JP2002211502A - 平版印刷版包装方法、平版印刷版包装用ガイド部材及び平版印刷版包装装置 - Google Patents
平版印刷版包装方法、平版印刷版包装用ガイド部材及び平版印刷版包装装置Info
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Abstract
品質に影響を与えたり包装材を損傷させたりすることの
ない平版印刷版包装方法と、この平版印刷版包装方法に
使用される平版印刷版包装用ガイド部材及び、この平版
印刷版包装方法に適用される平版印刷版包装装置を得
る。 【解決手段】 平版印刷版の積層束12の外側に、辺用
ガイド部材40及び面用ガイド部材42を配置したの
ち、内装紙16を筒状に巻き付ける。巻き付け後、辺用
ガイド部材40及び面用ガイド部材42を上方に引き抜
き、内装紙16の上部を積層束12の上面に重なるよう
に折り込む。内装材16の巻き付け時に辺用ガイド部材
40及び面用ガイド部材42によって平版印刷版のずれ
が防止されると共に、内装紙16が積層束12の角や辺
に接触しなくなる。
Description
法と、この平版印刷版包装方法に使用される平版印刷版
包装用ガイド部材及び、この平版印刷版包装方法に適用
される平版印刷版包装装置に関する。
では、製版工程の自動化を容易にすべく、感光性印刷版
や感熱性印刷板等の平版印刷版が広く用いられている。
平版印刷版は、一般にシート状或いはコイル状のアルミ
ニウム板等の支持体に、例えば、砂目立て、陽極酸化、
シリケート処理、その他化成処理等の表面処理を単独又
は適宜組み合わせて行い、次いで、感光層又は感熱層
(これらをまとめて「塗布膜」という)の塗布、乾燥処
理を行った後に所望のサイズに切断されることで製造さ
れる。この平版印刷版は、露光、現像処理、ガム引き等
の製版処理が行われ、印刷機にセットされ、インクが塗
布されることで、紙面に文字、画像等が印刷される。
熱性印刷版)は、いずれも一枚の薄い板状とされている
ため、角や辺、内部等に傷や変形があると、感光や感熱
によって現像した際に像がぼけたり、印刷した際にイン
クが不均一になる等の問題が生じやすい。また、一般
に、感光性印刷版は感光性が高く、僅かな可視光波長帯
域の光によって露光されても感光層に変化が生じるた
め、遮光する必要がある。また、感熱性印刷版も、当た
る光の熱エネルギーによって感熱層が変質したり、反応
進行によって感度変化が起こったりする場合があるた
め、適度な遮光を行うことが好ましい。
場合、荷扱いの回数を減らして運搬や保管を低コストで
行うために、大量の平版印刷版を厚み方向に積層して平
版印刷版の束を構成し、この積層束を包装材によって包
装することが好ましい。
品質を維持すると共にその荷扱いを容易にするために、
例えば、積層束をパレットやスキッド等の積載部材に積
載し、さらに、クラフト紙や樹脂製のフィルム等の包装
材を積層束及び積載部材に直接巻き付けて隙間無く固定
し、全体として平版印刷版包装構造を構成することがあ
る。包装材として、遮光性及び防湿性を有するものを使
用することで、平版印刷版の品質が一定に保持される。
状とされており、平版印刷版の積層束においての角およ
び辺が外に向かって鋭利になっている。このため、包装
材は積層束の鋭利な部分で損傷を受け、遮光性や防湿性
が低下するおそれがある。
巻き付け力に偏りがあると、平版印刷版どうしがずれて
しまうおそれがある。このような平版印刷版のずれを防
止するためには、包装材の巻き付け時に積層束を平版印
刷版の積層方向に強く押え付けて平版印刷版どうしの摩
擦力を大きくすることが考えられるが、平版印刷版に厚
み方向の大きな力が作用すると、塗布膜にいわゆる圧力
かぶりが発生したり、傷が生じたりすることがある。
合には、積載部材が積層束から出っ張った状態で包装材
を巻き付けることとなるため、包装材をゆがみ、たるみ
なく巻き付けることが困難になる。そして、なゆがみや
たるみが生じた結果、包装材のうち積載部材に固定する
部分(下端近傍部分)や、包装材どうしの重なり部分に
しわやたるみが発生し、密閉性不良を引き起こすことが
ある。また、包装材を筒状とし、内部に積層束を収容し
たのち包装材を部分的に折り込んで包装するいわゆるキ
ャラメル包装の場合にも、折り込み部分にしわやたるみ
が発生し、密閉性不良を引き起こすことがある。このよ
うな密閉性不良により、包装構造自体の遮光性や防湿性
が低下してしまう。
考慮し、平版印刷版を確実に保護でき、平版印刷版の品
質に影響を与えたり包装材を損傷させたりすることのな
い平版印刷版包装方法と、この平版印刷版包装方法に使
用される平版印刷版包装用ガイド部材及び、この平版印
刷版包装方法に適用される平版印刷版包装装置を得るこ
とを課題とする。
は、複数の平版印刷版が積層されて構成された積層束を
積載部材上で包装する平版印刷版包装方法であって、前
記積層束を前記積載部材上に積載する積載工程と、前記
積載部材に積載された前記積層束の外側にガイド部材を
配置するガイド部材配置工程と、前記ガイド部材の外側
から包装材を筒状に巻き付ける巻き付け工程と、前記包
装材が前記ガイド部材に巻きつけられた状態で前記ガイ
ド部材を引き抜く引き抜き工程と、を有することを特徴
とする。
装方法では、積載工程において積載部材上に平版印刷版
の積層束を積載した後、ガイド部材配置工程により、積
層束の外側にガイド部材を配置する。次いで、巻き付け
工程において、ガイド部材の外側から包装材を筒状に巻
き付ける。このとき、ガイド部材配置工程においてガイ
ド部材が積層束の外側に配置されているので、包装材の
巻き付け時に巻き付け力が偏って作用しても、積層束を
構成する平版印刷版のずれは一定範囲内に制限される。
特に、ガイド部材を積層束の側面に接触するように配置
することも可能であり、これによって平版印刷版のずれ
を無くすことが可能となる。
ように配置することもでき、これにより、巻き付け時に
包装材が積層束の角や辺に接触しなくなるので、包装材
が損傷を受けることもない。
合(すなわち、積載部材が積層束よりもはみ出してい
る)であっても、ガイド部材により、このはみ出し量が
実質的に少なくなる。すなわち、包装材と積層束との隙
間にガイド部材が存在した状態で包装材が巻きつけられ
るので、平版印刷版に緩みやずれを発生させることなく
包装できると共に、包装材にゆがみやたるみ、しわ等を
発生させることなく密閉性の高い包装構造を構成できる
ので、平版印刷版を確実に遮光及び防湿して保護でき
る。
を引きぬくことで、平版印刷版包装構造が構成される。
包装材は巻き付け工程において筒状に巻き付けられてい
るので、ガイド部材を容易に引き抜くことができる。
刷版が積層されて構成された積層束を積載部材上で包装
する平版印刷版包装方法であって、内装材を、前記積層
束が内部に収容される筒形状に形成すると共にガイド部
材によってこの筒形状に保持する保持工程と、前記保持
工程によって筒形状とされた内装材を積載部材上の前記
積層束に相対的に被せて筒形状の内部に積層束が収容さ
れるようにする被せ工程と、前記被せ工程によって内部
に積層束が収容された前記内装材から、前記ガイド部材
を引き抜く引き抜き工程と、を有することを特徴とす
る。
装方法では、保持工程において、包装材を筒状としさら
にガイド部材によって包装材を筒形状に保持する。筒形
状の包装材は、内部に積層束を収容可能とされているの
で、被せ工程において、包装材を積載部材上の積層束に
相対的に被せ、その内部に積層束を収容する。このよう
に、あらかじめ包装材を筒形状とし、さらにガイド部材
によって包装材を筒形状に保持することで、積層束には
内装材から偏った力が作用しなくなるので、積層束を構
成する平版印刷版にずれが生じることがなく、積層束を
積載部材に対し所定位置で包装できる。
に接触しないように被せることで、包装材の損傷を防止
できる。
材を筒形状に保持するので、積層束と積載部材との大小
関係に影響を受けることなく積層束を包装でき、包装状
態で平版印刷版に緩みやずれは発生しない。
を引き抜くことで、平版印刷版包装構造が構成される。
包装材は保持工程において筒形状とされているので、ガ
イド部材を容易に引き抜くことができる。
請求項2に記載の平版印刷版包装方法に使用される平版
印刷版包装用ガイド部材であって、棒状に形成され、長
手方向に沿って見たときに前記積層束の鋭利部に対応し
て屈曲された形状とされていることを特徴とする。
された形状のガイド部材を積層束の角部に配置すること
で、包装材が積層束の鋭利部に接触しなくなるので、包
装材の損傷を防止できる。なお、ここでいう「鋭利部」
とは、積層束が外側に鋭利に出っ張った部分をいい、角
や辺が含まれるのはもちろんであるが、これら以外でも
鋭利に出っ張った部分はすべて含まれる。
束に対して接触配置することで、積層束を構成する平版
印刷版のずれを確実に防止できる。
請求項2に記載の平版印刷版包装方法に使用される平版
印刷版包装用ガイド部材であって、前記積層束のいずれ
かの面に対応して平面状に形成されていることを特徴と
する。
して平面状に形成されたガイド部材を、積層束の対応す
る面に接触配置することで、積層束を構成する平版印刷
版のずれを確実に防止できる。
請求項2に記載の平版印刷版包装方法に適用される平版
印刷版包装装置であって、前記積載部材を支持する支持
装置と、前記積層束の外側に配置されるガイド部材と、
包装材を前記ガイド部材の外側に筒状に巻き付ける巻き
付け装置と、前記ガイド部材を積層束の平版印刷版積層
方向にそって移動可能とする移動装置と、を有すること
を特徴とする。
項1に記載の平版印刷版包装方法を行うには、まず、支
持装置に積載部材を支持させ、この積載部材上に積層束
を積載する(積載工程)。そして、積載部材に積載され
た積層束の外側にガイド部材を配置する(ガイド部材配
置工程)。次に、巻き付け装置によってガイド部材の外
側から包装材を筒状に巻き付ける(巻き付け工程)。最
後に、移動装置によって、包装材がガイド部材に巻きつ
けられた状態でガイド部材を積層束の平版印刷版積層方
向にそって引き抜く(引き抜き工程)。
て、請求項2に記載の平版印刷版包装方法を行うには、
まず、ガイド部材を、積層束の外側の位置を想定して配
置し、巻き付け装置によってガイド部材の外側に包装材
を筒状に巻き付ける。これにより、包装材は、その内部
に積層束を収容可能な筒形状とされ、さらにガイド部材
によって筒形状に保持される(保持工程)。そいて、移
動装置によってガイド部材を移動させると、ガイド部材
に保持された筒形状の包装材も一体で移動するので、支
持部材に支持された積層束にこれらを被せ、筒形状の内
側に積層束を収容する(被せ工程)。最後に、移動装置
によって、内装材からガイド部材を引き抜く(引き抜き
工程)。
包装装置では、請求項1及び請求項2のいずれに記載の
平版印刷版包装方法であっても容易に行うことができ
る。また、請求項1又は請求項2に記載の平版印刷版包
装方法を行うことで、包装材の密閉性を維持して平版印
刷版を包装できると共に、平版印刷版の品質に影響を与
えたり包装材を損傷させたりすることを防止できる。
載の発明において、前記支持装置、前記ガイド部材及び
前記移動装置が、前記包装材の巻き付け方向に沿って回
転可能とされていることを特徴とする。
装置を回転させることで、包装材の巻き付け作業が容易
になる。
請求項6に記載の発明において、前記巻き付け装置によ
る前記内装材の巻き付け時に包装材を保持する保持部
材、を有することを特徴とする。
時に包装材が不用意にずれなくなるので、巻き付け作業
がさらに容易になる。
施形態の平版印刷版包装包装によって平版印刷版10
(感光性印刷版又は感熱性印刷版)の積層束12を包装
する工程が順に示されている。また、図8には、平版印
刷版10の積層束12が包装された状態(平版印刷版包
装構造30)が示されている。
方形の板状に形成された薄いアルミニウム製の支持体上
に、塗布膜(感光性印刷版の場合には感光層、感熱性印
刷版の場合には感熱層)を塗布して形成されている。こ
の塗布膜に、露光、現像処理、ガム引き等の製版処理が
行われ、印刷機にセットされ、インクが塗布されること
で、紙面に文字、画像等が印刷される。なお、本実施形
態の平版印刷版10は、印刷に必要な処理(露光や現像
等)が施される前段階のものであり、場合によっては平
版印刷版原版あるいは平版印刷版材と称されることもあ
る。
版印刷版10の具体的構成は特に限定されないが、例え
ば、ヒートモード方式およびフォトン方式のレーザ刷版
用の平版印刷版とすることによって、デジタルデータか
ら直接製版可能な平版印刷版とすることができる。
層中の成分を種々選択することによって、種々の製版方
法に対応した平版印刷版とすることができる。本発明の
平版印刷版の具体的態様の例としては、下記(1)〜
(11)の態様が挙げられる。 (1) 感光層が赤外線吸収剤、熱によって酸を発生す
る化合物、および酸によって架橋する化合物を含有する
態様。 (2) 感光層が赤外線吸収剤、および熱によってアル
カリ溶解性となる化合物を含有する態様。 (3) 感光層が、レーザ光照射によってラジカルを発
生する化合物、アルカリに可溶のバインダー、および多
官能性のモノマーあるいはプレポリマーを含有する層
と、酸素遮断層との2層を含む態様。 (4) 感光層が、物理現像核層とハロゲン化銀乳剤層
との2層からなる態様。 (5) 感光層が、多官能性モノマーおよび多官能性バ
インダーとを含有する重合層と、ハロゲン化銀と還元剤
を含有する層と、酸素遮断層との3層を含む態様。 (6) 感光層が、ノボラック樹脂およびナフトキノン
ジアジドを含有する層と、ハロゲン化銀を含有する層と
の2層を含む態様。 (7) 感光層が、有機光導電体を含む態様。 (8) 感光層が、レーザー光照射によって除去される
レーザー光吸収層と、親油性層および/または親水性層
とからなる2〜3層を含む態様。 (9) 感光層が、エネルギーを吸収して酸を発生する
化合物、酸によってスルホン酸またはカルボン酸を発生
する官能基を側鎖に有する高分子化合物、および可視光
を吸収することで酸発生剤にエネルギーを与える化合物
を含有する態様。 (10) 感光層が、キノンジアジド化合物と、ノボラ
ック樹脂とを含有する態様。 (11) 感光層が、光又は紫外線により分解して自己
もしくは層内の他の分子との架橋構造を形成する化合物
とアルカリに可溶のバインダーとを含有する態様。
限定されず、例えば、 波長域350〜450nmのレーザー(具体例とし
ては、波長405±5nmのレーザーダイオード)。 波長域480〜540nmのレーザー(具体例とし
ては、波長488nmのアルゴンレーザー、波長532
nmの(FD)YAGレーザー、波長532nmの固体
レーザー、波長532nmの(グリーン)He−Neレ
ーザー)。 波長域630〜680nmのレーザー(具体例とし
ては、波長630〜670nmのHe−Neレーザー、
波長630〜670nmの赤色半導体レーザー)。 波長域800〜830nmのレーザー(具体例とし
ては、波長830nmの赤外線(半導体)レーザー)。 波長1064〜1080nmのレーザー(具体例と
しては、波長1064nmのYAGレーザー)。
例えば、及びの波長域のレーザー光はいずれも、上
記した(3)又は(4)の態様の感光層又は感熱層を有
する平版印刷版の双方に適用可能である。また、及び
の波長域のレーザー光はいずれも、上記した(1)又
は(2)の態様の感光層又は感熱層を有する平版印刷版
の双方に適用可能である。もちろん、レーザー光の波長
域と感光層又は感熱層との関係はこれらに限定されな
い。
されず、例えば、厚み0.12〜0.5mm、長辺
(幅)300〜2050mm、短辺(長さ)200〜1
500mmのアルミニウム板の片面に感光層又は感熱層
が塗布されたもの(いわゆる「片面品」)や、両面に塗
布されたもの(いわゆる「両面品」)等とすることがで
きる。
印刷版10とを交互に厚み方向に重ね合わせ、さらに重
ね合わせ方向の両端面(天面及び底面)に保護用厚紙2
2を配置して、平版印刷版10の積層束12が構成され
ている。
膜(画像形成面)を保護できれば、具体的構成は特に限
定されないが、例えば、木材パルプを100%使用した
紙や、木材パルプを100%使用せず合成パルプを使用
した紙、及びこれらの紙の表面に低密度ポリエチレン層
を設けた紙等を使用できる。特に、合成パルプを使用し
ない紙では、材料コストが低くなるので、低コストで合
紙14を製造することができる。より具体的には、漂白
クラフトパルプから抄造した坪量30〜45g/m2 、
密度0.7〜0.85g/cm3 、水分4〜6%、PH
4〜6の合紙が挙げられるが、もちろんこれに限定され
ない。
や変形を防止できれば、その材料や物性は特に限定され
ないが、例えば、故紙から抄造した坪量200〜150
0g/m2 、密度0.7〜0.85g/cm3 、水分4
〜8%、ベック平滑度3〜20秒、PH4〜6の保護用
厚紙が挙げられる。また、保護用厚紙22の材料として
は、木材パルプ、麻等の天然繊維、ポリオレフィン等の
線状高分子から得られる合成パルプ、再生セルロース等
を単独又は混合して使用することができる。特に、木材
パルプや天然繊維繊等、低コストの材用を選択すること
で、保護用厚紙を低コストで製造することができる。よ
り具体的には、例えば、原料故紙を叩解し、4%の濃度
に希釈した紙料にサイズ剤を厚紙重量の0.1%、紙力
剤を厚紙重量の0.2%になるように加え、さらに硫酸
アルミニウムをPHが5.0になるまで加えた紙料を用
いて抄紙して得られた密度0.72g/cm3、坪量6
40g/m2の保護用厚紙を挙げることができる。特
に、感熱層を有する平版印刷版10に対しては、上記し
た厚紙の両面に、低密度ポリエチレンが60μm程度ラ
ミネートされた保護用厚紙を使用すれば、保護用厚紙自
体に含まれる水分による感熱層の変質が防止されるので
好ましい。
合紙14や保護用厚紙22を省略してもよい。また、保
護用厚紙を平版印刷版10の所定枚数ごとに配置して、
より確実に平版印刷版10の変形等を防止できるように
してもよい。
0の数は特に限定されないが、運搬や保管の効率化の観
点等から、例えば10枚〜200枚とすることで、効率
的に運搬や保管をすることができる。
100〜3000枚重ね合わせ、その重ね合わせ方向の
両端面に保護用厚紙22を1〜3枚配置して、積層束1
2を構成してもよい。また、さらに多くの平版印刷版1
0によって積層束12を構成し、より効率的に(少ない
荷扱いの回数で)運搬や保管をできるようにすることも
可能である。いずれの場合でも、平版印刷版10と保護
用厚紙22とがずれないように、粘着テープ等の固定手
段でこれらを固定することが好ましいが、ずれが生じる
おそれ等がなければ、固定手段はなくてもよい。
版印刷版包装装置32は、円板状に形成された支持部材
34を有している。支持部材34は、図示しない駆動機
構によって、周方向に回転駆動されるようになってい
る。支持部材34は、積層束12が積載される積載部材
36を支持可能とされている。
図3に示すように、支持部材34に支持された積載部材
36の4つの角部に対応する位置に、辺用ガイド部材4
0が配置されている。さらに、積載部材36の4つの側
面に対応する位置に、面用ガイド部材42が配置されて
いる。辺用ガイド部材40及び面用ガイド部材42はそ
れぞれ、図示しない昇降装置によって昇降するようにな
っている。さらに、辺用ガイド部材40及び面用ガイド
部材42は、後述する支持部材34の回転時に支持部材
34の回転に同期して回転するようになっている。
2S(図1参照)に対応して端面が略L字状となるよう
に略直角に屈曲され、且つ少なくとも積層束12の高さ
と同じ長さを有する長尺状に形成されている。屈曲部4
0Aの外側はアールが付けられている。
積層束12の側面12Pに対応して配置されたとき、辺
用ガイド部材40と重なり合うことがない幅で、且つ少
なくとも積層束12の高さと同程度の高さを有する平板
状に形成されている。
平版印刷版10の積層束12を包装するには、まず、図
1に示すように、支持部材34上に積載部材36を載置
する。積載部材36は、平版印刷版10よりも大きな載
置面36Pを有する形状(例えば略板状)に形成されて
おり、積層束12を支持するために十分な強度及び剛性
を有している。このような条件が満たされれば材質は特
に限定されず、紙製、木製、樹脂製、金属製のいずれで
あってもよいが、軽量化を図る観点からは紙製が好まし
く、高強度・高剛性とする観点からは金属製が好まし
い。また、包装後の荷扱いの利便性を考慮すると、一般
的な物品の輸送等に使用されているパレットやスキッド
を使用することが好ましい。
するように、敷台38を載置する。敷台38は、載置面
36Pと略同サイズ又は載置面36Pより小さく、且つ
平版印刷版10よりは大きいサイズの板状に形成されて
いる。
る。なお、積層束12の載置は、別工程であらかじめ平
版印刷版10が積層されて構成された積層束12を載置
面36Pに載置してもよいし、合紙14が貼り付けられ
た平版印刷版10を載置面36P上に1枚ずつ、積層
し、積層束12を構成してもよい。
に示すように4つの辺用ガイド部材40をそれぞれ降下
させて、積層束12の4つの辺12Sに対応した位置に
配置する。同様に、昇降装置を駆動し、図3に示すよう
に4つの面用ガイド部材42をそれぞれ降下させて、積
層束12の4つの側面12Pに対応した位置に配置す
る。このとき、敷台38に辺用ガイド部材40及び面用
ガイド部材42をそれぞれ接触させることで所定位置に
位置決めして配置できる。なお、この状態で、積層束1
2と辺用ガイド部材40及び面用ガイド部材42との間
に僅かな隙間44が構成される。この隙間44の間隔
は、あまりに小さくすると、後述する辺用ガイド部材4
0及び面用ガイド部材42の抜き取り時に引っかかった
り抵抗となったりする。また、この間隔をあまりに大き
くすると、内装紙16内で積載束12が移動しやすくな
る。かかる観点から、この隙間は、0mm以上30mm
以下とすることが好ましいが、これに限定されるもので
はない。
0及び面用ガイド部材42の外面が敷台38の側面と面
一になっているが、これらのいすれかが外側に張り出し
ていてもよい。
において、面方向(水平方向)にはた寄った位置で配置
されることもある。この場合には、辺用ガイド部材40
(又は面用ガイド部材42)を降下させると積層束12
に接触してしまうおそれがあるので、そのおそれのある
辺用ガイド部材40の降下量を、積層束12の上面に達
しない程度とすればよい。どの辺用ガイド部材40の降
下量を少なくするかは、積層束12の片寄り量、すなわ
ち、積層束12の側面と敷台38の側面との隙間の有無
又は大小で決まり、この隙間が無い若しくは少ない(一
定量以下)の場合に、対応する辺用ガイド部材40の降
下量を、積層束12の上面に達しない程度とする。この
ように、辺用ガイド部材40の降下量は、積層束12の
位置に応じて個別に設定されるので、4本の辺用ガイド
部材40の降下位置は常に一様であるとは限らず、異な
ることがある。
る荷扱いの状況に応じて、敷台38を省略してもよい。
ガイド部材40及び面用ガイド部材42が配置された状
態で、図4に示すように、これらの辺用ガイド部材40
及び面用ガイド部材42を取り囲むようにして、内装紙
16を巻き付ける。図5にも示すように、内装紙16は
ロール状に巻かれた状態で巻き出しローラ46にセット
されており、巻き出しローラ46から順次巻き出される
ようになっている。また、内装紙16は、後述するよう
に、下部が積載部材36に固定された状態で、上部を積
層束12の上面に向かって折り込んでいわゆるキャラメ
ル包装が可能となるように、十分な幅を有している。巻
き出された内装紙16を、その下端近傍が積載部材36
と重なるように巻き付け、さらに内装紙16と積載部材
36とを、粘着テープ50等の固定手段で固定する。な
お、粘着テープ50も巻き出しローラ48にセットされ
ており、順次巻き出されるようになっている。
層束12を包装した状態で、平版印刷版10を遮光及び
防湿して、平版印刷版10の品質が変化しないように保
護できるものであれば限定されない。例えば、クラフト
紙に13μm程度の低密度ポリエチレンを溶融塗布し
て、6μm程度のアルミニウム箔を貼着したアルミクラ
フト紙や、このアルミクラフト紙のアルミニウム箔上に
10μm〜70μm程度の低密度ポリエチレンを貼り合
わせたもの、さらに、この低密度ポリエチレンに70μ
m程度の黒ポリエチレンフィルムを貼り合わせて遮光
性、防湿性を高めたもの等を使用可能である。
32では、図4及び図5から分かるように、少なくとも
1つの辺用ガイド部材40に対し、この辺用ガイド部材
40とで内装紙16を挟持する挟持部材52を有してい
る。辺用ガイド部材40と挟持部材52とで内装紙16
を挟持し部分的に固定することで、巻き付け時に内装紙
16が不用意に移動しなくなるので、巻き付け作業が容
易になる。なお、挟持部材52も辺用ガイド部材40及
び面用ガイド部材42と同様、支持部材34の回転時に
支持部材34の回転に同期して回転するようになってい
る。
に、支持部材34を回転させることで、積載部材36、
積層束12、辺用ガイド部材40、面用ガイド部材42
及び支持部材34が全て同一の角速度で回転する。そし
て、内装紙16及び粘着テープ50をそれぞれ巻き出し
ローラ46及び巻き出しローラ48から積極的に巻き出
す操作をしなくても、支持部材34の回転によってこれ
らが順次巻き出されて行く。
と、内装紙16をカッタ54(図5参照)で切断すると
共に、図6に示すように重なり部分16Pを固着手段で
固着する。これにより、内装紙16が積層束12の側面
に外側から対向する四角筒状とされる。なお、接着手段
としては特に限定されず、粘着テープや一般的な接着剤
であってもよいが、ホットメルトを使用すると、重なり
部分16Pを容易且つ短時間で固着でき、好ましい。特
に、ホットメルトによる貼着は、従来から使用されてい
る貼着装置を使用して自動化することも可能であり、特
に好ましい。なお、カッタ54による内装紙16の切断
と、内装紙16の重なり部分16Pの固着は、どちらが
先であってもよい。
示すように、図示しない昇降装置を駆動し、辺用ガイド
部材40及び面用ガイド部材42を上方へ移動させて内
装紙16の内側から引き抜く。このとき、内装紙16は
粘着テープ50によって積載部材36に固定されている
ので、内装紙16と共に上方へ移動してしまうことはな
い。
面に天板56を載置し、さらに内装紙16の上部を天板
56に向かって折り込む(いわゆる「キャラメル包
装」)。以上により、図8に示すように、本実施形態に
係る平版印刷版包装構造30が得られる。平版印刷版1
0は、内装紙16、積載部材36及び天板56によって
完全に覆われ、確実に遮光及び防湿されるので、一定の
品質に維持される。また、複数の平版印刷版10が一体
化されるので、荷扱いの回数を減らすことが可能にな
る。なお、図8では、積層束12の上面の中心近傍では
内装紙16が重ならないようになっており、この部分か
ら天板56が露出しているが、内装紙16の幅を十分に
広くし、積層束12の上面を、折り込まれた内装紙16
のみで完全に覆い隠せるようにしてもよい。また、積層
束12の上面を内装材16を折り込んで完全に密封した
のち、天板56をその上に載置してもよい。この構成で
は、内装材16によって積層束16が完全に密封される
ため、天板56は、平版印刷版10に対する遮光性及び
防湿性よりも、平版印刷版10の変形や損傷を防止する
保護手段として作用することとなる。いずれの構成にお
いても、内装材16の折り込み部分(重なった部分)を
粘着テープやホットメルト等の固定手段で固定し、より
密封性を高めてもよい。
積層束12に巻き付ける前に辺用ガイド部材40及び面
用ガイド部材42を積層束12の外側に配置しており、
積層束12を構成する平版印刷版10のずれが、これら
の辺用ガイド部材40及び面用ガイド部材42で囲まれ
た範囲内に制限される。例えば、内装紙16の巻き付け
時に巻き付け力が偏って作用しても、平版印刷版10の
ずれは制限されるので、積層束12を積載部材36に対
して所定位置で包装できる。
40及び面用ガイド部材42を配置することで、内装紙
16は巻き付け時に積層束12の鋭利な部分(角や辺
等)に接触しなくなる。これにより、内装紙16の破れ
や損傷を防止できるので、内装紙16は所望の遮光性及
び防湿性を維持し、平版印刷版10を確実に保護でき
る。
はみ出していても、内装紙16の巻き付け時にはこのは
み出し部分に辺用ガイド部材40及び面用ガイド部材4
2が存在しており、これらの辺用ガイド部材40及び面
用ガイド部材42によってこのはみ出し量が実質的に少
なくなるので、平版印刷版12に緩みやずれを発生させ
ることなく包装できると共に、包装材16にゆがみやた
るみ、しわ等を発生させることなく密閉性の高い包装構
造を構成できるので、平版印刷版12を確実に遮光及び
防湿して保護できる。
態に係る平版印刷版包装方法によって平版印刷版10の
積層束12を包装する工程の一部が示されている。第2
実施形態では、第1実施形態と同様の平版印刷版包装装
置を使用可能であるが、包装工程の前半部分が第1実施
形態と異なっているため、同一の部材等については層い
つ符号を付して説明を省略する。
図9にも示すように、まず、辺用ガイド部材40及び面
用ガイド部材42を積層束12から離れた位置(積載部
材36の上方)に配置し、これらの周囲に内装紙16を
巻き付ける。内装紙16が1周した状態で残余部分をカ
ッタ54(図5参照)等で切断すると共に、重なり部分
16Pを固着手段で固着する。これにより、内装紙16
が積層束12を内部に収容可能な四角筒状とされる。な
お、接着手段としては特に限定されず、粘着テープや一
般的な接着剤であってもよいが、ホットメルトを使用す
ると、重なり部分を容易且つ短時間で固着でき、好まし
い。
用ガイド部材40及び面用ガイド部材42を降下させ、
図10に示すように、積載部材36の上に積載された積
層束12に対し、その上方から、四角筒形状とされた内
装紙16が辺用ガイド部材40及び面用ガイド部材42
と一体で被せる。これにより。内装紙16内に積層束1
2が配置される。そして、内装紙16を粘着テープ50
によって積載部材36に固定する。なお、辺用ガイド部
材40及び面用ガイド部材42は固定しておき、支持部
材34を上昇させて、内装紙16内に積層束12が配置
されるようにしてもよい。
ガイド部材40及び面用ガイド部材42を上方に引き抜
き、積載束12の上面に天板56を載置した後、内装紙
16の上部を天板56に向かって折り込む。以上によ
り、本実施形態に係る平版印刷版包装構造30(図8参
照)が得られる。
装方法では、あらかじめ辺用ガイド部材40及び面用ガ
イド部材42によって内装紙16を四角筒状に巻き付け
た状態で保持し、その内部に積層束12を収容するの
で、積層束12には内装紙16から偏った力が作用しな
い。このため、積層束12を構成する平版印刷版10に
すれが生じることはなく、積層束12を積載部材36に
対して所定位置で包装できる。
に辺用ガイド部材40及び面用ガイド部材42が配置さ
れてり、この内装紙16を積層束12に被せるときに積
層束12の鋭利な部分(角や辺)に内装紙16が接触し
ないように被せることができる。これにより、内装紙1
6の破れや損傷を防止できるので、内装紙16は所望の
遮光性及び防湿性を維持し、平版印刷版10を確実に保
護できる。
前に、辺用ガイド部材40及び面用ガイド部材42によ
って四角筒状に保持するので、積載部材36が積層束1
2からはみ出している場合であっても、平版印刷版10
に緩みやすれを生じさせることなく、内装紙16の内側
に積層束12を収容して包装すると共に、内臓材16に
ゆがみやたるみ、しわ等を発生させることなく密閉性の
高い包装構造を構成できるので、平版印刷版10を確実
に遮光及び防湿して保護できる。
材は、上記した辺用ガイド部材40及び面用ガイド部材
42に限定されない。例えば、角柱状あるいは円柱状の
棒体を平版印刷版用ガイド部材として使用し、これらの
棒体を積層束12の周囲に配置して、平版印刷版10の
ずれを防止すると共に内装紙16が積層束12の角や辺
に接触しないようにしてもよい。
印刷版が積層されて構成された積層束を積載部材上で包
装する平版印刷版包装方法であって、前記積層束を前記
積載部材上に積載する積載工程と、前記積載部材に積載
された前記積層束の外側にガイド部材を配置するガイド
部材配置工程と、前記ガイド部材の外側から包装材を筒
状に巻き付ける巻き付け工程と、前記包装材が前記ガイ
ド部材に巻きつけられた状態で前記ガイド部材を引き抜
く引き抜き工程と、を有するので、包装材にゆがみやた
るみ、しわ等を発生させることなく密閉性の高い包装構
造を構成でき、平版印刷版の品質に影響を与えたり包装
材を損傷させたりすることもない。
刷版が積層されて構成された積層束を積載部材上で包装
する平版印刷版包装方法であって、内装材を、前記積層
束が内部に収容される筒形状に形成すると共にガイド部
材によってこの筒形状に保持する保持工程と、前記保持
工程によって筒形状とされた内装材を積載部材上の前記
積層束に相対的に被せて筒形状の内部に積層束が収容さ
れるようにする被せ工程と、前記被せ工程によって内部
に積層束が収容された前記内装材から、前記ガイド部材
を引き抜く引き抜き工程と、を有するので、包装材にゆ
がみやたるみ、しわ等を発生させることなく密閉性の高
い包装構造を構成でき、平版印刷版の品質に影響を与え
たり包装材を損傷させたりすることもない。
請求項2に記載の平版印刷版包装方法に使用される平版
印刷版包装用ガイド部材であって、棒状に形成され、長
手方向に沿って見たときに前記積層束の鋭利部に対応し
て屈曲された形状とされているので、包装材の損傷を防
止できると共に、平版印刷版のずれを確実に防止でき
る。
請求項2に記載の平版印刷版包装方法に使用される平版
印刷版包装用ガイド部材であって、前記積層束のいずれ
かの面に対応して平面状に形成されているので、平版印
刷版のずれを確実に防止できる。
請求項2に記載の平版印刷版包装方法に適用される平版
印刷版包装装置であって、前記積載部材を支持する支持
装置と、前記積層束の外側に配置されるガイド部材と、
包装材を前記ガイド部材の外側に筒状に巻き付ける巻き
付け装置と、前記ガイド部材を積層束の平版印刷版積層
方向にそって移動可能とする移動装置と、を有するの
で、請求項1及び請求項2のいずれに記載の平版印刷版
包装方法であっても容易に行うことができ、さらに、包
装材の密閉性を維持して平版印刷版を包装できると共
に、平版印刷版の品質に影響を与えたり包装材を損傷さ
せたりすることを防止できる。
載の発明において、前記支持装置、前記ガイド部材及び
前記移動装置が、前記包装材の巻き付け方向に沿って回
転可能とされているので、包装材の巻き付け作業が容易
になる。
請求項6に記載の発明において、前記巻き付け装置によ
る前記内装材の巻き付け時に包装材を保持する保持部
材、を有するので、巻き付け作業がさらに容易になる。
法の最初の工程を示す斜視図である。
法に関し図1の次工程を示す斜視図である。
法に関し図2の次工程を示す斜視図である。
法に関し図3の次工程を示す斜視図である。
法に関し図4の次工程を示す平面図である。
法に関し図5の次工程を示す平面図である。
法に関し図6の次工程を示す平面図である。
法によって構成された平版印刷版包装構造を示す斜視図
である。
法に関しその工程の一部を示す斜視図である。
方法に関しその工程の一部を示す斜視図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の平版印刷版が積層されて構成され
た積層束を積載部材上で包装する平版印刷版包装方法で
あって、 前記積層束を前記積載部材上に積載する積載工程と、 前記積載部材に積載された前記積層束の外側にガイド部
材を配置するガイド部材配置工程と、 前記ガイド部材の外側から包装材を筒状に巻き付ける巻
き付け工程と、 前記包装材が前記ガイド部材に巻きつけられた状態で前
記ガイド部材を引き抜く引き抜き工程と、 を有することを特徴とする平版印刷版包装方法。 - 【請求項2】 複数の平版印刷版が積層されて構成され
た積層束を積載部材上で包装する平版印刷版包装方法で
あって、 内装材を、前記積層束が内部に収容される筒形状に形成
すると共にガイド部材によってこの筒形状に保持する保
持工程と、 前記保持工程によって筒形状とされた内装材を積載部材
上の前記積層束に相対的に被せて筒形状の内部に積層束
が収容されるようにする被せ工程と、 前記被せ工程によって内部に積層束が収容された前記内
装材から、前記ガイド部材を引き抜く引き抜き工程と、 を有することを特徴とする平版印刷版包装方法。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の平版印刷
版包装方法に使用される平版印刷版包装用ガイド部材で
あって、 棒状に形成され、長手方向に沿って見たときに前記積層
束の鋭利部に対応して屈曲された形状とされていること
を特徴とする平版印刷版包装用ガイド部材。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の平版印刷
版包装方法に使用される平版印刷版包装用ガイド部材で
あって、 前記積層束のいずれかの面に対応して平面状に形成され
ていることを特徴とする平版印刷版包装用ガイド部材。 - 【請求項5】 請求項1又は請求項2に記載の平版印刷
版包装方法に適用される平版印刷版包装装置であって、 前記積載部材を支持する支持装置と、 前記積層束の外側に配置されるガイド部材と、 包装材を前記ガイド部材の外側に筒状に巻き付ける巻き
付け装置と、 前記ガイド部材を積層束の平版印刷版積層方向にそって
移動可能とする移動装置と、 を有することを特徴とする平版印刷版包装装置。 - 【請求項6】 前記支持装置、前記ガイド部材及び前記
移動装置が、前記包装材の巻き付け方向に沿って回転可
能とされていることを特徴とする請求項5に記載の平版
印刷版包装装置。 - 【請求項7】 前記巻き付け装置による前記内装材の巻
き付け時に包装材を保持する保持部材、 を有することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載
の平版印刷版包装装置。
Priority Applications (1)
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JP2001006960A JP2002211502A (ja) | 2001-01-15 | 2001-01-15 | 平版印刷版包装方法、平版印刷版包装用ガイド部材及び平版印刷版包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (11)
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---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-01-15 JP JP2001006960A patent/JP2002211502A/ja active Pending
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