JP2002210693A - シート穿孔処理装置およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
シート穿孔処理装置およびこれを備えた画像形成装置Info
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Abstract
るシート材の先端角部が穿孔刃が嵌合する穴部に入り込
んだり引っかかったりする。 【解決手段】 搬送されてきたシート材にパンチ穴を形
成するための穿孔手段と、シート材を支持するとともに
穿孔手段の穿孔刃47との嵌合によりシート材にパンチ
穴を形成する嵌合穴部50aを備えた支持部材50とを
有するシート穿孔処理装置において、支持部材上に突出
して嵌合穴部に向かって搬送されるシート材を嵌合穴部
から離す方向にガイドし、パンチ穴の形成時に支持部材
上から退避するガイド部材65を設ける。
Description
り付けられ、排出されたシート材に対してパンチ穴を形
成するシート穿孔処理装置に関するものである。
タなどの画像形成装置のオプションとして、画像形成済
みのシート材を仕分けるソータなどの後処理装置が開発
されている。そして、このような後処理装置には、ソー
ト機能のみならず、シート材を針綴じするステイプラが
設けられたり、シート材にファイル用のパンチ穴を形成
する穿孔処理装置が設けられたりする場合がある。
および図8(a)を用いて説明する。これの図におい
て、駆動軸138上には、この駆動軸138の回転によ
り駆動される複数組のパンチ部が設けられており、搬送
されてきたシート材に対してこれらパンチ部により穿孔
処理が行われる。
部の下に配置されたダストボックス158で受け止めら
れる。ダストボックス158の両外側には、駆動軸13
8に対して平行な方向に分かれて透過センサの発光部1
59と受光部160とが配置されており、発光部159
からの光はダストボックス58の両壁面に形成された透
光穴161,161を通って受光部160にて受光され
るようになっている。ダストボックス158内に積載さ
れたシートゴミが満載近くの量になると、このシートゴ
ミが透過センサを遮光する。これにより、シートゴミの
満載を検知することができるようになっている。
刃先147aと、シート材を支持するとともに穿孔刃先
147aと嵌合することによってシート材にパンチ穴を
穿孔する嵌合穴部150aが形成されたパンチダイ15
0とについて説明する。
ート材に開ける穿孔穴数を選択できる(例えば、2穴
用、3穴用が選べる)場合には、5つの嵌合穴部150
aが同一直線上に設けられる。このようなパンチダイ1
50上には、多種類のシート材が搬送されてくるが、そ
の中には嵌合穴部150a上をシート先端角部が通過す
るサイズのものもある。
部150a上をシート先端角部が通過する際に、このシ
ート先端角部が多少下方向にカールしていると、シート
先端角部が嵌合穴部150aに引っかかり、もしくは入
り込んでしまい、シート材の角折れやジャム等の搬送不
良の原因となる。
50aは、2穴用としてLTR−RサイズやLGLサイ
ズ等に用いられるもの、3穴用としてLTRサイズやL
DRサイズ等に用いられるものがある。
びLGLサイズのシートがパンチダイ150へ搬送され
てくると、LTR,LDRサイズに用いられる3穴用の
嵌合穴部150aがちょうど搬送されてきたシート材の
先端角部の通過位置に形成されていることで、下カール
したシート材先端角部が嵌合穴部150aに引っかかる
等の問題が発生する。
150aの近傍にマイラーを利用してジャンプ台を設け
ることで、パンチダイ150上に搬送されてくるシート
材の先端を嵌合穴部150aから離す方向に誘導し、シ
ート材の先端角部の嵌合穴部150aへの引っかかり等
を防止している。
れるシート材が厚紙等の場合、そのコシの強さでマイラ
ーがたわんでしまい、ジャンプ台の役目を果たせず、こ
れによりシート材の先端角部が嵌合穴部に引っかかる等
してしまう。
っかかってジャム等が発生してマイラー上にシート材が
停止した状態で、その処理のためにこのシート材を引き
抜くと、マイラーがめくれあがってしまうという問題が
ある。
めに、本発明では、搬送されてきたシート材にパンチ穴
を形成するための穿孔手段と、シート材を支持するとと
もに穿孔手段の穿孔刃との嵌合によりシート材にパンチ
穴を形成する嵌合穴部を備えた支持部材とを有するシー
ト穿孔処理装置において、支持部材上に突出して嵌合穴
部に向かって搬送されるシート材を嵌合穴部から離す方
向にガイドし、パンチ穴の形成時に支持部材上から退避
するガイド部材を設けている。
に向かって搬送されるシート材を嵌合穴部から離れる方
向に確実にガイドし、シート材の先端角部が嵌合穴部に
引っかかってジャム等が発生することを防止できる一
方、パンチ穴の形成時には支持部材上からガイド部材が
退避するのでパンチ穴をスムーズに形成させることが可
能となる。
ていたマイラーのように容易に変形するものではなく、
厚紙等、コシの強いシート材から外力を受けても変形し
ない剛性を有するものを用いるのがよい。
明の第1実施形態であるシート穿孔処理装置を備えた画
像形成装置の全体構成を示しており、図2には上記シー
ト穿孔処理装置の側面図を、図3には上記シート穿孔処
理装置の正面図を、図4には上記シート穿孔処理装置の
パンチ部の構造を、図5には穿孔動作およびシート材ガ
イド機構の動作をしめしている。
ように、画像形成装置本体1と、シート穿孔処理装置2
と、後処理装置3とから構成されている。
は、電子写真方式の複写機であって、上部に画像読取部
4を、装置下部にシート給送部5を、装置略中央に画像
形成部6を有する。また、シート給送部5の近傍には、
一度、画像形成部6を通過したシート材を反転して再給
紙する両面ユニット7が設けられている。
置された原稿に光学系9によって光を照射しながら走査
し、その反射光により画像を読み取るものである。プラ
テンガラス8上には、載置された原稿を押さえたり、ま
た複数枚の原稿を自動的に給送する原稿給送装置10が
設置されている。
積載するための複数のカセット11を有しており、給紙
ローラ12によって1枚ずつ分離しながら給紙する。給
紙されたシート材は感光体ドラム14の上流側のレジス
トローラ対13によって一旦停止され、ループを形成す
ることにより斜行が矯正されると共に、感光体ドラム1
4と同期して搬送が再開される。
の表面が一様に帯電され、ドラム表面には光学系16か
ら光線が照射されることによって静電潜像が形成され
る。そして、この静電潜像に現像器17によってトナー
像が付着され、像が顕像化される。
送されてきたシート材に転写される。そして転写後に感
光体ドラム14に残留したトナーはクリーニング装置1
9によって除去され、次の画像形成に供される。
ト20によって定着器21に搬送され、ここで熱と圧力
が加えられることによりトナー像が溶融してシート材に
定着される。
には、画像形成されたシート材は排出ローラ対54によ
ってシート穿孔処理装置2および後処理装置3に搬送さ
れる。また、シート材の両面に画像形成を行う場合に
は、両面ユニット7へと搬送されて画像形成部6に再給
紙される。
後のシート材に所定の後処理を行うものであり、ソート
機能を行う折り機構23を有している。
シート束のうち1枚目のシート材を、ローレットベルト
26によって中間トレイ27に一旦載置し、図示しない
サイドガイドによってずらした後に、排出ローラ28に
よって排出トレイ29に排出、積載するものである。
の画像情報を保持してページ順に複数束排出できること
から可能となったものであり、複数のシート束を単一の
排出トレイ29においてソートすることができる。
ト処理には所定の時間が必要となるため、シート束の2
枚目をフラッパ24bによってバッファローラ25へと
導き、次に搬送される3枚目のシート材と共に2枚排出
制御を行う。
は、搬送されてくるシート材をローレットベルト26に
よって中間トレイ27に順次積載し、所定の束となった
ところでステイプラ22によってステイプルを行う。そ
して、排出ローラ28により束搬送し、排出トレイ29
に排出、積載する。
間が必要となるため、次のシート束の1枚目と2枚目に
ついても2枚排出制御を行うことにより画像形成を待た
せることなく排出を継続することができ、スループット
の向上を図っている。
ッパ24aによってシートを折り機構23へと搬送し、
折りローラ23aの間に突き板23bによって食い込ま
せることにより、シートを2つ折りにしてから積載トレ
イ30に排出、積載する。
処理装置2について、図2〜図5を用いて説明する。ま
ず図3に示すように、シート穿孔処理装置2の前側板3
1には、駆動源であるモータ33が設けられており、モ
ータ軸33aに取り付けられたモータギア34は、ギア
軸36に回転自在に取り付けられたダブルギア35を介
して駆動軸38に固定された駆動ギア37に係合してい
る。
31およひ後側板32に回転自在に支持されており、本
実施形態においては2つの2穴用パンチ部43と、3つ
の3穴用パンチ部43Zが設けられている。
はそれぞれ、駆動軸38に偏心カム44を固定し、これ
の外周に回転可能にカムホルダ45を嵌入させて構成さ
れている。
先47aを有する円形のパンチングロッド47が支軸4
6により回動可能に取り付けられている。パンチングロ
ッド47の先端はフレーム体49に固定保持されたパン
チガイド48に挿入され、摺動可能に位置決めされてい
る。
ングロッド47の穿孔刃先47aと嵌合可能な嵌合穴部
50aを有するパンチダイ(支持部材)50が設置され
ている。また、フレーム体49とパンチダイ50との間
には、穿孔されるシート材が搬送されるシート搬送パス
51が存在する。
2が設けられており、これをシート検出器53で検知す
ることによりシート材の有無を検知することができる。
Zには、同一形状の偏心カム44が駆動軸38上に取り
付けられているが、2穴用パンチ部43と3穴用パンチ
部43Zでそれぞれ取り付け角度が120度異なってい
る。
が120度異なっている。初期状態(ホームポジショ
ン)において、2穴用パンチ部43は、図5(a1)に
示す状態にあり、3穴用パンチ43Zは、図5(b1)
に示す状態にある。
チングロッド47の穿孔刃先47aも、シート搬送パス
51から待避した状態にある。
合、2穴用パンチ部43を動作させるためモータ33を
駆動し、駆動軸38を時計回り(CW)方向に回転させ
る。これによって、図5(a2)に示すように、偏心カ
ム44が回転して、その外周に嵌入されたカムホルダ4
5が支軸46を中心に回転する。
によって動作が規定されているパンチングロッド47の
穿孔刃先47aが嵌合穴部50aに向かって下降してい
く。駆動軸38が回転を続けることで、図5(a3)に
示すように、パンチングロッド47の穿孔刃先47aが
嵌合穴部50aに嵌合する。このとき、シート材に穿孔
処理が行われ、パンチ部43の動作が一旦停止する。
は逆方向に回転させ、図5(a1)のホームポジション
の位置へ戻るまで駆動し、その後停止する。
ても、同様に、3穴用パンチ43Zを動作させるためモ
ータ33を駆動し、駆動軸38を反時計回り(CCW)
方向に回転させる。
心カム44が回転して、その外周に嵌入されたカムホル
ダ45が支軸46を中心に回転する。
によって動作が規定されているパンチングロッド47の
穿孔刃先47aが嵌合穴部50aに向かって下降してい
く。駆動軸38が回転を続けることで、図5(b3)に
示すように、パンチングロッド47の穿孔刃先47aが
嵌合穴部50aに嵌合する。このとき、シート材に穿孔
処理が行われ、パンチ部43の動作が一旦停止する。
は逆方向に回転させ、図5(b1)のホームポジション
の位置へ戻るまで駆動し、その後停止する。
しているが、穿孔処理を行うために、例えば、2穴用パ
ンチ部43を動作させて穿孔処理を行うために、駆動軸
38を回転させ、偏心カム44を駆動軸38より下側の
領域に移動させた場合、3穴用パンチ部43Zの偏心カ
ム44は、駆動軸38より上側の領域を移動する。従っ
て、2穴穿孔処理を実行する際は、3穴穿孔処理は実行
されない。これは、2穴穿孔、3穴穿孔を入れ替えても
同じである。
であるセンサフラグ39およびこれを検知するセンサ4
0およびエンコーダ41が取り付けられており、上記パ
ンチングロッド47の往復動作を制御することができ
る。
から離す方向へガイドするガイド機構の構成について図
2〜図4を用いて説明する。
2によって回転自在に支持されているガイド軸63に
は、卵型状のガイドカム64がそれぞれの嵌合穴部50
aの近傍に設けられている。
た回転軸66には、シートガイド部材(請求の範囲にい
うガイド部材)65が取り付けられており、このシート
ガイド部材65はその下面にガイドカム64の頂点部分
が接することによって支えられている。
固定されており、この下伝達ギア67は伝達ベルト68
を介して駆動軸38に固定された上伝達ギア上69に噛
合している。これにより、穿孔処理を行う際の駆動源
(モータ33)の駆動力によってガイド機構を駆動する
ことが可能となる。
待避動作について、図5を用いて説明する。
とギア、ベルト等を介して連結されているので、シート
材に穿孔処理を行うためにモータ33を駆動させること
で、パンチ部43,43Zと同期連動して動作を開始す
る。
示すホームポジションでは、ガイドカム64はその中心
から外周面に対する距離が最も離れた部分が頂点となる
位置に配置されている。モータ33の駆動開始により、
駆動軸38が回転を始めると、それと同期してガイド軸
63も回転する。
ドカム64も回転するので、図5(a2)に示すよう
に、ガイドカム64の頂点部分において支えられ、シー
ト搬送パス51上(パンチダイ50上)にある高さをも
って突出した状態であったシートガイド部材65は、ガ
イドカム64の回転動作とともに、シートガイド部材6
5の自重により矢印方向に回転軸66を中心に回転移動
し、除々にシート搬送パス51上から待避していく。
パンチダイ50に開いた嵌合穴部50aに嵌合する前
に、シートガイド部材65はシート搬送パス51上から
待避するので、実際にシート材へパンチ穴を開ける動作
では、シート材への弊害なくスムーズな穿孔処理を行う
ことができる[図5(a3)]。このことは、3穴穿孔
の場合においても同様である。
うに、まず画像が形成されたシート材が排出ローラ対5
4からシート穿孔処理装置2の内部に搬送される。シー
ト材はフレーム体49とパンチダイ50との間のシート
搬送パス51を搬送され、パンチダイ50上の嵌合穴部
50aの近傍において、シートガイド部材65の上面に
沿ってガイドされ、嵌合穴部50aから離される。この
ため、搬送されているシート材の先端角部(特に下方に
カールした先端角部)の嵌合穴部50aへの入り込み等
が確実に防止される。
図2(b)に示すように、パンチガイド48側にC面と
りを行っているので、引っかかり等を発生することなく
搬送されていく。
出器53によって、シート材の搬送および滞留が検知さ
れる。そして、シート材は後処理装置3のシート入口搬
送経路55を通り、搬送ローラ対56の回転によりシー
ト搬送パス57に搬送され、シート検知器53によって
シート先端が検知されてから所定のタイミングで停止さ
れる。
チングロッド47をパンチダイ50に対して往復動作さ
せるとともに、ガイドカム64の回転に伴ってシートガ
イド部材65をシート搬送パス51上から待避させて、
シート材に対する穿孔を行う。
58が設けられており、穿孔で生じるシート材のゴミG
が受け止められる。
ータによって後処理装置3の搬送ローラ対56が駆動さ
れることにより搬送が再開され、図1に示す排出ローラ
28によって排出トレイ29に排出される。
には、上述したようにローレットベルト26で中間トレ
イ27に整合させ、ステイプラ22によって針綴じした
後に束搬送して排出トレイ29に排出、積載する。
31と後側板32にそれぞれ取り付けられている。59
は透過センサの発光部で、60は光を受け取る受光部で
ある。この透過センサ対は、駆動軸38に取り付けられ
ている複数組のパンチ部に対して、平行になる方向から
光を透過させることができる位置に配置されている。穿
孔処理で生じたシートゴミGを受け取るダストボックス
58の側壁面には、透過センサ対59,60の光が透過
できるように透光穴61が形成されている。
ス58内で満載になると、透過センサ対59,60を遮
光してシートゴミGの満載が検知される。
シート材の先端角部の引っかかり防止を行うシートガイ
ド部材65のシート搬送パス51上への突出・待避動作
を、回転駆動されるガイド軸63とこれに係合するガイ
ドカム64を利用することで制御する構成について説明
したが、第2実施形態として、図6に示すように構成し
てもよい。
共通する構成要素には第1実施形態と同符号を付す。
形成した昇降穴部71に昇降軸72を貫通挿入し、この
昇降軸72に係合した押さえ台(押動部材)73をパン
チガイド48に設けられたガイド穴部に摺動可能に嵌合
させている。
側に押圧するための押圧バネ70が設けられている。そ
して、シートガイド部材65に係合した回転軸66にね
じりコイルバネ74を取り付けて、このシートガイド部
材65に一定の付勢力を与える。
において、駆動軸38の回転によってパンチングロッド
47が下降すると、これに連結されている押さえ台73
も下降し、パンチダイ50の上面まで移動する[図6
(c2)]。
一定の付勢力でシート搬送パス51上に突出しているシ
ートガイド部材65を一緒に押さえ込んでいく。
ングロッド47が下降を続けるので、図6(c3)に示
すように、押さえ台73をパンチダイ50上に残したま
ま、パンチングロッド47の穿孔刃先47aがパンチダ
イ50上に開いた嵌合穴部50aに嵌入されていく。こ
のとき、シート材に穿孔処理が行われる。
述したようにモータ33をこれまでと逆方向に回転させ
ることで、パンチングロッド47をもとのホームポジシ
ョンに戻すと、これと共に押さえ台73もシート搬送パ
ス51から待避する。
ート材の先端角部を、シート搬送パス51上に突出した
シートガイド部材65によって嵌合穴部50aから離す
方向にガイドすることができるので、シート材の先端角
部の嵌合穴部50aへの入り込み・引っかかり等を防止
することができる。
ト搬送パス51上に突出していたシートガイド部材65
が退避するので、穿孔処理をスムーズに行うことができ
る。
処理時に押さえ台73によってシートガイド部材65を
シート搬送パス51上からの退避方向に押動する場合に
ついて説明したが、押さえ台73をなくすることも可能
である。
(付勢力)を、搬送されてくるシート材をガイドしてい
る間はシートガイド部材65の搬送パス51上への突出
状態を維持させ、かつ穿孔刃先47が穿孔のため降下し
てシート材を押しつけた際に、このシート材のコシによ
るシートガイド部材65の搬送パス51上からの待避を
許容する程度のバネ圧とすることにより、より簡単な構
成でシート材の先端角部の嵌合穴部50aへの入り込み
・引っかかり等を防止することができる。
支持部材上に対して突出・退避可能なガイド部材を設け
ることで、嵌合穴部に向かって搬送されるシート材を嵌
合穴部から離れる方向に確実にガイドし、シート材の先
端角部が嵌合穴部に入り込んだり引っかかったりしてジ
ャム等が発生することを防止できる一方、パンチ穴の形
成時には支持部材上からガイド部材が退避するのでパン
チ穴をスムーズに形成させることができる。
強いシート材から外力を受けても変形しない剛性を有す
るものを用いれば、パンチ穴を形成するシート材の種類
にかかわらずシート材の先端角部が嵌合穴部に引っかか
ること等を防止することができる。
置を備えた画像形成装置の全体構成図。
図。
図。
るパンチ部の構造を説明する部分拡大図。
る穿孔動作およびシート材ガイド機構の動作を説明する
図。
置の説明図。
Claims (7)
- 【請求項1】 搬送されてきたシート材にパンチ穴を形
成するための穿孔手段と、前記シート材を支持するとと
もに前記穿孔手段の穿孔刃との嵌合により前記シート材
にパンチ穴を形成する嵌合穴部を備えた支持部材とを有
するシート穿孔処理装置において、 前記支持部材上に突出して前記嵌合穴部に向かって搬送
されるシート材を前記嵌合穴部から離す方向にガイド
し、パンチ穴の形成時に前記支持部材上から退避するガ
イド部材を有することを特徴とするシート穿孔処理装
置。 - 【請求項2】 前記穿孔手段の作動に連動して前記ガイ
ド部材を前記支持部材上に対して進退させる進退機構を
有することを特徴とする請求項1に記載のシート穿孔処
理装置。 - 【請求項3】 前記進退機構が、前記穿孔手段を駆動す
る駆動源からの駆動力によって作動するカムを用いて構
成されていることを特徴とする請求項2に記載のシート
穿孔処理装置。 - 【請求項4】 前記進退機構が、前記ガイド部材を前記
支持部材上に突出させる方向に付勢する付勢手段と、前
記穿孔手段の作動に伴い前記ガイド部材を前記支持部材
上から退避する方向に押動する押動部材とを有して構成
されていることを特徴とする請求項2に記載のシート穿
孔処理装置。 - 【請求項5】 前記ガイド部材を前記支持部材上に突出
させる方向に付勢する付勢手段を有しており、 前記ガイド部材は、前記付勢手段の付勢力により前記支
持部材上に突出する位置に支持されて前記嵌合穴部に向
かって搬送されるシート材を前記嵌合穴部から離れる方
向にガイドし、前記穿孔手段によってパンチ穴が形成さ
れるシート材によって前記支持部材上から退避する方向
に押動されることを特徴とする請求項1に記載のシート
穿孔処理装置。 - 【請求項6】 前記ガイド部材が、少なくともシート材
から受ける外力によっては変形しない剛性を有すること
を特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のシート
穿孔処理装置。 - 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載のシー
ト穿孔処理装置を備えたことを特徴とする画像形成装
置。
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---|---|---|---|
JP2001007766A JP2002210693A (ja) | 2001-01-16 | 2001-01-16 | シート穿孔処理装置およびこれを備えた画像形成装置 |
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