JPWO2002049341A1 - 画像処理方法及び画像処理装置並びに記録媒体 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は画像処理方法及び画像処理装置並びに記録媒体に係り、特に、中間階調画像を面積階調画像に変換する画像処理方法及び画像処理装置並びに記録媒体に関する。
ディスプレイやプリンタなどのデバイスでは、階調再現数に限度があるため、図1に示すように中間調画像101を面積階調画像(ハーフトーン画像)102、すなわち、ドットパターンに変換して表示を行なっていた。この変換処理方法としては、誤差拡散法やブルーノイズマスク法などの種々の方法が存在する。このうち誤差拡散法は、高画質化が可能である。また、ブルーノイズマスク法は、処理を高速に行なえるなどの利点がある。
背景技術
まず、誤差拡散法について説明する。
図2に誤差拡散法を実現するための機能ブロック図を示す。
入力画像データは、1画素づつ順番に加算部111に供給される。加算部111には、ラインバッファ112から既に行なわれた演算結果からその座標の画素に拡散された誤差が供給されている。加算部111は、入力画像データにラインバッファ112からの誤差を加算して補正データを出力する。補正データは、比較部113及び誤差データ生成部114に供給される。比較部113は、補正データと所定の閾値とを比較し、補正データが閾値より大きいときにはドットを黒、小さいときにはドットを白とする。
比較部113の出力値は、誤差データ生成部114に供給される。誤差データ生成部114は、出力値及び補正データから誤差データを生成する。
誤差データは、〔補正データ〕−(〔出力値〕×255)で求められる。求められた誤差データは、エラーフィルタ処理部115に供給される。
エラーフィルタ処理部115は、誤差データを隣接する画素毎に予め設定されたエラーフィルタの値にかけて隣接する画素への誤差を算出する。エラーフィルタ処理部115で算出された誤差は、ラインバッファ112の対応する画素の誤差として既に格納された誤差に加算される。
このように、誤差拡散法は、高画質の画像が可能であるが、補正データの足し算、誤差データ算出のための引き算、誤差分配の掛け算、誤差の足し算など演算処理が多いため、処理に時間がかかる。
次に、ブルーノイズマスク法について説明する。
図3にブルーノイズマスク法を実現するための機能ブロック図を示す。
入力画像は、1画素づつ比較部121に供給される。比較部121では、入力画素値をブルーノイズ手法により予め作成された閾値マトリックスと比較する。比較部121の出力は、入力画素値が閾値より大きければ「1」、小さければ「0」を出力する。「1」は黒ドットに対応し、「0」は白ドットに対応する。
図4に他のブルーノイズマスク法を実現するための機能ブロック図を示す。
入力画像は、1画素づつテーブル参照部131に供給される。テーブル参照部131は、入力画素値に応じて入力値に応じて予め作成されたパターンが記憶されたパターンテーブル132を参照して、パターンテーブル132から「1」又は「0」のパターンを出力する。
ブルーノイズマスク法では、図3に示すように入力値を閾値と比較したり、あるは、図4に示すように入力値に応じて予め作成されたテーブルを参照するだけであるので、処理を高速に行なえる。
しかしながら、誤差拡散法は高画質が得られるものの、処理に時間がかかり、ブルーノイズマスク法は繰り返しのパターンが発生するため画質が悪いなどの問題点があった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたもので、高速化できる画像処理方法及び画像処理装置並びに記録媒体を提供することを目的とする。
発明の開示
本発明は、階調処理方法として例えば、誤差拡散法及びブルーノイズマスク法を選択可能とし、複数のプレーンのうち、人間に対して感度の良好な色成分の画像データに対しては前記誤差拡散法で階調処理を行ない、人間に対して感度が悪い色成分の画像データに対してはブルーノイズマスク法で階調処理を行うようにする。
本発明によれば、誤差拡散法により高画質が実現でき、ブルーノイズマスク法により処理の高速化を図ることができる。
例えば、複数のプレーンがイエロー、シアン、マゼンタの色成分のプレーンから構成される場合には、シアン及びマゼンタの色成分のプレーンに対して誤差拡散法で階調処理を行ない、イエローの色成分のプレーンに対してブルーノイズマスク法で階調処理を行なう。
また、複数のプレーンがレッド、グリーン、ブルーの色成分のプレーンを含む場合には、レッド及びグリーンの色成分のプレーンに対しては誤差拡散法で階調処理を行ない、ブルーの色成分のプレーンに対してはブルーノイズマスク法で階調処理を行なう。
さらに、本発明は、複数のプレーンへの階調処理方法を切換可能とする。
本発明によれば、画質を重視するかあるいは処理速度を重視するかにより階調処理方法を選択できる。
発明を実施するための最良の形態
図6に本発明の第1実施例のブロック構成図を示す。
本実施例では、プリンタに用いられる画像を処理するための画像処理方法について説明する。本実施例の画像処理方法を実現するためのシステム1は、ホストコンピュータ2及びプリンタ3から構成される。
ホストコンピュータ2には、ホストコンピュータ2とプリンタ3との通信を行なうためのプリンタドライバ11が設けられている。プリンタドライバ11は、ソフトウェアであり、ホストコンピュータ2内のハードディスクドライブなどの記録媒体にインストールされている。プリンタドライバ11には、アプリケーション12から例えば、フルカラーRGB中間調画像データが供給され、フルカラーRGB中間調画像データをフルカラーCMY中間調画像データに色変換処理し、さらに、コマンドを付与してプリンタ2に送出する。
プリンタ2は、コントローラ21及びプリンタエンジン22を含む構成とされている。
コントローラ21には、ホストコンピュータ2のプリンタドライバ11からのフルカラーCMY中間調画像データ及びコマンドが供給される。コントローラ21は、プリンタドライバ11からのフルカラーCMY中間調画像データ、コマンドを受信し、フルカラーCMY中間調画像データに対して面積階調処理を実行してCMY印刷パターンに変換し、プリンタエンジン22に供給する。
また、コントローラ21は、プリンタエンジン22を監視しており、その状態に応じたステータスを作成して、ホストコンピュータ2のプリンタドライバ11に供給する。プリンタドライバ11は、コントローラ21から受けたステータに基づいて印刷の状態を通知する。
プリンタエンジン22は、コントローラ21からのCMYの各印刷パターンを受けて、印刷パターンを印刷する。
次にコントローラ21について詳細に説明する。
図6に本発明の第1実施例のコントローラのブロック構成図を示す。
コントローラ21は、インタフェース部31、入力バッファ32、画像処理部33、操作部34、フレームバッファ35、ビデオ出力部36を含む構成とされている。
インタフェース部31には、プリンタドライバ11からフルカラーCMY中間調画像データが供給される。プリンタドライバ11からインタフェース部31に供給されたフルカラーCMY中間調画像データは、入力バッファ32に記憶される。
画像処理部33は、プリンタ21に内蔵されたメモリに予めインストールされたプログラムであり、入力バッファ32に記憶されたフルカラーCMY中間調画像データを読み出して、操作部34で指定された処理速度に応じた手法を用いて面積階調処理を行ない、CMYハーフトーン画像パターンを得るなどの処理を実行する。画像処理部33で得られたCMYハーフトーン画像パターンは、フレームバッファ35に記憶される。フレームバッファ35に記憶されたCMYハーフトーン画像パターンは、ビデオ出力部36に供給される。ビデオ出力部36は、フレームバッファ35に記憶されたCMYハーフトーン画像パターンをプリンタエンジン22に供給する。
次に、画像処理部33について詳細に説明する。
図7に本発明の第1実施例の画像処理部の機能ブロック図を示す。
画像処理部33は、入力切換スイッチ41、誤差拡散処理部42、ブルーノイズマスク処理部43、出力切換スイッチ44、切換制御部45を含む構成とされている。
入力切換スイッチ41には、入力バッファ32からCMY中間調画像データが供給される。入力切換スイッチ41は、切換制御部45からの切換制御信号に基づいて入力バッファ32からのCMY中間調画像データをCMYの各プレーン毎に誤差拡散処理部42又はブルーノイズマスク処理部43のいずれかに供給する。
誤差拡散処理部42は、誤差拡散法により面積階調処理を行なう。ブルーノイズマスク処理部43は、ブルーノイズマスク法により面積階調処理を行なう。誤差拡散処理部42の処理結果及びブルーノイズマスク処理部43の処理結果は、出力切換スイッチ44に供給される。
出力切換スイッチ44は、切換制御部45からの切換制御信号に基づいてCMYの各プレーン毎に誤差拡散処理部42の出力又はブルーノイズマスク処理部43の出力を選択的に出力する。出力切換スイッチ44の出力は、フレームバッファ35に記憶される。
切換制御部45は、操作部34からの指示又はプリンタドライバ11からのコマンドにより入力切換スイッチ41及び出力切換スイッチ44の切り換えを行なう。操作部34では、使用者により例えば、第1〜第4の面積階調処理のいずれか一つの面積階調処理を選択可能とされている。
第1の面積階調処理は、高画質を実現するための処理であり、C、M、Yの全てのプレーンを誤差拡散処理によりハーフトーン画像データに変換する処理である。第2の面積階調処理は、高画質を維持しつつも高速化を実現するための処理であり、C、M、YプレーンのうちC及びMプレーンを誤差拡散処理によりハーフトーン画像データに変換し、Yプレーンをブルーノイズマスク処理によりハーフトーン画像データに変換する処理である。
第3の面積階調処理は、高速化しつつも高画質を実現するための処理であり、C、M、YプレーンのうちCプレーンを誤差拡散処理によりハーフトーン画像データに変換し、M、Yプレーンをブルーノイズマスク処理によりハーフトーン画像データに変換する処理である。第4の面積階調処理は、高速化を実現するための処理であり、C、M、Yプレーンの全てのプレーンをブルーノイズマスク処理によりハーフトーン画像に変換する処理である。
切換制御部45は、操作部34又はプリンタドライバ11からのコマンドにより第1の面積階調処理が選択された場合には、C、M、Yプレーンの全てのプレーンで入力切換スイッチ41及び出力切換スイッチ44を図7に実線で示すように切り換え、C、M、Yプレーンをすべて誤差拡散処理によりハーフトーン画像に変換する。また、操作部34又はプリンタドライバ11からのコマンドにより第2の面積階調処理が選択された場合には、入力切換スイッチ41及び出力切換スイッチ44を、C、Mプレーンの中間調画像データが供給されているときには、図7に実線で示すように切り換え、誤差拡散処理によりハーフトーン画像に変換し、Yプレーンの中間調画像データが供給されているときには図7に破線で示すように切り換え、ブルーノイズマスク処理によりハーフトーン画像に変換する。
また、操作部34又はプリンタドライバ11からのコマンドにより第3の面積階調処理が選択された場合には、入力切換スイッチ41及び出力切換スイッチ44を、Cプレーンの中間調画像データが供給されているときには図7に実線で示すように切り換え、誤差拡散処理によりハーフトーン画像に変換し、M、Yプレーンの中間調画像データが供給されているときには図7に破線で示すように切り換え、ブルーノイズマスク処理によりハーフトーン画像に変換する。また、操作部34又はプリンタドライバ11からのコマンドにより第1の面積階調処理が選択された場合には、C、M、Yプレーンの全てのプレーンで入力切換スイッチ41及び出力切換スイッチ44を図7に破線で示すように切り換え、C、M、Yプレーンをすべてブルーノイズマスク処理によりハーフトーン画像に変換する。
図8に本発明の第1実施例の処理時間を説明するための図を示す。図8で、aは第1の面積階調処理、bは第2の面積階調処理、cは第3の面積階調処理、dは第4の面積階調処理の処理時間を示す。
本実施例によれば、第2の面積階調処理のようにC、Mプレーンを誤差拡散法によりハーフトーン画像に変換し、Yプレーンをブルーノイズマスク法によリハーフトーン画像に変換することにより、図8にaで示すC、M、Yプレーンの全てのプレーンを誤差拡散法によりハーフトーン画像に変換する場合に比べて図8にbに示すように高速にハーフトーン画像を得ることができる。このとき、Yプレーンは、Cプレーン及びMプレーンに比べて目立ち難いので、Yプレーンをブルーノイズマスク法によりハーフトーン画像に変換しても、全体としてはほとんど画質の劣化を感じることはない。なお、第2の面積階調処理は、第1の面積階調処理の処理時間を「1」とすると、その「0.68」の処理時間で実行することができ、処理時間を大幅に短縮できる。
また、第3の面積階調処理のように、Cプレーンを誤差拡散法によりハーフトーン画像に変換し、M、Yプレーンをブルーノイズマスク法によりハーフトーン画像に変換することにより、図8にbで示す第2の面積階調処理に比べて図8にcで示すように高速で処理が可能となり、また、C、M、Yプレーンの全てのプレーンをブルーノイズマスク法によりハーフトーン画像に変換する場合に比べて高画質なハーフトーン画像を得ることができる。
なお、本実施例では、操作部34の操作により第1〜第4の面積階調処理を選択したが、C、M、Yプレーンの各プレーンの濃度レベルを検出して、濃度レベルに応じて自動的に処理を決定するようにしてもよい。
また、上記第1実施例では、C、M、Yプレーンをシリアルに処理したが、各プレーンを並列に処理するようにしてもよい。
図9に本発明の第2実施例の画像処理部の機能ブロック図を示す。
本実施例は画像処理部51の構成が図7に示す画像処理部33とは相違する。
本実施例の画像処理部51は、Cプレーン処理部52、Mプレーン処理部53、Yプレーン処理部54を含む構成とされている。
Cプレーン処理部52は、誤差拡散処理部61を含む。誤差拡散処理部61は、Cプレーンの中間調画像データを誤差拡散法によりハーフトーン画像に変換する。
Mプレーン処理部53は、誤差拡散処理部62を含む。誤差拡散処理部61は、Mプレーンの中間調画像データを誤差拡散法によりハーフトーン画像に変換する。
Yプレーン処理部54は、ブルーノイズマスク処理部63及び再配置処理部64を含む。ブルーノイズマスク処理部63は、Yプレーンの中間調画像データをブルーノイズマスク法によりハーフトーン画像に変換する。ブルーノイズマスク処理部63で変換されたハーフトーン画像は、再配置処理部64に供給される。
再配置処理部64は、ブルーノイズマスク処理部63からのハーフトーン画像を構成する各ドットを他のプレーンのハーフトーン画像の対応するドットを参照しながら再配置する処理を行なう。
図10に本発明の第2実施例の再配置処理の動作説明図を示す。図10に示すPAは再配置前のMプレーンとYプレーンのドット配置、図10に示すPBは再配置後のMプレーン及びYプレーンのドット配置を示す。
図10にPAで示すようにMプレーンの描画画素とYプレーンの描画画素とが画素dで重なった場合に図10のPBに斜線で示すようにYプレーンの描画画素を1画素分ずらして再配置する。
再配置処理部64による再配置処理によりCMYの各色調の重なりを排除でき、2次色を減少させることができるので、全体画像の色調をあざやかにできる。
図11に本発明の第2実施例の処理時間を説明するための図を示す。図11CはCプレーンの処理時間、図11MはMプレーンの処理時間、図11YはYプレーンの処理時間を示す。
図11に示すようにブルーノイズマスク処理部63でのブルーノイズマスク処理は、誤差拡散処理部61、62での誤差拡散処理に比べて十分に短い処理時間で実行できる。このため、Yプレーンに対してブルーノイズマスク処理により他のプレーンより早く展開して、展開された画像に対してC、Mプレーンを参照して、再配置処理を行なうことができる。このため、処理時間がC、Mプレーンの処理より長くなることはない。
なお、例えば、誤差拡散処理部61、62での誤差拡散処理の処理時間を「1」とすると、ブルーノイズマスク処理部63でのブルーノイズマスク処理の処理時間は「0.01」程度であり、残り「0.99」を再配置処理に割り当てることができる。
なお、本実施例では、Mプレーンを参照して再配置を行なったが、Cプレーンを行なうようにしてもよい。また、C、M両方のプレーンを参照して再配置を行なうようにしてもよい。
また、上記第1、第2実施例では、C、M、Yにより処理を行なうようにしたが、R、G、Bで処理を行なってもよい。このとき、第1、第2実施例においてRをCに、MをGに、YをBに対応させることで、C、M、Yと同様な作用、効果を奏する。
なお、表現色はCMY、RGBに限定されるものではなく、他の色を組み合わせて表現するようにしてもよい。
この場合、図12に示すように赤−緑系の色に比べて黄−青系の色の方が相対感度が鈍いので、黄−青系の色に対してブルーノイズマスク処理を行なう方が望ましい。なお、図12は「テレビジョン学会誌,Vol.31,No.1,29頁〜35頁,1977年,坂田晴天、磯野春雄:視覚における色度の空間周波数特性(色差弁別域)による。
さらに、上記第1、第2実施例では各色プレーン毎に独立して順次に処理を行なう面順次処理によって処理を行なう場合について説明したが、各画素のC、M、Y(R、G、B)値毎に順次処理を行なう点順次処理を行う場合でも同様な作用、効果を奏する。
また、本実施例では、誤差拡散処理とブルーノイズマスク処理とを組み合わせているが、網点スクリーンなどの他の処理方法を組み合わせるようにしてもよい。
スクリーニング手法としては、AM変調方式とFM変調方式とに大別できる。AM変調方式は、図13にDAで示すようにドットの大きさを変えて画像の階調表現を行なう方式である。FM変調方式は、図13にDBで示すようにドットの密度によって画像の階調を表現する方式である。
処理方式を組み合わせる場合には、AM変調方式同士又はFM変調方式同士を組み合わせることにより、ドットの大きさを同程度にできるので、良好な階調表現が実現できる。
また、上記第1及び第2実施例では、面積階調処理をプリンタ2にインストールされた画像処理部33で実行したが、ホストコンピュータ2にインストールされたプリンタドライバ11で実行し、展開したデータをプリンタ2に供給するようにしてもよい。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、請求の範囲の記載に基づいて種々の変形例が考えられる。
【図面の簡単な説明】
図1は階調処理を説明するための図である。
図2は誤差拡散法を実現するための機能ブロック図である。
図3はブルーノイズマスク法を実現するための機能ブロック図である。
図4は他のブルーノイズマスク法を実現するための機能ブロック図である。
図5は本発明の第1実施例のブロック構成図である。
図6は本発明の第1実施例のコントローラのブロック構成図である。
図7は本発明の第1実施例の画像処理部の機能ブロック図である。
図8は本発明の第1実施例の処理時間を説明するための図である。
図9は本発明の第2実施例の画像処理部の機能ブロック図である。
図10は本発明の第2実施例の再配置処理の動作を説明するための図である。
図11は本発明の第2実施例の処理時間を説明するための図である。
図12は空間周波数に対する色度の相対感度の特性を示す図である。
図13はスクリーニング手法を説明するための図である。
Claims (11)
- 複数種類の画像データに対して階調処理を行なうことにより一の画像を得る画像処理方法において、
前記複数種類の画像データの各画像データに対して誤差拡散法又はブルーノイズマスク法の階調処理方法を選択的に適用して階調処理を行なうことを特徴とする画像処理方法。 - 複数種類の画像データに対して階調処理を行なうことにより一の画像を得る画像処理方法において、
前記階調処理方法は、前記複数種類の画像データのうち、人間に対して感度の良好な色成分の画像データに対しては1つの階調処理を行ない、人間に対して感度が悪い色成分の画像データに対しては前記階調処理とは異なる階調処理方法で階調処理を行うことを特徴とする請求項2記載の画像処理方法。 - 前記複数種類の画像データは、少なくともイエロー、シアン、マゼンタの色成分の画像データを含み、
前記シアン及びマゼンタの色成分の画像データに対して誤差拡散法で階調処理を行ない、前記イエローの色成分の画像データに対してブルーノイズマスク法で階調処理を行なうことを特徴とする請求項2記載の画像処理方法。 - 前記複数種類の画像データは、少なくともレッド、グリーン、ブルーの色成分の画像データから含み、
前記レッド及びグリーンの色成分の画像データに対しては誤差拡散法で階調処理を行ない、前記イエローの色成分の画像データに対してはブルーノイズマスク法で階調処理を行なうことを特徴とする請求項2記載の画像処理方法。 - 前記複数種類の画像データへの階調処理方法を切換可能としたことを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
- 複数種類の画像データに対して階調処理を行なうことにより一の画像を得る画像処理装置において、
前記複数種類の画像データの各画像データに対して誤差拡散法又はブルーノイズマスク法の階調処理方法を選択的に適用して階調処理を行なう画像処理部を有することを特徴とする画像処理装置。 - 複数種類の画像データに対して階調処理を行なうことにより一の画像を得る画像処理装置において、
前記複数種類の画像データのうち、人間に対して感度の良好な色成分の画像データに対しては1つの階調処理を行ない、人間に対して感度が悪い色成分の画像データに対しては前記階調処理とは異なる階調処理方法で階調処理を行う画像処理部を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記複数種類の画像データは、少なくともイエロー、シアン、マゼンタの色成分の画像データを含み、
前記切換部は、前記シアン及びマゼンタの色成分の画像データを前記誤差拡散処理部で処理し、前記イエローの色成分の画像データを前記ブルーノイズマスク処理部で処理するように制御することを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。 - 前記複数種類の画像データは、少なくともレッド、グリーン、ブルーの色成分の画像データから含み、
前記切換部は、前記レッド及びグリーンの色成分の画像データを誤差拡散処理部で処理し、前記イエローの色成分の画像データを前記ブルーノイズマスク処理部で処理することを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。 - 前記複数種類の画像データへの階調処理方法を選択可能とした選択部を有することを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
- コンピュータに、
複数種類の画像データのうち、人間に対して感度の良好な色成分の画像データに対しては1つの階調処理が行なわれ、人間に対して感度が悪い色成分の画像データに対しては前記階調処理とは異なる階調処理方法で階調処理が行なわれるプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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