JP2002209246A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP2002209246A
JP2002209246A JP2001003936A JP2001003936A JP2002209246A JP 2002209246 A JP2002209246 A JP 2002209246A JP 2001003936 A JP2001003936 A JP 2001003936A JP 2001003936 A JP2001003936 A JP 2001003936A JP 2002209246 A JP2002209246 A JP 2002209246A
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秀人 宮崎
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武志 仁田
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/3805Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving with built-in auxiliary receivers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信方式の異なる領域へ移動した場合で
も、自動的に移動した領域に対応した無線通信方式で無
線通信をすることができる無線通信装置を得る。 【解決手段】 無線通信装置の現在位置を検出する位置
検出手段と、領域情報及びこの領域に対応する無線通信
方式情報を記憶する記憶手段と、位置検出手段により検
出された現在位置と記憶手段に記憶されている領域情報
及びこの領域に対応する無線通信方式情報とに基づき現
在位置の属する領域に対応する無線通信方式を選択する
選択手段と、選択手段により選択された無線通信方式に
基づき少なくとも送信する無線通信を行う無線通信手段
とを備えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報通信機器の分
野に属し、特に無線通信により少なくとも情報の送信を
行う無線通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報機器とその周辺機器を接続す
る形態として、接続コード(ケーブル)を無くしたいわ
ゆる無線によるコードレス接続が主流になってきてい
る。従来より赤外線等を利用した光通信によるコードレ
ス接続は盛んであったが、伝送速度や伝送する情報量の
不足、障害物による通信遮断等の問題が多かった。
【0003】これに代わる近距離無線通信方式として、
「Bluetooth」方式(以下、ブルートゥースと
言う)が標準化団体( Bluetooth SIG )
から提案されている。(Bluetoothは Telefon
aktiebolaget L M Ericsson,Sweden の登録商標であ
る。)ブルートゥースは、以下のような特徴を有する。 (1)規格が世界標準規格になっている。 (2)本方式の無線通信回路を搭載する予定の機器は、
パソコン、プリンタ、携帯電話、携帯情報端末機器等、
多種多様に渡る。 (3)機器間の双方向通信をコードレスで実現できる。 (4)音声とデータの両方を送受信できる。 (5)無線の周波数帯域は、ISM( Industrial Scie
ntific Medical )帯と呼ばれ、産業、科学、医療用に
国際的に割り当てられた免許不要の周波数帯域である
2.4GHz帯を使用している。 (6)赤外線通信のように通信する機器を対向した配置
にする必要がない。 (7)赤外線通信のように1対1に限定されず、最大1
対7の機器間での通信が可能である。 (8)出力パワーが3タイプに別れているので、各搭載
機器に都合のよい選択ができる。
【0004】図11は、主要各国におけるブルートゥー
スの周波数帯域を示した図である。一方では、図11に
示すように、ブルートゥースの周波数帯域幅は、各国に
より異なっているという実情がある。さらに、通信する
チャンネルの周波数間隔は1MHzで各国とも同一なの
で、周波数帯域幅が異なることでチャンネル数も各国で
異なることになる。
【0005】具体的には、図11に示すように、フラン
スとスペインでは周波数帯域幅22MHz、チャンネル
数23であるのに対し、他のEU( European Union )
諸国、日本、アメリカでは周波数帯域幅78MHz、チ
ャンネル数79となっている。
【0006】このようなブルートゥースで利用可能な周
波数帯域幅やチャンネル数等の無線通信方式の仕様は、
各国の電波法等の法律により規定されている事項であ
り、特に自ら電波を発信する場合には、各国の法規制に
従った利用をしないと違法電波の発信等により法律違反
になる場合があり、厳守することが必須となる。
【0007】例えば、ブルートゥースによる無線通信機
器を搭載した車両が、ドイツからフランスに移動した場
合には、何らかの方法でブルートゥースの無線通信方式
の仕様を変更する必要がでてくることになる。
【0008】このような、無線通信方式を通信エリア
( area 、領域)毎に切り替える従来技術の例として
は、特開平11−285051号公報等に開示された技
術がある。
【0009】図12は、特開平11−285051号公
報に開示された従来の無線システムの例を示す概略図で
ある。101は無線通信機能を備えた移動局、102は
移動局101が搭載された移動体としての車両である。
103x、103yは異なる無線通信方式x、yの通信
エリアX、Yの共用エリアXYに隣接する位置に配設さ
れ、移動局101の無線通信方式を当該通信エリアの無
線通信方式に強制的に切り替える強制切替信号を発信す
る強制切替信号発生器である。104は異なる無線通信
方式x、yの通信エリアX、Y同士が隣接する共用エリ
アXYに配設され、移動局101の無線通信方式をx、
yの両方式の共用状態に切替えるための切替信号を出力
する切替信号発生器である。また、105x、105y
は異なる無線通信方式x、yの通信エリアX、Yの境目
を示す境界、106は車両102の進行方向を示してい
る。
【0010】次に、動作について説明する。図12に示
すように、移動局101を搭載した車両102が、無線
通信方式xの通信エリアXから無線通信方式yの通信エ
リアYに向かって進行方向106で移動している。車両
102が、通信エリアXから通信エリアYに移行する段
階で、共用エリアXY内では、切替信号発生器104か
らの切替信号により移動局101の無線通信方式がx方
式のみからx、yの両方式の共用状態に切替えられ、
x、y両方式での無線通信が可能となる。
【0011】次に、通信エリアYに移行すると、共用エ
リアXYに隣接する位置に設けられた強制切替信号発生
器103yからの強制切替信号にて、移動局101の無
線通信方式がy方式に強制的に切り替えられ、y方式で
の無線通信のみが可能となる。通信エリアYから通信エ
リアXに向かって逆方向に進行する場合も、同様にして
y方式からx方式へ無線通信方式の切替が行われる。
【0012】この例においては、以下のように、無線シ
ステムを施工・改変する上で多大な費用が発生する等の
問題がある。つまり、強制切替信号発生器103及び切
替信号発生器104を通信エリアX、Yの境界105の
近傍に必ず設置する必要がある。また、通信エリアX、
Yの境界105が国境になる場合には、膨大な数の強制
切替信号発生器103及び切替信号発生器104を国境
に沿って設置する必要がある。さらに、新しい道路の増
設に合わせてその都度、強制切替信号発生器103及び
切替信号発生器104をその近傍に増設しなければなら
ない。また、無線通信方式の仕様が例えば法律改正を含
む多様な事情により変更された場合、既に設置されてい
るものを含め、全ての移動局101及び強制切替信号発
生器103及び切替信号発生器104の改造をしないと
新仕様に対応できないことになる。
【0013】また、無線通信方式を切り替える必要があ
る場合の例として、特開平10−276261号公報等
に開示されたものがある。
【0014】図13は、特開平10−276261号公
報に開示された従来の無線通信システムの例を示す概略
図である。107は携帯電話無線信号を送受信する携帯
電話基地局である。また、108は携帯電話、109は
携帯電話108を手に持たずに通話するためのハンズフ
リーユニット、110はマイク、111はスピーカであ
り、これらは車両102に搭載されている。
【0015】携帯電話基地局107と携帯電話108の
間は、携帯電話無線で接続される。一方、車両102内
の携帯電話108とハンズフリーユニット109の間は
FM( Frequency Modulation 、周波数変調)無線で接
続されるようになっている。すなわち、携帯電話108
内のFM無線通信手段(図示せず)とハンズフリーユニ
ット109内のFM無線通信手段(図示せず)との間で
信号の送受信を行なう。ハンズフリーユニット109に
は、マイク110とスピーカ111が接続されている。
【0016】車両102内に設置されたマイク110で
集音された利用者の音声信号は、ハンズフリーユニット
109、携帯電話108を経由して携帯電話基地局10
7へ送信される。携帯電話基地局107から先は、いわ
ゆる公衆電話回線で相手方へ送信される。一方、相手方
からの音声信号は、逆の経路でハンズフリーユニット1
09へ送信される。ハンズフリーユニット109に入力
された相手方の音声信号は、スピーカ111にて再生さ
れ、利用者に伝達される。
【0017】この例における車両102内のFM無線等
の無線通信方式の仕様は、電波法等の法規制により各国
毎に異なっている場合が多く、国境を越えて移動する場
合には、手動で無線通信方式の仕様を切り替える必要が
ででくる。また、各国の法規制に従ったFM無線等の無
線通信方式の仕様の切替を怠ると、違法電波の発信等に
より法律違反になる場合がある。また、無線通信方式の
仕様が多様な事情により変更された場合、無線通信シス
テムの改造をしないと新仕様に対応できないことにな
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うな課題を解決するためになされたもので、無線通信方
式の異なる領域へ移動した場合でも、自動的に移動した
領域に対応した無線通信方式で無線通信をすることがで
きる無線通信装置を得ること、あるいは無線通信方式の
仕様変更に容易に対応できる無線通信装置を得ることを
目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係る無線通信
装置においては、無線通信装置の現在位置を検出する位
置検出手段と、領域情報及びこの領域に対応する無線通
信方式情報を記憶する記憶手段と、位置検出手段により
検出された現在位置と記憶手段に記憶されている領域情
報及びこの領域に対応する無線通信方式情報とに基づき
現在位置の属する領域に対応する無線通信方式を選択す
る選択手段と、選択手段により選択された無線通信方式
に基づき少なくとも送信する無線通信を行う無線通信手
段とを備えるようにしたものである。
【0020】また、この発明に係る無線通信装置におい
ては、領域情報は、国領域情報または各国内の行政区分
領域情報であるようにしたものである。
【0021】また、この発明に係る無線通信装置におい
ては、無線通信方式を切り替える場合に無線通信方式の
切替に関する所定の情報を出力する出力手段を備えるよ
うにしたものである。
【0022】また、この発明に係る無線通信装置におい
ては、無線通信手段は、無線通信方式を異なる無線通信
方式に切り替える場合に、無線通信している相手機器に
対して、異なる無線通信方式への切替を促す情報を送信
する情報送信手段を備えるようにしたものである。
【0023】また、この発明に係る無線通信装置におい
ては、無線通信方式を切り替える場合に無線通信方式の
切替に関する相手機器側の情報を出力する出力手段を備
えるようにしたものである。
【0024】また、この発明に係る無線通信装置におい
ては、無線通信手段により受信した更新情報に基づいて
記憶手段に記憶されている領域情報またはこの領域に対
応する無線通信方式情報を更新する更新手段を備えるよ
うにしたものである。
【0025】また、この発明に係る無線通信装置におい
ては、着脱可能な記憶媒体に記憶された更新情報に基づ
いて記憶手段に記憶されている領域情報またはこの領域
に対応する無線通信方式情報を更新する更新手段を備え
るようにしたものである。
【0026】また、この発明に係る無線通信装置におい
ては、着脱可能な記憶媒体は、メモリーディスクまたは
メモリーカードであるようにしたものである。
【0027】また、この発明に係る無線通信装置におい
ては、移動体に搭載されるものであるとともに、位置検
出手段はナビゲーションシステムから得られる移動体の
現在位置情報を利用するようにしたものである。
【0028】また、この発明に係る無線通信装置におい
ては、無線通信方式は、ブルートゥース無線通信方式で
あるようにしたものである。
【0029】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1を示す無線通信装置を含むシステムの構成図
である。2は無線通信装置が搭載された移動体としての
車両である。7は携帯電話無線信号を送受信する外部設
備としての携帯電話基地局である。8は携帯電話基地局
7を介して外部と電話通信する車両2内に持ち込まれた
携帯電話であり、一方では、車両2内の無線通信装置と
ブルートゥースによる無線通信をする相手機器となる。
【0030】10はマイク、11はスピーカ、12は後
述する位置検出手段、記憶手段、選択手段、無線通信手
段(いずれも図示せず)を内蔵したナビゲーションユニ
ット、13は液晶表示素子等で構成され地図等を表示す
る出力手段としてのディスプレイ、14はGPS( Glo
bal Positioning System 、全地球的測位システム)衛
星からの電波を受信するGPSアンテナである。
【0031】ナビゲーションユニット12は、GPS受
信機等(図示せず)からなる位置検出手段を備え、GP
S衛星(図示せず)からの電波をGPSアンテナ14で
受信し、信号処理を行なって車両2の現在位置を検出
し、CD−ROM( Compact Disc - Read Only Memory
)或いはDVD−ROM( Digital Versatile Disk -
Read Only Memory )等(図示せず)から読み出した地
図情報とともに、ディスプレイ13上に表示する。
【0032】また、ナビゲーションユニット12は、ブ
ルートゥースによる無線通信手段を備え、同手段を備え
た相手機器としての携帯電話8との間で、ブルートゥー
スによる双方向の無線通信を行なう機能を有する。尚、
以下の本発明の実施の形態で示す無線通信は全て、この
ナビゲーションユニット12の無線通信手段と相手機器
としての携帯電話8との間のブルートゥースによる双方
向の無線通信を示している。
【0033】このブルートゥースによる無線通信機能を
利用して、ナビゲーションユニット12は、携帯電話8
を手に持たずに通話するためのハンズフリー機能を併せ
持っている。これによれば、携帯電話8が鞄の中や車両
2の後部座席の上などに置いてあっても、コードレスで
ハンズフリー通話が可能になり、利便性が向上するとい
う利点がある。
【0034】このハンズフリー機能による通話音声の流
れは次のようになる。車両2内に設置されたマイク10
で集音された利用者の音声信号は、ナビゲーションユニ
ット12、携帯電話8を経由して携帯電話基地局7へ送
信される。携帯電話基地局7から先は、いわゆる公衆電
話回線で相手方へ送信される。一方、相手方からの音声
信号は、逆の経路でナビゲーションユニット12へ送信
される。ナビゲーションユニット12に入力された相手
方の音声信号は、スピーカ11にて再生され、利用者に
伝達される。
【0035】また、同じくブルートゥースによる無線通
信機能を利用して、インターネット対応の携帯電話8が
インターネット経由で受信した外部情報を、ナビゲーシ
ョンユニット12に接続されたディスプレイ13に表示
することもできる。一般的に、携帯電話8の有する表示
部に対し、ナビゲーションユニット12に接続されたデ
ィスプレイ13は表示画面のサイズが大きいので、外部
情報を拡大して見やすく表示することができ、また車両
2内の複数の同乗者が同時にその表示を見ることができ
る等の利点がある。
【0036】また、ナビゲーションユニット12は、メ
モリーIC( Integrated Circuit)等の記憶素子で構
成された記憶手段を備える。この記憶手段には、位置検
出手段で検出された現在位置がどの領域に属するかを判
断するために、各国領域または各国内の行政区分領域の
座標範囲等の領域情報が記憶されている。また、各領域
の無線通信方式を判断するために、各領域におけるブル
ートゥースの周波数帯域幅やチャンネル数等の、各領域
に対応する無線通信方式情報が記憶されている。
【0037】また、ナビゲーションユニット12は、位
置検出手段により検出された現在位置と、記憶手段に記
憶されている領域情報及び無線通信方式情報とに基づ
き、現在位置の属する領域に対応する無線通信方式を選
択するCPU( Central Processing Unit )等から構
成された選択手段を備えている。
【0038】ここで無線通信装置は、ナビゲーションユ
ニット12に含まれる位置検出手段、記憶手段、選択手
段、及び無線通信手段から構成されている。
【0039】次に、ナビゲーションユニット12のブル
ートゥースによる無線通信手段の無線通信方式の切替に
おける動作を説明する。ナビゲーションユニット12の
選択手段は、位置検出手段により検出された車両2の現
在位置と、記憶手段に記憶されている領域情報を比較す
ることにより車両2が今どの領域にいるかを判断する。
次に、記憶手段に記憶されている無線通信方式情報を参
照することにより、現在の領域に対応する無線通信方式
を判断し選択する。無線通信手段は、選択手段により選
択された無線通信方式に基づき無線通信を行う。このよ
うにして、無線通信方式の異なる領域へ移動した場合で
も、自動的に移動した領域に対応したブルートゥースに
よる無線通信方式で無線通信が可能になる。
【0040】尚、ナビゲーションユニット12の位置検
出手段としては、GPSの他に、速度センサー等の距離
センサーと、ジャイロセンサーや地磁気センサー等の方
位センサーとの組み合わせによる自立航法や、これらに
地図情報を加味したマップマッチングを利用したもので
あってもよい。また、PHS( Personal HandyphoneSy
stem)や携帯電話において実施されている位置情報サー
ビス等のように、外部から配信される現在位置情報を利
用したものであってもよい。
【0041】また、ナビゲーションユニット12の記憶
手段としては、ROM、バッテリーでバックアップされ
たRAM( Random Access Memory )、フラッシュメモ
リー( Flash Memory )等のメモリーICの他、CD−
ROMやDVD−ROM等のメモリーディスクや、IC
メモリーカード等のメモリーカードを利用したものであ
ってもよい。
【0042】このように実施の形態1によれば、無線通
信装置の現在位置を検出する位置検出手段と、領域情報
及びこの領域に対応する無線通信方式情報を記憶する記
憶手段と、位置検出手段により検出された現在位置と記
憶手段に記憶されている領域情報及びこの領域に対応す
る無線通信方式情報とに基づき現在位置の属する領域に
対応する無線通信方式を選択する選択手段と、選択手段
により選択された無線通信方式に基づき少なくとも送信
する無線通信を行う無線通信手段とを備えるようにした
ので、無線通信装置を無線通信方式の異なる領域へ移動
した場合でも、自動的に移動した領域に対応した無線通
信方式で無線通信が可能になる。
【0043】また、実施の形態1によれば、領域毎に無
線通信方式の異なる無線通信装置を製造・販売する必要
がなくなり、統一機種とすることで開発費用や製造・販
売費用を削減することができる。
【0044】また、実施の形態1によれば、車両2に搭
載されるものであるとともに、位置検出手段はナビゲー
ションシステムから得られる車両2の現在位置情報を利
用するようにしたので、無線通信装置の構成が簡略化で
き、安価になる。
【0045】また、実施の形態1によれば、無線通信方
式は、ブルートゥース無線通信方式であるようにしたの
で、ブルートゥース無線通信方式における世界各国の仕
様の相違に対応できるワールドワイド仕様のブルートゥ
ース無線通信装置が得られる。
【0046】実施の形態2.図2は本発明の実施の形態
2を示す無線通信装置の表示例である。無線通信装置の
構成は実施の形態1と同様である。ここでは、実施の形
態1において、選択手段により選択された無線通信方式
が今まで使用していた方式とは異なり、無線通信手段を
新たな無線通信方式に切り替える場合には、切替を実行
する直前から、または数秒から数十秒程度の予め設定さ
れた所定時間前から切替を完了するまでの間に、出力手
段としてのディスプレイ13上に、例えば図2に示すよ
うに、無線通信方式の切替に関する所定の情報を予告表
示するようにしている。
【0047】尚、図2における表示例は一例を示すもの
であり、これに限定されるものではない。また表示に限
らず、無線通信方式の切替に関する所定の情報をスピー
カ11等から音声出力したり、プリンター等(図示せ
ず)で印刷出力する等、他の出力手段を用いてもよい。
【0048】実施の形態2によれば、ナビゲーションユ
ニット12のブルートゥースによる無線通信手段の無線
通信方式を切り替える場合に、無線通信方式の切替に関
する所定の情報を出力する出力手段としてディスプレイ
13を備えるようにしたので、利用者に無線通信方式の
切替に関する情報を伝達することにより、安心感を与え
ることができる。
【0049】実施の形態3.実施の形態3では、実施の
形態1において、ナビゲーションユニット12の記憶手
段に各国領域の座標範囲を領域情報として記憶しておく
ことにより、無線通信手段の無線通信方式を切り替える
タイミングが、国境を越えたときになるようにした場合
の例について述べる。
【0050】図3は本発明の実施の形態3を示す無線通
信装置の移動経路の概略地図である。15は国境、16
は道路、A、Bは国名、aからeは移動時の通過ポイン
トを示している。無線通信装置の構成は実施の形態1の
図1と同様であり、ナビゲーションユニット12の記憶
手段には、領域情報及び無線通信方式情報として、各国
領域の座標範囲及び各国の無線通信方式が記憶されてい
る。
【0051】図3に示すように、無線通信装置を搭載し
た車両2が、国境15をまたぐ道路16を走行する場合
を想定する。この場合、走行ルートacの場合は比較的
長時間、走行ルートaeの場合は比較的短時間、B国内
に滞在することが予想される。
【0052】ここで重要なのは、走行ルートaeの場合
のように、たとえ短時間であっても、B国内に滞在して
いる間は、B国の法規制に従った無線通信方式を遵守す
る必要があるということである。
【0053】次に、動作について説明する。図4は本発
明の実施の形態3を示す無線通信装置の動作フロー図で
ある。図1の構成において、無線通信装置を構成するナ
ビゲーションユニット12の電源が投入されている(o
n状態)とき(ステップ7−1)、位置検出手段により
車両2の現在位置の判断を行なう(ステップ7−2)。
次に、記憶手段に記憶されている各国の領域情報と現在
位置を比較することにより、国境15を越えたか否かの
判定を行なう(ステップ7−3)。ここで、国境15を
越えていないと判定した場合は、以上の動作を繰り返
す。
【0054】ステップ7−3において国境15を越えた
と判定したときは、記憶手段に記憶されている各国の領
域情報を参照して、どこの国へ入ったかを判定する(ス
テップ7−4)。ここで、A国へ入ったと判定した場合
は、記憶手段に記憶されているA国に対応した無線通信
方式情報を参照して、無線通信手段をA国の無線通信方
式に切り替える(ステップ7−5)。
【0055】ステップ7−4で、B国またはC国へ入っ
たと判定した場合は、記憶手段に記憶されているB国ま
たはC国に対応した無線通信方式情報を参照して、無線
通信手段をそれぞれの国の無線通信方式に切り替える
(ステップ7−6、7−7)。無線通信手段の無線通信
方式の切替が終了すれば、ステップ7−1に戻り以上の
動作を繰り返す。
【0056】このように、車両2の現在位置の属する国
に対応した無線通信方式への切替を自動的に行なうの
で、国境15を越えた際に利用者が手動で切り替える等
の負担を発生することなく、各国の法規制に従った無線
通信方式による無線通信の利用が可能になる。
【0057】尚、以上の例では、どこの国へ入ったかの
判定(ステップ7−4)を3ヶ国の場合について説明し
たが、3ヶ国に限定されるものではなく、2ヶ国または
より多くの国について判定してもよい。
【0058】また、特定の無線通信装置を地域限定機種
として拡販する場合等で、特定の1ヶ国内のみの使用限
定や使用禁止をするために、特定の1ヶ国の領域内か領
域外かの判定を行い、領域内または領域外のいずれか一
方でのみ無線通信を使用可能または使用不可にするよう
な使い方をしてもよい。
【0059】また、国に限らず、ナビゲーションユニッ
ト12の記憶手段に、アメリカにおける州や日本におけ
る県のような、各国内の行政区分領域の座標範囲を領域
情報として記憶しておき、各国内の行政区分領域につい
ての判定を行ってもよい。
【0060】実施の形態3によれば、領域情報は、国領
域情報または各国内の行政区分領域情報であるようにし
たので、各国毎または各国内の行政区分領域毎の法規制
に従った無線通信方式による無線通信の利用が可能にな
る。
【0061】実施の形態4.実施の形態1では、ナビゲ
ーションユニット12の位置検出手段からの現在位置情
報に基づき、ブルートゥースによる無線通信手段の無線
通信方式を切り替える場合の例を示したが、無線通信手
段は相手機器である携帯電話8との間で双方向の無線通
信をしているため、無線通信を継続するためには携帯電
話8の無線通信方式も同時に切り替える必要がある。
【0062】携帯電話8自身に、実施の形態1の無線通
信装置と同様の切替機能があれば問題ないが、例えば携
帯電話8に位置検出手段がなければ、無線通信方式の異
なる領域への移動を検知することができないため、無線
通信装置の方から携帯電話8へ無線通信方式の切替を促
す必要がある。
【0063】実施の形態4では、実施の形態1におい
て、ナビゲーションユニット12のブルートゥースによ
る無線通信手段が、位置検出手段からの現在位置情報に
基づき無線通信方式を異なる無線通信方式に切り替える
場合に、無線通信している相手機器としての携帯電話8
に対して、異なる無線通信方式への切替を促す情報を送
信するようにした場合の例について述べる。
【0064】無線通信装置の構成は実施の形態1と同様
であるが、ナビゲーションユニット12のブルートゥー
スによる無線通信手段は、無線通信している相手機器と
しての携帯電話8に対して、異なる無線通信方式への切
替を促す情報を送信する情報送信手段(図示せず)を備
えている。
【0065】次に、動作について説明する。図5は本発
明の実施の形態4を示す無線通信装置の動作フロー図で
ある。図5において、ステップ8−1〜ステップ8−7
は、実施の形態3の図4のステップ7−1〜ステップ7
−7と同様である。
【0066】ナビゲーションユニット12の無線通信手
段の無線通信方式をA国の無線通信方式に切り替えると
き(ステップ8−5)、無線通信手段の備える情報送信
手段は、携帯電話8に対してA国の無線通信方式への切
替を要求する情報を送信するようにしている(ステップ
8−8)。B国、C国の場合についても同様である(ス
テップ8−9、8ー10)。
【0067】尚、以上の例では、情報送信手段は、携帯
電話8に対して、異なる無線通信方式への切替を促すた
めに、切替を要求する情報を送信するようにした場合に
ついて述べたが、携帯電話8を強制的に異なる無線通信
方式へ切り替える制御情報を送信するようにしてもよ
い。尚、切替を促すとは、強制的に切り替えることも含
んだ意味である。
【0068】実施の形態4によれば、ナビゲーションユ
ニット12のブルートゥースによる無線通信手段は、無
線通信方式を異なる無線通信方式に切り替える場合に、
無線通信している相手機器としての携帯電話8に対し
て、異なる無線通信方式への切替を促す情報を送信する
情報送信手段を備えるようにしたので、携帯電話8の異
なる無線通信方式への切替を促進することにより、携帯
電話8との無線通信の中断を抑制することができる。
【0069】実施の形態5.実施の形態4では、ナビゲ
ーションユニット12のブルートゥースによる無線通信
手段が、位置検出手段からの現在位置情報に基づき無線
通信方式を異なる無線通信方式に切り替える場合に、無
線通信している相手機器としての携帯電話8に対して異
なる無線通信方式への切替を促すようにした場合につい
て述べた。
【0070】実施の形態5では、実施の形態4におい
て、相手機器としての携帯電話8が異なる無線通信方式
への切替に対応できない場合、無線通信を中断するとと
もに、無線通信中断の理由等の無線通信方式の切替に関
する携帯電話8側の情報をディスプレイ13に表示する
ようにした場合の例について述べる。
【0071】無線通信装置の構成は実施の形態1と同様
であるが、実施の形態4で述べたように、ナビゲーショ
ンユニット12のブルートゥースによる無線通信手段
は、無線通信している相手機器としての携帯電話8に対
して、異なる無線通信方式への切替を促す情報を送信す
る情報送信手段(図示せず)を備えている。
【0072】次に、動作について説明する。図6は本発
明の実施の形態5を示す無線通信装置の動作フロー図で
ある。図6において、ステップ9−1〜ステップ9−1
0は、実施の形態4の図5のステップ8−1〜ステップ
8−10と同様である。
【0073】情報送信手段により、携帯電話8の無線通
信方式をA国の無線通信方式に切り替えるよう要求した
とき(ステップ9−8)、携帯電話8が無線通信方式の
切替を実施できない場合、無線通信を中断するととも
に、無線通信中断の理由等の無線通信方式の切替に関す
る携帯電話8側の情報をディスプレイ13に表示するよ
うにしている(ステップ9−11)。
【0074】B国、C国の場合は、携帯電話8が無線通
信方式の切替を実施できたので、ディスプレイ13には
表示しない(ステップ9−12、9−13)。
【0075】尚、携帯電話8が無線通信方式の切替を実
施できない場合としては、携帯電話8の故障、切替未対
応、妨害波等による通信不通等の場合が想定され、個々
の状況に応じて無線通信中断の具体的な理由等をディス
プレイ13に表示してもよい。
【0076】また、以上の例では、B国、C国の場合
は、携帯電話8が無線通信方式の切替を実施できたの
で、ディスプレイ13には表示しない(ステップ9−1
2、9−13)としたが、ここで「携帯電話が無線通信
方式の切替を実施できたので引き続き無線通信を継続す
る」旨等をディスプレイ13に表示してもよい。
【0077】また、表示に限らず、上記のような無線通
信の中断や継続の告知等の無線通信方式の切替に関する
携帯電話8側の情報をスピーカ11等から音声出力した
り、プリンター等(図示せず)で印刷出力する等、他の
出力手段を用いてもよい。
【0078】実施の形態5によれば、無線通信方式を切
り替える場合に無線通信方式の切替に関する相手機器と
しての携帯電話8側の情報を出力する出力手段としてデ
ィスプレイ13を備えるようにしたので、利用者に無線
通信方式の切替に関する携帯電話8側の情報を伝達する
ことにより、安心感を与えることができる。
【0079】実施の形態6.実施の形態6では、ナビゲ
ーションユニット12のブルートゥースによる外部との
無線通信機能を利用して、ナビゲーションユニット12
の記憶手段に記憶されている領域情報または無線通信方
式情報の更新を可能にした場合の例について述べる。
【0080】図7は本発明の実施の形態6を示す無線通
信装置を含むシステムの構成図である。17は最新バー
ジョンの領域情報または無線通信方式情報等の更新情報
を、無線通信により外部から送信する外部機器としての
バージョンアップユニットを示している。
【0081】他の構成は実施の形態1と同様であるが、
ここではナビゲーションユニット12の記憶手段はフラ
ッシュメモリー等の書き換え可能な不揮発性の記憶素子
から構成されている。
【0082】また、ナビゲーションユニット12は、無
線通信手段による無線通信によりバージョンアップユニ
ット17から受信した更新情報に基づいて記憶手段に記
憶されている領域情報または無線通信方式情報のいずれ
か一方または両方を更新する更新手段(図示せず)を備
えている。
【0083】国の統合や分裂に伴う国境15の変動等に
よる領域情報の変更、または各国のブルートゥースの周
波数帯域幅やチャンネル数の仕様等の無線通信方式情報
の変更があった場合には、実施の形態1におけるナビゲ
ーションユニット12の記憶手段に記憶されている領域
情報または無線通信方式情報を更新する必要がある。
【0084】図7において、バージョンアップユニット
17は、ブルートゥースによる無線通信手段を備える。
また、最新バージョンの領域情報または無線通信方式情
報と、ナビゲーションユニット12の記憶手段に記憶さ
れている領域情報または無線通信方式情報の書き換えを
実行するためのバージョンアップ・プログラムが、更新
情報として予め記憶されている。
【0085】バージョンアップユニット17とナビゲー
ションユニット12の無線通信手段の間でブルートゥー
スによる無線通信が開始されると、ナビゲーションユニ
ット12の備える更新手段は、無線通信によりバージョ
ンアップユニット17から受信したバージョンアップ・
プログラムを実行し、記憶手段に記憶されている領域情
報または無線通信方式情報を、バージョンアップユニッ
ト17から受信した最新バージョンの領域情報または無
線通信方式情報に書き換え、更新が完了する。更新完了
後、無線通信手段はバージョンアップユニット17との
無線通信を終了する。
【0086】尚、上記の一連の更新の経過状況を逐次、
バージョンアップユニット17が有する表示部またはナ
ビゲーションユニット12に接続されたディスプレイ1
3に表示してもよい。これにより、利用者に更新の経過
状況を伝達することができるので、作業効率が向上す
る。
【0087】ナビゲーションユニット12は、位置検出
手段からの現在位置情報に基づき無線通信手段の無線通
信方式を切り替える際に、記憶手段にある更新された最
新バージョンの領域情報または無線通信方式情報を参照
する。以後、最新の情勢に合った精度の高い無線通信方
式の切替が可能になる。他の動作については、実施の形
態1と同様である。
【0088】尚、実施の形態6では、バージョンアップ
・プログラムをバージョンアップユニット17から送信
する場合の例を示したが、ナビゲーションユニット12
の更新手段や記憶手段にバージョンアップ・プログラム
を予め記憶しておいてもよい。
【0089】また、実施の形態6では、更新情報を送信
する外部機器としてバージョンアップユニット17を利
用した場合の例を示したが、このような専用機器の利用
に限定されるものではなく、無線通信手段を備えた汎用
パソコンや携帯情報端末等の他の外部機器や、無線通信
設備を備えた情報センター等の外部設備を利用してもよ
い。
【0090】また、携帯電話8を用いてインターネット
等により最新バージョンの領域情報または無線通信方式
情報を入手し、これをブルートゥースによる無線通信に
よりナビゲーションユニット12の更新手段に与えても
よい。
【0091】実施の形態6によれば、無線通信手段によ
り受信した更新情報に基づいて記憶手段に記憶されてい
る領域情報またはこの領域に対応する無線通信方式情報
を更新する更新手段を備えるようにしたので、領域また
はこの領域に対応する無線通信方式の仕様に変更があっ
た場合でも、無線通信装置の改造や交換を伴うことな
く、また無線通信による遠隔操作により、領域情報また
はこの領域に対応する無線通信方式情報の更新を容易に
行うことができる。
【0092】実施の形態7.実施の形態7では、着脱可
能な記憶媒体を利用してナビゲーションユニット12の
記憶手段に記憶されている領域情報または無線通信方式
情報の更新を可能にした場合の例について述べる。
【0093】図8は本発明の実施の形態7を示す無線通
信装置を含むシステムの構成図である。18は最新バー
ジョンの領域情報または無線通信方式情報等が更新情報
として記憶された着脱可能な記憶媒体であるメモリー媒
体を示している。
【0094】他の構成は実施の形態1と同様であるが、
ここではナビゲーションユニット12の記憶手段はフラ
ッシュメモリー等の書き換え可能な不揮発性の記憶素子
から構成されている。
【0095】また、ナビゲーションユニット12は、メ
モリー媒体18に記憶された更新情報に基づいて記憶手
段に記憶されている領域情報または無線通信方式情報を
更新する更新手段(図示せず)を備えている。
【0096】図8において、メモリー媒体18はナビゲ
ーションユニット12への装着及び取り外しが可能な構
造を有している。また、メモリー媒体18には最新バー
ジョンの領域情報または無線通信方式情報と、ナビゲー
ションユニット12の記憶手段に記憶されている領域情
報または無線通信方式情報の書き換えを実行するための
バージョンアップ・プログラムが、更新情報として予め
記憶されている。
【0097】メモリー媒体18をナビゲーションユニッ
ト12に装着すると、ナビゲーションユニット12の備
える更新手段は、メモリー媒体18から読み取ったバー
ジョンアップ・プログラムを実行し、記憶手段に記憶さ
れている領域情報または無線通信方式情報を、メモリー
媒体18から読み取った最新バージョンの領域情報また
は無線通信方式情報に書き換え、更新が完了する。更新
完了後、メモリー媒体18はナビゲーションユニット1
2から取り外され、マスターとして保管される。
【0098】尚、上記の一連の更新の経過状況を逐次デ
ィスプレイ13に表示してもよい。これにより、利用者
に更新の経過状況を伝達することができるので、作業効
率が向上する。
【0099】ナビゲーションユニット12は、位置検出
手段からの現在位置情報に基づき無線通信手段の無線通
信方式を切り替える際に、記憶手段にある更新された最
新バージョンの領域情報または無線通信方式情報を参照
する。以後、最新の情勢に合った精度の高い無線通信方
式の切替が可能になる。他の動作については、実施の形
態1と同様である。
【0100】尚、実施の形態7では、バージョンアップ
・プログラムをメモリー媒体18に記憶している場合の
例を示したが、ナビゲーションユニット12の更新手段
や記憶手段にバージョンアップ・プログラムを予め記憶
しておいてもよい。
【0101】実施の形態7によれば、着脱可能なメモリ
ー媒体18に記憶された更新情報に基づいて記憶手段に
記憶されている領域情報またはこの領域に対応する無線
通信方式情報を更新する更新手段を備えるようにしたの
で、領域またはこの領域に対応する無線通信方式の仕様
に変更があった場合でも、無線通信装置の改造や交換を
伴うことなく、またメモリー媒体18の着脱操作によ
り、領域情報またはこの領域に対応する無線通信方式情
報の更新を容易に行うことができる。
【0102】実施の形態8.図9は本発明の実施の形態
8を示すナビゲーションユニット12の斜視図である。
ここでは、実施の形態7の図8のメモリー媒体18を、
通常は地図情報の読み出し等に使用しているCD−RO
MまたはDVD−ROM等のメモリーディスク18aと
している。他の構成及び動作は実施の形態7と同様であ
る。
【0103】尚、メモリーディスク18aとしては、C
D−R( Recordable )、CDーRW( Rewritable
)、DVD−RAM( Random Access Memory )、D
VDーRW、MD( Mini Disk)等の他の光ディスクの
他、フレキシブルディスク、ハードディスク等の磁気デ
ィスクであってもよい。
【0104】実施の形態8によれば、メモリー媒体18
は、メモリーディスク18aであるようにしたので、メ
モリーディスク18aの着脱操作だけで、領域情報また
はこの領域に対応する無線通信方式情報の更新を行うこ
とができ、メンテナンス性が向上する。
【0105】実施の形態9.図10は本発明の実施の形
態9を示すナビゲーションユニット12の斜視図であ
る。ここでは、実施の形態7の図8のメモリー媒体18
を、通常は音楽情報等の記録・読み出しに使用している
ICメモリーカード等のメモリーカード18bとしてい
る。他の構成及び動作は実施の形態7と同様である。
【0106】尚、メモリーカード18bとしては、規格
が標準化されている種々のICメモリーカードの他、カ
ード型ハードディスク、光メモリーカード、IDカード
等の磁気ストライプ付の磁気メモリーカード、カセット
テープ等のカートリッジ式の磁気テープ等であってもよ
い。
【0107】実施の形態9によれば、メモリー媒体18
は、メモリーカード18bであるようにしたので、メモ
リーカード18bの着脱操作だけで、領域情報またはこ
の領域に対応する無線通信方式情報の更新を行うことが
でき、メンテナンス性が向上する。
【0108】尚、実施の形態7から9では、着脱可能な
記憶媒体を利用してナビゲーションユニット12の記憶
手段に記憶されている領域情報または無線通信方式情報
の更新を可能にした場合の例を示したが、ナビゲーショ
ンユニット12の記憶手段そのものを着脱可能な記憶媒
体とし、この記憶媒体の差し換えにより領域情報または
無線通信方式情報の更新が完了するように構成してもよ
い。
【0109】また、実施の形態1から9では、ナビゲー
ションユニット12と携帯電話8との無線通信を行う無
線通信手段として、ブルートゥースを利用した場合の例
を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
近接機器間を赤外線で接続するIrDA( Infrared Da
ta Association )等による光通信機器、道路周辺設備
とその近傍の車両間で情報通信を行うETC( Electro
nic Toll CollectionSystem 、有料道路自動料金収受シ
ステム)、DSRC( Dedicated Short Range Communi
cation 、狭域通信)等の路車間通信機器等、近距離無
線通信を行う無線通信装置であれば適用することがで
き、この場合でも同様の効果が得られる。
【0110】また、実施の形態1から9では、無線通信
装置として車両に搭載されるナビゲーションシステムの
場合の例を示したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、列車、船舶、飛行機等の他の移動体に搭載され
るシステムや、PDA( Personal Digital Assistant
)等の人の持ち歩く携帯情報端末機器等に適用しても
よく、この場合でも同様の効果が得られる。
【0111】また、本発明は上記のような移動体に搭載
される無線通信装置に限定されるものではなく、公共設
備や事務所等に設置される固定された少なくとも送信す
る無線通信装置に適用してもよく、この固定された無線
通信装置を無線通信方式の異なる領域へ移設した場合で
も、自動的に移設した領域に対応した無線通信方式で無
線通信が可能になるという効果が得られる。
【0112】
【発明の効果】このように本発明は、以上説明したよう
に構成されているので、以下に示すような効果がある。
【0113】この発明に係る無線通信装置によれば、無
線通信装置の現在位置を検出する位置検出手段と、領域
情報及びこの領域に対応する無線通信方式情報を記憶す
る記憶手段と、位置検出手段により検出された現在位置
と記憶手段に記憶されている領域情報及びこの領域に対
応する無線通信方式情報とに基づき現在位置の属する領
域に対応する無線通信方式を選択する選択手段と、選択
手段により選択された無線通信方式に基づき少なくとも
送信する無線通信を行う無線通信手段とを備えるように
したので、無線通信装置を無線通信方式の異なる領域へ
移動した場合でも、自動的に移動した領域に対応した無
線通信方式で無線通信が可能になるという効果がある。
【0114】また、この発明に係る無線通信装置によれ
ば、領域情報は、国領域情報または各国内の行政区分領
域情報であるようにしたので、各国毎または各国内の行
政区分領域毎の法規制に従った無線通信方式による無線
通信の利用が可能になるという効果がある。
【0115】また、この発明に係る無線通信装置によれ
ば、無線通信方式を切り替える場合に無線通信方式の切
替に関する所定の情報を出力する出力手段を備えるよう
にしたので、利用者に無線通信方式の切替に関する情報
を伝達することにより、安心感を与えることができると
いう効果がある。
【0116】また、この発明に係る無線通信装置によれ
ば、無線通信手段は、無線通信方式を異なる無線通信方
式に切り替える場合に、無線通信している相手機器に対
して、異なる無線通信方式への切替を促す情報を送信す
る情報送信手段を備えるようにしたので、相手機器の異
なる無線通信方式への切替を促進することにより、相手
機器との無線通信の中断を抑制することができるという
効果がある。
【0117】また、この発明に係る無線通信装置によれ
ば、無線通信方式を切り替える場合に無線通信方式の切
替に関する相手機器側の情報を出力する出力手段を備え
るようにしたので、利用者に無線通信方式の切替に関す
る相手機器側の情報を伝達することにより、安心感を与
えることができるという効果がある。
【0118】また、この発明に係る無線通信装置によれ
ば、無線通信手段により受信した更新情報に基づいて記
憶手段に記憶されている領域情報またはこの領域に対応
する無線通信方式情報を更新する更新手段を備えるよう
にしたので、領域またはこの領域に対応する無線通信方
式の仕様に変更があった場合でも、無線通信装置の改造
や交換を伴うことなく、また無線通信による遠隔操作に
より、領域情報またはこの領域に対応する無線通信方式
情報の更新を容易に行うことができるという効果があ
る。
【0119】また、この発明に係る無線通信装置によれ
ば、着脱可能な記憶媒体に記憶された更新情報に基づい
て記憶手段に記憶されている領域情報またはこの領域に
対応する無線通信方式情報を更新する更新手段を備える
ようにしたので、領域またはこの領域に対応する無線通
信方式の仕様に変更があった場合でも、無線通信装置の
改造や交換を伴うことなく、また記憶媒体の着脱操作に
より、領域情報またはこの領域に対応する無線通信方式
情報の更新を容易に行うことができるという効果があ
る。
【0120】また、この発明に係る無線通信装置によれ
ば、着脱可能な記憶媒体は、メモリーディスクまたはメ
モリーカードであるようにしたので、メモリーディスク
またはメモリーカードの着脱操作だけで、領域情報また
はこの領域に対応する無線通信方式情報の更新を行うこ
とができ、メンテナンス性が向上するという効果があ
る。
【0121】また、この発明に係る無線通信装置によれ
ば、移動体に搭載されるものであるとともに、位置検出
手段はナビゲーションシステムから得られる移動体の現
在位置情報を利用するようにしたので、無線通信装置の
構成が簡略化でき、安価になるという効果がある。
【0122】また、この発明に係る無線通信装置によれ
ば、無線通信方式は、ブルートゥース無線通信方式であ
るようにしたので、ブルートゥース無線通信方式におけ
る世界各国の仕様の相違に対応できるワールドワイド仕
様のブルートゥース無線通信装置が得られるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す無線通信装置を
含むシステムの構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態2を示す無線通信装置の
表示例である。
【図3】 本発明の実施の形態3を示す無線通信装置の
移動経路の概略地図である。
【図4】 本発明の実施の形態3を示す無線通信装置の
動作フロー図である。
【図5】 本発明の実施の形態4を示す無線通信装置の
動作フロー図である。
【図6】 本発明の実施の形態5を示す無線通信装置の
動作フロー図である。
【図7】 本発明の実施の形態6を示す無線通信装置を
含むシステムの構成図である。
【図8】 本発明の実施の形態7を示す無線通信装置を
含むシステムの構成図である。
【図9】 本発明の実施の形態8を示すナビゲーション
ユニットの斜視図である。
【図10】 本発明の実施の形態9を示すナビゲーショ
ンユニットの斜視図である。
【図11】 主要各国におけるブルートゥースの周波数
帯域を示した図である。
【図12】 従来の無線システムの例を示す概略図であ
る。
【図13】 従来の無線通信システムの例を示す概略図
である。
【符号の説明】
2 車両、7 携帯電話基地局、8 携帯電話、10
マイク、11 スピーカ、12 ナビゲーションユニッ
ト、13 ディスプレイ、14 GPSアンテナ、15
国境、16 道路、17 バージョンアップユニッ
ト、18 メモリー媒体、101 移動局、102 車
両、103 強制切替信号発生器、104切替信号発生
器、105 境界、106 進行方向、107 携帯電
話基地局、108 携帯電話、109 ハンズフリーユ
ニット、110 マイク、111スピーカ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信装置の現在位置を検出する位置
    検出手段と、領域情報及びこの領域に対応する無線通信
    方式情報を記憶する記憶手段と、前記位置検出手段によ
    り検出された前記現在位置と前記記憶手段に記憶されて
    いる前記領域情報及びこの領域に対応する無線通信方式
    情報とに基づき前記現在位置の属する前記領域に対応す
    る無線通信方式を選択する選択手段と、前記選択手段に
    より選択された前記無線通信方式に基づき少なくとも送
    信する無線通信を行う無線通信手段とを備えたことを特
    徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 領域情報は、国領域情報または各国内の
    行政区分領域情報であることを特徴とする請求項1記載
    の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 無線通信装置は、無線通信方式を切り替
    える場合に前記無線通信方式の切替に関する所定の情報
    を出力する出力手段を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 無線通信手段は、無線通信方式を異なる
    無線通信方式に切り替える場合に、無線通信している相
    手機器に対して、前記異なる無線通信方式への切替を促
    す情報を送信する情報送信手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 無線通信装置は、無線通信方式を切り替
    える場合に前記無線通信方式の切替に関する相手機器側
    の情報を出力する出力手段を備えたことを特徴とする請
    求項4記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 無線通信装置は、無線通信手段により受
    信した更新情報に基づいて記憶手段に記憶されている領
    域情報またはこの領域に対応する無線通信方式情報を更
    新する更新手段を備えたことを特徴とする請求項1記載
    の無線通信装置。
  7. 【請求項7】 無線通信装置は、着脱可能な記憶媒体に
    記憶された更新情報に基づいて記憶手段に記憶されてい
    る領域情報またはこの領域に対応する無線通信方式情報
    を更新する更新手段を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の無線通信装置。
  8. 【請求項8】 着脱可能な記憶媒体は、メモリーディス
    クまたはメモリーカードであることを特徴とする請求項
    7記載の無線通信装置。
  9. 【請求項9】 無線通信装置は移動体に搭載されるもの
    であるとともに、位置検出手段はナビゲーションシステ
    ムから得られる前記移動体の現在位置情報を利用するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の無線通信装
    置。
  10. 【請求項10】 無線通信方式は、ブルートゥース無線
    通信方式であることを特徴とする請求項1記載の無線通
    信装置。
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