JP2002206493A - スクリュー式ドライ真空ポンプ - Google Patents

スクリュー式ドライ真空ポンプ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプの内部に反応副生成物が堆積しないよ
うにした真空ポンプを提供する。 【解決手段】 ねじ溝を有するロータ12がケーシング
11内に配置され、ロータの回転により気体を排気する
スクリュー式ドライ真空ポンプにおいて、ロータの外周
部を覆うケーシング11の形状を、吐出端部においてロ
ータよりも短くした(符号21)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ねじ溝を有するロ
ータがケーシング内に配置され、ロータの回転により気
体を排気するスクリュー式ドライ真空ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】スクリュー式ドライ真空ポンプは、例え
ば2軸のロータにそれぞれねじ溝を備え、2軸のロータ
間及びロータとケーシングとの隙間が微少であり、2軸
のロータが互いに逆方向に同期して回転することで、回
転するねじ溝に沿って気体が移送される。このような形
式の真空ポンプは、半導体製造装置等におけるチャンバ
内の排気等に広く用いられている。
【0003】半導体の製造プロセスでは、気相成長(C
VD)装置、ドライエッチング装置、スパッタ装置など
真空環境を作り出してその中で反応ガスを用いてシリコ
ン等の半導体ウェハを加工する工程が広く用いられてい
る。半導体製造装置においては、例えばチャンバ内にお
いて気相成長等の各種の処理が行われるが、これらの処
理ガスの排気には、処理ガスが固体成分を含む、或いは
固体化する場合があり、係る処理ガスの排気にはねじ溝
を有するロータの回転により気体を移送する形式のスク
リュー式ドライ真空ポンプが好適である。これは、スク
リュー式(ねじ溝式)ロータの形状から、ロータとケー
シング間のねじ溝内の空間に堆積する固体成分を、ロー
タの回転に伴い排気側に掻き出せる効果があるからであ
る。
【0004】図4は、2軸容積型流体機械の一種である
従来のスクリュー式ドライ真空ポンプの一例を示す断面
図である。円筒状のケーシング11内には、ねじ溝を有
するロータ12が、その外周がケーシングに対して僅か
な隙間を介して回転可能に配置されている。ロータ12
は主軸15に接続され、主軸15が吐出側軸受16によ
り支持され、図示しない外部に設けられたモータにより
回転駆動される。ロータ12の回転により吸込口17か
ら吸い込まれた気体は、ねじ溝の回転に伴って吐出側に
移送され、吐出口18より排出される。
【0005】係るスクリュー式ドライ真空ポンプを用い
て、例えば半導体製造装置用のチャンバを排気する場合
には、排気対象の反応ガス中に固化する成分が含まれて
おり、これにより反応副生成物20がロータの吐出側に
堆積する場合がある。即ち、上述したように、ねじ溝を
有するロータの回転により気体を移送する真空ポンプに
おいては、真空ポンプ内部において堆積する固体成分を
ねじ溝の回転に伴い排気側に掻き出すことができる。し
かしながら、図示するようにケーシング11内の吐出側
端部においては、ロータ12とケーシング11間の隙間
が反応副生成物20により埋められてしまうという問題
がある。このように真空ポンプの排気側に固体分が堆積
し、ロータとケーシングとの間が埋められると、これに
よりモータが過負荷となりポンプが停止してしまい、ポ
ンプ及びモータの損傷の原因となる。
【0006】また、排気対象の反応ガス中に反応副生成
物の塊や異物などが含まれる場合があり、これらの粒径
が、ロータ形状やロータ間またはロータとケーシングと
のクリアランスに比して小さい場合には、上述したよう
に、ロータの排気作用により排出されるが、粒径が大き
いものは排気される過程でロータ間の隙間やロータとケ
ーシングとの間の隙間に噛み込んで、ロータの回転に支
障をきたすといった問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した事情
に鑑みて為されたもので、ポンプの内部に反応副生成物
が堆積しないようにした真空ポンプを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の真空ポンプは、
ねじ溝を有するロータがケーシング内に配置され、前記
ロータの回転により気体を排気するスクリュー式ドライ
真空ポンプにおいて、前記ロータの外周部を覆うケーシ
ングの形状を、吐出端部において前記ロータよりも短く
したことを特徴とする。
【0009】上述した本発明によれば、ロータの外周部
を覆うケーシングの形状を吐出端部においてロータより
も短くしたことから、ロータの吐出側においてケーシン
グとの間隔が広くなる。このため、ロータとケーシング
との間の微少隙間に反応副生成物が堆積して、これによ
りポンプが停止する等の問題が解決される。従って、固
体成分である反応副生成物の生成しやすいガスを排気す
る場合においても、安定した真空ポンプの運転が可能と
なる。なお、ロータの外周部を覆うケーシングの形状
を、吸込端部においてもロータよりも短くしてもよく、
更にまた、複数のロータを備える場合には、これらの複
数のロータ間に位置するケーシングに、反応副生成物を
堆積させるための凹部を設けてもよい。
【0010】また、本発明の好ましい他の態様は、前記
ケーシングの内部に堆積した反応副生成物を外部に排出
するための排出手段を設けたことを特徴とする。このよ
うに構成された本発明によれば、反応副生成物がケーシ
ング内部に大量に溜まった場合でも、この反応副生成物
を外部に排出することができるので、真空ポンプの突発
的な停止を未然に防止し、安定した運転が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は、本発明の第1の実施形態につい
て、図4に対応した2軸スクリュー式ドライ真空ポンプ
の一方の軸に沿った断面を示す。図4に示す真空ポンプ
と同様に、このスクリュー式ドライ真空ポンプもねじ溝
を有するロータ12が主軸(回転軸)15に接続され、
図示しないモータにより駆動されて回転することで、吸
気口17から吸気した気体をロータ12の回転によって
移送し、排気口18より大気側に排出する。これによ
り、吸気口17に接続されたチャンバ等が真空排気され
る。
【0013】ケーシング11は、ねじ溝を有するロータ
12の外周部とわずかな隙間を介してこれを覆うように
配置されているが、吐出端部においてロータ12よりも
短くしてある。すなわちケーシング11はロータ吐出端
部において拡大部21を備え、この部分においてロータ
12の外周部よりもケーシングとの隙間が大きくなるよ
うに構成されている。その他の構成、例えば固定部13
に固定された吐出側軸受16により回転軸15を主とし
て支持する構造等は、上述した図4に示す従来の真空ポ
ンプの構成と同一である。
【0014】このようなドライ真空ポンプにおいては、
ロータ外周部とわずかな隙間を介して配置されているケ
ーシングの長さが、ロータのねじ溝部を有する部分の長
さと比較して短いので、以下に説明するように排気ガス
中の反応副生成物がロータ吐出端部側で固化してこれを
閉塞するという問題が解決される。すなわち、一般に半
導体製造装置等における真空チャンバを排気する場合に
は、上述したように排気ガス中に固化した成分または固
化する成分が含まれている場合がある。
【0015】このスクリュー式ドライ真空ポンプにおい
ては、吐出側軸受16にてロータ12の位置決めを行っ
ているので、運転中は吐出側の温度が上昇する傾向があ
る。さらにロータ12の回転に伴う気体の圧縮熱によ
り、真空ポンプ内部の吐出端側においてさらに内部温度
が上昇するという傾向がある。このためロータを構成す
る部材等においては、ロータ吐出端側において熱膨張を
起こしている。一方でケーシング11は一般に空冷等に
より冷却されており、ロータ外周部とケーシングとの微
細な隙間が吐出端側において狭くなる傾向がある。ま
た、排気口近辺においては、温度が低いので、気化して
いる反応副生成物が固体として凝固し易い。従って、上
流側から送られてくる反応副生成物がロータ吐出部側に
おいて堆積しやすいという傾向があることは上述した通
りである。
【0016】一般にロータの吐出端部側において固体成
分が堆積してしまうと、真空ポンプの運転停止時に温度
が下がった場合にはロータ吐出端部と固体堆積物とが接
触してしまい、再起動できなくなるという問題があるこ
とは、上述した通りである。
【0017】本発明の真空ポンプにおいては、上述した
ようにロータ吐出端部側においてロータ外周部とわずか
な隙間を介して配置されているケーシングがロータ吐出
端部に存在しておらず、そのかわりに拡大部21が配置
されている。そのためロータ吐出端部において、従来の
真空ポンプに存在した固体成分による閉塞という問題が
回避される。
【0018】すなわち、排ガス中に含まれる反応副生成
物は、ロータ吐出端部においてロータ外周部とケーシン
グとの隙間が広くなっているので、この間に堆積して隙
間を閉塞するということがなく、広い空間を流れて排気
口より排出される。従って、排気ガス中に反応副生成物
が含まれるような排ガスを排気しても、これにより反応
副生成物の堆積によりロータの回転に支障をきたした
り、起動時にモータに過負荷が生じて回転せずこれを損
壊するというような問題が防止され、機器の長寿命化が
図れる。
【0019】次に、本発明の第2の実施形態について、
図2を参照して説明する。図2は、本実施形態における
スクリュー式ドライ真空ポンプの回転軸に沿った断面図
である。なお、特に説明しない構成および効果について
は第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0020】本実施形態においては、ケーシング11
は、吸込端部および吐出端部においてロータ12よりも
短くしてある。すなわち、ケーシング11はロータ吐出
端部だけでなく吸込端部においても拡大部21を備え、
この部分においてロータ12の外周部よりもケーシング
との隙間が大きくなるように構成されている。また、吐
出端部に形成された拡大部21には着脱可能な蓋24が
取り付けられており、拡大部21に堆積した反応副生成
物を外部に排出するための排出手段として機能してい
る。なお、本実施形態では、吐出側に吐出側軸受16が
配置されているが、吸込側に軸受を設けてもよい。
【0021】このように構成された本実施形態によれ
ば、粒径の大きい反応副生成物や異物がポンプ内部に流
入した場合でも、この反応副生成物等は吸込端部に設け
られた拡大部21に堆積し、回転するロータ12側に入
り込むことが防止されるため、ポンプの突発的な停止を
未然に防止することが可能となる。
【0022】次に、本発明の第3の実施形態について図
3を参照して説明する。図3は、本実施形態におけるス
クリュー式ドライ真空ポンプの回転軸に沿った断面図で
ある。なお、特に説明しない構成および効果については
第1および第2の実施形態と同様であるので説明を省略
する。
【0023】図3に示すように、本実施形態は、主軸1
5に2つのロータ12a,12bを直列に配置して構成
された多段スクリュー式ドライ真空ポンプである。ケー
シング11は、2つのロータ12a,12bのそれぞれ
の吸込端部および吐出端部においてロータ12a,12
bよりも短くしてある。すなわち、拡大部21は、吸気
口17側と、排気口18側と、2つのロータ12a,1
2bの間の3箇所において形成されている。また、2つ
のロータ12a,12bの間に形成された拡大部21に
は凹部22が設けており、この凹部22に反応副生成物
が堆積するようになっている。さらに、この凹部22に
は排出口23が設けられ、この排出口23を閉じるため
の蓋24が取り付けられている。この排出口23および
蓋24は、凹部22に堆積した反応副生成物をケーシン
グ11の外部に排出するための排出手段として機能す
る。なお、排気口18側に形成された拡大部21にも反
応副生成物を排出するための排出口および蓋を設けても
よい。また、本実施形態では、吐出側に吐出側軸受16
が配置されているが、吸込側に軸受を設けてもよい。
【0024】本実施形態によれば、反応副生成物は吸気
口17側のロータ12aによって吐出側に送り出された
後、排気口18側のロータ12bに入り込む前に凹部2
2に堆積するため、回転するロータ12a,12bの停
止が防止され、より安定してポンプを運転することが可
能となる。
【0025】また、ケーシング内に堆積した反応副生成
物の量は時間の経過とともに増加し、やがて堆積した反
応副生成物が下流側へ流出して、ロータ12a,12b
とケーシング11との間に入り込んでロータの回転に支
障をきたすおそれがあるが、本実施形態によれば、凹部
22に溜まった反応副生成物を排出口23および蓋24
を介してポンプ外部に排出することができる。その結
果、さらに安定してポンプを運転することが可能とな
り、また、ポンプを交換する頻度を少なくすることが可
能となる。そして、このような効果は、本真空ポンプが
使用される半導体製造工場などにおいて、製造中の半導
体製品の損失を抑えることに繋がり、生産性を向上させ
ることが可能となる。
【0026】尚、上述した実施形態は、2軸スクリュー
式ドライ真空ポンプの例について説明したが、本発明の
趣旨を逸脱することなく、他の形式のスクリュー式ドラ
イ真空ポンプにも適用可能なことは勿論である。
【0027】また、本発明のドライ真空ポンプと同様の
構成を有するドライ圧縮機においても、同様に適用が可
能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ケーシングの構造を部分的に変更することにより、排気
ガス中の反応副生成物等の固化した成分の堆積を防止す
ることができ、これにより真空ポンプの安定した運転及
び長寿命化が可能となる。従って、排気ガス中に固化し
た成分または固化する成分が含まれているような場合に
も、このようなガスの排気に好適な真空ポンプが提供さ
れた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のスクリュー式ドライ
真空ポンプの回転軸に沿った断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態のスクリュー式ドライ
真空ポンプの回転軸に沿った断面図である。
【図3】本発明の第3の実施形態のスクリュー式ドライ
真空ポンプの回転軸に沿った断面図である。
【図4】従来のスクリュー式ドライ真空ポンプの回転軸
に沿った断面図である。
【符号の説明】
11 ケーシング 12 ねじ溝を有するロータ 15 主軸 16 吐出側軸受 17 吸気口 18 排気口 20 反応副生成物 21 ケーシングの拡大部 22 凹部 23 排出口 24 蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H029 AA03 AA09 AA17 AA24 AB06 BB36 CC03 CC05 CC09 CC24 CC25 3H076 AA16 AA21 AA38 BB13 CC28 CC31 CC46

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ溝を有するロータがケーシング内に
    配置され、前記ロータの回転により気体を排気するスク
    リュー式ドライ真空ポンプにおいて、前記ロータの外周
    部を覆うケーシングの形状を、吐出端部において前記ロ
    ータよりも短くしたことを特徴とするスクリュー式ドラ
    イ真空ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記ロータの外周部を覆うケーシングの
    形状を、吸込端部においても前記ロータよりも短くした
    ことを特徴とする請求項1に記載のスクリュー式ドライ
    真空ポンプ。
  3. 【請求項3】 ねじ溝を有する複数のロータがケーシン
    グ内に直列に配置され、前記複数のロータの回転により
    気体を排気するスクリュー式ドライ真空ポンプにおい
    て、前記複数のロータ間に位置する前記ケーシングに、
    反応副生成物を堆積させるための凹部を設けたことを特
    徴とするスクリュー式ドライ真空ポンプ。
  4. 【請求項4】 前記ケーシングの内部に堆積した反応副
    生成物を外部に排出するための排出手段を設けたことを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のスクリュ
    ー式ドライ真空ポンプ。
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