JPH11149360A - プリンタシステム及び記録制御方法 - Google Patents

プリンタシステム及び記録制御方法

Info

Publication number
JPH11149360A
JPH11149360A JP9314095A JP31409597A JPH11149360A JP H11149360 A JPH11149360 A JP H11149360A JP 9314095 A JP9314095 A JP 9314095A JP 31409597 A JP31409597 A JP 31409597A JP H11149360 A JPH11149360 A JP H11149360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
image data
printer
mode
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9314095A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yamamoto
剛 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9314095A priority Critical patent/JPH11149360A/ja
Publication of JPH11149360A publication Critical patent/JPH11149360A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color, Gradation (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1頁の記録媒体にカラー記録部分とモノクロ
記録部分とが混在しても効率良く記録することが可能な
プリンタシステム及び記録制御方法を提供する。 【解決手段】 ラスタ単位の生成画像データのプリンタ
への転送に際し、その生成画像データがカラー画像デー
タであるか或はモノクロ画像データであるかをラスタ単
位に識別し、例えば、モノクロ画像データが所定ラスタ
数以上連続するなら、記録媒体1頁への記録中でも、高
速にモノクロ画像記録を行なうモードで記録を行なうよ
うプリンタに指示し、その転送されたラスタ単位の画像
データを用い、その指示されたモードに従って記録を行
なうようプリンタの記録を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタシステム及
び記録制御方法に関し、特に、複数の記録モードを持つ
プリンタシステム及び記録制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータなどの情報処理機器では、
文書作成プログラムや図形描画プログラムなど様々なア
プリケーションプログラム(以下、アプリケーションと
いう)が実行されている。さて、このようなプログラム
において実行された処理結果をプリンタに出力したい場
合には、以下のような処理が実行される。
【0003】まず、コンピュータにインストールされた
プリンタドライバが、アプリケーションが生成した描画
情報を受取って解析する。次に、記録用紙1頁に相当す
る画像データを幾つかの領域に分割し(その分割された
領域各々をバンドという)、そのバンド毎に画像データ
をビットマップ展開する。最後に、その生成されたビッ
トマップデータをプリンタに送信する。一方、例えば、
インクジェット方式に従う記録ヘッドを用いたインクジ
ェットプリンタはコンピュータにから送信されたビット
マップデータをインタフェースを介して受信し、これを
一時的に受信バッファに蓄える。次に、受信バッファに
蓄えられたビットマップデータを解析し、その解析デー
タに従って、プリンタの設定の変更などを行ない、最終
的に記録ヘッドを制御して記録処理を実行する。
【0004】インクジェットプリンタ(以下、プリンタ
という)には通常、記録色や記録画像の品位や記録速度
が異なる複数の記録モードが備えられている。例えば、
カラープリンタでは、カラーデータを印刷するカラー記
録モードと、モノクロデータを印刷するモノクロ記録モ
ードを持っている。また、カラープリンタのみならずモ
ノクロプリンタでも、記録速度が速く記録品位の低い高
速記録モードと、記録速度は遅いが記録品位の高い高品
位記録モードが備えられている。
【0005】カラー記録モードはシアン、マゼンタ、イ
エロの3色、またはこれに黒を加えた4色のインクを使
い、フルカラー記録を行なうモードである。モノクロ記
録モードは黒のインクのみで白黒の階調記録を行なうモ
ードである。カラー記録モードは黒のインクのみでグレ
イスケール印刷を行なうモードである。カラー記録モー
ドとモノクロ記録モードはホストコンピュータ(以下、
ホストという)からの記録モード切替コマンド(モード
コマンドと略すこともある)によって選択される。モー
ドコマンドにはカラー記録コマンドとモノクロ記録コマ
ンドがある。プリンタはホストからカラー記録コマンド
を受信した場合は、それ以降カラー記録モードで、モノ
クロ印刷コマンドを受信した場合は、それ以降モノクロ
記録モードで記録動作を実行する。
【0006】インクジェット方式に従ってカラー記録と
モノクロ記録の両方が可能な記録ヘッドでは、カラー記
録よりモノクロ記録が通常は頻繁に実行されること、モ
ノクロ記録に伴う画像データの処理が簡単であること、
記録ヘッドの製造上の難しさや生産コストなど理由によ
り、インク吐出ノズル(以下、単にノズルという)の数
が、黒インクを吐出するノズル(黒ノズル)の数がカラ
ーインクを吐出するノズル(カラーノズル)の数よりも
多い。
【0007】そのため、カラー記録モードの実行よりも
モノクロ記録モードの実行の方が記録速度が速い。ま
た、モノクロ記録は黒インク1色で印刷するのに対し
て、カラー記録は3色または4色のインクを用いて印刷
するので、インクごとの色ずれ等が発生し易い。このよ
うな色づれを防止して高品位で記録を行なうためには、
マルチパス記録を行なう必要がある。このような記録を
行なうと、さらに、カラー記録の速度がモノクロ記録に
比較して遅くなってしまう。
【0008】また、高速記録モードでは、1回の記録動
作で記録する幅をを広くしたり、画像データを間引いた
り、記録解像度を低くしたり、記録ヘッドの移動速度を
速くしたり、記録ヘッドの往復移動の両方向で記録を行
なうようにすることなどによって、記録画像の品位を犠
牲にして記録時間の高速化を図っている。一方、高品位
記録モードでは、マルチパス記録を行なったり、記録解
像度を高くしたり、記録ヘッドの移動速度を遅くした
り、記録ヘッドの往復移動のいづれか1方向のみで記録
を行なうようにするなどによって、記録速度を犠牲にし
て記録画像の品位の向上を図っている。
【0009】これらの記録モードは、ユーザがホストに
備えられたディスプレイの画面に表示されたメニューか
らを選択指示することで、記録の目的に応じて使い分け
られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、以下のような問題点がある。
【0011】まず、設定される記録モードが記録用紙の
頁全体にわたって同じであるため、例えば、あるページ
の一部にはカラーデータがある場合には必ず、記録速度
の遅いカラー記録モードで印刷する必要があるので、そ
のページの残りの部分のモノクロの部分の印刷も記録速
度の遅いモードで記録しなければならず、結果として印
刷時間が長くなってしまう。
【0012】また、上述のように、インクジェット方式
に従ってカラー記録とモノクロ記録の両方が可能な記録
ヘッドでは黒インクを吐出するノズル(黒ノズル)の数
がカラーインクを吐出するノズル(カラーノズル)の数
よりも多い構成となっているので、カラー記録モードの
実行はモノクロ記録モードの実行よりもはるかに記録速
度が低下してしまう。
【0013】さらに、カラー記録モードでは色づれを防
止するためにマルチパス記録を用いるので、モノクロ記
録モードよりもはるかに記録速度が低下してしまう。
【0014】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、1頁の記録媒体にカラー記録部分とモノクロ記録部
分とが混在しても効率良く記録することが可能なプリン
タシステム及び記録制御方法を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の記録装置は、以下のような構成からなる。
【0016】即ち、画像データを生成するホストと、前
記ホストから転送される画像データに基づいて記録媒体
に記録を行なうプリンタとで構成されるプリンタシステ
ムであって、画像データを生成する生成手段と、前記生
成手段によって生成された画像データがカラー画像デー
タであるか或はモノクロ画像データであるかを画像デー
タの所定量単位に識別する識別手段と、前記識別手段に
よる識別結果に基づいて、前記記録媒体1頁への記録中
に、高品位なカラー画像記録を行なう第1のモード、或
は、高速にモノクロ画像記録を行なう第2のモードで記
録を行なうよう、前記プリンタに指示する指示手段と、
前記生成された画像データをラスタ単位に前記プリンタ
に転送する転送手段と、前記転送されたラスタ単位の画
像データを用い、前記指示手段によって指示されたモー
ドに従って記録を行なうよう前記プリンタの記録を制御
する記録制御手段とを有することを特徴とするプリンタ
システムを備える。
【0017】ここで、前記画像データの所定量単位とは
ラスタでも良い。この場合、上記指示手段は、識別手段
が所定ラスタ数以上モノクロ画像データが連続すること
を識別したときに、第2のモードで記録を行なうよう指
示するとよい。さらに、所定ラスタ数のモノクロ画像デ
ータを一時的に格納する記憶手段を備えていても良い。
【0018】また、上記プリンタは記録ヘッドを走査し
て記録媒体に記録を行なう構成でも良い。その場合、前
記画像データの所定量単位とは、記録ヘッドの1走査に
よって記録される領域に相当する画像データ量であると
良い。そして、上記指示手段は、識別手段が記録ヘッド
の1走査によって記録される領域に相当する画像データ
がモノクロ画像データあることを識別したときに、第2
のモードで記録を行なうよう指示すると良い。
【0019】なお、その記録ヘッドは、インクを吐出し
て記録を行うインクジェット記録ヘッドであっても良
く、この場合に、その記録ヘッドは、熱エネルギーを利
用してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに
与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換
体を備えていることが好ましい。
【0020】また他の発明によれば、画像データを生成
するホストと、前記ホストから転送される画像データに
基づいて記録媒体に記録を行なうプリンタとが連携した
記録制御方法であって、画像データを生成する生成工程
と、前記生成された画像データをラスタ単位に前記プリ
ンタに転送する転送工程と、前記生成工程において生成
された画像データがカラー画像データであるか或はモノ
クロ画像データであるかを画像データの所定量単位に識
別する識別工程と、前記識別工程における識別結果に基
づいて、前記記録媒体1頁への記録中に、高品位なカラ
ー画像記録を行なう第1のモード、或は、高速にモノク
ロ画像記録を行なう第2のモードで記録を行なうよう、
前記プリンタに指示する指示工程と、前記転送されたラ
スタ単位の画像データを用い、前記指示工程において指
示されたモードに従って記録を行なうよう前記プリンタ
の記録を制御する記録制御工程とを有することを特徴と
する記録制御方法を備える。
【0021】さらに他の発明によれば、ホストによって
生成された画像データに基づいてプリンタにおいて記録
媒体に記録を行なうための記録制御処理を実行するプロ
グラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリであ
って、前記生成された画像データをラスタ単位に前記プ
リンタに転送する転送処理を実行するコードと、前記生
成された画像データがカラー画像データであるか或はモ
ノクロ画像データであるかを画像データの所定量単位に
識別する識別処理を実行するコードと、前記識別処理の
実行による識別結果に基づいて、前記記録媒体1頁への
記録中に、高品位なカラー画像記録を行なう第1のモー
ド、或は、高速にモノクロ画像記録を行なう第2のモー
ドで記録を行なうよう、前記プリンタに指示する指示処
理を実行するコードと、前記転送されたラスタ単位の画
像データを用い、前記指示処理によって指示されたモー
ドに従って記録を行なうよう前記プリンタの記録を制御
する記録制御処理を実行するコードとを有することを特
徴とするコンピュータ可読メモリを備える。
【0022】以上の構成により本発明は、画像データを
生成するホストと、そのホストから転送される画像デー
タに基づいて記録媒体に記録を行なうプリンタとが連携
して記録を行う際に、生成画像データをラスタ単位にプ
リンタに転送し、その生成画像データがカラー画像デー
タであるか或はモノクロ画像データであるかを画像デー
タの所定量単位に識別し、その識別結果に基づいて、記
録媒体1頁への記録中に、高品位なカラー画像記録を行
なう第1のモード、或は、高速にモノクロ画像記録を行
なう第2のモードで記録を行なうようプリンタに指示
し、その転送されたラスタ単位の画像データを用い、指
示されたモードに従って記録を行なうようプリンタの記
録を制御する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
好適な実施形態について詳細に説明する。
【0024】<装置本体の概略説明>図1は、本発明の
代表的な実施の形態であるインクジェットプリンタ(以
下、プリンタという)IJRAの構成の概要を示す外観
斜視図である。図1において、駆動モータ5013の正
逆回転に連動して駆動力伝達ギア5009〜5011を
介して回転するリードスクリュー5005の螺旋溝50
04に対して係合するキャリッジHCはピン(不図示)
を有し、ガイドレール5003に支持されて矢印a,b
方向を往復移動する。キャリッジHCには、記録ヘッド
IJHとインクタンクITとを内蔵した一体型インクジ
ェットカートリッジIJCが搭載されている。5002
は紙押え板であり、キャリッジHCの移動方向に亙って
記録用紙Pをプラテン5000に対して押圧する。50
07,5008はフォトカプラで、キャリッジのレバー
5006のこの域での存在を確認して、モータ5013
の回転方向切り換え等を行うためのホームポジション検
知器である。5016は記録ヘッドIJHの前面をキャ
ップするキャップ部材5022を支持する部材で、50
15はこのキャップ内を吸引する吸引器で、キャップ内
開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。5
017はクリーニングブレードで、5019はこのブレ
ードを前後方向に移動可能にする部材であり、本体支持
板5018にこれらが支持されている。ブレードは、こ
の形態でなく周知のクリーニングブレードが本例に適用
できることは言うまでもない。又、5021は、吸引回
復の吸引を開始するためのレバーで、キャリッジと係合
するカム5020の移動に伴って移動し、駆動モータか
らの駆動力がクラッチ切り換え等の公知の伝達機構で移
動制御される。
【0025】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の動作を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0026】なお、記録ヘッドIJHは黒インクを吐出
して記録を行なうモノクロ記録専用の記録ヘッドでも良
いし、黒インク、イエロインク、マゼンタインク、シア
ンインクを吐出して記録を行なうカラー記録が可能な記
録ヘッドでも良い。
【0027】<制御構成の説明>次に、上述した装置の
記録制御を実行するための制御構成について説明する。
【0028】図2はプリンタIJRAの制御回路の構成
を示すブロック図である。制御回路を示す同図におい
て、1700は記録信号を入力するインタフェース、1
701はMPU、1702はMPU1701が実行する
制御プログラムを格納するROM、1703は各種デー
タ(上記記録信号や記録ヘッドIJHに供給される記録
データ等)を保存しておくDRAMである。1704は
記録ヘッドIJHに対する記録データの供給制御を行う
ゲートアレイ(G.A.)であり、インタフェース17
00、MPU1701、RAM1703間のデータ転送
制御も行う。1710は記録ヘッドIJHを搬送するた
めのキャリアモータ、1709は記録紙搬送のための搬
送モータである。1705は記録ヘッドIJHを駆動す
るヘッドドライバ、1706,1707はそれぞれ搬送
モータ1709、キャリアモータ1710を駆動するた
めのモータドライバである。
【0029】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
フェース1700に記録信号が入るとゲートアレイ17
04とMPU1701との間で記録信号がプリント用の
記録データに変換される。そして、モータドライバ17
06、1707が駆動されると共に、ヘッドドライバ1
705に送られた記録データに従って記録ヘッドIJH
が駆動され、記録が行われる。
【0030】なお、この制御回路は、インタフェース1
700を介してホストコンピュータから受信する記録モ
ードを指示するモードコマンドに従って、記録動作を制
御する。例えば、カラー記録を指示するカラーコマンド
を受信したときには、記録モードがカラーモードとなり
記録速度を落として高品位な画像を記録するようにマル
チパス記録を行なってカラー記録を行なうように制御す
るし、モノクロ記録を指示するモノクロコマンドを受信
したときには、記録モードがモノクロモードとなり記録
画像の品位が低下しない程度に、例えば、キャリッジの
移動速度を速くするなどして記録速度を速め、モノクロ
記録を行なうように制御する。
【0031】このような記録モードの切替えは、この実
施形態では、ホストコンピュータからのモードコマンド
の受信を契機として行なうようになっている。
【0032】図3はプリンタIJRAに記録データを供
給するホストコンピュータ10(以下、ホストという)
の論理構成を示すブロック図である。
【0033】ホスト10の半導体メモリ(不図示)或は
磁気ハードディスク(不図示)などの補助記憶装置には
アプリケーションソフトウェア(以下、アプリケーショ
ンという)11とプリンタドライバソフトウェア(以
下、プリンタドライバ)12がインストールされ、ユー
ザからの指示によって実行可能となっている。また、図
3に示すように、ホスト10のインタフェース13とプ
リンタIJRAのインタフェース1700とはバイセン
トロインタフェースなどによって双方向パラレル通信が
可能なように接続されている。
【0034】さて、プリンタドライバ12は図3に示す
ように種々の実行モジュールから構成されており、互い
のモジュールは情報を交換して、夫々の機能を実行する
ことができる。
【0035】図3において、21はアプリケーション1
1から出力される印刷メッセージを解析するメッセージ
解析部、22はメッセージ解析部21で解析した結果を
多値の画像データとしてバンドメモリ26に展開する画
像展開部、23はインタフェース13を介してプリンタ
IJRAに画像データをラスタコマンドとして転送する
画像転送部、24はパターンディザや誤差拡散法などを
用いて多値画像データを2値化する2値化部、25はメ
ッセージ解析部21の解析から得られた画像情報に色補
正と色変換を行なう色処理部、26は画像データを記録
ヘッドIJHの1走査によって記録される領域(これを
バンドという)単位に展開するためのバンドメモリ、2
7は画像データのカラー/モノクロの別を判断するカラ
ーモノクロ判断部、28は2値化部24から出力される
2値化された画像データに基づいてプリンタIJRAへ
のラスタコマンドを生成するコマンド作成部、29はプ
リンタIJRAの記録モードを切替えるコマンドを保存
するモードコマンド保存部、30はコマンド作成部28
で生成されたラスタコマンドを保存するラスタコマンド
保存部、31は各種状態を記憶しておく状態保存部であ
る。
【0036】なお、以上のモジュールの内、バンドメモ
リ26、モードコマンド保存部29、ラスタコマンド保
存部30、及び、各種状態を記憶しておく状態保存部3
1はホスト10のRAM(不図示)にプリンタドライバ
12が展開されて実行されるときに、RAMの一部に設
けられる記憶領域である。
【0037】また、状態保存部31は、現在処理してい
るラスタ画像データのY座標値、ドライバの出力モード
を保存している。この実施形態では、出力モードはカラ
ー画像を記録するためのカラー出力モード、モノクロ画
像を記録するためのモノクロ出力モード、生成された画
像データをDRAM1703に定義されたスプールに一
時的に出力する出力スプールモードの状態を取りうる。
ここで、ラスタ画像データのY座標値とは、画像データ
によって形成される画像の各画素がXY直交座標系によ
って表現されるとしたときのY座標値である。通常、そ
の座標系で、X軸は記録ヘッドIJHの移動方向に、Y
軸は記録用紙の搬送方向にとられる。
【0038】次に、以上の構成のホスト10とプリンタ
IJRAとが連携して実行される1頁の記録媒体への画
像記録処理について、図4〜図6に示すフローチャート
を参照して説明する。なお、ここでは、ホスト10が実
行するアプリケーションによって、プリンタIJRAか
ら画像を出力するために必要な印刷メッセージが生成さ
れていることを前提とする。
【0039】まず、ステップS101では、初期化処理
を行なう。これは具体的には出力モードをカラー出力モ
ードに設定するとともに、プリンタIJRAに対する記
録モード切替コマンドによって指示される記録画像の品
位の高い記録を行なうカラーコマンドと記録速度の速い
記録を行なうモノクロコマンドとをモードコマンド保存
部29に保存するなどの処理である。この実施形態で
は、初期化によって出力モードはカラー出力モードに設
定されることとしている。従って、このプリンタドライ
バ12によって駆動されるプリンタIJRAはその初期
化の時点でカラーモードで記録動作を実行すると認識し
ている。
【0040】次に、ステップS102では、画像データ
のラスタライズを実行する。そのラスタライズの詳細に
ついては、図5を参照して説明する。
【0041】まず、ステップS201ではバンドメモリ
26の初期化を行なう。次に、ステップS202ではア
プリケーション11からの画像情報(印刷メッセージ)
を取得し、さらに、ステップS203ではそのメッセー
ジをメッセージ解析部21で解析する。その後、ステッ
プS204では、その解析の結果得られた画像情報に色
処理部25が必要なら色補正を施し、さらに、ステップ
S205では、画像展開部22が色補正が施された多値
の画像データを生成し、これをバンドメモリ26に格納
する。
【0042】ステップS206では、1バンド内の全て
のデータについての解析、色補正、画像データ生成の一
連の処理が終了したかどうかを調べる。ここで、これら
の処理が未終了であれば、処理はステップS202に戻
り、終了したと判断したならラスタライズ処理を終了す
る。
【0043】この処理によって、1バンド分の多値の画
像データがバンドメモリ26に展開されたことになる。
【0044】次に、処理はステップS103において、
バンドメモリ26に展開された多値の画像データをプリ
ンタIJRAに転送する。その転送出力処理の詳細につ
いては、図6を参照して説明する。
【0045】まず、ステップS301では、バンドメモ
リ26にラスタライズ処理の施された多値の画像データ
を2値化部24で2値化する。
【0046】次に、ステップS302では、現在の出力
モードを調べる。ここで、その出力モードがカラー出力
モードであれば処理はステップS303に、モノクロ出
力モードであれば処理はステップS308に、出力スプ
ールモードであれば処理はステップS313に進む。
【0047】まず、カラー出力モードの場合の処理を説
明する。
【0048】処理はステップS303において、カラー
モノクロ判断部27が生成された画像データがカラーデ
ータかどうかを調べ、モノクロデータであると判断され
れば処理はステップS304に進む。ステップS304
では、出力モードを出力スプールモードに変更し、次に
ステップS305では現在処理中のラスタライズされた
画像データのY座標値を状態保存部31に保存し、さら
にステップS306では2値化された画像データに基づ
いて、コマンド作成部28がコマンドを生成し、それを
ラスタコマンド保存部30にスプールする。その後、処
理はステップS321に進む。
【0049】これに対して、生成された画像データがカ
ラーデータであると判断されれば、処理はステップS3
07に進み、2値化された画像データに基づいて、コマ
ンド作成部28がラスタコマンドを生成し、それを画像
転送部23がインタフェース13を介してプリンタIJ
RAに転送する。その後、処理はステップS321に進
む。
【0050】次にモノクロ出力モードの場合の処理を説
明する。
【0051】処理はステップS308において、カラー
モノクロ判断部27が生成された画像データがカラーデ
ータかどうかを調べ、モノクロデータであると判断され
れば処理はステップS309に進む。ステップS309
では、2値化された画像データに基づいて、コマンド作
成部28がラスタコマンドを生成し、それを画像転送部
23がインタフェース13を介してプリンタIJRAに
転送する。その後、処理はステップS321に進む。
【0052】これに対して、生成された画像データがカ
ラーデータであると判断されれば、処理はステップS3
10に進む。ステップS310では、出力モードをカラ
ー出力モードに変更し、次にステップS311ではモー
ドコマンド保存部29に保存されているカラーコマンド
を取り出し、これを画像転送部23がインタフェース1
3を介してプリンタ40に転送する。従って、プリンタ
IJRAはこの時点で記録モードの切替を認識し、記録
媒体1頁への記録中であってもその記録モードがカラー
モードとなる。さらに、ステップS312では、2値化
された画像データに基づいて、コマンド作成部28がラ
スタコマンドを作成し、それを画像転送部23がインタ
フェース13を介してプリンタIJRAに転送する。そ
の後、処理はステップS321に進む。
【0053】最後に、出力スプールモードの場合の処理
を説明する。
【0054】処理はステップS313において、カラー
モノクロ判断部27が生成された画像データがカラーデ
ータかどうかを調べ、モノクロデータであると判断され
れば処理はステップS314に進む。ステップS314
では、現在処理しているラスタライズされた画像データ
のY座標値と、ステップS305において状態保存部3
1に保存されたY座標の値の差を計算して、その差を所
定の閾値と比較する。この比較によって、一定量のラス
タ数以上画像データが連続してはいないと判断されたな
ら、処理はステップS315に進み、2値化された画像
データに基づいて、コマンド作成部28がラスタコマン
ドを作成し、それをラスタコマンド保存部30にスプー
ルする。その後、処理はステップS321に進む。
【0055】これに対して、一定量のラスタ数以上画像
データが連続していると判断されれば、処理はステップ
S316に進み、出力モードをモノクロ出力モードに変
更する。続く、ステップS317では、モードコマンド
保存部29に保存されているモノクロコマンドを取り出
し、これを画像転送部23がインタフェース13を介し
てプリンタIJRAに転送する。従って、プリンタIJ
RAはこの時点で記録モードの切替を認識し、記録媒体
1頁への記録中であってもその記録モードがモノクロモ
ードとなる。さらに、ステップS318では、ラスタコ
マンド保存部30から取り出したラスタコマンドと、2
値化された画像データに基づいて、コマンド作成部28
が生成したラスタコマンドとを画像転送部23がインタ
フェース13を介してプリンタIJRAに転送する。そ
の後、処理はステップS321に進む。
【0056】またさらに、ステップS313において、
生成された画像データがカラーデータであると判断され
れば、処理はステップS319に進み、出力モードをカ
ラー出力モードに変更する。さらに、続くステップS3
20では、ラスタコマンド保存部30から取り出したラ
スタコマンドと、2値化された画像データに基づいて、
コマンド作成部28が生成したラスタコマンドとを画像
転送部23がインタフェース13を介してプリンタIJ
RAに転送する。その後、処理はステップS321に進
む。
【0057】ステップS321では、1つのバンド内の
ラスタライズされた画像データ全てについての出力転送
処理が終了したかどうかを調べる。ここで、処理未終了
であると判断されれば処理はステップS301に戻り、
処理終了と判断されれば処理を終了する。
【0058】1バンド分の転送出力処理が終了すると、
処理はステップS104に進み、記録用紙1頁の全バン
ドに対するラスタライズとプリンタIJRAへのデータ
転送処理が終了したかどうかを調べる。ここで、その処
理は未終了であると判断されたなら、処理はステップS
102に戻り、残りのバンドに対するラスタライズとプ
リンタIJRAへのデータ転送処理を続行するが、全バ
ンドに対する処理を終了したと判断されたなら、処理は
終了する。
【0059】なお、プリンタIJRA側では1バンド分
の画像データが転送されてくるたび毎に、その時点時点
でプリンタIJRAが認識している記録モードに従っ
て、記録ヘッドIJHを駆動して1走査分の記録を実行
する。
【0060】従って、以上説明した実施形態に従えば、
モノクロ画像データが所定のラスタ数以上が連続した場
合、記録媒体1頁への記録中であってもプリンタを充分
な記録画像の品位を持ちながら記録速度の速いモノクロ
モードに切替えて記録を行なうよう制御できるので、た
とえ、カラー画像とモノクロ画像とが1頁の記録媒体に
混在していても高速かつ高品位な画像記録が可能にな
る。
【0061】また、この実施形態によれば、モノクロ画
像が連続するラスタ数を適切に設定することによって、
記録モード切替えに要する時間を含めても総記録時間が
遅くならないように記録制御が行なえる。さらに、この
実施形態の制御は、ラスタ単位に行なうことができるの
で、プリンタの記録モードの切替えをより細かく行なう
ことができるという利点がある。
【0062】さらに、この実施形態によれば、プリンタ
に特別な構成要素を追加せずともその記録制御を実現で
きるので、製造原価や製造コストの上昇を抑えることが
できる。
【0063】
【他の実施形態】ここでは、前述の実施形態において、
図1〜図2に示した構成の記録装置を共通実施形態とし
て、その記録装置からカラー画像とモノクロ画像とが1
頁の記録媒体に混在した画像を出力例について説明す
る。
【0064】図7はこの実施形態に従うホスト10の論
理構成を示すブロック図である。なお、図7において、
前述した実施形態のホスト10に含まれるのと同一の構
成要素については同じ参照番号が付し、ここでの説明は
省略する。ただし、この実施形態における状態保存部3
1は、詳細については後述するが、描画フラグ、カラー
フラグ、ドライバの出力モードを保存するものとし、そ
の出力モードはカラー出力モード、モノクロ出力モード
の2つの状態を取りうるものとする。
【0065】次に、以上の構成のホスト10とプリンタ
IJRAとが連携して実行される画像記録処理について
説明する。なお、ここでは、ホスト10が実行するアプ
リケーションによって、プリンタIJRAから画像を出
力するために必要な印刷メッセージが生成されているこ
とを前提とする。また、その画像記録処理の概要は前述
の実施形態において参照した図4に示す処理と同様であ
るので、以下の説明ではそのラスタライズ処理とプリン
タIJRAへのデータ出力転送処理についてのみ説明す
る。
【0066】まず、この実施形態に従うラスタライズ処
理について図8に示すフローチャートを参照して説明す
る。なお、このフローチャートにおいて、既に前述の実
施形態で説明したのと同じ処理ステップについては、同
じステップ参照番号を付してその説明は省略する。
【0067】まず、ステップS401では、バンドメモ
リ26のクリアや、状態保存部31の描画フラグ、カラ
ーフラグのゼロリセットを行なうなどの初期化処理を行
なう。そして、ステップS202〜S203の処理の
後、ステップS404では、状態保存部31に設けられ
たメッセージ解析の結果として得られた画像情報が存在
し、プリント出力が可能である旨を示すフラグ(描画フ
ラグ)に“1(オン)”をセットする。
【0068】さらに、ステップS405では、カラーモ
ノクロ判断部27でその画像情報がカラーデータかであ
るかどうかを調べる。ここで、その情報がカラーデータ
であると判断されたならば、処理はステップS406に
進み、状態保存部31に設けられた画像情報がカラーデ
ータであることを示すフラグ(カラーフラグ)に“1
(オン)”をセットする。その後、処理はステップS2
04に進む。これに対して、その情報がモノクロデータ
であると判断されたならば、処理はそのままステップS
205に進む。
【0069】以下、前述の実施形態と同様にステップS
204〜S206を実行する。
【0070】このようにして、1バンド内の全てのデー
タについてのラスタライズ処理が実行される。
【0071】次に、プリンタIJRAへのデータ出力転
送処理について、図9に示すフローチャートを参照して
説明する。なお、このフローチャートにおいて、既に前
述の実施形態で説明したのと同じ処理ステップについて
は、同じステップ参照番号を付してその説明は省略す
る。
【0072】まず、ステップS501では、状態保存部
32の描画フラグがオンとなっているかどうかを調べ
る。ここで、そのフラグがリセット状態のままであれ
ば、以降の処理は行なわず、処理はそのまま終了する。
これに対して、そのフラグがオンとなっていれば、処理
はステップS301〜S302の処理を実行する。
【0073】そして、ステップS302において、現在
の出力モードがカラー出力モードであれば、処理はステ
ップS504に進み、そのモードがモノクロ出力モード
であれば、処理はステップS507に進む。以下、各出
力モードでの動作を説明する。
【0074】まず、カラー出力モードの場合には、処理
はステップS504において、状態保存部31のカラー
フラグがオンになっているかどうかを調べる。ここで、
そのフラグがリセット状態(オフ)のままであれば、処
理はステップS316〜S317の処理を実行し、その
後、処理はステップS510に進む。これに対して、そ
のフラグがオンであれば処理はそのままステップS51
0に進む。
【0075】次に、モノクロ出力モードの場合には、処
理はステップS507において、状態保存部31のカラ
ーフラグがオンになっているかどうかを調べる。ここ
で、そのフラグがオンであれば、処理はそのままステッ
プS510に進む。これに対して、そのフラグがリセッ
ト状態(オフ)のままであれば、処理はステップS31
0〜S311の処理を実行し、その後、処理はステップ
S510に進む。
【0076】そして、ステップS510では、2値化さ
れた画像データに基づいて、コマンド作成部28がラス
タコマンドを生成し、これを画像転送部23がインタフ
ェース13を介してプリンタIJRAに転送する。その
後、処理はステップS321を実行する。
【0077】以上のような処理によって、1バンドすべ
ての画像データがモノクロデータであればカラーフラグ
はオフのままであり、そのバンドの1ラスタ分のデータ
がカラーデータであればそのフラグはオンとなる。
【0078】従って以上説明した実施形態によれば、1
つのバンド全体がモノクロ画像データである場合、記録
媒体1頁への記録中であってもプリンタを充分な記録画
像の品位を持ちながら記録速度の速いモノクロモードに
切替えて記録を行なうよう制御できるので、たとえ、カ
ラー画像とモノクロ画像とが1頁の記録媒体に混在して
いても高速かつ高品位な画像記録が可能になる。これに
よって、1つのバンド全体がモノクロ画像である場合に
は、記録モード切替えに要する時間を含めても総記録時
間が遅くならない場合には、モノクロモードに切替るよ
うにも記録制御ができる。また、画像データを一時的に
スプールに格納することなしに、即座にその画像データ
がホストに転送されるので、スプールをDRAMに確保
する必要がなくなり、ハードウェア資源の削減にも資す
る。
【0079】さらに、この実施形態の制御は、バンド単
位に行なうので、記録媒体に形成する描画オブジェクト
が少ない場合や、展開画像のラスタ数が多い場合にはモ
ノクロ記録モードへの切替えの判断にかかる時間が短く
なるという利点がある。
【0080】さらに、この実施形態によれば、プリンタ
に特別な構成要素を追加せずともその記録制御を実現で
きるので、製造原価や製造コストの上昇を抑えることが
できる。
【0081】なお、上述の実施形態において、カラーコ
マンドやモノクロコマンドとともに、またはこれらのコ
マンドの代わりに、記録画像の品位を指定するコマンド
をプリンタに転送することによって、同様の記録制御を
行なうことができる。更に、これらのコマンド以外の記
録画像の品位や記録速度を変更する、或は、結果として
記録画像の品位や記録速度に影響するコマンドを転送す
ることによって、同様の記録制御を行なうようにしても
良い。
【0082】以上の実施形態は、特にインクジェット記
録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用され
るエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例え
ば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギ
ーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いるこ
とにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
【0083】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0084】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0085】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0086】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0087】加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
【0088】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0089】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0090】以上説明した実施の形態においては、イン
クが液体であることを前提として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下
の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範
囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。
【0091】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0092】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0093】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0094】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0095】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0096】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0097】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0098】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録データを生成するホストと、そのホストから転送され
る記録データに基づいて記録媒体に記録を行なうプリン
タとが連携して記録を行う際に、生成画像データをラス
タ単位にプリンタに転送し、その生成画像データがカラ
ー画像データであるか或はモノクロ画像データであるか
を画像データの所定量単位に識別し、その識別結果に基
づいて、記録媒体1頁への記録中に、高品位なカラー画
像記録を行なう第1のモード、或は、高速にモノクロ画
像記録を行なう第2のモードで記録を行なうようプリン
タに指示し、その転送されたラスタ単位の画像データを
用い、指示されたモードに従って記録を行なうようプリ
ンタの記録を制御するので、例えば、記録媒体1頁中に
カラー画像とモノクロ画像とが混在していても、モノク
ロ画像データが集中している領域は高速に記録を行い、
一方、カラー画像が存在する領域は高品位な記録を行な
うことができるという効果がある。
【0100】これによって、カラーとモノクロ画像が1
頁中に混在する画像でもそれぞれの画像に合わせて、記
録速度や記録品位を調整して効率良く記録することが可
能になる。
【0101】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施の形態であるインクジェ
ットプリンタIJRAの構成の概要を示す外観斜視図で
ある。
【図2】プリンタIJRAの制御回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】プリンタIJRAに記録データを供給するホス
トコンピュータ10の論理構成を示すブロック図であ
る。
【図4】記録用紙1頁分の記録処理の概要を示すフロー
チャートである。
【図5】ラスタライズ処理の詳細を示すフローチャート
である。
【図6】プリンタIJRAへのデータ転送出力処理の詳
細を示すフローチャートである。
【図7】他の実施形態に従うホストコンピュータ10の
論理構成を示すブロック図である。
【図8】他の実施形態に従うラスタライズ処理の詳細を
示すフローチャートである。
【図9】他の実施形態に従うプリンタIJRAへのデー
タ転送出力処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ホスト 11 アプリケーションソフトウェア 12 プリンタドライバ 13 インタフェース 21 メッセージ解析部 22 画像展開部 23 画像転送部 24 2値化部 25 色補正部 26 バンドメモリ 27 カラーモノクロ判断部 28 コマンド作成部 29 モードコマンド保存部 30 ラスタコマンド保存部 31 座標保存部
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】図3において、21はアプリケーション1
1から出力される印刷メッセージを解析するメッセージ
解析部、22はメッセージ解析部21で解析した結果を
多値の画像データとしてバンドメモリ26に展開する画
像展開部、23はインタフェース13を介してプリンタ
IJRAに画像データをラスタコマンドとして転送する
画像転送部、24はパターンディザや誤差拡散法などを
用いて多値画像データを2値化する2値化部、25はメ
ッセージ解析部21の解析から得られた画像情報に色補
正と色変換を行なう色処理部、26は画像データを記録
ヘッドIJHの1走査によって記録される領域(これを
バンドという)単位に展開するためのバンドメモリ、2
7は画像データのカラー/モノクロの別を判断するカラ
ーモノクロ判断部、28は2値化部24から出力される
2値化された画像データに基づいてプリンタIJRAへ
のラスタコマンドを生成するコマンド作成部、29はプ
リンタIJRAの記録モードを切替えるコマンドを保存
するモードコマンド保存部、30はコマンド作成部28
で生成されたラスタコマンドを保存するラスタコマンド
保存部、31は各種状態を記憶しておく状態保存部であ
る。なお、バンドメモリとはプリンタドライバがメモリ
上に定義して画像データを展開するために用いるメモリ
の領域であり、記録ヘッドIJHの1走査によって記録
される領域という意味のバンドとは異なる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】処理はステップS303において、カラー
モノクロ判断部27が生成された画像データにおいて処
理するラスタがカラーデータかどうかを調べ、モノクロ
データであると判断されれば処理はステップS304に
進む。ステップS304では、出力モードを出力スプー
ルモードに変更し、次にステップS305では現在処理
中のラスタのY座標値を状態保存部31に保存し、さら
にステップS306では2値化された画像データに基づ
いて、コマンド作成部28がコマンドを生成し、それを
ラスタコマンド保存部30にスプールする。その後、処
理はステップS321に進む。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】処理はステップS308において、カラー
モノクロ判断部27が生成された画像データにおいて処
理するラスタがカラーデータかどうかを調べ、モノクロ
データであると判断されれば処理はステップS309に
進む。ステップS309では、2値化された画像データ
に基づいて、コマンド作成部28がラスタコマンドを生
成し、それを画像転送部23がインタフェース13を介
してプリンタIJRAに転送する。その後、処理はステ
ップS321に進む。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】これに対して、生成された画像データの処
理するラスタがカラーデータであると判断されれば、処
理はステップS310に進む。ステップS310では、
出力モードをカラー出力モードに変更し、次にステップ
S311ではモードコマンド保存部29に保存されてい
るカラーコマンドを取り出し、これを画像転送部23が
インタフェース13を介してプリンタ40に転送する。
従って、プリンタIJRAはこの時点で記録モードの切
替を認識し、記録媒体1頁への記録中であってもその記
録モードがカラーモードとなる。さらに、ステップS3
12では、2値化された画像データに基づいて、コマン
ド作成部28がラスタコマンドを作成し、それを画像転
送部23がインタフェース13を介してプリンタIJR
Aに転送する。その後、処理はステップS321に進
む。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】処理はステップS313において、カラー
モノクロ判断部27が生成された画像データにおいて処
理するラスタがカラーデータかどうかを調べ、モノクロ
データであると判断されれば処理はステップS314に
進む。ステップS314では、現在処理しているラスタ
ライズされた画像データのY座標値と、ステップS30
5において状態保存部31に保存されたY座標の値の差
を計算して、その差を所定の閾値と比較する。この比較
によって、一定量のラスタ数以上画像データが連続して
はいないと判断されたなら、処理はステップS315に
進み、2値化された画像データに基づいて、コマンド作
成部28がラスタコマンドを作成し、それをラスタコマ
ンド保存部30にスプールする。その後、処理はステッ
プS321に進む。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】ステップS321では、1つのバンド内の
ラスタライズされた画像データ全てのラスタについての
出力転送処理が終了したかどうかを調べる。ここで、処
理未終了であると判断されれば処理はステップS301
に戻り、処理終了と判断されれば処理を終了する。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを生成するホストと、前記ホ
    ストから転送される画像データに基づいて記録媒体に記
    録を行なうプリンタとで構成されるプリンタシステムで
    あって、 画像データを生成する生成手段と、 前記生成手段によって生成された画像データがカラー画
    像データであるか或はモノクロ画像データであるかを画
    像データの所定量単位に識別する識別手段と、 前記識別手段による識別結果に基づいて、前記記録媒体
    1頁への記録中に、高品位なカラー画像記録を行なう第
    1のモード、或は、高速にモノクロ画像記録を行なう第
    2のモードで記録を行なうよう、前記プリンタに指示す
    る指示手段と、 前記生成された画像データをラスタ単位に前記プリンタ
    に転送する転送手段と、 前記転送されたラスタ単位の画像データを用い、前記指
    示手段によって指示されたモードに従って記録を行なう
    よう前記プリンタの記録を制御する記録制御手段とを有
    することを特徴とするプリンタシステム。
  2. 【請求項2】 前記画像データの所定量単位とはラスタ
    であることを特徴とする請求項1に記載のプリンタシス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記指示手段は、前記識別手段が所定ラ
    スタ数以上モノクロ画像データが連続することを識別し
    たときに、前記第2のモードで記録を行なうよう指示す
    ることを特徴とする請求項2に記載のプリンタシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記所定ラスタ数のモノクロ画像データ
    を一時的に格納する記憶手段をさらに有することを特徴
    とする請求項2に記載のプリンタシステム。
  5. 【請求項5】 前記プリンタは記録ヘッドを走査して前
    記記録媒体に記録を行なうことを特徴とする請求項1に
    記載のプリンタシステム。
  6. 【請求項6】 前記画像データの所定量単位とは、前記
    記録ヘッドの1走査によって記録される領域に相当する
    画像データ量であることを特徴とする請求項5に記載の
    プリンタシステム。
  7. 【請求項7】 前記指示手段は、前記識別手段が前記記
    録ヘッドの1走査によって記録される領域に相当する画
    像データがモノクロ画像データあることを識別したとき
    に、前記第2のモードで記録を行なうよう指示すること
    を特徴とする請求項6に記載のプリンタシステム。
  8. 【請求項8】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
    する請求項5に記載のプリンタシステム。
  9. 【請求項9】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
    してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
    える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
    を備えていることを特徴とする請求項8に記載のプリン
    タシステム。
  10. 【請求項10】 画像データを生成するホストと、前記
    ホストから転送される画像データに基づいて記録媒体に
    記録を行なうプリンタとが連携した記録制御方法であっ
    て、 画像データを生成する生成工程と、 前記生成された画像データをラスタ単位に前記プリンタ
    に転送する転送工程と、 前記生成工程において生成された画像データがカラー画
    像データであるか或はモノクロ画像データであるかを画
    像データの所定量単位に識別する識別工程と、前記識別
    工程における識別結果に基づいて、前記記録媒体1頁へ
    の記録中に、高品位なカラー画像記録を行なう第1のモ
    ード、或は、高速にモノクロ画像記録を行なう第2のモ
    ードで記録を行なうよう、前記プリンタに指示する指示
    工程と、 前記転送されたラスタ単位の画像データを用い、前記指
    示工程において指示されたモードに従って記録を行なう
    よう前記プリンタの記録を制御する記録制御工程とを有
    することを特徴とする記録制御方法。
  11. 【請求項11】 ホストによって生成された画像データ
    に基づいてプリンタにおいて記録媒体に記録を行なうた
    めの記録制御処理を実行するプログラムコードが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 前記生成された画像データをラスタ単位に前記プリンタ
    に転送する転送処理を実行するコードと、 前記生成された画像データがカラー画像データであるか
    或はモノクロ画像データであるかを画像データの所定量
    単位に識別する識別処理を実行するコードと、 前記識別処理の実行による識別結果に基づいて、前記記
    録媒体1頁への記録中に、高品位なカラー画像記録を行
    なう第1のモード、或は、高速にモノクロ画像記録を行
    なう第2のモードで記録を行なうよう、前記プリンタに
    指示する指示処理を実行するコードと、 前記転送されたラスタ単位の画像データを用い、前記指
    示処理によって指示されたモードに従って記録を行なう
    よう前記プリンタの記録を制御する記録制御処理を実行
    するコードとを有することを特徴とするコンピュータ可
    読メモリ。
  12. 【請求項12】 前記プログラムコードは前記ホストに
    よって実行されることを特徴とする請求項11に記載の
    コンピュータ可読メモリ。
JP9314095A 1997-11-14 1997-11-14 プリンタシステム及び記録制御方法 Withdrawn JPH11149360A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9314095A JPH11149360A (ja) 1997-11-14 1997-11-14 プリンタシステム及び記録制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9314095A JPH11149360A (ja) 1997-11-14 1997-11-14 プリンタシステム及び記録制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11149360A true JPH11149360A (ja) 1999-06-02

Family

ID=18049190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9314095A Withdrawn JPH11149360A (ja) 1997-11-14 1997-11-14 プリンタシステム及び記録制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11149360A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8422040B2 (en) 2008-01-30 2013-04-16 Ricoh Company, Ltd. Image forming system and method, management apparatus, and recording medium

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8422040B2 (en) 2008-01-30 2013-04-16 Ricoh Company, Ltd. Image forming system and method, management apparatus, and recording medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3576694B2 (ja) インクジェット記録方法、その装置、画像処理方法及び画像処理方法を実行するプリント方法
US20090079777A1 (en) Ink jet printing apparatus and ink jet printing method
US7342674B2 (en) Information processing apparatus, data processing method, print driver program forming method, information processing system, and memory medium
EP0713191B1 (en) Offset data transfer to colour printer
US8004705B2 (en) Printing system and printing method using transfer of compressed image data and compression pattern from host to printing apparatus
JPH11240208A (ja) 記録装置及び記録方法
JP2008142901A (ja) 画像形成コントローラ及び画像形成コントローラの制御方法
JPH0640124A (ja) 印刷方法及び装置
US8035835B2 (en) Print control apparatus and print controlling method
JPH11149360A (ja) プリンタシステム及び記録制御方法
EP1116587B1 (en) Printing apparatus and printing method
JP3135463B2 (ja) 記録データ転送方法、記録装置及び記録システム
JP2006168052A (ja) 印刷装置及びその制御方法
JP3135465B2 (ja) 記録データ転送方法、記録装置及び記録システム
JP2004094586A (ja) プリンタドライバ、情報処理装置および印刷システム
JP3150261B2 (ja) 記録データ転送方法、記録装置及び記録システム
JP3009549B2 (ja) 画像形成方法及びその装置
EP1219450A2 (en) Printing apparatus, printing method, and computer-readable memory
JP2001171187A (ja) 記録装置、記録システムおよび記録方法
JPH07170398A (ja) 印刷装置
JP2000108385A (ja) プリント装置及びその制御方法
JP3862363B2 (ja) 情報出力システム及び情報出力方法
JP2000158757A (ja) 画像形成装置及びその制御方法、及び画像形成システム
JPH09187924A (ja) 記録方法及び記録装置並びに記録システム
JP2003136694A (ja) 記録システム、記録方法、及び記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201