JP2002210868A - レトルト処理可能なパウチ - Google Patents

レトルト処理可能なパウチ

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JP2002210868A JP2001339120A JP2001339120A JP2002210868A JP 2002210868 A JP2002210868 A JP 2002210868A JP 2001339120 A JP2001339120 A JP 2001339120A JP 2001339120 A JP2001339120 A JP 2001339120A JP 2002210868 A JP2002210868 A JP 2002210868A
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Irwin Bailey
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 食品をレトルト処理可能なパウチを提供す
る。 【解決手段】 レトルト処理可能なパウチは、3層又は
4層ラミネート材料から造られる少なくとも1つのシー
トを含む。ラミネート材料は、ポリエチレンテレフタレ
ート外層50、随意のナイロン第二層52、金属ホイル
第三層54、及びポリプロピレン内層56を含む。無溶
剤接着剤を使用して層を一緒に接着させる。レトルト処
理可能なパウチは、ラミネートの1つ又はそれ以上のシ
ートの縁を、ポリプロピレン層56が内方向に向きかつ
一緒に溶接されるようにヒートシールすることによって
形成する。次いで、パウチ及びその内容物は、ラミネー
ト又はヒートシールを劣化させないで熱処理することに
よって低温殺菌することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】発明は、シールし、次いで加
熱して内容物を低温殺菌する又は殺菌する程の温度にす
ることができる改良された可撓性容器又はレトルト処理
可能な(retortable)可撓性パウチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】食品の寿命を伸ばすためには、食料品内
の細菌を排除しなければならない。食品中の有害な細菌
を排除する一般的な方法の内の一つは、食品を加熱して
細菌を殺す程の温度にすることによる。何年もの間、食
品は、初めに金属缶内にシールされ、次いで缶詰食品
は、適した温度に加熱された。缶詰食品は、冷却した後
に、室温で長い時間保存されることができた。
【0003】最近になって、金属缶は、レトルトパウチ
と呼ばれる可撓性パウチに代わられてきている。これら
のパウチは、種々の形状及びサイズに利用される。最も
一般的な2つの形態は、フラット又はピロー形状のパウ
チ及びガセット又はスタンド−アップ形状のパウチと言
われる。これらのパウチは、金属缶に比べて相当に軽く
かつコストが安く、公衆の廃棄流中に置かれた時に、削
減の源と考えられる。典型的なフラット又はピローパウ
チは、積層された材料の1つ又は2つのシートからな
る。典型的なガセット又はスタンド−アップパウチは、
積層された材料の3つのシートを使用することによって
製造される。両方のタイプは、充填した後にヒートシー
ルすることによって一緒にシールされる。このプロセス
は、プリメイド(pre−made)パウチを使用し、
充填しかつアウトオブラインでシールすることにより、
又は形成し、充填しかつインラインでシールすることに
よって達成することができる。
【0004】可撓性パウチは、レトルトプロセスにおい
て使用されるためには、多数の要件を満たさなければな
らない。米国政府Food and Drug Adm
inistration(FDA)は、250°F (1
21℃)を超える温度に暴露されることになる可撓性パ
ッケージ用に使用することができる及び使用することが
できない材料について非常に具体的に述べている。詳細
には、21C.F.R.§177.1390は、これら
の極端な温度環境に暴露されることになる可撓性パウチ
を作成するのに使用することができる化学成分を規制し
ている。これらの可撓性パウチの物理的性質;積層接着
強さ、ヒートシール強さ、WVTR(水蒸気透過度)、
OTR(酸素透過度)、及び破裂分析は、通常のテステ
ィングパラメーターを超えるが、フィルムをフィルムそ
れら自体と共に一緒に接着させるのに使用される液体成
分は、FDAによって確立された移動性テスティングガ
イドラインを満たさなければならない。
【0005】パウチを構成する成分(インク、接着剤、
フィルム、及び溶媒)は、内容物を汚染するかもしれな
い移動成分を含有してはならない。機能性バリヤー(ホ
イル)の内部に使用される任意の液体、すなわちこの場
合接着剤は、その接着剤の化学的性質が脂肪族イソシア
ネートから造られなければ、移行テスティングを受けな
ければならない。接着剤成分が脂肪族性のものであるな
らば、規制は適用されない。そのような場合には、接着
剤はFDA§177.1390に準拠していると見なさ
れる。パウチは通常のレトルトプロセスを通ってパウチ
を圧力3.0〜5.0バーで温度120°〜130℃の
範囲に30〜80分間暴露した後に、依然、気密であり
かつ防細菌性(気密シールされた)のままでなければな
らない。この温度、圧力、及び時間は、パウチサイズ及
びパウチ内の内容物に応じてわずかに変えてよい。
【0006】現行で入手可能な一つのタイプの可撓性レ
トルトパウチは、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)の外層、金属ホイル層、ポリアミド層に、キャスト
ポリプロピレン(CPP)の内層を続ける4層ラミネー
トで構築される。別のタイプは、PETの外層、金属ホ
イル層に、CPPの内層を続ける3層ラミネートで構築
さる。そのような従来技術のパッケージの層は、メチル
エチルケトン、エチルアセテート、又はアセトンを溶剤
として含有するウレタン接着剤によって一緒に保たれ
る。最近まで、溶剤型接着剤が、レトルト処理可能な構
造を製造するのに使用されることができた唯一のタイプ
であった。
【0007】レトルト用途用の無溶剤接着剤は、最近の
2年だけで開発されてきた。これらの無溶剤接着剤は、
一方の成分がイソシアネートでありかつ他方の成分がポ
リオールである2成分ウレタン系として規定される。イ
ソシアネート部分は、レトルト処理可能な材料について
のFDAガイドラインを満足するために脂肪族である。
これらの成分は、性質が低分子量であり、分散又は塗被
するための溶剤を要しない。2成分を適当な混合比で組
み合わせ、無溶剤貼合せ機上で適当な塗布量及び温度に
おいてかつ適当な硬化時間を用いて塗被する時は、最終
結果は、隣接する層をレトルト積層内で一緒に接着する
架橋されたポリエステルウレタンフィルムである。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明の概要 本発明は、無溶剤接着剤を使用する、可撓性レトルトパ
ウチを構築するのに適したラミネートの製造に関する。
【0009】発明の一実施態様は、ポリエステル外層、
ポリアミド第二層、金属ホイル第三層、及びポリプロピ
レン内層を含む4層ラミネートから構築されるレトルト
処理可能なパウチである。層は、無用剤接着剤によって
一緒に結合される。
【0010】発明の別の実施態様は、PET外層、金属
ホイル第二層、ナイロン第三層、及びCPP内層を含む
4層ラミネートから構築されるレトルト処理可能なパウ
チである。層は、無用剤接着剤によって一緒に結合され
る。
【0011】発明の別の実施態様は、ポリエステル第一
層、ポリアミド及び金属ホイル第二層及び第三層、ポリ
プロピレン第四層からなり、無用剤接着剤が層を一緒に
結合させる積層された材料を含む。
【0012】発明の別の実施態様は、PET外層、金属
ホイル第二層、及びCPP内層からなる3重(ply)
材料である。層は、無用剤接着剤によって一緒に結合さ
れる。
【0013】
【発明の実施の形態】発明の具体的な説明 発明の前記の及びその他の特徴及び利点は、添付図に例
示する通りの発明の好適な実施態様の下記の詳細な記述
に鑑みて一層明らかになるものと思う。
【0014】図面、初めに図1を参照すると、本発明に
従うピロー又はフラットなレトルト処理可能なパウチの
一形態を、全体的に参照番号10によって示しかつ表
す。ピローパウチ10は、積層された材料の2つのシー
ト12A及び12Bをそれらのそれぞれの縁の回りにヒ
ートシール14によって一緒に結合及びシールさせて含
む。収納場所16は、シート12A、12Bの間及びヒ
ートシール14内の領域によって確定される。収納場所
は、周囲環境から密封され、パウチの内容物18(例え
ば、食物にし得る)を収容する。シート12A、12B
は、食品を収容するために所望される適した形状で形成
することができる。例えば、シート12Bの内の一つ
は、平面フランジを有する皿形状に形成してよい。次い
で、第二シート12Aを第一シート12Bのフランジに
ヒートシールすることができる。
【0015】パッケージを2つのシート12A、12B
を有すると説明するが、単一のシートを使用することが
できることは、当業者にとり容易に明らかなはずであ
る。シートをそれ自体の上に折り重ねて2つの層を形成
することができよう。次いで、内容物を折り重ねられた
層の間に入れた後に、3つの非結合の縁をヒートシール
することになる。
【0016】図2を参照すると、ガセット又はスタンド
−アップレトルト処理可能なパウチの一形態を、全体的
に参照番号40によって表す。ガセットパウチ40は、
積層された材料の2つのシート42及び43を含む。1
つのシート42を折り重ねてパウチの前及び後ろのシー
ト42A及び42Bを形成する。シートをそれらのそれ
ぞれの縁の回りに側部及び上部の回りのヒートシール4
4、並びに底部ガセットにおけるヒートシール45A、
45Bによって一緒に結合及びシールする。収納場所4
6を3つのシート42A、42B、43の間及びヒート
シール44、45A、45B内の領域によって画定す
る。収納場所は、周囲環境から密封され、パウチの内容
物48を収容する。シート42A、42B、43は、食
品を収容するために所望される適した形状で形成するこ
とができる。積層された材料の2つのウエブをパウチ機
の中に供給するのが普通である。主要なウエブがシート
42を形成し、パウチの一つの側に沿って半分で折って
前シート42A及び裏シート42Bを形成し、これらを
他方の上部で一つに合わせる。シート42A及び42B
の遊離の縁をパウチの他方の側に沿ってヒートシール4
4によって一緒にヒートシールする。第二のウエブを機
械の側面の中に供給して底部ガセットシート43を形成
し、前シート42A及び裏シート42Bにヒートシール
させて上部が開いたパウチを形成する。パウチは、今、
後に充填するために貯蔵することができ又はオンライン
で直接充填機の中に入ることができる。内容物をパウチ
の中に入れた後に、前シート42A及び裏シート42B
の上部縁を、最終のヒートシール44によって一緒にシ
ールする。
【0017】パッケージを2つのシート42及び43を
有すると説明するが、3つのシートを使用し、前シート
42A及び裏シート42Bを別々の材料のウエブから形
成し、両方の側に沿って一緒にヒートシールすることが
できることは、当業者にとり容易に明らかなはずであ
る。また、単一のシートを利用することができること
も、当業者にとり容易に明らであると思う。シートをそ
れ自体の上に折り重ねて3つのシートを形成することが
できよう。単一のシート中央がガセット43を形成し、
端部がパウチの上部で一緒になるのが典型的である。次
いで、非結合の側部及び上部縁をヒートシールし、それ
らの内の少なくとも1つを、内容物を折り重ねられた層
の間に入れた後にだけシールする。
【0018】ピローレトルト処理可能なパウチのシート
12A、12Bは、図3に示す通りの3層積層構造か
ら、又は図4に示す通りの4層積層構造42A、42B
から製造することができる。スタンド−アップパウチ4
0のシート42A、42B、42Cも同様にそれらの構
造のいずれかから形成することができる。
【0019】今、図3を参照すると、3層ラミネート
は、3層を含む。最も外側の層20は、パッケージ内容
物18又は48から離れ、ポリエステルから造られる。
好適な実施態様では、層20は、ポリエチレンテレフタ
レートであり、厚さが約9〜12ミクロンであるのが好
ましい。第二層22は、外層20に直ぐに隣接し、好適
な厚さ7〜14ミクロンを有する金属ホイル層である。
中間層24は、キャストポリプロピレンから造られ、好
適な厚さ55〜110ミクロンを有する。
【0020】今、図4を参照すると、4層ラミネート
は、4層を含む。最も外側の層50、すなわち組み立て
られたパッケージにおいて内容物18又は48から離れ
て面する層は、ポリエステルから造られる。好適な実施
態様では、層50は、ポリエチレンテレフタレートであ
り、好適な厚さ約9〜12ミクロンを有する。第二層5
2は、外層50に直ぐに隣接し、ポリアミドから造られ
る。好適な実施態様では、層52は、好適な厚さ7〜1
4ミクロンを有するナイロンである。第三層54は、好
適な厚さ約7〜14ミクロンを有する金属ホイル層であ
る。最も内側の層56は、キャストポリプロピレンから
造られ、厚さ55〜110ミクロンを有するのが好まし
い。ラミネート構造内のナイロン層52とホイル層54
とは、逆にすることができる。
【0021】レトルト処理可能なパッケージにおけるす
べての層を無用剤接着剤によって一緒に接着させる。ポ
リオール及びイソシアネートの化学組成を有する2成分
材料をベースにした無用剤接着剤が適している。これら
の成分の両方が、希釈及び塗布するための溶媒を必要と
しないでフィルムに塗布される程に分子量の低い化学薬
品をベースにすることができる。化学的構成成分は、依
然パッケージ内部に要求される場合に21C.F.R.
§177.1390及び§175.105認可されるこ
とが分かる。
【0022】PET及びナイロン層50及び52を、接
着剤層60によって一緒に接着させる。かかる接着剤層
60は、Liofol Companyによって製造か
つ販売されるTycel 7919/7291であるの
が好ましく、混合比6:1及び塗布量1.2〜1.5ポ
ンド/3000ft2(1.9〜2.4g/m2)で塗布す
る。ナイロン及びホイル層52及び54、又はポリエス
テル及びホイル層20及び22を、接着剤層62によっ
て一緒に接着させる。かかる接着剤層62もまた、Ty
cel 7919/7291を混合比6:1にし、塗布
量1.2〜1.5ポンド/3000ft2で塗布するのが
好ましい。ホイル層22又は54及びキャストポリプロ
ピレン層24又は56を、接着剤層64によって一緒に
接着させる。かかる接着剤層64は、Liofol C
ompanyによって製造かつ販売されるTycel
7990/6092であるのが好ましく、混合比6:1
及び塗布量1.2〜1.5ポンド/3000ft2で塗布
する。Tycel 7990/6092接着剤は、最近
21CFR§177.1390下で食品パッケージにお
いて使用するためにFDAによって認可された無溶剤接
着剤である。上記のレトルト処理可能なパッケージは、
30〜80分間予想される塗布温度120°〜130℃
(250°〜265°F )の範囲に劣化しないで耐える
ようにデザインする。これらは、レトルトパウチ内の食
料から細菌を除くのに典型的に要求される温度及び時間
である。
【0023】テスティングを本発明に従って造ったレト
ルト処理可能なパウチに関して実施した。図2に示す通
りのパウチ40を、図4に示す4層材料の好適な形態か
ら切断した3つのシート42から形成した。シート42
をヒートシールすることによって一緒にシールした。シ
ールされたガセットパウチのいくつかのサンプルを、次
いでオートクレーブ中で125℃±4℃において圧力
3.3バールで30分間レトルト処理し、冷却させた。
その他のサンプルは、熱処理しなかった。上述した市販
されている4層ラミネートから形成した実質的に同一の
パウチを比較のために使用した。パウチをテストして2
つのパウチのヒートシール側部縁を引き離すのに要する
力を比較した。表1から分かる通りに、テスティング
は、パウチをレトルト処理した後に、ヒートシールを引
き離すのに要する力が、現行で商業使用中のレトルトパ
ウチに比べて本発明に従うレトルトパウチについて相当
に大きいことを立証した。
【0024】
【表1】
【0025】レトルト処理可能なパウチのいずれかのタ
イプ、すなわち図1に示すピローパウチ又は図2に示す
スタンド−アップパウチにおいて、積層する前に特定の
インク系を使用してポリエステル層をリバース印刷する
ことができる。これは、最終生成物をどんな市場で供給
することを意図しているのかに応じて最終使用者が選定
し得るオプションであり、最も広い意味で発明に必須の
ものではない。インクは、ホイル機能性バリヤーの外側
になることから、その位置に適した一層ゆるやかな規制
を受ける。
【0026】発明を、発明の例証的な実施態様に関して
説明しかつ例示したが、当業者ならば、上記の及び種々
のその他の変更、省略、及び追加を本発明の精神及び範
囲から逸脱しないでなし得ることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うピローレトルト処理可能なパウチ
の平面図である。
【図2】本発明に従うスタンド−アップレトルト処理可
能なパウチの斜視図である。
【図3】図1に示す3層レトルト処理可能なパウチの1
つのシートを通した断面である。
【図4】図1に示す4層レトルト処理可能なパウチの1
つのシートを通した断面である。
【符号の説明】
10 ピロー又はフラットなレトルト処理可能なパウチ 12A シート 12B シート 14 ヒートシール 16 収納場所 18 内容物 40 ガセット又はスタンド−アップレトルト処理可能
なパウチ 42 シート 43 底部ガセットシート 44 ヒートシール 45A ヒートシール 45B ヒートシール 46 収納場所 48 内容物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アーウィン・ベイリー アメリカ合衆国インディアナ州グリーンウ ッド、バー・オーク・サークル1280 Fターム(参考) 3E064 AA01 AA11 AB23 BA16 BA30 BA36 BA55 BB03 BC18 EA30 3E086 AB01 AD01 BA04 BA13 BA15 BB51 CA01 4F100 AB01B AB33B AK07C AK41A AK42A AK46D AK48D BA04 BA07 BA10A BA10C EC18 EC182 GB16 JC00

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記:ポリエステル外層;金属ホイル中
    間層;ポリプロピレン内層;及び随意に、金属ホイル中
    間層のいずれかの側の、ポリエステル外層とポリプロピ
    レン内層との間のポリアミド層を含むラミネートを含む
    少なくとも1つのシートを有し;各々の層は、隣接する
    層に無溶剤接着剤によって接着されるレトルト処理可能
    なパウチであって、実質的に該少なくとも1つのシート
    によって囲まれた収納場所を含むレトルト処理可能なパ
    ウチ。
  2. 【請求項2】 ラミネートの2つの部分の縁を結合する
    少なくとも1つのシームを有し、該縁は、互いに面する
    ラミネートの2つの部分の前記ポリプロピレン層と面と
    向かって存在する請求項1のレトルト処理可能なパウ
    チ。
  3. 【請求項3】 結合が、ポリプロピレンを溶接すること
    によってなされる請求項2のレトルト処理可能なパウ
    チ。
  4. 【請求項4】 前記ポリエステル層がポリエチレンテレ
    フタレートで造られる請求項1のレトルト処理可能なパ
    ウチ。
  5. 【請求項5】 前記ポリアミド層を含み、前記ポリアミ
    ド層がナイロンで造られる請求項1のレトルト処理可能
    なパウチ。
  6. 【請求項6】 前記ポリプロピレン層がキャストポリプ
    ロピレンである請求項1のレトルト処理可能なパウチ。
  7. 【請求項7】 前記ポリエステル層及び前記ホイル層に
    隣接する前記ポリアミド層を含み、該ポリエステル層を
    該ポリアミド層に接着させる接着剤が、該ポリアミド層
    を該ホイル層に接着させる接着剤と同じである請求項1
    のレトルト処理可能なパウチ。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも1つのシートが少なくと
    も2つのシートであり、前記ポリプロピレン層がそれら
    のそれぞれの縁に沿って一緒に接着されてピローパウチ
    を形成する請求項1のレトルト処理可能なパウチ。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも1つのシートが少なくと
    も2つのシートであり、これらが一緒にシールされてス
    タンド−アップパウチを形成する請求項1のレトルト処
    理可能なパウチ。
  10. 【請求項10】 収納領域が生成物を収納し、少なくと
    も1つのシートが、細菌を収納領域の中に実質的に進入
    させないようにシールされる請求項1のレトルト処理可
    能なパウチ。
  11. 【請求項11】 少なくとも2つのシートを有し、各々
    がポリエチレンテレフタレート外層、随意に該ポリエチ
    レンテレフタレート層に隣接するナイロン第二層、該ポ
    リエチレンテレフタレート層又は該ナイロン層に隣接す
    る金属ホイル中間層、及び該金属ホイル層に隣接するポ
    リプロピレン内層を含み、各々の層が隣接する層に無溶
    剤接着剤によって接着され、2つのシートの内層は、そ
    れらの縁のすべてに沿って一緒に接着されるレトルト処
    理可能なパウチ。
  12. 【請求項12】 ナイロン層が存在し、ポリエチレンテ
    レフタレート層をナイロン層に接着させる接着剤が、ナ
    イロンをホイル層に接着させる接着剤と同じである請求
    項11のレトルト処理可能なパウチ。
  13. 【請求項13】 ポリプロピレン層がキャストポリプロ
    ピレンである請求項11のレトルト処理可能なパウチ。
  14. 【請求項14】 2つのシートが、ポリプロピレンを熱
    溶接することによって一緒に接着される請求項11のレ
    トルト処理可能なパウチ。
  15. 【請求項15】 下記:ポリエステル第一層;第一層に
    無用剤接着剤によって粘着結合される第二層;第二層に
    無用剤接着剤によって結合される第三層;及び第三層に
    無用剤接着剤によって結合されるポリプロピレン第四層
    を含み、第二層及び第三層の内の一方がポリアミド層で
    ありかつ第二層及び第三層の内の他方が金属ホイル層で
    ある、レトルト処理可能なパウチにおいて使用するため
    の積層された材料。
  16. 【請求項16】 ポリアミド層が第二層であり、第一層
    を第二層に接着させる無溶剤接着剤と第二層を第三層に
    接着させる無溶剤接着剤とが同じである請求項15の材
    料。
  17. 【請求項17】 前記ポリエステルがポリエチレンテレ
    フタレートである請求項15の材料。
  18. 【請求項18】 前記ポリアミドがナイロンである請求
    項15の材料。
  19. 【請求項19】 前記ポリプロピレンがキャストポリプ
    ロピレンである請求項15の材料。
  20. 【請求項20】 ポリエステル第一層、第一層に無用剤
    接着剤によって結合される金属ホイル第二層、及び第二
    層に無用剤接着剤によって結合されるポリプロピレン第
    三層を含む、レトルト処理可能なパウチにおいて使用す
    るための積層された材料。
  21. 【請求項21】 第一層がポリエチレンテレフタレート
    である請求項20の材料。
  22. 【請求項22】 前記ポリプロピレンがキャストポリプ
    ロピレンである請求項20の材料。
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