JP2000001015A - 画像形成装置及び画像形成システム及び情報処理装置及びそれらの制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成システム及び情報処理装置及びそれらの制御方法

Info

Publication number
JP2000001015A
JP2000001015A JP11103837A JP10383799A JP2000001015A JP 2000001015 A JP2000001015 A JP 2000001015A JP 11103837 A JP11103837 A JP 11103837A JP 10383799 A JP10383799 A JP 10383799A JP 2000001015 A JP2000001015 A JP 2000001015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
printer
recording position
rightmost
leftmost
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11103837A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3825937B2 (ja
Inventor
Yasushi Matsuoka
靖 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10383799A priority Critical patent/JP3825937B2/ja
Priority to US09/291,033 priority patent/US6318915B1/en
Priority to EP99302986A priority patent/EP0950945B1/en
Priority to DE69929569T priority patent/DE69929569T2/de
Publication of JP2000001015A publication Critical patent/JP2000001015A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3825937B2 publication Critical patent/JP3825937B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/10Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by matrix printers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K2215/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
    • G06K2215/0002Handling the output data
    • G06K2215/0005Accepting output data; Preparing data for the controlling system
    • G06K2215/0011Accepting output data; Preparing data for the controlling system characterised by a particular command or data flow, e.g. Page Description Language, configuration commands
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K2215/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
    • G06K2215/0002Handling the output data
    • G06K2215/0062Handling the output data combining generic and host data, e.g. filling a raster
    • G06K2215/0065Page or partial page composition

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】主走査方向への記録ヘッドの記録走査範囲を効
率的に制御し、印刷時間の短縮を可能とする。 【解決手段】所定高のヘッドを複数有する記録ヘッドを
備えたプリンタに接続される情報処理装置は、イメージ
展開されたバンド内の記録データを、所定高を単位とし
てプリンタに転送する。この際、ステップS12〜S1
4の処理を実行することで、記録ヘッドの最近の全高分
の記録データに関して、記録領域の最左端値と最右端値
を取得する。そして、ステップS15において、上記処
理で取得された最左端値及び最右端値をプリンタに通知
し、ステップS17で当該所定高分の記録データを転送
する。プリンタは、通知された最左端値及び最右端値に
基づいて記録ヘッドの走査範囲を決定して、入力される
記録データの記録を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】本発明は主走査方向に記録ヘッドをスキ
ャンさせて画像の記録を行う画像形成装置と該画像形成
装置に接続されて印刷情報を提供する情報処理装置、及
び画像形成システム及びその制御方法に関する。
【0002】従来より、記録ヘッドの主走査方向への記
録走査と副走査方向への記録媒体の搬送を繰り返すこと
で画像形成を行うプリンタがある。この種のプリンタに
おいて、記録ヘッドの記録走査時に、その走査幅を制限
するものと制限しないものが知られている。記録走査時
に走査幅を制限しない場合は、まず、記録ヘッドが記録
用紙の最上部の行の端から端まで、主走査方向にスキャ
ンをして印字を行う。そして、その後副走査方向に紙送
りを行い、次の行も同じ処理を行う。これを、当該記録
用紙の最下部の行に至るまで繰り返して、メディア全体
への画像記録を行う。また、記録ヘッドによる主走査方
向の走査幅を制限する場合は、プリンタ内でデータのチ
ェックを行い、実際に印字を行う主走査方向の記録位置
に基づいてその走査幅を決定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例において、記録ヘッドの主走査方向のスキャン幅を
制限しない場合は、印字を行わない範囲にもスキャンを
行うことになるので、無駄な印刷処理時間が生じるとい
う問題がある。
【0004】一方、主走査方向のスキャン幅を制限する
場合には、プリンタ内でデータのチェックを行い、実際
に印字を行う主走査方向のデータ位置から主走査方向の
スキャン幅を決定するので、プリンタ内におけるデータ
のチェックに時間を要してしまい、印刷時間の短縮化が
期待通りには達成されなくなるという問題がある。
【0005】特に、複数の記録ヘッドを用いて1回の記
録走査における副走査方向の記録幅を大きくした場合
は、記録走査幅の決定に多くのチェック時間が必要とな
る。
【0006】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、主走査方向への記録ヘッドの記録走査範囲を効
率的に制御し、印刷時間の短縮を可能とすることを目的
とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、プリンタに印
刷データを提供するホスト装置において、記録ヘッドの
走査範囲を検出し、これをプリンタへ通知することによ
りシステムの記録処理を高速化することにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、走査範囲をプ
リンタエンジンの制御用の値を用いて通知することを可
能とし、プリンタ側の負荷を更に低減することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の一態様による情報処理装置は、例えば以下
の構成を備える。すなわち、それぞれ対応する記録幅で
記録が可能な複数の記録ヘッドを主走査方向に操作して
記録を行うプリンタに接続される情報処理装置であっ
て、前記プリンタに提供すべき記録データを生成する生
成手段と、前記記録記録データに基づいて前記複数の記
録ヘッドそれぞれに対応する前記主走査方向の記録範囲
を示す範囲情報を取得する取得手段と、前記取得手段で
取得された範囲情報を前記プリンタに通知する通知手段
と、前記記録データを前記プリンタに送信する送信手段
とを備える。
【0010】また、本発明の他の態様による情報処理装
置は、それぞれ対応する記録幅で記録が可能な複数の記
録ヘッドを主走査方向に操作して記録を行うプリンタに
接続される情報処理装置であって、前記プリンタに提供
すべき記録データを生成する生成手段と、前記記録記録
データに基づいて前記記録高さ毎の最左端記録位置と最
右端記録位置を取得する取得手段と、前記取得手段で取
得された最左端記録位置と最右端記録位置を前記プリン
タに通知する通知手段と、前記記録データを前記プリン
タに送信する送信手段とを備える。
【0011】また、上記の目的を達成する本発明の他の
態様による画像形成装置は例えば以下の構成を備える。
すなわち、それぞれ対応する記録幅で記録が可能な複数
の記録ヘッドを主走査方向に操作して記録を行う画像形
成装置であって、前記複数の記録ヘッドそれぞれに対応
する記録データと、当該記録データによる記録範囲を示
す範囲情報を外部装置より受信する受信手段と、前記受
信手段で受信された前記範囲情報を、複数の記録ヘッド
の一回の主走査によって記録される領域に対応する分に
ついて保持する保持手段と、前記保持手段で保持された
前記範囲情報から、記録データにおける主走査方向の最
左端記録位置及び最右端記録位置を決定する決定手段
と、前記決定手段で決定された最左端記録位置及び最右
端位置の範囲で前記複数の記録ヘッドを主走査して画像
記録を行う像形成手段とを備える。
【0012】また、上記の目的を達成するための本発明
の他の態様による画像形成システムは、例えば以下の構
成を備える。すなわち、それぞれ対応する記録幅で記録
が可能な複数の記録ヘッドを主走査方向に操作して記録
を行うプリンタと、該プリンタに記録データを送信する
ホスト装置を備えた画像形成システムであって、前記プ
リンタに提供すべき記録データを生成する生成手段と、
複数の記録ヘッドそれぞれに対応する前記記録データに
基づいて、前記記録ヘッド毎の最左端記録位置と最右端
記録位置を取得する取得手段と、前記取得手段で取得さ
れた最左端記録位置と最右端記録位置に基づいて前記複
数の記録ヘッドの走査範囲を決定する決定手段と、前記
決定手段で決定された走査範囲内で前記複数の記録ヘッ
ドを移動して前記記録データに基づく画像形成を行う像
形成手段とを備える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な実施形態を説明する。
【0014】[第1の実施形態]図1は、本発明が適用
できるインクジェット記録装置の概観図である。同図に
おいて、リードスクリュー5004は、駆動モータ50
13の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア5011,5
009を介して回転する。キャリッジHCは、リードス
クリュー5004の螺旋溝5005に対して係合するピ
ン(不図示)を有し、リードスクリュー5004の回転
に伴って矢印a,b方向に往復移動される。このキャリ
ッジHCには、インクジェットカートリッジIJCが搭
載されている。また、インクジェットカートリッジに
は、それぞれ同一の記録幅に対応したノズル列を有する
4つのインクジェットヘッドIJHが搭載されている。
【0015】5002は紙押え板であり、キャリッジの
移動方向に亙って紙をプラテン5000に対して押圧す
る。5007,5008はフォトセンサで、キャリッジ
のレバー5006のこの域での存在を確認して、モータ
5013の回転方向切り換え等を行うためのホームポジ
ション検知手段である。5016は記録ヘッドの前面を
キャップするキャップ部材5022を支持する部材であ
る。また、5015はこのキャップ内を吸引する吸引手
段で、キャップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸
引回復を行う。5017はクリーニングブレードで、5
019はこのブレードを前後方向に移動可能にする部材
であり、本体支持板5018にこれらが支持されてい
る。ブレードは、この形態でなく周知のクリーニングブ
レードが本例に適用できることは言うまでもない。又、
5021は、吸引回復の吸引を開始するためのレバー
で、キャリッジと係合するカム5020の移動に伴って
移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り換え等
の公知の伝達手段で移動制御される。
【0016】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5004の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0017】次に、上述した装置の記録制御を実行する
ための制御構成について、図2に示すブロック図を参照
して説明する。制御回路を示す同図において、1700
は記録信号を入力するインターフェース、1701はM
PU、1702はMPU1701が実行する制御プログ
ラムを格納するプログラムROM、1703は各種デー
タ(上記記録信号やヘッドに供給される記録データ等)
を保存しておくダイナミック型のRAM(以下、DRA
M)である。1704は記録ヘッド1708に対する記
録データの供給制御を行うゲートアレイであり、インタ
ーフェース1700、MPU1701、RAM1703
間のデータ転送制御も行う。1710は記録ヘッド17
08を搬送するためのキャリアモータ、1709は記録
紙搬送のための搬送モータである。1705はヘッドを
駆動するヘッドドライバ、1706、1707はそれぞ
れ搬送モータ1709、キャリアモータ1710を駆動
するためのモータドライバである。
【0018】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
ーフェース1700に記録信号が入るとゲートアレイ1
704とMPU1701との間で記録信号がプリント用
の記録データに変換される。そして、モータドライバ1
706、1707が駆動されると共に、ヘッドドライバ
1705に送られた記録データに従って記録ヘッドが駆
動され、印字が行われる。
【0019】第1の実施形態では、ホストコンピュータ
側で記録走査幅を制御する場合について説明する。な
お、本実施形態では、上述のように同一の記録幅で記録
が可能な4つの記録ヘッドを備えたプリンタへの適用例
を述べる。各記録ヘッドのノズル列の高さが記録幅に相
当することから、以下、各記録ヘッドの記録幅をカラム
高ともいう。
【0020】図3は、第1の実施形態によるプリンタシ
ステムの構成を示す図である。1はホストコンピュータ
である。ホストコンピュータ1において、2はCPUで
あり、不図示のマイクロプロセッサ、ROM、RAM等
を備え、各種制御を実現する。3はRAMであり、本実
施形態の記録走査幅制御に必要な各種の値を記憶する。
10はI/Oインターフェースであり、例えばセントロ
ニクスやRS232Cによってプリンタ11との通信を
行う。
【0021】RAM3には、レジスタ4〜9として機能
する領域が確保されている。最左端値レジスタ4には、
印字データのヘッド全高の空間分(本実施形態では、4
ヘッド(4カラム)分)の主走査方向スキャン範囲の最
左端値が格納される(図4を用いて後述する)。最右端
値レジスタ5には、印字データのヘッド全高の空間分の
主走査方向スキャン範囲の最右端値が格納される。左端
値レジスタ6には、ヘッド全高の空間分の各カラム毎の
左端値が格納される。同様に右端値レジスタ7には、ヘ
ッド全高の空間分の各カラム毎の右端値が格納される。
また、ヘッド先端ポインタレジスタ8には、ヘッド先端
ポインタが、ヘッド後端ポインタレジスタ9にはヘッド
後端ポインタがそれぞれ格納される。なお、ヘッド先端
ポインタとヘッド後端ポインタの役割は以下の説明から
明らかになろう。以下、上述の各レジスタを、レジスタ
4〜9と記すことにする。
【0022】図4は、4つの記録ヘッドに対応するデー
タの主走査方向のスキャン範囲が異なっていることを示
す図である。各ヘッドのスキャン範囲に対応するデータ
は、1つのヘッドの記録幅に等しい高さのカラム15毎
に格納されている。本実施形態では、ヘッド高(カラム
高)単位で左端、右端を検出していき、それらの値をレ
ジスタ6及び7に格納していく。本実施形態では、4ヘ
ッドによる記録走査を行うので1回の主走査方向スキャ
ンが4カラム分であり、4つずつの左端値、右端値をレ
ジスタ6及びレジスタ7にそれぞれ格納することにな
る。そして、格納されている左端値及び右端値から、最
も左側のものが最左端値、右側のものを最右端値として
それぞれレジスタ4およびレジスタ5に格納される。図
4の例では、16で示される位置が最左端値としてレジ
スタ4に、17で示される位置が最右端値としてレジス
タ5に格納されることになる。
【0023】具体的には、次のような処理により最左端
値と最右端値をレジスタ4、5に保持させる。図4にお
いて、一番上のカラムについて左端値と右端値を検出し
てレジスタ6及び7に格納する。ここで、一番上のカラ
ムについて処理した場合のみ、その左端値及び右端値を
最左端値及び最右端値としてレジスタ4及び5に格納す
る。
【0024】次にヘッド先頭ポインタ12を一つ進め
て、2番目のカラムを指すようにする(実際には2番目
のカラムの最下端ラインを指すようにする)。そして、
レジスタ4及びレジスタ5に格納された最左端値と最右
端値を、次の記録空間(1カラムの空間)における主走
査方向スキャン範囲の左端値、右端値と比較する。上述
のように、ヘッド先頭ポインタは既に1カラム分移動し
ているので、ヘッド先端ポインタ12が指し示すスキャ
ン範囲の左端値及び右端値とレジスタ4及び5に格納さ
れている最左端値及び最右端値とを比較することにな
る。そして、この比較の結果、左端値が最左端値よりも
左側を示していれば、最左端値に変化が生じたものとし
てレジスタ4を当該左端値で更新する。同様に、上記比
較の結果、右端値が最右端値よりも右側を示していれ
ば、最右端値に変化が生じたものとして、レジスタ5を
当該右端値で更新する。
【0025】こうして4カラム分の左端値及び右端値の
検出を終えると当該ヘッド全高さ空間における最左端値
と最右端値がレジスタ4及び5に格納されていることに
なるので、これを当該ヘッド全高さ空間の記録データと
ともにインクジェットプリンタ11へ通知する。インク
ジェットプリンタ11は、通知された最左端値、最右端
値によって示される範囲で記録ヘッドを移動して印字を
行う。
【0026】以上の処理については、図5のフローチャ
ートを参照して更に詳細に説明を加える。
【0027】さて、一般に、ホストコンピュータ1側で
印刷イメージへの展開処理を行う場合には、バンド単位
での展開処理(バンド内展開処理)を行う。ここで、バ
ンドとは、ページを複数個に分割したものを指し、1つ
のバンドの処理が終了したら次のバンド処理を行う。な
お、バンドの大きさはプリンタドライバが使用可能なメ
モリの大きさ等で変わってくる。本実施形態では、この
ようなバンド展開処理によるバンド高さがカラム高さと
一致しないような場合でも、正しく最左端値や最右端値
を検出できる。
【0028】図5は、バンド内展開処理が完了した後の
ホストコンピュータの処理手順を説明するフローチャー
トである。バンド内展開処理が完了した後、ヘッド先端
ポインタの位置により図5に示すように処理の流れが異
なる。なお、以下に示す処理は、プリンタドライバ等の
制御プログラムが実行することになる。
【0029】すなわち、図10に示すように外部記憶装
置12にインストールされたプリンタドライバ13をC
PU2が必要に応じて不図示のRAM(メインメモリ)
へロードして、これを実行する。なお、第1の実施形態
では、左右端検知モジュール13aが実行されて、図5
のフローチャートにより後述する処理を実現する。キャ
リッジ動作範囲決定モジュール13bは第3の実施形態
で用いられるプログラムモジュールである。
【0030】なお、以下の説明では、ヘッド先端ポイン
タを先端ポインタ、ヘッド後端ポインタを後端ポインタ
と称する。
【0031】まず、ステップS11において、当該バン
ド展開が最初のバンド展開のときは先端ポインタ12を
1カラム目に、後端ポインタ13を4カラム目にセット
する(図4の状態となる)。次に、ステップS12へ進
み、当該バンド展開が2回目以降のバンド展開の場合で
あって、前回のバンド処理で先端ポインタがバンドの外
に出た場合には、先端ポインタまでの左右端検知を行
う。ステップS13では、先端ポインタ12の示す1カ
ラム分の左端値及び右端値を検出し、検出された左端値
と右端値をそれぞれレジスタ6及びレジスタ7に格納す
る。これは、例えば、レジスタ6及びレジスタ7に格納
されている最も古いカラムの左端値と右端値を破棄し
て、ヘッド先端ポインタが示しているカラムの左端値及
び右端値を保持させることで行われる。
【0032】なお、後端ポインタ13が更新された直後
の最初のステップS13の処理では、先頭ポインタ12
が指すカラムの左端値及び右端値がそれぞれレジスタ4
及び5に最左端値及び最右端値として格納される。
【0033】次にステップS14において、レジスタ6
及びレジスタ7に格納されている最新の左端値と右端値
をそれぞれレジスタ6及びレジスタ7に格納されている
最左端値及び最右端値と比較する。この結果、最左端値
及び最右端値の少なくともいずれかを変更する必要があ
れば、ステップS15において、レジスタ4、5の最左
端値及び/又は最右端値を更新する。次に、ステップS
16で先端ポインタと後端ポインタが一致したときは、
4カラム分の検知が終了したことを意味するので、ステ
ップS18で、1スキャン分の記録データを送出すると
ともに、レジスタ4及び5に格納されている最左端値、
最右端値をプリンタに通知する。なお、記録データは、
バンド展開処理によって得られたデータである。そし
て、次のヘッド高分の領域について処理を行うためにス
テップS19で後端ポインタをヘッド高分(4カラム)
シフトする。
【0034】一方、ステップS14で最左端値及び最右
端値が変化していなければ、ステップS17へ処理を進
め、先端ポインタと後端ポインタが一致していないかチ
ェックする。ステップS17で先端ポインタと後端ポイ
ンタが一致したときは、4カラム分の検知が終了したこ
とを意味するので、次のヘッド高分の領域について処理
を行うためにステップS19へ処理を進める。なお、ス
テップS16、ステップS17において先端ポインタと
後端ポインタが一致していなければ、まだ当該ヘッド高
領域において未処理のカラムが存在するので、ステップ
S20へ処理を分岐する。
【0035】ステップS20では、次のカラムを処理す
るために、1カラム分先端ポインタ12をインクリメン
トする。ステップS21で先端ポインタが当該バンド内
にあるか否かを判断し、当該バンド内に有れば1カラム
分のデータ転送が可能なのでステップS13に戻り左右
端検知を行う。
【0036】図6Aはこの場合の様子を示す図である。
先端ポインタ12はカラムを示す位置(図示の位置)
からカラム、、を示す位置へ順次移動し、最左端
値、最右端値の検出処理を行う。そして、先端ポインタ
12の位置が後端ポインタ13と一致(カラムの最下
端位置)することでヘッド全高さ空間の処理を終えたも
のと判断する。図6Aの場合、先端ポインタ12の位置
は当該処理対象バンド601内にあるので、当該4カラ
ム分に関するデータが転送され、後端ポインタ13が4
カラム分シフトされ(S19)、先端ポインタ12が次
のカラムを指すべく1カラム分シフトされる(S2
0)。そして、先端ポインタ12の位置が引き続き当該
バンド内であれば(S21)、ステップS13へ戻り、
次のカラムに対する処理を行う。
【0037】なお、4カラムを単位として最左右端値の
変化をチェックするので、当該4カラムのうちの1つで
も最左右端値を変化させるものがあれば、それ以降は、
後端ポインタをシフトするまで、ステップS14から
「YES」へ分岐する。そして、ステップS15では、
先端ポインタ12が指すカラムの左右端の値がそれぞれ
最左端値及び最右端値を越えている場合に、最左端値或
いは最右端値レジスタの内容が更新される。
【0038】また、ステップS20によるポインタの移
動の結果、ヘッド先端ポインタの外に出た場合は、ステ
ップS22へ進み、当該バンドの残データについて左右
端検知を行い、次のバンドの処理(次のバンド処理のイ
メージ展開の開始)へ移行する。
【0039】図6Bはこの場合の様子を示す図である。
ヘッド先端ポインタ12がカラムを示す位置(カラム
の最下端)に来ると、処理対象バンド601から出て
しまう。従って、ステップS22でバンド601の残り
のデータ(カラムのバンド601に属するデータ)に
ついて最左右端の検知を行う。すなわち、カラムのバ
ンド601に属する部分の記録幅の左端値及び右端値に
基づいて、レジスタ4及び5に格納されている最左端値
及び最右端値を必要に応じて更新さる。そして、当該カ
ラムの先頭ラインからバンド601の最終ラインまでの
データが転送されることになる。
【0040】次に、新たな処理対象バンド(バンド60
2)のイメージ展開を終えると再度ステップS12から
の処理が開始される。そして、当該バンド内にヘッド先
端ポインタ12が存在することから、ステップS12に
おいて、当該ヘッド先端ポインタが示すライン(図6B
のカラムの最下端位置)までの左右端検知処理が行わ
れる。すなわち、カラムのバンド602に属する部分
の記録幅の左端値及び右端値に基づいて、レジスタ4及
び5に格納されている最左端値及び最右端値が必要に応
じて更新される。その後ステップS13へ進み、上述の
処理が繰り返される。なお、ステップS12で左右端検
知処理が行われた直後はステップS14をスキップす
る。
【0041】また、図6Cに示されるように、バンド境
界とカラムの境界が一致する場合は、先端ポインタがカ
ラムを示す位置に移動したときにステップS22の処
理が実行されることになる。しかしながら、この場合
は、バンド601に属するカラムのデータが存在しな
いので、ステップS22の処理は実質的には省略される
ことになる。
【0042】以上の処理を行うことにより、プリンタに
は、常に4カラムの範囲における最左端値、最右端値が
与えられるので、この範囲でデータの印字を行えば、ヘ
ッド全高の印字が保証されることになる。この結果、ヘ
ッドの走査幅が印字する内容に応じた範囲となるので、
印字の高速化が可能となる。また、プリンタ側でカラム
単位に左端値、右端値を決定する必要が無くなるので処
理速度が向上する。
【0043】[第2の実施形態]第1の実施形態ではホ
ストコンピュータより最左端値及び最右端値の通知を受
けて記録ヘッドの走査範囲を制御したが、第2の実施形
態では、最左端値及び最右端値をプリンタ側で決定する
場合を説明する。
【0044】図7はプリンタ側で最左端値及び最右端値
の取得を行う場合のプリンタの構成を示すブロック図で
ある。ホスト18は、ヘッド高(カラム)単位毎に記録
ヘッドのスキャン範囲(左端値及び右端値)をプリンタ
20に通知する。プリンタ20側では、ホスト18側か
ら転送される印字データのヘッド全高の空間(4カラ
ム)分過去の左端値及び右端値をそれぞれバッファ25
及び26に格納する。また、バッファ23、24には、
それぞれヘッドの走査範囲を決定する最左端値及び最右
端値が格納される。なお、最左端値及び最右端値は、レ
ジスタ25及びレジスタ26に格納された4カラム分の
左端値及び右端値から決定される。
【0045】図8は第2の実施形態によるプリンタにお
ける記録走査幅の決定処理を説明するフローチャートで
ある。図8において、まず、ステップS31で、左端値
及び右端値の値をカラム単位で受信する。そして、ステ
ップS32において、ステップS31で受信した左端値
と右端値をレジスタ25及び26に保持する。ステップ
S33では、4カラム分の左端値と右端値がレジスタ2
5、26に保持されたかどうかを判断する。4カラム分
の左端値と右端値がレジスタ25、26に保持されたな
らば、ステップS34へ進み、保持されている4カラム
分の左端値と右端値から最左端値と最右端値を抽出す
る。そして、ステップS35で、ステップS34で抽出
した最左端値と最右端値をレジスタ23、24へセット
する。ステップS36ではレジスタ25、26の内容を
リセットして次の記録データに対する記録走査幅の決定
処理に備える。
【0046】以上のように、レジスタ25、26でヘッ
ド全高の空間分の過去の左端値及び右端値を保持し、こ
れら左端値及び右端値から決定される最左端値及び最右
端値でバッファ23、24で保持している最左端値及び
最右端値の更新を行う。
【0047】そして、プリンタ20は、バッファ23及
びバッファ24で示される最左端値及び最右端値の走査
範囲で印字ヘッドを走査させて印字を行えば、ヘッド全
高の印字が保証されることになる。
【0048】なお、この場合のホスト側の処理手順は図
9に示すようになる。
【0049】まず、最初のバンドが展開されると、ステ
ップS51はスキップされて、ステップS52において
先端ポインタが指示するカラムについての左端値と右端
値が獲得される。次に、ステップS53でそれらの値を
プリンタへ通知する。そして、ステップS54で先端ポ
インタを1カラム分シフトする。この結果、先端ポイン
タが当該バンド内にあればステップS55からステップ
S52に戻り、次のカラムについての左端値と右端値の
通知を行う。一方、先端ポインタが当該バンドの外へで
てしまった場合は、ステップS56で、当該カラムの当
該バンドに属する部分について左端値と右端値の検出を
行う。
【0050】次のバンド展開を終えると、ステップS5
1において、先のステップS54で移動された先端ポイ
ンタまでの左右端検出を行う。ステップS52では、ス
テップS51による左右端検出が行われた直後の場合に
は、先のステップS56とステップS51で行われた検
出処理の結果から、当該カラムの左右端値を獲得する。
【0051】以上のようにして、ホスト装置は各カラム
単位の左端値と右端値をプリンタに通知することができ
る。
【0052】[第3の実施形態]第3の実施形態では、
最左端値、最右端値を第1の実施形態の方法で決定し、
更にこれらの値をプリンタエンジンによるキャリッジ
(記録ヘッド)の動作制御用の値に変換してプリンタへ
提供する。このため、プリンタエンジン側では、記録ヘ
ッドの走査範囲を制御するための計算を行う必要が無
く、記録処理の高速化が達成される。
【0053】図10は第3の実施形態によるプリンタド
ライバのプログラム構成を説明する図である。図10に
示すように外部記憶装置12にインストールされたプリ
ンタドライバ13をCPU2が必要に応じて不図示のR
AM(メインメモリ)へロードして、これを実行する。
プリンタドライバ13により左右端検知モジュール13
a及びキャリッジ動作範囲決定モジュール13bが制御
される。左右端検知モジュール13aは第1の実施形態
で説明したとおりでありここでは説明を省略する。キャ
リッジ動作範囲決定モジュール13bは、この左右端検
知モジュール13aによる最左右端値の検知結果に基づ
いて、インクジェットプリンタ11におけるキャリッジ
動作制御に適したデータ(制御値)を、I/Oインター
フェース10介してインクジェットプリンタ11へ出力
する。
【0054】なお、キャリッジ制御に適したデータ(制
御値)は、主走査による記録の最左端位置と最右端位置
を示す情報を、プリンタの制御に応じた値に変更する処
理によって得ることができる。
【0055】以下、キャリッジ動作範囲決定モジュール
13bの動作について説明する。図11は、第3の実施
形態によるキャリッジの動作範囲決定処理を説明するフ
ローチャートである。なお、以下では、プリンタのキャ
リッジ動作がエンコーダセンサを用いて制御される場合
を例に挙げて説明する。
【0056】まず、ステップS61では、左右端検知モ
ジュール13aによって、第1の実施形態で説明した処
理により最左右端値が検出される。ここで得られる最左
右端値は、ドライバがデータを展開して得られる解像度
が単位となる。従って、ステップS62ではこの最左右
端値を、プリンタ側のエンコーダ側の単位に変換する。
例えば、ドライバがデータを展開して得られるイメージ
の解像度が600dpiであり、プリンタ側のエンコー
ダセンサが300dpiであった場合、ステップS61
で求めた左右端値を2で割り、300dpiの単位に変
換する。そして、以降の処理における演算は、全て30
0dpiの単位のもとで行われる。
【0057】次に、ステップS63において、最左右端
値をプリンタエンジンにおけるキャリッジのホームポジ
ションからの距離に変換する。そしてステップS64に
おいて、キャリッジの加減速領域を確保するためのオフ
セットや、ノズル間/色間オフセットを最左右端値に付
加する。例えば、実際のキャリッジの動作範囲は、印字
する範囲をキャリッジの定速領域とする必要があるの
で、順方向(左から右への方向)に印刷するときは最左
端値から加速距離を減算し、最右端値には減速距離を加
算する。また、各色に対応するノズル列を主走査方向に
沿って配置した構成(横並びノズルのヘッド構成ともい
う)においては、更にオフセットとしてノズル列間(色
間)のオフセットを最左右端値に加算する必要がある。
【0058】ステップS65では、以上のようにして得
られた最左右端値を実際にプリンタエンジンへ転送する
データとして決定し、ステップS66でプリンタへ転送
する。
【0059】以上の処理により、プリンタ側では、キャ
リッジの動作範囲を決定するための計算を行う必要が無
く、決定されたキャリッジの動作範囲に従って印刷を実
行することが可能となる。
【0060】なお、上述した各実施形態において適用さ
れるインクジェット記録装置として、複数の記録ヘッド
それぞれの記録幅が同一の構成を例に説明したが、本発
明は複数の記録ヘッドの記録幅が異なる構成のインクジ
ェット記録装置においても適用することができる。例え
ば、モノクロの文書等を高速に印刷できるように、黒イ
ンクに対応した記録ヘッドのノズル数を多くすること
で、黒に対応する記録幅を大きくした構成においても、
複数の記録ヘッドに対応する画像の左端と右端とを検知
して主走査方向の最左端と最右端を決定すればよい。
【0061】また、複数の記録ヘッドを主走査方向に沿
って所定の距離を隔てて配置した構成、複数の記録ヘッ
ドを記録媒体を搬送する副走査方向(主走査方向と直交
する方向)に沿って配置した構成のいずれにおいても、
本発明を適用することができる。なお、複数の記録ヘッ
ドを副走査方向に沿って配置する構成は複数のノズルか
らなるノズル列を複数のグループに分割してノズル駆動
を制御する構成も含む。
【0062】また、上述した実施形態においては、イン
クを吐出して記録を行うインクジェット記録方式を例に
挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、他の記録法
式にも好適に適用可能である。
【0063】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成し、記
録を行うインクジェット方式の記録ヘッドを用いた記録
装置において優れた効果をもたらすものである。
【0064】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は、所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応した配置されてい
る電器熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電器熱変換体に熱エネルギを
発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせ
て、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(イ
ンク)内の気泡を形成できるので有効である。
【0065】以上のように上記各実施形態によれば、ヘ
ッド全高の空間分過去の主走査方向のスキャン範囲の最
左端値、最右端値を最左端値、最右端値レジスタに格納
して保持する。このため、短時間で主走査方向の範囲を
決定し、記録ヘッドが当該走査範囲にだけ移動するよう
に制御する。このように、記録ヘッドが印字範囲にだけ
移動するように制御して印字を行えば、印字を行う際の
記録ヘッドの無駄な動作時間を省け印刷時間の短縮化が
計れる。
【0066】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0067】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0068】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0069】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0070】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0071】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
主走査方向への記録ヘッドの記録走査範囲を効率的に制
御し、印刷時間の短縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用できるインクジェット記録装置の
概観図である。
【図2】インクジェット記録装置の制御構成を示すブロ
ック図である。
【図3】第1の実施形態によるプリンタシステムの構成
を示す図である。
【図4】4つの記録ヘッドに対応するデータの主走査方
向のスキャン範囲が異なっていることを示す図である。
【図5】バンド内展開処理が完了した後のホストコンピ
ュータの処理手順を説明するフローチャートである。
【図6A】ヘッド先頭ポインタの位置と転送データを説
明する図である。
【図6B】ヘッド先頭ポインタの位置と転送データを説
明する図である。
【図6C】ヘッド先頭ポインタの位置と転送データを説
明する図である。
【図7】プリンタ側で最左端値及び最右端値の取得を行
う場合のプリンタの構成を示すブロック図である。
【図8】プリンタ側で最左端値及び最右端値の取得を行
う場合のプリンタ側の処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】プリンタ側で最左端値及び最右端値の取得を行
う場合のホスト装置側の処理を示すフローチャートであ
る。
【図10】第3の実施形態による画像形成システムの概
略構成を表わすブロック図である。
【図11】第3の実施形態によるキャリッジの動作範囲
決定処理を説明するフローチャートである。

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ対応する記録幅で記録が可能な
    複数の記録ヘッドを主走査方向に操作して記録を行うプ
    リンタに接続される情報処理装置であって、 前記プリンタに提供すべき記録データを生成する生成手
    段と、 前記記録記録データに基づいて前記複数の記録ヘッドそ
    れぞれに対応する前記主走査方向の記録範囲を示す範囲
    情報を取得する取得手段と、 前記取得手段で取得された範囲情報を前記プリンタに通
    知する通知手段と、 前記記録データを前記プリンタに送信する送信手段と を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 それぞれ対応する記録幅で記録が可能な
    複数の記録ヘッドを主走査方向に操作して記録を行うプ
    リンタに接続される情報処理装置であって、 前記プリンタに提供すべき記録データを生成する生成手
    段と、 前記記録記録データに基づいて前記記録高さ毎の最左端
    記録位置と最右端記録位置を取得する取得手段と、 前記取得手段で取得された最左端記録位置と最右端記録
    位置を前記プリンタに通知する通知手段と、 前記記録データを前記プリンタに送信する送信手段とを
    備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記取得手段は、複数の記録ヘッドそれ
    ぞれに対応する記録データに基づいて各記録ヘッド毎の
    記録領域を検出し、該検出された記録領域に基づいて各
    記録ヘッド毎の最左端記録位置と最右端記録位置を取得
    することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記記録領域は、各記録ヘッドによって
    記録される左端記録位置と右端記録位置を表わすことを
    特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記取得手段は、 前記記録ヘッド毎に記録領域の左端記録位置と右端記録
    位置を検出する検出手段と、 前記検出手段で検出される左端記録位置と右端記録位置
    を少なくとも前記記録高さ分保持する保持手段と、 前記保持手段で保持された左端記録位置及び右端記録位
    置から前記記録高さ毎の最左端記録位置および最右端記
    録位置を獲得するする獲得手段とを備えることを特徴と
    する請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記取得手段は、前記プリンタに対して
    次に出力すべき記録データに基づく記録領域の最左端記
    録位置と最右端記録位置を取得することを特徴とする請
    求項2に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 それぞれ対応する記録幅で記録が可能な
    複数の記録ヘッドを主走査方向に操作して記録を行う画
    像形成装置であって、 前記複数の記録ヘッドそれぞれに対応する記録データ
    と、当該記録データによる記録範囲を示す範囲情報を外
    部装置より受信する受信手段と、 前記受信手段で受信された前記範囲情報を、複数の記録
    ヘッドの一回の主走査によって記録される領域に対応す
    る分について保持する保持手段と、 前記保持手段で保持された前記範囲情報から、記録デー
    タにおける主走査方向の最左端記録位置及び最右端記録
    位置を決定する決定手段と、 前記決定手段で決定された最左端記録位置及び最右端位
    置の範囲で前記複数の記録ヘッドを主走査して画像記録
    を行う像形成手段とを備えることを特徴とする画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 前記記録ヘッドはインクジェット方式の
    記録ヘッドであることを特徴とする請求項7に記載の画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記範囲情報は、各カラム高さに対応す
    る記録データの左端記録位置と右端記録位置を表わすこ
    とを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 それぞれ対応する記録幅で記録が可能
    な複数の記録ヘッドを主走査方向に操作して記録を行う
    プリンタと、該プリンタに記録データを送信するホスト
    装置を備えた画像形成システムであって、 前記プリンタに提供すべき記録データを生成する生成手
    段と、 複数の記録ヘッドそれぞれに対応する前記記録データに
    基づいて、前記記録ヘッド毎の最左端記録位置と最右端
    記録位置を取得する取得手段と、 前記取得手段で取得された最左端記録位置と最右端記録
    位置に基づいて前記複数の記録ヘッドの走査範囲を決定
    する決定手段と、 前記決定手段で決定された走査範囲内で前記複数の記録
    ヘッドを移動して前記記録データに基づく画像形成を行
    う像形成手段とを備えることを特徴とする画像形成シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記取得手段は、前記記録ヘッド毎
    に、それぞれの記録幅で記録される記録領域を検出し、
    該検出された記録領域に基づいて各記録高さ毎の最左端
    記録位置と最右端記録位置を取得することを特徴とする
    請求項10に記載の画像形成システム。
  12. 【請求項12】 前記記録領域は、主走査方向における
    左端記録位置と右端記録位置を表わすことを特徴とする
    請求項11に記載の画像形成システム。
  13. 【請求項13】 前記取得手段は、前記ホスト装置に設
    けられ、 前記記録データに基づいて、各記録ヘッドの記録幅それ
    ぞれに対応する記録走査範囲を検出する検出手段と、 前記検出手段で検出された記録走査範囲を表わす範囲情
    報を少なくとも前記記録高さ分について保持する保持手
    段と、 前記保持手段で保持された範囲情報に基づいて、各記録
    ヘッドそれぞれに対応する最左端記録位置および最右端
    記録位置を獲得する獲得手段と、 前記獲得手段で獲得された最左端記録位置及び最右端記
    録位置を前記プリンタに通知する通知手段と備えること
    を特徴とする請求項10に記載の画像形成システム。
  14. 【請求項14】 前記取得手段は、 前記ホスト装置において、前記記録データに基づいて各
    記録ヘッドに対応する走査範囲を検出する検出手段と、 前記検出手段で検出された走査範囲を示す範囲情報を前
    記ホスト装置から前記プリンタに通知する通知手段と、 前記プリンタにおいて、少なくとも一回の主走査により
    記録される領域について、前記通知手段によって通知さ
    れた範囲情報を保持する保持手段と、 前記保持手段で保持された範囲情報に基づいて前記最左
    端記録位置値及び最右端記録位置を獲得する獲得手段と
    を備えることを特徴とする請求項10に記載の画像形成
    システム。
  15. 【請求項15】 それぞれ対応する記録幅で記録が可能
    な複数の記録ヘッドを主走査方向に操作して記録を行う
    プリンタに接続された情報処理装置における情報処理方
    法であって、 前記プリンタに提供すべき記録データを生成する生成工
    程と、 前記記録記録データに基づいて前記複数の記録ヘッドそ
    れぞれに対応する記録範囲を示す範囲情報を取得する取
    得工程と、 前記取得手段で取得された範囲情報を前記プリンタに通
    知する通知工程と、 前記記録データを前記プリンタに送信する送信工程とを
    備えることを特徴とする情報処理方法。
  16. 【請求項16】 それぞれ対応する記録幅で記録が可能
    な複数の記録ヘッドを主走査方向に操作して記録を行う
    プリンタに接続された情報処理装置における情報処理方
    法であって、 前記プリンタに提供すべき記録データを生成する生成工
    程と、 前記記録記録データに基づいて前記複数の記録ヘッドそ
    れぞれにより記録される領域毎の最左端記録位置と最右
    端記録位置を取得する取得工程と、 前記取得工程で取得された最左端記録位置と最右端記録
    位置を前記プリンタに通知する通知工程と、 前記記録データを前記プリンタに送信する送信工程とを
    備えることを特徴とする情報処理方法。
  17. 【請求項17】 前記取得工程は、前記記録データに基
    づいて前記複数の記録ヘッドそれぞれに対応する記録領
    域を検出し、該検出された記録領域毎の最左端記録位置
    と最右端記録位置を取得することを特徴とする請求項1
    6に記載の情報処理方法。
  18. 【請求項18】 前記記録領域は、複数の記録ヘッドそ
    れぞれにより記録される左端記録位置と右端記録位置を
    表わすことを特徴とする請求項17に記載の情報処理方
    法。
  19. 【請求項19】 前記取得工程は、 前記複数の記録ヘッドそれぞれに対応する記録領域の左
    端記録位置と右端記録位置を検出する検出工程と、 前記検出工程で検出される左端記録位置と右端記録位置
    を少なくとも前記記録高さ分メモリに保持する保持工程
    と、 前記メモリに保持された左端記録位置及び右端記録位置
    から前記記録高さ毎の最左端記録位置および最右端記録
    位置を獲得する獲得工程とを備えることを特徴とする請
    求項16に記載の情報処理方法。
  20. 【請求項20】 前記取得工程は、前記プリンタに対し
    て次に出力すべき記録データに基づく記録領域の最左端
    記録位置と最右端記録位置を取得することを特徴とする
    請求項16に記載の情報処理方法。
  21. 【請求項21】 それぞれ対応する記録幅で記録が可能
    な複数の記録ヘッドを主走査方向に操作して記録を行う
    画像形成を行う方法であって、 前記所定カラム高さ分の記録データとともに、当該記録
    データによる記録範囲を示す範囲情報を外部装置より受
    信する受信工程と、 前記受信工程で受信された前記範囲情報を前記記録高さ
    分についてメモリに保持する保持工程と、 前記メモリに保持された前記範囲情報から、前記記録デ
    ータによる最左端記録位置及び最右端記録位置を決定す
    る決定工程と、 前記決定工程で決定された最左端記録位置及び最右端位
    置の範囲で前記複数の記録ヘッドを走査して画像記録を
    行う像形成工程とを備えることを特徴とする画像形成方
    法。
  22. 【請求項22】 前記範囲情報は、各記録ヘッドに対応
    する左端記録位置と右端記録位置を表わすことを特徴と
    する請求項21に記載の画像形成方法。
  23. 【請求項23】 それぞれ対応する記録幅で記録が可能
    な複数の記録ヘッドを主走査方向に操作して記録を行う
    プリンタと、該プリンタに記録データを送信するホスト
    装置を備えた画像形成システムの制御方法であって、 前記プリンタに提供すべき記録データを生成する生成工
    程と、 前記記録データに基づいて、前記記録高さ毎の最左端記
    録位置と最右端記録位置を取得する取得工程と、 前記取得工程で取得された最左端記録位置と最右端記録
    位置に基づいて前記複数の記録ヘッドの走査範囲を決定
    する決定工程と、 前記決定工程で決定された走査範囲内で前記複数の記録
    ヘッドを移動して前記記録データに基づく画像形成を行
    う像形成工程とを備えることを特徴とする画像形成シス
    テムの制御方法。
  24. 【請求項24】 前記取得工程は、前記複数の記録ヘッ
    ド毎に記録領域を検出し、該検出された記録領域に基づ
    いて最左端記録位置と最右端記録位置を取得することを
    特徴とする請求項23に記載の画像形成システムの制御
    方法。
  25. 【請求項25】 前記記録領域は、各記録ヘッド毎の左
    端記録位置と右端記録位置を表わすことを特徴とする請
    求項24に記載の画像形成システムの制御方法。
  26. 【請求項26】 前記取得工程は、前記ホスト装置にお
    いて実行され、 前記記録データに基づいて、前記複数の記録ヘッドそれ
    ぞれに対応する記録走査範囲を検出する検出工程と、 前記検出工程で検出された記録走査範囲を表わす範囲情
    報を少なくとも前記記録高さ分についてメモリに保持す
    る保持工程と、 前記メモリに保持された範囲情報に基づいて一回の主走
    査による記録の最左端記録位置および最右端記録位置を
    獲得する獲得工程と、 前記獲得工程で獲得された最左端記録位置及び最右端記
    録位置を前記プリンタに通知する通知工程と備えること
    を特徴とする請求項23に記載の画像形成システムの制
    御方法。
  27. 【請求項27】 前記取得工程は、 前記ホスト装置において、前記記録データに基づいて前
    記複数の記録ヘッドそれぞれに対応する走査範囲を検出
    する検出工程と、 前記検出工程で検出された走査範囲を示す範囲情報を前
    記ホスト装置から前記プリンタに通知する通知工程と、 前記プリンタにおいて、少なくとも前記一回の主走査に
    よって記録される領域について、前記通知工程によって
    通知された範囲情報をメモリに保持する保持工程と、 前記メモリに保持された範囲情報に基づいて前記最左端
    記録位置値及び最右端記録位置を獲得する獲得工程とを
    備えることを特徴とする請求項23に記載の画像形成シ
    ステムの制御方法。
  28. 【請求項28】 それぞれ対応する記録幅で記録が可能
    な複数の記録ヘッドを主走査方向に操作して記録を行う
    プリンタを制御するための制御プログラムを格納する記
    憶媒体であって、該制御プログラムが、 前記プリンタに提供すべき記録データを生成する生成処
    理のコードと、 前記記録記録データに基づいて前記複数の記録ヘッドそ
    れぞれに対応する記録範囲を示す範囲情報を取得する取
    得処理のコードと、 前記取得処理で取得された範囲情報を前記プリンタに通
    知する通知処理のコードと、 前記記録データを前記プリンタに送信する送信工程のコ
    ードとを備えることを特徴とする記憶媒体。
  29. 【請求項29】 それぞれ対応する記録幅で記録が可能
    な複数の記録ヘッドを主走査方向に操作して記録を行う
    プリンタを制御するための制御プログラムを格納する記
    憶媒体であって、該制御プログラムが、 前記プリンタに提供すべき記録データを生成する生成処
    理のコードと、 前記記録記録データに基づいて前記複数の記録ヘッドそ
    れぞれに対応する最左端記録位置と最右端記録位置を取
    得する取得処理のコードと、 前記取得処理で取得された最左端記録位置と最右端記録
    位置を前記プリンタに通知する通知処理のコードと、 前記記録データを前記プリンタに送信する送信処理のコ
    ードとを備えることを特徴とする記憶媒体。
  30. 【請求項30】 それぞれ対応する記録幅で記録が可能
    な複数の記録ヘッドを主走査方向に操作して記録を行う
    ことによって画像形成を行う画像形成装置を制御するた
    めの制御プログラムを格納する記憶媒体であって、該制
    御プログラムが、 前記複数の記録ヘッドそれぞれに対応する記録データ
    と、当該記録データによる各記録ヘッドの記録範囲を示
    す範囲情報を外部装置より受信する受信処理のコ ードと、前記受信処理で受信された前記範囲情報をメモ
    リに保持する保持処理のコードと、 前記メモリに保持された前記範囲情報から、前記記録デ
    ータによる最左端記録位置及び最右端記録位置を決定す
    る決定処理のコードと、 前記決定処理で決定された最左端記録位置及び最右端位
    置の範囲で前記複数の記録ヘッドを走査して画像記録を
    行う像形成処理のコードとを備えることを特徴とする記
    憶媒体。
  31. 【請求項31】 前記取得手段で取得した範囲情報を前
    記プリンタの駆動系に対応した制御値に変換する変換手
    段を更に備え、 前記通知手段は前記変換手段によって得られた制御値を
    前記プリンタに通知することを特徴とする請求項1に記
    載の情報処理装置。
  32. 【請求項32】 前記取得手段で取得した最左端記録位
    置と最右端記録位置に基づいて得られる前記記録ヘッド
    の動作範囲を、前記プリンタの駆動系に対応した制御値
    に変換する変換手段を更に備え、 前記通知手段は前記変換手段によって得られた制御値を
    前記プリンタに通知することを特徴とする請求項2に記
    載の情報処理装置。
  33. 【請求項33】 前記変換手段は、前記最左端記録位置
    と最右端記録位置に前記記録ヘッドの加減速領域に基づ
    くオフセット、ノズル配置に基づくオフセットを加味し
    て該記録ヘッドの動作範囲を決定することを特徴とする
    請求項32に記載の情報処理装置。
  34. 【請求項34】 前記通知手段は、前記獲得手段で獲得
    された最左端記録位置と最右端記録位置に基づいて得ら
    れる前記記録ヘッドの動作範囲を、前記プリンタの駆動
    系に対応した制御値に変換する変換手段を有し、該変換
    手段によって得られた制御値を前記プリンタに通知する
    ことを特徴とする請求項13に記載の画像形成システ
    ム。
  35. 【請求項35】 前記取得工程で取得した範囲情報を前
    記プリンタの駆動系に対応した制御値に変換する変換工
    程を更に備え、 前記通知工程は前記変換工程によって得られた制御値を
    前記プリンタに通知することを特徴とする請求項15に
    記載の情報処理方法。
  36. 【請求項36】 前記取得工程で取得した最左端記録位
    置と最右端記録位置に基づいて得られる前記記録ヘッド
    の動作範囲を、前記プリンタの駆動系に対応した制御値
    に変換する変換工程を更に備え、 前記通知工程は前記変換工程によって得られた制御値を
    前記プリンタに通知することを特徴とする請求項16に
    記載の情報処理方法。
  37. 【請求項37】 前記変換工程は、前記最左端記録位置
    と最右端記録位置に前記記録ヘッドの加減速領域に基づ
    くオフセット、ノズル配置に基づくオフセットを加味し
    て該記録ヘッドの動作範囲を決定することを特徴とする
    請求項36に記載の情報処理方法。
  38. 【請求項38】 前記通知工程は、前記獲得工程で獲得
    された最左端記録位置と最右端記録位置に基づいて得ら
    れる前記記録ヘッドの動作範囲を、前記プリンタの駆動
    系に対応した制御値に変換する変換工程を有し、該変換
    工程によって得られた制御値を前記プリンタに通知する
    ことを特徴とする請求項37に記載の情報処理方法。
  39. 【請求項39】 前記制御プログラムが、 前記取得処理で取得した範囲情報を前記プリンタの駆動
    系に対応した制御値に変換する変換処理のコードを更に
    備え、 前記通知処理は前記変換処理によって得られた制御値を
    前記プリンタに通知することを特徴とする請求項28に
    記載の記憶媒体。
  40. 【請求項40】 前記制御プログラムが、 前記取得処理で取得した最左端記録位置と最右端記録位
    置に基づいて得られる前記記録ヘッドの動作範囲を、前
    記プリンタの駆動系に対応した制御値に変換する変換処
    理のコードを更に備え、 前記通知処理は前記変換処理によって得られた制御値を
    前記プリンタに通知することを特徴とする請求項29に
    記載の記憶媒体。
  41. 【請求項41】 前記変換処理は、前記最左端記録位置
    と最右端記録位置に前記記録ヘッドの加減速領域に基づ
    くオフセット、ノズル配置に基づくオフセットを加味し
    て該記録ヘッドの動作範囲を決定することを特徴とする
    請求項40に記載の記憶媒体。
  42. 【請求項42】 前記記録ヘッドは、インクに熱エネル
    ギを印加する電器熱変換体を有し、該電器熱変換体によ
    ってインクを吐出するインクジェットヘッドであること
    を特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
JP10383799A 1998-04-17 1999-04-12 情報処理装置及び方法及び記憶媒体、並びに画像形成システム Expired - Fee Related JP3825937B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10383799A JP3825937B2 (ja) 1998-04-17 1999-04-12 情報処理装置及び方法及び記憶媒体、並びに画像形成システム
US09/291,033 US6318915B1 (en) 1998-04-17 1999-04-14 Image forming apparatus and system, information processing apparatus, and their control method
EP99302986A EP0950945B1 (en) 1998-04-17 1999-04-16 Image forming apparatus and system, information processing apparatus, and their control method
DE69929569T DE69929569T2 (de) 1998-04-17 1999-04-16 Bilderzeugungsgerät und System, Datenverarbeitungsgerät und deren Steuerungsverfahren

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-108048 1998-04-17
JP10804898 1998-04-17
JP10383799A JP3825937B2 (ja) 1998-04-17 1999-04-12 情報処理装置及び方法及び記憶媒体、並びに画像形成システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000001015A true JP2000001015A (ja) 2000-01-07
JP3825937B2 JP3825937B2 (ja) 2006-09-27

Family

ID=26444429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10383799A Expired - Fee Related JP3825937B2 (ja) 1998-04-17 1999-04-12 情報処理装置及び方法及び記憶媒体、並びに画像形成システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6318915B1 (ja)
EP (1) EP0950945B1 (ja)
JP (1) JP3825937B2 (ja)
DE (1) DE69929569T2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002209075A (ja) * 2001-01-09 2002-07-26 Funai Electric Co Ltd ファックス装置および画像形成装置
JP2009132155A (ja) * 2009-01-23 2009-06-18 Seiko Epson Corp 画像処理装置、複写装置、画像処理方法及びそのプログラム
CN101848301A (zh) * 2009-03-23 2010-09-29 精工爱普生株式会社 串行打印机
CN102006387A (zh) * 2009-09-02 2011-04-06 精工爱普生株式会社 图像处理装置、图像处理方法以及程序
CN102006383A (zh) * 2009-09-02 2011-04-06 精工爱普生株式会社 图像处理装置、图像处理方法以及程序
US8274668B2 (en) 2007-02-07 2012-09-25 Seiko Epson Corporation Image processing apparatus, copier, and image processing method and program
JP2012240337A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Seiko Epson Corp 画像記録装置、及び、画像記録方法
JP2015051540A (ja) * 2013-09-05 2015-03-19 株式会社ミマキエンジニアリング 印刷制御装置、印刷装置、プログラム及び記録媒体

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004018218A1 (ja) * 2002-08-21 2004-03-04 Seiko Epson Corporation 印刷装置、プログラム、及び、印刷方法
KR100548131B1 (ko) * 2004-01-28 2006-02-02 삼성전자주식회사 화상형성기기의 인쇄방법
CN102501608A (zh) * 2011-10-25 2012-06-20 富美科技有限公司 一种成像盒上的存储芯片

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1127227A (en) 1977-10-03 1982-07-06 Ichiro Endo Liquid jet recording process and apparatus therefor
JPS6223678A (ja) * 1985-07-24 1987-01-31 Seikosha Co Ltd ライン型記録装置の記録方法
JPH077999B2 (ja) * 1987-09-18 1995-01-30 三洋電機株式会社 フアクシミリ等の分割駆動方式
US5129048A (en) 1989-07-31 1992-07-07 Eastman Kodak Company Efficient data storage system for gray-scale printers
JPH05552A (ja) * 1991-06-24 1993-01-08 Brother Ind Ltd 印字装置
JP3101382B2 (ja) 1991-12-26 2000-10-23 キヤノン株式会社 記録装置、ホストシステム及び記録システム
JPH08118063A (ja) 1994-10-25 1996-05-14 Fanuc Ltd レーザ加工装置
JP3417695B2 (ja) * 1994-12-14 2003-06-16 東北リコー株式会社 印刷装置
US5937152A (en) 1996-04-16 1999-08-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer with buffer memory
JP3911726B2 (ja) * 1996-07-23 2007-05-09 カシオ計算機株式会社 テープ印刷装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002209075A (ja) * 2001-01-09 2002-07-26 Funai Electric Co Ltd ファックス装置および画像形成装置
US8274668B2 (en) 2007-02-07 2012-09-25 Seiko Epson Corporation Image processing apparatus, copier, and image processing method and program
JP2009132155A (ja) * 2009-01-23 2009-06-18 Seiko Epson Corp 画像処理装置、複写装置、画像処理方法及びそのプログラム
CN101848301A (zh) * 2009-03-23 2010-09-29 精工爱普生株式会社 串行打印机
CN102006387A (zh) * 2009-09-02 2011-04-06 精工爱普生株式会社 图像处理装置、图像处理方法以及程序
CN102006383A (zh) * 2009-09-02 2011-04-06 精工爱普生株式会社 图像处理装置、图像处理方法以及程序
JP2012240337A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Seiko Epson Corp 画像記録装置、及び、画像記録方法
US9016814B2 (en) 2011-05-20 2015-04-28 Seiko Epson Corporation Image recording apparatus and image recording method
JP2015051540A (ja) * 2013-09-05 2015-03-19 株式会社ミマキエンジニアリング 印刷制御装置、印刷装置、プログラム及び記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
EP0950945A3 (en) 2000-09-27
DE69929569T2 (de) 2006-07-27
DE69929569D1 (de) 2006-04-13
JP3825937B2 (ja) 2006-09-27
EP0950945A2 (en) 1999-10-20
EP0950945B1 (en) 2006-01-25
US6318915B1 (en) 2001-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3825937B2 (ja) 情報処理装置及び方法及び記憶媒体、並びに画像形成システム
JP2008276531A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
US20020140753A1 (en) Printing apparatus and printhead temperature management method
US7080892B2 (en) Printing apparatus, information processing apparatus, control method for them, and program
US6908175B2 (en) Printing apparatus and print control method
US8248657B2 (en) Printing apparatus
US6957879B2 (en) Printing apparatus, information processing apparatus, control method for them, and program
JP3320233B2 (ja) 記録装置
US7359077B2 (en) Printing apparatus, control method therefor, and program
JP2004338215A (ja) プリンタ
JP3861940B2 (ja) シリアルプリンタ、及び印字制御方法
JP2984156B2 (ja) 記録方法およびその装置
JP2001225460A (ja) 印刷時の条件に応じて使用ノズル数を変更する印刷
JP2003072151A (ja) 記録装置及び記録装置の駆動制御方法
JP2002254612A (ja) 画像記録装置および画像記録方法
JPH11261808A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPH06320796A (ja) 画像処理装置及びその方法
JP2003305901A (ja) 記録装置及び記録制御方法並びに記録システム
JP2005053191A (ja) 記録システム及び記録装置の走査開始タイミング制御方法
JP2004322419A (ja) 記録装置
JPH10151814A (ja) テキストデータ印刷装置及びテキストデータ印刷方法
JP2003341040A (ja) 印刷装置及びその方法
JP2000309131A (ja) 記録装置
JPH11149360A (ja) プリンタシステム及び記録制御方法
JP2002132471A (ja) 記録装置及び記録制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040806

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050711

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060619

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130707

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees