JP2002204551A - モータステータのアース取付構造 - Google Patents

モータステータのアース取付構造

Info

Publication number
JP2002204551A
JP2002204551A JP2001000502A JP2001000502A JP2002204551A JP 2002204551 A JP2002204551 A JP 2002204551A JP 2001000502 A JP2001000502 A JP 2001000502A JP 2001000502 A JP2001000502 A JP 2001000502A JP 2002204551 A JP2002204551 A JP 2002204551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
ring
annular
ground wire
annular stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001000502A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4639280B2 (ja
Inventor
Shigeru Nishida
茂 西田
Jun Kindaichi
純 金田一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP2001000502A priority Critical patent/JP4639280B2/ja
Publication of JP2002204551A publication Critical patent/JP2002204551A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4639280B2 publication Critical patent/JP4639280B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、輪状ステータに接続したアース線
又は突出基板部を樹脂モールド部より外方へ導出し、ア
ース機能を確保することを目的とする。 【解決手段】 本発明によるモータステータのアース取
付構造は、輪状ステータ(1)に接続したアース線(7)又は
このアース線(7)を接続したプリント基板(20)の突出基
板部(23)をモールド樹脂部(10)の外方へ導出することに
より、モールド樹脂部(10)を用いた構造でアース機能を
確保する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータステータの
アース取付構造に関し、特に、輪状ステータの全面に樹
脂モールドを形成した場合のアースを、アース線又はプ
リント基板の突出基板部を介して樹脂モールドから突出
させることにより、前蓋、後蓋及びケースにアース線を
取付ける必要のないようにするための新規な改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のモータス
テータのアース取付構造としては、一般に、輪状ステー
タにステータ巻線を施した後に、前蓋、後蓋、ケースを
取付け、これらの何れかにアース線を接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のモータステータ
のアース取付構造は、以上のように構成されていたた
め、次のような課題が存在していた。すなわち、従来構
成においては、モータ完成後に、前蓋、後蓋、ケースに
アース線を接続していたため、輪状ステータ全体を樹脂
によってモールドする構造に適用すると、アース線によ
るアースを取ることが不可能となっていた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、輪状ステータの全面に樹脂
モールドを形成した場合のアースを、アース線又はプリ
ント基板の突出基板部を介して樹脂モールドから突出さ
せることにより、前蓋、後蓋及びケースにアース線を取
付ける必要のないようにしたモータステータのアース取
付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるモータステ
ータのアース取付構造は、絶縁ボビンを介してステータ
巻線を設けた輪状ステータの全面を樹脂モールド部で覆
うようにしたモータステータにおいて、前記輪状ステー
タの輪状ステータヨークと前記絶縁ボビンとの間に形成
された隙間内にアース線を挿入し、前記アース線の一端
は前記輪状ステータヨークに接続され、他端は前記隙間
の外へ導出されている構成であり、また、絶縁ボビンを
介してステータ巻線を設けた輪状ステータの全面を樹脂
モールド部で覆うようにしたモータステータにおいて、
前記輪状ステータにプリント基板を設け、前記輪状ステ
ータの輪状ステータヨークと、前記絶縁ボビンとの間に
形成された隙間内にアース線を挿入し、前記アース線の
一端は前記輪状ステータヨークに接続され、他端は前記
プリント基板に接続した後に、前記樹脂モールド部で前
記輪状ステータ及びプリント基板を覆い、前記アース線
に接続されたプリントパターンを有する前記プリント基
板の突出した突出基板部が前記樹脂モールド部から突出
した構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるモ
ータステータのアース取付構造の好適な実施の形態につ
いて説明する。図1及び図2において符号1で示される
ものは、多層状に積層され輪状をなす輪状ステータであ
り、この輪状ステータ1は、輪状ステータヨーク2及び
この輪状ステータヨーク2の内側に設けられて輪状をな
すと共に多数のスロット3を有する輪状極歯部4とから
構成されている。
【0007】前記各スロット3には、前記輪状極歯部4
の各極歯4aとスロット3を覆うように周知の絶縁ボビ
ン5が設けられている。前記各スロット3には、絶縁ボ
ビン5を介してステータ巻線6が巻回して設けられてい
る。なお、本形態の場合には、輪状ステータ1を輪状ス
テータヨーク2と輪状極歯部4の二体状とし、各スロッ
ト3にステータ巻線6を巻回した後に、輪状ステータヨ
ーク2に輪状極歯部4を嵌合した構成について述べた
が、前述の構成に限ることなく、一体型でスロットが内
側に向けて開口している構成、及び、積層型及び非積層
の一体型等も用いることができる。
【0008】前記輪状ステータヨーク2と絶縁ボビン5
との間の隙間100にはアース線7の一端が挿入されて
輪状ステータヨーク2の内壁2eに半田等で接続されて
おり、このアース線7の他端はこの輪状ステータヨーク
2の外側に導出されている。
【0009】前述の図1及び図2で示される構成の場
合、輪状ステータ1の全面に、一点鎖線で示されるよう
に樹脂モールドによる樹脂モールド部10が形成され、
前記アース線7は前記モールド部10のモールド外径位
置10aから十分に外方に導出されている。
【0010】次に、図3及び図4で示される構成は、図
1及び図2の形態の他の形態を示すもので、プリント基
板20を用いている。なお、図1、図2と同一部分には
同一符号を付し、その説明は省略する。すなわち、図3
に示されるように、全体形状がほぼ馬蹄形をなすと共
に、ステータ巻線6に接続されたプリントパターン21
を有している。前記プリント基板20の弧部22の中央
位置には、輪状ステータ1の半径方向に突出する突出基
板部23が一体に形成され、前記プリントパターン21
は前記突出基板部23に延設されると共に、各々端子孔
24に接続されている。
【0011】前記輪状ステータ1の前記内壁に接続され
たアース線7の他端は、前記プリント基板20の突出基
板部23のプリントパターン21の空パターン21aに
接続されている。従って、図4で示されるように、輪状
ステータ1の全面にプリント基板20を覆うように樹脂
モールド部10で覆った場合、前記突出基板部23が樹
脂モールド部10のモールド外径位置10aから突出し
て露出し、前記プリントパターン21の一部である空パ
ターン21aもこのモールド外径位置10aから外方に
露出して設けられている。
【0012】
【発明の効果】本発明によるモータステータのアース取
付構造は、以上のように構成されているため、次のよう
な効果を得ることができる。すなわち、輪状ステータと
絶縁ボビンとの間で輪状ステータの内壁に設けられたア
ース線が十分に外方に導出されているか、又は、このア
ース線がプリント基板の突出基板部のプリントパターン
に接続されているため、輪状ステータの全面に樹脂モー
ルド部を形成した場合でも、アース線又は突出基板部が
樹脂モールド部のモールド外径位置より外方へ導出さ
れ、樹脂モールド部を有するステータにおいてもアース
機能の確保を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモータステータのアース取付構造
を示す平面図である。
【図2】図1の正面断面構成図である。
【図3】図1の他の形態の平面図である。
【図4】図3の構成に樹脂モールド部を形成した正面断
面構成図である。
【符号の説明】
1 輪状ステータ 5 絶縁ボビン 6 ステータ巻線 7 アース線 10 樹脂モールド部 20 プリント基板 21 プリントパターン 23 突出基板部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 3/52 H02K 11/00 W X Fターム(参考) 5H002 AA00 AC00 5H604 BB01 BB14 CC01 CC05 CC13 DB01 PB03 PE06 5H611 AA03 BB01 SS00 TT01 UA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ボビン(5)を介してステータ巻線(6)
    を設けた輪状ステータ(1)の全面を樹脂モールド部(10)
    で覆うようにしたモータステータにおいて、前記輪状ス
    テータ(1)の輪状ステータヨーク(2)と前記絶縁ボビン
    (5)との間に形成された隙間(100)内にアース線(7)を挿
    入し、前記アース線(7)の一端は前記輪状ステータヨー
    ク(2)に接続され、他端は前記隙間(100)の外へ導出され
    ていることを特徴とするモータステータのアース取付構
    造。
  2. 【請求項2】 絶縁ボビン(5)を介してステータ巻線(6)
    を設けた輪状ステータ(1)の全面を樹脂モールド部(10)
    で覆うようにしたモータステータにおいて、前記輪状ス
    テータ(1)にプリント基板(20)を設け、前記輪状ステー
    タ(1)の輪状ステータヨーク(2)と、前記絶縁ボビン(5)
    との間に形成された隙間(100)内にアース線(7)を挿入
    し、前記アース線(7)の一端は前記輪状ステータヨーク
    (2)に接続され、他端は前記プリント基板(20)に接続し
    た後に、前記樹脂モールド部(10)で前記輪状ステータ
    (1)及びプリント基板(20)を覆い、前記アース線(7)に接
    続されたプリントパターン(21)を有する前記プリント基
    板(20)の突出した突出基板部(23)が前記樹脂モールド部
    (10)から突出した構成としたことを特徴とするモータス
    テータのアース取付構造。
JP2001000502A 2001-01-05 2001-01-05 モータステータのアース取付構造 Expired - Fee Related JP4639280B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001000502A JP4639280B2 (ja) 2001-01-05 2001-01-05 モータステータのアース取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001000502A JP4639280B2 (ja) 2001-01-05 2001-01-05 モータステータのアース取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002204551A true JP2002204551A (ja) 2002-07-19
JP4639280B2 JP4639280B2 (ja) 2011-02-23

Family

ID=18869276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001000502A Expired - Fee Related JP4639280B2 (ja) 2001-01-05 2001-01-05 モータステータのアース取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4639280B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7456533B2 (en) * 2005-02-23 2008-11-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Motor and electric apparatus equipped with a conductive pin for suppressing electrolytic corrosion

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06133489A (ja) * 1992-10-15 1994-05-13 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd モールドモータ
JPH08223845A (ja) * 1995-02-10 1996-08-30 Yaskawa Electric Corp モールドモータの固定子

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06133489A (ja) * 1992-10-15 1994-05-13 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd モールドモータ
JPH08223845A (ja) * 1995-02-10 1996-08-30 Yaskawa Electric Corp モールドモータの固定子

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7456533B2 (en) * 2005-02-23 2008-11-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Motor and electric apparatus equipped with a conductive pin for suppressing electrolytic corrosion

Also Published As

Publication number Publication date
JP4639280B2 (ja) 2011-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6339443A (ja) モ−タの製造方法
JPH10309067A (ja) レゾルバのステータ構造
JPH0622520A (ja) フラットモータのステータ構造
JP2005033970A (ja) 回転電機の電機子のボビン
JP2002186212A (ja) プリント基板を有するステータ構造
JP4774542B2 (ja) モータステータ構造
JP2002272050A (ja) レゾルバステータ構造
JP2002204551A (ja) モータステータのアース取付構造
JP2002209360A (ja) モータステータのアース取付構造
JP4848497B2 (ja) アウターロータレゾルバ用ステータ構造
JP2001330472A (ja) レゾルバ構造
JP2002199643A (ja) モータステータのアース取付構造
JP3726688B2 (ja) コイル部品およびその製造方法
JP4235981B2 (ja) レゾルバのステータ構造
JP2003047189A (ja) プリント基板を有するステータ構造
JPH10144537A (ja) 小型トランス
JP2004153973A (ja) レゾルバの絶縁キャップ構造
KR200206559Y1 (ko) 모터용 코일 이탈방지 구조
JPH0864435A (ja) 小型トランス
JPH11299134A (ja) ステータコア
JP3541470B2 (ja) モールドモータのコイル端末固定方法
JP2543704Y2 (ja) 電動機
JP2021035103A (ja) レゾルバステータ構造
JP2006020429A (ja) コイル端末処理基板
JP3154731B2 (ja) 電動機

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060606

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070806

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080605

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101008

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees