32等が挙げられる。これらは単独又は2種以上の
混合物として使用することができる。噴射剤は、原液
(殺虫成分+溶剤を含む液)に対して容積比で1〜10
倍、好ましくは2〜7倍含有させる。本発明の殺虫剤組
成物の形態としては、エアゾール剤とするのがよく、特
に殺虫成分を効率的に短時間(10秒〜3分)で一度に
空間に処理できる全量噴射エアゾール剤が好ましい。
【0024】本発明の殺虫剤組成物は、チャバネゴキブ
リ、クロゴキブリ、ワモンゴキブリ、トビイロゴキブ
リ、ヤマトゴキブリなどのゴキブリ類、イエバエ、ヒメ
イエバエ、センチニクバエ、ケブカクロバエ、キイロシ
ョウジョウバエ、ノミバエ、チョウバエなどのハエ類、
アカイエカ、ヒトスジシマカ、シナハマダラカなどのカ
類、ネコノミ、イヌノミ、ヒトノミなどのノミ類、イ
ガ、コイガ、ヒメカツオブシムシ、ヒメマルカツオブシ
ムシなどの衣料害虫、ノシメマダラメイガ、コクヌスト
モドキ、コクゾウなどの貯穀害虫、マルカメムシ、チャ
バネアオカメムシ、スコットカメムシなどのカメムシ
類、シラミ類、ハダニ、マダニ、ツメダニ、ウナガコナ
ダニ、ヒョウヒダニ等のダニ類などの様々な害虫に対し
て有効であり、使用場面としても一般家庭、倉庫、工
場、飲食店など多様な場面に、使用が可能である。
【0025】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明は実施例に限定されて解釈されることはな
い。
【0026】実施例1 メトキサジアゾン1.0gと表1に示す化合物3.8g
を加え30℃にまで昇温して均一に溶解した。その後室
温に放置し、メトキサジアゾンの析出の様子を観察し
た。さらに、実際の使用形態に合わせた状態(ここでは
エアゾール原液)等を想定して他の溶剤を併用した場合
の効果を確認するために、均一に溶解した上記溶液にエ
タノール5mlを添加し、冷蔵庫(5℃)に保存しメト
キサジアゾンの析出の様子を観察した。これらの結果を
表1に示した。その結果から本発明の殺虫剤組成物は、
優れた性能を示すことがわかる。
【0027】
【表1】
【0028】表1の溶剤の記号は下記の化合物を表す。 (1)PM:プロピレングリコールメチルエーテル (2)DPM:ジプロピレングリコールメチルエーテル (3)TPM:トリプロピレングリコールメチルエーテ
ル (4)PnP:プロピレングリコールn−プロピルエー
テル (5)DPnP:ジプロピレングリコールn−プロピル
エーテル (6)PMA:プロピレングリコールメチルエーテルア
セテート (7)PGDA:プロピレングリコールジアセテート (8)PPH:プロピレングリコールフェニルエーテル (9)PTB:プロピレングリコールt−ブチルエーテ
【0029】実施例2 5−クロロ−2−トリフルオロメタンスルホンアミド安
息香酸メチル1.0gと表2に示す化合物1gを加え3
0℃にまで昇温して均一に溶解した。但し、ケロシンは
溶解しなかった。その後室温に放置し、5−クロロ−2
−トリフルオロメタンスルホンアミド安息香酸メチルの
析出の様子を観察した。さらに、実際の使用形態に合わ
せた状態(ここではエアゾール原液)等を想定して他の
溶剤を併用した場合の効果を確認するために、均一に溶
解した上記溶液にエタノール8gを添加し、冷蔵庫(5
℃)に保存し5−クロロ−2−トリフルオロメタンスル
ホンアミド安息香酸メチルの析出の様子を観察した。こ
れらの結果を表2に示した。その結果から本発明の殺虫
剤組成物は、優れた性能を示すことがわかる。
【0030】
【表2】
【0031】実施例3 全量噴射型エアゾール剤の処方例1 (原液) フェノトリン 0.5g メトキサジアゾン 1.25g プロピレングリコールジアセテート 4.375g エチルアルコールにて 11.5gとする (噴射剤) ジメチルエーテル 35.0g 計 46.5g
【0032】全量噴射型エアゾール剤の処方例2 (原液) d,d−T−シフェノトリン 0.25g メトキサジアゾン 1.0g プロピレングリコールジアセテート 3.5g エチルアルコールにて 30mlとする (噴射剤) ジメチルエーテル 70ml 計 100ml
【0033】全量噴射型エアゾール剤の処方例3 (原液) フェノトリン 1.0g メトキサジアゾン 0.5g 5−クロロ−2−トリフルオロメタン 1.0g スルホンアミド安息香酸メチル プロピレングリコールジアセテート 1.0g エチルアルコールにて 20mlとする (噴射剤) ジメチルエーテル 80ml 計 100ml
【0034】
【発明の効果】本発明の殺虫剤組成物は、特定の化合物
を用いることにより、殺虫成分、特にメトキサジアゾン
および5−クロロ−2−トリフルオロメタンスルホンア
ミド安息香酸メチルを少量で十分に溶かすことができる
ので、多量の溶剤を用いる必要がない。その結果、例え
ばエアゾール殺虫剤としても、汚れやシミの発生が無
く、しかもエアゾール噴霧粒子の径が適切となり、噴霧
後の薬剤の拡散性が損なわれず、十分な薬効が得られ
る。さらに、本発明の殺虫剤組成物は不快な臭いや刺激
がほとんどない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 隆啓 兵庫県赤穂郡上郡町高田台5−17−2 Fターム(参考) 4H011 AC01 AC02 BA01 BB07 BB15 BC01 BC03 DA13 DA21 DD05 DE15 DF04 DG08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で示される化合物と殺
    虫成分とを含有することを特徴とする殺虫剤組成物。 【化1】 式中;R1およびR2は、同一または異なって、水素原
    子、炭素数1〜4個のアルキル基、炭素数6〜8個のア
    リ−ル基または炭素数2〜4個のアシル基を表す。但
    し、R1とR2とが同時に水素原子となることはない。n
    は1〜3の整数である。
  2. 【請求項2】 一般式(1)で示される化合物が、プロ
    ピレングリコールメチルエーテルアセテート、プロピレ
    ングリコールジアセテートおよびプロピレングリコール
    フェニルエーテルから選択される少なくとも1種である
    ことを特徴とする請求項1に記載の殺虫剤組成物。
  3. 【請求項3】 殺虫成分が、メトキサジアゾンおよび5
    −クロロ−2−トリフルオロメタンスルホンアミド安息
    香酸メチルの少なくとも一方であることを特徴とする請
    求項1または2に記載の殺虫剤組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006123961A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Earth Chem Corp Ltd アミドフルメトの安定化方法
JP2008273946A (ja) * 2007-03-30 2008-11-13 Sumitomo Chemical Co Ltd 害虫防除用組成物及び害虫防除方法
CN107251895A (zh) * 2017-06-08 2017-10-17 深圳诺普信农化股份有限公司 喷雾助剂及其制备与应用

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