JP3483046B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
特に、インクジェット方式の画像形成装置におけるデー
タ制御方式の改良に関する。
クジェット方式のプリンタは、プラテン上を搬送されつ
つある記録紙上に画像を形成するための印字ヘッドと、
この印字ヘッドを保持し記録紙の搬送方向(記録紙の長
手方向)に対して直角方向(記録紙の幅方向)へ走査さ
れるキャリッジと、このキャリッジに設けられプラテン
上に記録紙が存在するか否かを検出する記録紙検出セン
サと、画像を形成するための画像データを記憶しておく
画像データメモリと、印字ヘッドへ印字信号を出力する
印字制御手段と、これらを含む装置全体を制御する制御
部とを備えている。そして、記録紙はプラテン上を搬送
されつつ制御部の制御下で画像データメモリから出力さ
れる画像データと相俟って印字制御手段から印字信号が
出力され印字ヘッドからインクが吐出されて記録紙上に
画像が形成される。
メモリ手段から印字ヘッドへの画像データの伝送および
印字制御のために、画像データメモリ手段から印字ヘッ
ドへの印字データの転送制御手段および印字ドット数を
計数するドットカウント手段とを有する。印字データ転
送制御手段は、実際に印字をする画像データを画像デー
タメモリ手段から読み取って取り込み印字ヘッドへ転送
する。また、ドットカウント手段は、画像データメモリ
手段から画像データを取り込み印字ドット数を計数す
る。印字データ転送制御手段が必要とするデータとドッ
トカウント手段が必要とするデータが同時に同一のデー
タであるとは限らない。このため印字データ転送制御手
段とドットカウント手段は、同時に画像データメモリ手
段をアクセスしてデータを取り込むことはできない。従
って、従来は、画像データメモリ手段へのアクセスの重
複を避けるために、印字データ転送制御手段あるいはド
ットカウント手段のいずれか一方が動作しているとき
は、その動作が終了するまでは他方を動作させないよう
に制御している。
図6(a)は、従来の制御方法を示す。時間T1 に印字
データ転送制御手段の動作が開始すると、印字が始まる
と同時に印字データ転送制御手段の画像データメモリ手
段へのアクセスも行われ、画像データを読み取って取り
込み印字ヘッドへ転送する。例えば、1行の走査が行わ
れて時間T2 で印字動作が終わると印字データ転送制御
手段の動作も終了する。そして、時間T1 から時間T2
までは印字データ転送制御手段は動作中となりドットカ
ウント手段はこの間は画像データメモリ手段へのアクセ
スを行うことができず、時間T2 から時間T3 の間にア
クセスして次に印字するための印字ドット数を計数して
いた。従って、時間T2 から時間T3 の間はドットカウ
ント手段の動作中となり印字動作を行うことができず中
断していた。時間T3 になってドットカウント手段によ
る印字ドット数の計数動作が終了すると再び印字データ
転送制御手段の動作が開始する。この時間T1 から時間
T3 の間の動作を繰り返して印字動作が行われていた。
ータ転送制御手段の動作中である時間T1 から時間T2
までの一部(ある時間t1 から時間t5 まで)を拡大し
てみると、ある時間t1 にデータ転送要求信号が出力H
(High)されると、印字データ転送制御手段は時間t2 に
画像データメモリ手段へのアクセスを開始し画像データ
の取り込みを始めると同時にデータ転送要求信号がL(L
ow) になる。そして、時間t3 に1回分の画像データを
取り込み終わると印字データ転送制御手段は画像データ
メモリ手段へのアクセスも終了し非アクセス状態とな
る。つぎのデータ転送要求信号がある時間t4 に出力H
されると再び時間t5 に画像データメモリ手段へのアク
セスを開始し画像データの取り込みを始めると同時にデ
ータ転送要求信号がLになる。この動作を繰り返しなが
ら印字動作を行っていることが分かり、時間t3 から時
間t5 の間は印字データ転送制御手段が画像データメモ
リ手段へアクセスをしていない空白の時間であることが
分かった。
の画像形成装置では、通常、ドットカウント手段による
印字ドット数の計数は、計数の対象となる画像データが
印字される前に行われる。従って、図6(a)を用いて
説明したように、従来の技術では、ドットカウント手段
の動作が完了しないとその画像データの印字が開始でき
ず、印字動作が完了即ち印字データ転送制御手段の動作
が完了するまではつぎの画像データの印字ドット数のカ
ウントができない。このようなシーケンスで印字動作を
行うと、印字動作の終了からつぎの印字動作の開始まで
の間に印字ドット数のカウントのための時間が空き印字
動作が中断する。このことが画像形成時間を長くする原
因の1つとなっていた。また、図6(b)を用いて説明
したように、印字データ転送制御手段の動作中における
画像データメモリ手段へのアクセス状態が100%では
ないことから、この空き時間にドットカウント手段によ
る印字ドット数の計数を行うことで印字ドット数のカウ
ントによる印字動作の中断をなくす必要が生じた。
あり、その目的は、印字データ転送制御手段およびドッ
トカウント手段の画像データメモリ手段へのアクセスを
制御することによりドットカウント手段の動作を効率化
することにより画像形成に要する時間の短縮化を可能に
した画像形成装置を提供することにある。
めに本発明は、画像形成装置の構成を以下のようにし
た。即ち、与えられた印字信号および画像データに従っ
てインクの吐出を行う印字手段と、画像データを記憶し
ておく画像データメモリ手段と、画像データメモリ手段
から画像データを読み取り前記印字手段に転送する制御
を行う印字データ転送制御手段と、印字する画像データ
の印字ドット数を計数するドットカウント手段と、前記
印字データ転送制御手段が画像データメモリ手段をアク
セスしているときは前記ドットカウント手段からのアク
セスは受け付けず前記印字データ転送制御手段がアクセ
スしていないときに前記ドットカウント手段が画像デー
タメモリ手段にアクセス可能となるように制御するメモ
リ制御手段とを具備することを要旨とするものである。
タに従ってインクの吐出を行う印字手段と、画像データ
を記憶しておく画像データメモリ手段と、画像データメ
モリ手段をアクセスしているか否かを示すメモリアクセ
ス信号を生成する手段を有し画像データメモリ手段から
画像データを読み取り前記印字手段に転送する制御を行
う印字データ転送制御手段と、前記メモリアクセス信号
が非アクセス状態を示すときに前記画像データメモリ手
段へのアクセスが可能となるように制御する手段を有し
印字する画像データの印字ドット数を計数するドットカ
ウント手段とを具備することを特徴とするものである。
ドットカウント手段は、画像データメモリ手段をアクセ
スしているか否かを示すメモリアクセス待機信号を生成
する手段を有し、前記メモリアクセス信号がアクセス状
態であり実行中の画像データメモリ手段へのアクセスが
終了した後非アクセス状態になったことを検知して前記
メモリアクセス待機信号をアクセス状態にして、画像デ
ータメモリ手段をアクセスし画像データを取り込むよう
に制御し、また、前記印字データ転送制御手段は、画像
データメモリ手段のアクセスを開始する際にメモリアク
セス信号をアクセス状態にした後、前記メモリアクセス
待機信号が非アクセス状態であることを確認してアクセ
スを開始するように制御することを特徴とするものであ
る。
像データに従ってインクの吐出を行う印字手段と、画像
データを記憶しておく画像データメモリ手段と、画像デ
ータメモリ手段をアクセスしているか否かを示すメモリ
アクセス信号を生成する手段とメモリ制御手段とを有し
画像データメモリ手段から画像データを読み取り前記印
字手段に転送する制御を行う印字データ転送制御手段
と、画像データメモリ手段をアクセスしているか否かを
示すメモリアクセス待機信号を生成する手段とメモリ制
御手段とを有し印字する画像データの印字ドット数を計
数するドットカウント手段とを具備することを特徴とす
るものである。
よびドットカウント手段の画像データメモリ手段へのア
クセスをいつでも可能とし、印字データ転送制御手段が
優先的に行うことができるようにメモリ制御手段により
制御するので、印字動作中に印字データ転送制御手段が
アクセスしないときにはドットカウント手段による画像
データメモリ手段へのアクセスを可能とした。従って、
印字動作中の印字データ転送制御手段が画像データメモ
リ手段へアクセスしていないときに次の印字動作のため
の印字ドット数を計数することができ、印字動作を中断
する必要がなくなる。
タメモリ手段をアクセスしていることを示すメモリアク
セス信号を生成するので、このメモリアクセス信号に基
づいてドットカウント手段の画像データメモリ手段への
アクセスを制御することができる。従って、印字動作中
でもメモリアクセス信号が非アクセス状態を示すときに
は前記ドットカウント手段からの画像データメモリ手段
へのアクセスが可能となり、この時に次の印字動作のた
めの印字ドット数を計数することができる。
ト手段が画像データメモリ手段へのメモリアクセス待機
信号を生成するので、前記メモリアクセス信号が非アク
セス状態になったことを検知してこのメモリアクセス待
機信号をアクセス状態にして、ドットカウント手段から
の画像データメモリ手段へのアクセスが行われ、この時
に次の印字動作のための印字ドット数を計数することが
できる。また、印字データ転送制御手段がメモリアクセ
ス信号をアクセス状態にし画像データメモリ手段へのア
クセスを開始する際はメモリアクセス待機信号が非アク
セス状態になったことを確認(検知)してアクセスを開
始するように制御する。
びドットカウント手段の双方にそれぞれメモリ制御手段
を持たせることによって、それぞれが直接画像データメ
モリ手段へアクセスできて上記と同様の制御を行うこと
ができる。
明する。図1は、本発明の画像形成装置の一実施例の概
略を示すブロック図である。図1において、画像データ
メモリ1は画像データメモリ手段であり例えばDRAM
などを用いて構成され、イメージスキャナやパソコンや
CAD(Computer Aided Design) などの外部装置から取
り込んだ印字するための画像データを記憶させるもので
ある。メモリ制御部2はメモリ制御手段であり、画像デ
ータメモリ1へのアクセス制御を行うものである。印字
データ転送制御手段やドットカウント手段からのデータ
要求信号7あるいは9により、バス11により接続され
た画像データメモリ1のアドレスバス12あるいは13
によって選択されたデータをデータバス6にのせてデー
タ取り込み許可信号8あるいは10をパルス形式の信号
で上記印字データ転送制御手段またはドットカウント手
段に出す。ドットカウント部3はドットカウント手段で
あり、計数開始アドレス16および計数終了アドレス1
7で示される範囲のデータの印字ドット数を計数するも
ので、計数スタート信号15により動作を開始し、計数
開始アドレス16をアドレスバス13で指定し、データ
要求信号9をメモリ制御部2に出力してデータ取り込み
許可信号10を待つ。データ取り込み許可信号10がメ
モリ制御部2から入ってきたらデータ要求信号9の出力
を停止してデータバス6上の画像データを取り込み印字
ドット数を計数する。このような動作をアドレスを更新
しながら計数終了アドレス17にいたるまで行う。印字
データ転送部4は印字データ転送制御手段であり、印字
開始アドレス18から印字終了アドレス19までのデー
タを印字部5に転送するもので、データ転送要求信号1
4により動作を開始し、要求するデータの格納場所をア
ドレスバス12で指定し、データ要求信号7をメモリ制
御部2に出力してデータ取り込み許可信号8を待つ。デ
ータ取り込み許可信号8がメモリ制御部2から入ってき
たらデータ要求信号7の出力を停止してデータバス6上
の画像データを取り込む。印字部5に転送する1回分の
データを取り込むと、その都度データを印字部5に転送
する。このようにしてデータ取り込み動作の繰り返しを
印字終了アドレス19に達するまで実行する。印字部5
は印字手段を含むものであり、印字ヘッド、この印字ヘ
ッドを保持するキャリッジ、このキャリッジを走査する
駆動手段、および印字信号を生成するリニアスケールな
どで構成されるものである。印字ヘッドは印字データ転
送部4から伝送されてきたデータおよび印字信号によっ
てインクの吐出を行いプラテン上を搬送されつつある記
録紙上に画像を形成する。装置本体制御部20はCPU
などを含み装置全体を制御するものであり、上記記録紙
の搬送制御、印字部5と接続してキャリッジの走査駆動
制御や印字信号の生成制御、印字データ転送部4と接続
してデータ転送要求信号14の制御、およびドットカウ
ント部3と接続して計数スタート信号15の制御などを
行う。
字データ転送部4は機能的には独立して動作するもので
あり、お互いに相手の動作に関する検知機能は持ってい
ない。このような構成において、メモリ制御部2は、ド
ットカウント部3からのデータ要求信号9に対して印字
データ転送部4からのデータ要求信号7を優先的に受け
付けるように制御される。従って、画像データメモリ1
を印字データ転送部4がアクセスしているときはドット
カウント部3は動作停止となる。印字データ転送部4が
アクセスしていない間はドットカウント部3が動作可能
となり、画像データメモリ1にアクセスして、つぎに印
字する印字ドット数の計数を行うように制御される。
部4の動作中にドットカウント部3を動作させたときの
タイムチャートを示す図である。図2において、時間t
1 は、装置本体制御部20の制御の下に印字データ転送
部4からデータ転送要求信号14が発生H(High)した時
点を示している。データ転送要求信号14が発生Hする
と時間t2 に印字データ転送部4からメモリ制御部2に
データ要求信号7が出力Hされ画像データメモリ1への
アクセスを開始しデータ転送要求信号14がL(Low) に
なる。そして、メモリ制御部2からデータ取り込み許可
信号8が入力したら個々のデータの取り込みを行い、デ
ータ要求信号7がLになる。同時に、再びデータ要求信
号7がHとなってデータ取り込み許可信号8が入ってき
て、つぎのデータ取り込み動作を行い、これが繰り返さ
れる。その結果、時間t3 に1回分例えば印字ヘッドが
1回に受け取れる量のデータの取り込みが終了したこと
を示す。従って、この時間t3 の時点で印字データ転送
部4の画像データメモリ1へのアクセスが終了してい
る。時間t3 から時間t4 の間に印字データ転送部4か
ら印字部5に対するデータの転送が行われている。ま
た、この時間t3 にメモリ制御部2はドットカウント部
3からデータ要求信号9が出力Hされていると、これを
受け付けてデータ取り込み許可信号10を出力する。こ
れによりドットカウント部3は画像データメモリ1への
アクセスを開始しデータ取り込み許可信号10が入って
きたら個々のデータの取り込みを行い、データ要求信号
9がLになる。データを取り込み印字ドット数の計数を
行うと、同時に、再びデータ要求信号9がHとなってデ
ータ取り込み許可信号10が入ってきて、つぎのデータ
取り込み動作が行われる。このようにして時間t3 から
次のデータ転送要求信号14が発生H(時間t5 )し、
データ要求信号7が出力Hされる時間t6 までドットカ
ウント部3は画像データメモリ1へアクセスして上記の
動作を繰り返すことにより印字ドット数の計数を行う。
時間t6 にデータ要求信号7が出力Hされるとメモリ制
御部2はドットカウント部3からデータ要求信号9Hの
受け付けを中断し、データ要求信号7Hを受け付けてデ
ータ取り込み許可信号8を出す。このように動作するこ
とにより、印字動作中に印字ドット数の計数を行うこと
が可能になり、印字ドット数の計数を行うために印字動
作を中断する必要がなくなる。
の実施例の概略を示すブロック図である。図3に示す実
施例は図1に示す実施例と類似している。異なる点は、
印字データ転送部4が画像データメモリ手段をアクセス
しているか否かを示すメモリアクセス信号21を生成す
る手段を有し、また、ドットカウント部3が画像データ
メモリ手段をアクセスしているか否かを示すメモリアク
セス待機信号22を生成する手段を有していることであ
る。この相違点によりドットカウント部3および印字デ
ータ転送部4は互いに相手のアクセス状態を確認(検
知)しながらつぎのように動作する。従って、この実施
例においては、メモリ制御部2は図1に示す実施例のよ
うにアクセスの受け付けに優先順位をつけることは必ず
しも必要ではない。なお、図1に示す構成要素と同一の
ものには同じ符号を付してある。ドットカウント部3
は、計数開始アドレス16および計数終了アドレス17
で示される範囲のデータの印字ドット数を計数するもの
で、装置本体制御部20の制御下にある計数スタート信
号15により動作を開始し、メモリアクセス信号21が
非アクセス状態を示しているときに計数開始アドレス1
6をアドレスバス13で指定し、メモリアクセス待機信
号22をアクセス状態にして、データ要求信号9をメモ
リ制御部2に出力してデータ取り込み許可信号10を待
つ。データ取り込み許可信号10がメモリ制御部2から
入ってきたらデータ要求信号9の出力を停止してデータ
バス6上の画像データを取り込み印字ドット数を計数す
る。次に、アドレスを進めてメモリアクセス信号21が
依然として非アクセス状態を示していれば、データ要求
信号9をメモリ制御部2に出力しつぎのデータの取り込
み動作を行う。そして、このデータ取り込み動作を繰り
返す。逆にメモリアクセス信号21がアクセス状態とな
っていることを検知すると、メモリアクセス待機信号2
2を非アクセス状態にして、再びメモリアクセス信号2
1が非アクセス状態を示すまで動作を中断する。このよ
うな動作を計数終了アドレス17にいたるまで行う。印
字データ転送部4は、印字開始アドレス18から印字終
了アドレス19までのデータを印字部5に転送するもの
で、装置本体制御部20の制御下にあるデータ転送要求
信号14により動作を開始し、メモリアクセス信号21
をアクセス状態にして、要求するデータの格納場所をア
ドレスバス12で指定し、メモリアクセス待機信号22
が非アクセス状態であることを確認した後に、データ要
求信号7をメモリ制御部2に出力してデータ取り込み許
可信号8を待つ。データ取り込み許可信号8がメモリ制
御部2から入ってきたらデータ要求信号7の出力を停止
してデータバス6上の画像データを取り込む。印字部5
に転送する1回分のデータを取り込むと、メモリアクセ
ス信号21を非アクセス状態にして、データを印字部5
に転送する。このようにしてデータ取り込み動作の繰り
返しを印字終了アドレス19に達するまで実行する。そ
の他の構成は図1を用いて説明したのと同様の動作・作
用をするので、説明を省略する。なお、この実施例にお
いて、ドットカウント部3の有するメモリアクセス待機
信号22を生成する手段はなくても同様の制御をするこ
とができる。この場合は、印字データ転送部4はドット
カウント部3が画像データメモリ1をアクセス中か否か
の情報は得られないが、印字データ転送部4がメモリア
クセスを開始(再開)する時、メモリアクセス信号21
を生成するとドットカウント部3は、これを検知しその
時に行っているメモリアクセスが終了すればメモリアク
セス要求を中断して印字データ転送部4がメモリアクセ
スするように制御する。つまり、印字データ転送部4の
メモリアクセスの方が優先されるようにドットカウント
部3は動作・制御する。
ち印字データ転送部4の動作中にドットカウント部3を
動作させたときのタイムチャートを示す図である。図4
において、時間t1 は、装置本体制御部20の制御の下
に印字データ転送部4からデータ転送要求信号14が発
生H(High)した時点を示している。データ転送要求信号
14が発生Hすると印字データ転送部4は時間t2 にメ
モリアクセス信号21をアクセス状態Hにして、メモリ
アクセス待機信号22が非アクセス状態Lであることを
確認する。また、時間t2 に印字データ転送部4からメ
モリ制御部2にデータ要求信号7が出力Hされ画像デー
タメモリ1へのアクセスを開始しデータ転送要求信号1
4がL(Low) になる。そして、メモリ制御部2からデー
タ取り込み許可信号8が入ってきたら個々のデータの取
り込みを行い、データ要求信号7がLになる。同時に、
再びデータ要求信号7がHとなってデータ取り込み許可
信号8が入ってきて、つぎのデータ取り込み動作を行
い、このデータ取り込み動作が繰り返される。そして、
時間t3 に1回分例えば印字ヘッドが1回に受け取れる
量の取り込みが終了したことを示し、この時点でメモリ
アクセス信号21を非アクセス状態Lにして印字データ
転送部4から印字部5に対するデータの転送が時間t4
までに行われている。一方、ドットカウント部3はメモ
リアクセス信号21が非アクセス状態Lになるとメモリ
アクセス待機信号22をアクセス状態Hにして、データ
要求信号9を出力Hする。データ要求信号9が出力Hさ
れるとメモリ制御部2はこれを受け付けてデータ取り込
み許可信号10を出力する。これによりドットカウント
部3は画像データメモリ1へのアクセスを開始しデータ
取り込み許可信号10が入ってきたら個々のデータの取
り込みを行い、データ要求信号9がLになる。データを
取り込み印字ドット数の計数を行うと、同時に、再びデ
ータ要求信号9がHとなってデータ取り込み許可信号1
0が入ってきて、つぎのデータ取り込み動作が行われ、
このデータ取り込み動作が繰り返される。そして、次の
データ転送要求信号14が発生H(時間t5 )し、メモ
リアクセス信号21がアクセス状態Hになったことをド
ットカウント部3が時間t6 にて検知し、これを検知す
るとドットカウント部3はその時点でアクセスしている
動作が時間t7 に終了してからメモリアクセス待機信号
22を非アクセス状態Lにする。このメモリアクセス待
機信号22が非アクセス状態Lになったことを時間t7
にて確認して、印字データ転送部4はデータ要求信号7
を出力Hして画像データメモリ1へアクセスし上記のよ
うにしてデータの取り込み動作を行う。従って、ドット
カウント部3は時間t3 から時間t7 の間画像データメ
モリ1へアクセスしデータを取り込み印字ドット数の計
数を行うことができるので、上記実施例と同様に印字ド
ット数の計数を行うために印字動作を中断する必要がな
くなる。
の実施例の概略を示すブロック図である。図5に示す実
施例は図3に示す実施例の変形例である。図3における
メモリ制御部2を無くして、その機能をドットカウント
部3および印字データ転送部4のそれぞれが備えてい
て、画像データメモリ1へ直接接続されている点が特徴
である。この実施例も図3に示す実施例と同様にドット
カウント部および印字データ転送部は互いに相手のアク
セス状態を確認(検知)しながらつぎのように動作す
る。なお、図1および図3に示す構成要素と同一のもの
には同じ符号を付してある。ドットカウント制御部23
は、ドットカウント部とメモリ制御機能部を有し、計数
開始アドレス16および計数終了アドレス17で示され
る範囲のデータの印字ドット数を計数するもので、装置
本体制御部20の制御下にある計数スタート信号15に
より動作を開始し、メモリアクセス信号21が非アクセ
ス状態を示しているときにメモリアクセス待機信号22
をアクセス状態にして、計数開始アドレス16をメモリ
制御機能部を介してバス25で指定する。すると画像デ
ータメモリ1から同じバス25を介してデータがメモリ
制御機能部に伝送されてくる。従って、伝送されてきた
データを取り込んでドットカウント部は印字ドット数を
計数する。次に、アドレスを進めてメモリアクセス信号
21が依然として非アクセス状態を示していれば、同様
にして計数するアドレスをメモリ制御機能部を介してバ
ス25で指定し、画像データメモリ1からメモリ制御機
能部にデータが送られてくるのを待つ。データが送られ
てくるとそのデータを取り込んでドットカウント部は印
字ドット数を計数する。そして、このデータ取り込み動
作を繰り返す。ここで、逆にメモリアクセス信号21が
アクセス状態を示していれば、メモリアクセス待機信号
22を非アクセス状態にして、再びメモリアクセス信号
21が非アクセス状態を示すまで動作を中断する。この
ような動作を計数終了アドレス17にいたるまで行う。
印字データ転送制御部24は、印字データ転送部とメモ
リ制御機能部を有し、印字開始アドレス18から印字終
了アドレス19までのデータを印字部5に転送するもの
で、装置本体制御部20の制御下にあるデータ転送要求
信号14により動作を開始し、メモリアクセス信号21
をアクセス状態にしメモリアクセス待機信号22が非ア
クセス状態にあることを確認して、要求するデータの格
納場所をメモリ制御機能部を介してバス25で指定す
る。すると画像データメモリ1から同じバス25を介し
て画像データがメモリ制御機能部に伝送されてくる。従
って、伝送されてきた画像データを読み取りこれを取り
込む。印字部5に転送する1回分のデータを取り込む
と、メモリアクセス信号21を非アクセス状態にして、
データを印字部5に転送する。このようにしてデータ取
り込み動作の繰り返しを印字終了アドレス19に達する
まで実行する。その他の構成は図1および図3を用いて
説明したのと同様の動作・作用をするので、説明を省略
する。
ッドへの印字信号発生手段としてリニアスケールを用い
る例で説明したが、これに限定されるものではない。例
えば装置本体制御部20からパルス信号を出して印字信
号としてもよい。
置によれば、印字動作中に印字部へ画像データを転送す
るために行われる画像データメモリへのアクセスについ
て、画像データメモリへのアクセスが行われていない空
き時間が存在することに着目し、この空き時間に印字ド
ット数を計数するための画像データメモリへのアクセス
が可能となるように制御するので、印字動作の時間の中
で印字ドット数の計数を行うことができる。従って、こ
のように印字ドット数のカウント動作を効率化したこと
により、動作シーケンス上から印字ドット数の計数のた
めの時間を削減または無くすることができる。その結
果、画像形成のために必要な時間の短縮化を可能にする
ことができる。
ブロック図である。
ットカウント部を動作させたときのタイムチャートを示
す図である。
すブロック図である。
転送部の動作中にドットカウント部を動作させたときの
タイムチャートを示す図である。
略を示すブロック図である。
Claims (4)
- 【請求項1】与えられた印字信号および画像データに従
ってインクの吐出を行う印字手段と、 画像データを記憶しておく画像データメモリ手段と、この画像データメモリ手段から印字開始アドレスから印
字終了アドレスまでのデータを読み取る際、第1のデー
タ要求信号を出力しデータ取り込み許可信号を受けたと
き転送1回分の画像データを前記画像データメモリ手段
から 読み取り前記印字手段に転送し、一旦前記第1のデ
ータ要求信号の出力を停止し、次のデータ転送に際して
再度前記第1のデータ要求信号を出力し、前記印字終了
アドレスまでこれらの処理を繰り返す制御を行う印字デ
ータ転送制御手段と、第2のデータ要求信号を出力し第2のデータ取り込み許
可信号を受けたとき、計数開始アドレスから計数終了ア
ドレスまでの 画像データを読み取りその印字ドット数を
計数するドットカウント手段と、 前記印字データ転送制御手段が画像データメモリ手段を
アクセスしているときは前記ドットカウント手段からの
アクセスは受け付けず前記印字データ転送制御手段がア
クセスしていないときに前記ドットカウント手段が画像
データメモリ手段にアクセス可能となるとともに、前記
ドットカウント手段がアクセスしているときに前記印字
データ転送制御手段がアクセスしようとした場合に前記
ドットカウント手段のアクセスが中断されるように、前
記第1および第2のデータ要求信号に対して前記第1の
データ要求信号を優先的に受け付け前記第1のデータ取
り込み許可信号を出力するよう制御するメモリ制御手段
とを具備することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】与えられた印字信号および画像データに従
ってインクの吐出を行う印字手段と、 画像データを記憶しておく画像データメモリ手段と、 画像データメモリ手段をアクセスしているか否かを示す
メモリアクセス信号を生成する手段を有し印字開始アド
レスから印字終了アドレスまでの画像データを画像デー
タメモリ手段から読み取り前記印字手段に転送するとと
もに前記印字開始アドレスから印字終了アドレスまでの
画像データは転送1回分の画像データ単位に行い、転送
1回分の画像データのアクセス後に一旦前記メモリアク
セス信号を非アクセス状態とする制御を行う印字データ
転送制御手段と、 前記メモリアクセス信号が非アクセス状態を示すときに
前記画像データメモリ手段へのアクセスが可能となるよ
うに制御する手段を有し計数開始アドレスから計数終了
アドレスまでの画像データの印字ドット数を計数するド
ットカウント手段とを具備することを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項3】請求項2において、前記ドットカウント手
段は、画像データメモリ手段をアクセスしているか否か
を示すメモリアクセス待機信号を生成する手段を有し、
前記メモリアクセス信号がアクセス状態であり実行中の
画像データメモリ手段へのアクセスが終了した後非アク
セス状態になったことを検知して前記メモリアクセス待
機信号をアクセス状態にして、画像データメモリ手段を
アクセスし画像データを取り込むように制御し、前記メ
モリアクセス待機信号をアクセス状態にした後前記メモ
リアクセス信号がアクセス状態になったとき前記メモリ
アクセス待機信号を非アクセス状態にし、また、前記印
字データ転送制御手段は、画像データメモリ手段のアク
セスを開始する際にメモリアクセス信号をアクセス状態
にした後、前記メモリアクセス待機信号が非アクセス状
態であることを確認してアクセスを開始するように制御
することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】与えられた印字信号および画像データに従
ってインクの吐出を行う印字手段と、 画像データを記憶しておく画像データメモリ手段と、 画像データメモリ手段をアクセスしているか否かを示す
メモリアクセス信号を生成する手段とメモリ制御手段と
を有し印字開始アドレスから印字終了アドレスまでの画
像データを画像データメモリ手段から読み取り前記印字
手段に転送するとともに前記印字開始アド レスから印字
終了アドレスまでの画像データは転送1回分の画像デー
タ単位に行い、転送1回分の画像データのアクセス後に
一旦前記メモリアクセス信号を非アクセス状態とする制
御を行う印字データ転送制御手段と、 画像データメモリ手段をアクセスしているか否かを示す
メモリアクセス待機信号を生成する手段とメモリ制御手
段とを有し前記メモリアクセス信号が非アクセス状態を
示すとき前記メモリアクセス待機信号をアクセス状態と
して、計数開始アドレスから計数終了アドレスまでの画
像データを読み取りその印字ドット数を計数し、前記メ
モリアクセス待機信号をアクセス状態にした後前記メモ
リアクセス信号がアクセス状態になったとき前記メモリ
アクセス待機信号を非アクセス状態にするドットカウン
ト手段とを具備し、 前記印字データ転送制御手段は、画像データメモリ手段
のアクセスを開始する際にメモリアクセス信号をアクセ
ス状態にした後、前記メモリアクセス待機信号が非アク
セス状態であることを確認してアクセスを開始 すること
を特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2431094A JP3483046B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2431094A JP3483046B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07227962A JPH07227962A (ja) | 1995-08-29 |
JP3483046B2 true JP3483046B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=12134609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2431094A Expired - Fee Related JP3483046B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3483046B2 (ja) |
-
1994
- 1994-02-22 JP JP2431094A patent/JP3483046B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07227962A (ja) | 1995-08-29 |
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