JPH11299134A - ステータコア - Google Patents
ステータコアInfo
- Publication number
- JPH11299134A JPH11299134A JP10104837A JP10483798A JPH11299134A JP H11299134 A JPH11299134 A JP H11299134A JP 10104837 A JP10104837 A JP 10104837A JP 10483798 A JP10483798 A JP 10483798A JP H11299134 A JPH11299134 A JP H11299134A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- teeth
- stator core
- core
- yoke
- sectional area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
を十分に捲回して銅損を最小限に抑え、かつ、コアーバ
ック断面積を十分に確保することでコアーの飽和や鉄損
を最小限に抑えることができるステータコアを提供する
こと。 【解決手段】その一方の長辺部側から延出した複数個の
ティース22を有する帯状のバックヨーク21をティー
ス22相互間に位置する折曲部23において折り曲げる
ことで環状に変形し、円筒状のフレーム11内に収容す
るステータコア20において、バックヨーク21のティ
ース22の基端部側には、切欠部21aが形成されてい
る。
Description
ータを構成するステータコアに関し、特にコイルの高密
度の捲回が可能なものに関する。
形させてステータコア12を形成した電動モータ10の
一例を示す図である。すなわち、電動モータ10は、円
筒状のフレーム11と、このフレーム11の内壁面に沿
って形成されたステータコア12と、このステータコア
12に対して同心的、かつ、回転自在に配置されたロー
タ13とを備えている。なお、ステータコア12は、帯
状のバックコア12aを備え、この一方の長辺側に延出
した複数のティース12bを備えている。ティース12
b相互間には切り込み12dが形成された折曲部12c
が形成されている。ティース12bにはコイル14が取
り付けられている。
材をプレス加工した打ち抜き部材15を複数枚積層し、
折曲部12cにおいて折り曲げ、環状に変形して形成さ
れている。これにより切り込み12dは閉じられる。ま
た、バックコア12aの他方の長辺12e側はフレーム
11の軸心線を中心点Cとする円弧状に形成されてい
る。
すようにティース12bにインサート形成されたエポキ
シ粉体等からなる絶縁部14aと、この絶縁部14aを
介してティース12bに捲回されたワイヤ14bとから
構成されている。
タコア12では、次のような問題があった。すなわち、
図6の(a)に示すように、ティース12bの長さL1
を長くすることで、スロット断面積を十分に確保し、コ
イルの巻数を増やそうとすると、バックコア12aのコ
アーバックの長さM1が短くなり、コアーバック断面積
が小となるため、磁束密度が高く、コアーの飽和や鉄損
の損失が増え、磁気抵抗により全磁束が低下してしま
い、モータ効率の低下を招くという問題があった。
アンスをPとしたとき、 Φ=F・R 〜(1) の関係に有り、パーミアンスPはモータ全体における磁
路の長さをJ、磁路断面積をA、磁路の透磁率をμとし
たとき、 P=μ・A/J 〜(2) と示されるため、磁路断面積Aが大きいほどパーミアン
スPが大、すなわち磁気抵抗が小さくなり、全磁束Φが
大きくできる。
して磁路断面積を確保しようとすると、ティース12b
の長さL2が短くなり、磁束密度が低下する。これに伴
って、スロット断面積も小さくなるため、コイルの巻数
が減り、銅量が低下し、銅損が増えてしまう。そして、
モータ効率の低下を招くという問題があった。
確保することでコイルを十分に捲回して銅損を最小限に
抑え、かつ、コアーバック断面積を十分に確保すること
でコアーの飽和や鉄損を最小限に抑えることができるス
テータコアを提供することを目的としている。
達成するために、請求項1に記載された発明は、その一
方の長辺部側から延出した複数個のティースを有する帯
状のバックヨークを上記ティース相互間に位置する折曲
部において折り曲げることで環状に変形し、円筒状のフ
レーム内に収容するステータコアにおいて、上記バック
ヨークの上記ティースの基端部側には、切欠部が形成さ
れていることとした。
長辺部側から延出した複数個のティースを有する帯状の
バックヨークを上記ティース相互間に位置する折曲部に
おいて折り曲げることで環状に変形し、円筒状のフレー
ム内に収容するステータコアにおいて、上記バックヨー
クの上記折曲部の内径側には、径方向内側に向けて突起
部が形成されていることとした。
生じる。すなわち、請求項1に記載された発明では、バ
ックヨークのティースの基端部側には、切欠部が形成さ
れているので、コアーバック断面積を減らすことなく、
スロット断面積を大きくすることができる。このため、
磁気抵抗の増加を防止しつつ、コイルの巻数を増やすこ
とができる。
ークの折曲部の内径側には、径方向内側に向けて突起部
が形成されているので、スロット断面積を減らすことな
く、コアーバック断面積を大きくすることができる。こ
のため、磁気抵抗の増加を防止しつつ、コイルの巻数を
増やすことができる。
係るステータコア20を円筒状のフレーム11内に収容
した状態を示す断面図である。ステータコア20は、環
状に形成されたバックヨーク21と、このバックヨーク
21の内周側に延出された複数のティース22と、これ
らティース22間に設けられ切り込み23aを有する折
曲部23と、ティース22に捲回されたコイル24とを
備えている。
基端部側には径方向外側に向けて切欠部21aが形成さ
れている。また、図2に示すように折曲部23の切り込
み23aの開口部付近には突起部23bが形成されてい
る。
1aにインサート形成されたエポキシ粉体等からなる絶
縁部24aと、この絶縁部24aを介してティース22
bに捲回されたワイヤ24bとから構成されている。
は、図3の(b)に示すように、ステータコア20を環
状に変形させて、切り込み部23aを突き合わせ、コア
ーバックを形成する。このとき、切欠部21aにより、
ティース22の長さLを長くすることなくスロット断面
積を増やすことができ、ワイヤ24bの巻数を増やすこ
とができる。一方、突起部23bを設けることによりコ
アーバックの長さMが短くならない。すなわち、図3中
矢印Φに示すようにコアーバック断面積を十分に確保す
ることができる。このため、コアーの飽和や鉄損磁気抵
抗の増加が生じない。
タコア20によれば、スロット断面積を増加させてワイ
ヤ24の巻数を増やすとともに、コアーバック断面積を
十分に確保することができる。このため、モータ効率を
向上させることができる。したがって、従来のステータ
コアと同一の寸法に形成すれば、高出力化できる。一
方、同一の出力であればモータ全体の大きさを小型化す
ることが可能となる。なお、本発明は上記実施の形態に
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
アーバック断面積を減らすことなく、スロット断面積を
大きくすることができる。このため、磁気抵抗の増加を
防止しつつ、コイルの巻数を増やすことができる。
ット断面積を減らすことなく、コアーバック断面積を大
きくすることができる。このため、磁気抵抗の増加を防
止しつつ、コイルの巻数を増やすことができる。
み込まれたブラシレスDCモータを示す断面図。
DCモータを示す断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】その一方の長辺部側から延出した複数個の
ティースを有する帯状のバックヨークを上記ティース相
互間に位置する折曲部において折り曲げることで環状に
変形し、円筒状のフレーム内に収容するステータコアに
おいて、 上記バックヨークの上記ティースの基端部側には、径方
向外側に向けて切欠部が形成されていることを特徴とす
るステータコア。 - 【請求項2】その一方の長辺部側から延出した複数個の
ティースを有する帯状のバックヨークを上記ティース相
互間に位置する折曲部において折り曲げることで環状に
変形し、円筒状のフレーム内に収容するステータコアに
おいて、 上記バックヨークの上記折曲部の内径側には、径方向内
側に向けて突起部が形成されていることを特徴とするス
テータコア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10104837A JPH11299134A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | ステータコア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10104837A JPH11299134A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | ステータコア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11299134A true JPH11299134A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14391480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10104837A Pending JPH11299134A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | ステータコア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11299134A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-04-15 JP JP10104837A patent/JPH11299134A/ja active Pending
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US9531222B2 (en) | 2011-09-19 | 2016-12-27 | Nidec Corporation | Stator core having convex protruding portion coinciding with adjacent coils |
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