JP2002209075A - ファックス装置および画像形成装置 - Google Patents

ファックス装置および画像形成装置

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JP2002209075A
JP2002209075A JP2001000919A JP2001000919A JP2002209075A JP 2002209075 A JP2002209075 A JP 2002209075A JP 2001000919 A JP2001000919 A JP 2001000919A JP 2001000919 A JP2001000919 A JP 2001000919A JP 2002209075 A JP2002209075 A JP 2002209075A
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JP2001000919A
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Toshiharu Matsui
敏治 松井
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印字処理速度を向上させるとともに、本体コス
トが安価であるファックス装置および画像形成装置を提
供する。 【解決手段】画像転送部4が受信機能部2から印字機能
部3への画像の転送時に、該画像について印字ライン毎
にドット印字の終端位置を検出する。印字機能部3は、
検出されたドット印字の終端位置に基づいて印字ヘッド
の主走査方向の移動を制御する。このため、印字機能部
3の第2のCPU21にかかる負荷が抑えられるので、
第2のCPUに処理速度が比較的低速で安価なものを使
用しても、印字処理速度を低下させることがない。ま
た、本体コストが安価に構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、公衆回線網を介
して送信されてきた画像を受信し、該画像を印字するフ
ァックス装置および、パーソナルコンピュータ等の情報
処理装置に接続され、該情報処理装置から送信されてき
た画像を受信し、該画像を印字ヘッドを移動させながら
印字するプリンタ、特にインクジェットプリンタ等の画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像処理に関する技術分野で
は処理時間の短縮が要望されている。この要求に対し
て、例えば、多層メモリを利用した画像処理装置では、
各層の画像の濃淡差に基づいて読み出す層を制御する技
術が提案されている(特開昭62−108377号)。
また、インクジェット記録装置(所謂、インクジェット
プリンタ)では、記録ヘッドまたはヘッド駆動回路の温
度上昇を抑制して、印字処理速度を向上させる技術が提
案されている(特開平9−85968号)。
【0003】ところで、従来のファックス装置には公衆
回線網を介して画像の送受信を制御する通信機能部、お
よび該通信機能部が受信した画像を印字する印字機能部
のそれぞれに専用のCPUおよびメモリを設けたものが
あった。このファックス装置は、通信機能部に設けた第
1のCPUが公衆回線網を介して接続された局から送信
されてきた画像の受信処理を実行し、受信した画像を一
旦第1のメモリに記憶する。第1のメモリに記憶した画
像は、周知のDMA処理で印字機能部側に転送し、印字
機能部側に設けた第2のメモリに記憶する。印字機能部
は、第2のCPUが第2のメモリに記憶した画像の印字
処理を実行する。
【0004】このように、従来のファックス装置は通信
機能部および印字機能部のそれぞれに専用のCPU(第
1のCPU、第2のCPU)およびメモリ(第1のメモ
リ、第2のメモリ)を設けることで、一方の処理が他方
の処理に及ぼす影響を低減し、通信不良や印字不良の発
生を抑えていた。
【0005】また、パーソナルコンピュータ等の情報処
理装置に接続して使用されるプリンタも、情報処理装置
から送信されてくる画像を受信する受信機能部と受信し
た画像を印字する印字機能部とにそれぞれ専用のCPU
およびメモリを設け、上述の効果が得られるように構成
することが提案されている。例えば、特開昭62−37
165号公報には、受信機能部と印字機能部とにそれぞ
れ専用のCPUを設けたインクジェットプリンタが開示
されている。
【0006】一方、印字処理速度を向上させる方法とし
て、印字ヘッドの主走査方向の往復動について、印字ラ
インにおけるドット印字の終端位置で折り返す方法があ
る。なお、ここで言うドット印字の終端位置とは、印字
ラインにおいてドットを印字する主走査方向の終端の位
置である。但し、一般的なインクジェットプリンタは同
時に複数の印字ラインについて印字を行うことから、こ
れら複数の印字ライン全てにおいてドットの印字が終了
する主走査方向の終端の位置である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、印字ヘ
ッドをドット印字の終端位置で折り返すには、印字機能
部側のCPUにおいて印字動作を開始する前に、メモリ
に記憶している画像を処理して印字ライン毎にドット印
字の終端位置を検出する処理が必要になる。この処理に
かかる時間が長くなると、結果的に印字処理時間が長く
なる(印字処理速度が低下する。)。
【0008】また、受信機能部側および印字機能部側に
それぞれCPUを設けた装置は、受信機能部側から印字
機能部側への画像の転送速度の低下が印字処理速度を低
下させる。従来、受信機能部側から印字機能部側への画
像の転送はCPUに割り込みをかけて行っており、受信
機能部および印字機能部に設けたそれぞれのCPUの処
理速度が上記画像の転送速度を決定する大きな要因であ
った。
【0009】これらの理由から、印字処理速度を向上さ
せるためには、受信機能部側、および印字機能部側に処
理速度が比較的高速である高価なCPUを用いなければ
ならず、装置本体のコストが高いという問題があった。
【0010】この発明の目的は、印字処理速度を向上さ
せるとともに、本体コストが安価であるファックス装置
および画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、上記課題を解決するために以下の構成を備えてい
る。
【0012】(1)外部から送信されてきた画像を受信
する受信処理を実行する第1のCPUと、該第1のCP
Uにバスラインで接続され上記受信処理で受信した画像
を記憶する第1のメモリと、を有する受信機能部と、印
字ヘッドを制御して用紙に画像を印字する印字処理を実
行する第2のCPUと、該第2のCPUにバスラインで
接続され上記印字処理において印字する画像を記憶する
第2のメモリと、を有する印字機能部と、上記第1のメ
モリに記憶している画像を上記第2のメモリに転送する
画像転送部と、を備え、上記画像転送部は、上記第1の
メモリから上記第2のメモリへの画像の転送時に、印字
ライン毎にドット印字の終端位置を検出する終端位置検
出機能を有し、上記第2のCPUは、上記終端位置検出
機能で検出されたドット印字の終端位置に基づいて上記
印字ヘッドの主走査方向の移動を制御する。
【0013】この構成では、画像転送部が受信機能部か
ら印字機能部への画像の転送時に、該画像の印字ライン
毎にドット印字の終端位置を検出する。したがって、印
字機能部側に設けた第2のCPUは、第2のメモリに記
憶している画像を処理しなくても、該画像の印字ライン
毎にドット印字の終端位置を得ることができる。
【0014】第2のCPUは、印字ライン毎にドット印
字の終端位置に基づいて印字ヘッドの主走査方向の移動
を制御する。具体的には、印字ヘッドを印字ラインにお
けるドット印字の終端位置で折り返す。これにより、印
字ヘッドの無駄な移動を抑え、印字処理時間の短縮が図
れる。
【0015】よって、第2のCPUに処理速度が比較的
低速で安価なものを使用しても印字処理速度の低下が抑
えられる。また、本体コストを安価にできる。
【0016】なお、ここで言う印字ラインのドット印字
の終端位置とは当該印字ラインにおいてドットを印字す
る終端の位置である。
【0017】(2)上記第1のCPUは、上記第2のC
PUにバスラインを放棄させる機能を有し、上記画像転
送部は、上記第2のCPUがバスラインを放棄している
ときに、上記第1のメモリに記憶している画像を上記第
2のメモリに転送する。
【0018】この構成では、印字機能部側の第2のCP
Uにバスの使用権を放棄させるようにしたので、割り込
みをかけることなく第2のメモリへの画像の転送が行え
る。したがって、第1のCPUに比較的処理速度が遅い
安価なCPUを用いても画像の転送速度の低下を抑え、
また本体コストを一層安価にできる。
【0019】(3)上記画像転送部は、上記第2のメモ
リに対するアドレス信号および制御信号を作成する。
【0020】この構成では、第2のメモリに対するアド
レス信号および制御信号を作成する機能を画像転送部に
設けた。
【0021】(4)上記画像転送部は、上記第1のメモ
リに記憶している画像をシリアルデータで読み出し、こ
れをパラレルデータに変換して上記第2のメモリに転送
するシリアル/パラレル変換機能を有する。
【0022】この構成では、第1のメモリに記憶してい
る画像をシリアルデータで出力し、画像転送機能におい
てパラレルデータに変換して、第2のメモリに転送する
ようにしたので、画像転送時における第1のCPUの負
荷も低減される。したがって、第1のCPUに処理速度
が比較的低速で安価なものを使用しても、印字処理速度
の低下を抑え、且つ本体コストを一層安価にできる。
【0023】また、この発明のファックス装置は、上記
(1)〜(4)のいずれかに記載の画像形成装置を適用
し、上記受信機能部を公衆回線網等のネットワークを介
して接続された局から送信されてきた画像を受信する機
能としたものであり、同様の効果が得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態であ
るファックス装置の構成を示す図である。この実施形態
のファックス装置1は、公衆回線網を介して接続された
局と通信する通信機能部2と、画像の印字を実行する印
字機能部3と、通信機能部2から印字機能部3に画像を
転送する画像転送部4と、を備えている。
【0025】通信機能部2は、通信機能部2側の動作を
制御する第1のCPU11と、公衆回線網を介して接続
された局から送信されてきた画像を記憶する第1のメモ
リ12と、公衆回線網を介して接続された局との通信を
行う通信部13とを備えている。
【0026】印字機能部3は、印字機能部3側の動作を
制御する第2のCPU21と、通信機能部2側から転送
されてきた画像を記憶する第2のメモリ22と、第2の
メモリ22に記憶した画像を印字する印字部23とを備
えている。第1のCPU11、第1のメモリ12、画像
転送部4、第2のCPU21および第2のメモリ22は
バスライン(データバス、アドレスバス)で接続されて
いる。
【0027】画像転送部4は、通信機能部2側からシリ
アルデータで入力された画像をパラレルデータに変換し
て出力するシリアル/パラレル変換部31と、印字機能
部3側の第2のメモリ22に対して書込アドレスを出力
するアドレスカウンタ32と、上記第2のメモリ22に
対して書き込み信号(ライトイネーブル信号)等の制御
信号を出力するタイミング制御部33と、通信機能部2
側から入力された画像(シリアルデータ)およびアドレ
スカウンタ32の出力である上記書込アドレスを取り込
み、通信機能部2から印字機能部3へ転送している画像
について1ライン毎にドット印字の終端位置を検出する
終端位置検出部34とを備えている。
【0028】以下、この実施形態のファックス装置1の
動作について説明する。この実施形態のファックス装置
1は、通信部13において公衆回線網を介して接続され
た局から送信されてきた画像を受信する。通信部13に
おいて受信した画像は、一旦第1のメモリ12に記憶す
る。第1のメモリ12に記憶した画像は、以下に示す処
理で印字機能部3へ転送する。
【0029】図2は画像転送処理における通信機能部
(第1のCPU)の処理を示すフローチャートであり、
図3は画像転送処理における印字機能部(第2のCP
U)の処理を示すフローチャートである。第1のCPU
11は、図1に示す第2のCPU21に直接接続されて
いるバスラインを利用して、第2のCPU21に対して
バスの使用権放棄を要求する(n1)。第2のCPU2
1は第1のCPU11からバスの使用権放棄が要求され
ると、バスの使用権を放棄するバスの使用権放棄処理を
実行する(n11、n12)。n12にかかる処理は、
接続されているアドレスバスおよびデータバスをハイイ
ンピーダンスにする処理である。第2のCPU21はバ
スの使用権放棄処理を完了すると、第1のCPU21に
直接接続されているバスラインを利用して、バスの使用
権放棄処理の完了を通知する(n13)。
【0030】第1のCPU11は、第2のCPU21か
らバスの使用権放棄処理の完了通知を受けると(n
2)、画像転送部4のアドレスカウンタ32に対してリ
セット信号を送信し、画像転送部4にアドレスカウンタ
32をリセットさせるとともに、第1のメモリ12に記
憶している画像の転送を開始する(n3、n4)。画像
の転送はシリアルバスを使用したDMA処理により実行
される。なお、通信機能部2は、DMAコントローラ
(不図示)を有しており、第1のメモリ12に記憶して
いる画像の転送をDMA処理で行う。
【0031】画像転送部4は、通信機能部2側からシリ
アルデータで送信されてくる画像をシリアル/パラレル
変換部31において8ビットのパラレルデータに変換
し、8ビットデータバスを使用して第2のメモリ22に
書き込む。このとき、シリアル/パラレル変換部31は
第1のCPU11からシリアルデータで送信されてくる
画像を8ビットのパラレルデータに変換するごとに(8
ビットのパラレルデータを作成するごとに)、アドレス
カウンタ32およびタイミング制御部33にトリガを入
力する。アドレスカウンタ32は、上記トリガの入力に
応じて第2のメモリ22に対する書込アドレスをアップ
させる。また、タイミング制御部33は、入力された上
記トリガに応じて、第2のメモリ22に対してライトイ
ネーブル信号を出力する。このようにして、第1のメモ
リ12に記憶した画像を第2のメモリ22に書き込む。
【0032】また、画像転送部4は終端位置検出部34
において、転送している画像について1ライン毎に後述
するドット印字の終端位置を検出している。この処理に
ついては後述する。
【0033】上記DMA処理による画像の転送が完了す
ると(n5)、第1のCPU12は第2のCPU21に
対してバスの使用権放棄解除の要求を送信する(n
6)。このとき、第1のCPU11は第2のCPU21
に直接接続されているバスラインを使用して、第2のC
PU21にバスの使用権放棄解除の要求を送信する。第
2のCPU21は、第1のCPU11からバスの使用権
放棄解除の要求があると(n14)、バスの使用権放棄
を解除する処理を実行し(n15)、該処理が完了する
とバスの使用権解除処理の完了を第1のCPU11に通
知して本処理を完了する(n16)。一方、第1のCP
U11は第2のCPU21からバスの使用権解除処理の
完了通知があると本処理を完了する(n7)。
【0034】このように、この実施形態のファックス装
置1では第2のCPU21にバスの使用権を放棄させた
状態で、DMA処理により通信機能部2から印字機能部
3に画像を転送する。したがって、画像の転送時に第1
のCPU11および第2のCPU21に割り込みをかけ
ることがない。なお、第2のメモリ22に対する書込ア
ドレスやライトイネーブル等の信号は、上述のように画
像転送部4においてハード的に作成される。
【0035】また、第1のメモリ12に記憶している画
像を画像転送部4にシリアルデータで入力するように構
成し、画像の転送時における第1のCPU11の負荷を
低減した。これにより、第1のCPU11に比較的処理
速度が遅い安価なCPUを使用しても、通信機能部2か
ら印字機能部3への画像転送速度を低下させることがな
い。
【0036】次に、上述の画像転送時における終端位置
検出部34の動作について説明する。終端位置検出部3
4は、図4に示すようにドット検知部41とレジスタ4
2とを備えている。ドット検知部41には、通信機能部
2から出力された画像(シリアルデータ)が入力されて
いる。ドット検知部41は、用紙にドットを印字する画
像データ(以下、黒ドットデータと言う。)が入力され
たときにラッチ信号を出力する。なお、用紙にドットを
印字しない画像データ(以下、白ドットデータと言
う。)が入力されたときにはラッチ信号を出力しない。
【0037】一方、レジスタ42にはアドレスカウンタ
32から出力された書込アドレス、および上記ラッチ信
号が入力されている。また、レジスタ42は通信機能部
2から印字機能部3へ転送する画像の1ライン毎に1つ
の保持領域を有している。この保持領域には、第2のメ
モリ22のアドレスが保持される。
【0038】図5は、通信機能部から印字機能部への画
像の転送時におけるレジスタ42の動作を示すフローチ
ャートである。レジスタ42は、通信機能部2から印字
機能部3への画像の転送の開始時に(s21)、該画像
の1ライン目に対応する保持領域を選択する(s2
2)。
【0039】レジスタ42はラッチ信号が入力されると
(s23)、この時アドレスカウンタから入力された書
込アドレスを選択されている保持領域に保持する(s2
4)。通信機能部2から印字機能部3へ1ライン分の画
像の転送が完了したかどうかを判定し(s25)、完了
していなければs23に戻る。
【0040】一方、1ライン分の画像の転送が完了した
とき、次のラインに対応する保持領域を選択する(s2
5→s26)。
【0041】そして、通信機能部2から印字機能部3へ
の画像の転送が完了したかどうかを判定し(s27)、
完了していなければs23に戻る。s27で、通信機能
部2から印字機能部3への画像の転送が完了したと判定
すると本処理を終了する。
【0042】上記処理により、通信機能部2から印字機
能部3への画像の転送が完了したとき、レジスタ42に
設けられている保持領域には、通信機能部2から印字機
能部3へ転送した画像の各ラインについてドットを印字
する終端の画像を書き込んだ第2のメモリ22のアドレ
スが保持されている。
【0043】次に、印字機能部3における印字処理につ
いて説明する。図6は印字処理を示すフローチャートで
ある。第2のCPU21は、印字ヘッドをホームポジシ
ョンに戻した後、初期位置に移動させる(s41、s4
2)。そして、印字ヘッドを主走査方向に移動させなが
ら、用紙に第2のメモリ22に書き込まれている画像に
基づく印字を行う(s43)。
【0044】周知のようにインクジェットプリンタは、
印字ヘッドの主走査方向への1回の移動で複数ライン、
例えば30ライン、の印字を行う。第2のCPU21
は、印字している複数のラインについて、レジスタ42
の保持領域に記憶しているアドレスの画像を全て印字す
ると、印字ヘッドを停止する(s44、s45)。すな
わち、印字している複数のラインにおけるドット印字の
終端位置に達したとき、印字ヘッドを停止する。
【0045】そして、画像の印字が完了したかどうかを
判定し(s46)、完了していなければ副走査方向に用
紙を搬送し(s47)、s42に戻る。一方、画像の印
字が完了したと判定すると用紙を排出して本処理を終了
する(s46→s48)。
【0046】このように、印字機能部3は印字ヘッドの
無駄な移動を抑えており、印字処理にかかる時間を短縮
している。
【0047】また、第2のCPU21は、印字処理を開
始する前に第2のメモリ22に書き込まれている画像を
処理して該画像の印字ライン毎にドット印字の終端位置
を検出しなくてもよい。このため、印字処理時に第2の
CPU21にかかる負荷が抑えられ、第2のCPU21
に処理速度が比較的低速で安価なものを使用しても、印
字処理速度を低下させない。また、本体コストも安価に
なる。
【0048】なお、上記実施形態における通信機能部2
をパーソナルコンピュータ等の情報処理装置から入力さ
れる画像を受信する機能に置き換えれば、本願発明を適
用したインクジェットプリンタ等の画像形成装置を得る
ことができる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、画像
転送部において受信機能部から印字機能部への画像の転
送時に、印字ライン毎にドット印字の終端位置を検出す
るようにしたので、印字機能部の第2のCPUにかかる
負荷が抑えられる。このため、第2のCPUに処理速度
が比較的低速で安価なものを使用しても、印字処理速度
を低下させることがない。また、本体コストも安価にな
る。
【0050】また、受信機能部側から印字機能部側への
画像の転送を印字機能部側の第2のCPUにバスの使用
権を放棄させた状態で行うようにしたので、該画像の転
送において割り込み処理がかかることもない。したがっ
て、第1のCPUに比較的処理速度が遅いものを用いて
も画像転送速度の低下が抑えられる。これにより、本体
の一層のコストダウンが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるファックス装置の構
成を示す図である。
【図2】この発明の実施形態であるファックス装置の画
像転送時における第1のCPUの処理を示すフローチャ
ートである。
【図3】この発明の実施形態であるファックス装置の画
像転送時における第2のCPUの処理を示すフローチャ
ートである。
【図4】この発明の実施形態であるファックス装置の終
端位置検出部の構成を示す図である。
【図5】この発明の実施形態であるファックス装置の終
端位置検出部の処理を示すフローチャートである。
【図6】この発明の実施形態であるファックス装置の印
字処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−ファックス装置 2−通信機能部 3−印字機能部 4−画像転送部 11−第1のCPU 12−第1のメモリ 13−通信部 21−第2のCPU 22−第2のメモリ 23−印字部 31−シリアル/パラレル変換部 32−アドレスカウンタ 33−タイミング制御部 34−終端位置検出部 41−ドット検出部 42−レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/21 H04N 1/04 B 5C073 5C074 Fターム(参考) 2C087 AA03 BC02 BC07 BD24 2C187 AD03 2C480 CA01 CA18 CA39 5C062 AA02 AA30 AB22 AB41 AB42 AC43 AC58 BA01 5C072 AA03 BA03 BA20 RA20 UA11 UA13 5C073 AA03 BA06 BB09 BD02 CA01 5C074 AA12 BB16 CC26 DD06 DD16 EE04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線網等のネットワークを介して接
    続された局から送信されてきた画像を受信する受信処理
    を実行する第1のCPUと、該第1のCPUにバスライ
    ンで接続され上記受信処理で受信した画像を記憶する第
    1のメモリと、を有する受信機能部と、 印字ヘッドを制御して用紙に画像を印字する印字処理を
    実行する第2のCPUと、該第2のCPUにバスライン
    で接続され上記印字処理において印字する画像を記憶す
    る第2のメモリと、を有する印字機能部と、 上記第1のメモリに記憶している画像をシリアルデータ
    で読み出し、これをパラレルデータに変換して上記第2
    のメモリに転送するシリアル/パラレル変換機能と、上
    記第2のメモリに対するアドレス信号および制御信号を
    作成する機能と、を有する画像転送部と、を備え、 上記第1のCPUは、上記第2のCPUにバスラインを
    放棄させる機能を有し、 上記画像転送部は、上記第2のCPUがバスラインを放
    棄しているときに、上記第1のメモリから上記第2のメ
    モリへの画像の転送を実行し、 また、該画像の転送時に該画像について印字ライン毎に
    ドット印字の終端位置を検出する終端位置検出機能を有
    し、 上記第2のCPUは、上記終端位置検出機能で検出され
    たドット印字の終端位置に基づいて上記印字ヘッドの主
    走査方向の移動を制御するファックス装置。
  2. 【請求項2】 外部から送信されてきた画像を受信する
    受信処理を実行する第1のCPUと、該第1のCPUに
    バスラインで接続され上記受信処理で受信した画像を記
    憶する第1のメモリと、を有する受信機能部と、 印字ヘッドを制御して用紙に画像を印字する印字処理を
    実行する第2のCPUと、該第2のCPUにバスライン
    で接続され上記印字処理において印字する画像を記憶す
    る第2のメモリと、を有する印字機能部と、 上記第1のメモリに記憶している画像をシリアルデータ
    で読み出し、これをパラレルデータに変換して上記第2
    のメモリに転送するシリアル/パラレル変換機能と、上
    記第2のメモリに対するアドレス信号および制御信号を
    作成する機能と、を有する画像転送部と、を備え、 上記第1のCPUは、上記第2のCPUにバスラインを
    放棄させる機能を有し、 上記画像転送部は、上記第2のCPUがバスラインを放
    棄しているときに、上記第1のメモリから上記第2のメ
    モリへの画像の転送を実行し、 また、該画像の転送時に該画像について印字ライン毎に
    ドット印字の終端位置を検出する終端位置検出機能を有
    し、 上記第2のCPUは、上記終端位置検出機能で検出され
    たドット印字の終端位置に基づいて上記印字ヘッドの主
    走査方向の移動を制御する画像形成装置。
  3. 【請求項3】 外部から送信されてきた画像を受信する
    受信処理を実行する第1のCPUと、該第1のCPUに
    バスラインで接続され上記受信処理で受信した画像を記
    憶する第1のメモリと、を有する受信機能部と、 印字ヘッドを制御して用紙に画像を印字する印字処理を
    実行する第2のCPUと、該第2のCPUにバスライン
    で接続され上記印字処理において印字する画像を記憶す
    る第2のメモリと、を有する印字機能部と、 上記第1のメモリに記憶している画像を上記第2のメモ
    リに転送する画像転送部と、を備え、 上記画像転送部は、上記第1のメモリから上記第2のメ
    モリへの画像の転送時に、印字ライン毎にドット印字の
    終端位置を検出する終端位置検出機能を有し、 上記第2のCPUは、上記終端位置検出機能で検出され
    たドット印字の終端位置に基づいて上記印字ヘッドの主
    走査方向の移動を制御する画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記第1のCPUは、上記第2のCPU
    にバスラインを放棄させる機能を有し、 上記画像転送部は、上記第2のCPUがバスラインを放
    棄しているときに、上記第1のメモリに記憶している画
    像を上記第2のメモリに転送する請求項3に記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 上記画像転送部は、上記第2のメモリに
    対するアドレス信号および制御信号を作成する請求項3
    または4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記画像転送部は、上記第1のメモリに
    記憶している画像をシリアルデータで読み出し、これを
    パラレルデータに変換して上記第2のメモリに転送する
    シリアル/パラレル変換機能を有する請求項3〜5のい
    ずれかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 上記請求項3〜6のいずれかに記載の画
    像形成装置を適用したファックス装置であって、 上記受信機能部は、公衆回線網等のネットワークを介し
    て接続された局から送信されてきた画像を受信する機能
    であるファックス装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6237165A (ja) * 1985-08-12 1987-02-18 Hitachi Ltd インクジエツト記録装置
JP2000001015A (ja) * 1998-04-17 2000-01-07 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成システム及び情報処理装置及びそれらの制御方法

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