JP2002203396A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP2002203396A
JP2002203396A JP2001103665A JP2001103665A JP2002203396A JP 2002203396 A JP2002203396 A JP 2002203396A JP 2001103665 A JP2001103665 A JP 2001103665A JP 2001103665 A JP2001103665 A JP 2001103665A JP 2002203396 A JP2002203396 A JP 2002203396A
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semiconductor memory
memory device
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nonvolatile semiconductor
erasing
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Asako Miyoshi
麻子 三好
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一度に消去する消去範囲が小さい場合や、昇
圧回路とメモリセルとの間の電圧降下が小さい場合にお
いて、メモリセルにかかるストレスを低減し得る不揮発
性半導体記憶装置を提供することにある。 【解決手段】 ベリファイ機能を有しない電気的に書換
え可能な不揮発性半導体記憶装置1において、消去動作
を行うための昇圧電圧を発生させる昇圧回路2と、消去
範囲を格納するデータ記憶手段5と、昇圧回路2で発生
した昇圧電圧をデータ記憶手段5に格納された消去範囲
に応じて調整する昇圧調整回路6とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベリファイ機能を
有しない電気的に書換え可能な不揮発性半導体記憶装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ベリファイ機能を有しない電気的に書き
換え可能(消去可能)な不揮発性半導体記憶装置(以下
単に「不揮発性半導体記憶装置」という。)は、電源を
切ってもデータが消えないという特徴を有している。こ
のため近年パソコンやデジタルカメラ等の記憶媒体とし
て広く利用されている。この不揮発性半導体記憶装置に
おけるデータの書き換えに必要な消去動作は、後述する
ように不揮発性半導体記憶装置を構成するメモリセルに
高電圧をかけることによって行われている。また、消去
動作時における昇圧電圧や消去動作を行う時間(消去時
間)は予め設定されており、一度に消去する消去範囲の
大きさに関わらず常に一定である。
【0003】次に、従来の不揮発性半導体記憶装置につ
いて図を用いて説明する。図6は従来の不揮発性半導体
記憶装置を示すブロック図である。図6に示すように、
不揮発性半導体記憶装置51は、昇圧回路52と、メモ
リセル53と、定電圧源54とから構成されている。
【0004】消去動作は、外部から供給された電源電圧
を用いて昇圧回路52で消去時に必要な正・負の高電圧
(昇圧電圧)を生成し、これをメモリセル53の各ノー
ドに供給することにより行われる。この不揮発性半導体
記憶装置ではベリファイ機能を有しないため、昇圧電圧
と消去時間を予め設定して消去動作が実行される。
【0005】メモリセル53について図を用いて説明す
る。図7は図6に示す不揮発性半導体記憶装置を構成す
るメモリセル53を示す図である。図7に示すように、
メモリセル53はメモリセルトランジスタ55とセレク
トゲートトランジスタ56とで構成されている。また、
メモリセル53はノードA57、ノードB58、ノード
C59、ノードD60、ノードE61およびノードF6
2といった6つの端子を備えている。
【0006】消去動作時においてノードA57には、昇
圧回路52で生成された負の高電圧と定電圧源54で定
電圧化された電源電圧とが設定された消去時間の間印加
される。ノードA57に定電圧化された電源電圧が印加
されるのは、メモリセルトランジスタ55へ印加される
電圧によるストレスの緩和のためである。また、このと
きノードB58、ノードC59およびノードE61に
は、昇圧回路52で生成された正の高電圧が設定された
消去時間の間印加される。さらに、ノードD60には定
電圧源54で定電圧化された電源電圧が設定された消去
時間の間印加される。格納されたデータの消去はノード
A57とノードC59との間の電位差を利用して実行さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記に示す
従来の構成では、セレクトゲートトランジスタ56にリ
ーク電流が存在すると、ノードD60の電位が上昇し、
それに伴いノードA57の電位も上昇する。一方、ノー
ドF62ではノードD60の電位上昇によって電位降下
が発生し、ノードF62と同じ昇圧回路を使用している
ノードB58、ノードC59およびノードE61の電位
も降下してしまう。結果、ノードA57とノードC59
間の電位差が小さくなってしまう。
【0008】また、このリーク電流の総量は一度に消去
する消去範囲が大きいほど多くなるため、予め設定され
た昇圧電圧と消去時間の値が小さいと、消去レベルが浅
くなってしまう。そのため、昇圧電圧と消去時間とは、
昇圧回路52とメモリセル53とを接続する配線を含め
た電源インピーダンスによる電位差の低下を考慮し、メ
モリセル53全体にデータが格納されている場合にも十
分に消去を行えるように設定しておく必要がある。
【0009】しかしながら、このようにして昇圧電圧と
消去時間とを設定すると、消去範囲が小さい場合にメモ
リセル53に大きなストレスを与えてしまい、不揮発性
半導体記憶装置の信頼性を損なう場合がある。また、消
去動作時のストレスが消去範囲の大きさによって異なる
と、不揮発性半導体記憶装置の信頼性の評価が困難とな
る。
【0010】また、上述のように昇圧電圧と消去時間と
は電位差の低下を考慮して設定されるが、この電位差の
低下の度合は周囲の温度等といった環境に影響を受け
る。そのため、昇圧電圧及び消去時間の設定において
は、電位差の低下が最も大きい状況を考慮する必要があ
る。
【0011】しかしながら、このような状況を考慮して
昇圧電圧及び消去時間の設定を行うと、電位差の低下が
小さい状況で不揮発性半導体記憶装置を用いた場合に、
上述した場合と同様に、メモリセル53に大きなストレ
スを与えてしまう。また、不揮発性半導体記憶装置の信
頼性を損なってしまう。
【0012】本発明の課題は、上記問題点を解決し、一
度に消去する消去範囲が小さい場合や、昇圧回路とメモ
リセルとの間の電圧降下が小さい場合において、メモリ
セルにかかるストレスを低減し得る不揮発性半導体記憶
装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる不揮発性半導体記憶装置の第一の態
様は、ベリファイ機能を有しない電気的に書換え可能な
不揮発性半導体記憶装置であって、消去動作を行うため
の昇圧電圧を発生させる昇圧回路と、消去範囲を格納す
るデータ記憶手段と、前記昇圧回路で発生した昇圧電圧
を前記データ記憶手段に格納された消去範囲に応じて調
整する昇圧調整回路とを少なくとも有することを特徴と
する。
【0014】このように第一の態様では昇圧電圧を消去
範囲に応じて調整することができるので、消去範囲が小
さい場合においてはメモリセルにかかるストレスの低減
を図ることができ、消去範囲が大きい場合においては消
去レベルが浅くなるのを抑制できる。
【0015】第一の態様においては、上記昇圧調整回路
が抵抗分割回路で構成されているのが好ましい。かかる
場合は、単一の昇圧回路を用いて、その出力電圧を変化
させることができる。
【0016】また、第一の態様においては、上記昇圧回
路が複数個備えられており、上記昇圧調整回路が、昇圧
電圧を発生させる昇圧回路の個数をデータ記憶手段に格
納された消去範囲に応じて選択することによって、昇圧
電圧の調整を行うものであっても好ましい。かかる場合
は、消去範囲に応じて動作させる昇圧回路の個数を変化
させているので、消去範囲が狭い場合の消費電力を小さ
くすることが出来る。
【0017】次に、上記目的を達成するために本発明に
かかる不揮発性半導体記憶装置の第二の態様は、ベリフ
ァイ機能を有しない電気的に書換え可能な不揮発性半導
体記憶装置であって、消去動作を行うための昇圧電圧を
発生させる昇圧回路と、消去範囲を格納するデータ記憶
手段と、前記データ記憶手段に格納された消去範囲に応
じて消去動作を行う時間を調整する消去時間調整回路と
を少なくとも有することを特徴とする。
【0018】このように第二の態様では消去動作を行う
時間を消去範囲に応じて調整することができるので、本
態様においても第一の態様と同様に、消去範囲が小さい
場合においてはメモリセルにかかるストレスの低減を図
ることができ、消去範囲が大きい場合においては消去レ
ベルが浅くなるのを抑制できる。
【0019】また、第二の態様においては、消去時間調
整回路はリングオシレータ回路で構成されているのが好
ましい。かかる場合は、リングオシレータ回路の段数を
切り替えることで、最適な消去時間を設定することがで
きる。
【0020】さらに、上記目的を達成するために本発明
にかかる不揮発性半導体記憶装置の第三の態様は、ベリ
ファイ機能を有しない電気的に書換え可能な不揮発性半
導体記憶装置であって、メモリセルと、消去動作を行う
ための昇圧電圧を発生させる昇圧回路と、前記メモリセ
ルに印加された昇圧電圧の値を記憶する昇圧電圧記憶手
段と、前記昇圧電圧記憶手段に記憶された昇圧電圧の値
に応じて消去動作を行う時間を調整する消去時間調整回
路とを少なくとも有することを特徴とする。
【0021】このように、第三の態様では、メモリセル
に印加された昇圧電圧の大きさに応じて消去時間を調整
することができる。そのため、昇圧電圧の降下が小さ
く、メモリセルに印加される昇圧電圧が高い場合におい
て、メモリセルに大きなストレスがかかるのを軽減でき
る。また、昇圧電圧の大きさに拘わらず消去レベルを揃
えることができる。
【0022】また、第三の態様においても、消去時間調
整回路はリングオシレータ回路で構成されているのが好
ましい。かかる場合は、リングオシレータ回路の段数を
切り替えることで、最適な消去時間を設定することがで
きる。
【0023】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1にかかる不揮発性半導体記憶装置について図1〜
3を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形
態1にかかる不揮発性半導体記憶装置の一例を示す図で
ある。図2および図3は、本発明の実施の形態1にかか
る不揮発性半導体記憶装置の他の例を示す図である。
【0024】図1の例に示す本発明の実施の形態1にか
かる不揮発性半導体記憶装置1は、ベリファイ機能を有
しておらず、メモリセル3に格納されたデータを電気的
に書換え可能なように構成されている。不揮発性半導体
記憶装置1は、従来と同様に、消去動作を行うための昇
圧電圧(正・負の高電圧)を発生させる昇圧回路2と、
外部からの電源電圧を定電圧化する定電圧源4と、デー
タを格納するメモリセル3とを有している。不揮発性半
導体記憶装置1において消去時間は予め設定されてい
る。また、昇圧回路2において生成される正・負の高電
圧の値も予め設定されている。
【0025】但し、不揮発性半導体記憶装置1において
は、従来の不揮発性半導体記憶装置と異なり、更にデー
タ記憶手段5と昇圧調整回路6とを有している。データ
記憶手段5はレジスタ回路で構成されており、一度に消
去する消去範囲、即ち消去が意図されたメモリセル3内
のブロック数(ビット数)を記憶する機能を有してい
る。昇圧調整回路6は、データ記憶手段5に格納された
消去範囲、即ち消去が意図されたブロック数に応じて、
消去レベルが最適になるように、昇圧回路2で発生した
昇圧電圧を調整する機能を有している。
【0026】本発明において昇圧調整回路6の構成は特
に限定されるものではない。昇圧調整回路6としては、
例えば図2の例に示すように抵抗分割回路7を用いるこ
ともできる。抵抗分割回路7は、消去が意図されたブロ
ック数に応じて抵抗値を切り替えることによって昇圧電
圧の調整を行っている。
【0027】更に、本発明において不揮発性半導体記憶
装置1は、図3の例に示すように昇圧回路2が複数個配
置されたものであっても良い。この場合、昇圧調整回路
6は、昇圧電圧を発生させる昇圧回路の個数をデータ記
憶手段5に格納された消去範囲に応じて選択することに
よって、昇圧電圧の調整を行っている。
【0028】このように本発明の不揮発性半導体記憶装
置1では、一度に消去する消去範囲に応じて昇圧電圧の
調整を行うことができる。よって、消去範囲が小さい場
合においてはメモリセルにかかるストレスの低減を図る
ことができ、また消去範囲の大小に拘わらず消去レベル
を均一にできる。
【0029】(実施の形態2)次に本発明の実施の形態
2にかかる不揮発性半導体記憶装置について、図4を参
照しながら説明する。図4は、本発明の実施の形態2に
かかる不揮発性半導体記憶装置の一例を示す図である。
【0030】図4の例に示す本発明の実施の形態2にか
かる不揮発性半導体記憶装置11も、実施の形態1にか
かる不揮発性半導体記憶装置1と同様に、ベリファイ機
能を有しておらず、メモリセル13に格納されたデータ
を電気的に書換え可能なように構成されている。不揮発
性半導体記憶装置11も、従来と同様に、消去動作を行
うための昇圧電圧(正・負の高電圧)を発生させる昇圧
回路12と、外部からの電源電圧を定電圧化する定電圧
源14と、データを格納するメモリセル13とを有して
いる。なお、不揮発性半導体記憶装置11においても消
去時間は予め設定されており、昇圧回路12において生
成される正・負の高電圧の値も予め設定されている。
【0031】但し、不揮発性半導体記憶装置11では、
更にデータ記憶手段15と消去時間調整回路16とを有
しており、この点で従来の不揮発性半導体記憶装置と異
なっている。データ記憶手段15は、図1〜3に示した
ものと同様に、レジスタ回路で構成されており、一度に
消去する範囲を記憶する機能を有している。消去時間調
整回路16は、データ記憶手段15に格納された消去範
囲に応じて消去動作を行う時間、即ち消去時間を調整す
る機能を有している。図4の例では、消去時間の調整は
予め設定された消去時間を、例えば消去範囲が広い場合
には長くなるよう補正することによって行われている。
【0032】本実施の形態2において消去時間調整回路
16の構成は特に限定されるものではない。但し、消去
時間調整回路16としては、例えばリングオシレータ回
路が好ましいものとして挙げられる。リングオシレータ
回路による消去時間の調整は、データ記憶手段15に記
憶された消去範囲に応じてリングオシレータ回路の段数
を切り替え、段数に応じて発振周期を変化させることに
よって行われる。
【0033】このように本発明の不揮発性半導体記憶装
置11では、一度に消去する消去範囲に応じて消去時間
の調整を行うことができる。よって、不揮発性半導体記
憶装置11においても、不揮発性半導体記憶装置1と同
様に、消去範囲が小さい場合においてメモリセルにかか
るストレスの低減を図ることができ、また消去範囲の大
小に拘わらず消去レベルを均一にできる。
【0034】(実施の形態3)次に本発明の実施の形態
3にかかる不揮発性半導体記憶装置について、図5を参
照しながら説明する。図5は、本発明の実施の形態3に
かかる不揮発性半導体記憶装置の一例を示す図である。
【0035】図5の例に示す本発明の実施の形態3にか
かる不揮発性半導体記憶装置21も、実施の形態1にか
かる不揮発性半導体記憶装置1と同様に、ベリファイ機
能を有しておらず、メモリセル23に格納されたデータ
を電気的に書換え可能なように構成されている。不揮発
性半導体記憶装置21も、従来と同様に、消去動作を行
うための昇圧電圧(正・負の高電圧)を発生させる昇圧
回路22と、外部からの電源電圧を定電圧化する定電圧
源24と、データを格納するメモリセル23とを有して
いる。なお、不揮発性半導体記憶装置21においても消
去時間は予め設定されており、昇圧回路22において生
成される正・負の高電圧の値も予め設定されている。
【0036】但し、不揮発性半導体記憶装置21では、
昇圧電圧記憶手段25と消去時間調整回路26とを有し
ており、この点で従来の不揮発性半導体記憶装置と異な
っている。昇圧電圧記憶手段25はレジスタ回路で構成
されており、メモリセル23に印加された昇圧電圧の値
を記憶する機能を有している。消去時間調整回路26
は、昇圧電圧記憶手段25に記憶されている昇圧電圧の
値に基づいて、消去動作を行う時間を調整する機能を有
している。不揮発性半導体記憶装置21では、昇圧電圧
記憶手段25と消去時間調整回路26とにより、消去レ
ベルの最適化を図っている。図6の例では、消去時間の
調整は予め設定された消去時間を補正することによって
行われている。
【0037】本実施の形態3においても消去時間調整回
路26の構成は特に限定されるものではない。但し、本
実施の形態3においても実施の形態2と同様の理由か
ら、消去時間調整回路26としては、例えばリングオシ
レータ回路が好ましいものとして挙げられる。リングオ
シレータ回路による消去時間の調整は、昇圧電圧記憶手
段25に記憶された昇圧電圧に応じてリングオシレータ
回路の段数を切り替え、段数に応じて発振周期を変化さ
せることによって行われる。
【0038】このように本発明の不揮発性半導体記憶装
置21では、メモリセル23に印加された昇圧電圧の大
きさに応じて消去時間の調整を行うことができる。この
ため、昇圧電圧の降下が小さく、メモリセル23に印加
された昇圧電圧の値が大きい場合であっても、メモリセ
ルにかかるストレスの低減を図ることができる。また、
昇圧電圧の大小に拘わらず消去レベルを均一にできる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明の不揮発性半導体
記憶装置によれば、一度に消去する消去範囲に応じて昇
圧電圧または消去時間を調整できるので、消去範囲が小
さい場合のメモリセルにかかるストレスを軽減でき、一
度に消去する消去範囲の大きさに拘わらず消去レベルを
揃えることができる。よって、不揮発性半導体記憶装置
の信頼性の向上を図ることができる。更に、消去時間の
調整を行う態様においては、消去範囲が小さい場合に、
従来に比べて消去時間の短縮化を図ることができる。
【0040】また、本発明の不揮発性半導体記憶装置に
よれば、メモリセルに印加される昇圧電圧の大きさに応
じて消去時間を調整する態様とすることもできる。この
ため、昇圧電圧が高い場合のメモリセルにかかるストレ
スを軽減でき、昇圧電圧の大きさに拘わらず消去レベル
を揃えることができる。よって、不揮発性半導体記憶装
置の信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる不揮発性半導体
記憶装置の一例を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1にかかる不揮発性半導体
記憶装置の他の例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1にかかる不揮発性半導体
記憶装置の他の例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態2にかかる不揮発性半導体
記憶装置の一例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態3にかかる不揮発性半導体
記憶装置の一例を示す図である。
【図6】従来の不揮発性半導体記憶装置を示すブロック
図である。
【図7】図5に示す不揮発性半導体記憶装置を構成する
メモリセル53を示す図である。
【符号の説明】
1、11、21 不揮発性半導体記憶装置 2、12、22 昇圧回路 3、13、23 メモリセル 4、14、24 定電圧源 5、15 データ記憶手段 6 昇圧調整回路 16、26 消去時間調整回路 25 昇圧電圧記憶手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベリファイ機能を有しない電気的に書換
    え可能な不揮発性半導体記憶装置であって、消去動作を
    行うための昇圧電圧を発生させる昇圧回路と、消去範囲
    を格納するデータ記憶手段と、前記昇圧回路で発生した
    昇圧電圧を前記データ記憶手段に格納された消去範囲に
    応じて調整する昇圧調整回路とを少なくとも有すること
    を特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記昇圧調整回路が抵抗分割回路で構成
    されている請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記昇圧回路を複数個有し、上記昇圧調
    整回路が、昇圧電圧を発生させる昇圧回路の個数をデー
    タ記憶手段に格納された消去範囲に応じて選択すること
    によって、昇圧電圧の調整を行うものである請求項1記
    載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 ベリファイ機能を有しない電気的に書換
    え可能な不揮発性半導体記憶装置であって、消去動作を
    行うための昇圧電圧を発生させる昇圧回路と、消去範囲
    を格納するデータ記憶手段と、前記データ記憶手段に格
    納された消去範囲に応じて消去動作を行う時間を調整す
    る消去時間調整回路とを少なくとも有することを特徴と
    する不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 上記消去時間調整回路が、リングオシレ
    ータ回路で構成されている請求項4記載の不揮発性半導
    体記憶装置。
  6. 【請求項6】 ベリファイ機能を有しない電気的に書換
    え可能な不揮発性半導体記憶装置であって、メモリセル
    と、消去動作を行うための昇圧電圧を発生させる昇圧回
    路と、前記メモリセルに印加された昇圧電圧の値を記憶
    する昇圧電圧記憶手段と、前記昇圧電圧記憶手段に記憶
    された昇圧電圧の値に応じて消去動作を行う時間を調整
    する消去時間調整回路とを少なくとも有することを特徴
    とする不揮発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 上記消去時間調整回路が、リングオシレ
    ータ回路で構成されている請求項6記載の不揮発性半導
    体記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011175712A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Toshiba Corp 半導体記憶装置

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