JP2002210777A - 押ボタンユニットおよびその製造方法 - Google Patents

押ボタンユニットおよびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】安定的で、量産性があり、低廉化を図る。 【解決手段】押ボタンユニットは、印刷層11を有する
シート10と、このシート10を熱成形して外皮とし、
凹部の形成された成形シート19と、この成形シート1
9の凹部に外縁周囲に跨って射出成形により張り出し充
填される溶融樹脂27と、この溶融樹脂27の充填され
た成形シート19を切断して作られる複数の押ボタン4
と、この複数の押ボタン4を弾性的に撓んで支持し、前
記押ボタン4と一体化された押ボタン支持体35とで構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汎用のシートを成
形して作られた押ボタンユニットおよびその製造方法に
関する。更に詳しくは、熱可塑性の合成樹脂シートを熱
成形して作り、その成形シートにより作られた押ボタン
およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータ関連機器、通信機器
の普及に伴い、これらに情報を入出力するための制御パ
ネルなどの入力操作部は、操作性を犠牲にすることなく
しかも極端な低コスト化が要請されている。他方では電
子部品の高精度化とともに、防塵、静電気による電子部
品の破壊を防ぐために密封性も要求されている。
【0003】例えば、携帯用電話器等の電子機器に使用
される部品の制御パネルについて、これらの機器を低価
格で普及させるために究極的なコストダウンが求めら
れ、しかも前記した機械的、電気的な諸機能の向上も要
求されている。また、機能面、デザイン面、安全面等に
おいては、消費者の使用目的あるいは意匠上で満足する
もの、安心して使えるものを市場に供給することが一層
強く求められている。
【0004】本出願人は、このためにシートを使用した
電子機器の制御パネルを提案している(特開平9−25
9696号公報、特開平9−259697号公報、特開
平2000−285762号公報)。提案したもののう
ち前者の2つの発明においては、制御パネルと押ボタン
との組立は機械的な組立構造が採用されている。この機
械的な組立構造を採用すると、構造が複雑になるのと部
品点数が増加する傾向がある。
【0005】後者の発明はこれを改良し熱接合によって
組立工数を削減するようにしている。しかし、シート成
形品母材であるフィルムは透明であり、また溶着する溶
融樹脂も透明であることから、スイッチング動作をする
際、切断して貼り付けた押ボタンの場合、その溶着周囲
の部分、即ち、成形されたシート成形品の溶着された部
分と溶着されていない境の部分が乱反射で、見にくいと
いう不具合も生じている。誤操作を防止する上で、すっ
きりしたデザインで、安定的で機能向上の伴ったシート
成形品が要望されていた。また、コストを下げる点にお
いてはさらに改良されることが要望されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
技術的背景に基づいてなされたもので、下記の目的を達
成するものである。本発明の目的は、シートを熱成形し
て誤操作のおそれのない押ボタンを製造し、且つ低廉化
を図った押ボタンユニットおよびその製造方法を提供す
ることにある。本発明のさらに他の目的は、成形シート
の凹部外縁に亘って均一なシートの製造ができ、量産性
に優れた押ボタンユニットおよびその製造方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に次のような手段を採る。本発明の押ボタンユニット
は、シート成形押ボタンを備えた制御パネルにおいて、
印刷層を有するシートを熱成形して外皮とし、凹状部の
形成された成形シートと、この成形シートの凹状部に外
縁周囲に跨って射出成形により張り出し充填される溶融
樹脂と、この溶融樹脂の充填された前記シートを切断し
て作られる複数の押ボタンと、この複数の押ボタンを弾
性的に撓んで支持し、この押ボタンと一体化された押ボ
タン支持体とからなっている。
【0008】また、シート成形押ボタンを備えた制御パ
ネルにおいて、印刷層を有するシートを熱成形によって
凹状部の成形シートに成形する行程と、この成形シート
を射出成形金型内に挿入して前記凹部に溶融樹脂の充填
された前記シートを切断して複数の押ボタンを形成する
行程と、この複数の押ボタンを押ボタン支持体で弾性的
に撓んで支持し、この押ボタンと一体にする行程とから
なる押ボタンユニットの製造方法としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本発明を理解する意味で、先ず本発明の押ボタン
ユニットを適用する電子機器の制御パネルが携帯用電話
器に採用された例として、パネル本体構成の概要につい
て説明する。また、本発明は前記特開平2000−28
5762号公報の発明の技術を改良発展させたものでも
ある。従って本体構成の詳細はこの公報に記載されてい
るので、詳細説明は省略する。
【0010】図1に示すものは、本発明の押ボタンユニ
ットを備えた携帯用電話器の斜視図である。携帯用電話
器1は、合成樹脂製等の電話器本体2から構成されてお
り、この電話器本体2内には電話の機能を実現するIC
等の電子機器が内装されている。
【0011】電話器本体2は2体からなり、その厚さの
間の分割面6で2分割される。電話器本体2の上面には
ケースカバー3が配置され、この裏面には裏面本体5が
配置されている。ケースカバー3は、制御パネルの機能
と電話器本体2としての両方の機能を果たすものであ
り、複数の押ボタン4が配置されキー群7を構成する。
ケースカバー3と裏面本体5とは、ビス又はノッチ等の
固定手段で一体に固定される。
【0012】(表示部の印刷)ケースカバー3には、後
述する方法で作られた押ボタン4が配設されている。以
下、この製造方法について詳述する。押ボタン4の外皮
として図2の平面図に示されるような均一な厚さの平面
で一層のシートである単体シート10を使用する。単体
シート10は、例えば厚さ0.25mm〜0.8mm程
度の透明体、又は半透明体、すなわち光透過性の矩形状
にカットされた薄いフィルム状の熱可塑性合成樹脂であ
る。
【0013】具体的には、ポリカーボネート(PC)、ポ
リブチレンテレフタレート(PBT)とPCの混合物、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)、PBT、ABS樹脂、ポリ
ウレタン(PUR)等の樹脂を用いると良い。単体シート
10は、引張り強度が高く破れにくく多くのメーカーに
よって量産されており、極めて安価に市販されている汎
用品が望ましい。
【0014】単体シート10の表面には、複数の数字、
文字、記号等の表示部13が配置されている。表示部1
3は、押ボタン4の表側から見ると裏面の全面に印刷さ
れて印刷層11として形成されている。図2に示される
ように、単体シート10の各印刷層11を上面にした状
態(図示上)で、押ボタン4の指接触部9の裏面に必要
な表示部13を印刷し印刷層11とする。
【0015】ただし、この印刷層11は、数字、文字、
記号等の表示部13のみを印刷せずに生地のままとし、
単体シート10の全面に地色を変えて重ねて印刷するも
のであってもよい。単体シート10は、透明材料である
から裏面から印刷のインクの色を表示部13として使用
できる。
【0016】この印刷層11の印刷は、シルク印刷等の
公知の印刷手段で行う。単体シート10は、平板である
ためにこの表面上への印刷は特別な装置が必要でなく容
易にできるメリットがある。単体シート10の上下位置
には、位置決め用の孔12が配置されている。単体シー
ト10の各印刷層11の表示部13をキー群として使用
するために、各表示部13を裏面側から後述する熱成形
により凸状に熱成形される。単体シート10の裏側から
凸状に熱成形された部分は、押ボタン4となりこの表側
は指接触部9となる。
【0017】(熱成形)次に、キーシートの成形を圧空
成形(プレッシャ成形)で行った場合の成形手順につき
説明する。図3は単体シート10に突状の裏面側となる
凹状部を成形する工程の説明図である。印刷が完了した
単体シート10の印刷層11を下面になるように、下金
型15上に載置する。この下金型15への単体シート1
0の載置は、印刷層11の表示部13に対応して熱成形
用凹部16が形成された位置に配置する。金型15の直
上には、下金型15の熱成形用凸部16に対応して加熱
板(別部材で構成してもよい)を兼用した上金型17が
配置されている。
【0018】単体シート10の下金型15への位置決め
は、単体シート10の位置決め用の孔12に位置決めピ
ン(図示せず)を係合させて行う。次に単体シート10
に上金型17を圧接させると共に、単体シート10を加
熱し軟化させる。
【0019】軟化された状態の単体シート10の上面
に、上金型17側から1kg/cm2以下の圧縮空気
(図示せず)を供給しつつ、下金型15の下方からは熱
成形用凸部16内の空気を排気させて単体シート10の
下面側を吸引する。この吸引と加熱により、各表示部1
3に対応した複数のシート凹状部14が形成される。こ
れにより、単体シート10の各表示部13がシート凹状
部14の底面内側(凸状の裏面)に位置し、その反対側
の表面が押ボタン4の指接触部9、すなわち押ボタン4
の外皮となる成形シート19として形成される。
【0020】なお、この指接触部9は、押ボタン4の形
状に合わせて成形されるものであり、四角形状、円形状
または楕円形状等の任意の形に形成される。また、単体
シート10の熱成形は、前述した圧空成型ではなく、熱
可塑性合成樹脂である単体シート10を金型上に固定
し、ヒータで加熱して軟化したシートを真空で型に吸付
けて成形する真空成形であっても良い。単体シート10
から成形シート19を成形する熱成形方法は、各種の方
法が周知であり前述したような成形が可能であれば、い
かなる成形方法であってもよい。
【0021】(キー内部の射出成形)図4は、成形シー
ト19に形成された各シート凹状部14内に射出成形に
より樹脂が充填される工程の説明図である。可動側型板
20のキャビティ18に形成されたキャビィティ凹部2
2に成形シート19の指接触部9を挿入配置する。成形
シート19をキャビィティ凹部22に挿入させた状態で
可動側型板20に載置し、この状態で固定側型板25を
圧接させる。可動側型板20と固定側型板25とを圧着
した状態で、成形シート19の各シート凹状部14に固
定側型板25で空間が形成されキャビテイ18を構成す
る。
【0022】従来は、図12に示すようにシート凹状部
Bは金型の一部が張り出しキャビテイとなっていなかっ
た。これは、この部分のシートを押ボタン操作で撓ませ
る必要があったためである。このため完成品はこの部分
が乱反射する原因となっていた。本発明はこれを解消
し、改良された押ボタンユニットとしたものである。前
述のキャビテイ18は図5に示す如くシート凹状部14
の外縁14aに張り出して空間部が設けられている。
【0023】このキャビテイ18にゲート26を介して
溶融樹脂27が供給され、この溶融樹脂27はシート凹
状部14に張り出し充填され、図5に示すようにキーシ
ート(成型シート)が完成する。キャビテイ18は図6
に示すように凹状部14の形状に沿って外縁14a周囲
に張り出し凹み状にしても良い。この場合、溶融樹脂の
使用量は少なくてすむ。また、後述する押ボタン支持体
35の熱溶着力は接触する面積が広くなることから強固
になる。
【0024】このように、凹状部14の外縁14aに跨
って溶融樹脂を供給し固化するようにしたので、押ボタ
ン4としてパネルに組み立てられたとき、この押ボタン
4の周囲に屈折する光乱反射が解消される。この結果、
目視で押ボタン4を操作する際、誤操作のおそれはなく
なった。また、デザイン的にもすっきりした構成とな
り、視覚上も問題のない構成となった。
【0025】なお、必要に応じて一部のシート凹状部1
4は、内部を空洞の状態にしておくこともある。ゲート
26を介して供給された溶融樹脂27を固化した後金型
20,25から取り外すと、前述のとおりキーシート2
4として、シート成形押ボタンユニットを構成する。
【0026】キャビティ18に供給された溶融樹脂27
の部分が成形後押ボタン4の部分になり、指接触部9を
押すことにより溶融樹脂27の凸部、アクチュエータ4
4が相手スイッチング素子の湾曲形状部を押し、スイッ
チング動作をするようになっている。前述のように、こ
の溶融樹脂27はキャビティ18の凹状部の外縁14a
部にかけて、はみ出る部分まで、言い換えると成形シー
ト19の凹状部14の外縁14aを下面から覆うように
供給される。
【0027】凹状部14に充填される溶融樹脂はエンジ
ニアリングプラスチックまたは合成樹脂エラストマー等
の押ボタンに要求される特性によって任意に選択する。
好ましくは、成型シート19と射出される溶融樹脂27
とは、相互に熱溶着する合成樹脂材料を選択して用いた
方が望ましい。成形シート23に溶融樹脂27を供給さ
れたものがキーシート24となるが、このキーシート2
4は余分な部分を切断して1個単位の押ボタン4として
切断される。
【0028】図7は、キーシート24をレーザ光で切断
した後の平面図である。キーシート24は、レーザ切断
装置(図示せず)によりレーザ光で切断線23に沿って
溶断により切断される。切断線23は、一定の溝幅を有
しており成形された押ボタン4の外周に沿って切断され
る。切断線23の形状は、レーザ切断装置に備えられた
NC装置により制御されるので、任意の形状に選択でき
る。ただし、切断線23の一部は切断されずに残ってお
り、各押ボタン4間は連結部21として残されている。
図8は、レーザ切断装置により切断線23に沿って切断
され、切屑を除去した後のものであり、連結部21に連
結されたキー群7のみとなる。
【0029】図9に示すように、前述したキー群7は、
射出成形金型30の移動側型板31内に挿入される。移
動側型板31と固定側型板32との間のキャビテイ33
には、ゲート34を通して溶融樹脂が射出される。キャ
ビテイ33は、キー群7を弾性的に支持するための押ボ
タン支持体35を構成する。押ボタン支持体35は、合
成樹脂弾性体(エラストマー)で構成される。望ましく
は、押ボタン支持体35はキー群7と一体に射出成形金
型30内で熱融着される素材から選択されたものが良
い。
【0030】こうして作られたキー群7と押ボタン支持
体35とが一体に組み立てられて制御パネル36を作
る。次に制御パネル36を前述した携帯用電話気に組み
込むときの組立方法を示す。図10は、制御パネル36
を携帯電話のケースカバー3に固定したときの状態を示
す断面図である。制御パネル36の各押ボタン4がケー
スカバー3の開口部8から突出するように挿入配置され
る。
【0031】ケースカバー3の内部の裏面には、各開口
部8を囲むようにリブ40が形成されている。リブ40
の端面には、制御パネル36の連結部21及び押ボタン
支持体35が熱溶着されている。この熱溶着は超音波溶
着は超音波振動エネルギーを連結部21及び押ボタン支
持体35に与えると、リブ40の端面41と制御パネル
36の接合面で機械的振動に変化し、接合面に摩擦熱を
発生させ、その部分を溶融させて溶着して、両者を溶着
する。
【0032】ケースカバー3と制御パネル36とは、一
体にユニット化され、しかもリブ40の端面41と制御
パネル36の押ボタン支持体35の接合が熱溶着されて
いるので、外部から電子機器の内部に異物、湿気等が侵
入することがない。押ボタン4のアクチュエータ42を
介してプリント基板43上に搭載されたスイッチング素
子44等を図11で示すようにPの方向に押圧する。
【0033】このとき、主に合成樹脂弾性体で作られて
いる押ボタン支持体35の部分が図に示すように弾性変
形する。スイッチング素子44は回路の一部が湾曲状に
盛り上がって湾曲部を構成している。この湾曲部は裏面
が可動接点になっており、皿バネ状の弾性変形をする。
【0034】回路基板はエポキシ樹脂等からなり、表面
に固定接点と、発光体、クリック板等が設けられてい
る。スイッチング素子部44の湾曲部は、クリック板の
一部である。押しボタン4を押すと、アクチュエータ4
2の先端が湾曲部に接触押圧し、この湾曲部が変形し固
定接点と接触しスイッチングする。押しボタン4から指
が離れると、押しボタン4は元に復帰し、また、湾曲部
も元に戻る。
【0035】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明を適用する
ことにより、機密性が良く誤操作のおそれのない押ボタ
ンユニットの製造が、より少ない工数で、低コストでで
きる。また、外皮でカバーされ、裏面に配置されている
押ボタンのスイッチング動作が安定したものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明が採用された携帯用電話器の斜
視図である。
【図2】図2は、押ボタンの外皮となる印刷された単体
シートの平面図である。
【図3】図3は、単体シートから成形シートに熱成形す
る工程の説明図である。
【図4】図4は、成形シートからキーシートの製造プロ
セスを示す射出成形金型の断面図である。
【図5】図5は、溶融樹脂がシート凹状部に充填された
状態を示す断面図である。
【図6】図6は、溶融樹脂がシート凹状部に充填された
状態の他の実施形態を示す断面図である。
【図7】図7は、切断されたキーシートの平面図であ
る。
【図8】図8は、複数の押ボタンが連結部により連結さ
れたキー群を示す平面図である。
【図9】図9は、キー群から制御パネルをケースカバー
に取り付けた状態を示す断面図である。
【図10】図10は、押ボタンユニットをケースカバー
に取り付けた状態を示す断面図である。
【図11】図11は、ケースカバーに取り付けた状態の
押ボタンを押した状態を示す断面図である。
【図12】図12は、従来の押ボタンユニットの状態を
示す断面図である。
【符号の説明】
1…携帯用電話器 2…電話器本体 3…ケースカバー 4…押ボタン 8…開口部 9…指接触部 10…単体シート 11…印刷層 14…シート凹状部 14a…外縁 15…金型 17…加熱板 19…成形シート 24…キーシート 26…ゲート 27…溶融樹脂

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート成形押ボタンを備えた制御パネルに
    おいて、印刷層を有するシートを熱成形して外皮とし、
    凹状部の形成された成形シートと、この成形シートの凹
    部に外縁周囲に跨って射出成形により張り出し充填され
    る溶融樹脂と、この溶融樹脂の充填された前記シートを
    切断して作られる複数の押ボタンと、この複数の押ボタ
    ンを弾性的に撓んで支持し、この押ボタンと一体化され
    た押ボタン支持体とからなる押ボタンユニット。
  2. 【請求項2】シート成形押ボタンを備えた制御パネルに
    おいて、印刷層を有するシートを熱成形によって凹部状
    の成形シートに成形する行程と、この成形シートを射出
    成形金型内に挿入して前記凹部に溶融樹脂の充填された
    前記シートを切断して複数の押ボタンを形成する行程
    と、この複数の押ボタンを押ボタン支持体で弾性的に撓
    んで支持し、この押ボタンと一体にする行程とからなる
    押ボタンユニットの製造方法。
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