JP2002209971A - スチーム発生器具 - Google Patents

スチーム発生器具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結露がノズルより突出しにくいスチーム発生
器具を提供する。 【解決手段】 水を加熱して気化させるボイラー1と、
ボイラー1で発生したスチームを噴出するためのノズル
2と、ボイラー1から上記ノズル2にスチームを供給す
るスチーム流路3に接続された結露復水管4とを設けた
スチーム発生器具である。これにおいて、ノズル2を上
記結露復水管4の垂直部分の途中に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スチーム式の美容
器、美顔器、吸入器等のスチーム発生器具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般にスチーム式の美容器、美顔器、吸
入器等の器具は、ボイラーで発生させたスチームをスチ
ーム流路を介してノズルから人体に向けて噴出さえるこ
とになるために、結露水滴(湯玉)が吹き出してしまう
と火傷の虞があり、このために上記用途の器具は結露水
滴の噴き出しを防ぐものになっていなればならない(結
露水滴の噴き出しを防ぐものとして本特許出願人が先に
出願した特開平11−4869号公報等がある)。
【0003】従来、結露水滴が噴き出さないようにする
ために結露復水管を設けてボイラーに復水するようにし
たものがあるが、これらは図9のような構造になってい
る。ヒータを内蔵するボイラーaのスチーム室bの上部
からスチーム流路cが延設されており、スチームを噴き
出すノズルd及びスチーム流路cに発生する結露を復水
するためにスチーム流路cにはボイラーa下部と接続さ
れた結露復水管eを設けてあり、ノズルdはスチーム流
路cと結露復水管eを繋いだ管の上部より突出した管路
の先端に配置されている。
【0004】またスチームをイオン化させる機能を持っ
たスチーム発生器具もある。その構造例としては、上記
ボイラーaからスチームを送るスチーム流路cに放電極
fを設け、スチーム発生装置外部設けた高電圧発生装置
により放電極f間に高電圧をかけることにより放電極f
間を通るスチームをイオン化させる構造になっている。
従来は、この放電極fがスチーム通路cの横方向の管路
c1に設けられていた。
【0005】また器具の使用後にボイラー内部の残水を
排水する機能を持った器具がある。構造例としては、結
露復水管に排水口を設け、排水口と結露復水管との間に
開閉可能は弁を設けてある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
構造では、スチーム室bより発生したスチームが横方向
の管路c1を通って上方向の管路c2を通ってノズルd
に到達する。スチーム室bからノズルdの間で発生した
結露はスチームの勢いに伴ってノズルd方向に運ばれる
ものであり、スチーム流路cが上及び横方向の管路c
1,c2で構成されていると、ノズルdに結露が到達し
やすいという問題がある。
【0007】また、スチームをイオン化させる機能を持
ったスチーム発生装置においては、イオン化させるため
の放電極fがスチーム流路cの横方向の管路c1に設け
てあるため、管路c1に発生した結露が管路c1にたい
積しやすいので、結露が放電極fに付着しやすく、放電
極fに結露が付着した場合は放電しにくくなり、スチー
ムのイオン化ができなくなる。
【0008】またボイラーのヒータにより水を沸騰させ
た際に水に含まれたカルシウムイオンが固体化したカル
シウムとなってボイラー内に析出するが、ボイラー内部
の残水を排水する機能を持った器具においては、上記の
ように析出したカルシウムが排水する際に弁に挟まるこ
とがあり、弁の閉状態にて弁から水漏れが発生する可能
性がある。
【0009】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、結露がノズルより突出しにくく、またスチーム
をイオン化するものにおいては安定してスチームをイオ
ン化でき、さらに排水機能を有したものにおいては弁よ
り水漏れの起こらないスチーム発生器具を提供すること
を課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のスチーム発生器具は、水を加熱して気化させる
ボイラーと、ボイラーで発生したスチームを噴出するた
めのノズルと、ボイラーから上記ノズルにスチームを供
給するスチーム流路に接続された結露復水管とを設けた
スチーム発生器具において、ノズルを上記結露復水管の
垂直部分の途中に配置したことを特徴とする。ノズルを
結露復水管の垂直部分の途中に配置したことにより、結
露を伴ったスチームの流れをノズルに到達する前に鉛直
下方にして、結露が下方に存在する水に滴下させやすく
でき、結露がノズルに到達するのを防ぐことができる。
【0011】また結露復水管とボイラーとの間のスチー
ム流路にはボイラーの上方向に凸となった逆U字状のU
字管路を有することを特徴とすることも好ましい。スチ
ーム流路に発生した結露はU字管路を乗り超えないとノ
ズルに行くことができないためにノズル付近に行きにく
くなる。また、スチームの流れがU字管路に通されるこ
とにより、下方に流れが整流されるためにU字管路の頂
点を越えた結露がノズル側に行きにくくなる。
【0012】また結露復水管の垂直部分のノズルへ接続
する位置よりも高い位置にスチームをイオン化させる放
電極を配置したことを特徴とすることも好ましい。放電
極を従来の結露の溜まりやすい横方向のスチーム流路か
ら垂直部分に配置を変えることにより、放電極下に結露
が溜まって放電極と結露とが触れることを防ぐことがで
きる。
【0013】また結露復水管とボイラーとの間のスチー
ム流路に吸水体を設けたことを特徴とすることも好まし
い。U字管路の頂点より下方のボイラー側に結露がたい
積した場合、結露が多量にたい積するとスチームの勢い
で結露表面がU字管路の下端から頂点の間に波打ち、膜
を張っては膜が割れてボコボコ音が発生し、且つスチー
ム流路を遮ることによりスチーム発生量の低下を起こす
ことがあるが、上記のようにU字管路の頂点より下方の
ボイラー側のスチーム流路に吸水体を設けることによ
り、発生した結露がボイラーに復水しやすくなり、スチ
ーム流路に多量の結露がたい積するのを防ぐことができ
る。
【0014】また逆U字状のU字管路において、U字管
路の頂点より下部で且つボイラー側の管路に小径部を設
けたことを特徴とすることも好ましい。U字管路の頂点
より下方のボイラー側に結露がたい積した場合、結露が
多量にたい積するとスチームの勢いで結露表面がU字管
路の下端から頂点の間に波打ち、膜を張っては膜が割れ
てボコボコ音が発生し、且つスチーム流路を遮ることに
よりスチーム発生量の低下を起こすことがあるが、上記
のようにU字管路の頂点より下部で且つボイラー側の管
路に小径部を設けることで、膜を張る位置のスチーム流
速を上げることができ、U字管路を越えそうな不安定な
結露を速い速度で結露復水管に送ることができ、スチー
ム流路に多量の結露がたい積するを防ぐことができる。
【0015】またスチームを発生するための沸騰室と、
沸騰させる水を貯留する貯留室とを分離し、沸騰室に貯
留室から水を供給する穴と、沸騰室にて発生したスチー
ムを貯留室の上部のスチーム室に噴出させる噴出口とで
沸騰室と貯留室やスチーム室とが連結されたボイラーに
おいて、上記スチーム流路の入口にスチーム室内側に突
出させた壁を設けたことを特徴とする。貯留室から供給
された水を沸騰室で沸騰させて発生したスチームをスチ
ーム室に噴出することにより徐々に水を沸騰させること
によりスチームの発生時間を速めることができる構造の
スチーム発生装置においては、沸騰室から発生したスチ
ームに伴って沸騰水がスチーム室に流れ込んでくる際に
スチーム室に連通したスチーム流路にスチームの流れに
伴って沸騰水が入り込むことがあるが、スチーム流路の
入口にスチーム室内側に突出させた壁を設けることによ
り、沸騰水がスチーム流路に流れ込むのを防止できる。
【0016】またボイラー下部よりノズルまでの間の結
露復水管にボイラー内の水を外部に排水する排水口を設
け、排水口とボイラー下部との間にフィルターを設けた
ことを特徴とすることも好ましい。カルシウムが析出し
てもフィルターで捕集して排水口の弁が詰まるのを防止
できる。
【0017】またボイラーの結露復水管との接続部を下
端とし、ボイラー下部の沸騰室と連結した穴を上端とし
てボイラーの底面に勾配を設けたことを特徴とすること
も好ましい。ボイラー底面の水を勾配にて水が残らない
ようにスムーズに排水でき、ボイラー内を乾燥する際に
発生する固形カルシウムを低減させて排水口の弁が詰ま
るのを防止できると共に使用者の水抜き作業を緩和する
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のスチーム発生器具は、ス
チーム式の美容器、美顔器、吸収器等であるが、本例の
場合、スチーム式の美容器具の例について述べる。
【0019】先ず図1の例から説明する。美容器具は水
を気化してスチームを発生するボイラー1と、ボイラー
1で発生したスチームを噴出するためのノズル2と、ボ
イラー1からノズル2にスチームを供給するスチーム流
路3に接続された結露復水管4とを具備する。ボイラー
1は後述するように下部の貯留室5に貯留した水がヒー
タ6を有する沸騰室7で沸騰させられ、沸騰室7で沸騰
することで沸騰したスチームがスチーム室8を介してス
チーム流路3に供給されるようになっている。ボイラー
1で発生したスチームはスチーム流路3を介してノズル
2に供給されるようになっている。またノズル2やスチ
ーム流路3に結露した結露水を復水する結露復水管4は
スチーム流路3とボイラー1の貯留室5の底部を連通さ
せるように形成されている。本例の場合、結露復水管4
は、スチーム流路3と兼ねる上部縦管路部4aと、その
下の絞り管路部4bと、その下の下部縦管路部4cと、
下部縦管路部4cの下端と貯留室5とを連通させる横管
路部4dとで構成されている。
【0020】本発明の場合、結露復水管4の垂直部分に
連通するようにノズル2を配置するのであるが、本例の
場合、上部縦管路部4aの下部に連通するようにノズル
2を配置してある。またノズル2は先端程上になるよう
に斜め上方を向けてある。このようにノズル2を配置し
てあると、結露を伴ったスチームの流れをノズル2に到
着する前に鉛直下方にして、結露水が下方に存在する水
に滴下させやすくすることができ、結露がノズル2に到
達するを防ぐことができる。またスチームをイオン化す
るための放電極10が結露復水管4の上部縦管路部4a
に配置してあり、放電極10に結露が付着しにくく、放
電が安定して行われ、安定してスチームをイオン化でき
る。
【0021】次に図2に示す例について述べる。本例も
上記例と基本的に同じであり、異なる点だけを述べる。
本例の場合、スチーム流路3の途中には上方に凸となっ
た逆U字状のU字管路11を設けてある。U字管路11
の頂点からノズル2側の管路はスチーム流路3と結露復
水管路4の上部縦管路部4aと兼ねている。そして本例
の場合も結露復水管路4の上部縦管路部4aの下部と連
通するようにノズル2を設けてある。この場合も結露を
伴ったスチームの流れをノズル2に到着する前に鉛直下
方にして、結露水が下方に存在する水に滴下させやすく
することができ、結露がノズル2に到達するを防ぐこと
ができる。またスチーム流路3に発生した結露はU字管
路11を乗り超えないとノズル2に行くことができない
ためにノズル2付近に行きにくくなる。またスチームの
流れがU字管路11を通すことにより下方の流れに整流
されるために、U字管路11の頂点を乗り越えた結露が
ノズル2側に行きにくくなる。またスチームをイオン化
するための放電極10が結露復水管4の上部縦管路部4
aに配置してあり、放電極10に結露が付着しにくく、
放電が安定して行われ、安定してスチームをイオン化で
きる。
【0022】次に図3に示す例について述べる。本例も
上記例と基本的に同じであり、異なる点だけ述べる。本
例の場合、U字管路11の頂点より下方のボイラー1側
のスチーム流路3にスポンジのような吸水体12を配置
してあり、吸水体12の一端をスチーム室8側の入口1
3に臨ませてある。U字管路11の頂点よりボイラー1
側の結露Wが図3(b)のようにたい積した場合、結露
Wが多量にたい積するとスチームの勢いで結露W表面が
U字管路11下端から頂点の間で波を打ち、膜W1を張
っては膜W1が割れてボコボコ音が発生し、且つスチー
ム流路3を遮ることによりスチームの発生量の低下を起
こすことがあるが、上記のように吸水体12を設けるこ
とにより、結露を吸水体12に吸水してボイラー1に復
水しやすくなり、スチーム流路3に多量の結露Wがたい
積するのを防ぐことができる。
【0023】次に図4、図5に示す例について述べる。
本例も上記例と基本的に同じであり、異なる点だけを述
べる。本例の場合、結露復水管4の下部縦管路部4cと
横管路部4dとの間の部分から排水管14を連出してあ
り、排水管14の端部に排水弁15を設けてある。排水
弁15は弁筐体16に排水口17と流入口18を設け、
排水口17を開閉する弁部材19を弁筐体16内に摺動
自在に配設してある。弁部材19には摺動自在な鉄心2
0を連結してあり、コイル21を励磁することによりバ
ネ22に抗して排水口17を開くようになっている。こ
れにより器具を使用しないときには排水口17を開いて
ボイラー1内の水を外部に排水することができる。
【0024】次に図6に示す例について述べる。本例も
上記例を基本的に同じであり、異なる点だけを述べる。
本例の場合、U字管路11の頂点より下部でボイラー1
側のスチーム流路3に小径部27を設けてある。図3
(b)のようにU字管路11の頂点より下方のボイラー
1側に結露Wがたい積した場合、結露Wが多量にたい積
するとスチームの勢いで結露W表面がU字管路11の下
端から頂点の間に波打ち、膜W1を張っては膜W1が割
れてボコボコ音が発生し、且つスチーム流路3を遮るこ
とによりスチーム発生量の低下を起こすことがあるが、
上記のようにU字管路11の頂点より下部で且つボイラ
ー1側の管路に小径部27を設けることで、膜W1を張
る位置のスチーム流速を上げることができ、U字管路1
1を越えそうな不安定な結露Wを速い速度で結露復水管
4に送ることができ、スチーム流路3に多量の結露Wが
たい積するを防ぐことができる。
【0025】次に図7、図8に示す例について述べる。
本例の場合、ボイラー1は下部の水を溜める貯留室5
と、貯留室5の上部のスチーム室8と、ヒータ6を有す
る沸騰室7とで構成されている。そして沸騰室7側と、
貯留室5やスチーム室8側とを分離してある。貯留室5
の下部と沸騰室7の下部とを連通穴23にて連通させて
あり、沸騰室7の上部とスチーム室8の上部とを噴出口
24にて連通させてある。このように構成されている
と、貯留室5の水が連通穴23を介して沸騰室7に供給
され、水が沸騰することでスチームが発生し、このスチ
ームが噴出口24からスチーム室8に噴出され、スチー
ム室8からスチーム流路3に供給される。このようにす
ることにより徐々に水を沸騰させることができてスチー
ムの発生時間を速めることができる。
【0026】また排水口17とボイラー1の貯留室5と
の間にフィルター25を設けてある。本例の場合、貯留
室5と結露復水管4とを連通させる開口26にフィルタ
ー25を配置してある。このようにしてあると、水に含
まれたカルシウムイオンが固体化したカルシウムとなっ
て析出しても、ボイラー1内の水を排水するときにフィ
ルター25にて捕集され、析出したカルシウムが排水弁
15に挟まることがなくなり、排水弁15の閉状態で排
水弁15から水漏れするおそれがなくなる。
【0027】また本例の場合、ボイラー1の貯留室5の
底面には連通穴24を上端とし、開口26を下端とする
勾配28を設けてある。このように勾配28を設ける
と、ボイラー1の貯留室5の水を抜くとき勾配28にて
水が残らないようにスムーズに抜くことでき、ボイラー
1内を乾燥する際に発生する固形カルシウムを低減させ
て排水弁15が詰まるのを防止できると共に使用者の水
抜き作業を緩和することができる。
【0028】図7に示す例ではスチーム室8のスチーム
が図7の矢印のように入口13を介してスチーム流路3
に入るためにスチームの勢いで結露がスチーム流路3に
入るおそれがあるが、図1、図2、図3,図4、図6、
図8の例ように入口13の口縁から下方に垂下壁29を
突設してあると、図8の矢印のように垂下壁29を迂回
するようにスチームが入口13を介してスチーム流路3
に入り、スチーム室8から結露がスチーム流路3に入り
込むおそれが少なくなる。
【0029】
【発明の効果】本発明は叙述の如くノズルを結露復水管
の垂直部分の途中に配置したので、結露を伴ったスチー
ムの流れをノズルに到達する前に鉛直下方にして、結露
が下方に存在する水に滴下させやすくでき、結露がノズ
ルに到達するのを防ぐことができてノズルから結露が吐
出するのを防止できるものである、また結露復水管の垂
直部分のノズルへ接続する位置よりも高い位置にスチー
ムをイオン化させる放電極を配置すると、放電極を従来
の結露の溜まりやすい横方向のスチーム流路から垂直部
分に配置を変えることにより、放電極下に結露が溜まっ
て放電極と結露とが触れることを防ぐことができ、スチ
ームをイオン化するものにおいては安定してスチームが
イオン化できる。
【0030】また、排水口とボイラー下部との間にフィ
ルターを設けると、カルシウムが析出してもフィルター
で捕集して排水口の弁が詰まるのを防止できる。
【0031】またボイラーの結露復水管との接続部を下
端とし、ボイラー下部の沸騰室と連結した穴を上端とし
てボイラーの底面に勾配を設けると、ボイラー底面の水
を勾配にて水が残らないようにスムーズに排水でき、ボ
イラー内を乾燥する際に発生する固形カルシウムを低減
させて排水口の弁が詰まるのを防止できると共に使用者
の水抜き作業を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の正面から見た断面
図である。
【図2】同上の他の例の正面から見た断面図である。
【図3】(a)は同上の他の例の正面から見た断面図、
(b)は要部の動作を説明する説明図である。
【図4】同上の他の例の正面から見た断面図である。
【図5】同上の排水弁の断面図である。
【図6】同上の他の例の正面から見た断面図である。
【図7】同上の他の例の図4のX−X線の部分で破断し
た断面図である。
【図8】同上の図4のX−X線で破断した断面図であ
る。
【図9】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 ボイラー 2 ノズル 3 スチーム流路 4 結露復水管 5 貯留室 6 ヒータ 7 沸騰室 8 スチーム室 10 放電極 11 U字管路 12 吸水体 15 排水弁 17 排水口 23 連通穴 24 噴出口 27 小径部 28 勾配 29 垂下壁

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を加熱して気化させるボイラーと、ボ
    イラーで発生したスチームを噴出するためのノズルと、
    ボイラーから上記ノズルにスチームを供給するスチーム
    流路に接続された結露復水管とを設けたスチーム発生器
    具において、ノズルを上記結露復水管の垂直部分の途中
    に配置したことを特徴とするスチーム発生器具。
  2. 【請求項2】 結露復水管とボイラーとの間のスチーム
    流路にはボイラーの上方向に凸となった逆U字状のU字
    管路を有することを特徴とする請求項1記載のスチーム
    発生器具。
  3. 【請求項3】 結露復水管の垂直部分のノズルへ接続す
    る位置よりも高い位置にスチームをイオン化させる放電
    極を配置したことを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のスチーム発生器具。
  4. 【請求項4】 結露復水管とボイラーとの間のスチーム
    流路に吸水体を設けたことを特徴とする請求項2記載の
    スチーム発生器具。
  5. 【請求項5】 逆U字状のU字管路において、U字管路
    の頂点より下部で且つボイラー側の管路に小径部を設け
    たことを特徴とする請求項2記載のスチーム発生器具。
  6. 【請求項6】 スチームを発生するための沸騰室と、沸
    騰させる水を貯留する貯留室とを分離し、沸騰室に貯留
    室から水を供給する穴と、沸騰室にて発生したスチーム
    を貯留室の上部のスチーム室に噴出させる噴出口とで沸
    騰室と貯留室やスチーム室とが連結されたボイラーにお
    いて、上記スチーム流路の入口にスチーム室内側に突出
    させた壁を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    5のいずれかに記載のスチーム発生器具。
  7. 【請求項7】 ボイラー下部よりノズルまでの間の結露
    復水管にボイラー内の水を外部に排水する排水口を設
    け、排水口とボイラー下部との間にフィルターを設けた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記
    載のスチーム発生器具。
  8. 【請求項8】 ボイラーの結露復水管との接続部を下端
    とし、ボイラー下部の沸騰室と連結した穴を上端として
    ボイラーの底面に勾配を設けたことを特徴とする請求項
    7記載のスチーム発生器具。
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