JPH07170398A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH07170398A
JPH07170398A JP5313899A JP31389993A JPH07170398A JP H07170398 A JPH07170398 A JP H07170398A JP 5313899 A JP5313899 A JP 5313899A JP 31389993 A JP31389993 A JP 31389993A JP H07170398 A JPH07170398 A JP H07170398A
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JP
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binarizing
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function
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JP5313899A
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Takeshi Onodera
健 小野寺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷処理速度に見合う高品位の2値化処理を
施して最良の印刷結果を得ることができる。 【構成】 CPU203が平均濃度保存法関数207,
誤差拡散法関数206,ディザ法関数205を参照して
算出された2値化処理許容時間とCPU203が各推測
関数209,210,211を参照して推測された2値
化処理時間との比較結果に基づいて最適な2値化手段の
候補を優先順位データ212により決定された優先順位
の高い2値化関数から順次選択する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力される多値データ
を2値化する2値化手段を複数備えた印刷装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印刷装置では、2値化手
段として特定の2値化手段のみを有するのか、複数の2
値化手段を有する場合は、ホストコンピュータからのコ
マンドやパネル等のユーザインタフェースによって複数
の2値化手段のうち1つを選択して印刷処理を行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
うち複数の2値化手段を有する印刷装置において、2値
化処理を印刷処理と並行に行って、少ない画像メモリで
印刷処理を行う、いわゆるバンド描画(あるいはパーシ
ャルペイント)処理で行う場合、2値化処理として、例
えば誤差拡散法のような時間がかかる2値化処理が選択
されていると、場合によっては画像展開が印刷処理に間
に合わなくなり、いわゆるオーバーランエラーが発生し
て、印刷処理が行えなくなるという問題点があった。
【0004】これに対して、常に2値化処理として、例
えばディザ法のような時間のかからない2値化処理を選
択しておくと、画像展開が印刷処理に間に合う場合で
も、高品位な2値化処理が利用できなくなる等の問題点
があった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、算出される2値化処理許容時間と推測
される2値化処理時間との比較結果に基づいて最適な2
値化手段の候補を優先順位の高い2値化手段から順次選
択することにより、印刷処理速度に見合う高品位の2値
化処理を施して最良の印刷結果を得ることができる印刷
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る印刷装置
は、出力データを記憶するメモリと、多値データを2値
化するための少なくとも2つ以上の2値化手段と、これ
らの2値化手段の優先順位を決定する優先順位決定手段
と、所定量の前記多値データを各2値化手段が2値化し
て前記メモリに描画終了までに要する2値化処理時間を
各2値化手段毎に推測する推測手段と、前記メモりに対
して所定量の出力データを描画ために許容される2値化
処理許容時間を算出する算出手段と、この算出手段で算
出された2値化処理許容時間と前記推測手段で推測され
た2値化処理時間との比較結果に基づいて最適な2値化
手段の候補を前記優先順位決定手段により決定された優
先順位の高い2値化手段から順次選択する選択手段とを
有するものである。
【0007】また、優先順位決定手段は、2値化手段の
優先順位を平均濃度保存法,誤差拡散法,ディザ法の順
に決定するように構成したものである。
【0008】
【作用】本発明においては、算出手段で算出された2値
化処理許容時間と前記推測手段で推測された2値化処理
時間との比較結果に基づいて選択手段が最適な2値化手
段の候補を前記優先順位決定手段により決定された優先
順位の高い2値化手段から順次選択するので、印刷処理
速度に応じた高品位の2値化処理手段を自動選択するこ
とが可能となる。
【0009】また、優先順位決定手段は、2値化手段の
優先順位を平均濃度保存法,誤差拡散法,ディザ法の順
に決定するので、印刷処理時間の長短に従う2値化処理
手段を選択候補とすることが可能となる。
【0010】
【実施例】本実施例の構成を説明する前に、本実施例を
適用するレーザビームプリンタの構成を図1を参照しな
がら説明する。
【0011】図1は本発明を適用可能な印刷装置の構成
を説明する断面図であり、例えばレーザビームプリンタ
の場合に対応する。
【0012】図において、100はLBP本体(本体)
であり、外部に接続されている後述する図2に示すホス
トコンピュータ201から供給される文字情報(文字コ
ード)やフォーム情報あるいはマクロ命令等を入力して
記憶するとともに、それらの情報に従って対応する文字
パターンやフォームパターン等を作成し、記録媒体であ
る記録用紙上に像を形成する。112は操作のためのス
イッチおよびLED表示器等が配されている操作パネ
ル、101は前記本体100全体の制御およびホストコ
ンピュータ201から供給される文字情報等を解析する
プリンタ制御ユニット(制御ユニット)である。このプ
リンタ制御ユニット101は、主に文字情報を対応する
文字パターンのビデオ信号に変換しレーザドライバ10
2に出力する。
【0013】レーザドライバ102は、半導体レーザ1
03を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信
号に応じて半導体レーザ103から発射されるレーザ光
104をオン・オフ切り換えする。レーザ光104は、
回転多面鏡105で左右方向に振られて静電ドラム10
6上を走査する。これにより、静電ドラム106上に
は、文字パターンの静電潜像が形成される。この潜像は
静電ドラム106周囲の現像ユニット107により現像
された後、記録紙に転写される。この記録紙には、カッ
トシートを用い、カットシート記録紙は、本体100に
装着した用紙カセット108に収納され、給紙ローラ1
09および搬送ローラ110,111により装置内に取
り込まれて、静電ドラム106に供給される。
【0014】図2は本発明の一実施例を示す印刷装置の
制御構成を説明するブロック図であり、図1と同一のも
のには同一の符号を付してある。
【0015】なお、ホストコンピュータ201と制御ユ
ニット101とは、図示しないインタフェースコネクタ
を介して接続されており、制御ユニット101では、ホ
ストコンピュータ201からコマンドおよびデータ等を
受け取って印刷出力されるように構成されている。
【0016】図において、203はCPUであり、本体
100の全制御を行うための演算・制御を行う。202
は受信バッファで、ホストコンピュータ201よりのコ
マンドおよびデータ等の受信データを一時的に蓄える。
204はプログラムROMであり、後述する図3に示す
フローチャートによる一連の制御を実現するためのプロ
グラム等が格納されている。215はフォントROMで
あり、文字フォントが格納されている。208はRAM
であり、CPU203が各プログラムを実行する際にワ
ークエリアとして機能する。214は画像出力部であ
り、プリンタエンジン部に対して画像データを出力す
る。さらに、プリンタ制御ユニット101には、図示し
ない電源装置が接続されている。
【0017】また、プログラムROM204には、ディ
ザ法用の2値化処理手段関数(ディザ法関数)205,
誤差拡散法用の2値化処理手段関数(誤差拡散法関数)
206,平均濃度保存法用の2値化処理手段関数(平均
濃度保存法関数)207の3種類の2値化処理手段の関
数および2値化処理時間野推測関数のためのディザ法処
理時間推測関数209,誤差拡散法処理時間推測関数2
10,平均濃度保存法処理時間推測関数211およびそ
れぞれの2値化処理手段の優先順位データ212とが格
納されている。
【0018】さらに、RAM208には、選択された2
値化処理手段の関数アドレスおよびその処理所要時間の
推測関数のアドレスを格納する領域213が格納されて
いる。
【0019】この様に構成された印刷装置において、C
PU203が平均濃度保存法関数207,誤差拡散法関
数206,ディザ法関数205を参照して算出された2
値化処理許容時間とCPU203が各推測関数209,
210,211を参照して推測された2値化処理時間と
の比較結果に基づいて最適な2値化手段の候補を優先順
位データ212により決定された優先順位の高い2値化
関数から順次選択するので、印刷処理速度に応じた高品
位の2値化処理手段を自動選択することが可能となる。
【0020】また、決定手段は、2値化手段の優先順位
を平均濃度保存法,誤差拡散法,ディザ法の順に決定す
るので、印刷処理時間の長短に従う2値化処理手段を選
択候補とすることが可能となる。
【0021】図3は、図2に示した優先順位データ21
2の一例を示す図である。
【0022】図において、L1〜L3は優先順位を示
し、本実施例では最も高位の優先順位L1には平均濃度
保存法関数207の関数アドレスおよびその処理所要時
間推測関数211および関数アドレスが格納され、次の
優先順位L2には、誤差拡散法関数206の関数アドレ
スおよびその処理所要時間推測関数210および関数ア
ドレスが格納され、最も低位の優先順位L1には、ディ
ザ法関数205の関数アドレスおよびその処理所要時間
推測関数209および関数アドレスが格納されている。
【0023】従って、平均濃度保存法関数207が最優
先2値化処理手段として選択され、その関数アドレスお
よびその処理所要時間推測関数の関数アドレスが2値化
処理手段関数アドレス格納領域213に格納される。
【0024】図4は、図2に示したRAM208上に作
成されるディスプレイリストの構成を説明する模式図で
ある。
【0025】図において、501はディスプレイリスト
で、描画オブジェクト503を描画位置に応じてバンド
単位にバンドテーブル502にリンクした構成となって
いる。なお、描画オブジェクト503は、描画属性部5
04と描画データ部505からなり、描画属性部504
には、「文字」,「イメージ」,「線」,「矩形」等の
属性情報が格納される。
【0026】以下、図5に示すフローチャートを参照し
ながら本発明に係る2値化処理手段選択処理動作につい
て説明する。
【0027】図5は本発明に係る2値化処理手段選択処
理手順の一例を示すフローチャートである。なお、
(1)〜(10)は各ステップを示す。
【0028】先ず、本体100に電源が供給されると、
ステップ(1)で図3に示した2値化処理手段優先順位
データ212を検索して、最優先2値化処理手段(本実
施例では最優先レベルに対応する平均濃度保存法関数2
07)を検索して対応する関数アドレスおよびその処理
所要時間推測関数の関数アドレスをRAM208の格納
領域213に初期値として格納する。
【0029】次に、ステップ(2)でホストコンピュー
タ201よりデータを受信して、受信したデータを受信
バッファ202に格納し、該格納した受信バッファ20
2から1単位コード分のデータを読み取る。
【0030】そして、ステップ(3)でこの受信データ
をコマンドとして解釈し、該コマンドが描画命令か、そ
れとも排紙命令かを判断し、描画命令と判断された場
合、ステップ(4)に進み、描画命令に従い、図4に示
すような描画オブジェクト503を描画位置に応じてバ
ンド単位にバンドテーブル502にリンクしたディスプ
レイリスト501を作成し、ステップ(2)に戻る。
【0031】一方、ステップ(3)の判定で、排紙命令
と判断された場合、ステップ(5)でディスプレイリス
ト501を各バンド毎にサーチし、描画属性が「イメー
ジ」であるオブジェクトを全て検索し、ステップ(6)
でそれらのイメージデータを引数として、格納領域21
3に格納されている2値化処理時間推測関数をコールし
て、各バンド毎にそのバンド内の全イメージデータの2
値化処理の推測時間の合計を算出し、各バンド毎の全オ
ブジェクトの描画処理に必要な処理時間を算出する
(6)。
【0032】次に、ステップ(7)でステップ(6)で
求めた各バンド毎の描画処理時間と、あらかじめ印刷装
置の印刷速度から算出されるバンド当たりの印刷字間と
を比較する。
【0033】ステップ(7)で、バンドの描画処理時間
うち、1つのバンドでも印刷時間を越えていたら、ステ
ップ(8)で、優先順位データ212を参照して、2値
化処理手段の関数アドレスおよびその処理所要時間の推
測関数のアドレスが格納された格納領域213の内容を
次の優先順位のものに入れ換え、ステップ(5)に戻
る。
【0034】一方、ステップ(7)で、全バンドの描画
処理時間が印刷時間内で収まると判断された場合、ステ
ップ(9)で各バンド毎に格納領域213に格納されて
いる2値化処理手段の関数を利用してラスタライズ処理
を行い、ラスタデータを順次画像出力部214に転送
し、ステップ(2)に戻る。
【0035】なお、ステップ(7)で、バンドの描画処
理時間うち、1つのバンドでも印刷時間を越えていると
判断され、かつ最下位順位の2値化処理が選択されてい
て、次の優先順位の2値化処理が存在しない場合は、ス
テップ(10)で、バンドの解像度を落とすことでフル
ペイント処理に切り換え、全データを低解像度でラスタ
ライズしてから印刷装置に転送する際に、解像度変換を
行って印刷し、ステップ(2)に戻る。
【0036】なお、上記実施例では、画像出力部214
としてレーザビームプリンタを例にして説明したが、以
下で説明するインクジェットプリンタ等にも適応可能で
ある。
【0037】図6は本発明を適用可能な他の印刷装置の
例を示す断面図であり、例えばインクジェットプリンタ
(IJRA)の場合に対応する。
【0038】以下、構成および動作について説明する。
【0039】図において、5013は駆動モータで、正
逆回転に連動して駆動力伝達ギア5011,5009を
介して回転するリードスクリュー5005の螺旋溝50
04に対して係合するキャリッジHCはピン(図示しな
い)を有し、矢印a,b方向に往復移動される。このキ
ャリッジHCには、インクジェットカートリッジIJC
が搭載されている。
【0040】5002は紙押え板で、キャリッジHCの
移動方向にそって用紙をプラテン5000に対して押圧
する。5007,5008はフォトカプラで、キャリッ
ジレバー5006の存在を該配置域で確認して、モータ
5013の回転方向切り替え等を行う為のホームポジシ
ョン検知手段として機能する。5016は記録ヘッドの
前面をキャップするキャップ部材5022を支持する部
材である。5015は前記キャップ部材5016内を吸
引する吸引手段で、キャップ内開口5023を介して記
録ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニングブ
レードである。5019は前記クリーニングブレード5
017を前後方向に移動可能にする部材であり、本体支
持板5018にこれらが支持されている。なお、500
3はガイドレールである。
【0041】クリーニングブレードは、この形態でなく
周知のクリーニングブレードが本例に適用できることは
いうまでもない。また、5012は吸引回復の吸引を開
始するためのレバーで、キャリッジと係合するカム50
20の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力が
クラッチ切り替え等の公知の伝達手段で移動制御され
る。
【0042】これらのキャッピング,クリーニング,吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時に、リードスクリュー5005の作用によってそれ
らの対応位置で所望の処理が行えるよう構成されてい
る。
【0043】以下、図7を参照しながら、図6に示した
印刷装置の制御構成について説明する。
【0044】図7は、図6に示した印刷装置の制御構成
を説明するブロック図である。図において、1700は
記録信号を入力するインタフェース、1701はMP
U、1702は前記MPU1701が実行する制御プロ
グラムを格納するプログラムROM、1703は各種デ
ータ(印刷データやヘッドに供給される記録データ等)
を保存しておくダイナミック型のRAM(DRAM)で
ある。1704は記録ヘッド1708に対する記録デー
タの供給制御を行うゲートアレイであり、インタフェー
ス1700,MPU1701,DRAM1703間のデ
ータ転送制御も行う。1710は記録ヘッド1708を
搬送するためのキャリアモータ、1709は記録紙搬送
のための搬送モータである。1705はヘッドを駆動す
るヘッドドライバ、1706,1707はそれぞれ搬送
モータ1709,キャリアモータ1710を駆動するた
めのモータドライバである。
【0045】この様に構成された印刷制御装置におい
て、インタフェース1700に記録信号が入ると、ゲー
トアレイ1704はMPU1701との間で記録信号が
プリント用の記録データに変換される。そして、モータ
ドライバ1706,1707が駆動されるとともに、ヘ
ッドドライバ1705に送られた記録データに従って記
録ヘッドが駆動され、印字が行われる。
【0046】以上のようなインクジェットプリンタの制
御構成に、本発明の構成要素を組み込むことが可能であ
り、本発明はレーザビームプリンタに限らず、上記イン
クジェットプリンタ等にも適用できることはいうまでも
ない。
【0047】さらに、本実施例の画像出力部として、ド
ットマトリクスプリンタ,熱転写プリンタ(昇華型を含
む),LEDプリンタ,液晶シャッタプリンタ等にも適
用できる。
【0048】また、上記実施例では、2値化処理として
誤差拡散法,ディザ法,平均濃度保存法の3種類を用い
る場合について説明したが、他に濃度パターン法,サブ
マトリクスディザ法等さまざまな2値化法のいずれにも
適用可能であり、また、種類数は2つ以上であればいく
つであっても構わない。
【0049】さらに、これらの2値化処理を本実施例で
は、イメージオブジェクトのみに適用したが、他の多値
描画オブジェクトに対して適用しても構わない。
【0050】また、上記実施例では2値化の優先順位は
あらかじめ固定されている場合について説明したが、ユ
ーザがパネル等で設定できるように構成してもよい。た
だし、どんなイメージデータであっても常に優先順位の
高い2値化処理方法より優先順位の低い2値化処理方法
の方が処理速度が遅いような組合せ設定は実質的効果が
得られなくなるので、エラーとして処理することも可能
である。
【0051】さらに、上記実施例では、2値化処理の決
定を全オブジェクトを作成してから行ったが、各オブジ
ェクトの作成時に行っても構わないし、オブジェクト単
位に2値化処理が変えられるように構成してもよい。
【0052】また、本実施例ではモノクロ2値プリンタ
に対して適用したがカラー2値プリンタに対しても適用
しても構わない。
【0053】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成させる場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
算出手段で算出された2値化処理許容時間と前記推測手
段で推測された2値化処理時間との比較結果に基づいて
選択手段が最適な2値化手段の候補を前記優先順位決定
手段により決定された優先順位の高い2値化手段から順
次選択するので、印刷処理速度に応じた高品位の2値化
処理手段を自動選択することができる。
【0055】また、優先順位決定手段は、2値化手段の
優先順位を平均濃度保存法,誤差拡散法,ディザ法の順
に決定するので、印刷処理時間の長短に従う2値化処理
手段を選択候補とすることができる。
【0056】従って、印刷処理速度に見合う高品位の2
値化処理を施して最良の印刷結果を得ることができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な印刷装置の構成を説明する
断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す印刷装置の制御構成を
説明するブロック図である。
【図3】図2に示した優先順位データの一例を示す図で
ある。
【図4】図2に示したRAM上に作成されるディスプレ
イリストの構成を説明する模式図である。
【図5】本発明に係る2値化処理手段選択処理手順の一
例を示すフローチャートである。
【図6】本発明を適用可能な他の印刷装置の例を示す断
面図である。
【図7】図6に示した印刷装置の制御構成を説明するブ
ロック図である。
【符号の説明】
201 ホストコンピュータ 202 受信バッファ 203 CPU 204 プログラムROM 205 ディザ法関数 206 誤差拡散法関数 207 平均濃度保存法関数 208 RAM 209 ディザ法処理時間推測関数 210 誤差拡散法処理時間推測関数 211 平均濃度保存法処理時間推測関数 212 2値化処理優先順位データ 213 格納領域 215 フォントROM 214 画像出力部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力データを記憶するメモリと、多値デ
    ータを2値化するための少なくとも2つ以上の2値化手
    段と、これらの2値化手段の優先順位を決定する優先順
    位決定手段と、所定量の前記多値データを各2値化手段
    が2値化して前記メモリに描画終了までに要する2値化
    処理時間を各2値化手段毎に推測する推測手段と、前記
    メモりに対して所定量の出力データを描画ために許容さ
    れる2値化処理許容時間を算出する算出手段と、この算
    出手段で算出された2値化処理許容時間と前記推測手段
    で推測された2値化処理時間との比較結果に基づいて最
    適な2値化手段の候補を前記優先順位決定手段により決
    定された優先順位の高い2値化手段から順次選択する選
    択手段とを有することを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 優先順位決定手段は、2値化手段の優先
    順位を平均濃度保存法,誤差拡散法,ディザ法の順に決
    定することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
JP5313899A 1993-12-15 1993-12-15 印刷装置 Pending JPH07170398A (ja)

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JP5313899A JPH07170398A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 印刷装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6621588B1 (en) 1996-03-19 2003-09-16 Canon Kabushiki Kaisha Output control method and apparatus, and output system
JPWO2002049341A1 (ja) * 2000-12-11 2004-04-15 富士通株式会社 画像処理方法及び画像処理装置並びに記録媒体
JP2013193400A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Seiko Epson Corp 画像処理装置

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