JP2002209729A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ふきこぼれ性能を向上させ、ご飯の食味を改
善すること。 【解決手段】 蒸気を外部へ排出する蒸気排出流路7
と、外気を吸気する外気吸気手段10とを有し、外気吸
気手段10は吸入した外気を蒸気排出流路7の上方より
本体内に向かって直接吹き付ける構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭、あるい
は業務用に使用する炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の炊飯器は、例えば、炊飯
器本体内には鍋が着脱自在に収納され、炊飯器本体の上
部を覆う蓋体は、一端を開放自在で他端をヒンジ軸によ
り枢支されている。蓋体には、炊飯時に鍋から発生した
蒸気を炊飯器本体外に排出する蒸気排出流路が設けられ
ており、鍋内に米と水を入れて加熱、炊飯を行うと、鍋
内から蒸気が発生し、この蒸気は蒸気排出流路を通って
本体外に排出される構成となっていた。
【0003】また、炊飯器本体の外部への排出のための
送風装置を備えた炊飯器の例として、特公平10−71
077号公報に記載のように、上部を開閉自在に覆う蓋
体内に蒸気排気通路と送風装置を設けると共に、蒸気排
出通路と外気吸気通路を設け、強制排気手段により蒸気
と外気を混合して排気する構成のものがある。
【0004】前述のように構成した炊飯器においては、
おもに、炊飯時に発生する高温の蒸気を、比較的温度の
低い空気と混合することにより排出蒸気の温度を低下さ
せ、主に蒸気吐出による火傷や怪我の防止など、使用時
の安全性を改善することを目的として構成されている。
【0005】また、近年の炊飯器においては、米と水を
加熱することにより米内部の澱粉質が流出して生じるお
ねばが、炊飯過程における沸騰の勢いにより蒸気排出通
路を通って本体外部に流出するいわゆるふきこぼれ現象
を防止するために、ふきこぼれが起こりそうな時期に火
力を弱め、内部の沸騰の勢いを緩和する制御手法がとら
れている。しかし、この時期に火力を弱めることは炊き
上がるご飯の食味の上では好ましくないために、従来よ
り、限られた大きさの中で蒸気排出通路の経路の長さ
や、空間容積を確保する工夫によりおねばの絶対貯蔵量
を増加させたり、蒸気排出流路内に磁石のころを配置し
て、おねばが上昇してころを動かすことにより生じる磁
界の変化を検知し、加熱パターンを制御する手段を設け
るなどして、ふきこぼれ現象を未然に防止する手段が種
々提案されてきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
おねばが上昇してくる時の形態としては、高温の泡状の
場合が多い。このような泡状のおねばは、体積が大きく
上昇速度が速いため、従来の炊飯器では、さまざまな変
動要因に対応するために、あらかじめ余裕をもって火力
を弱める結果となり、強火で炊き上げるタイミングで十
分な火力を供給できず、ご飯の食味を十分に引き出すこ
とができなかった。
【0007】また、前述のような送風装置を備えた炊飯
器においては、使用者が誤って蒸気に触れることによる
火傷や怪我の防止、すなわち安全性の向上を主な目的と
しており、ふきこぼれ防止や食味向上に主眼をおくもの
ではない。従って、蒸気排出通路を上昇してきたおねば
に対して、送風装置により外向きに排気しようとする
と、ふきこぼれの勢いをさらに増大させ、ふきこぼれ性
能が悪化することになる。
【0008】また、外気を直接吹き付けるのではなく、
本体や、蓋内部を通って導入される空気は、炊飯時の熱
をもらって温度が上昇し、排出蒸気との温度差が小さく
なるため、おねばに吹き付けたとしても高温のおねばを
十分冷却し、ふきこぼれを抑制する効果は期待できな
い。
【0009】そこで、本発明は前記のような問題点を解
決するためになされたもので、炊飯中に蒸気排出通路を
上昇してくる高温の泡状のおねばに対して、上方より蒸
気との温度差の大きい外気を吹き付けることにより、お
ねばの上昇を抑え、また、泡をつぶすと共に、おねばを
冷却して液体化し、おねばの上昇速度を抑制することに
より、ふきこぼれを防止できる。したがって、沸騰火力
で炊き上げる必要のある炊飯工程において、不必要に火
力を弱めることなく炊飯できるため、より美味しいご飯
を炊くことができる。このことは、かまどで炊飯すると
きにふきこぼれするタイミングでかまどの火を弱めるこ
となく、強火の中でかまどの蓋をずらすことによりふき
こぼれの泡を抑える現象と同様の効果を発揮できるもの
である。
【0010】また、ふきこぼれ性能が向上することによ
り、製品および設置場所付近のおねばによる汚れを軽減
することができると同時に、外気吸気手段を着脱自在に
構成することにより、ほこりの付着などが気になるであ
ろう吸気経路に対してもお手入れ性を飛躍的に向上させ
ることができ、機器を清潔に使用できる。
【0011】さらに、外気吹き付け方向を分配弁によ
り、本体内方向と蒸気排出方向に分配して吹き付ける構
成により、ふきこぼれにおいては、十分蒸気との温度差
の大きい外気を本体内方向に吹き付けて上昇してくるお
ねばを冷却し、泡を消滅させてふきこぼれ性能を向上さ
せることができ、また、同時に蒸気排出方向にも蒸気と
の温度差の大きい外気を吹き付けることにより、高温の
蒸気と低温の外気が混合され、排出蒸気の温度を下げる
ことができ、火傷防止での安全性を高めることができ
る。
【0012】また、分配弁を可変とし、分配する配分を
調節することで、上述の事柄に加えて、ふきこぼれを抑
えて炊き上げるのか、排出蒸気の温度を下げるのかを選
択でき、使用時の選択の幅が広がることによって、より
多くのお客様の好みにあわせた炊飯が可能となる。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の炊飯器は上部より鍋を着脱自在に収納して
なる本体と、前記鍋を内包し、前記本体の上部開口部を
覆う蓋体と、概蓋体には炊飯時に発生する蒸気を外部へ
排出する蒸気排出流路と、外気を吸気する外気吸気手段
とを有し、該外気吸気手段は吸入した外気を前記蒸気排
出流路の上方より本体内に向かって直接吹き付ける構成
を有することを特徴としている。つまり、炊飯時に内部
で沸騰がおこることにより発生し、泡状となって蒸気排
出流路を上昇してくる高温のおねばに対して、上方から
蒸気との温度差が大きい外気を直接吹付けることによ
り、おねばの泡を消滅させてふきこぼれを防止し得るの
で火力を弱める必要もなく強火でご飯を炊き上げること
ができ、ご飯の食味を改善できる。
【0014】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、上部より
鍋を着脱自在に収納してなる本体と、本体上部開口部を
覆う蓋体と、前記蓋体には炊飯時に発生する蒸気を外部
へ排出する蒸気排出流路と、外気を吸気する外気吸気手
段とを有し、該外気吸気手段は吸入した外気を前記蒸気
排出流路の上方より本体内に向かって直接吹き付ける構
成を備えてなるものであり、炊飯中に蒸気排出通路を上
昇してくる高温の泡状のおねばに対して、上方より蒸気
との温度差の大きい外気を吹き付けることにより、おね
ばを冷却して液体化し、おねばの上昇速度を抑制するこ
とにより、ふきこぼれを抑えて沸騰火力で炊き上げるこ
とができるので、不必要に火力を弱めることなく炊飯で
き、より美味しいご飯を炊くことができる。
【0015】請求項2記載の発明は、特に、前記外気吸
気手段を蓋体上部に位置させ、その外気吸気手段の外気
通路系を蓋体より着脱自在な構成を備えてなるものであ
り、外気吸気系を着脱自在に構成することにより、外気
の通る通路全てを取り外して洗えることとなり、お手入
れ性を向上させることができ、機器を清潔に使用でき
る。
【0016】請求項3記載の発明は、特に、吸入外気
を、蒸気排出流路内において、本体内方とその逆の蒸気
口方向とに分配して吹き付けてなる構成を備えてなるも
のであり、外気を本体内部方向と外部方向に分配して外
気を吹き付けることにより、ふきこぼれにおいては、十
分蒸気との温度差の大きい外気を本体内方向に吹き付け
て上昇してくるおねばを冷却し、泡を消滅させてふきこ
ぼれ性能を向上させることができ、また、同時に蒸気排
出方向にも蒸気との温度差の大きい外気を吹き付けるこ
とにより、高温の蒸気と低温の外気が混合され、排出蒸
気の温度を下げることができ、火傷防止での安全性を高
めることができるものである。
【0017】請求項4記載の発明は、前記分配弁は可変
とし、吹き付ける配分を変化させることができる構成と
したものであり、分配弁は可変とし、吹き付ける配分を
変化させることができる構成とすることにより、分配弁
を調整することで、上述の事柄に加えて、ふきこぼれを
抑えて炊き上げるのか、排出蒸気の温度を下げるのかを
選択でき、使用時の選択の幅が広がることによって、よ
り多くのお客様の好みにあわせた炊飯が可能となる。さ
らに、ふきこぼれ性能が向上することにより、製品およ
び設置場所付近においては、おねばの飛散による汚れを
軽減することができる。
【0018】
【実施例】(実施例1)本発明の第の一実施例につい
て、図1、2を用いて説明する。
【0019】図1,2において、1は本体で、本体1内
部には鍋2が着脱自在に内包されている。3は鍋2を誘
導加熱するための加熱コイルである。本体1の上部に
は、上部開口部を覆う位置に蓋体4が載置されており、
蓋体4は一端を開放自在に他端をヒンジ軸5により枢支
されている。蓋体4には、鍋2内部から外部に連通した
蒸気筒6が構成されており、蒸気筒6上部には鍋2内で
発生した蒸気を外部に排出するための流路を形成してい
る蒸気排出流路7が設けられた蒸気蓋8が着脱自在に構
成されている。また、蒸気蓋8の天面には蒸気の出口で
ある蒸気口9が設けられており、さらに、蓋体4の蒸気
筒6近傍には外気吸気手段10が設けられている。この
外気吸気手段10は、モーターユニット11とファンユ
ニット12により構成されており、これらのユニットに
取り付けられたマグネット13の引力によるカップリン
グ作用によって、蓋体4を介してモーターユニット11
の回転力をファンユニット12に伝達しファンユニット
12を回転駆動させる間接駆動方式をとっている。これ
により、通電の必要なモータユニット11を蓋体4内部
に、送風経路を構成しているファンユニット12を蓋体
4の外面に着脱自在に構成することができ、ファンユニ
ット12のお手入れ性が向上し、機器を清潔に使用でき
る。
【0020】ここで、外気吸気手段10はファンユニッ
ト12の軸直上方から十分温度差の大きい外気を吸い込
み、ファンユニット12の円周方向に設けられた外気吐
出流路14を通って蒸気蓋8内に送り込まれる構成とな
っている。この外気吐出流路14の吐出口15は蒸気蓋
8の上部天面付近に、水平よりも下向きの角度を持って
設けられており、吐出項5から吐出された吸入外気は、
蒸気排出流路7内で上方から下方に向かってに吹き付け
られることとなる。したがって、炊飯時に生じる高温の
泡状のおねばに対して、上方から十分温度差の大きい外
気を直接吹き付けることができるために、おねばの泡を
消滅させることができ、おねばの上昇を抑え、ふきこぼ
れ性能を向上させることができる。これにより、従来は
ふきこぼれを抑えるために、泡状のおねばが蒸気口9に
到達するまでに加熱コイル3への通電を停止し、おねば
の勢いをやわらげ、おねばが鍋2内に十分還流するのを
待って再び加熱コイル3に通電し、加熱することを繰り
返して制御していたものが、積極的におねばの泡を消滅
させて体積を減少させることにより、ふきこぼれ始める
までの時間が大幅に長くなり、加熱コイル3への通電時
間を長くすることができる。
【0021】さらに、おねばが上昇してきて、加熱コイ
ル3への通電を停止させた場合についても、上方より蒸
気との温度差の十分大きい外気を直接吹き付けることに
より、おねばが速やかに冷却されて液体化し、おねばの
上昇速度を抑制するとともに、鍋2内への還流が促進さ
れるため、加熱コイル3への通電停止時間が短くできる
ものである。これらのことより、沸騰火力で炊き上げる
必要のある炊飯工程において、不必要に火力を弱めるこ
となく一気に炊き上げなら、高温状態をより長く維持し
て炊飯できるので、より美味しいご飯を炊くことができ
る。
【0022】また、蒸気蓋8の天面は外気吸気手段の上
面の吸気部を覆う位置まで広く構成することにより、蒸
気や埃が外気吸気手段に付着することが防止でき、より
清潔に機器を使用することが可能となっている。
【0023】以上のように、本発明の第一の実施例にお
いては、蒸気蓋とファンユニットが別部品となった構成
の例を述べたが、これらを一体に構成した場合でも上述
同様の効果が得られ、さらに、一度の着脱でお手入れで
きるため、さらにお手入れ性が向上することは言うまで
もない。
【0024】(実施例2)本発明の第2の実施例を図3
を用いて説明する。
【0025】図2において、基本構成は第一の実施例と
同様であり、蒸気筒8内には分配弁16が設けられてい
る。吐出口15から吹き付けられる外気をこの分配弁1
6にて本体内方向と、蒸気排出方向とに分流する。した
がって、分配弁15の下側を通って本体内方向に吹き付
けられた外気はおねばを冷却し、おねばの泡を消滅させ
ることによりふきこぼれを抑制できるため、沸騰火力で
炊き上げる必要のある炊飯工程において、不必要に火力
を弱めることなく炊飯し、より美味しいご飯を炊くこと
ができる。
【0026】また、分配弁15の上側を通って蒸気排出
流路7内に吹き付けられる蒸気と十分温度差のある外気
は、蒸気排出流路内7内部で高温の蒸気と混合され、蒸
気口8から排出される蒸気温度を下げることができるの
で、火傷防止での安全性を高めることができる。
【0027】また、本実施例においては、分配弁16は
一枚のフラップ似より構成された例について述べたが、
複数枚のフラップにより構成された分配弁でも上記同様
の効果が得られることは言うまでもない。
【0028】さらに、本実施例においては、分配弁16
は固定されたフラップ状のものとしたが、分配弁16を
可変とし、吹き付ける外気の配分を調節可能な構成とし
た場合においては、分配弁を調整することによって、ふ
きこぼれを抑えて炊き上げるのか、排出蒸気の温度を下
げるのかを選択でき、使用時の選択の幅が広がることに
よって、より多くのお客様の好みにあわせた炊飯ができ
る。
【0029】さらに、本発明の上記2つの実施例におい
ては、外気を吹き付ける位置を蒸気蓋の天面に配置した
場合について述べたが、おねばの泡を消滅させることが
できれば、蒸気蓋の側面に下向きに吹き付ける位置に配
置しても同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明は、
炊飯中に蒸気排出通路を上昇してくる高温の泡状のおね
ばに対して、上方より蒸気との温度差の大きい外気を吹
き付けることにより、おねばの上昇を抑え、また、泡を
つぶすと共に、おねばを冷却して液体化し、おねばの上
昇速度を抑制することにより、ふきこぼれを防止でき
る。したがって、沸騰火力で炊き上げる必要のある炊飯
工程において、不必要に火力を弱めることなく炊飯でき
るので、より美味しいご飯を炊くことができる。このこ
とは、かまどで炊飯するときにふきこぼれするタイミン
グでかまどの火を弱めることなく、強火の中でかまどの
蓋をずらすことによりふきこぼれの泡を抑える現象と同
様の効果を発揮できるものである。
【0031】さらに、ふきこぼれ性能が向上することに
より、製品および設置場所付近においては、おねばの飛
散による汚れを軽減することができるものである。
【0032】また、請求項2記載の発明は、外気吸気系
を着脱自在に構成することとなり、外気の通る通路全て
を取り外して洗えることとなり、お手入れ性を向上させ
ることができ、機器を清潔に使用できるものである。
【0033】また、請求項3記載の発明は、外気を本体
内部方向と外部方向に分配して外気を吹き付けることに
より、ふきこぼれにおいては、十分蒸気との温度差の大
きい外気を本体内方向に吹き付けて上昇してくるおねば
を冷却し、泡を消滅させてふきこぼれ性能を向上させる
ことができ、また、同時に蒸気排出方向にも蒸気との温
度差の大きい外気を吹き付けることにより、高温の蒸気
と低温の外気が混合され、排出蒸気の温度を下げること
ができ、火傷防止での安全性を高めることができるもの
である。
【0034】また、請求項4記載の発明は、この分配弁
は可変とし、吹き付ける配分を変化させることができる
構成とすることにより、分配弁を調整することで、上述
の事柄に加えて、ふきこぼれを抑えて炊き上げるのか、
排出蒸気の温度を下げるのかを選択でき、使用時の選択
の幅が広がることによって、より多くのお客様の好みに
あわせた炊飯が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例における炊飯器の要部断
面図
【図2】同、炊飯器の要部拡大断面図
【図3】本発明の第二の実施例における炊飯器の要部拡
大断面図
【符号の説明】
1 本体 2 鍋 4 蓋体 7 蒸気排出流路 9 蒸気口 10 外気吸気手段 16 分配弁
フロントページの続き (72)発明者 高麗 敦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小山 政博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4B055 AA03 BA03 BA53 BA56 CA22 CA69 CA73 CB08 CB09 CC04 CC28 CD58 CD60 DA02 DB14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部より鍋を着脱自在に収納してなる本
    体と、前記鍋を内包し、前記本体の上部開口部を覆う蓋
    体と、概蓋体には炊飯時に発生する蒸気を外部へ排出す
    る蒸気排出流路と、外気を吸気する外気吸気手段とを有
    し、該外気吸気手段は吸入した外気を前記蒸気排出流路
    の上方より本体内に向かって直接吹き付ける構成を有す
    ることを特徴とする炊飯器。
  2. 【請求項2】 外気吸気手段は蓋体上部に位置し、その
    外気吸気手段の外気通路系を蓋体より着脱自在な構成と
    した請求項1記載の炊飯器。
  3. 【請求項3】 外気吸気手段は、その吸入外気を蒸気排
    出流路内において、本体内方とその逆の蒸気口方向とに
    分配して吹き付ける分配弁を有してなる請求項1記載の
    炊飯器。
  4. 【請求項4】 分配弁は可変とし、吹き付ける配分を変
    化させることができる構成とした請求項3記載の炊飯
    器。
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