JPH09323448A - データの間引き方法および印刷装置 - Google Patents

データの間引き方法および印刷装置

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JPH09323448A
JPH09323448A JP8142740A JP14274096A JPH09323448A JP H09323448 A JPH09323448 A JP H09323448A JP 8142740 A JP8142740 A JP 8142740A JP 14274096 A JP14274096 A JP 14274096A JP H09323448 A JPH09323448 A JP H09323448A
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JP
Japan
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dots
black
dot
line
data
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Application number
JP8142740A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Iida
信之 飯田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省トナー処理において、横スジや画像の写り
込みの少ない高品質画像を得ること。 【解決手段】 各ひとますが画像の1ドットであり、斜
線のあるひとますが黒1ドット(印字した所)、斜線の
ないものが白ドット(印字しない所)である。(a),
(b),(c)とも同じ部分の絵である。(a)の画像
を省トナー・パラメータN=1,M=2で省トナー処理
をしたものが(b)である。パラメータM=2によりマ
スクパターンを作ったものが(c)である。パラメータ
N=1により各ラインの画像の始まりの1ドットを残す
(ds0〜ds4)。同様に各ラインの画像の終わりを
1ドット残す(de0〜de4)。各ラインの黒データ
の始まりのドットと終わりのドットの間のドットとマス
ク・パターンとのアンドを取り間引きを行なう。以上の
手順により省トナーの処理を行なったものが(b)であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータの間引き方法
およびプリンタ単体及び、ホスト・コンピュータとプリ
ンタからなる印刷装置に関し、特に省トナー機能に特徴
を有する印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、省トナーの間引きは主走査方向の
ビデオ・データの始まりから終わりまでを、ある一定の
パターンで黒のデータを間引くことによって行なわれて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、省ト
ナーの処理を行なったときに下記のような問題があっ
た。
【0004】(1)画像に横スジが入ってしまったり、
画像が他の場所に写り込みを起こしていた。
【0005】(2)文字を印刷したときに、文字がかす
れてしまった。
【0006】(3)解像度の異なるプリンタを接続した
ときに、省トナーの絵が解像度により違っていた。
【0007】(4)画像の種類により省トナーの間引き
のパターンを、変える事が出来なかった。
【0008】そこで本発明の目的は以上のような問題を
解消したデータの間引き方法および印刷装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は主走査方向のプリント・データの
黒ドットの始まりと終わりをNドット(N=1からnド
ット)残し、前記始まりと終わりの間の黒ドットをMド
ット白、Mドット黒(M=1からnドット)の繰り返し
パターンに置き換えることによって、データの間引きを
行うことを特徴とする。
【0010】また、請求項2の発明は請求項1におい
て、前記繰り返しパターンをプリント・データの奇数デ
ータ・ラインと偶数データ・ラインにおいて反転するこ
とを特徴とする。
【0011】さらに請求項3の発明は主走査方向のプリ
ント・データの黒ドットの始まりと終わりをNドット
(N=1からnドット)残す手段と、前記始まりと終わ
りの間の黒ドットをMドット白、Mドット黒(M=1か
らnドット)の繰り返しパターンに置き換える手段とを
具えたことを特徴とする。
【0012】さらに請求項4の発明は請求項3におい
て、前記NおよびMを外部から入力する手段を有するこ
とを特徴とする。
【0013】さらに請求項5の発明は請求項3または4
において、前記繰り返しパターンをプリント・データの
奇数データ・ラインと偶数データ・ラインにおいて反転
する手段を有することを特徴とする。
【0014】さらに請求項6の発明は主走査方向のプリ
ント・データが奇数データ・ラインの場合は当該ライン
の黒ドットの始まりをNドット(N=1からnドット)
残し、当該ラインの黒ドットの終わりのNドットを白ド
ットに置き換え、偶数データ・ラインの場合は当該ライ
ンの黒ドットの始まりのNドットを白ドットに置き換
え、当該ラインの黒ドットの終わりをNドット残し、前
記始まりと終わりの間の黒ドットをMドット(M=1か
らnドット)白、Mドット黒の繰り返しパターンに置き
換えることによって、データの間引きを行うことを特徴
とする。
【0015】さらに請求項7の発明は主走査方向のプリ
ント・データが奇数データ・ラインの場合は当該ライン
の黒ドットの始まりをNドット(N=1からnドット)
残し、当該ラインの黒ドットの終わりのNドットを白ド
ットに置き換え、偶数データ・ラインの場合は当該ライ
ンの黒ドットの始まりのNドットを白ドットに置き換
え、当該ラインの黒ドットの終わりをNドット(1から
nドット)残す手段と、前記始まりと終わりの間の黒ド
ットをMドット白、Mドット黒(M=1からnドット)
の繰り返しパターンに置き換える手段とを具えたことを
特徴とする。
【0016】さらに請求項8の発明は請求項7におい
て、前記NおよびMを外部から入力する手段を有するこ
とを特徴とする。
【0017】さらに請求項9の発明は請求項3〜5,7
〜8のいずれかの印刷装置がレーザビームプリンタであ
ることを特徴とする。
【0018】さらに請求項10の発明は請求項3〜5,
7〜8のいずれかの印刷装置がインクジェットプリンタ
であることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明を実現するために、次のよ
うな手段を設ける。
【0020】(1)プリント・データの黒ドット自体の
数を減らす間引き方法を用いる。
【0021】(2)プリント・データの奇数ラインと偶
数ラインとで、間引くためのマスク・パターンを反転さ
せる。
【0022】(3)奇数ラインのときプリント・データ
の黒データの始まりを残し、そのラインの黒データの終
わりに白データを入れ、偶数ラインのときプリント・デ
ータの黒データの始まりに白データを入れ、そのライン
の黒データの終わりに黒データを残す。
【0023】(4)ホストコンピュータからプリンタに
パラメータを送る手段を設ける事と、プリンタ側にはそ
のパラメータを受信する手段を設ける。
【0024】
【実施例】本実施例の構成を説明する前に、本実施例を
適用するに好適なレーザビームプリンタおよびインクジ
ェットプリンタの構成について図4〜図6を参照しなが
ら説明する。なお、本実施例を適用するプリンタは、レ
ーザビームプリンタおよびインクジェットプリンタに限
られるものではなく、他のプリンタ方式のプリンタでも
良いことは言うまでもない。
【0025】図4は本発明を適用可能な第1の出力装置
の構成を示す断面図であり、たとえば、レーザビームプ
リンタ(LBP)の場合を示す。
【0026】図において、1500はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータから供給
される印刷情報(文字コード等)やフォーム情報あるい
はマクロ命令等を入力して記憶するとともに、それらの
情報にしたがって対応する文字パターンやフォームパタ
ーン等を作成し、記録媒体である記録紙等に像を形成す
る。1501は操作のためのスイッチ及びLED表示器
等が配されている操作パネル、1000はLBP本体1
500全体の制御及びホストコンピュータから供給され
る文字情報を解析するプリンタ制御ユニットである。こ
のプリンタ制御ユニット1000は、主に文字情報を対
応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザドラ
イバ1502に出力する。レーザドライバ1502は半
導体レーザ1503を駆動するための回路であり、入力
されたビデオ信号に応じて半導体レーザ1503から発
射されるレーザ光1504をオン・オフ切り換えをす
る。レーザ光1504は回転多面鏡1505で左右方向
に振らされて静電ドラム1506上を走査露光する。こ
れにより、静電ドラム1506上には文字パターン静電
潜像が形成される事になる。この潜像は、静電ドラム1
506周囲に配設された現像ユニット1507により現
像された後、記録紙に転写される。この記録紙にはカッ
トシートを用い、カットシート記録紙はLBP1500
に装着した用紙カセット1508に収納され、給紙ロー
ラ1509および搬送ローラ1510と搬送ローラ15
11とにより、装置内に取り込まれて、静電ドラム15
06に供給される。また、LBP本体1500には、図
示しないカードスロットを少なくとも1個以上備え、内
蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系
の異なる制御カード(エミュレーションカード)を接続
できるように構成されている。
【0027】図5は本発明を適用可能な第2の出力装置
の構成を示す外観図であり、例えばインクジェット記録
装置(IJRA)の場合を示す。
【0028】図において、駆動モータ5013の正逆回
転に連動して駆動力伝達ギア5011,5009を介し
て回転するリードスクリュー5005の螺旋溝5004
に対して係合するキャリッジHCはピン(図示しない)
を有し、矢印a,b方向に往復移動される。このキャリ
ッジHCには、インクジェットカートリッジJCが搭載
されている。5002は紙押さえ板であり、キャリッジ
移動方向にわたって紙をプラテン5000に対して押圧
する。5007,5008はフォトカプラで、キャリッ
ジのレバー5006のこの域での存在を確認して、モー
タ5013の回転方向切り換え等を行なうためのホーム
ポジション検知手段として機能する。5016は記録ヘ
ッドの全面をキャップするキャップ部材5022を支持
する部材、5015はこのキャップ内を吸引する吸引手
段でキャップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引
回復を行なう。5017はクリーニングブレードで、部
材5019により前後方向に移動可能となる。5018
は本体支持板で、上記5017,5019を支持する。
5012は、吸引回復の吸引を開始するためのレバー
で、キャリッジと係合するカム5020の移動に伴って
移動し、駆動モータから駆動力がクラッチ切り換え等の
公知の伝達手段で移動制御される。
【0029】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側領域にきた
ときにリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行なえるように構成されてい
るが、周知のタイミングで所望動作を行なうように構成
されていればよい。
【0030】図6は、図5に示した第2の出力装置の制
御構成を説明するブロック図である。
【0031】図において、1700は記録信号を入力す
るインタフェース、1701はMPU、1702は前記
MPU1701が実行する制御プログラムやホスト印刷
情報等を格納するROM、1703はDRAMで、各種
データ(上記記録信号やヘッドに供給される記録データ
等)を保存しておく。1704は記録ヘッド1708に
対する出力データの供給制御を行なうゲートアレイで、
インタフェース1700、MPU1701、DRAM1
703間のデータの転送制御も行なう。
【0032】1710は前記記録ヘッド1708を搬送
するためのキャリアモータ、1709は記録用紙搬送の
ための搬送モータ、1705は前記記録ヘッドを駆動す
るヘッドドライバ、1706は前記搬送モータ1709
を駆動するモータドライバ、1707は前記キャリアモ
ータ1710を駆動するモータドライバである。
【0033】このように構成された上記記録装置におい
て、インタフェース1700を介して後述するホストコ
ンピュータ100より入力情報が入力されると、ゲート
アレイ1704とMPU1701との間で入力情報がプ
リント用の出力情報に変換される。そして、モータドラ
イバ1706,1707が駆動されるとともに、ヘッド
ドライバ1705に送られた出力情報に従って記録ヘッ
ドが駆動され印字が実行される。
【0034】[第1実施例]第1の実施例は省トナー機
能を備える印刷装置において、主走査方向のビデオ・デ
ータの黒の始まりをNドット(N=1〜nドット)残
し、その黒のラインの終わりをNドット(N=1〜nド
ット)残す。また、Nドット残した間の黒のデータを、
主走査方向のビデオ・データの始まりから、M個(M=
1〜mドット)の白ドット、M個(M=1〜mドット)
の黒ドットのマスク・パターンに置き換える。上記マス
ク・パターンはMライン毎(M=1〜mドット)に反転
させる。これにより、省トナーの処理を行なうようにし
たものである。
【0035】図1は本発明の各実施例に共通の印刷装置
全体のブロック図であり、ホスト・コンピュータ13と
プリンタ70をプリンタ・ケーブル21で接続したとき
の図である。
【0036】ホスト・コンピュータの内部のブロックに
おいて、1はプリント・データを作成しプリンタにプリ
ント・データを送信するCPU、2はプリント・データ
などのデータやプログラムを記憶するRAM、3はプロ
グラム等を格納するROM、4はシステムバス、5はキ
ーボード・コントローラ、6はCRTコントローラ、7
はメモリ・コントローラ、8はホスト・コンピュータと
プリンタを接続するためのパラレル・インタフェース、
9はキーボード、10はCRT、11は外部メモリ、1
2はホスト・コンピュータの本体である。
【0037】プリンタの内部のブロックにおいて、40
はホスト・コンピュータとプリンタとのインタフェース
で、主にプリント・データのイメージの展開を行い印刷
部に渡すためのデータに変換するためのプリンタ・コン
トローラ、62はプリンタ・コントローラから渡された
データに従って印刷を行なう印刷部であるプリンタ・エ
ンジンである。
【0038】プリンタ・コントローラ内部のブロックに
おいて、31はホスト・コンピュータから送られてきた
プリント・データのイメージ展開や省トナー処理を行な
うCPU、34はプリンタ・コントローラを制御するプ
ログラム(例えば図3,図8,図9)及び文字フォント
等が格納されているROM、35はシステム・バス、3
6はホスト・コンピュータとプリンタを接続するための
パラレル・インタフェース、37はプリンタ・コントロ
ーラとプリンタ・エンジンとのインタフェースであるビ
デオ・インタフェース、39はプリント・データの受信
あるいはプリント・データのイメージ展開のためのRA
Mである。
【0039】プリンタ・エンジン内部のブロックにおい
て、51はメイン・モータ、スキャナ・モータ、定着用
ヒータなどの制御を行なうCPU、52はプリンタ・コ
ントローラとプリンタ・エンジンとのインタフェースで
あるビデオ・インタフェースであり、プリンタ・コント
ローラでプリント・データからイメージ展開されたデー
タがラスタ(主走査方向)単位に送られてくる。53は
データ等を格納するRAM、54はプリンタ・エンジン
を制御するプログラムが格納されているROM、55は
システム・バス、56はメイン・モータを制御するメイ
ン・モータ・コントローラ、57はレーザ光を主走査方
向に走査する制御を行なうスキャナ・モータ・コントロ
ーラ、58は定着用ヒータの温度等を制御する定着用ヒ
ータ・コントローラ、59はメイン・モータ、60はス
キャナ・モータ、61は定着用ヒータ、63はレーザ・
ドライバ、64は半導体レーザ、70はプリンタ(LB
P)である。
【0040】図2は本発明の省トナーの例であり、いず
れも画像の左上を拡大したものである。(a)は省トナ
ー処理を行なう前の画像を示したものである。(b)は
省トナー処理を行なった後の画像であり、パラメータは
N=1,M=2である。(c)は(b)のマスク・パタ
ーンである。
【0041】図2の説明を下記する。
【0042】図2の各ひとますが画像の1ドットであ
り、斜線のあるひとますが黒1ドット(印字した所)、
斜線のないものが白ドット(印字しない所)である。
【0043】また、(a),(b),(c)とも同じ部
分の19ドット5ライン分の画像を拡大したときの絵で
ある。
【0044】(a)の画像を省トナー・パラメータN=
1,M=2で省トナー処理をしたものが(b)である。
また、パラメータM=2によりマスクパターンを作った
ものが(c)である。
【0045】省トナーの処理は次のように行なう。
【0046】パラメータN=1により各ラインの画像の
始まりの1ドットを残す。(ds0〜ds4)また、同
様に各ラインの画像の終わりを1ドット残す。(de0
〜de4)次に、各ラインの黒データの始まりのドット
と終わりのドットの間のドットとマスク・パターンとの
アンドを取り間引きを行なう。
【0047】以上の手順により省トナーの処理を行なっ
たものが(b)である。
【0048】図3は本発明に関するプリンタ・コントロ
ーラのCPUの制御手順を示すフローチャートである。
このフローチャートを用いて、本発明の第1の実施例の
説明を行なう。
【0049】プトするデータを受信する(S1)。受信
したデータをプリントするためのビット・イメージに変
換する(S2)。間引きを行なうラインに反転したマス
ク・パターンを用いるか否かを判断する(S3)。反転
したマスク・パターンを用いない場合は、間引きを行な
うラインをマスク・パターンとアンドを取ることにより
間引きを行ない(S4)、用いる場合は、間引きを行な
うラインを反転したマスク・パターンとアンドを取るこ
とにより間引きを行なう(S5)。間引きを行なう前の
ラインのデータにより黒ドットの始まりを検出しそのラ
インのすべての黒データの始まりのNドットを黒ドット
にする(S6)。間引きを行なう前のラインのデータに
より黒ドットの終わりを検出しそのラインのすべての黒
データの終わりのNドットを黒ドットにする(S7)。
間引きを行なう次のラインがあるか判断し(S8)、あ
ればS3にもどり、なければ終了する。
【0050】以上の様に間引きを行なう事により、画像
に横スジや画像の写り込みの少ない高品質な画像が得ら
れる。
【0051】[第2実施例]第2の実施例は、省トナー
機能を備える印刷装置において、主走査方向のビデオ・
データが奇数ラインのときは、黒の始まりをNドット
(N=1〜nドット)残し、その黒のラインの終わりの
Nドット(N=1〜nドット)を白ドットに置き換え
る。
【0052】偶数ラインのときは、黒の始まりのNドッ
ト(N=1〜nドット)を白ドットに置き換え、その黒
のラインの終わりのNドット(N=1〜nドット)は黒
ドットを残す。
【0053】また、その間の黒のデータを、主走査方向
のビデオ・データの始まりから、M個(M=1〜mドッ
ト)の白ドット、M個(M=1〜mドット)の黒ドット
のマスク・パターンに置き換える。上記マスク・パター
ンはMライン毎(M=1〜mドット)に反転させる。
【0054】これにより、省トナーの処理を行なうよう
にしたものである。
【0055】図7は本発明の省トナーの例であり、
(a)は省トナーを行なう前の2ラインの一部を切り出
した図である。(b)は(a)の画像を省トナー処理し
たときの図である。
【0056】本発明の省トナーを(a)の画像に行なっ
たときの説明を下記する。
【0057】最初のラインは奇数ラインであるから、黒
ドットの始まりのN個の黒ドットを(この例ではN=
1)残し、その黒ドットの終わりのNドットを白ドット
に入れ替える。次のラインは偶数ラインであるから、黒
ドットの始まりのN個(この例ではN=1)を白ドット
に入れ替え、その黒ドットの終わりの黒ドットをN個残
す。
【0058】黒ドットの始まりと終わりのNドットの間
の黒ドットをマスク・パターンでアンドを取り間引きを
行なう。(実施例1と同様)図8は本発明に関するプリ
ンタ・コントローラのCPUのフローチャートである。
このフローチャートを用いて、本発明の第2の実施例の
説明を行なう。
【0059】プリントするデータを受信する(S1
1)。受信したデータをプリントするためのビット・イ
メージに変換する(S12)。間引きを行なうラインに
反転したマスク・パターンを用いるか否かを判断し(S
13)、用いない場合は、間引きを行なうラインをマス
ク・パターンとアンドを取ることにより間引きを行ない
(S14)、用いる場合は、間引きを行なうラインを反
転したマスク・パターンとアンドを取ることにより間引
きを行なう(S15)。間引きを行なっているラインが
偶数ラインか否か判断し(S16)、奇数ラインの場合
は、間引きを行なう前のラインのデータにより黒ドット
の始まりを検出し、そのラインの黒データの始まりのN
個の黒ドットを残し、そのラインの黒データの終わりを
検出しN個の黒ドットを白ドットに置き換え(S1
7)、偶数ラインの場合は、間引きを行なう前のライン
のデータにより黒ドットの始まりのN個の黒ドットを白
ドットに入れ替え、そのラインの黒ドットの終わりを検
出し、そのラインの黒データの終わりのN個の黒ドット
を残す(S18)。間引きを行なう次のラインがあるか
判断し(S19)、あればS13にもどり、なければ終
了する。
【0060】以上の様に間引きを行なう事により、文字
などを印刷したときにエッジが強調され過ぎる事が少な
くなる。
【0061】[第3実施例]第3の実施例は、ホストコ
ンピュータからプリンタへ省トナーの間引きの為のパラ
メータN,Mを送る事により、ホスト・コンピュータか
ら省トナーの設定を自由にできるようにしたものであ
る。
【0062】図9は本発明に関するプリンタ・コントロ
ーラCPUのフローチャートである。このフローチャー
トを用いて、本発明の第3の実施例の説明を行なう。
【0063】プリンタの解像度をホストコンピュータに
送信する(S21)。プリントするデータを受信する
(S22)。省トナーのパラメータN,Mを受信する
(S23)。受信したデータをプリントするためのビッ
ト・イメージに変換する(S24)。間引きを行なうラ
インに反転したマスク・パターンを用いるか否かを判断
し(S25)、用いない場合は、間引きを行なうライン
をマスク・パターンとアンドを取ることにより間引きを
行ない(S26)、用いる場合は、間引きを行なうライ
ンを反転したマスク・パターンとアンドを取ることによ
り間引きを行なう(S27)。間引きを行なっているラ
インが偶数ラインか否か判断し(S28)、奇数ライン
の場合は、間引きを行なう前のラインのデータにより黒
ドットの始まりを検出し、そのラインの黒データの始ま
りのN個の黒ドットを残し、そのラインの黒データの終
わりを検出しN個の黒ドットを白ドットに置き換え(S
29)、偶数ラインの場合は、間引きを行なう前のライ
ンのデータにより黒ドットの始まりのN個の黒ドットを
白ドットに入れ替え、そのラインの黒ドットの終わりを
検出し、そのラインの黒データの終わりのN個の黒ドッ
トを残す(S18)。間引きを行なう次のラインがある
か判断し(S30)、あればS25にもどり、なければ
終了する。
【0064】これにより、画像の種類によって省トナー
のパラメータに最適なものを選択することが出来るの
で、よりきれいな画像が得られる。また、解像度の異な
るプリンタ間において出力された絵が異なることがなく
なる。
【0065】
【発明の効果】以上説明してきたように、以下のような
効果が得られる。
【0066】(1)画像に横スジが入ってしまったり、
画像が他の場所に写り込んでしまうことが少なくなる。
【0067】(2)文字などを印刷したときに、エッジ
が強調され過ぎることを軽減する。
【0068】(3)解像度の異なるプリンタの間におい
て、省トナー処理を行なった画像が解像度の違いにより
異なることが無くなる。
【0069】(4)プリントする画像の種類により、最
適な省トナーのパラメータを選択できるのでよりきれい
な画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷装置全体のブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例の省トナー処理の方法を示
した図である。
【図3】本発明の第1実施例のプリンタ・コントローラ
のフローチャートである。
【図4】本発明を適用可能な第1の出力装置の構成を示
す断面図である。
【図5】本発明を適用可能な第2の出力装置の構成を示
す外観図である。
【図6】図5に示した第2の出力装置の制御構成を説明
するブロック図である。
【図7】本発明の第2実施例の省トナー処理の方法を示
した図である。
【図8】本発明の第2実施例のプリンタ・コントローラ
のフローチャートである。
【図9】本発明の第3実施例のプリンタ・コントローラ
のフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 システム・バス 5 キーボード・コントローラ 6 CRTコントローラ 7 メモリ・コントローラ 8 パラレル・インタフェース 9 キーボード 10 CRT 11 外部メモリ 12 ホスト・コンピュータ本体 13 ホスト・コンピュータ 21 プリンタ・ケーブル 31 CPU 34 ROM 35 システム・バス 36 パラレル・インタフェース 37 ビデオ・インタフェース 39 RAM 40 プリンタ・コントローラ部 51 CPU 52 ビデオ・インタフェース 53 RAM 54 ROM 1706 モータドライバ 1707 モータドライバ 1708 記録ヘッド 1709 搬送モータ 1710 キャリアモータ 5000 プラテン 5002 紙押さえ板 5004 螺旋溝 5005 リード・スクリュー 5006 キャリッジのレバー 5007 フォト・インタラプタ 5008 フォト・インタラプタ 5009 駆動力伝達ギア 5010 駆動力伝達ギア 5011 駆動力伝達ギア 5013 モータ 5015 記録ヘッドの吸引を行なう 5016 キャップ部材を指示する部材 5017 クリーニング・ブレード 5018 本体支持板 5019 部材 5020 カム 5022 キャップ部材 5023 キャップ内開口 55 システム・バス 56 メイン・モータ・コントローラ 57 スキャナ・モータ・コントローラ 58 定着用ヒータ・コントローラ 59 メイン・モータ 60 スキャナ・モータ 61 定着用ヒータ 62 プリンタ・エンジン部 63 レーザ・ドライバ 64 半導体レーザ 70 レーザ・ビーム・プリンタ(LBP)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向のプリント・データの黒ドッ
    トの始まりと終わりをNドット(N=1からnドット)
    残し、前記始まりと終わりの間の黒ドットをMドット
    白、Mドット黒(M=1からnドット)の繰り返しパタ
    ーンに置き換えることによって、データの間引きを行う
    ことを特徴とするデータの間引き方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記繰り返しパターンをプリント・データの奇数データ
    ・ラインと偶数データ・ラインにおいて反転することを
    特徴とするデータの間引き方法。
  3. 【請求項3】 主走査方向のプリント・データの黒ドッ
    トの始まりと終わりをNドット(N=1からnドット)
    残す手段と、前記始まりと終わりの間の黒ドットをMド
    ット白、Mドット黒(M=1からnドット)の繰り返し
    パターンに置き換える手段とを具えたことを特徴とする
    印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記NおよびMを外部から入力する手段を有することを
    特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、 前記繰り返しパターンをプリント・データの奇数データ
    ・ラインと偶数データ・ラインにおいて反転する手段を
    有することを特徴とする印刷装置。
  6. 【請求項6】 主走査方向のプリント・データが奇数デ
    ータ・ラインの場合は当該ラインの黒ドットの始まりを
    Nドット(N=1からnドット)残し、当該ラインの黒
    ドットの終わりのNドットを白ドットに置き換え、偶数
    データ・ラインの場合は当該ラインの黒ドットの始まり
    のNドットを白ドットに置き換え、当該ラインの黒ドッ
    トの終わりをNドット残し、前記始まりと終わりの間の
    黒ドットをMドット(M=1からnドット)白、Mドッ
    ト黒の繰り返しパターンに置き換えることによって、デ
    ータの間引きを行うことを特徴とするデータの間引き方
    法。
  7. 【請求項7】 主走査方向のプリント・データが奇数デ
    ータ・ラインの場合は当該ラインの黒ドットの始まりを
    Nドット(N=1からnドット)残し、当該ラインの黒
    ドットの終わりのNドットを白ドットに置き換え、偶数
    データ・ラインの場合は当該ラインの黒ドットの始まり
    のNドットを白ドットに置き換え、当該ラインの黒ドッ
    トの終わりをNドット(1からnドット)残す手段と、
    前記始まりと終わりの間の黒ドットをMドット白、Mド
    ット黒(M=1からnドット)の繰り返しパターンに置
    き換える手段とを具えたことを特徴とする印刷装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記NおよびMを外部から入力する手段を有することを
    特徴とする印刷装置。
  9. 【請求項9】 請求項3〜5,7〜8のいずれかの印刷
    装置がレーザビームプリンタであることを特徴とする印
    刷装置。
  10. 【請求項10】 請求項3〜5,7〜8のいずれかの印
    刷装置がインクジェットプリンタであることを特徴とす
    る印刷装置。
JP8142740A 1996-06-05 1996-06-05 データの間引き方法および印刷装置 Pending JPH09323448A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1076270A3 (en) * 1999-08-10 2002-04-03 Hewlett-Packard Company, A Delaware Corporation Stabilization of toner consumption in an imaging device
US8655210B2 (en) 2009-01-22 2014-02-18 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with potential difference control

Cited By (3)

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