JP2002202871A - 印刷システム、印刷制御装置、情報処理方法、制御プログラム - Google Patents
印刷システム、印刷制御装置、情報処理方法、制御プログラムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリントサーバ又は画像形成装置の好適な一
例であるネットワークプリンタ等を含む印刷システムを
適切に動作させる。 【解決手段】 ネットワーク１０１を介して接続された
プリンタ１０４，１０５と通信するプリントサーバ１０
３において、プリンタ１０４，１０５を利用可能とする
ために用いられる、プリンタ１０４，１０５の有する印
刷完了通知機能を示す情報を登録し、そのプリンタ１０
４，１０５を利用可能とするために用いる情報を登録す
るのに応答して、プリンタ１０４，１０５から印刷完了
通知を受信できるように印刷完了通知機能の印刷完了通
知先をプリントサーバ１０３に設定する設定情報を生成
する。ここで、プリンタ１０４，１０５の印刷完了通知
機能を示す情報に基づいて印刷完了通知先をプリントサ
ーバ１０３に設定するための、プリンタ１０４，１０５
が認識可能な設定情報を生成する。
例であるネットワークプリンタ等を含む印刷システムを
適切に動作させる。 【解決手段】 ネットワーク１０１を介して接続された
プリンタ１０４，１０５と通信するプリントサーバ１０
３において、プリンタ１０４，１０５を利用可能とする
ために用いられる、プリンタ１０４，１０５の有する印
刷完了通知機能を示す情報を登録し、そのプリンタ１０
４，１０５を利用可能とするために用いる情報を登録す
るのに応答して、プリンタ１０４，１０５から印刷完了
通知を受信できるように印刷完了通知機能の印刷完了通
知先をプリントサーバ１０３に設定する設定情報を生成
する。ここで、プリンタ１０４，１０５の印刷完了通知
機能を示す情報に基づいて印刷完了通知先をプリントサ
ーバ１０３に設定するための、プリンタ１０４，１０５
が認識可能な設定情報を生成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上に
接続された情報処理装置と複数のプリンタとから構成さ
れる印刷システム、印刷制御装置、情報処理方法、制御
プログラムに関するものである。
接続された情報処理装置と複数のプリンタとから構成さ
れる印刷システム、印刷制御装置、情報処理方法、制御
プログラムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の印刷システムにおいては、印刷処
理をさせるホストコンピュータから、印刷ジョブを管理
するプリントサーバに印刷データを送信し、プリントサ
ーバ（以下、従来からあるプリントサーバという。）か
らプリンタに対して印刷データを送信していた。また、
これらの従来からあるプリントサーバは、通常、別に設
けられることが多かった。従来の印刷システムにおいて
は、印刷データの送受信よるネットワークの負荷増大
や、従来からあるプリントサーバの新規設置の負担、さ
らに従来からあるプリントサーバの負荷の増大が問題と
なっていた。
理をさせるホストコンピュータから、印刷ジョブを管理
するプリントサーバに印刷データを送信し、プリントサ
ーバ（以下、従来からあるプリントサーバという。）か
らプリンタに対して印刷データを送信していた。また、
これらの従来からあるプリントサーバは、通常、別に設
けられることが多かった。従来の印刷システムにおいて
は、印刷データの送受信よるネットワークの負荷増大
や、従来からあるプリントサーバの新規設置の負担、さ
らに従来からあるプリントサーバの負荷の増大が問題と
なっていた。
【０００３】近年、これらの問題を解決するため、次の
ような印刷システムが開発されつつある。例えば、クラ
イアントはプリントサーバにジョブの情報だけを送信
し、自身で印刷データをスプールしておく。一方、プリ
ントサーバは、ジョブ情報を保持し、ジョブの順序管理
を行う。さらに、プリントサーバは、プリンタのステー
タスを、監視することにより管理し、プリンタが印刷デ
ータを受け付け可能であると判断すると、その旨をクラ
イアントに報知する。続いて、プリントサーバからの報
知を受けたクライアントがプリンタに印刷データを送信
する。これにより、印刷データがプリントサーバに送信
されることなく、印刷を要求するコンピュータからプリ
ンタに直接送信されるので、機器やネットワークの負荷
の軽減を行うことができる。また、プリントサーバの負
荷が小さくなるので、別にプリントサーバを新たに設置
する必要がなくなる。
ような印刷システムが開発されつつある。例えば、クラ
イアントはプリントサーバにジョブの情報だけを送信
し、自身で印刷データをスプールしておく。一方、プリ
ントサーバは、ジョブ情報を保持し、ジョブの順序管理
を行う。さらに、プリントサーバは、プリンタのステー
タスを、監視することにより管理し、プリンタが印刷デ
ータを受け付け可能であると判断すると、その旨をクラ
イアントに報知する。続いて、プリントサーバからの報
知を受けたクライアントがプリンタに印刷データを送信
する。これにより、印刷データがプリントサーバに送信
されることなく、印刷を要求するコンピュータからプリ
ンタに直接送信されるので、機器やネットワークの負荷
の軽減を行うことができる。また、プリントサーバの負
荷が小さくなるので、別にプリントサーバを新たに設置
する必要がなくなる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな印刷システムにおいて、印刷処理を適切に遂行する
ためには、様々な課題を解決する必要がある。
うな印刷システムにおいて、印刷処理を適切に遂行する
ためには、様々な課題を解決する必要がある。
【０００５】例えば、前述の、近年開発された印刷デー
タをスプールすることなく、印刷の順序管理を行うこと
ができるプリントサーバ（以下、単にプリントサーバと
いう）は、印刷順序を適切に管理するため、ネットワー
ク上の各プリンタのステータスを確実に把握する必要が
ある。ステータスとは、例えば、プリンタの印刷完了状
態を含む印刷処理状況などである。印刷システムを構成
するプリンタには印刷完了通知機能を有するものが近年
開発されているが、印刷完了の通知先がプリンタに対す
るジョブの送信元となるプリンタも多い。これらのプリ
ンタの印刷完了の通知先が、印刷データの送信元である
ホストコンピュータとなり、印刷完了の通知を受けるこ
とが出来ないという問題がある。そこで、各プリンタか
ら印刷完了の通知を受けることが出来るようにできるよ
うな仕組みを提供することが第一の課題である。
タをスプールすることなく、印刷の順序管理を行うこと
ができるプリントサーバ（以下、単にプリントサーバと
いう）は、印刷順序を適切に管理するため、ネットワー
ク上の各プリンタのステータスを確実に把握する必要が
ある。ステータスとは、例えば、プリンタの印刷完了状
態を含む印刷処理状況などである。印刷システムを構成
するプリンタには印刷完了通知機能を有するものが近年
開発されているが、印刷完了の通知先がプリンタに対す
るジョブの送信元となるプリンタも多い。これらのプリ
ンタの印刷完了の通知先が、印刷データの送信元である
ホストコンピュータとなり、印刷完了の通知を受けるこ
とが出来ないという問題がある。そこで、各プリンタか
ら印刷完了の通知を受けることが出来るようにできるよ
うな仕組みを提供することが第一の課題である。
【０００６】また近年、印刷完了通知機能を有するプリ
ンタや、印刷完了通知機能が無いプリンタなど、様々な
プリンタが印刷システムに接続されてきている。近年開
発された印刷システムにおける、プリントサーバは、印
刷完了通知機能を有するプリンタに対しても一律にポー
リングにより各プリンタの印刷完了を把握している。し
かし、ポーリング方式によれば、何度もプリンタステー
タスを取得するので、ネットワークやプリンタ、プリン
トサーバに負荷を与えることになる問題がある。そこ
で、印刷完了通知の有無に関わらず、プリントサーバ側
で、ネットワークや装置に負荷をかけることなく、確実
に印刷完了通知を受けることが出来る仕組みを提供する
のが第二の課題である。
ンタや、印刷完了通知機能が無いプリンタなど、様々な
プリンタが印刷システムに接続されてきている。近年開
発された印刷システムにおける、プリントサーバは、印
刷完了通知機能を有するプリンタに対しても一律にポー
リングにより各プリンタの印刷完了を把握している。し
かし、ポーリング方式によれば、何度もプリンタステー
タスを取得するので、ネットワークやプリンタ、プリン
トサーバに負荷を与えることになる問題がある。そこ
で、印刷完了通知の有無に関わらず、プリントサーバ側
で、ネットワークや装置に負荷をかけることなく、確実
に印刷完了通知を受けることが出来る仕組みを提供する
のが第二の課題である。
【０００７】また、プリンタが印刷完了通知機能を有し
ているプリンタの中には、印刷完了通知先をプリンタに
登録しておくことができるものもあれば、印刷完了通知
先を登録することが出来ないものもある。印刷完了通知
先の登録できないプリンタに対して、そのまま印刷デー
タを送信すると、印刷データの送信元が印刷完了通知先
になるように設定するような命令を含むような印刷デー
タを生成してしまい、プリントサーバ側で印刷完了通知
を確実には受信することができないという問題がある。
そこで、様々なプリンタの印刷完了通知機能に応じて、
プリントサーバ側で確実に印刷完了通知を受けることが
出来るような仕組みを提供することが第三の課題であ
る。
ているプリンタの中には、印刷完了通知先をプリンタに
登録しておくことができるものもあれば、印刷完了通知
先を登録することが出来ないものもある。印刷完了通知
先の登録できないプリンタに対して、そのまま印刷デー
タを送信すると、印刷データの送信元が印刷完了通知先
になるように設定するような命令を含むような印刷デー
タを生成してしまい、プリントサーバ側で印刷完了通知
を確実には受信することができないという問題がある。
そこで、様々なプリンタの印刷完了通知機能に応じて、
プリントサーバ側で確実に印刷完了通知を受けることが
出来るような仕組みを提供することが第三の課題であ
る。
【０００８】本発明は上記課題の少なくとも一つを解決
することを目的とする。また、本発明の目的は、プリン
トサーバ又は画像形成装置の好適な一例であるネットワ
ークプリンタ等を含む印刷システムを適切に動作させる
ことである。
することを目的とする。また、本発明の目的は、プリン
トサーバ又は画像形成装置の好適な一例であるネットワ
ークプリンタ等を含む印刷システムを適切に動作させる
ことである。
【０００９】例えば、本発明の好ましい実施形態による
第一の目的は、プリントサーバが、各プリンタから印刷
完了の通知を受けることが出来るようにできるような仕
組みを提供することである。
第一の目的は、プリントサーバが、各プリンタから印刷
完了の通知を受けることが出来るようにできるような仕
組みを提供することである。
【００１０】また、本発明の好ましい実施形態による第
二の目的は、印刷完了通知の有無に関わらず、プリント
サーバ側で、ネットワークや装置に負荷をかけることな
く、確実に印刷完了通知を受けることが出来る仕組みを
提供することである。
二の目的は、印刷完了通知の有無に関わらず、プリント
サーバ側で、ネットワークや装置に負荷をかけることな
く、確実に印刷完了通知を受けることが出来る仕組みを
提供することである。
【００１１】また、本発明の好ましい実施形態による第
三の目的は、様々なプリンタの印刷完了通知機能に応じ
て、プリントサーバ側で確実に印刷完了通知を受けるこ
とが出来るような仕組みを提供することである。
三の目的は、様々なプリンタの印刷完了通知機能に応じ
て、プリントサーバ側で確実に印刷完了通知を受けるこ
とが出来るような仕組みを提供することである。
【００１２】ネットワーク上に接続されたプリンタを認
識し、当該プリンタからの所定の情報に基づいて、印刷
処理を適切に行うことが出来るように、プリンタの設定
を行うことができる印刷システムを提供することを一つ
の目的とする。特に、本発明の好ましい実施形態の一つ
においては、印刷順序管理を適切に行うために、各プリ
ンタのステータス、例えば、印刷完了通知をプリントサ
ーバ側で確実に取得することを可能にすることをさらに
別の目的とする。
識し、当該プリンタからの所定の情報に基づいて、印刷
処理を適切に行うことが出来るように、プリンタの設定
を行うことができる印刷システムを提供することを一つ
の目的とする。特に、本発明の好ましい実施形態の一つ
においては、印刷順序管理を適切に行うために、各プリ
ンタのステータス、例えば、印刷完了通知をプリントサ
ーバ側で確実に取得することを可能にすることをさらに
別の目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の好ましい実施形態の一例として、ネットワ
ークを介して接続された画像形成装置と通信する印刷制
御装置であって、前記画像形成装置を利用可能とするた
めに用いられる情報を登録する登録手段と、前記登録手
段により前記画像形成装置を利用可能とするために用い
る情報を登録するのに応答して、前記画像形成装置から
の印刷完了通知を受信できるように、前記画像形成装置
が有する印刷完了通知手段の印刷完了通知先を前記印刷
制御装置に設定する設定情報を生成する生成手段とを有
する装置が開示される。
に、本発明の好ましい実施形態の一例として、ネットワ
ークを介して接続された画像形成装置と通信する印刷制
御装置であって、前記画像形成装置を利用可能とするた
めに用いられる情報を登録する登録手段と、前記登録手
段により前記画像形成装置を利用可能とするために用い
る情報を登録するのに応答して、前記画像形成装置から
の印刷完了通知を受信できるように、前記画像形成装置
が有する印刷完了通知手段の印刷完了通知先を前記印刷
制御装置に設定する設定情報を生成する生成手段とを有
する装置が開示される。
【００１４】更に上記目的を達成するために、本発明の
好ましい実施形態の一例として、ネットワークを介して
画像形成装置と通信する印刷制御装置において、前記画
像形成装置が印刷完了通知機能を有するか否かを判断す
る判断手段と、前記判断手段が、前記画像形成装置が印
刷完了通知機能を有すると判断した場合には、前記画像
形成装置が送信する印刷完了通知を受信し、前記判断手
段が、画像形成装置が印刷完了通知機能を有さないと判
断した場合には、前記画像形成装置に対して印刷処理の
状況を要求して受信することにより印刷処理の状況を管
理する管理手段とを有することを特徴とする印刷制御装
置が開示される。
好ましい実施形態の一例として、ネットワークを介して
画像形成装置と通信する印刷制御装置において、前記画
像形成装置が印刷完了通知機能を有するか否かを判断す
る判断手段と、前記判断手段が、前記画像形成装置が印
刷完了通知機能を有すると判断した場合には、前記画像
形成装置が送信する印刷完了通知を受信し、前記判断手
段が、画像形成装置が印刷完了通知機能を有さないと判
断した場合には、前記画像形成装置に対して印刷処理の
状況を要求して受信することにより印刷処理の状況を管
理する管理手段とを有することを特徴とする印刷制御装
置が開示される。
【００１５】更に上記目的を達成するために、本発明の
好ましい実施形態の一例として、ネットワークを介して
印刷制御装置と通信し、画像形成装置に印刷データを送
信する情報処理装置において、前記画像形成装置の機器
情報を取得する取得手段と、前記機器情報に基づいて、
当該印刷データに対する前記画像形成装置の印刷完了通
知先の設定を行う命令の追加、又は、修正を行う命令追
加修正手段とを有することを特徴とする情報処理装置が
開示される。
好ましい実施形態の一例として、ネットワークを介して
印刷制御装置と通信し、画像形成装置に印刷データを送
信する情報処理装置において、前記画像形成装置の機器
情報を取得する取得手段と、前記機器情報に基づいて、
当該印刷データに対する前記画像形成装置の印刷完了通
知先の設定を行う命令の追加、又は、修正を行う命令追
加修正手段とを有することを特徴とする情報処理装置が
開示される。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【００１７】本実施形態では、ホストコンピュータの好
適な一例である情報処理装置、プリントサーバの好適な
一例である印刷制御装置と複数のネットワークプリンタ
（以下、プリンタと呼ぶ）の好適な一例である画像形成
装置とがネットワーク上に接続された印刷システムにお
いて、ネットワーク上で使用可能なネットワークプリン
タを検索し、ネットワークプリンタを使用する上で必要
なネットワークアドレス等の情報を取得し、ネットワー
クプリンタの設定を自動的に行う場合について説明す
る。
適な一例である情報処理装置、プリントサーバの好適な
一例である印刷制御装置と複数のネットワークプリンタ
（以下、プリンタと呼ぶ）の好適な一例である画像形成
装置とがネットワーク上に接続された印刷システムにお
いて、ネットワーク上で使用可能なネットワークプリン
タを検索し、ネットワークプリンタを使用する上で必要
なネットワークアドレス等の情報を取得し、ネットワー
クプリンタの設定を自動的に行う場合について説明す
る。
【００１８】図１は、好ましい実施形態における印刷シ
ステムの構成を示す図である。図１において、１０１は
ネットワークであり、イーサネット（登録商標）等のロ
ーカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）回線である。１０
２はホストコンピュータ（情報処理装置）であり、ネッ
トワーク１０１を介して後述するプリンタ（画像形成装
置）が所定のプロトコルで通信可能に接続されている。
ここで、画像形成装置は、ネットワークを介して印刷デ
ータを受信して印刷できる印刷装置であれば、複写機又
はファクシミリ機能などを有する複合機などであっても
よい。１０３はプリントサーバであり、ネットワーク１
０１上に複数接続されているホストコンピュータ（クラ
イアント）からの印刷要求に基づいてプリンタ毎に印刷
順序の管理を行う。１０４，１０５はプリンタであり、
複数のホストコンピュータ（クライアント）からの印刷
データに従って記録紙上に画像形成を行う。印刷順序管
理を行うプリントサーバ１０３において、各プリンタに
おける印刷ジョブの印刷処理の状況を適切に把握するた
めには、印刷完了通知をプリントサーバ側１０３で確実
に受信できるようにプリントシステムを設定する必要が
あるという問題がある。また、ユーザが、それぞれのプ
リンタのネットワークボードやプリントサーバを手動で
設定しなければならないという問題があった。また、こ
れらの設定は煩雑であり、ネットワークや、プリンティ
ングプロトコルの仕様に精通した、システム管理者が必
要であるという問題がある。本実施形態においてはこれ
らの課題を解決することも本実施形態の目的の一つであ
る。
ステムの構成を示す図である。図１において、１０１は
ネットワークであり、イーサネット（登録商標）等のロ
ーカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）回線である。１０
２はホストコンピュータ（情報処理装置）であり、ネッ
トワーク１０１を介して後述するプリンタ（画像形成装
置）が所定のプロトコルで通信可能に接続されている。
ここで、画像形成装置は、ネットワークを介して印刷デ
ータを受信して印刷できる印刷装置であれば、複写機又
はファクシミリ機能などを有する複合機などであっても
よい。１０３はプリントサーバであり、ネットワーク１
０１上に複数接続されているホストコンピュータ（クラ
イアント）からの印刷要求に基づいてプリンタ毎に印刷
順序の管理を行う。１０４，１０５はプリンタであり、
複数のホストコンピュータ（クライアント）からの印刷
データに従って記録紙上に画像形成を行う。印刷順序管
理を行うプリントサーバ１０３において、各プリンタに
おける印刷ジョブの印刷処理の状況を適切に把握するた
めには、印刷完了通知をプリントサーバ側１０３で確実
に受信できるようにプリントシステムを設定する必要が
あるという問題がある。また、ユーザが、それぞれのプ
リンタのネットワークボードやプリントサーバを手動で
設定しなければならないという問題があった。また、こ
れらの設定は煩雑であり、ネットワークや、プリンティ
ングプロトコルの仕様に精通した、システム管理者が必
要であるという問題がある。本実施形態においてはこれ
らの課題を解決することも本実施形態の目的の一つであ
る。
【００１９】図２は、図１に示したホストコンピュータ
の構成を示す図である。図２において、２００はＣＰＵ
であり、後述するＲＯＭに格納された所定のプログラム
やハードディスクに記憶されたアプリケーションプログ
ラムをオペレーティングシステム（ＯＳ）に基づき実行
したり、後述するバスに接続される各種デバイスとのア
クセスを制御する。２０１はＲＯＭであり、ＣＰＵ２０
０が実行する制御プログラムや制御データ等が格納され
たメモリである。２０２はＲＡＭであり、ＣＰＵ２００
がＲＯＭ２０１やハードディスク等に記憶されたプログ
ラムを実行する際にワークメモリとして利用される。２
０３はキーボードであり、不図示のマウス等のポインテ
ィングデバイスと共にユーザとのインターフェースを提
供する。２０４はハードディスクであり、アプリケーシ
ョンプログラム等が記憶される大容量の記憶装置であ
る。２０５はＣＲＴやＬＣＤなどのディスプレイであ
り、キーボード２０３と共にユーザインターフェースと
して機能する。２０６はネットワークボードであり、複
数のプロトコルに従って図１に示したプリンタ１０４，
１０５、プリントサーバ１０３、或いは他のクライアン
トマシンと通信する機能を有する。２０７はシステムバ
スであり、上述のＣＰＵ２００からネットワークボード
２０６がそれぞれ接続され、相互にデータのやり取りが
できるように構成されている。なお、本発明に係る印刷
制御装置の好適な一例であるプリントサーバに用いるコ
ンピュータも同様のハードウェア構成であり、その説明
は省略する。
の構成を示す図である。図２において、２００はＣＰＵ
であり、後述するＲＯＭに格納された所定のプログラム
やハードディスクに記憶されたアプリケーションプログ
ラムをオペレーティングシステム（ＯＳ）に基づき実行
したり、後述するバスに接続される各種デバイスとのア
クセスを制御する。２０１はＲＯＭであり、ＣＰＵ２０
０が実行する制御プログラムや制御データ等が格納され
たメモリである。２０２はＲＡＭであり、ＣＰＵ２００
がＲＯＭ２０１やハードディスク等に記憶されたプログ
ラムを実行する際にワークメモリとして利用される。２
０３はキーボードであり、不図示のマウス等のポインテ
ィングデバイスと共にユーザとのインターフェースを提
供する。２０４はハードディスクであり、アプリケーシ
ョンプログラム等が記憶される大容量の記憶装置であ
る。２０５はＣＲＴやＬＣＤなどのディスプレイであ
り、キーボード２０３と共にユーザインターフェースと
して機能する。２０６はネットワークボードであり、複
数のプロトコルに従って図１に示したプリンタ１０４，
１０５、プリントサーバ１０３、或いは他のクライアン
トマシンと通信する機能を有する。２０７はシステムバ
スであり、上述のＣＰＵ２００からネットワークボード
２０６がそれぞれ接続され、相互にデータのやり取りが
できるように構成されている。なお、本発明に係る印刷
制御装置の好適な一例であるプリントサーバに用いるコ
ンピュータも同様のハードウェア構成であり、その説明
は省略する。
【００２０】次に、ホストコンピュータと複数のプリン
タ、およびこれらを一元管理するプリントサーバがＬＡ
Ｎ回線を介して接続されている印刷システムにおける印
刷データ、プリンタ情報、制御命令の流れについて説明
する。
タ、およびこれらを一元管理するプリントサーバがＬＡ
Ｎ回線を介して接続されている印刷システムにおける印
刷データ、プリンタ情報、制御命令の流れについて説明
する。
【００２１】図３は、図１に示したホストコンピュータ
及びプリントサーバにおけるデータと制御の流れを示す
図である。図３において、３００はユーザに印刷機能を
提供するアプリケーションである。３０１、３０２、３
０３、３０７、３０８はホストコンピュータ１０２内の
モジュールであり、３０４、３０５、３０６、３０９、
３１０はプリントサーバ１０３内のモジュールであり、
それぞれ自機のＣＰＵ２００によって実行される。ま
た、ホストコンピュータ１０２上のモジュールとプリン
トサーバ１０３上のモジュールは通信部３０３、３１０
を経由して通信を行うことが可能である。図３に示した
のは好ましい実施形態の一例である。
及びプリントサーバにおけるデータと制御の流れを示す
図である。図３において、３００はユーザに印刷機能を
提供するアプリケーションである。３０１、３０２、３
０３、３０７、３０８はホストコンピュータ１０２内の
モジュールであり、３０４、３０５、３０６、３０９、
３１０はプリントサーバ１０３内のモジュールであり、
それぞれ自機のＣＰＵ２００によって実行される。ま
た、ホストコンピュータ１０２上のモジュールとプリン
トサーバ１０３上のモジュールは通信部３０３、３１０
を経由して通信を行うことが可能である。図３に示した
のは好ましい実施形態の一例である。
【００２２】３０１はプリンタドライバ部であり、アプ
リケーション３００からの印刷要求並びに描画関数を含
むデータを受け取り、本発明の画像形成装置の好適な一
例であるプリンタが解釈可能な印刷データを生成する。
画像形成装置には、プリンタはもちろん、複写機、ファ
クシミリ、並びにこれらの複合機を含む。３０２はクラ
イアント制御部であり、プリンタドライバ部３０１を介
して印刷要求が通知されると、プリンタドライバ部３０
１から印刷データを受け取り、後述する印刷データ管理
部へ転送し、同時にサーバ制御部３０９に印刷ジョブの
登録を行う。ここで、印刷ジョブの登録とは、印刷デー
タを含まないジョブ情報をクライアント制御部３０２か
らサーバ制御部３０９に転送することにより実現され
る。ジョブ情報は、例えば、印刷ジョブのオーナー名、
印刷時刻、印刷データのサイズ、印刷先のプリンタ名を
含むものであり、データサイズとしては、数キロバイト
である。また、クライアント制御部３０２は印刷システ
ムとして機能するホストコンピュータ上の他のモジュー
ルも制御するモジュールである。３０３、３１０は通信
部であり、ＬＡＮ回線１０１を経由してプリンタへ印刷
データ及びプリンタ制御命令を転送し、またプリンタか
ら構成・状態情報などを受信する。
リケーション３００からの印刷要求並びに描画関数を含
むデータを受け取り、本発明の画像形成装置の好適な一
例であるプリンタが解釈可能な印刷データを生成する。
画像形成装置には、プリンタはもちろん、複写機、ファ
クシミリ、並びにこれらの複合機を含む。３０２はクラ
イアント制御部であり、プリンタドライバ部３０１を介
して印刷要求が通知されると、プリンタドライバ部３０
１から印刷データを受け取り、後述する印刷データ管理
部へ転送し、同時にサーバ制御部３０９に印刷ジョブの
登録を行う。ここで、印刷ジョブの登録とは、印刷デー
タを含まないジョブ情報をクライアント制御部３０２か
らサーバ制御部３０９に転送することにより実現され
る。ジョブ情報は、例えば、印刷ジョブのオーナー名、
印刷時刻、印刷データのサイズ、印刷先のプリンタ名を
含むものであり、データサイズとしては、数キロバイト
である。また、クライアント制御部３０２は印刷システ
ムとして機能するホストコンピュータ上の他のモジュー
ルも制御するモジュールである。３０３、３１０は通信
部であり、ＬＡＮ回線１０１を経由してプリンタへ印刷
データ及びプリンタ制御命令を転送し、またプリンタか
ら構成・状態情報などを受信する。
【００２３】３０９はサーバ制御部であり、プリントサ
ーバ上の他のモジュール及びホストコンピュータを制御
する。サーバ制御部３０９は印刷ジョブのスケジューリ
ングも行う。クライアント制御部３０２からジョブ情報
が登録されるとそれを印刷待ちキューに追加し、出力先
のプリンタ（１０４〜１０６）のプリンタのステータス
を通信部３１０を介して取得し、出力先のプリンタが出
力可能な状態にあると判断した場合に、印刷開始命令を
印刷ジョブ管理部３０８に通知する。
ーバ上の他のモジュール及びホストコンピュータを制御
する。サーバ制御部３０９は印刷ジョブのスケジューリ
ングも行う。クライアント制御部３０２からジョブ情報
が登録されるとそれを印刷待ちキューに追加し、出力先
のプリンタ（１０４〜１０６）のプリンタのステータス
を通信部３１０を介して取得し、出力先のプリンタが出
力可能な状態にあると判断した場合に、印刷開始命令を
印刷ジョブ管理部３０８に通知する。
【００２４】３０４は検索部であり、ＬＡＮ回線１０１
に接続された複数のプリンタを検索するために、通信部
３１０を介してプリンタに対して構成情報を要求する命
令を転送し、その命令に対するプリンタからの応答に基
づきプリンタ構成情報を作成する。プリンタ構成情報は
プリンタが有する印刷完了通知機能を示す情報の一例で
ある。印刷完了通知機能を示す情報には、例えば、プリ
ンタの機種名並びに型番、製造番号、プリンタに搭載さ
れているネットワークボードの種類、ネットワークボー
ドに搭載されているチップの種類、ネットワークアドレ
スの好適な一例であるMACアドレス、IPアドレス、対応
しているネットワークプロトコルなどがある。さらに、
印刷完了通知機能を示す情報には、印刷完了通知をプリ
ンタが行うことが出来る使用を持つ技術の例として、Ｓ
ＮＭＰに対応しているとか、所定のネットワークプリン
ティングプロトコルに対応しているなどの、機器を制御
するためのソフトウェアに関連する情報を含む。印刷完
了通知機能は、例えば、プリンタが印刷完了通知機能を
有するか否か、または、プリンタ内に印刷完了通知先を
記憶するメモリを有するか否かを示す情報も含む。プリ
ンタ管理部３０５は、プリンタが有する印刷完了通知機
能を示す情報を記憶する記憶手段の好適な一例であり、
検索部３０４で検索されたプリンタ構成情報を記憶して
管理する。プリンタ構成情報は、プリンタが有する印刷
完了通知機能を示す情報の一例である。また、プリンタ
情報管理部３０５は要求に応じてプリンタ構成情報を他
のモジュールに提供する。３０６はプリンタ制御部であ
り、プリンタに対して動作を指定するための制御命令を
転送する。また、生成手段の好適な一例であるプリンタ
制御部３０６（印刷処理状況を管理するための管理手
段）は、印刷処理の状況などのプリンタのステータスの
通知を行うよう指示する制御命令を生成して送信し、プ
リンタから状態通知を受けるように設定する。あるい
は、定期的にプリンタの状態を取得することによりプリ
ンタの状態監視を行う。このプリンタに対するプリンタ
のステータスの通知を行うように設定する制御命令は、
プリンタに対する設定情報の好適な一例である。また、
プリントサーバは、プリンタ情報管理部３０５からプリ
ンタが有する印刷完了通知機能を示す情報の好適な一例
であるプリンタ構成情報を取得し、これに基づいて、プ
リンタに対する制御命令の種類を決定する。
に接続された複数のプリンタを検索するために、通信部
３１０を介してプリンタに対して構成情報を要求する命
令を転送し、その命令に対するプリンタからの応答に基
づきプリンタ構成情報を作成する。プリンタ構成情報は
プリンタが有する印刷完了通知機能を示す情報の一例で
ある。印刷完了通知機能を示す情報には、例えば、プリ
ンタの機種名並びに型番、製造番号、プリンタに搭載さ
れているネットワークボードの種類、ネットワークボー
ドに搭載されているチップの種類、ネットワークアドレ
スの好適な一例であるMACアドレス、IPアドレス、対応
しているネットワークプロトコルなどがある。さらに、
印刷完了通知機能を示す情報には、印刷完了通知をプリ
ンタが行うことが出来る使用を持つ技術の例として、Ｓ
ＮＭＰに対応しているとか、所定のネットワークプリン
ティングプロトコルに対応しているなどの、機器を制御
するためのソフトウェアに関連する情報を含む。印刷完
了通知機能は、例えば、プリンタが印刷完了通知機能を
有するか否か、または、プリンタ内に印刷完了通知先を
記憶するメモリを有するか否かを示す情報も含む。プリ
ンタ管理部３０５は、プリンタが有する印刷完了通知機
能を示す情報を記憶する記憶手段の好適な一例であり、
検索部３０４で検索されたプリンタ構成情報を記憶して
管理する。プリンタ構成情報は、プリンタが有する印刷
完了通知機能を示す情報の一例である。また、プリンタ
情報管理部３０５は要求に応じてプリンタ構成情報を他
のモジュールに提供する。３０６はプリンタ制御部であ
り、プリンタに対して動作を指定するための制御命令を
転送する。また、生成手段の好適な一例であるプリンタ
制御部３０６（印刷処理状況を管理するための管理手
段）は、印刷処理の状況などのプリンタのステータスの
通知を行うよう指示する制御命令を生成して送信し、プ
リンタから状態通知を受けるように設定する。あるい
は、定期的にプリンタの状態を取得することによりプリ
ンタの状態監視を行う。このプリンタに対するプリンタ
のステータスの通知を行うように設定する制御命令は、
プリンタに対する設定情報の好適な一例である。また、
プリントサーバは、プリンタ情報管理部３０５からプリ
ンタが有する印刷完了通知機能を示す情報の好適な一例
であるプリンタ構成情報を取得し、これに基づいて、プ
リンタに対する制御命令の種類を決定する。
【００２５】３０７は印刷データ管理部であり、アプリ
ケーション３００からの印刷要求に応じてクライアント
制御部３０２から転送された印刷データを保持、管理す
る。３０８は印刷ジョブ管理部であり、サーバ制御部３
０９から印刷開始命令を受け取ると、印刷データを印刷
データ管理部３０７から取得し、通信部３０３を介して
プリンタに転送する。また、印刷ジョブ管理部３０８
は、必要に応じて印刷データに対してプリンタ制御命令
を追加若しくは印刷データ内のプリンタ制御命令の修正
を行う。この場合、印刷ジョブ管理部３０８（命令追加
変更手段）は、プリンタ情報管理部３０５よりプリンタ
構成情報を取得し、追加、変更するプリンタ制御命令の
種類を決定する。
ケーション３００からの印刷要求に応じてクライアント
制御部３０２から転送された印刷データを保持、管理す
る。３０８は印刷ジョブ管理部であり、サーバ制御部３
０９から印刷開始命令を受け取ると、印刷データを印刷
データ管理部３０７から取得し、通信部３０３を介して
プリンタに転送する。また、印刷ジョブ管理部３０８
は、必要に応じて印刷データに対してプリンタ制御命令
を追加若しくは印刷データ内のプリンタ制御命令の修正
を行う。この場合、印刷ジョブ管理部３０８（命令追加
変更手段）は、プリンタ情報管理部３０５よりプリンタ
構成情報を取得し、追加、変更するプリンタ制御命令の
種類を決定する。
【００２６】サーバ制御部３０９は、プリンタにおける
印刷終了をプリンタ制御部３０６から取得すると、印刷
ジョブの印刷終了をクライアント制御部３０２に通知す
る。クライアント制御部３０２は、サーバ制御部３０９
から印刷終了通知を受けると、印刷ジョブ管理部３０８
および印刷データ管理部３０７へ印刷データの削除命令
をだし、印刷データの削除が終了すると、クライアント
制御部３０２はサーバ制御部３０９に対して印刷データ
の削除終了通知を行う。サーバ制御部３０９は、クライ
アント制御部３０２から印刷データの削除終了通知を受
けると、プリンタ情報管理部３０５で管理している、削
除対象のジョブ情報の削除を行わせる。図１４は、ホス
トコンピュータとプリントサーバが同じ一台のコンピュ
ータである図３の変形例の図である。図１４に示したよ
うに、ホストコンピュータ１０２とプリントサーバ１０
３が同じ一台のコンピュータであっても良い。図３との
差分を説明する。ホストコンピュータ１０１が印刷を要
求するアプリケーション３００を搭載したホストコンピ
ュータと、プリンタ制御部などを有するプリントサーバ
が一体となったものである。３１１は、サーバ制御部と
クライアント制御部の機能が一体となっており、検索部
３０４、プリンタ制御部３０６、印刷データ管理部３０
７、印刷ジョブ管理部３０８を制御する。このように、
プリンタ制御部自体の処理は印刷順序管理ですみ、クラ
イアントにおいて印刷データをスプールするので、特別
なプリントサーバを設けることなく、通常のホストコン
ピュータでプリントサーバを代替できる。
印刷終了をプリンタ制御部３０６から取得すると、印刷
ジョブの印刷終了をクライアント制御部３０２に通知す
る。クライアント制御部３０２は、サーバ制御部３０９
から印刷終了通知を受けると、印刷ジョブ管理部３０８
および印刷データ管理部３０７へ印刷データの削除命令
をだし、印刷データの削除が終了すると、クライアント
制御部３０２はサーバ制御部３０９に対して印刷データ
の削除終了通知を行う。サーバ制御部３０９は、クライ
アント制御部３０２から印刷データの削除終了通知を受
けると、プリンタ情報管理部３０５で管理している、削
除対象のジョブ情報の削除を行わせる。図１４は、ホス
トコンピュータとプリントサーバが同じ一台のコンピュ
ータである図３の変形例の図である。図１４に示したよ
うに、ホストコンピュータ１０２とプリントサーバ１０
３が同じ一台のコンピュータであっても良い。図３との
差分を説明する。ホストコンピュータ１０１が印刷を要
求するアプリケーション３００を搭載したホストコンピ
ュータと、プリンタ制御部などを有するプリントサーバ
が一体となったものである。３１１は、サーバ制御部と
クライアント制御部の機能が一体となっており、検索部
３０４、プリンタ制御部３０６、印刷データ管理部３０
７、印刷ジョブ管理部３０８を制御する。このように、
プリンタ制御部自体の処理は印刷順序管理ですみ、クラ
イアントにおいて印刷データをスプールするので、特別
なプリントサーバを設けることなく、通常のホストコン
ピュータでプリントサーバを代替できる。
【００２７】以上のように印刷ジョブスケジューリン
グ、プリンタ検索、プリンタ情報管理、プリンタ制御を
プリントサーバで一元して行うことにより、多数のホス
トコンピュータが存在するプリントシステムにおいて印
刷順序の制御が行うことができる。また、印刷データ
を、プリントサーバを介さずにホストコンピュータから
プリンタに直接送信するので、ネットワークトラフィッ
クの軽減などの効果がある。
グ、プリンタ検索、プリンタ情報管理、プリンタ制御を
プリントサーバで一元して行うことにより、多数のホス
トコンピュータが存在するプリントシステムにおいて印
刷順序の制御が行うことができる。また、印刷データ
を、プリントサーバを介さずにホストコンピュータから
プリンタに直接送信するので、ネットワークトラフィッ
クの軽減などの効果がある。
【００２８】以上の構成からなる印刷システムにおい
て、ネットワーク上で使用可能な複数のプリンタの設定
を自動的に行う処理について説明する。
て、ネットワーク上で使用可能な複数のプリンタの設定
を自動的に行う処理について説明する。
【００２９】図４は、図１に示したプリントサーバ１０
３におけるプリンタ情報収集処理のフローチャートであ
る。以下に本フローチャートを参照して詳細に説明す
る。
３におけるプリンタ情報収集処理のフローチャートであ
る。以下に本フローチャートを参照して詳細に説明す
る。
【００３０】まず、ステップＳ４１において、サーバ制
御部３０９が検索部３０４へプリンタ検索要求を出し、
ＬＡＮ回線１０１（ネットワーク）に接続されている全
プリンタの検索を開始する。次に、ステップＳ４２にお
いて、検索部３０４が通信部３１０を介してＬＡＮ回線
１０１に接続されている全プリンタに対して構成情報を
要求する。具体的には、ＴＣＰ／ＩＰネットワークで使
われるネットワーク管理用のプロトコルであるＳＮＭＰ
（simple network management protocol）を用いて、プ
リンタに搭載されたネットワークインターフェースボー
ドに対してＭＩＢ（management information base）番
号を指定し、そのＭＩＢ番号に対応づけて保持されてい
るネットワークアドレス、機種名、ネットワークインタ
ーフェースボード名等の構成情報を要求する。
御部３０９が検索部３０４へプリンタ検索要求を出し、
ＬＡＮ回線１０１（ネットワーク）に接続されている全
プリンタの検索を開始する。次に、ステップＳ４２にお
いて、検索部３０４が通信部３１０を介してＬＡＮ回線
１０１に接続されている全プリンタに対して構成情報を
要求する。具体的には、ＴＣＰ／ＩＰネットワークで使
われるネットワーク管理用のプロトコルであるＳＮＭＰ
（simple network management protocol）を用いて、プ
リンタに搭載されたネットワークインターフェースボー
ドに対してＭＩＢ（management information base）番
号を指定し、そのＭＩＢ番号に対応づけて保持されてい
るネットワークアドレス、機種名、ネットワークインタ
ーフェースボード名等の構成情報を要求する。
【００３１】次に、ステップＳ４３において、サーバ制
御部３０９は、プリンタに対して出された要求に対する
応答を受信する。尚、プリンタからの応答時間には差が
生じるため、予め設定された時間だけ、プリンタからの
要求を待つ。その後、ステップＳ４４において、ステッ
プＳ４３でプリンタからの応答により収集されたプリン
タ構成情報をプリンタ情報管理部３０５に保存する。そ
して、ステップＳ４５で、プリンタ検索処理を終了す
る。
御部３０９は、プリンタに対して出された要求に対する
応答を受信する。尚、プリンタからの応答時間には差が
生じるため、予め設定された時間だけ、プリンタからの
要求を待つ。その後、ステップＳ４４において、ステッ
プＳ４３でプリンタからの応答により収集されたプリン
タ構成情報をプリンタ情報管理部３０５に保存する。そ
して、ステップＳ４５で、プリンタ検索処理を終了す
る。
【００３２】図５は、図４で収集したプリンタ構成情報
を用いたプリンタ登録処理のフローチャートである。図
４に示したＳ４５の処理に続いて図５に示すＳ５２の処
理に移る。ステップＳ５２において、プリントサーバへ
のプリンタ設定を開始する。まず、ステップＳ５３にお
いて、プリンタ制御部３０６がステップＳ４４で保存さ
れたプリンタ構成情報をプリンタ情報管理部３０５から
取得する。次に、ステップＳ５４において、プリンタ検
索により発見されたプリンタをプリントサーバにおいて
印刷先・管理対象とするプリンタとしてサーバ制御部３
０９が登録する。ここでは、プリンタを利用可能とする
ために用いられる情報として、プリンタのネットワーク
アドレス、ネットワークインターフェースの種類、機種
名、プリンタドライバ名、プリンタドライバをインスト
ールできる場所、ＯＳのレジストリに格納されるプリン
タ情報等の情報を登録手段の好適な一例であるプリンタ
制御部３０６にプリンタ構成情報として登録する。そし
て、ステップＳ５５で、プリントサーバへのプリンタ設
定を終了する。尚、上述のプリンタ設定は、検索された
プリンタのうち、ユーザ毎に、或いは複数のユーザを含
むグループ毎に使用を許可されたプリンタを自動的に設
定するように構成することも可能である。
を用いたプリンタ登録処理のフローチャートである。図
４に示したＳ４５の処理に続いて図５に示すＳ５２の処
理に移る。ステップＳ５２において、プリントサーバへ
のプリンタ設定を開始する。まず、ステップＳ５３にお
いて、プリンタ制御部３０６がステップＳ４４で保存さ
れたプリンタ構成情報をプリンタ情報管理部３０５から
取得する。次に、ステップＳ５４において、プリンタ検
索により発見されたプリンタをプリントサーバにおいて
印刷先・管理対象とするプリンタとしてサーバ制御部３
０９が登録する。ここでは、プリンタを利用可能とする
ために用いられる情報として、プリンタのネットワーク
アドレス、ネットワークインターフェースの種類、機種
名、プリンタドライバ名、プリンタドライバをインスト
ールできる場所、ＯＳのレジストリに格納されるプリン
タ情報等の情報を登録手段の好適な一例であるプリンタ
制御部３０６にプリンタ構成情報として登録する。そし
て、ステップＳ５５で、プリントサーバへのプリンタ設
定を終了する。尚、上述のプリンタ設定は、検索された
プリンタのうち、ユーザ毎に、或いは複数のユーザを含
むグループ毎に使用を許可されたプリンタを自動的に設
定するように構成することも可能である。
【００３３】これにより、プリンタ制御部３０６はプリ
ンタの状態監視及び管理、印刷ジョブの追跡処理を行う
ために、ここで設定された情報に基づいてプリンタに対
する制御命令を作成し、通信部３１０（管理結果通知手
段）を介して転送する。図６に示すステップＳ６２並び
にＳ６９がこの処理に相当する。このＳ５４におけるプ
リンタを利用可能とする情報のプリンタ制御部３０６へ
の登録処理に応答して、Ｓ６２〜Ｓ６９のプリンタに対
する制御命令の生成又は送信処理を行わせると好適であ
る。例えば、プリンタを利用可能とする情報には、レジ
ストリのプリンタ情報、プリンタのネットワークアドレ
スなどがある。プリンタドライバの登録も一例として考
え得る。プリントサーバが印刷完了通知を適切に受信で
きるように、例えば、プリンタ制御部３０６へプリント
サーバのネットワークアドレスが登録されるのに応答し
て、当該ネットワークアドレスを印刷完了通知先とし
て、プリンタに設定させるような制御命令をプリントサ
ーバが生成する。
ンタの状態監視及び管理、印刷ジョブの追跡処理を行う
ために、ここで設定された情報に基づいてプリンタに対
する制御命令を作成し、通信部３１０（管理結果通知手
段）を介して転送する。図６に示すステップＳ６２並び
にＳ６９がこの処理に相当する。このＳ５４におけるプ
リンタを利用可能とする情報のプリンタ制御部３０６へ
の登録処理に応答して、Ｓ６２〜Ｓ６９のプリンタに対
する制御命令の生成又は送信処理を行わせると好適であ
る。例えば、プリンタを利用可能とする情報には、レジ
ストリのプリンタ情報、プリンタのネットワークアドレ
スなどがある。プリンタドライバの登録も一例として考
え得る。プリントサーバが印刷完了通知を適切に受信で
きるように、例えば、プリンタ制御部３０６へプリント
サーバのネットワークアドレスが登録されるのに応答し
て、当該ネットワークアドレスを印刷完了通知先とし
て、プリンタに設定させるような制御命令をプリントサ
ーバが生成する。
【００３４】図６は、図５の処理で新たに発見されたプ
リンタの設定のフローチャートである。まず、ステップ
Ｓ６２において、新規に発見されたプリンタが存在する
か否かを判定し、プリンタが存在しなければそのまま処
理を終了する。また、プリンタが存在するならばステッ
プＳ６３へ進み、新規に発見された管理対象のプリンタ
の動作設定を開始する。ステップＳ６４では、プリンタ
制御部３０９（印刷完了通知機能判断手段）は、動作設
定を行う新規に発見されたプリンタに関する構成情報を
プリンタ情報管理部３０５から取得する。そして、ステ
ップＳ６５において、新規に発見されたプリンタが状態
変更・印刷完了通知機能を持っているか否かを判定す
る。ここでは、プリンタの機種、ネットワークインター
フェースの種類等に基づきプリンタがこのような印刷完
了通知機能や状態（ステータス）通知機能を備えている
かを判定する。
リンタの設定のフローチャートである。まず、ステップ
Ｓ６２において、新規に発見されたプリンタが存在する
か否かを判定し、プリンタが存在しなければそのまま処
理を終了する。また、プリンタが存在するならばステッ
プＳ６３へ進み、新規に発見された管理対象のプリンタ
の動作設定を開始する。ステップＳ６４では、プリンタ
制御部３０９（印刷完了通知機能判断手段）は、動作設
定を行う新規に発見されたプリンタに関する構成情報を
プリンタ情報管理部３０５から取得する。そして、ステ
ップＳ６５において、新規に発見されたプリンタが状態
変更・印刷完了通知機能を持っているか否かを判定す
る。ここでは、プリンタの機種、ネットワークインター
フェースの種類等に基づきプリンタがこのような印刷完
了通知機能や状態（ステータス）通知機能を備えている
かを判定する。
【００３５】ここで、対象プリンタが上述の機能を備え
ていなければステップＳ６８へ進むが、備えていればス
テップＳ６６へ進み、プリンタ制御部３０６は、プリン
タに対して状態変更・印刷終了通知を行うよう指示する
命令である設定情報を、プリントサーバが有するプリン
タ構成情報、例えば、プリンタの機種、ネットワークイ
ンターフェースの種類に基づき、対象プリンタが認識可
能な制御命令の形式で作成する。このとき、通知先とし
て本システムを指定する。例えば、プリントサーバのネ
ットワークアドレスを入力するのに応答して、プリント
サーバは、設定する必要のあるプリンタをプリンタ構成
情報を検索して特定し、次に、入力されたネットワーク
アドレスのフォーマットから、どのネットワークプロト
コルを用いるかを自動的に認識して、プリンタの印刷完
了通知先としてプリントサーバのネットワークアドレス
を設定するような制御命令を生成して送信することもで
きる。
ていなければステップＳ６８へ進むが、備えていればス
テップＳ６６へ進み、プリンタ制御部３０６は、プリン
タに対して状態変更・印刷終了通知を行うよう指示する
命令である設定情報を、プリントサーバが有するプリン
タ構成情報、例えば、プリンタの機種、ネットワークイ
ンターフェースの種類に基づき、対象プリンタが認識可
能な制御命令の形式で作成する。このとき、通知先とし
て本システムを指定する。例えば、プリントサーバのネ
ットワークアドレスを入力するのに応答して、プリント
サーバは、設定する必要のあるプリンタをプリンタ構成
情報を検索して特定し、次に、入力されたネットワーク
アドレスのフォーマットから、どのネットワークプロト
コルを用いるかを自動的に認識して、プリンタの印刷完
了通知先としてプリントサーバのネットワークアドレス
を設定するような制御命令を生成して送信することもで
きる。
【００３６】例えば、通知先として、本システムに付与
されたネットワークアドレスの一例として、ＩＰアドレ
ス、ＭＡＣアドレスを用いたり、又は、Unified Resour
ce Identifier(URI)、例えばInternet Printing Protoc
olなどの所定のネットワーク印刷プロトコルにより定義
可能なオブジェクト名などを用いることができる。な
お、このような通知先の設定情報は、ＸＭＬで構成さ
れ、送受信されてもよく、ＸＭＬを用いると設定情報の
汎用性が増し好適である。そして、ステップＳ６７で
は、作成したプリンタ制御命令を対象プリンタのネット
ワークアドレスを指定して転送して、プリンタ又はプリ
ンタのネットワークボードに対して、印刷完了通知先の
設定を行う。次に、ステップＳ６８において、ＯＳに対
する印刷設定を行うようプリントサーバが設定されてい
るか否かを判定する。ここで、設定されていれば後述す
る図７に示すステップＳ７２へ進み、ＯＳに対するプリ
ンタ・印刷設定を行う。しかし、設定されていなければ
ステップＳ６９へ進み、動作設定がされていないプリン
タが他に存在するか否かを判定する。ここで、プリンタ
が他に存在すればステップＳ６４へ戻り、上述の動作設
定を繰り返すが、存在しなければステップＳ６１０へ進
み、プリンタの動作設定を終了する。
されたネットワークアドレスの一例として、ＩＰアドレ
ス、ＭＡＣアドレスを用いたり、又は、Unified Resour
ce Identifier(URI)、例えばInternet Printing Protoc
olなどの所定のネットワーク印刷プロトコルにより定義
可能なオブジェクト名などを用いることができる。な
お、このような通知先の設定情報は、ＸＭＬで構成さ
れ、送受信されてもよく、ＸＭＬを用いると設定情報の
汎用性が増し好適である。そして、ステップＳ６７で
は、作成したプリンタ制御命令を対象プリンタのネット
ワークアドレスを指定して転送して、プリンタ又はプリ
ンタのネットワークボードに対して、印刷完了通知先の
設定を行う。次に、ステップＳ６８において、ＯＳに対
する印刷設定を行うようプリントサーバが設定されてい
るか否かを判定する。ここで、設定されていれば後述す
る図７に示すステップＳ７２へ進み、ＯＳに対するプリ
ンタ・印刷設定を行う。しかし、設定されていなければ
ステップＳ６９へ進み、動作設定がされていないプリン
タが他に存在するか否かを判定する。ここで、プリンタ
が他に存在すればステップＳ６４へ戻り、上述の動作設
定を繰り返すが、存在しなければステップＳ６１０へ進
み、プリンタの動作設定を終了する。
【００３７】図７は、図６でＯＳに対する印刷設定を行
う設定がされている場合のプリントサーバに設定を行う
フローチャートである。上述したステップＳ６８におい
て、ホストコンピュータにおけるＯＳに対する印刷設定
を行うよう設定されていればステップＳ７２へ進み、ク
ライアント制御部３０２はプリンタの機種名からインス
トールするプリンタドライバを決定する。そして、ステ
ップＳ７３では、アプリケーションの印刷先となるプリ
ンタオブジェクトをホストコンピュータのＯＳ上に作成
する。ここで作成したプリンタオブジェクトに対してア
プリケーション３００が印刷を行う。次に、ステップＳ
７４において、ステップＳ７２で選択されたプリンタド
ライバをインストールする。そして、ステップＳ７５に
おいて、ＯＳがアプリケーションから受け取った印刷デ
ータの印刷先として本プリントサーバを指定する。
う設定がされている場合のプリントサーバに設定を行う
フローチャートである。上述したステップＳ６８におい
て、ホストコンピュータにおけるＯＳに対する印刷設定
を行うよう設定されていればステップＳ７２へ進み、ク
ライアント制御部３０２はプリンタの機種名からインス
トールするプリンタドライバを決定する。そして、ステ
ップＳ７３では、アプリケーションの印刷先となるプリ
ンタオブジェクトをホストコンピュータのＯＳ上に作成
する。ここで作成したプリンタオブジェクトに対してア
プリケーション３００が印刷を行う。次に、ステップＳ
７４において、ステップＳ７２で選択されたプリンタド
ライバをインストールする。そして、ステップＳ７５に
おいて、ＯＳがアプリケーションから受け取った印刷デ
ータの印刷先として本プリントサーバを指定する。
【００３８】このように、上述した図４乃至図７におけ
る一連の処理により、プリントサーバによる印刷処理、
プリンタ管理処理のための設定及び、アプリケーション
が印刷を行うためのＯＳ上の設定を自動的に行うことが
できるようになり、印刷完了通知を確実にプリントサー
バ側で受信できるようになる。また、プリンタに対して
状態変更・印刷終了通知を行うよう指示する命令を、プ
リンタの機種、ネットワークインターフェースの種類に
基づき対象プリンタが認識可能な制御命令の形式で作成
し、通知先として本システムを指定するので、ユーザが
それぞれのプリンタのネットワークボードやプリントサ
ーバを手動で設定する必要がなくなり、印刷システムの
設定を自動化できるという効果がある。また、印刷設定
は簡便となり、ネットワークや、プリンティングプロト
コルの仕様に精通した、システム管理者の必要性が少な
くなるという効果がある。
る一連の処理により、プリントサーバによる印刷処理、
プリンタ管理処理のための設定及び、アプリケーション
が印刷を行うためのＯＳ上の設定を自動的に行うことが
できるようになり、印刷完了通知を確実にプリントサー
バ側で受信できるようになる。また、プリンタに対して
状態変更・印刷終了通知を行うよう指示する命令を、プ
リンタの機種、ネットワークインターフェースの種類に
基づき対象プリンタが認識可能な制御命令の形式で作成
し、通知先として本システムを指定するので、ユーザが
それぞれのプリンタのネットワークボードやプリントサ
ーバを手動で設定する必要がなくなり、印刷システムの
設定を自動化できるという効果がある。また、印刷設定
は簡便となり、ネットワークや、プリンティングプロト
コルの仕様に精通した、システム管理者の必要性が少な
くなるという効果がある。
【００３９】次に、上述したプリンタ検索処理により取
得したプリンタの構成情報に基づきアプリケーション３
００から印刷を行う処理について説明する。
得したプリンタの構成情報に基づきアプリケーション３
００から印刷を行う処理について説明する。
【００４０】図８乃至図１０は、アプリケーションから
の印刷処理を示すフローチャートである。以下に本フロ
ーチャートを参照して詳細に説明する。
の印刷処理を示すフローチャートである。以下に本フロ
ーチャートを参照して詳細に説明する。
【００４１】図８は、図１に示したホストコンピュータ
におけるアプリケーションからの印刷処理を示すフロー
チャートである。まず、ステップＳ８１において、プリ
ンタドライバ部３０１がアプリケーション３００からの
印刷要求を受け取る。これは、アプリケーション３００
がＯＳ上のプリンタオブジェクトに対して印刷処理を行
い、ＯＳを通してプリンタオブジェクトの印刷先として
設定されている本プリントサーバが印刷データを受け取
る処理である。次に、ステップＳ８２において、アプリ
ケーション３００から受け取った描画関数に基づいてプ
リンタドライバ部３０１が生成したプリンタが解釈可能
な印刷データはクライアント制御部３０２から印刷デー
タ管理部３０７へ転送される。ステップＳ８３におい
て、クライアント制御部３０２は、印刷データからジョ
ブ情報を抽出して、サーバ制御部３０９に対して、ジョ
ブ情報の登録を行う。これにより、印刷要求が印刷待ち
キューの最後に挿入される。そして、印刷データ管理部
３０７はステップＳ８４において、登録した印刷ジョブ
の印刷順番がくるまで待機する。サーバ制御部３０９で
は、印刷ジョブの受付時刻、優先順位等が考慮され、印
刷待ちキューの先頭のジョブ情報の送信元のホストコン
ピュータのクライアント制御部３０２に対して順次、印
刷開始許可を出す。
におけるアプリケーションからの印刷処理を示すフロー
チャートである。まず、ステップＳ８１において、プリ
ンタドライバ部３０１がアプリケーション３００からの
印刷要求を受け取る。これは、アプリケーション３００
がＯＳ上のプリンタオブジェクトに対して印刷処理を行
い、ＯＳを通してプリンタオブジェクトの印刷先として
設定されている本プリントサーバが印刷データを受け取
る処理である。次に、ステップＳ８２において、アプリ
ケーション３００から受け取った描画関数に基づいてプ
リンタドライバ部３０１が生成したプリンタが解釈可能
な印刷データはクライアント制御部３０２から印刷デー
タ管理部３０７へ転送される。ステップＳ８３におい
て、クライアント制御部３０２は、印刷データからジョ
ブ情報を抽出して、サーバ制御部３０９に対して、ジョ
ブ情報の登録を行う。これにより、印刷要求が印刷待ち
キューの最後に挿入される。そして、印刷データ管理部
３０７はステップＳ８４において、登録した印刷ジョブ
の印刷順番がくるまで待機する。サーバ制御部３０９で
は、印刷ジョブの受付時刻、優先順位等が考慮され、印
刷待ちキューの先頭のジョブ情報の送信元のホストコン
ピュータのクライアント制御部３０２に対して順次、印
刷開始許可を出す。
【００４２】次に、図９は、図８の処理に続く図１に示
したホストコンピュータにおけるアプリケーションから
の印刷処理を示すフローチャートである。図９に示すス
テップＳ９２において、待機中の印刷ジョブの順番がく
ると、サーバ制御部３０９が印刷ジョブ管理部３０８に
印刷ジョブの印刷開始許可を出して印刷が開始される。
まず、ステップＳ９３において、印刷ジョブの追跡を行
うためのジョブ情報の一例である印刷ジョブ識別子をサ
ーバ制御部３０９より取得する。尚、この識別子はプリ
ンタに対して転送され、プリンタが印刷ジョブの印刷終
了を識別するために使用される。次に、ステップＳ９４
において、クライアント制御部３０２は印刷先プリンタ
の構成情報をプリンタ情報管理部３０５より取得する。
そして、ステップＳ９５において、プリンタ、ネットワ
ークインターフェースなどの種類から制御命令の種類を
判断し、ジョブの印刷終了時に通知する印刷ジョブ識別
子を指定する制御命令若しくはＳＮＭＰを使用して印刷
終了ジョブの識別子を取得可能なように、印刷ジョブ識
別子をＭＩＢに対して設定するよう指示する制御命令を
作成する。
したホストコンピュータにおけるアプリケーションから
の印刷処理を示すフローチャートである。図９に示すス
テップＳ９２において、待機中の印刷ジョブの順番がく
ると、サーバ制御部３０９が印刷ジョブ管理部３０８に
印刷ジョブの印刷開始許可を出して印刷が開始される。
まず、ステップＳ９３において、印刷ジョブの追跡を行
うためのジョブ情報の一例である印刷ジョブ識別子をサ
ーバ制御部３０９より取得する。尚、この識別子はプリ
ンタに対して転送され、プリンタが印刷ジョブの印刷終
了を識別するために使用される。次に、ステップＳ９４
において、クライアント制御部３０２は印刷先プリンタ
の構成情報をプリンタ情報管理部３０５より取得する。
そして、ステップＳ９５において、プリンタ、ネットワ
ークインターフェースなどの種類から制御命令の種類を
判断し、ジョブの印刷終了時に通知する印刷ジョブ識別
子を指定する制御命令若しくはＳＮＭＰを使用して印刷
終了ジョブの識別子を取得可能なように、印刷ジョブ識
別子をＭＩＢに対して設定するよう指示する制御命令を
作成する。
【００４３】次に、ステップＳ９６において、印刷デー
タを解析し、ステップＳ９７では、ステップＳ９６の結
果から、印刷データ内にステップＳ９５で作成した制御
命令と同種のものが埋め込まれているかを判定する。こ
れは、プリンタドライバなど本プリントサーバとは独立
に動作するモジュールが同様の制御命令を埋め込むこと
があるため必要な判定である。ここで、上述した制御命
令が埋め込まれていればステップＳ９８へ進み、埋め込
まれている制御命令を変更（命令追加変更手段）し、ス
テップＳ９５で作成した制御命令を埋め込む。また、上
述の制御命令が埋め込まれていなければステップＳ９９
へ進み、ステップＳ９５で作成した制御命令を埋め込む
などして追加する（命令追加変更手段）。次に、ステッ
プＳ９１０において、印刷データを通信部３０３（ネッ
トワークインターフェース）を介してプリンタに転送す
る。このとき、プリンタのネットワークアドレスを指定
し、ＬＰＲ等のプロトコルを使用して印刷データを転送
する。
タを解析し、ステップＳ９７では、ステップＳ９６の結
果から、印刷データ内にステップＳ９５で作成した制御
命令と同種のものが埋め込まれているかを判定する。こ
れは、プリンタドライバなど本プリントサーバとは独立
に動作するモジュールが同様の制御命令を埋め込むこと
があるため必要な判定である。ここで、上述した制御命
令が埋め込まれていればステップＳ９８へ進み、埋め込
まれている制御命令を変更（命令追加変更手段）し、ス
テップＳ９５で作成した制御命令を埋め込む。また、上
述の制御命令が埋め込まれていなければステップＳ９９
へ進み、ステップＳ９５で作成した制御命令を埋め込む
などして追加する（命令追加変更手段）。次に、ステッ
プＳ９１０において、印刷データを通信部３０３（ネッ
トワークインターフェース）を介してプリンタに転送す
る。このとき、プリンタのネットワークアドレスを指定
し、ＬＰＲ等のプロトコルを使用して印刷データを転送
する。
【００４４】図１０は、図９の処理に続くアプリケーシ
ョンからの印刷処理を示すフローチャートである。ステ
ップＳ１０２において、印刷終了監視を開始し、ステッ
プＳ１０３でプリントサーバのプリンタ制御部は、監視
又は管理対象のプリンタの機種、ネットワークインター
フェースの種類に応じたプリンタ状態の監視及び管理を
行う。具体的には、対象プリンタが状態変更・印刷完了
通知機能(印刷完了通知手段)を備えている場合にはプリ
ンタから発行される状態変更・印刷終了通知を受信する
ことによりプリンタの印刷処理の状況を監視し、備えて
いない場合にはＳＮＭＰを使用してプリンタの状態・印
刷終了ジョブ情報をポーリングすることによりプリンタ
の印刷処理の状況を監視及び管理する。印刷処理の状況
とは、例えば、ある印刷ジョブの印刷処理が完了した状
況、或いは、ある印刷ジョブがエラーで異常終了したと
いうような状況、或いは、ある印刷ジョブが印刷継続中
であるというような状況である。そして、ステップＳ１
０４において、プリンタに転送した印刷ジョブの印刷が
終了したか否かを判定する。ここで、印刷が終了してい
なければステップＳ１０３に戻り、上述したプリンタの
状態の監視及び管理を繰り返すが、印刷が終了したなら
ばステップＳ１０５へ進み、印刷ジョブデータを削除す
る要求を印刷ジョブ管理部３０８に送信して、印刷ジョ
ブ管理部３０８は、保持された印刷データを削除し、印
刷処理を終了する。
ョンからの印刷処理を示すフローチャートである。ステ
ップＳ１０２において、印刷終了監視を開始し、ステッ
プＳ１０３でプリントサーバのプリンタ制御部は、監視
又は管理対象のプリンタの機種、ネットワークインター
フェースの種類に応じたプリンタ状態の監視及び管理を
行う。具体的には、対象プリンタが状態変更・印刷完了
通知機能(印刷完了通知手段)を備えている場合にはプリ
ンタから発行される状態変更・印刷終了通知を受信する
ことによりプリンタの印刷処理の状況を監視し、備えて
いない場合にはＳＮＭＰを使用してプリンタの状態・印
刷終了ジョブ情報をポーリングすることによりプリンタ
の印刷処理の状況を監視及び管理する。印刷処理の状況
とは、例えば、ある印刷ジョブの印刷処理が完了した状
況、或いは、ある印刷ジョブがエラーで異常終了したと
いうような状況、或いは、ある印刷ジョブが印刷継続中
であるというような状況である。そして、ステップＳ１
０４において、プリンタに転送した印刷ジョブの印刷が
終了したか否かを判定する。ここで、印刷が終了してい
なければステップＳ１０３に戻り、上述したプリンタの
状態の監視及び管理を繰り返すが、印刷が終了したなら
ばステップＳ１０５へ進み、印刷ジョブデータを削除す
る要求を印刷ジョブ管理部３０８に送信して、印刷ジョ
ブ管理部３０８は、保持された印刷データを削除し、印
刷処理を終了する。
【００４５】このように、上述した図８乃至図１０の処
理により、プリンタ検索処理により取得したプリンタ構
成情報に基づき自動的にプリンタ制御方法を決定し印刷
処理、印刷終了確認処理、プリンタ状態の監視及び管理
処理が可能となる。
理により、プリンタ検索処理により取得したプリンタ構
成情報に基づき自動的にプリンタ制御方法を決定し印刷
処理、印刷終了確認処理、プリンタ状態の監視及び管理
処理が可能となる。
【００４６】図１１は図９の処理で埋め込まれるホスト
コンピュータにおける印刷データに埋め込む制御命令の
例である。１１０１では、印刷ジョブの開始、終了をホ
ストコンピュータ１０２に通知するように設定してい
る。１１０２では、印刷ジョブの開始時にプリンタから
通知されるジョブの名称を設定する。１１０３では、印
刷ジョブの終了時にプリンタから通知されるジョブの名
称を設定する。１１０２、１１０３で設定する名称を、
プリントシステム全体若しくはプリンタ毎に唯一となる
ようにすることにより、プリンタから通知されるジョブ
名称からプリントシステムが管理するどのジョブの印刷
が完了したのかを判定することが可能となる。
コンピュータにおける印刷データに埋め込む制御命令の
例である。１１０１では、印刷ジョブの開始、終了をホ
ストコンピュータ１０２に通知するように設定してい
る。１１０２では、印刷ジョブの開始時にプリンタから
通知されるジョブの名称を設定する。１１０３では、印
刷ジョブの終了時にプリンタから通知されるジョブの名
称を設定する。１１０２、１１０３で設定する名称を、
プリントシステム全体若しくはプリンタ毎に唯一となる
ようにすることにより、プリンタから通知されるジョブ
名称からプリントシステムが管理するどのジョブの印刷
が完了したのかを判定することが可能となる。
【００４７】図１２は、図９に示したプリントサーバ側
におけるプリンタに対する印刷完了通知の設定並びに送
信処理の変形例を示す図である。図１３は、図１２の処
理に対応するホストコンピュータにおけるプリンタから
の印刷完了通知の受信の方法を示す図である。図１０に
おいては、プリンタの印刷完了通知機能の有無により、
プリントサーバの印刷処理状況を監視及び管理させた。
以下では、印刷完了通知先を記憶するための記憶手段の
有無により、プリントサーバの印刷完了通知の把握の方
法を異ならせる実施形態について説明する。
におけるプリンタに対する印刷完了通知の設定並びに送
信処理の変形例を示す図である。図１３は、図１２の処
理に対応するホストコンピュータにおけるプリンタから
の印刷完了通知の受信の方法を示す図である。図１０に
おいては、プリンタの印刷完了通知機能の有無により、
プリントサーバの印刷処理状況を監視及び管理させた。
以下では、印刷完了通知先を記憶するための記憶手段の
有無により、プリントサーバの印刷完了通知の把握の方
法を異ならせる実施形態について説明する。
【００４８】まず、図１２に基づき、プリントサーバ側
の処理を説明する。ホストコンピュータから印刷要求を
受信することを契機として、処理を開始する。まず、Ｓ
１２１１でプリントサーバがホストコンピュータから、
ホストコンピュータで指定したプリンタへの印刷要求を
受信する。プリントサーバは、Ｓ１２１２において、サ
ーバ制御部３０９は当該印刷要求は前記指定されたプリ
ンタへの一回目の印刷要求であるか否かを調べる。次
に、Ｓ１２１３で、検索部３０４は印刷が要求されたプ
リンタの機種情報や、ネットワークインターフェースの
情報を検索する。次に、サーバ制御部３０９が、Ｓ１２
１４で、プリンタ又はプリンタが有するネットワークボ
ードが、印刷完了通知先を保持するメモリ（以下、通知
先メモリ）を有する機種であるか否かを判断する。そし
て、プリントサーバにおけるＳ１２１４におけるサーバ
制御部３０９の判断において出力先のプリンタが通知先
メモリを有する機種であったと判断した場合には、Ｓ１
２１６で、サーバ制御部３０９は、プリンタ制御部３０
６に対して、プリンタの印刷完了通知先がプリントサー
バになるように、印刷完了通知先を設定する命令を生成
し、画像形成装置に対して送信して設定させる。続いて
Ｓ１２１７で、サーバ制御部３０９は、ホストコンピュ
ータ１０２のクライアント制御部３０２に対して、印刷
完了通知先が通知先メモリに正常に設定されているの
で、印刷完了通知先に関する制御命令は不要である旨通
知する。一方、プリントサーバにおけるＳ１２１４の判
断において、出力先のプリンタが通知先メモリを有さな
い機種であると判断した場合はＳ１２１５に進み、次回
以降の印刷時にも印刷完了通知先を修正する命令をジョ
ブ制御命令に埋め込むようにプリントサーバからホスト
コンピュータ１０２に対して通知する。
の処理を説明する。ホストコンピュータから印刷要求を
受信することを契機として、処理を開始する。まず、Ｓ
１２１１でプリントサーバがホストコンピュータから、
ホストコンピュータで指定したプリンタへの印刷要求を
受信する。プリントサーバは、Ｓ１２１２において、サ
ーバ制御部３０９は当該印刷要求は前記指定されたプリ
ンタへの一回目の印刷要求であるか否かを調べる。次
に、Ｓ１２１３で、検索部３０４は印刷が要求されたプ
リンタの機種情報や、ネットワークインターフェースの
情報を検索する。次に、サーバ制御部３０９が、Ｓ１２
１４で、プリンタ又はプリンタが有するネットワークボ
ードが、印刷完了通知先を保持するメモリ（以下、通知
先メモリ）を有する機種であるか否かを判断する。そし
て、プリントサーバにおけるＳ１２１４におけるサーバ
制御部３０９の判断において出力先のプリンタが通知先
メモリを有する機種であったと判断した場合には、Ｓ１
２１６で、サーバ制御部３０９は、プリンタ制御部３０
６に対して、プリンタの印刷完了通知先がプリントサー
バになるように、印刷完了通知先を設定する命令を生成
し、画像形成装置に対して送信して設定させる。続いて
Ｓ１２１７で、サーバ制御部３０９は、ホストコンピュ
ータ１０２のクライアント制御部３０２に対して、印刷
完了通知先が通知先メモリに正常に設定されているの
で、印刷完了通知先に関する制御命令は不要である旨通
知する。一方、プリントサーバにおけるＳ１２１４の判
断において、出力先のプリンタが通知先メモリを有さな
い機種であると判断した場合はＳ１２１５に進み、次回
以降の印刷時にも印刷完了通知先を修正する命令をジョ
ブ制御命令に埋め込むようにプリントサーバからホスト
コンピュータ１０２に対して通知する。
【００４９】次に、図１３は、図１２で示した処理のホ
ストコンピュータ側における、プリンタからの印刷完了
通知の受信の方法を示す図である。図１３に基づいて、
上記プリントサーバと対応するホストコンピュータの処
理を説明する。ホストコンピュータにおける印刷要求の
発行を契機として処理が開始される。まず、Ｓ１３０１
で、ホストコンピュータ１０２内のアプリケーション３
００からの命令に基づいてプリントサーバに対する印刷
要求をプリントサーバに対して発行する。そして、Ｓ１
３０２で、当該印刷要求が初回の印刷要求であるか否か
をクライアント制御部３０２が判断する。その後、Ｓ１
３０３で、ホストコンピュータはプリントサーバからの
印刷完了通知の設定情報の受信待ちとなる。上述のＳ１
２１５でプリントサーバが発行したプリントサーバから
の印刷完了通知の設定情報の通知をホストコンピュータ
が受け取ると、Ｓ１３０４に進み、プリンタが通知先メ
モリを有し、通知先メモリに印刷完了通知先を設定出来
るか否かを判断する。通知先メモリを有し、プリンタ管
理部が通知先メモリに印刷完了通知先を設定出来ないと
判断した場合にはＳ１３０６に進み、印刷要求時には印
刷完了通知の制御命令が不要であることを示すフラグを
０とし、Ｓ１３０７で、印刷完了通知を設定する制御命
令を生成し、Ｓ１３０８でプリンタに送信する。また、
通知先メモリに印刷完了通知先を設定できると判断した
場合にはＳ１３０５に進み、印刷完了通知の制御命令が
不要であることを示すフラグを１とし、この処理を終了
する。Ｓ１３０２で、二度目以上の同じプリンタへの印
刷要求であると判断した場合はＳ１３０９に進み、プリ
ントサーバが有する印刷完了通知の制御命令が不要なこ
とを示すフラグが１であるか否かを判断する。ここで、
当該フラグが１である場合にはこの処理を終了する。ま
た、当該フラグが０である場合にはＳ１３１０に進み、
印刷完了通知を設定する制御命令を生成し、Ｓ１３１１
でプリンタに制御命令を送信する。
ストコンピュータ側における、プリンタからの印刷完了
通知の受信の方法を示す図である。図１３に基づいて、
上記プリントサーバと対応するホストコンピュータの処
理を説明する。ホストコンピュータにおける印刷要求の
発行を契機として処理が開始される。まず、Ｓ１３０１
で、ホストコンピュータ１０２内のアプリケーション３
００からの命令に基づいてプリントサーバに対する印刷
要求をプリントサーバに対して発行する。そして、Ｓ１
３０２で、当該印刷要求が初回の印刷要求であるか否か
をクライアント制御部３０２が判断する。その後、Ｓ１
３０３で、ホストコンピュータはプリントサーバからの
印刷完了通知の設定情報の受信待ちとなる。上述のＳ１
２１５でプリントサーバが発行したプリントサーバから
の印刷完了通知の設定情報の通知をホストコンピュータ
が受け取ると、Ｓ１３０４に進み、プリンタが通知先メ
モリを有し、通知先メモリに印刷完了通知先を設定出来
るか否かを判断する。通知先メモリを有し、プリンタ管
理部が通知先メモリに印刷完了通知先を設定出来ないと
判断した場合にはＳ１３０６に進み、印刷要求時には印
刷完了通知の制御命令が不要であることを示すフラグを
０とし、Ｓ１３０７で、印刷完了通知を設定する制御命
令を生成し、Ｓ１３０８でプリンタに送信する。また、
通知先メモリに印刷完了通知先を設定できると判断した
場合にはＳ１３０５に進み、印刷完了通知の制御命令が
不要であることを示すフラグを１とし、この処理を終了
する。Ｓ１３０２で、二度目以上の同じプリンタへの印
刷要求であると判断した場合はＳ１３０９に進み、プリ
ントサーバが有する印刷完了通知の制御命令が不要なこ
とを示すフラグが１であるか否かを判断する。ここで、
当該フラグが１である場合にはこの処理を終了する。ま
た、当該フラグが０である場合にはＳ１３１０に進み、
印刷完了通知を設定する制御命令を生成し、Ｓ１３１１
でプリンタに制御命令を送信する。
【００５０】尚、本願発明は複数の機器（例えば、ホス
トコンピュータ，インターフェース機器，リーダ，プリ
ンタなど）から構成されるシステムに適用しても、一つ
の機器からなる装置（例えば、複写機，ファクシミリ装
置など）に適用してもよい。
トコンピュータ，インターフェース機器，リーダ，プリ
ンタなど）から構成されるシステムに適用しても、一つ
の機器からなる装置（例えば、複写機，ファクシミリ装
置など）に適用してもよい。
【００５１】また、本願発明の目的は前述した好ましい
実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコ
ードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給
し、そのシステム或いは装置のコンピュータ（ＣＰＵ若
しくはＭＰＵ）が記憶媒体に格納されたプログラムコー
ドを読出し実行することによっても、達成されることは
言うまでもない。
実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコ
ードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給
し、そのシステム或いは装置のコンピュータ（ＣＰＵ若
しくはＭＰＵ）が記憶媒体に格納されたプログラムコー
ドを読出し実行することによっても、達成されることは
言うまでもない。
【００５２】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本願発明を構成することになる。
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本願発明を構成することになる。
【００５３】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピー（登録商標）ディスク，
ハードディスク，光ディスク，光磁気ディスク，ＣＤ−
ＲＯＭ，ＣＤ−Ｒ，ＣＤ−ＲＷ，ＤＶＤ，磁気テープ，
不揮発性のメモリカード，ＲＯＭなどを用いることがで
きる。
体としては、例えばフロッピー（登録商標）ディスク，
ハードディスク，光ディスク，光磁気ディスク，ＣＤ−
ＲＯＭ，ＣＤ−Ｒ，ＣＤ−ＲＷ，ＤＶＤ，磁気テープ，
不揮発性のメモリカード，ＲＯＭなどを用いることがで
きる。
【００５４】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ（オペレ
ーティングシステム）などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ（オペレ
ーティングシステム）などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【００５５】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
ＣＰＵなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
ＣＰＵなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【００５６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下のような効果が得られる。
以下のような効果が得られる。
【００５７】プリントサーバを設定する際に、ネットワ
ーク上のプリンタのネットワークアドレス、機種名、ネ
ットワークボード名の情報を検索し、自動的にプリンタ
の設定を行うことで、ネットワークアドレスなどの情報
を入力する際の入力ミスの発生を防止することができ
る。ユーザがプリンタの設定に必要な詳細情報を知って
いる必要がなくなり、印刷設定を容易に行うことができ
る。複数のモジュールに対する印刷設定を自動で行うこ
とにより、印刷設定の煩雑さを解消することができる。
プリンタの構成情報に基づきプリンタ制御方法を自動的
に切り換えることが可能となる。
ーク上のプリンタのネットワークアドレス、機種名、ネ
ットワークボード名の情報を検索し、自動的にプリンタ
の設定を行うことで、ネットワークアドレスなどの情報
を入力する際の入力ミスの発生を防止することができ
る。ユーザがプリンタの設定に必要な詳細情報を知って
いる必要がなくなり、印刷設定を容易に行うことができ
る。複数のモジュールに対する印刷設定を自動で行うこ
とにより、印刷設定の煩雑さを解消することができる。
プリンタの構成情報に基づきプリンタ制御方法を自動的
に切り換えることが可能となる。
【図１】好ましい実施形態における印刷システムの構成
を示す図である。
を示す図である。
【図２】図１に示したホストコンピュータの構成を示す
図である。
図である。
【図３】図１に示したホストコンピュータにおけるデー
タ及び制御の流れを示す図である。
タ及び制御の流れを示す図である。
【図４】図１に示したプリントサーバにおけるプリンタ
情報収集処理のフローチャートである。
情報収集処理のフローチャートである。
【図５】図４で収集したプリンタ構成情報を用いたプリ
ンタ登録処理のフローチャートである。
ンタ登録処理のフローチャートである。
【図６】図５の処理で新たに発見されたプリンタの設定
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図７】図６でＯＳに対する印刷設定を行う設定がされ
ている場合のプリントサーバに設定を行うフローチャー
トである。
ている場合のプリントサーバに設定を行うフローチャー
トである。
【図８】図１に示したホストコンピュータにおけるアプ
リケーションからの印刷処理を示すフローチャートであ
る。
リケーションからの印刷処理を示すフローチャートであ
る。
【図９】図８の処理に続く図１に示したホストコンピュ
ータにおけるアプリケーションからの印刷処理を示すフ
ローチャートである。
ータにおけるアプリケーションからの印刷処理を示すフ
ローチャートである。
【図１０】図９の処理に続くアプリケーションからの印
刷処理を示すフローチャートである。
刷処理を示すフローチャートである。
【図１１】図９の処理で埋め込まれるホストコンピュー
タにおける印刷データに埋め込む制御命令の例である。
タにおける印刷データに埋め込む制御命令の例である。
【図１２】図９に示したプリントサーバ側におけるプリ
ンタに対する印刷完了通知の設定並びに送信処理の変形
例を示す図である。
ンタに対する印刷完了通知の設定並びに送信処理の変形
例を示す図である。
【図１３】で示した処理のホストコンピュータ側におけ
る、プリンタからの印刷完了通知の受信の方法を示す図
である。
る、プリンタからの印刷完了通知の受信の方法を示す図
である。
【図１４】ホストコンピュータとプリントサーバが同じ
一台のコンピュータである図３の変形例の図である。
一台のコンピュータである図３の変形例の図である。
Claims (63)
- 【請求項１】 ネットワークを介して接続された画像形
成装置と通信する印刷制御装置であって、 前記画像形成装置を利用可能とするために用いられる情
報を登録する登録手段と、 前記登録手段が前記画像形成装置を利用可能とするため
に用いる情報を登録するのに応答して、前記画像形成装
置からの印刷完了通知を受信できるように、前記画像形
成装置が有する印刷完了通知手段の印刷完了通知先を前
記印刷制御装置に設定する設定情報を生成する生成手段
とを有することを特徴とする印刷制御装置。 - 【請求項２】 前記画像形成装置を利用可能とするため
に用いる情報とは、前記画像形成装置の有する印刷完了
通知機能を示す情報を含み、 前記生成手段は、前記画像形成装置が有する当該印刷完
了通知機能を示す情報に基づいて、印刷完了通知先を前
記印刷制御装置に設定するための前記画像形成装置が認
識可能な設定情報を生成する請求項１に記載の印刷制御
装置。 - 【請求項３】 前記画像形成装置が有する印刷完了通知
手段の印刷完了通知先を前記画像形成装置に対してネッ
トワークアドレスとして設定すべく、設定情報を送信す
ることを特徴とする請求項２に記載の印刷制御装置。 - 【請求項４】 前記ネットワークアドレスは、プリント
サーバのネットワークアドレスであり、 前記印刷制御装置は、前記ネットワークアドレスを前記
画像形成装置に対して設定すべく送信することを特徴と
する請求項３に記載の印刷制御装置。 - 【請求項５】 前記印刷制御装置にネットワークを介し
て接続された情報処理装置から印刷データを含まない印
刷要求を受信する印刷要求受信手段と、 前記画像形成装置の状況に応じて前記情報処理装置に対
して印刷実行の許可を通知する印刷許可通知手段とを更
に有し、 前記情報処理装置が前記印刷制御装置からの前記印刷実
行の許可の通知に応答して印刷データを前記画像形成装
置に送信することを特徴とする請求項１に記載の印刷制
御装置。 - 【請求項６】 前記画像形成装置が有する印刷完了通知
機能を示す情報に基づいて、前記画像形成装置における
印刷完了通知機能を有するか否かを判断する印刷完了通
知機能判断手段を更に有し、 前記印刷完了通知機能判断手段による判断結果を情報処
理装置に送信することを特徴とする請求項１に記載の印
刷制御装置。 - 【請求項７】 前記印刷完了通知機能判断手段は、前記
画像形成装置における印刷完了通知先を前記画像形成装
置内に記憶することが出来るか否かをさらに判断し、前
記判断の結果を情報処理装置に送信することを特徴とす
る請求項６に記載の印刷制御装置。 - 【請求項８】 前記印刷完了通知機能判断手段が、前記
画像形成装置における印刷完了通知先を前記画像形成装
置内に記憶することができると判断した場合は、印刷デ
ータに対して印刷完了通知先が前記印刷制御装置になる
ように設定する命令を生成せず、一方、前記判断におい
て、前記画像形成装置内に記憶することができないと判
断した場合は、印刷データに対して印刷完了通知先が前
記印刷制御装置になるように設定する命令を生成するよ
うに、前記情報処理装置に対して通知することを特徴と
する請求項７に記載の印刷制御装置。 - 【請求項９】 前記印刷制御装置は、プリントサーバで
あることを特徴とする請求項１に記載の印刷制御装置。 - 【請求項１０】 ネットワークを介して接続された画像
形成装置と通信する印刷制御方法であって、 前記画像形成装置を利用可能とするために用いられる情
報を登録する登録工程と、 前記登録工程により前記画像形成装置を利用可能とする
ために用いる情報が登録されるのに応答して、前記画像
形成装置からの印刷完了通知を受信できるように、前記
画像形成装置が有する印刷完了通知工程の印刷完了通知
先を印刷制御装置に設定する設定情報を生成する生成工
程とを有することを特徴とする印刷制御方法。 - 【請求項１１】 前記画像形成装置を利用可能とするた
めに用いられる情報とは、前記画像形成装置の有する印
刷完了通知機能を示す情報を含み、 前記生成工程は、前記画像形成装置が有する当該印刷完
了通知機能を示す情報が、前記画像形成装置が当該印刷
完了通知機能を有することを示す場合は、前記画像形成
装置において印刷完了通知先を前記印刷制御装置に設定
するための前記画像形成装置が認識可能な設定情報を生
成し、 前記画像形成装置が有する当該印刷完了通知機能を示す
情報が前記画像形成装置が当該印刷完了通知機能を有す
ることを示ない場合は、前記画像形成装置において印刷
完了通知先を前記印刷制御装置に設定するための前記画
像形成装置が認識可能な設定情報を生成しないことを特
徴とする請求項１０に記載の印刷制御方法。 - 【請求項１２】 前記画像形成装置が有する印刷完了通
知機能の印刷完了通知先を前記画像形成装置に対してネ
ットワークアドレスとして設定するべく、設定情報の送
信を制御する送信制御工程を更に有することを特徴とす
る請求項１１に記載の印刷制御方法。 - 【請求項１３】 前記ネットワークアドレスは、プリン
トサーバのネットワークアドレスであり、 前記送信制御工程では、前記ネットワークアドレスを前
記画像形成装置に対して設定すべく送信することを特徴
とする請求項１２に記載の印刷制御方法。 - 【請求項１４】 前記印刷制御装置にネットワークを介
して接続された情報処理装置から印刷データを含まない
前記印刷要求を受信する印刷要求受信工程と、 前記画像形成装置の状況に応じて前記情報処理装置に対
して印刷実行の許可を通知する印刷許可通知工程とを更
に有し、 前記情報処理装置は、前記印刷制御装置からの前記印刷
実行の許可の通知に応答して印刷データを前記画像形成
装置に送信することを特徴とする請求項１０に記載の印
刷制御方法。 - 【請求項１５】 前記画像形成装置が有する印刷完了通
知機能を示す情報に基づいて、前記画像形成装置におけ
る印刷完了通知機能を有するか否かを判断する印刷完了
通知機能判断工程を更に有し、 前記印刷完了通知機能判断工程による判断結果を情報処
理装置に送信することを特徴とする請求項１０に記載の
印刷制御方法。 - 【請求項１６】 前記印刷完了通知機能判断工程では、
前記画像形成装置における印刷完了通知先を前記画像形
成装置内に記憶することが出来るか否かをさらに判断
し、前記判断の結果を情報処理装置に送信することを特
徴とする請求項１５に記載の印刷制御方法。 - 【請求項１７】 前記印刷完了通知機能判断工程では、
前記画像形成装置における印刷完了通知先を前記画像形
成装置内に記憶することができると判断した場合は、印
刷データに対して印刷完了通知先が前記印刷制御装置に
なるように設定する命令を生成せず、一方、前記判断に
おいて、前記画像形成装置内に記憶することができない
と判断した場合は、印刷データに対して印刷完了通知先
が前記印刷制御装置になるように設定する命令を生成す
るように、前記情報処理装置に対して通知することを特
徴とする請求項１６に記載の印刷制御方法。 - 【請求項１８】 プリントサーバにおいて用いられるこ
とを特徴とする請求項１０に記載の印刷制御方法。 - 【請求項１９】 ネットワークを介して接続された画像
形成装置と通信する印刷制御装置に、 前記画像形成装置を利用可能とするために用いられる情
報を登録する登録手順と、 前記登録手順により前記画像形成装置を利用可能とする
ために用いる情報が登録されるのに応答して、前記画像
形成装置からの印刷完了通知を受信できるように、前記
画像形成装置が有する印刷完了通知手段の印刷完了通知
先を前記印刷制御装置に設定する設定情報を生成する生
成手順とを実行させることを特徴とする制御プログラ
ム。 - 【請求項２０】 前記画像形成装置を利用可能とするた
めに用いられる情報とは、前記画像形成装置の有する印
刷完了通知機能を示す情報を含み、 前記生成手順は、前記画像形成装置が有する当該印刷完
了通知機能を示す情報に基づいて、印刷完了通知先を前
記印刷制御装置に設定するための前記画像形成装置が認
識可能な設定情報を生成する請求項１９に記載の制御プ
ログラム。 - 【請求項２１】 前記画像形成装置が有する印刷完了通
知機能の印刷完了通知先を前記画像形成装置に対してネ
ットワークアドレスとして設定するべく、設定情報の送
信を制御する送信制御手順を印刷制御装置に実行させる
ことを特徴とする請求項２０に記載の制御プログラム。 - 【請求項２２】 前記ネットワークアドレスは、プリン
トサーバのネットワークアドレスであり、 前記送信制御手順では、前記ネットワークアドレスを前
記画像形成装置に対して設定すべく送信するよう印刷制
御装置を実行することを特徴とする請求項２１に記載の
制御プログラム。 - 【請求項２３】 印刷制御装置に、 前記印刷制御装置にネットワークを介して接続された情
報処理装置から印刷データを含まない印刷要求を受信す
る印刷要求受信手順と、 前記画像形成装置の状況に応じて前記情報処理装置に対
して印刷実行の許可を通知する印刷許可通知手順と、 前記情報処理装置は、前記情報処理装置からの前記印刷
実行の許可の通知に応答して印刷データを前記画像形成
装置に送信する手順とを実行させることを特徴とする請
求項１９に記載の制御プログラム。 - 【請求項２４】 前記印刷制御処置に、前記画像形成装
置が有する印刷完了通知機能を示す情報に基づいて、前
記画像形成装置における印刷完了通知機能を有するか否
かを判断する印刷完了通知機能判断手順と、 前記印刷完了通知機能判断工程による判断結果を情報処
理装置に送信する手順とを実行させることを特徴とする
請求項１９に記載の制御プログラム。 - 【請求項２５】 前記印刷完了通知機能判断手順では、
前記画像形成装置における印刷完了通知先を前記画像形
成装置内に記憶することが出来るか否かがさらに判断さ
れ、 前記判断の結果を情報処理装置に送信するよう印刷制御
装置に実行させることを特徴とする請求項２４に制御プ
ログラム。 - 【請求項２６】 前記印刷完了通知機能判断手順におい
て、前記画像形成装置における印刷完了通知先を前記画
像形成装置内に記憶することができると判断された場合
は、印刷データに対して印刷完了通知先が前記印刷制御
装置になるように設定する命令を生成せず、一方、前記
判断において、前記画像形成装置内に記憶することがで
きないと判断された場合は、印刷データに対して印刷完
了通知先が前記印刷制御装置になるように設定する命令
を生成するように、前記情報処理装置に対して通知する
よう前記印刷制御装置に実行させることを特徴とする請
求項２５に記載の制御プログラム。 - 【請求項２７】 プリントサーバにおいて実行されるこ
とを特徴とする請求項１９に記載の制御プログラム。 - 【請求項２８】 ネットワークを介して画像形成装置と
通信する印刷制御装置において、 前記画像形成装置が印刷完了通知機能を有するか否かを
判断する判断手段と、 前記判断手段が、前記画像形成装置が印刷完了通知機能
を有すると判断した場合には、前記画像形成装置が送信
する印刷完了通知を受信し、前記判断手段が、画像形成
装置が印刷完了通知機能を有さないと判断した場合に
は、前記画像形成装置に対して印刷処理の状況を要求し
て受信することにより印刷処理の状況を管理する管理手
段とを有することを特徴とする印刷制御装置。 - 【請求項２９】 前記判断手段は、前記画像形成装置か
ら受信した前記画像形成装置が有する印刷完了通知機能
を示す情報に基づいて、前記画像形成装置が印刷完了通
知機能を有するか否かを判断することを特徴とする請求
項２８に記載の印刷制御装置。 - 【請求項３０】 情報処理装置からネットワークインタ
ーフェースを介して入力される印刷要求の順序管理を行
うことを特徴とする請求項２８に記載の印刷制御装置。 - 【請求項３１】 前記印刷処理の状況は、ジョブ情報を
用いることにより管理されることを特徴とする請求項２
８記載の印刷制御装置。 - 【請求項３２】 ネットワークを介して画像形成装置と
通信する印刷制御装置において用いられる印刷制御方法
であって、 前記画像形成装置が印刷完了通知機能を有するか否かを
判断する判断工程と、 前記判断工程が、前記画像形成装置が印刷完了通知機能
を有すると判断した場合には、前記画像形成装置が送信
する印刷完了通知を受信し、前記判断手段が、画像形成
装置が印刷完了通知機能を有さないと判断した場合に
は、前記画像形成装置に対して印刷処理の状況を要求し
て受信することにより印刷処理の状況を管理する管理工
程とを有することを特徴とする印刷制御方法。 - 【請求項３３】 前記判断工程では、前記画像形成装置
から受信した前記画像形成装置が有する印刷完了通知機
能を示す情報に基づいて、前記画像形成装置が印刷完了
通知機能を有するか否かを判断することを特徴とする請
求項３２に記載の印刷制御方法。 - 【請求項３４】 情報処理装置からネットワークインタ
ーフェースを介して入力する印刷要求の順序管理を行う
ことを特徴とする請求項３２に記載の印刷制御方法。 - 【請求項３５】 前記印刷処理の状況は、ジョブ情報を
用いることにより管理することを特徴とする請求項３２
記載の印刷制御方法。 - 【請求項３６】 ネットワークを介して画像形成装置と
通信する印刷制御装置に、 前記画像形成装置が印刷完了通知機能を有するか否かを
判断する判断手順と、 前記判断手順で、前記画像形成装置が印刷完了通知機能
を有すると判断した場合には、前記画像形成装置が送信
する印刷完了通知を受信し、前記判断手順で、画像形成
装置が印刷完了通知機能を有さないと判断した場合に
は、前記画像形成装置に対して印刷処理の状況を要求し
て受信することにより印刷処理の状況を管理する管理手
順とを実行させることを特徴とする制御プログラム。 - 【請求項３７】 前記判断手順では、前記画像形成装置
から受信した前記画像形成装置が有する印刷完了通知機
能を示す情報に基づいて、前記画像形成装置が印刷完了
通知機能を有するか否かを判断する手順を印刷制御装置
に実行させることを特徴とする請求項３６に記載の制御
プログラム。 - 【請求項３８】 情報処理装置から前記ネットワークイ
ンターフェースを介して入力される印刷要求の順序管理
を行うよう印刷制御装置に実行させることを特徴とする
請求項３６に記載の制御プログラム。 - 【請求項３９】 前記印刷処理の状況は、ジョブ情報を
用いることにより管理するように印刷制御装置に実行さ
せることを特徴とする請求項３６記載の制御プログラ
ム。 - 【請求項４０】 ネットワークを介して印刷制御装置と
通信し、画像形成装置に印刷データを送信する情報処理
装置において、 前記画像形成装置の機器情報を取得する取得手段と、 前記機器情報に基づいて、当該印刷データに対する前記
画像形成装置の印刷完了通知先の設定を行う命令の追
加、又は、修正を行う命令追加修正手段とを有すること
を特徴とする情報処理装置。 - 【請求項４１】 前記印刷データに対して印刷完了通知
先が既に設定されているか否かを判断する判断手段をさ
らに有し、 前記命令追加修正手段は、前記印刷データに対して既に
印刷完了通知先が設定されている場合には、前記印刷デ
ータに対して設定された前記印刷完了通知先を前記印刷
制御装置になるように、前記印刷データに対する設定を
修正し、既に前記印刷データに対して印刷完了通知先が
設定されていない場合には、前記印刷データに対して印
刷完了通知先の設定をすることを特徴とする請求項４０
に記載の情報処理装置。 - 【請求項４２】 前記印刷データに対して既に印刷完了
通知先が設定されている場合とは、前記画像形成装置が
印刷完了通知先を記憶する記憶手段を有するか否かによ
って判断することを特徴とする請求項４１に記載の情報
処理装置。 - 【請求項４３】 前記印刷データに対する前記印刷完了
通知先は、印刷制御命令により設定することを特徴とす
る請求項４０に記載の情報処理装置。 - 【請求項４４】 前記印刷制御装置が有する印刷完了通
知機能を示す情報から前記画像形成装置が認識可能な印
刷制御命令の種類を判断し、印刷完了通知先が前記印刷
制御装置になるように、印刷制御命令を追加又は修正す
ることを特徴とする請求項４０に記載の情報処理装置。 - 【請求項４５】 前記印刷制御装置は、印刷ジョブに対
して前記印刷制御装置が前記印刷ジョブを識別するため
のジョブ情報を設定し、前記画像形成装置の印刷完了通
知を取得する場合、前記ジョブ情報と併せて取得するこ
とを特徴とする請求項４０に記載の情報処理装置。 - 【請求項４６】 前記情報処理装置は、前記画像形成装
置の印刷完了通知機能を示す情報を受信する受信手段を
有し、 前記受信手段が受信した前記印刷完了通知機能を示す情
報が、前記画像形成装置における印刷完了通知先を前記
画像形成装置内に記憶することができることを示す場合
は、印刷データに対して印刷完了通知先が前記印刷制御
装置になるように設定する命令を生成せず、一方、前記
印刷完了通知機能を示す情報が、前記画像形成装置内に
記憶することができないことを示す場合は、印刷データ
に対して印刷完了通知先が前記印刷制御装置になるよう
に印刷データに設定する命令を生成するように前記情報
処理装置を設定することを特徴とする請求項４０に記載
の情報処理装置。 - 【請求項４７】 ネットワークを介して印刷制御装置と
通信し、画像形成装置に印刷データを送信する情報処理
装置における情報処理方法であって、 前記画像形成装置の機器情報を取得する取得工程と、 前記機器情報に基づいて、当該印刷データに対する前記
画像形成装置の印刷完了通知先の設定を行う命令の追
加、又は、修正を行う命令追加修正工程とを有すること
を特徴とする情報処理方法。 - 【請求項４８】 前記印刷データに対して印刷完了通知
先が既に設定されているか否かを判断する判断工程と、 前記命令追加修正工程は、前記印刷データに対して既に
印刷完了通知先が設定されている場合には、前記印刷デ
ータに対して設定された前記印刷完了通知先を前記印刷
制御装置になるように、前記印刷データに対する設定を
修正又は追加し、既に前記印刷データに対して印刷完了
通知先が設定されていない場合には、前記印刷データに
対して印刷完了通知先の設定をする工程をさらに有する
ことを特徴とする請求項４７に記載の情報処理方法。 - 【請求項４９】 前記印刷データに対して既に印刷完了
通知先が設定されている場合とは、前記画像形成装置が
印刷完了通知先を記憶する記憶手段を有するか否かによ
って判断することを特徴とする請求項４８に記載の情報
処理方法。 - 【請求項５０】 前記印刷データに対する前記印刷完了
通知先は、印刷制御命令により設定することを特徴とす
る請求項４７に記載の情報処理方法。 - 【請求項５１】 前記印刷制御装置が有する印刷完了通
知機能を示す情報から前記画像形成装置が認識可能な印
刷制御命令の種類が判断され、印刷完了通知が前記印刷
制御装置になるように、印刷制御命令を修正することを
特徴とする請求項４７に記載の情報処理方法。 - 【請求項５２】 印刷ジョブに対して前記印刷制御装置
が前記印刷ジョブを識別するためのジョブ情報を設定さ
せ、前記画像形成装置の印刷完了通知を取得する場合、
前記ジョブ情報と併せて取得することを特徴とする請求
項４７に記載の情報処理方法。 - 【請求項５３】 前記情報処理装置は、前記画像形成装
置の印刷完了通知機能を示す情報を受信する受信工程を
有し、 前記受信工程において受信した前記印刷完了通知機能を
示す情報が、前記画像形成装置における印刷完了通知先
を前記画像形成装置内に記憶することができることを示
す場合は、印刷データに対して印刷完了通知先が前記印
刷制御装置になるように設定する命令を生成せず、一
方、前記印刷完了通知機能を示す情報が、前記画像形成
装置内に記憶することができないことを示す場合は、印
刷データに対して印刷完了通知先が前記印刷制御装置に
なるように印刷データに設定する命令を生成するように
前記情報処理装置を設定する工程を有することを特徴と
する請求項４７に記載の情報処理方法。 - 【請求項５４】 ネットワークを介して印刷制御装置と
通信し、画像形成装置に印刷データを送信する情報処理
装置に、 前記画像形成装置の機器情報を取得する取得手順と、 前記機器情報に基づいて、当該印刷データに対する前記
画像形成装置の印刷完了通知先の設定を行う命令の追
加、又は、修正を行う命令追加修正手順とを実行させる
ことを特徴とする制御プログラム。 - 【請求項５５】 前記印刷データに対して印刷完了通知
先が既に設定されているか否かを判断する判断手順と、 前記命令追加修正手順は、前記印刷データに対して既に
印刷完了通知先が設定されている場合には、前記印刷デ
ータに対して設定された前記印刷完了通知先を前記印刷
制御装置になるように、前記印刷データに対する設定を
修正させ、既に前記印刷データに対して印刷完了通知先
が設定されていない場合には、前記印刷データに対して
印刷完了通知先の設定をする手順をさらに情報処理装置
に実行させることを特徴とする請求項５４に記載の制御
プログラム - 【請求項５６】 前記印刷データに対して既に印刷完了
通知先が設定されている場合とは、前記画像形成装置が
印刷完了通知先を記憶する記憶手段を有するか否かによ
って判断するように情報処理装置に実行させることを特
徴とする請求項５５に記載の制御プログラム - 【請求項５７】 前記印刷データに対する前記印刷完了
通知先は、印刷制御命令により設定するように情報処理
装置に実行させることを特徴とする請求項５４に記載の
制御プログラム。 - 【請求項５８】 前記印刷制御装置が有する印刷完了通
知機能を示す情報から前記画像形成装置が認識可能な印
刷制御命令の種類が判断され、印刷完了通知が前記印刷
制御装置になるように、印刷制御命令を修正するよう情
報処理装置に実行させることを特徴とする請求項５４に
記載の制御プログラム。 - 【請求項５９】 前記印刷ジョブに対して前記印刷制御
装置が前記印刷ジョブを識別するためのジョブ情報を設
定させ、前記画像形成装置の印刷完了通知を取得する場
合、前記ジョブ情報と併せて取得するように情報処理装
置に実行させることを特徴とする請求項５４に記載の制
御プログラム。 - 【請求項６０】 前記情報処理装置は、前記画像形成装
置の印刷完了通知機能を示す情報を受信する受信手順を
有し、 前記受信手順において受信した前記印刷完了通知機能を
示す情報が、前記画像形成装置における印刷完了通知先
を前記画像形成装置内に記憶することができることを示
す場合は、印刷データに対して印刷完了通知先が前記印
刷制御装置になるように設定する命令を生成せず、一
方、前記印刷完了通知機能を示す情報が、前記画像形成
装置内に記憶することができないことを示す場合は、印
刷データに対して印刷完了通知先が前記印刷制御装置に
なるように印刷データに設定する命令を生成するように
前記情報処理装置を設定する手順を情報処理装置に実行
させることを特徴とする請求項５４に記載の制御プログ
ラム。 - 【請求項６１】 ネットワークを介して接続された画像
形成装置と、前記画像形成装置と印刷制御装置とを含む
印刷システムにおいて、 前記画像形成装置を利用可能とするために用いられる情
報を登録する登録手段と、 前記登録手段により前記画像形成装置を利用可能とする
ために用いられる情報を登録するのに応答して、前記画
像形成装置からの印刷完了通知を受信できるように、前
記画像形成装置が有する印刷完了通知手段の印刷完了通
知先を前記画像形成装置に設定する設定情報を生成する
生成手段と、 前記設定情報を前記画像形成装置に対して送信する送信
手段とを有する印刷制御装置と、 前記印刷制御装置から前記設定情報を受信して、前記画
像形成装置の印刷完了時の印刷完了通知先を設定するこ
とを特徴とする印刷システム。 - 【請求項６２】 ネットワークを介して接続された情報
処理装置と、画像形成装置と、印刷制御装置とを含む印
刷システムにおいて、 前記印刷制御装置は、前記画像形成装置が印刷完了通知
機能を有するか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段により、前記画像形成装置が印刷完了通知
機能を有すると判断された場合には、前記画像形成装置
が送信する印刷完了通知により前記画像形成装置の印刷
処理の状況を管理し、前記判断手段により、画像形成装
置が印刷完了通知機能を有さないと判断された場合に
は、前記画像形成装置に対して要求することにより印刷
処理の状況を管理する管理手段と、 前記管理手段の管理結果を前記情報処理装置に通知する
管理結果通知手段と有し、 前記情報処理装置は、前記印刷制御装置から通知された
管理結果に基づいて印刷データを前記画像形成装置に送
信することを特徴とする印刷システム。 - 【請求項６３】 ネットワークを介して接続された印刷
制御装置と、前記印刷制御装置と、画像形成装置に印刷
データを送信する情報処理装置を含む印刷システムにお
いて、 前記情報処理装置は、前記画像形成装置の機器情報を取
得する取得手段と、 前記機器情報に基づいて、当該印刷データに対する前記
画像形成装置の印刷完了通知先を設定を行う命令の追
加、又は、修正を行う命令追加修正手段とを有し、 前記印刷制御装置は、前記情報処理装置から機器情報の
要求に応答して、前記画像形成装置の機器情報を前記情
報処理装置に対して送信することを特徴とする情報処理
装置であることを特徴とする印刷システム。
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